JPH0440084Y2 - - Google Patents

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JPH0440084Y2
JPH0440084Y2 JP8632087U JP8632087U JPH0440084Y2 JP H0440084 Y2 JPH0440084 Y2 JP H0440084Y2 JP 8632087 U JP8632087 U JP 8632087U JP 8632087 U JP8632087 U JP 8632087U JP H0440084 Y2 JPH0440084 Y2 JP H0440084Y2
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JP
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heating chamber
roller
bottom wall
knob
hole
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JP8632087U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は電子レンジの重量検出装置に関し、更
に詳しく述べると、圧電変換素子に発生する電圧
を検出してターンテーブル上に載置された被加熱
物の重量を検出するようにしたものに関する。
<従来技術> 第2図は電子レンジの要部側断面図、第3図は
第2図のターンテーブルを取去つた状態の加熱室
底部上面図、第4図はターンテーブル部の拡大詳
細断面図である。
図において1は加熱室、2は被加熱物を載置す
るターンテーブル、3はターンテーブル2を支持
して加熱室1の底面を回転する支持ローラで第2
図に示すようにY字状のアーム3aと該アーム3
aの先端に回転自在に枢着されたローラ3bとで
構成され、加熱室1の底壁1a下面側にモータ取
付アングル4で取付けられたターンテーブルモー
タ5の回転によつて回転する。
即ちターンテーブルモータ5の回転軸に軸着さ
れたカツプリング6と該カツプリング6に着脱自
在に嵌合するアーム3aのカツプリング部3cと
が嵌合し、モータ5の回転力が支持ローラ3に伝
達されて加熱室1の底面上をローラ3bは第3図
の一点鎖線の如く軌跡7を描く。
は加熱室1、底壁1aの回転軌跡7裏面部に
配設した重量検出機構でその詳細は第5図に基い
て後述する。9は高周波電波を発生するマグネト
ロンで10は高周波電波を加熱室1内に導く導波
管であり、11は電子レンジの外郭を構成するキ
ヤビネツト、12はドアである。第5図は重量検
出機構の詳細断面図で、重量検出素子としての
圧電素子18はホルダー14の凹部に載置され、
出力リード線16,17はホルダー14にあけら
れた孔14a,14bを通つて外部に出ている。
ホルダー14は、ケース13にネジ込まれケース
と1本化されている。ケース13には、第6図に
示す如く、同心の半円スリツト13a,13a…
…によつて上下動可能にノブ13bが一体成形さ
れており、ノブ13bの先端はケース13にネジ
固定された金属製のカバー15の中心孔15bよ
り若干突出している。上記ケース13、ホルダー
14、カバー15、圧電素子18は一体に組立て
られて重量検出機構を構成している。加熱室1
の底壁1aには、固定金具12がスポツト溶接に
て固定されており、重量検出機構は該固定金具
12にネジ19,19にて取着される。加熱室底
壁1aにはノブ13bの先端に比べて十分大きな
孔1bがあけられており、該孔1bに嵌合すべく
カバー15上面には突起15aが例えばプレス加
工における半抜き加工により設けられている。突
起15aの突き出し高さは加熱室底壁1aの板厚
にほぼ等しく設定されており、底壁1aと突起1
5aの上面にほぼ面一をなしている。
ローラー3bは底壁1a上を矢印A方向に転が
り、カバー15の突起15a上に乗りノブ13b
上を通過して圧電素子18を押圧し、重量に応じ
た信号が得られる。底壁1aと突起15aほぼ面
一であり僅かな段差があつても該段差はノブ13
bより十分離れているため段差がローラー3bに
与える衝撃は減衰し、ローラー3bがノブ13b
に到達した時点では何な影響を及ぼさない。
一方、加熱室1内に水、コーヒー等の液体や或
はシチユー等の粘液体をこぼした場合、滴下物は
ノブ13bと加熱室底壁の孔1bとの隙間や、ノ
ブ13bと、ケース13の中心穴13aとの隙間
を充填し、或は伝つて圧電素子18の表面に滴下
する事が充分考えられる。素子表面に水分が付着
した場合には、圧電セラミツクが多孔性であるた
め吸湿したり、或いは、素子より気孔熱を奪い素
子の温度特性により出力変化をきたす。更に著し
い場合は両電極間を短絡させて、出力が取出せな
い事態をも招く。又ノブ13bの摺動物や貫通部
に付着したのち熱により乾燥し、糖分による粘着
や、固定化によりノブ13bの摺動を妨げる為、
ターンテーブル3上の食品重量を正確に圧電素子
