JPH044079A - 塗膜の形成方法 - Google Patents

塗膜の形成方法

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JPH044079A
JPH044079A JP10502990A JP10502990A JPH044079A JP H044079 A JPH044079 A JP H044079A JP 10502990 A JP10502990 A JP 10502990A JP 10502990 A JP10502990 A JP 10502990A JP H044079 A JPH044079 A JP H044079A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は塗膜の新規な製造方法に関するものである。さ
らに詳しくいえば、本発明は、耐候性、耐酸性、仕上が
り外観性に優れた塗膜を、多量のエネルギー消費や環境
汚染をもたらすことなく製造する方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、自動車などの外板については、美粧性、耐候性の
観点からアルミ顔料、マイカ顔料などのメタリック顔料
や着色顔料を含有する塗料(以下ベースコートという)
を塗装し焼き付けることなく、その上に透明塗料(以下
トップコートという)を塗装し加熱硬化して塗膜を形成
する方法がとられている。
そして、これらの塗料におけるベースコートとしては、
美粧性を得るために多量の溶剤を含む低固形分塗料が、
またトップコートとしては耐候性を確保するためにビニ
ル系共重合体/メラミン樹脂系が主流である。
しかしながら、近年、大気汚染によるpHの低い酸性雨
によって、塗膜に水じみがつきやすいという問題が生じ
ている。また、ベースコートは多量の溶剤を含むため、
省資源や環境汚染などの点から好ましくなく、そのため
溶剤を削減しようとすると、メタリック顔料が均質に分
散しにくくなり、得られる塗膜の美粧性が低下するのを
免れないという問題が生じる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、このような事情のもとで、耐候性、耐酸性、
仕上り外観性に優れた塗膜を多量のエネルギー消費や環
境汚染をもたらすことなく、製造するための方法を提供
することを目的としてなされたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、前記の目的を達成するために鋭意研究を
重ねた結果、被塗装物の表面にベースコートとして水系
塗料を塗装したのち、この塗装面にトップコートとして
ビニル系共重合体と、特定の割合のメラミン樹脂及びブ
ロックイソシアネート化合物とから成る樹脂成分を含有
して成る上塗塗料を塗装し、次いで加熱硬化させる2コ
ート1ベイク処理により、その目的を達成しうろことを
見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。
すなわち、本発明は、2コートlベイク処理により塗膜
を製造するに当たり、被塗装物の表面にメタリック顔料
及び/又は着色顔料を含有する水系塗料を塗装したのち
、この塗装面に、ビニル系共重合体と5〜25重量%の
メラミン樹脂及び5〜40重量%のブロックイソシアネ
ート化合物とから成る樹脂成分を含有して成る上塗塗料
を塗装し、次いで加熱硬化させることを特徴とする塗膜
の製造方法を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明方法においては、ベースコートとして水系塗料が
用いられる。この水系塗料は、水溶性熱硬化性樹脂又は
水分散型熱硬化性樹脂、メタリック顔料及び/又は着色
顔料、水に可溶な有機溶剤、脱イオン水を主成分とし、
さらに必要に応じて体質顔料、粘度調整剤、塗面調整剤
などを配合したものである。
該水溶性又は水分散型熱硬化性樹脂としては、例えばア
ルキド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、セルロ
ース系樹脂などの中から選ばれた基体樹脂を水溶性又は
水分散をにしたものと、架橋剤として、例えばメラミン
、ベンゾグアナミン、尿素などとホルムアルデヒドとの
縮合又は共縮合によって得られる水可溶又は水分散可能
なアミン樹脂、あるいは水分散可能なブロックイソシア
ネート樹脂などとを含有するものが用いられる。
これらの基体樹脂や架橋剤はそれ自体すでに公知のもの
が使用できる。
また、メタリック顔料については、特に制限はなく、従
来水系塗料に慣用されているもの、例えばそれぞれに表
面処理を施したアルミニウム、銅、真ちゅう、青銅、ス
テンレススチールなど、あるいは雲母状酸化鉄、鱗片状
メタリック粉体、酸化チタンや酸化鉄で被覆された雲母
片などが用いられる。
一方、着色顔料についても特に制限はなく、通常塗料に
用いられているもの、例えば二酸化チタン、ベンガラ、
黄色酸化鉄、カーボンブラックなどの無機顔料や7りロ
シアニンブルー、フタロシアニングリーン、キナクリド
