JPH0439953Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439953Y2 JPH0439953Y2 JP1983192682U JP19268283U JPH0439953Y2 JP H0439953 Y2 JPH0439953 Y2 JP H0439953Y2 JP 1983192682 U JP1983192682 U JP 1983192682U JP 19268283 U JP19268283 U JP 19268283U JP H0439953 Y2 JPH0439953 Y2 JP H0439953Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grout injection
- hose
- injection hole
- grout
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 35
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 35
- 239000011440 grout Substances 0.000 claims description 32
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 15
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 15
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 2
- 239000008261 styrofoam Substances 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はPC橋梁などにおいてPC鋼棒あるい
はPCストランドを使用してプレストレスを導入
する際に使用されるグラウト注入器具に関するも
のである。
はPCストランドを使用してプレストレスを導入
する際に使用されるグラウト注入器具に関するも
のである。
従来においては、締結部材のアンカープレート
に注入箇所に連通するグラウト注入孔を穿設し、
このグラウト注入孔にビニールホースを挿入し、
急結剤入りモルタル等により注入孔とビニールホ
ースとの隙間を塞いで注入を行なつていた。
に注入箇所に連通するグラウト注入孔を穿設し、
このグラウト注入孔にビニールホースを挿入し、
急結剤入りモルタル等により注入孔とビニールホ
ースとの隙間を塞いで注入を行なつていた。
しかしながら、このような方法の場合、ビニー
ルホースの固定が充分でなく、ビニールホースが
アンカープレートのグラウト注入口より抜け出し
たり、グラウトの注入口よりの漏れなどによるグ
ラウトの圧力低下などが発生していた。
ルホースの固定が充分でなく、ビニールホースが
アンカープレートのグラウト注入口より抜け出し
たり、グラウトの注入口よりの漏れなどによるグ
ラウトの圧力低下などが発生していた。
この考案は、前述の問題点を解消すべく創案さ
れたもので、その目的は、比較的簡単な構成で、
ビニールホースの抜け出し、グラウトの圧力低下
などを防止し得るグラウト注入器具を提供するこ
とにある。
れたもので、その目的は、比較的簡単な構成で、
ビニールホースの抜け出し、グラウトの圧力低下
などを防止し得るグラウト注入器具を提供するこ
とにある。
この考案は、グラウト注入箇所を閉塞し得る締
結部材のアンカープレートに注入箇所内へ連通す
る斜めのグラウト注入孔を穿設し、このグラウト
注入孔にホースを挿入してなるグラウト注入器具
において、前記グラウト注入孔のプレート内面側
先端部における前記ホースの挿入先端部に、ホー
スを拡径してグラウト注入孔壁に圧着し得る外周
面がテーパ状の短管を、グラウト注入孔のプレー
ト内面側先端部の外方から挿入してなるグラウト
注入器具である。
結部材のアンカープレートに注入箇所内へ連通す
る斜めのグラウト注入孔を穿設し、このグラウト
注入孔にホースを挿入してなるグラウト注入器具
において、前記グラウト注入孔のプレート内面側
先端部における前記ホースの挿入先端部に、ホー
スを拡径してグラウト注入孔壁に圧着し得る外周
面がテーパ状の短管を、グラウト注入孔のプレー
ト内面側先端部の外方から挿入してなるグラウト
注入器具である。
以下、この考案を図示する一実施例に基づいて
説明する。第１図に示すように、コンクリートＣ
内にシース１が配置され、このシース１内にPC
鋼棒あるいはPCストランド２が挿設され、注入
箇所Ｓが発泡スチロール３、アンカープレート
４、ナツト５により閉塞されるとともにコンクリ
ートにプレストレスが導入される。
説明する。第１図に示すように、コンクリートＣ
内にシース１が配置され、このシース１内にPC
鋼棒あるいはPCストランド２が挿設され、注入
箇所Ｓが発泡スチロール３、アンカープレート
４、ナツト５により閉塞されるとともにコンクリ
ートにプレストレスが導入される。
このようなアンカープレート４には、注入箇所
Ｓ内に連通する斜めのグラウト注入孔６が穿設さ
れており、この注入孔６にビニールホース７が挿
入される。
Ｓ内に連通する斜めのグラウト注入孔６が穿設さ
れており、この注入孔６にビニールホース７が挿
入される。
ビニールホース７の挿入端部７Ａに、この端部
７Ａを拡径してグラウト注入孔６の内壁に圧着し
得る外周面がテーパ面８Ａをなす、外形が截頭円
錐形の短管８が挿入される。この取付けはアンカ
ープレート４等を組付ける前に行なわれる。
７Ａを拡径してグラウト注入孔６の内壁に圧着し
得る外周面がテーパ面８Ａをなす、外形が截頭円
錐形の短管８が挿入される。この取付けはアンカ
ープレート４等を組付ける前に行なわれる。
ここで、注入孔６の拡径とビニールホース７の
外径と短管８の大径の外径Doとが等しくされ、
短管８を圧入すれば挿入端部７Ａの内径が拡径さ
れ、この挿入端部７Ａがグラウト注入孔６の内壁
に圧着され、ビニールホース７がグラウト注入孔
