JPH0440429Y2 - - Google Patents

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JPH0440429Y2
JPH0440429Y2 JP1984186466U JP18646684U JPH0440429Y2 JP H0440429 Y2 JPH0440429 Y2 JP H0440429Y2 JP 1984186466 U JP1984186466 U JP 1984186466U JP 18646684 U JP18646684 U JP 18646684U JP H0440429 Y2 JPH0440429 Y2 JP H0440429Y2
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JP
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planting
fertilizer
machine
outflow prevention
hose
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JP1984186466U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は苗の植付を行ないながら液状肥料を施
肥する歩行型の施肥植付機における肥料流出防止
装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来、乗用型の施肥植付機において、施肥部及
び植付部を機体に装着するロワーリンクに流出防
止装置を付設して施肥部及び植付部を昇降させる
と流出防止装置が作動するものは既に知られてい
る。
また、施肥装置の最後部に配設されている施肥
管の基部近傍に流出防止体を設けたものも既に知
られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 歩行型の施肥植付機は施肥部及び植付部が機体
と一体になつているので、既知の前記昇降作用を
利用して流出防止を行なう方式を採用することが
できず、枕地等で機体を回向させる時又は路上走
行する時等に液状肥料が流出し、肥料が無駄にな
ると共に枕地等においては肥料過多になる欠点が
あつた。
また、流出防止体を施肥装置の最後部に配設し
たものは、施肥機の昇降に連動して流出防止体を
作動させるための連動機構が長大になり、通常連
動機構をワイヤーにしていたので、その伸びが大
になつて長期間使用すると応動性が低下し、更に
インジケーターにより異常発生が発見された際の
流出防止体に対する整備点検作業が面倒であつ
た。
(ニ) 問題点を解決するための手段 後部に植付装置を配設した歩行型の走行機体上
部に肥料タンクを載置し、該肥料タンク内の液状
肥料をポンプによりホースを介して施肥管に圧送
するようになし、前記植付装置後方の操縦部に設
けた植付クラツチレバーをスプリングが介装され
たワイヤーで植付クラツチに接続し、機体の上部
で前記肥料タンクと植付装置との間でかつ操縦部
に対向する位置に、前記ホースの中途部に介装さ
れたインジケータを架設した施肥植付機におい
て、前記インジケータの下方でかつ肥料タンクの
後方部分の空間位置に、前記複数のポンプの吐出
口と複数の施肥管とを接続した複数のホースを並
列集合させて機体に沿わせ、該ホースが機体に沿
う部分に、該複数のホースを同時に押圧して閉鎖
する単一の流出防止体を付設し、該流出防止体を
前記植付クラツチレバーのワイヤーに前記スプリ
ングを回避して運動連結することにより前述の問
題点を解決した。
(ホ) 作用 機体を走行させながら植付部及びポンプを駆動
すると、植付部は苗を圃場に植付け、ポンプは肥
料タンク内の液状肥料を施肥管に圧送して施肥す
る。
その間畦畔沿い等で機体を回向させるべく、植
付クラツチレバーを切り操作すると、それに連結
したワイヤーは介装されたスプリングを引き伸ば
しながら植付クラツチを切り、その時、上記ワイ
ヤーはスプリングを回避して流出防止体に接続さ
れているので、該流出防止体は前記植付クラツチ
が切れると略同時乃至はやゝ早く閉鎖作動をな
し、施肥管に通ずるホースは圧縮されて液状肥料
が流動しなくなり、施肥管から流出することがな
い。
また、機体回向が終つて施肥植付作業を再開す
べく植付クラツチレバーを入り操作すると、前記
スプリングが弛緩してクラツチが入る直前乃至略
同時に、つまりやや先行して流出防止体が開放状
態になるので植付再開時に肥料不足を起すことが
ない。
さらに、流出防止体はインジケータの下方でか
つ肥料タンクの後方部分の空間位置に、複数のホ
ースが並列集合されて機体に沿う部分に付設され
ので、該複数のホースを同時に閉鎖する単一の流
出防止体にすることが可能となり、その作動系の
構造を簡略化してコンパクトに構成でき、複数の
ホースの開閉を確実にできる。
また、施肥作業中、ポンプにより圧送させる肥
料は、機体の上方に配設されているインジケータ
ー及びホースを経て施肥管から土中に排出される
が、流出防止体の作用に起因してインジケーター
により異常が発見された場合、流出防止体の整備
点検を機体の側部にて作業を適切な高さにて容易