ン系赤色顔料、イソインドリノン系黄色顔料などの有機
顔料を使用することができる。
本発明においては、上塗塗料としてビニル系共重合体、
メラミン樹脂、ブロックイソシアネート化合物から成る
樹脂成分を含有するものが用いられる。また、該樹脂成
分中のメラミン樹脂の含有量は5〜25重量%、ブロッ
クイソシアネート化合物の含有量は5〜40重量%の範
囲にあることが必要である。前記メラミン樹脂の含有量
が5重量%未満では架橋不十分となり耐ガソリン性が不
良となるおそれがあるし、25重量%を超えると塗膜中
に加水分解しやすいメラミン樹脂によるエーテル結合が
多くなりすぎるため耐酸性が低下する傾向がみられる。
一方、ブロックイソシアネート化合物の含有量が5重量
%未満では架橋不十分となり耐ガソリン性が不良となる
おそれがあるし、40重量%を超えると軟質なブロック
イソシアネート成分が多くなりすぎて塗膜硬度が不十分
となる傾向がみられる。
該上塗塗料に用いられるメラミン樹脂としては、メラミ
ンにホルムアルデヒドを付加させ、次いで炭素数1〜4
の一価のアルコールでエーテル化させたものなどを挙げ
ることができる。このメラミン樹脂は1種用いてもよい
し、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、ブロ
ックイソシアネート化合物としては、例えばヘキサメチ
レンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
メチルシクロヘキサン−2,4(又は2.6)−ジイソ
シアネート、4.4’−メチレンビス(シクロヘキシル
イソシアネート)、これらのジイソシアネートとエチレ
ングリコール、トリメチロールプロパンなどの多価アル
コールとの付加物、あるいは水との付加物であるビユレ
ット体及び前記ジイソシアネート同士のインシアヌレー
ト重合体などを、−価アルコール、ε−カプロラクタム
、オキシム化合物あるいはアセト酢酸エチルやマロン酸
エチルのような活性メチレンを有する化合物などでブロ
ックしたものが挙げられるが、これらの中で、オキシム
化合物及びアセト酢酸エチルやマロン酸エチルのような
活性メチレンを有する化合物でブロックしたものが、低
温硬化性の点で特に好適である。
該上塗塗料に用いられるビニル系共重合体としては、水
酸基価が50〜2001119KOH/ 9で、酸価が
301119KOH/ 9以下であり、かつ数平均分子
量が2.000〜15,000の範囲にあるものが好ま
しい。該水酸基価が5011gKOR/ y未満では塗
膜の架橋密度が低くて耐ガソリン性が不良となるおそれ
がある。また、水酸基価が200 myKOH/ 9を
超えたり、酸価が30119KOH/ 9を超えると樹
脂の極性が高くなりすぎて耐水性が低下する傾向がみら
れる。一方、数平均分子量が2,000未満では塗膜の
架橋密度が低くて耐ガソリン性が不良となるおそれがあ
るし、15,000を超えると塗料の微粒化が不十分と
なって塗膜の平滑性が悪くなる傾向がみられる。
前記ビニル系共重合体の七ツマー成分としては、例えば
メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、オクチルアクリレート、ドデシルアクリレー
ト、オクタドデシルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、オ
クチルメタクリレート、ドデシルメタクリレート、オク
タドデシルメタクリレートなどの不飽和二重結合以外の
官能基をもたないアクリル系単量体;アクリル酸、メタ
クリル酸などのカルボキシル基を有するアクリル系単量
体:2−ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキンプ
ロピルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、ヒドロキシプロピルメタクリレート及びこれらの
化合物とカプロラクトンとの反応生成物などの水酸基を
含有するアクリル系巣量量体ニゲリシジルアクリレート
、グリシジルメタクリレートなどのエポキシ基を有する
アクリル系単量体:マレイン酸と一価アルコールとのエ
ステル;スチレン、σ−メチルスチレン、酢酸ビニルな
どのその他のビニル系単量体などを好ましく用いること
ができる。
また、本発明における上塗塗料には所望に応じ有機溶剤
を用いてもよく、この有機溶剤としては、例えばトルエ
ン、キシレン、ツルペッツ#100[エクソン化学(株
)製、商品名コなどの芳香族炭化水素系溶剤;酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、酢酸エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテル
などのエステル系溶剤:メチルイソブチルケトン、メチ
ルアミルケトンなどのケトン系溶剤;ブチルアルコール
、アミルアルコールなどのアルコール系溶剤;エチレン
グリコールモノブチルエーテルなどのエーテル系溶剤な
どが使用できる。
本発明における上塗塗料には、所望に応じ、通常上塗塗
