JPH0440475A - 動画撮影装置 - Google Patents

動画撮影装置

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JPH0440475A
JPH0440475A JP2148355A JP14835590A JPH0440475A JP H0440475 A JPH0440475 A JP H0440475A JP 2148355 A JP2148355 A JP 2148355A JP 14835590 A JP14835590 A JP 14835590A JP H0440475 A JPH0440475 A JP H0440475A
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JP
Japan
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charge
medium
drum
photoreceptor
exposure
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JP2148355A
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English (en)
Inventor
Minoru Uchiumi
内海 実
Hiroyuki Obata
小幡 博之
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP91910444A priority patent/EP0485632B1/en
Priority to US07/828,963 priority patent/US5450168A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静電潜像を形成可能な電荷保持媒体を利用した
動画撮影装置に関するものである。
〔従来の技術〕
導電性層上に光導電層を形成した感光体と、導電性層上
に絶縁層を形成した電荷保持媒体とを対向配置し、両溝
電性層間に電圧を印加した状態で画像露光して電荷保持
媒体に静電潜像を形成する電圧印加露光方法が知られて
いる。
第8図はこのような電圧印加露光方法を説明するだめの
図で、図中、1は電荷保持媒体、1aは絶縁層、1bは
電荷保持媒体電極、1cは絶縁層支持体、2は感光体、
2aは光導電層支持体、2bは感光体電極、2cは光導
電層、Eは電源である。
1 mm厚のガラスからなる光導電層支持体2a上に1
000人厚のIrOからなる透明な感光体電極2bを形
成し、この上に10μm程度の光導電層2Cを形成して
感光体2を構成している。この感光体2に対して、10
μm程度の空隙を介して電荷保持媒体Iが配置される。
電荷保持媒体1は1 mm厚のガラスからなる絶縁層支
持体1c上に1000人厚のIr電極1bを蒸着により
形成し、この電極1b上に10μm厚の絶縁層1aを形
成したものである。
先ず、第8図(a)に示すように感光体2に対して、1
0μm程度の空隙を介して電荷保持媒体1をセットし、
第8図(b)に示すように電源Eにより電極2b、1b
間に電圧を印加する。暗所であれば光導電層2cは高抵
抗体であるため、電極間には何にも変化が生じないか、
あるいは電圧印加時の光導電層2cを流れる微小暗電流
により絶縁層1aとの間に−様な放電が生じ、暗電流に
相当する電荷が絶縁層1aに蓄積される。一方、感光体
2側より光が入射すると、光が入射した部分の光導電層
2cで光キャリア(電子・正孔)が生じ、多数キャリア
が光導電層2c表面に移動し、その結果、絶縁層1aと
の間に放電が生じ、絶縁層1aに露光量に対応した電荷
が蓄積される。
露光が終了したら、第8図(C)に示すように電圧をO
FFにし、次いで、第8図(d)に示すように電荷保持
媒体1を取り出すことにより静電潜像の形成が終了する
この記録方法は面状アナログ記録とした場合、銀塩写真
法と同様に高解像度が得られ、また形成される絶縁層1
a上の表面電荷は空気環境に曝されるが、空気は良好な
絶縁性能を持っているので、明所、暗所に関係なく放電
せず長期間保存されるこ出になる。
また、あらかじめ電荷保持媒体または感光体を帯電して
おき、両溝電性層間を短絡した状態で画像露光して静電
潜像を形成する方法について本出願人はすでに提案して
いる。
