JPH0440688Y2 - - Google Patents

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JPH0440688Y2
JPH0440688Y2 JP1986099836U JP9983686U JPH0440688Y2 JP H0440688 Y2 JPH0440688 Y2 JP H0440688Y2 JP 1986099836 U JP1986099836 U JP 1986099836U JP 9983686 U JP9983686 U JP 9983686U JP H0440688 Y2 JPH0440688 Y2 JP H0440688Y2
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light
film
transmitting plate
light transmitting
light emitting
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、遊技盤の表面を装飾する装飾装置に
関するものである。
(従来の技術) 遊技盤の表面を装飾する従来の装飾装置は、実
開昭56−106782号公報に記載されているように、
光透過性プレートの裏側に発光具を設けるととも
に、光透過性プレートと発光具との間に着色シー
トをソレノイドの駆動により出没可能に設けた
り、実開昭58−142085号公報に記載されているよ
うに、透明フイルムを貼着したマジツクミラーの
裏側に光源を配置したりして構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記した各装飾装置は、遊技者の
目に映る装飾像が単純であつたり、或は構造が複
雑であつたりして、パチンコ機の装飾装置として
必ずしも充分なものではなく、更に深みがあつて
変化に富んだ構造の簡単な装飾装置の開発が望ま
れていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記に鑑み提案されたもので、入射光
の一部を反射すると共に残余の光を透過させる性
質を有する光透過板を、遊技者の視線方向及び遊
技盤を含む平面と所定角度を成すように配置し、
上記光透過板に対して透過又は反射可能な位置に
当該光透過板を照射する発光源を配置し、透過光
による像と反射光による像を視線上に合成するよ
うにしたものである。
(作用) 発光源を消した状態では、光透過板を透過する
光により当該光透過板の裏側の像を遊技者に可視
表示し、発光源を点灯した状態では、光透過板の
裏側の像と、発光源からの光が当該光透過板で反
射されて生成する像とを重ね合わせて可視表示す
ることができる。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例にもとづいて説明す
る。
第1図及び第2図に示す装飾装置1は、遊技盤
2の表面に取付ける取付基板3のほぼ中央に開口
部4を開設するとともに、該開口部4の上方にポ
ケツト状の第1入賞口5を突設し、取付基板3の
裏側に前面開放のケース6を設け、該ケース6内
に第1入賞口5から流出した球を流下させる傾斜
板7を開口部4に向けて僅かに下り傾斜させて設
け、該傾斜板7の傾斜下端に第2入賞口8を開口
部4から突出させて設け、該第2入賞口8の左右
に光透過板9a,9bを逆ハ字状に設け、取付基
板3の左右の表面にランプ等の発光源10,10
を取付けるとともに、各発光源10を透光性プラ
スチツク製カバー11で覆つて成る。
光透過板9は、透明板、半透明板、又は片面が
透光で他面が遮光の板材(ハーフミラー)であ
り、入射光の一部を反射すると共に残余の光を透
過する性質を有する。なお、第2図に示す実施例
では、プラスチツク製透明板の表面に所謂マジツ
クシート12を貼設して効果を顕著ならしめてあ
る。右側の光透過板9aは、遊技者の視線方向L
に対してほぼ45度傾斜し、且つ遊技盤2を含む平
面に対してほぼ45度傾斜させた状態で開口部4の
右開口縁に基端を固定し、先端を第2入賞口8の
右端部の前方に位置させる。また、左側の光透過
板9bも遊技者の視線方向Lに対してほぼ45度傾
斜し、且つ遊技盤2を含む平面に対してほぼ45度
傾斜させた状態で開口部4の左開口縁に基端を固
定し、先端を第2入賞口8の左端部の前方に位置
させる。
したがつて、発光源10を消灯した状態におい
て、遊技者は、左右の光透過板9a,9bを通し
てケース6内の様子像を見ることができ、例え
ば、第1入賞口5に入つて傾斜板7上に落下した
打球が傾斜板7上を流下する状態を光透過板9
a,9bを通して視認することができ、第2入賞
口8に入るか否かを予期することができる。そし
て、打球が第2入賞口8に入るなどして発光源1
0が発光すると、左右のカバー11,11の側面
を透過した光が光透過板9a,9bを照射し、光
透過板9a,9bで反射した光が遊技者の目に到
達する。即ち、光透過板9a,9bを透過した光
による像と、光透過板9a,9bで反射した光に
よる像とが視線上に合成され、遊技者の目には、
光透過板9a,9bを透視したケース6内の様子
が映るとともに、光透過板9a,9bで反射した
光により各発光源10(具体的にはカバー11)
が映る。このため、遊技者の目には、ケース6の
内部でカバー11,11が光つた如く見える。
この様に、第1図及び第2図に示す装飾装置1
においては、発光源10が発光すると、実際には
ケース6内に存在しないカバー11が光つた様に
見せることができ、打球の流路など製作設計上の
都合でランプ等を配置できない部分における装飾