料に使用される添加剤や少量の無機顔料、有機顔料など
を第三成分として配合することができる。該添加剤とし
ては、例えば塗面調整剤、紫外線吸収剤、熱劣化防止剤
などを挙げることができる。これらの添加剤や少量の無
機顔料、有機顔料は1種用いてもよいし、2種以上を組
み合わせて用いてもよい。
本発明方法においては、まず、被塗装物の表面に、前記
水系塗料を塗装するが、この場合、霧化式塗装機、例え
ばエアスプレー塗装機、エアレススプレー塗装機、エア
霧化式若しくは回転霧化式静電塗装機などを用い、乾燥
膜厚で5〜25μm程度になるように塗装するのが望ま
しい。
このようにして水系塗料を塗装したのち、温度50〜1
00℃の条件で1〜20分間程分間室したのち、この塗
装面に上塗塗料を、通常霧化式塗装機、例えばエアスプ
レー塗装機、エアレススプレー塗装機、エア霧化式若し
くは回転霧化式静電塗装機などを用いて、乾燥膜厚が1
0〜80μm程度になるように塗装し、次いで120〜
180℃の温度で、10〜60分間熱風炉、赤外炉、誘
電加熱炉などで加熱硬化させて、所望の塗膜を形成させ
る。
[!i!施例] 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
なお、塗膜性能は次のようにして求めた。
(1)耐酸性 試験片に40重量%の硫酸0.2mlを50℃で15分
間スポットし塗膜のしみ、膨れ、チヂミなどの外観性異
常の有無を調べた。
(2)耐ガソリン性 試験片を20°Cのガソリンに1時間浸漬して塗膜の膨
れ、チヂミなどの外観性異常の有無を調べた。
(3)耐水性 試験片を40’Cの温水に240時間浸漬し塗膜の膨れ
、チヂミなどの外観性異常の有無を調べた。
(4)塗膜硬度 JIS  K−54006,14鉛筆引っかき試験に、
準拠して求めた。
(5)塗膜の仕上り外観性 スガ試験器(株)製の写像性測定機(HAICM)を用
いて塗膜の仕上り外観性を評価した。数値の高い方が塗
膜の仕上り外観性が良好である。
製造例1 水系塗料用アクリル樹脂水分散液(a−1)の製造 撹拌機、還流冷却器、温度計を取り付けたフラスコに、
脱イオン水113重量部、30重量%Newco170
7F [陰イオン性界面活性剤、日本乳化剤(株)製、
商品名15重量部、過硫酸アンモニウム0.25重量部
を加え、70°Cに加熱撹拌する。次いで、下記の七ツ
マー混合物を3時間かけて滴下し、その後、さらに3時
間70℃に保ち、加熱残分44.5重量%、I)82.
3のアクリル樹脂分散液(a−1)を得た。
メチルメタクリレート    40重量部スチレン  
        10重量部ブチルアクリレート   
  30重量部2−ヒドロキシエチルメタクリレート 15重量部 メタクリルWa         5重量部製造例2 水系塗料用アクリル樹脂水溶液(a −2)の製造 撹拌機、還流冷却器、温度計を取り付けたフラスコに、
ブチルセロソルブ80重量部を加え、140°Cに加熱
撹拌する。次いで下記の七ツマー混合物を3時間かけて
滴下した。
メチルメタクリレート    45重量部ブチルアクリ
レート     25重量部スチレン        
  10重量部2−ヒドロキシエチルメタクリレート 10重量部 アクリル酸         10重量部t−ブチルペ
ルオキシベンゾエート 1重量部 次いで、t−ブチルペルオキシベンゾエート0.5重量
部を追加し、さらに140°Cで2時間反応を続け、加
熱残分55.2重量%、酸価43、数平均分子量4,6
00の樹脂溶液を得た。このものをジメチルアミノエタ
ノールで当量中和し、さらに脱イオン水を加えることに
より、加熱残分50重量%のアクリル樹脂水溶液(a−
2)を得tこ 。
製造例3  水系塗料の製造 製造例1で得られたアクリル樹脂水分散液(a−1)に
ジメチルアミノエタノールを加え、pH7,5に中和調
整したもの100重量部に、製造例2で得たアクリル樹
脂水溶液(a −2)50重量部、アルミペーストAW
−500B(旭化成メタルズ社製、商品名)6重量部、
脱イオン水10重量部、ブチルセロツル110重量部を
混合したものを加え、さらにメラミン樹脂[サイノル3
50:三井サイアナミド(株)製、商品名]25重量部
を加え、よく混合した。これを脱イオン水を用いて7オ
ードカツプ#4で20秒/20°Cに希釈して水系塗料
を得た。
製造例4 上塗塗料用アクリル樹脂の製造撹拌機、還流
冷却器、温度計を取り付けたフラスコに、キシレン80
重量部を仕込み140°Cに昇温した。次いで下記のモ
ノマー及び重合開始剤を140℃で3時間かけて滴下し
た。
スチレン         20.0重量部ブチルメタ
クリレート   33.0重量部ブチルアクリレート 
   21.8重量部2−ヒドロキシエチル メタクリレート      23.2重量部アクリル酸
         2.0重量部t−ブチルペルオキシ
ベンゾエート 1.2重量部 次いで、t−ブチルペルオキシベンゾエート0.5重量
部を追加し、さらに140℃で2時間反応を統け、加熱
残分56.5wt%、GPC法[測定装置として東洋曹
達工業社製HLC802A(商品名)を用いたポリスチ
レン換算による数平均分子量]による数平均分子量4.