第9図はこのような画像形成方法を説明するための図、
第10図は露光量と電位との関係を示す図である。図中
、3は帯電装置、Eは電源、5はスイッチである。
先ず、電荷保持媒体1に対して、例えば帯電装置3のコ
ロナワイヤに対して電圧を印加することによりコロナ放
電を生じさせて絶縁層1aを所定電位に帯電させる。も
ちろん、平板電極を用いて電圧印加により帯電させても
よく、摩擦帯電、剥離帯電等の他の方法を使用してもよ
い。この場合、感光体の多数キャリア(輸送が生じ易い
極性の電荷)と逆極性の電荷を帯電させるようにする。
多数キャリアは有機感光体においては正電荷の場合が多
く、無機感光体においては材料に応じて正電荷あるいは
負電荷となる。従って、例えば有機感光体を使用した場
合には電荷保持媒体上に負電荷を帯電させるようにする
。次に、帯電させた電荷保持媒体1を感光体2に対して
10μm程度の空隙を介してセットし、スイッチ5を閉
じて電極1b、2b間を短絡する。電極1bには絶縁層
表面の負電荷と逆極性の正電荷が誘起されているが、電
極2b間と短絡することにより、電荷の一部が電極2b
に分配され、電荷保持媒体と感光体との間には所定の電
位差が生ずる。この状態で、例えば感光体側から画像露
光を行うと、光導電層2cにおいてキャリアが発生し、
正電荷が電荷保持媒体側表面へ引っ張られて輸送される
。そして、光導電層表面において空隙中の電離負電荷と
結合して中和し、空隙中の電離正電荷が電荷保持媒体側
に引っ張られて絶縁層表面の負電荷と中和する。
この絶、部層表面の負電荷と中柱・すら圧電荷量:よ露
光量に対応したものであるので、露光量に対する絶縁層
表面の電位は第10図のようになる。このように、絶縁
層表面電位は画像に応じたものとなるので、静電潜像が
形成されたことになる。この場合、露光量の多いところ
は電位が低下し、例えばトナー現像した場合には白っぽ
くなるので、この画像形成方法により得られる像はポジ
像となる。
なお、絶縁層1aとして熱可塑性樹脂を使用して第9図
に示す方法で画像露光を行って静電潜像を形成すると、
樹脂層表面の電荷と逆極性の電荷が電極1bに誘起され
る。この状態で第11図(a)に示すように加熱装置7
0により電荷保持媒体を加熱すると、樹脂層1aが可塑
化し、樹脂層表面の電荷と電極の誘起電荷とのクーロン
力により樹脂層表面に凹凸71が生じ、これを冷却する
と第11ら〕に示すように凹凸が固定化され、ポジのフ
ロスト像を作成することができる。
また、フロスト像を形成する方法として、第8図に示す
ように、通常の電圧印加露光により静電潜像を形成し、
熱処理で作成することも、もちろん可能であり、その場
合はフロスト像はネガ像となる。
〔発明が解決しようきする課題〕
電荷保持媒体は長期間静電潜像を保持することができる
とともに、極めて高解像のアナログ記録が可能であると
いう特徴があり、いろいろな用途が考えられているが、
従来、電荷保持媒体は静止画像の記録用に用いられてお
り、動画記録についての適用が考えられていなかった。
本発明はかかる事情に鑑みなされたもので、電荷保持媒
体を使用して動画を撮影することができる動画撮影装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の動画撮影装置は、表面に導電性層を形成したド
ラム上に光導電性層、スペーサが積層形成されるか、あ
るいはドラム上に光導電性層のみ形成され、回転駆動さ
れるドラム状感光体と、透明支持体上に透明導電性層、
透明絶縁層が積層形成されるか、あるいはさらにスペー
サが積層形成され、透明絶縁層がドラム状感光体に巻き
つくように順次供給される電荷保持媒体と、ドラム状感
光体と電荷保持媒体の導電性層間に電圧を印加する電圧
印加手段と、ドラム状感光体と電荷保持媒体とが接触し
ている部分において電荷保持媒体側からビーム走査露光
または線状スリット走査露光する画像露光手段と、ドラ
ム状感光体に光照射して残留電荷像を消去する消去用光
源とを備え、画像露光走査と、ドラム状感光体の回転、
電荷保持媒体送りとを同期させ、所定タイミングで1コ
マづつ順次電荷保持媒体に画像記録を行うこと、また、
絶縁層として熱可塑性樹脂層を用い、さら加熱手段を設
けて電圧印加露光でフロスト像を作成すること、 同様に電荷保持媒体の透明絶縁層に一様帯電させる帯電
手段と、ドラム状感光体と電荷保持媒体の導電性層間を
短絡する短絡手段と、ドラム状感光体と電荷保持媒体と
を短絡した状態で、両者が接触している部分において電