６に強固に固定されることになる。
外径と短管８の大径の外径Doとが等しくされ、
短管８を圧入すれば挿入端部７Ａの内径が拡径さ
れ、この挿入端部７Ａがグラウト注入孔６の内壁
に圧着され、ビニールホース７がグラウト注入孔
６に強固に固定されることになる。
なお、短管８の内径Diは、ビニールホース７
の内径とほぼ等しくするのが好ましい。
の内径とほぼ等しくするのが好ましい。
以上の実施例は、一つのテーパ面８Ａを形成し
た例であるが、これに限ることなく、軸方向に多
段にテーパ面を形成するなとビニールホースに挿
入しやすくかつビニールホースの挿入端部を拡径
し、グラウト注入孔壁に圧着し得る形状の外周面
であればよい。
た例であるが、これに限ることなく、軸方向に多
段にテーパ面を形成するなとビニールホースに挿
入しやすくかつビニールホースの挿入端部を拡径
し、グラウト注入孔壁に圧着し得る形状の外周面
であればよい。
〔考案の効果〕
前述のとおり、この考案に係るグラウト注入器
具は、アンカープレートの注入箇所内へ連通する
斜めのグラウト注入孔に挿入されるホースの前記
グラウト注入孔のプレート内面側先端部における
挿入先端部に、ホースを拡径し得る外周面を有す
る短管を、グラウト注入孔のプレート内面側先端
部の外方から挿入し、このホース挿入先端部を拡
径によりグラウト注入孔の先端部内壁に圧着させ
ることができる。したがつて比較的簡単な構成で
ビニールホースを強固に取付けることができ、ビ
ニールホースの抜け出し、グラウトの圧力低下を
容易に防止することができる。
具は、アンカープレートの注入箇所内へ連通する
斜めのグラウト注入孔に挿入されるホースの前記
グラウト注入孔のプレート内面側先端部における
挿入先端部に、ホースを拡径し得る外周面を有す
る短管を、グラウト注入孔のプレート内面側先端
部の外方から挿入し、このホース挿入先端部を拡
径によりグラウト注入孔の先端部内壁に圧着させ
ることができる。したがつて比較的簡単な構成で
ビニールホースを強固に取付けることができ、ビ
ニールホースの抜け出し、グラウトの圧力低下を
容易に防止することができる。
第１図はこの考案に係るグラウト注入器具の使
用状態を示す縦断面図、第２図は注入器具の短管
を示す縦断面図、第３図は第１図の部分拡大断面
図である。 １……シース、２……PC鋼棒あるいはPCスト
ランド、３……発泡スチロール、４……アンカー
プレート、５……ナツト、６……グラウト注入
孔、７……ビニールホース、７Ａ……挿入端部、
８……短管、８Ａ……テーパ面。
用状態を示す縦断面図、第２図は注入器具の短管
を示す縦断面図、第３図は第１図の部分拡大断面
図である。 １……シース、２……PC鋼棒あるいはPCスト
ランド、３……発泡スチロール、４……アンカー
プレート、５……ナツト、６……グラウト注入
孔、７……ビニールホース、７Ａ……挿入端部、
８……短管、８Ａ……テーパ面。
Claims (1)
- グラウト注入箇所を閉塞し得る締結部材のアン
カープレートに注入箇所内へ連通する斜めのグラ
ウト注入孔を穿設し、このグラウト注入孔にホー
スを挿入してなるグラウト注入器具において、前
記グラウト注入孔のプレート内面側先端部におけ
る前記ホースの挿入先端部に、ホースを拡径して
グラウト注入孔壁に圧着し得る外周面がテーパ状
の短管を、グラウト注入孔のプレート内面側先端
部の外方から挿入してなることを特徴とするグラ
ウト注入器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19268283U JPS60100412U (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | グラウト注入器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19268283U JPS60100412U (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | グラウト注入器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60100412U JPS60100412U (ja) | 1985-07-09 |
| JPH0439953Y2 true JPH0439953Y2 (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=30414604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19268283U Granted JPS60100412U (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | グラウト注入器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60100412U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141229A (ja) * | 1974-10-04 | 1976-04-07 | Yasuro Ito | Puresutoresukonkuriitogurautosochi |
-
1983
- 1983-12-14 JP JP19268283U patent/JPS60100412U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141229A (ja) * | 1974-10-04 | 1976-04-07 | Yasuro Ito | Puresutoresukonkuriitogurautosochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60100412U (ja) | 1985-07-09 |
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