JPH0440102Y2 - - Google Patents

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JPH0440102Y2
JPH0440102Y2 JP1987164466U JP16446687U JPH0440102Y2 JP H0440102 Y2 JPH0440102 Y2 JP H0440102Y2 JP 1987164466 U JP1987164466 U JP 1987164466U JP 16446687 U JP16446687 U JP 16446687U JP H0440102 Y2 JPH0440102 Y2 JP H0440102Y2
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storage groove
fixture
leg pieces
locking
side walls
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、収納溝に軟質表皮を有する管体を収
納して保持する軟質管体のクランプ構造に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、例えば断熱材を被嵌させた冷媒配管等、
軟質表皮を有する管体をクランプする構造として
は、実公昭58−15778号公報に開示され、第4図
に示すものがある。
これは、空気調和機の背面フレームAに、断熱
材による軟質の表皮を有する冷媒流通管体Bを、
板金部品等からなる固定具Cで前記フレームA側
に押付けて、この固定具Cを取付ねじD,Dによ
つて前記フレームAに取付固定することによつ
て、前記管体Bを前記フレームAに取付支持する
ようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記のように、管体Bを固定具Cと
取付ねじD,Dによつて取付支持するようにした
ものにおいては、まず、管体Bを固定具Cで背面
フレームA側に押付けて、この管体Bと固定具C
を手で保持した状態で取付ねじD,Dで固定具C
を背面フレームAにねじ止めしなくてはならない
ので、取付が煩雑となる問題があつた。
そこで、本考案者は、簡便に軟質管体のクラン
プが行なえる構造について検討したのであつて、
まず第1段階として、第5図に示すように、管体
Bの収納溝E開放側を横断する横断片F、収納溝
Eの側壁G,Gに沿つて延びる一対の脚片H,
H、係止孔I,Iに係合する一対の係止孔J,J
を一体に備えた概略U字形の固定具Kについて考
えた。
しかし、管体Bを収納溝Eに収納した状態で、
その両者の隙間に、固定具Kを挿入するという制
約から単にこれだけの構成では、脚片J,Jから
係止爪J,Jに至る先端面L,Lの形状如何によ
つては、第5図に明示するように、脚片J,Jの
先端部が管体Bの軟質表皮bに喰込んでしまつて
この軟質表皮bを破つてしまうという致命的問題
が起こつてしまうのであつた。
しかして、本考案は、上記検討後更なる改良を
試みたものであつて、軟質表皮を有する管体の取
付けを容易にしながらも、その軟質表皮を傷付け
たり破つたりするといつた問題を確実になくし得
るクランプ構造を提供することを目的するもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、収納溝
1に軟質表皮を有する管体2を収納して保持する
クランプ構造であつて、前記収納溝1の開放側を
横断する横断片3aと、該横断片3aの両端部か
ら前記収納溝1の側壁1a,1aに沿つて延びる
1対の脚片3b,3bと、これら脚片3b,3b
の先端部から各々側方に突出し、前記側壁1a,
1aに設ける係止孔1b,1bに係合する1対の
係止爪3c,3cとを一体的に設けた固定具3を
備え、この固定具3を、前記収納溝1の開放側か
ら挿入して前記係止爪3c,3cを係止孔1b,
1bに係合させる如く成すと共に、前記固定具3
の収納溝1への挿入時、前記管体2に接触する前
記脚片3b,3bの先端面に、前記収納溝1への
挿入方向前方が後方に対し側方に向つて傾斜する
挿入案内面3d,3dを形成したものである。
(作用) 収納溝1に軟質表皮を有する管体2を収納した
状態で、前記固定具3の脚片3b,3bを、収納
溝1の開放側から挿入して前記係止爪3c,3c
を収納溝1の側壁1a,1aに設ける係止孔1
b,1bに係合させて、前記管体2を収納溝1に
収納保持する。
この場合、前記固定具3の脚片3b,3bの先
端面に、前記収納溝1への挿入方向前方が後方に
対し側方に向つて傾斜する挿入案内面3d,3d
を形成してあることにより、前記管体2の軟質表
皮は、この脚片3b,3bの挿入案内面3d,3
dにて内側に案内されるように押されて、この脚
片3b,3bが収納溝1に挿入されるので、管体
2の軟質表皮に傷が付いたり、また、軟質表皮が
破れたりすることがないのである。
(実施例) 以下、本考案にかゝる軟質管体のクランプ構造
を図面に示す実施例について説明する。
第3図においてAは、空気調和機の背面フレー
ムであつて、このフレームAの裏面側に形成され
る凹形の収納溝1に、第1,2図に明示する冷媒
流通管2b,2cに軟質の断熱材2cを被嵌した
管体2を収納して固定具3にてクランプするよう
にしている。
前記固定具3は、収納溝1の開放側を横断する
横断片3aと該横断片3aの両端部から収納溝1
の側壁1a,1aに沿つて延びる一対の脚片3