荷保持媒体側からビーム走査露光または線状スリット走
査露光する画像露光手段とを備えて静電潜像を記録する
こと、また、絶縁層として熱可塑性樹脂層を用い、さら
加熱手段を設けて帯電後短絡露光によりフロスト像を作
成すること、 支持体上に導電性層、光導電性層が順次積層形成された
平板状感光体と、支持体上に導電性層、絶縁層が順次積
層形成され、平板状感光体と対向するように順次供給さ
れる電荷保持媒体と、平板状感光体を電荷保持媒体の移
動方向に対して直交方向に往復動させる感光体駆動手段
と、感光体と電荷保持媒体の導電性層間に電圧を印加す
る電圧印加手段と、感光体を通して面露光する画像露光
手段と、往復動により電荷保持媒体との対向位置から外
れた位置で感光体に光照射して残留電荷像を消去するた
めの消去用光源とを備え、面露光タイミングと、感光体
の往復動、電荷保持媒体送りとを同期させ、所定タイミ
ングで1コマづつ順次電荷保持媒体に画像記録を行うこ
と、 さらに、絶縁層として熱可塑性樹脂層を用い、加熱手段
を付加して電圧印加露光でフロスト像を作成すること、 また、同様に電荷保持媒体の絶縁層に一様帯電させる帯
電手段と、感光体と電荷保持媒体の導電性層間を短絡す
る短絡手段と、短絡手段により感光体と電荷保持媒体の
導電性層間を短絡した状態で感光体を通して面露光する
露光手段とを備え、帯電後短絡露光により静電潜像を記
録すること、さらに、絶縁層として熱可塑性樹脂層を用
い、加熱手段を付加して電圧印加露光でフロスト像を作
成すること、 を特徴としている。
〔作用〕
本発明の動画撮影装置は、回転または往復動する感光体
に対向させるように電荷保持媒体を所定速度で順次供給
し、例えば1/60秒毎に1コマづつビーム走査露光、
線状スリット走査露光、または面露光する方式を用い、
露光タイミングと感光体の移動、電荷保持媒体送りとを
同期させ、電圧印加露光するか、または電荷保持媒体を
あらかじめ帯電して感光体と電荷保持媒体の電極同志を
短絡して画像露光するとともに、感光体に光照射して残
留電荷像を消去させることにより電荷保持媒体に動画を
順次記録することが可能となる。
〔実施例〕
以下、実施例を説明する。
第1図は本発明の動画撮影装置の一実施例を示す図であ
る。図中、10は感光体ドラム、11は電荷保持媒体、
12は電荷保持媒体送りローラ、13は電荷保持媒体巻
き取りローラ、14は電源、15は消去用光源、16は
結像レンズ、17は反射ミラーである。
感光体ドラム10は第1図(b)に示すように電極ドラ
ム10a上に光導電体10bが形成され、周縁には絶縁
スペーサ10cが設けられ、図示しない駆動手段により
所定速度で回転駆動されるようになっている。電荷保持
媒体11は第1図(C)に示すように、フィルム支持体
11a上に透明電極llb、絶縁層11cが積層形成さ
れた透明体からなり、送りローラ12、巻き取りローラ
13により線状スリット光走査に同期して感光体ドラム
10に巻き付くように連続的または間欠的に供給されて
いる。なお、光導電体10bと電荷保持媒体との間隙を
一定に保持するためのスペーサを電荷保持媒体11側に
、例えば積層などの方法により設けてもよく、その場合
は感光体ドラムのスペーサ10cはなくてもよい。線状
スリット光走査は、例えば図示しない線状のスリットを
結像レンズ16に対して所定速度で走査し、外界の実際
に動いている被写体像を線状に切り出して感光体上に結
像させるようにする。感光体ドラム10と電荷保持媒体
11の電極間には電源14により所定電圧が印加される
ようになっている。線状に配置されたLED等からなる
消去用光源15は発光波長が感光体の感光波長域にある
ものを用い、感光体に対して光を照射し、感光体に生じ
た残留電荷を消去するためのものである。
このような構成において、例えば、線状スリットを走査
して動いている被写体像を1/60秒で1コマとなるよ
うなタイミングで切り出して結像レンズ16、反射ミラ
ー17、電荷保持媒体11を通して感光体ドラム10に
結像させる。感光体ドラム10は線状スリット光走査に
同期した速度で回転駆動され、同時に電荷保持媒体11
も線状スリット光走査に同期して連続的に供給される。
この露光により感光体の光導電体10bにおいてキャリ
アが発生するが、感光体ドラム10と電荷保持媒体11
間には電源14により電圧が印加されているので、発生
したキャリアは電荷保持媒体側に引かれ、感光体と電荷
保持媒体間の空隙で放電が生じて電荷保持媒体上に電荷