効果を高めることができる。
なお、カバー11の内面をダイヤカツトすると
一層装飾効果を高めることができる。
また、発光源10は、ランプや発光ダイオード
等必要な明るさを有するものであればどのような
構成でもよく、例えば第3図で示すように、白色
ランプ13に透光性を有する弾性着色キヤツプ1
4を着脱可能に装着したものでもよい。この様
に、ランプ13にキヤツプ14を被着することに
より有色光を得るようにすると、ランプ13のフ
イラメントが切れた場合に、予備の白色ランプ1
3にキヤツプ14を被せ換えるだけで済み、色彩
別のランプを用意しておく必要がない。
第4図に示す装飾装置1の第2の実施例は、第
2入賞口8の基端に右側の光透過板9cの基端
と、左側の光透過板9dの基端を各々固定して左
右の光透過板9c,9dをハ字状に配置したもの
で、右側の光透過板9cは、遊技者の視線方向L
に対してほぼ45度傾斜し、且つ遊技盤2を含む平
面に対してほぼ45度傾斜し、また左側の光透過板
9dも遊技者の視線方向Lに対してほぼ45度傾斜
し、且つ遊技盤2を含む平面に対してほぼ45度傾
斜し、その他発光源10の構成等は前記した第1
実施例と同様である。
斯る構成から成る装飾装置1においては、発光
源10が消灯した状態では光透過板9c,9dを
透視してケース6内の様子を見ることができ、ま
た発光源10を点灯すると、光が光透過板9c,
9dに反射してケース6内の正面6′を照射する。
したがつて、ケース6の正面6′の色彩と発光源
10からの光の色を異ならせておくと、発光源1
0が点灯したときにケース6の正面6′の色彩を
換えることができ、変化に富んだ装飾効果を期待
できる。
第5図及び第6図に示す装飾装置1の第3の実
施例は、遊技盤2の表面に取付ける取付基板3の
開口部4の上方に庇部15を突設し、取付基板3
の裏側にケース6を設け、該ケース6の内部に前
側光透過板9eと後側光透過板9fを夫々の上端
を奥にほぼ45度傾斜させて視線方向L及び遊技盤
2を含む平面に対して夫々ほぼ45度傾斜した状態
で設け、前側光透過板9eの上方に第1フイルム
16aを、後側光透過板9fの上方に第2フイル
ム16bを夫々ほぼ水平に配置するとともに、後
側光透過板9fの背面に第3フイルム16cをほ
ぼ垂直に配置し、第1フイルム16aの上方に第
1発光源10aを、第2フイルム16bの上方に
第2発光源10bを、第3フイルム16cの裏側
に第3発光源10cを各々配設してなる。なお、
第1フイルム16a、第2フイルム16b、第3
フイルム16cには夫々異なる絵柄、色彩を施し
てある。また、ケース6は外部の光が入り難い暗
室構造とし、光透過板9e,9fで区画した各部
屋の発光源10が他の部屋のフイルムを映し出さ
ないように構成し、天井には仕切部17…を形成
してある。
斯る構成から成る装飾装置1において、第1発
光源10aのみを点灯して第2、第3発光源10
b,10cを消すと、第1発光源10aからの光
により第1フイルム16aの絵柄等が前側光透過
板9eに映る。したがつて、取付基板3の開口部
4を通して視線方向Lから見ると遊技者は第1フ
イルム16aの絵柄等だけを視認することができ
る。
次に、第1発光源10aと第2発光源10bを
点灯して第3発光源10cを消すと、第1発光源
10aの光により前側光透過板9eに第1フイル
ム16aの絵柄等が、第2発光源10bの光によ
り後側光透過板9fに第2フイルム16bの絵柄
等が映し出される。この状態においては、前側光
透過板9eが後側光透過板9fで反射した第2発
光源10bの光を通過させるので、取付基板3の
開口部4から見ると第1フイルム16aの絵柄等
を通して第2フイルム16bの絵柄等を視認する
ことができ、しかも第1フイルム16aの絵柄等
と第2フイルム16bの絵柄等との間に遠近があ
るので、2つの像が立体的になる。
そして、第1発光源10a、第2発光源10
b、及び第3発光源10cをすべて点灯すると、
前側光透過板9eが第1フイルム16aの絵柄等
を、後側光透過板9fが第2フイルム16bの絵
柄等を反射し、後側光透過板9fが第3フイルム
16cの絵柄等を透過するので、取付基板3の開
口部4から見ると第1フイルム16aの絵柄等を
通して第2フイルム16bの絵柄等及び第3フイ
ルム16cの絵柄等を視認することができ、しか
も第1フイルム16aの絵柄等と第2フイルム1
6bの絵柄等と第3フイルム16cの絵柄等の間
に遠近があるので、3つの像が立体的になる。
なお、点灯する発光源10を適宜に選択したり
発光量を調整すると、開口部4から視認できる絵
柄等を適宜に組み合せて変化に富んだ装飾を為し
得る。また、本実施例においては、発光源10
a,10bを複数取付けた発光源基板18をケー
ス6上面に載置するとともに、ケース6の天井に
開設した通孔19…内に発光源10a,10bを
差し込み、ケース6の後端と発光源基板18の後
端とを重合した状態で筒状の止着カバー20を嵌
合して止めるようにすると、組立作業が簡単にな
り、また発光源10a,10bを簡単に交換する
ことができる。
第7図及び第8図に示す装飾装置1の第4の実
施例は、取付基板3のケース6内に設けた前側光
透過板9gの上方にローラ21…を軸着するとと
もに該ローラ21…に無端状の可動フイルム22
を張架し、ケース6上に設けたモータ23と上記
ローラ21…とをギア等の減速機24を介して接
続したもので、他の構成は上記した第3の実施例
と同様に構成して成る。
斯る構成から成る装飾装置1においては、第1
発光源10aを点灯するとともにモータ23を作
動すると、可動フイルム22が移動するので、第