300の樹脂溶液を得た。
実施例1 製造例4で得た上t!塗料用アクリル樹脂73.0重量
部、メラミン樹脂[ニーパン166−60、サイ東圧化
学社製、商品名、イソブチル化メラミン樹脂、加熱残分
60wt%]14.6重量部、ブロックイシアネート化
合物[ディスモジュールBL−3175、住人バイエル
社製、商品名、ヘキサメチレンジイソシアネート三量体
のオキシムブロック、加熱残分75wt%]11.8j
i量部、表面調整剤[モダフロー、モンサンド社製、商
品名10.1重量部、ジブチルチンジラウレート0.5
重量部をよく混合し、ツルペッツ8100 [芳香族炭
化水素、エッソ社製]/n−ブタノール混合溶剤(重量
比80/20)を用いてフォードカップ#4で30秒/
20°C希釈して、上塗塗料を製造しt;。
次に、リン酸亜鉛処理[日本バー力ライジング(株)製
、商品名、ボンデライト#3004EI、tニー鋼板に
、カチオン電着塗料[日本油脂(株)製、商品名:アク
ア#4100]を乾燥膜厚20μmになるように塗装し
175℃で30分間焼き付けた上に、中塗塗料[日本油
脂(株)製、商品名、ハイエビコN01]を乾燥膜厚3
0pmとなるように塗装し140 ′Cで30分間焼き
付け、試験板を作成した。
この試験板の表面に、製造例3で得られた水系塗料を、
乾燥膜厚が15μmになるようにスプレー塗装し、80
°Cで3分間乾燥したのち、前記の上塗塗料を乾燥膜厚
が30μmになるように静電スプレー塗装し、140 
’Cで30分間焼き付けて試験片を作成した。
この試験片の塗膜性能の試験結果を第1表に示す。
実施例2.3及び比較例1〜3 製造例3で得られt:水系塗料、及び第1表に示す配合
に基づき、実施例1と同様にして調製した上塗塗料を用
い、実施例1と同様にして試験片を作成し、その塗膜性
能を求めた。結果を第1表に示す。
実施例4.5 水系塗料としてアクアベースシルバー[IC1社製、商
品名]を用い、かつ第1表に示す配合組成で、実施例1
と同様にして調製した上塗塗料を用い、実施例1と同様
にして試験片を作成し、その塗膜性能を評価した。
その結果を第1表に示す。
(以下余白) 実施例1〜5に示すように、本発明によれば、耐酸性、
耐水性、耐ガソリン性、塗膜硬度、仕上り外観性に優れ
た塗膜が形成されるが、比較例1に示すようにメラミン
樹脂、ブロックイソシアネート化合物が5wt%未満で
は耐水性、耐ガソリン性、塗膜硬度、塗膜の仕上り外観
性に劣り、比較例2に示すようにメラミン樹脂が25w
t%を超えると、耐酸性及び仕上り外観性に劣る。また
、比較例3に示すようにブロックイソシアネート化合物
が40wt%を超えると耐水性、耐ガソリン性、塗膜硬
度及び塗膜の仕上り外観性に劣る。
[発明の効果j 本発明によると、耐候性、耐酸性及び仕上り外観性に優
れた塗膜を、多量のエネルギー消費や環境汚染をもたら
すことなく、効率よく製造することができる。
手続補装置 平成2年7月12日 2、発明の名称  塗膜の製造方法 (補正前の名称)
塗膜の形成方法 (補正後の名称) 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 住所 東京都千代田区有楽町1丁目10番1号名称 (
434)日本油脂株式会社 代表者 開本 甲子男 4、代理人 〒101 住所 東京都千代田区神田淡路町2丁目4番地5、補正
命令の日付 自発 6、補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2コート1ベイク処理により塗膜を製造するに当り
    、被塗装物の表面にメタリック顔料及び/又は着色顔料
    を含有する水系塗料を塗装したのち、この塗装面に、ビ
    ニル系共重合体と5〜25重量%のメラミン樹脂及び5
    〜40重量%のブロックイソシアネート化合物とから成
    る樹脂成分を含有して成る上塗塗料を塗装し、次いで加
    熱硬化させることを特徴とする塗膜の製造方法。 2 ビニル系共重合体が、水酸基価50〜200mgK
    OH/g、酸価30mgKOH/g以下及び数平均分子
    量2,000〜15,000のものである請求項1記載
    の塗膜の製造方法。 3 ブロックイソシアネート化合物が脂肪族イソシアネ
    ート化合物から成るものである請求項1又は2記載の塗
    膜の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9367008B2 (en) 2013-05-31 2016-06-14 Canon Kabushiki Kaisha Electrophotographic member and heat fixing assembly

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