が蓄積され、静電潜像が形成される。画像露光は1/6
0秒で1コマとなるような速度で行われ、感光体ドラム
10と電荷保持媒体11とは線状スリット光走査に同期
して連続的に移動しているので電荷保持媒体上には動画
が撮影記録され、記録時と同じタイミングで読みだすこ
とにより人間の目にはテレビ画面と同じような映像を観
察することができる。このように高速で順次画像露光し
た場合、感光体1Gには電荷保持媒体11に帯電する電
荷さ逆極性の電荷像が残り、そのた狛ゴーストが生じて
しまうので消去用光81.5により光照射を行って光導
電体を導電性とし、電荷をリークさせて消去するように
する。なお、線状スリット光走査による露光に代えてビ
ームスポットを線順次で走査露光してもよいが、高速走
査となるために単位面積当たりの露光量が小さくなるの
で、ビーム強度を強くする必要がある。
なお、動画撮影装置は高速走査露光となるので、感光体
としてもそれに適したものを選択する必要がある。例え
ばアモルファスシリコン(a−3])等の無機光導電体
の場合には、一般に発生キャリアのライフタイムは短い
が移動度は大きく、一方、有機光導電体(OPC)の場
合には、一般に発生キャリアのライフタイムは長いが移
動度は小さい。したがって、コマ速度が速い場合、ビー
ム走査露光のような場合にはa−3i等の無機系感光体
、あるいは無機・有機積層型感光体(この場合、有機電
荷発生層、無機電荷輸送層に機能分離する)を用い、コ
マ速度がゆっくりでもよい場合にはOPCを用いるよう
にするとより効果的である。
また、露光量と電荷保持媒体の記録電位との関係は第2
図実線のような特性を示し、一定置光量以上では飽和し
てしまうが、走査速度を上げることにより単位面積当た
りの光量が減少して電荷量が抑えられるので、見かけ上
破線のような特性となり、ダイナミックレンジを拡げる
ことが可能となる。
なお、第1図における電荷保持媒体の透明絶縁層として
透吠熱可塑性樹脂層を用い、画像露光後電荷保持媒体を
加熱する加熱装置を付加するようにすればフロスト像を
作成することができる。
第3図は本発明の動画撮影装置の他の実施例を示す図で
ある。図中、20は平板電極、21は短絡手段、22は
加熱装置、23は静電潜像、24はフロスト像である。
動く被写体を順次走査露光し、この走査に同期させて感
光体ドラム10を回転させるとともに、電荷保持媒体1
1を順次供給して動画を撮影する点は第1図の場合と同
じであるが、本実施例においては電荷保持媒体の電荷保
持層として熱可塑性樹脂を使用している。そして、第9
図で説明した方法で、あらかじめ電荷保持媒体の熱可塑
性樹脂層を帯電させ、熱可塑性樹脂層側が感光体側に対
向するようにして電荷保持媒体を感光体ドラムに巻き付
けるように供給し、画像露光時に感光体と電荷保持媒体
間を短絡手段21により短絡する。
その結果、電荷保持媒体には静電潜像23が形成され、
加熱装置22で加熱することによりポジのフロスト像2
4が形成される。なお、露光後の感光体10の表面には
残留電荷像が生じているので、LED15により光照射
して消去する。
なお、第3図において加熱装置22を設けないで、通常
の静電潜像形成のみを行ってもよく、この場合には電荷
保持媒体は熱可塑性でない絶縁層でよいことは言うまで
もなく、またスペーサ10Cを感光体側に設けずに電荷
保持媒体側に積層形成するようにしてもよい。
第4図は本発明の動画撮影装置の他の実施例を示す図で
ある。図中、30は平板状感光体、31は電荷保持媒体
、32は送りローラ、33は受はローラ、35.3日は
消去用光源、37はスイッチである。
本実施例は動く被写体を面露光で感光体上に結像させ、
動画として記録するようにしたものである。
第4図(a)に示すように感光体30に対向して電荷保
持媒体31が送りローラ32、受はローラ33により露
光タイミングに同期して順次供給されている。感光体3
0は第4図ら)側面図、第4図(C)平面図に示すよう
に電荷保持媒体31の移動方向に直交する方向に電荷保
持媒体の幅よりも長い矩形状になっていて、露光タイミ
ングと同期して電荷保持媒体を横切るように図示しない
駆動手段により左右に往復動するように構成され、電荷
保持媒体の左右には線状のLEDからなる消去用光源3
5.36が設けられて感光体面を照射できるようになっ
ている。
このような構成において、例えばシャッタ作用を行うス
イッチ37を1/60秒の周期で0NOFFL、これに
同期して電荷保持媒体31を間欠送りするとともに、感