1発光源10aの光により前側光透過板9gに照
射される可動フイルム22の絵柄が移動する。し
たがつて、第1、第2、第3発光源10a,10
b,10cの点灯を適宜に選択するとともに、モ
ータ23の作動を制御すると、前側光透過板9g
の像と後側透明板9hの像が合成され、開口部4
から視認できる絵柄等の全部又は一部を動かすと
ともに立体感を感じさせることによつて従来にな
い大きな変化を与えることができる。
第9図及び第10図に示す装飾装置1の第5の
実施例は、前記した第3の実施例と同様の構成で
あるが、前側光透過板9iを揺動可能に支承し、
該前側光透過板9iの上部からケース6の外部に
突出したピン24′を連結杆25の下端の長孔2
6中に遊嵌するとともに、該連結杆25の上端の
長孔27内にモータ23で回動する駆動ピン28
を遊嵌して成る。
斯る構成から成る装飾装置1は、モータ23を
停止した状態においては、前記した第3の実施例
と同様に、第1発光源10a、第2発光源10
b、第3発光源10cを適宜に点灯することによ
り第1フイルム16a、第2フイルム16b、第
3フイルム16cの絵柄等を前側光透過板9i、
後側光透過板9jで反射させて適宜に合成して可
視表示することができる。そして、モータ23を
作動すると、連結杆25が下端の支点25′を中
心にして揺動するので、前側光透過板9iが僅か
に揺動して傾斜角度を変える。したがつて、前側
光透過板9iで反射する第1フイルム16aの反
射角度が変わり、開口部4に通した視線方向Lか
ら見ている遊技者の目には第1フイルム16aの
絵柄等が出現したり消失したりする。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、光透過板
を透過した光による裏側の像と光透過板で反射し
た光による像とを合成したものを遊技者に可視表
示することができる。したがつて、従来の装飾装
置とは異なる新規な装飾機能を発揮することがで
き、しかも、打球の流路等、製作設計上の関係で
ランプ等の発光源を配置できない部分における装
飾効果が著しく高めることができ、実用的価値が
極めて高い。
また、本考案は、ゲームの進行状況に応じたデ
イスプレーを行うことができるので、ゲームの興
趣を高める効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
装飾装置の第1実施例の斜視図、第2図は第1図
に示す装飾装置の一部欠截断面図、第3図はキヤ
ツプを外した状態における白色ランプの正面図、
第4図は装飾装置の第2実施例の要部の断面図、
第5図は遊技盤に取付けた状態における装飾装置
の第3実施例の断面図、第6図は第5図に示す装
飾装置の斜視図、第7図は装飾装置の第4実施例
の斜視図、第8図は第7図に示す装飾装置の断面
図、第9図は装飾装置の第5実施例の断面図、第
10図は第9図に示す装飾装置の斜視図である。 図中、1は装飾装置、2は遊技盤、3は取付基
板、4は開口部、6はケース、9は光透過板、1
0は発光源、11はカバー、12はマジツクシー
ト、16はフイルム、22は可動フイルム、23
はモータである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入射光の一部を反射すると共に残余の光を透過
    させる性質を有する光透過板を、遊技者の視線方
    向及び遊技盤を含む平面と所定角度を成すように
    配置し、上記光透過板に対して透過又は反射可能
    な位置に当該光透過板を照射する発光源を配置
    し、透過光による像と反射光による像を視線上に
    合成するようにしたことを特徴とするパチンコ機
    の装飾装置。
JP1986099836U 1986-07-01 1986-07-01 Expired JPH0440688Y2 (ja)

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JP1986099836U JPH0440688Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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JPS638075U JPS638075U (ja) 1988-01-20
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531695A (en) * 1976-06-28 1978-01-09 Japan Atom Energy Res Inst Method and apparatus for producing hydrogen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55109577U (ja) * 1979-01-29 1980-07-31

Patent Citations (1)

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JPS531695A (en) * 1976-06-28 1978-01-09 Japan Atom Energy Res Inst Method and apparatus for producing hydrogen

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JPS638075U (ja) 1988-01-20

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