JPH0439929Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0439929Y2
JPH0439929Y2 JP2011487U JP2011487U JPH0439929Y2 JP H0439929 Y2 JPH0439929 Y2 JP H0439929Y2 JP 2011487 U JP2011487 U JP 2011487U JP 2011487 U JP2011487 U JP 2011487U JP H0439929 Y2 JPH0439929 Y2 JP H0439929Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
fitting
jig
wall panel
reinforcing frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2011487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63127521U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2011487U priority Critical patent/JPH0439929Y2/ja
Publication of JPS63127521U publication Critical patent/JPS63127521U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0439929Y2 publication Critical patent/JPH0439929Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は組み立て兼用梱包用の治具を取り付け
た壁パネルの構造に関するものである。
[背景技術] 従来の浴室の内装に用いられる壁パネルは面板
の裏面に補強フレームを裏打ちして形成されてい
るが、壁パネルは輸送するとき、複数枚の壁パネ
ルを重ねて梱包されるが、面板が補強フレームに
て傷付かないように間にスペーサが介装される
が、現場で施工するときスペーサが廃棄される。
このためスペーサのような余分な部材を要して梱
包にコストがかかると共に現場での廃棄に困つて
いた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは壁パネルを梱包
するとき治具をスペーサにできると共に壁パネル
を施工するとき治具をハンガーとして用いること
ができて従来のように梱包に余分な部材を要しな
いようになる治具付壁パネルを提供するにある。
[考案の開示] 本考案治具付壁パネルは、面板1の裏面に補強
フレーム2を裏打ちした壁パネルAにおいて、補
強フレーム2の下端面に壁パネルAの厚さ方向の
中央で嵌合溝4を設け、面板1と平行な縦片5の
一端に第1横片6を他端に第2横片7を第1横片
6と第2横片7とが相反する方向に突出するよう
に垂設すると共に第1横片6の先端より嵌合片8
を第2横片7の先端より引つ掛け片9を折り返す
ように垂設して治具Bを形成し、治具Bの嵌合片
8を壁パネルAの嵌合溝4に着脱自在に嵌合し、
嵌合溝4と面板1の表面との間の間隔aや嵌合溝
4と補強フレーム2の背面との間の間隔bと嵌合
片8と縦片5との間隔cとを略等しくすると共に
補強フレーム2の厚さdより縦片5からの引つ掛
け片9の突出長さeを小さくしたものであつて、
上述のように構成することにより従来例の欠点を
解決したものである。つまり、上記のように構成
したことにより、引つ掛け片9が面板1の表面側
に位置するように嵌合片8を嵌合溝4に嵌合する
と治具Bの縦片5をスペーサとして複数枚の壁パ
ネルAを重ねることができ、また引つ掛け片9が
補強フレーム2の背方に位置するように嵌合片8
を嵌合溝4に嵌合することにより治具Bをハンガ
ーとして壁パネルAの取り付けに用いることがで
きるようになつて、治具Bを梱包のスペーサとハ
ンガーとに兼用できて従来のように余分な部材を
要しないようになつた。
以下本考案を実施例により詳述する。
壁パネルAは第3図a,b,cに示すように化
粧板のような面板1の背面に矩形状に枠組みされ
た補強フレーム2を裏打ちして形成されている。
補強フレーム2は4本の角パイプ2aと4個のL
字状のコーナ連結材2bとにより構成され、矩形
状に配置した角パイプ2aの端部同士をコーナ連
結材2bにて連結して形成されている。コーナ連
結材2bは両端の嵌入部11を角パイプ2a内に
嵌入することにより角パイプ2aを接続してい
る。この壁パネルAの補強フレーム2のコーナ連
結材2bには嵌合溝4を穿設してあり、嵌合溝4
の開口側には嵌合溝4に連続する切り欠き12を
有している。この嵌合溝4と面板1の表面との間
の間隔aと嵌合溝4と補強フレーム2の背面との
間の間隔bとは略等しくしてある。治具Bは縦片
5と、第1横片6と、第2横片7と、嵌合片8
と、引つ掛け片9とを一体に設けて形成されてい
る。縦片5に対して第1横片6と第2横片7とは
相反する方向に向けて垂直に突出しており、第1
横片6や第2横片7に対して嵌合片8や引つ掛け
片9を折り返すように垂直に突出している。この
治具Bの嵌合片8と縦片5との間の間隔cと上記
壁パネルAの間隔a,bとは略等しくなつてい
る。縦片5からの引つ掛け片9の突出長eが壁パ
ネルAの補強フレーム2の厚さdより短くなつて
いる。またこの壁パネルAを梱包する場合は、第
2図に示すように治具Bの引つ掛け片9が面板1
の表面側に突出するように嵌合片8を嵌合溝4に
嵌合し、縦片5をスペーサとして複数枚の壁パネ