光体30を左右に往復動させて面露光する。また、感光
体に残像電荷が生じないように感光体が電荷保持媒体と
の対向位置から外れた位置で消去用光源35.3Bから
光を照射して電荷をリークさせることにより連続的に静
電潜像を記録することができる。
なお、第4図における電荷保持媒体の絶縁層として熱可
塑性樹脂層を用い、画像露光後電荷保持媒体を加熱する
加熱装置を付加するようにすればフロスト像を作成する
ことができる。
第5図はポジフロスト像を作成するようにした本発明の
他の実施例を示す図である。図中、第4図と同一番号は
同一内容を示し、39はフロスト像、40は帯電装置、
41は加熱装置である。
本実施例においては、電荷保持媒体31の電荷保持層と
して熱可塑性樹脂を使用し、第3図の場合と同様に画像
露光前に帯電装置40により熱可塑性樹脂層を一様帯電
させる。そして、スイッチ37により感光体30と電荷
保持媒体間を、例えは1/60秒の周期で0N−OFF
L、このON−OFFに同期して電荷保持媒体を間欠送
りするとともに、感光体30を左右に往復動させて面露
光する。また、感光体に残像電荷が生じないように感光
体が電荷保持媒体との対向位置から外れた位置で消去用
光源35.36から光を照射して電荷をリークさせるこ
とにより連続的に静電潜像38を形成し、次いで加熱装
置41で電荷保持媒体を加熱して熱可塑樹脂層を可塑化
し、熱可塑樹脂層上の電荷と、電荷保持媒体の電極に誘
起している電荷とのクローン力により凹凸像を形成し、
冷却して固定化することによりポジのフロスト像を作成
することができる。
なお、第5図において加熱装置41を設けないで、通常
の静電潜像形成のみを行ってもよく、この場合には電荷
保持媒体は熱可塑性でない絶縁層でよいことは言うまで
もない。
また、上記各実施例においてはいずれも感光体と電荷保
持媒体とを使用して画像露光し、電荷保持媒体上に画像
形成しているが、感光体自体がメモリ性を有していれば
これに記録することにより、動画撮影装置としての構成
をより簡素化することが可能である。
第6図はメモリ感光体を説明するだめの図である。図中
、50はメモリ感光体、50aはガラス基板、50bは
透明電極、50cは8102層、50dは光導電体、5
0eは電荷発生層、50fは電荷輸送層、60はガラス
基板、61は透明電極、Eは電源である。
メモリ感光体50はガラス基板50a上に順次、透明電
極50b、Si02層50c、電荷発生層50e、電荷
輸送層50fを積層した構成からなっている。第6図(
a)に示すようにメモリ感光体50と電極61とを10
μm程度離して対向配置し、メモリ感光体の電極50b
と電極61間に、例えば500〜800Vの電圧を印加
して画像露光する。光が入射した電荷発生層部分ではキ
ャリアが発生し、有機感光体であれば正電荷が電荷輸送
層を通して表面まで輸送され、空隙の電離した電子と中
和する。電離したイオンは対向電極61側に引かれて電
極に到達し電源側に流れる。この場合、光が入射してキ
ャリアが発生し、対向電極を通して流れる電流路におけ
る抵抗は非常に小さく、そのため感光体を通して非常に
大きな電流が流れ、このときブロッキング層として機能
している8102層に負電荷がトラップされて残り、メ
モリとして機能する。
次に、第6図(b)に示すように、メモリ感光体に電荷
保持媒体を対向して配置し、両電極間に電圧を印加する
。メモリ感光体には画像露光に対応して負電荷がトラッ
プされており、その結果電極50bから電荷の注入が起
こり、これがトラップされた電荷と結合せずに電荷発生
層、電荷輸送層を通して運ばれ、電荷保持媒体の絶縁層
表面に帯電して静電潜像が形成される。こうし電荷保持
媒体に転写後、その電位を測定すると第7図のような結
果が得られた。
第7図はブロッキング層の材料を変え、横軸に露光量、
縦軸に電荷保持媒体へ転写後の読みだし電位をとったも
のである。
図から分かるように、ブロッキング層としてS102層
を使用した場合には露光量に応じた電位形成を行うこと
ができる。
このようにSi02層をブロッキング層として用いたメ
モリ感光体には画像露光したときそれが記録される特性
があるので、第1図〜第5図の実施例において一旦メモ
リ感光体自体に直接記録しておくことも可能であり、こ
の構成によれば動画撮影装置としての構成を非常に簡素
化することが可能となる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、電荷保持媒体やメモリ感