に行うことができる。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、
1は前部にエンジン2とミツシヨンケース3を装
着し、該ミツシヨンケース3から両側方へ突出し
た車輪駆動軸にスイングチエンケース4,4を介
して左右一対の車輪5,5を支持すると共に伝動
ケースを兼ねた機体であつて、該機体1の後部に
固定したプランター伝動ケース1aには植付杆6
…及び横方向に往復動する苗載台7等からなる植
付装置を取付け、前記プランター伝動ケース1a
から斜め後方へ向けて立上がつたハンドル8には
サイドクラツチレバー9,9及び植付クラツチレ
バー10等を装着して操縦部が構成されており、
該植付クラツチレバー10に後端を連結したワイ
ヤー11の前端はコイルスプリング11aを介し
て植付クラツチのレバー10aに係止してあり、
下方には後部が植付深さ調節レバー13…に枢支
され、前部を機体1に折曲自在なリンク14…を
介して連結されたセンターフロート12aとサイ
ドフロート12,12を懸架してある。
また、前記機体1の左側面には変速装置15を
介して駆動されるポンプ16を装着し、ボンネツ
ト17上に取付けた肥料タンク18は下部が分岐
したサクシヨンホース19によりポンプ16の吸
入口に接続し、該ポンプ16の吐出口は送液ホー
ス20…により前記植付杆6…と対応する施肥管
21…に接続し、上記送液ホース20…の中途部
に設けたインジケータ22…は前記肥料タンク1
8と植付装置との間でかつ操縦部に対向する状態
において該肥料タンク18の後方上部に位置して
ボンネツト17の後部にステー23,23を介し
て支承されている。
そして、前記インジケータ22…の流出口と前
記施肥管21…を接続した前記送液ホース20…
は前記肥料タンク18の後方に形成される空間ス
ペースに位置してボンネツト17の後面に近接
し、しかも並列的に集合されて垂下しており、該
ボンネツト17の後部には前記送液ホース20…
を押圧して閉鎖する単一の流出防止体24を設け
てあり、該流出防止体24は一対のL字状アーム
26,26が固定されたパイプ27aを支点軸2
7により平面視でコ字状をなす枠体25に回動自
在に支承し、上記L字状アーム26,26の一端
に前記送液ホース20…に当接する押圧杆28を
固定し、枠体25の板面に押圧杆28と対向する
ゴム板28aを接着して構成されており、上記枠
体25はステー29,29を介して前記ボンネツ
ト17の後部に固定されている。
また、枠体25の上部に支承した支軸30と一
体な左右一対のアーム31,31は前記L字状ア
ーム26,26の他端にコイルスプリング32,
32で連結されており、前記アーム31,31の
中間から突出したアーム33aに一端が連結され
たワイヤー33の他端は、第3図に示す如く前記
植付クラツチレバー10の操作系に介装したコイ
ルスプリング11aに挿通した連結ロツド34を
介して前記ワイヤー11の前端部に直接連結して
ある。
更に、前記ポンプ15の変速装置16は第6図
及び第7図に示すように主変速部35と副変速部
36とからなり、主変速部35はプランター伝動
ケース1aからの入力軸37に連動する駆動軸3
8に複数段のスプロケツト39…を取付け、その
上方の従動軸40にも径の大きさが逆になつた複
数段のスプロケツト41…を取付け、カバー42
aを開いて前記スプロケツト39…,41…のい
ずれかを選択してチエン42を掛けることにより
変速し、副変速部36はポンプ軸43に一体的に
取付けた大小2つのスプロケツト44,45た、
前記従動軸40に別々に遊嵌した大小2つのスプ
ロケツト47,48と、それらに張設したチエン
46,46と、前記従動軸40に摺動自在に嵌挿
されていて上記スプロケツト47,48の内周に
穿設した切欠部50,50のいずれかに遊嵌する
ピン51を有するシフター軸52とで構成されて
おり、該シフター軸52に突設したレバー53を
レバーガイド54のガイド溝に沿つて押し引き操
作すると、ピン51が前記スプロケツト47又は
48の切欠部50に係合するので、外部から副変
速操作を行なうことができる。
前述の施肥植付機において、植付装置及びポン
プ16を駆動して機体を走行させると、植付杆6
は苗載台7内のマツト苗を1株分ずつ掻取つて田
面に植付け、ポンプ16は肥料タンク18内のペ
ースト状肥料を吸入して吐出し、吐出されたペー
スト状肥料はインジケータ22を経て施肥杆21
…から泥土中に施肥される。
そして、畦畔沿い等の枕地で機体を回向させる
時、植付クラツチレバー10を切り操作すると、
一方ではワイヤー11を介して前記コイルスプリ
ング11a引き伸ばしながら植付クラツチを切
り、これにより植付装置に連動する前記ポンプ1
6が停止し、他方では上記ワイヤー11が連結ロ
ツド34を介してワイヤー33を直接引張るの
で、支軸30が第1図及び第2図において時計方
向に回動し、それにともなつてL字状アーム2
6,26もコイルスプリング32,32を介して
戻しスプリング55に抗しながら時計方向に回動
するので、押圧杆28は送液ホース20…を押し
潰して閉塞する。
次いで、機体回行を終つて作業を再開すべく植
付クラツチレバー10を入り操作すると、ワイヤ
ー11が弛緩するので、L字状アーム26,26