ルAを積み重ねる。このとき引つ掛け片9の突出
長さeが補強フレーム2の厚さdより短いので引
つ掛け片9が面板1の背方に収まる。第2図のよ
うに積み重ねた複数枚の壁パネルAは第2図の左
側が下になるように平積みして梱包し、輸送す
る。壁パネルAを現場で施工するときは第1図に
示すように引つ掛け片9が背方に突出するように
嵌合片8を嵌合溝4に嵌合すると共に第1横片6
を切り欠き12に嵌合し、治具Bをハンガーとし
て用いる。浴室の床パン13の腰壁14の上端に
は水平な載置面15を有し、載置面15の外周よ
り立ち上がり部16を突設してある。壁パネルA
の下端面を載置面15に載置すると共に引つ掛け
片9を立ち上がり部16の上端に引つ掛け、面板
1の下端と載置面15との間のコーキング材17
を充填する。
[考案の効果] 本考案は叙述のように構成されているので、治
具の引つ掛け片が面板の表面側に突出するように
嵌合片を壁パネルの嵌合溝に嵌合することにより
治具の縦片をスペーサとして複数枚の壁パネルを
積み重ねることができ、また引つ掛け片が背方に
突出するように嵌合片を嵌合溝に嵌合することに
より治具をハンガーとして取り付けに用いること
ができるものであつて、治具をスペーサとハンガ
ーとに兼用できて組み立てのとき廃棄しなければ
ならない余分な部材を要しないものであり、また
梱包のとき治具をスペーサとできるため壁パネル
の面板に傷を付けたりすることのないように簡単
に梱包できるものであり、さらに治具をハンガー
にできるので施工が短時間で簡単にできるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の施工状態の断面
図、第2図は同上の梱包状態の断面図、第3図
a,b,cは同上の壁パネルの一部切欠平面図、
一部切欠正面図及び一部切欠断面図であつて、A
は壁パネル、1は面板、2は補強フレーム、4は
嵌合溝、5は縦片、6は第1横片、7は第2横
片、8は嵌合片、9は引つ掛け片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 面板の裏面に補強フレームを裏打ちした壁パネ
    ルにおいて、補強フレームの下端面に壁パネルの
    厚さ方向の中央で嵌合溝を設け、面板と平行な縦
    片の一端に第1横片を他端に第2横片を第1横片
    と第2横片とが相反する方向に突出するように垂
    設すると共に第1横片の先端より嵌合片を第2横
    片の先端より引つ掛け片を折り返すように垂設し
    て治具を形成し、治具の嵌合片を壁パネルの嵌合
    溝に着脱自在に嵌合し、嵌合溝と面板の表面との
    間の間隔や嵌合溝と補強フレームの背面との間の
    間隔と嵌合片と縦片との間隔とを略等しくすると
    共に補強フレームの厚さより縦片からの引つ掛け
    片の突出長さを小さくして成る治具付壁パネル。
JP2011487U 1987-02-14 1987-02-14 Expired JPH0439929Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011487U JPH0439929Y2 (ja) 1987-02-14 1987-02-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011487U JPH0439929Y2 (ja) 1987-02-14 1987-02-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63127521U JPS63127521U (ja) 1988-08-22
JPH0439929Y2 true JPH0439929Y2 (ja) 1992-09-18

Family

ID=30815321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011487U Expired JPH0439929Y2 (ja) 1987-02-14 1987-02-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0439929Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63127521U (ja) 1988-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0439929Y2 (ja)
JPH0440324Y2 (ja)
JPS6230989Y2 (ja)
JPH0240466Y2 (ja)
JPS6212725Y2 (ja)
JPH0421403Y2 (ja)
JPS603204Y2 (ja) パネルの連結装置
JPH0423158Y2 (ja)
JPH0641458Y2 (ja) 天板の支持構造
JPH0342813Y2 (ja)
JPS5811547U (ja) 足場装置
JPS6127498Y2 (ja)
JPS61196683U (ja)
JPS631730Y2 (ja)
JPS6032307Y2 (ja) ドア−枠
JPS5825895Y2 (ja) 吊具
JP3037698U (ja) 宗教性陳列棚
JPH0425008Y2 (ja)
JPH0243236Y2 (ja)
JPS6241176U (ja)
JPH0776924A (ja) 棚部材支持構造
JPH0268754U (ja)
JPS60195428U (ja) コンクリ−ト型枠用セパレ−タ
JPS58140250U (ja) 土木建築用ブロック
JPS6213637A (ja) 天井構造