光体を使用して容易に高解像の動画を撮影することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の動画撮影装置の一実施例を示す図、第
2図は露光量と電荷保持媒体の記録電位との関係を示す
図、第3図はフロスト像による本発明の動画撮影装置の
他の実施例を示す図、第4図、第5図は面露光による本
発明の動画撮影装置の他の実施例を示す図、第6図はメ
モリ感光体を説明するための図、第7図はメモリ感光体
における露光量と読みだし電位の関係を示す図、第8図
は電圧印加露光を説明するための図、第9図は画像露光
方法の他の例を示す図、第10図は第9図の方法におけ
る露光量と電位との関係を示す図、第11図はフロスト
像作成方法を説明するための図である。 10・・・感光体ドラム、11・・・電荷保持媒体、1
2・・・電荷保持媒体送りローラ、13・・・電荷保持
媒体巻き取りローラ、14・・・電源、15・・・消去
用光源、16・・・結像レンズ、17・・・反射ミラー
、20・・・帯電器、21・・・短絡手段、22・・・
加熱装置、30・・・平板状感光体、31・・・電荷保
持媒体、32・・・送りローラ、33・・・受はローラ
、35.36・・・消去用光源、37・・・スイッチ。 出  願  人  大日本印刷株式会社代理人 弁理士
  蛭 川 昌 信(外7名)−59゜ 第4図 (a) (b) (c) 第5図 (a) (b) (C) 第10図 露光1 (b)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に導電性層を形成したドラム上に光導電性層
    、スペーサが積層形成され、回転駆動されるドラム状感
    光体と、透明支持体上に透明導電性層、透明絶縁層が積
    層形成され、透明絶縁層がドラム状感光体に巻きつくよ
    うに順次供給される電荷保持媒体と、ドラム状感光体と
    電荷保持媒体の導電性層間に電圧を印加する電圧印加手
    段と、ドラム状感光体と電荷保持媒体とが接触している
    部分において電荷保持媒体側からビーム走査露光または
    線状スリット走査露光する画像露光手段と、ドラム状感
    光体に光照射して残留電荷像を消去する消去用光源とを
    備え、画像露光走査と、ドラム状感光体の回転、電荷保
    持媒体送りとを同期させ、所定タイミングで1コマづつ
    順次電荷保持媒体に画像記録を行うことを特徴とする動
    画撮影装置。
  2. (2)表面に導電性層を形成したドラム上に光導電性層
    が形成され、回転駆動されるドラム状感光体と、透明支
    持体上に透明導電性層、透明絶縁層、スペーサが積層形
    成され、透明絶縁層側がドラム状感光体に巻きつくよう
    に順次供給される電荷保持媒体と、ドラム状感光体と電
    荷保持媒体の導電性層間に電圧を印加する電圧印加手段
    と、ドラム状感光体と電荷保持媒体とが接触している部
    分において電荷保持媒体側からビーム走査露光、または
    線状スリット走査露光する画像露光手段と、ドラム状感
    光体に光照射して残留電荷像を消去する消去用光源とを
    備え、画像露光走査と、ドラム状感光体の回転、電荷保
    持媒体送りとを同期させ、所定タイミングで1コマづつ
    順次電荷保持媒体に画像記録を行うことを特徴とする動
    画撮影装置。
  3. (3)請求項1または2において、透明絶縁層が透明熱
    可塑性樹脂層であり、さらに画像露光後電荷保持媒体を
    加熱する加熱手段を設け、電圧印加露光によりフロスト
    像を形成することを特徴とすする動画撮影装置。
  4. (4)表面に導電性層を形成したドラム上に光導電性層
    、スペーサが積層形成され、回転駆動されるドラム状感
    光体と、透明支持体上に透明導電性層、透明絶縁性層が
    積層形成され、透明絶縁層がドラム状感光体に巻きつく
    ように順次供給される電荷保持媒体と、電荷保持媒体の
    透明絶縁性層に一様帯電させる帯電手段と、ドラム状感
    光体と電荷保持媒体の導電性層間を短絡する短絡手段と
    、ドラム状感光体と電荷保持媒体とを短絡した状態で、
    両者が接触している部分において電荷保持媒体側からビ
    ーム走査露光または線状スリット走査露光する画像露光
    手段と、ドラム状感光体に光照射して残留電荷像を消去
