JPH044001Y2 - - Google Patents

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JPH044001Y2
JPH044001Y2 JP773786U JP773786U JPH044001Y2 JP H044001 Y2 JPH044001 Y2 JP H044001Y2 JP 773786 U JP773786 U JP 773786U JP 773786 U JP773786 U JP 773786U JP H044001 Y2 JPH044001 Y2 JP H044001Y2
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JP
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vibration
sheet
rubber
grooves
vibration isolating
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JP773786U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は鉄道軌道におけるバラスト道床(砂
利道床または砕石道床)の下部に敷設する防振マ
ツトに関するものである。
〔従来技術〕
従来、鉄道軌道におけるバラスト道床の下部に
敷設する防振マツトとして、実公昭51−21445号
公報により公表されているように、下面に多数の
溝を有する軟質ゴム層の上面に繊維混入硬質ゴム
層が一体に設けられている構造の防振マツトが知
られている。
しかるに、この構造の防振マツトの場合は、下
段の軟質ゴム層にのみ溝が設けられているので、
防振マツトの彈性が少なく(ばね定数が過大であ
り)、また硬質ゴム層の上面にバラスト道床のバ
ラストが部分的に接触するが、硬質ゴム層はゴム
材で強度が小さいので、その硬質ゴム材に部分的
に強大な荷重が作用すると、硬質ゴム層が損傷し
たり早期に老化するという問題があり、さらに荷
重分散性もあまりよくないので、軟質ゴム層に部
分的に過大な荷重が作用して、軟質ゴム層を部分
的に早期老化させるという問題がある。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できる軌道
用防振マツトを提供することを目的とするもので
あつて、この考案の要旨とするところは、平行な
多数の上面溝1を備えているゴム製下段防振シー
ト2に、平行な多数の下面溝3を備えているゴム
製中段防振シート4が載置され、前記上面溝1と
下面溝3とは互いに交差する方向に延長するよう
に配置され、前記中段防振シート4に硬質材料製
上段耐圧板5が載置されていることを特徴とする
軌道用防振マツトにある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例に係
る軌道用防振マツトを示すものであつて、平行な
多数の上面溝1を備えているゴム製下段防振シー
ト2の上面に、平行な多数の下面溝3を備えてい
るゴム製中段防振シート4が載置され、前記上面
溝1と下面溝3とは互に直交する方向に延長する
ように配置され、かつ前記中段防振シート4の上
面に鋼板等の金属板またはFRP板等の硬質合成
樹脂板からなる金属製上段耐圧板5が載置されて
いる。なお下段防振シート2および中段防振シー
ト4を構成するゴム材としては、例えば硬度60〜
80度のゴム材を使用する。
この考案を実施する場合、中段防振シート4と
上段耐圧板5とを予め接着剤等により固着しても
よく、また上段耐圧板5として鋼板を使用する場
合は、その鋼板の上面の腐食を防止すると共に、
バラスト道床(砂利道床または砕石道床)と上段
耐圧板5との摩擦抵抗を大きくする目的で、鋼板
の上面にゴム被覆を固着しておくのが好ましい。
第4図は前記実施例の軌道用防振マツトの使用
例を示すものであつて、コンクリート造の溝形軌
道構造物6内に、排水溝7が設けられると共に道
床敷コンクリート8が打設され、その道床敷コン
クリート8の上面は排水溝7の蓋9の上面と同一
レベルに配置され、かつ道床敷コンクリート8お
よび蓋9の上面にわたつて軌道用防振シート10
が敷設され、さらにその軌道用防振シート10お
よび道床敷コンクリート8の露出上面にバラスト
道床11が敷設され、その上に枕木12が設置さ
れている。
この考案の防振マツトを敷設する場合、隣り合
う中段防振シート4の接合部と、隣り合う下段防
振シート2の接合部および隣り合う上段耐圧板5
の接合部とが相互に重ならないように配置するの
が好ましい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、ゴム製下段防振シート2に
おける平行な多数の上面溝1およびゴム製中段防
振シート4における平行な多数の下面溝3が相互
に対向するように配置され、かつ上面溝1および
下面溝3は交差するように配置されているので、
防振マツトに荷重が作用した場合、前記上面溝1
の溝側壁と前記下面溝3の溝側壁との交差部が相
互に接触して彈性的に圧縮変形され、そのため防
振マツトの彈性を著しく向上させることができ、
さらにゴム製中段防振シート4に金属製上段耐圧
板5が載置されているので、バラスト道床におけ
る砂利または砕石等のバラストが金属製上段耐圧
板5に対し部分的に接触しても、バラスト道床の
荷重を金属製上段耐圧板5により有効に分散して
ゴム製中段防振シート4に伝達することができ、
そのためゴム製中段防振シート4に部分的に大荷
重が作用してゴム製中段防振シート4が早期に老
化または損傷するのを防止できる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例に係
る軌道用防振マツトを示すものであつて、第1図
は斜視図、第2図は第1図のA−A線拡大断面
図、第3図は第1図のB−B線拡大断面図であ
る。第4図は前記実施例の軌道用防振マツトの使
用例を示す縦断正面図である。 図において、1は上面溝、2はゴム製下段防振
シート、3は下面溝、4はゴム製中段防振シー
ト、5は金属製上段耐圧板、6は溝形軌道構造
物、8は道床敷コンクリート、10は軌道用防振
シート、11はバラスト道床である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平行な多数の上面溝1を備えているゴム製下段
    防振シート2に、平行な多数の下面溝3を備えて
    いるゴム製中段防振シート4が載置され、前記上
    面溝1と下面溝3とは互いに交差する方向に延長
    するように配置され、前記中段防振シート4に硬
    質材料製上段耐圧板5が載置されていることを特
    徴とする軌道用防振マツト。
JP773786U 1986-01-24 1986-01-24 Expired JPH044001Y2 (ja)

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JP773786U JPH044001Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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JP773786U JPH044001Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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JPS62120501U JPS62120501U (ja) 1987-07-31
JPH044001Y2 true JPH044001Y2 (ja) 1992-02-06

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JP2002242101A (ja) * 2001-02-21 2002-08-28 Sekisui Chem Co Ltd まくら木
CN108486966A (zh) * 2018-03-06 2018-09-04 王琴兰 一种具有空芯结构的铁轨减振垫板

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JPS62120501U (ja) 1987-07-31

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