18に伝えず、重量測定が正確に行えない状態に
陥る。
その対策として加熱室底壁1a上に、孔1bよ
り大きく厚みの極めて薄い可撓性のフイルム20
を孔1b、突起15a、ノブ13bを総て覆うよ
うに貼り付けている。フイルム20の材質として
は、例えば耐熱性として100°以上を有し、ノブ1
3bの動きを妨げず、かつ、ローラー3bの走行
の妨げとならない厚さ20〜60μm程度のポリエス
テルフイルムを採用している。このフイルム13
bは十分な可撓性を有する為、重量検出精度に与
える影響も数グラフ以下であり、又、フイルムが
薄く、かつ、カバー15の突起15aよりも更に
ノブ13bから離れているためローラー3bの回
転を妨げる事もなく、かつ、フイルムに乗り上げ
るときのイレギユラーな動きもローラー3bがノ
ブ13bの上に達した時には減衰していて重量検
出精度に影響を与えない。
このフイルム13bにより、加熱室底壁1aと
カバー15との隙間及びカバー突起15aとノブ
13bの隙間は完全にシールされ、加熱室1内に
滴下した水、食品が重量検出機構に影響を及ぼ
す事を完全に防ぐ。更にはノブ13bのカバー1
15bからの突出段差を緩和し、ローラー3bの
回転を滑らかにする作用をも有している。
<考案が解決しようとする問題点> ところが、金属製のカバー15の中心孔15b
からマイクロ波加熱中に微弱ながら電波漏洩が生
じる。この電波漏洩が第7図の出力信号波形図に
示すように出力信号に影響を及ぼし、重量検出が
正確に行なえないという問題点があつた。
<問題点を解決するための手段> 上記孔15bを下方向の絞り孔にする。
<作用> 絞り孔にすることにより孔15bから電波漏漏
が低減される。
<実施例> 以下、本考案の一実施例を図面に基づき従来例
と同一符号を付して説明する。
第1図は本考案の重量検出装置の要部詳細断面
図であり、本考案の最も特徴とする点はカバー1
5の中心孔15bを下方向の絞り孔にし、中心孔
15bからの電波漏洩を防止する点である。中心
孔15bを絞り孔にすることにより、孔から漏洩
せんとする電波は絞り壁で反射され漏洩を阻止さ
れる。その結果、圧電素子18の出力信号は漏洩
電波の影響を受けなくなり、重量検出が正確に行
なわれるようになる。
<効果> 本考案により、圧電素子の出力信号が漏洩電波
の影響を受けなくて、正確に重量検出を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の重量検出装置の要部詳細断面
図、第2図は電子レンジの要部側断面図、第3図
はターンテーブルを取り去つた状態での加熱室底
部を上から見た図、第4図はターンテーブル部の
拡大詳細断面図、第5図は従来の重量検出装置の
要部詳細断面図、第6図はケースの斜視図、第7
図は従来の出力信号波形図である。 符号、1a……加熱室底壁、3b……ローラ
ー、15……カバー、15b……中心孔、13b
……伝力体(ノブ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ターンテーブルを支持して加熱室底壁上を回転
    する支持ローラを加熱室内に配設すると共に、加
    熱室底壁のローラ回転軌跡上に設けられた孔に臨
    ませて伝力体を設け、ローラが回転した際にロー
    ラの力を伝力体を介して圧電変換素子に伝え、該
    圧電変換素子に発生する電圧を検出してターンテ
    ーブル上の被加熱物の重量を検出するようにした
    重量検出装置において、 上記ローラ回転軌跡上に設けられた孔を下方向
    の絞り孔としたことを特徴とする電子レンジの重
    量検出装置。
JP8632087U 1987-06-03 1987-06-03 Expired JPH0440084Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8632087U JPH0440084Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8632087U JPH0440084Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63196002U JPS63196002U (ja) 1988-12-16
JPH0440084Y2 true JPH0440084Y2 (ja) 1992-09-21

Family

ID=30942517

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JP8632087U Expired JPH0440084Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

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JPS63196002U (ja) 1988-12-16

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