    する消去用光源とを備え、画像露光走査と、ドラム状感
    光体の回転、電荷保持媒体送りとを同期させ、所定タイ
    ミングで1コマづつ順次電荷保持媒体に静電潜像を形成
    して画像記録することを特徴とする動画撮影装置。
  5. (5)表面に導電性層を形成したドラム上に光導電性層
    が形成され、回転駆動されるドラム状感光体と、透明支
    持体上に透明導電性層、透明絶縁性層、スペーサが積層
    形成され、透明絶縁層側がドラム状感光体に巻きつくよ
    うに順次供給される電荷保持媒体と、電荷保持媒体の透
    明絶縁性層に一様帯電させる帯電手段と、ドラム状感光
    体と電荷保持媒体の導電性層間を短絡する短絡手段と、
    ドラム状感光体と電荷保持媒体とを短絡した状態で両者
    が接触している部分において電荷保持媒体側からビーム
    走査露光または線状スリット走査露光する画像露光手段
    と、ドラム状感光体に光照射して残留電荷像を消去する
    消去用光源とを備え、画像露光走査と、ドラム状感光体
    の回転、電荷保持媒体送りとを同期させ、所定タイミン
    グで1コマづつ順次電荷保持媒体に静電潜像を形成して
    画像記録することを特徴とする動画撮影装置。
  6. (6)請求項4または5において、透明絶縁層が透明熱
    可塑性樹脂層であり、さらに画像露光後電荷保持媒体を
    加熱する加熱手段を設け、帯電後短絡露光によりフロス
    ト像を形成することを特徴とすする動画撮影装置。
  7. (7)支持体上に導電性層、光導電性層が順次積層形成
    された平板状感光体と、支持体上に導電性層、絶縁層が
    順次積層形成され、平板状感光体と対向するように順次
    供給される電荷保持媒体と、平板状感光体を電荷保持媒
    体の移動方向に対して直交方向に往復動させる感光体駆
    動手段と、感光体と電荷保持媒体の導電性層間に電圧を
    印加する電圧印加手段と、感光体を通して面露光する画
    像露光手段と、往復動により電荷保持媒体との対向位置
    から外れた位置で感光体に光照射して残留電荷像を消去
    するための消去用光源とを備え、面露光タイミングと、
    感光体の往復動、電荷保持媒体送りとを同期させ、所定
    タイミングで1コマづつ順次電荷保持媒体に画像記録を
    行うことを特徴とする動画撮影装置。
  8. (8)支持体上に導電性層、光導電性層が順次積層形成
    された平板状感光体と、支持体上に導電性層、絶縁層が
    積層形成され、平板状感光体と対向するようにに順次供
    給される電荷保持媒体と、平板状感光体を電荷保持媒体
    の移動方向に対して直交方向に往復動させる感光体駆動
    手段と、電荷保持媒体の絶縁層に一様帯電させる帯電手
    段と、感光体と電荷保持媒体を導電性層間を短絡する短
    絡手段と、短絡手段により感光体と電荷保持媒体の導電
    性層間を短絡した状態で感光体を通して面露光する露光
    手段と、往復動により電荷保持媒体との対向位置から外
    れた位置で感光体に光照射して残留電荷像を消去するた
    めの消去用光源とを備え、面露光タイミングと、感光体
    の往復動、電荷保持媒体送りとを同期させ、所定タイミ
    ングで1コマづつ順次電荷保持媒体に静電潜像を形成し
    て画像記録することを特徴とする動画撮影装置。
  9. (9)請求項7または8において、電荷保持媒体の絶縁
    層が熱可塑性樹脂層であり、さらに画像露光後電荷保持
    媒体を加熱する加熱手段を設け、電圧印加露光または帯
    電後短絡露光によりフロスト像を形成することを特徴と
    する動画撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5903296A (en) * 1993-04-26 1999-05-11 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Photoelectric sensor, information recording system and information recording and reproducing method

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