b,3bと、これら脚片3b,3bの先端部から
各々側方に突出し、側壁1a,1aに設ける係止
孔1b,1bに係合する一対の係止爪3c,3c
とを一体的に設けたものである。
そして、前記脚片3b,3bの先端面に、前記
係止爪3c,3cと連続状に、前記収納溝1への
挿入方向前方が後方に対し側方に向つて傾斜する
挿入案内面3d,3dを形成している。また、前
記係止爪3c,3cにおける挿入案内面3d,3
dの後方側に位置し、前記係止孔1b,1bと当
接する係止面3e,3eは、脚片3b,3bから
後方にやゝ傾斜させて設け、係止爪3c,3cが
係止孔1b,1bに係止された状態の時、断熱材
2aの復元力で、収納溝1の開放側に固定具3を
押しもどそうとする力が作用しても、係止面3
e,3eが係止孔1b,1bに確実に引掛つてす
べりによる脱落が起らないようにし、その係止状
態を良好に維持できるようにしている。
更に、前記各挿入案内面3dと係止面3eとを
結び、前記側壁1aに摺動接触することゝなる摺
動面3f,3fは、固定具3を収納溝1に収納し
た時、側壁1a,1aにすべり接触するよう、平
坦面に仕上げている。
上記構成により、第1図及び第2図に示すよう
に、前記収納溝1に管体2を収納した状態で、前
記固定具3の脚片3b,3bを、その先端部を内
側に押しせばめて収納溝1の開放側から挿入して
係止爪3c,3cを収納溝1の側壁1a,1aに
設ける係止孔1b,1bに係合させて、この固定
具3で前記管体2を収納溝1に収納した状態で保
持するのである。
そして、上記のように、固定具3の脚片3b,
3bの先端面に、収納溝1への挿入方向前方が後
方に対し側方に向つて傾斜する挿入案内面3d,
3dを形成してあることにより、前記管体2の軟
質表皮は、この脚片3b,3bの挿入案内面3
d,3dにて内側に案内されるように押されてこ
の脚片3b,3bが収納溝1に挿入されるので、
管体2の軟質表皮に傷が付いたり、また軟質表皮
が破れたりすることがないのである。
また、上記のように、収納溝1に軟質表皮を有
する管体2を収納した状態で、固定具3の脚片3
b,3bを収納溝1の側壁1a,1aの開放側か
ら挿入して、この固定具3の係止爪3c,3cを
側壁1a,1aに設ける係止孔1b,1bに係合
させるだけで、収納溝1に前記管体2を収納して
保持できるので、従来のものに比べて、取付工数
を削減できるのである。
(考案の効果) 本考案は、以上述べたように、固定具3の脚片
3b,3bの先端面に、収納溝1への挿入方向前
方が後方に対し側方に向つて傾斜する挿入案内面
3d,3dを形成したから、軟質表皮を有する管
体2の軟質表皮が、脚片3b,3bの収納溝1へ
の挿入時に、この挿入案内面3d,3dにて内側
に案内されるように押されて、この脚片3b,3
bが収納溝1に挿入されるので、管体2の軟質表
皮に傷が付いたり、また軟質表皮が破れたりする
ことがないのである。
また、それでいて収納溝1に軟質表皮を有する
管体2を収納した状態で、固定具3の脚片3b,
3bを収納溝1の側壁1a,1aの開放側から挿
入して、この固定具3の係止爪3c,3cを側壁
1a,1aに設ける係止孔1b,1bに係合する
だけで、管体2は、固定具3の横断片3a,3a
で、収納溝1からの離脱が阻止され、該収納溝1
内に良好に保持できるので、従来のものに比べ
て、取付工数を削減できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案クランプ構造の一実施例を示す
固定具挿入時の断面図、第2図はその固定具挿入
完了時の断面図、第3図は同クランプ構造を空気
調和機に応用した要部の斜視図、第4図は従来例
の斜視図、第5図は本考案に至る過程を説明する
クランプ構造の断面図である。 1……収納溝、1a……側壁、1b……係止
孔、2……管体、3……固定具、3a……横断
片、3b……脚片、3c……係止孔、3d……挿
入案内面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収納溝1に軟質表皮を有する管体2を収納して
    保持するクランプ構造であつて、前記収納溝1の
    開放側を横断する横断片3aと、該横断片3aの
    両端部から前記収納溝1の側壁1a,1aに沿つ
    て延びる1対の脚片3b,3bと、これら脚片3
    b,3bの先端部から各々側方に突出し、前記側
    壁1a,1aに設ける係止孔1b,1bに係合す
    る1対の係止爪3c,3cとを一体的に設けた固
    定具3を備え、この固定具3を、前記収納溝1の
    開放側から挿入して前記係止爪3c,3cを係止
    孔1b,1bに係合させる如く成すと共に、前記
    固定具3の収納溝1への挿入時、前記管体2に接
    触する前記脚片3b,3bの先端面に、前記収納
    溝1への挿入方向前方が後方に対し側方に向つて
    傾斜する挿入案内面3d,3dを形成したことを
    特徴とする軟質管体のクランプ構造。
JP1987164466U 1987-10-27 1987-10-27 Expired JPH0440102Y2 (ja)

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JPH0170029U JPH0170029U (ja) 1989-05-10
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