が戻しスプリング55により直ちに反時計方向に
揺動して押圧杆28が送液ホース20から離れ、
送液ホース20は元の円筒状に復元し、植付クラ
ツチが入ると同時にポンプ15が起動する。
(ト) 考案の効果 本考案は前述のように構成したので、植付クラ
ツチレバー10を切り操作すると、植付クラツチ
が切れることは勿論のこと流出防止体24を閉塞
作動させることができ、しかも、前記植付クラツ
チレバー10を切り操作した時、それに連結した
ワイヤー11中のスプリング11aの伸びに影響
されることなく直ちに前記流出防止体24を閉塞
作動するので、液状肥料の流出を確実に阻止する
ことができる。
また、流出防止体24をインジケータ22の下
方でかつ肥料タンク18の後方部分の空間位置
に、前記複数のポンプ16の吐出口と複数の施肥
管21とを接続した複数のホース20を並列集合
させて機体に沿わせ、該ホース20が機体に沿う
部分に装着したので、その作動系の構造を簡略化
することができると共に肥料タンク18の後方部
分に形成される空間部分を有効的に利用してコン
パクトに収納位置させることができ、殊に歩行型
の走行機体に無理なく装備することができる。
さらに、流出防止体に異常が発生した場合、そ
れが、その上部に配設されているインジケータに
より直ちに表示され、作業者がこの表示を発見し
たとき、機体の側部でかつ作業を行い易い高さに
て容易にかつ迅速に整備点検することができる。
しかも、前記流出防止体24は複数のホース2
0が並列集合されて機体に沿う部分に付設される
ので、該複数のホース20を同時に押圧して閉鎖
する単一の流出防止体24にすることが可能とな
りその作動系の構造を簡略化することが可能にな
ると共にコンパクトに構成することができ、単一
の流出防止体24で複数のホースの開閉を確実に
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は流出防止装置の一部を判断した側面図、
第2図は同上斜視図、第3図は植付クラツチレバ
ーの操作系と流出防止装置の操作系との接続を示
す側面図、第4図は歩行型施肥植付機の側面図、
第5図は流出防止体及びインジケータの背面図、
第6図はポンプ変速装置の一部を破断した平面
図、第7図は同上側断面図である。 6は植付杆、10は植付クラツチレバー、11
aはコイルスプリング、11,33はワイヤー、
16はポンプ、17はボンネツト、18は肥料タ
ンク、20は送液ホース、21は施肥管、24は
流出防止体、26はL字状アーム、28は押圧
杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後部に植付装置を配設した歩行型の走行機体1
    上部に肥料タンク18を載置し、該肥料タンク1
    8内の液状肥料をポンプ16によりホースを介し
    て施肥管21に圧送するようになし、前記植付装
    置後方の操縦部に設けた植付クラツチレバー10
    をスプリング11aが介装されたワイヤー11で
    植付クラツチに接続し、機体の上部で前記肥料タ
    ンク18と植付装置との間でかつ操縦部に対向す
    る位置に、前記ホースの中途部に介装されたイジ
    ケータ22を架設した施肥植付機において、前記
    インジケータの下方でかつ肥料タンク18の後方
    部分の空間位置に、前記複数のポンプ16の吐出
    口と複数の施肥管21とを接続した複数のホース
    20を並列集合させて機体に沿わせ、該ホース2
    0が機体に沿う部分に、該複数のホース20を同
    時に押圧して閉鎖する単一の流出防止体24を付
    設し、該流出防止体24を前記植付クラツチレバ
    ー10のワイヤー11に前記スプリング11aを
    回避して運動連結したことを特徴とする施肥植付
    機における肥料流出防止装置。
JP1984186466U 1984-12-08 1984-12-08 Expired JPH0440429Y2 (ja)

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JPS61100934U JPS61100934U (ja) 1986-06-27
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818420B2 (ja) * 1974-01-28 1983-04-13 メタルゲゼルシヤフト アクチエンゲゼルシヤフト 蓄電池用鉛−アンチモン合金

Family Cites Families (2)

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JPS50135616U (ja) * 1974-04-26 1975-11-08
JPS5818420U (ja) * 1981-07-29 1983-02-04 株式会社クボタ 田植機

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JPS61100934U (ja) 1986-06-27

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