JP3037698U - 宗教性陳列棚 - Google Patents

宗教性陳列棚

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JP3037698U JP1996012053U JP1205396U JP3037698U JP 3037698 U JP3037698 U JP 3037698U JP 1996012053 U JP1996012053 U JP 1996012053U JP 1205396 U JP1205396 U JP 1205396U JP 3037698 U JP3037698 U JP 3037698U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立、延設が簡単に行え、構造の強固な宗教
性陳列棚の提供。 【解決手段】 背板の上下側が二つの蓋板の嵌め溝内に
挿入され、背板と蓋板との二側辺が横向きに二つの側板
の嵌め溝内に挿入されることを以て、側板、背板、蓋板
が結合されてなる箱体の、前縁が一つの面枠の背面の挟
持溝内に挿入され、面枠が上記箱体の開放側に結合させ
られて、面枠が側板、蓋板と結合させられて、一つの棚
ユニットを構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一種の組み合わせ式の棚に関し、特に宗教上の目的、即ち納骨など の目的に使用される棚であって、その結合構造が強固とされたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
伝統的な宗教性陳列棚は、ほとんどがほぞと溝の組み合わせか或いは裁断した 板を釘打ちすることを利用して組み立てられている。前者は分解が容易であるが 、強固さの点で劣っており、現在納骨棚が多層に積み重ねられているという状況 を鑑みると、改善の必要があった。後者は、比較的構造が強固とされており、多 層積み重ねる目的には符合しているが、ただし簡単に組み立てられず、作業員が 逐一裁断し釘で打ちつける必要があり、材料の搬送と施工のいずれにも手間がか かり、経済的でも、実用的でもなく、理想的なものとは言えなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、蓋と側板を対応する凸縁と嵌め溝を嵌め合わせて接合して少なくと も一側が開放された箱体を構成し、さらに面枠で箱体の開放側を挟持させ、別に 固定部材でそれを固定することを以て、安定した結合構造を有するものとした、 一種の宗教性陳列棚を提供することを課題としている。
【0004】 本考案は次に、上記面枠の側柱で二つの箱体の隣接する側板の前端を挟持させ た後、固定ピンを挿入して固定することで、箱体を横向きに安定して結合させ拡 張できるようにした、一種の宗教性陳列棚を提供することを課題としている。
【0005】 本考案はさらに、組合せの完成した箱体後側に必要により異なる形状の掛置き 用部材を固定し、この掛置き用部材で壁上に固定した掛け架に掛け置けるように し、掛け架で全体の構造の重量を受けると共に、組合せの強度を増し、多層積み 重ねての組合せに適したものとした、一種の宗教性陳列棚を提供することを課題 としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、二つの側板とされ、それぞれ周囲に嵌め溝が設けてあり、 嵌め溝の一辺が開放されて開放部とされ、開放部の二端付近に複数の位置決め穴 が設けられたものと、 一つの背板とされ、各辺縁に挿止め用凸縁が設けられているものと、 二つの蓋板とされ、一つの辺縁付近に一つの嵌め溝が設けられ二つの横側に外 向きにそれぞれ一つの延伸片が設けられているもの、 以上を備え、背板の上下側が二つの蓋板の嵌め溝内に挿入され、背板と蓋板と の二側辺が横向きに二つの側板の嵌め溝内に挿入されることを以て、側板、背板 、蓋板が結合されてなる箱体の、前縁が一つの面枠の背面の挟持溝内に挿入され 、面枠が上記箱体の開放側に結合させられて、面枠が側板、蓋板と結合させられ て、一つの棚ユニットを構成することを特徴とする、宗教性陳列棚としている。
【0007】 請求項2の考案は、請求項1の宗教性陳列棚で、その中、背板の背面に固定シ ートが設けられ、該固定シートに適当な掛け片が固定されていることを特徴とす る、宗教性陳列棚としている。
【0008】 請求項3の考案は、請求項1の宗教性陳列棚で、その中、面枠の背面周囲に一 つの挟持溝が設けられ、二つの横側にある垂直の挟持溝の二端部の横にそれぞれ 二つの突伸する位置決め片が設けられ、位置決め片にピン穴が設けられ、側板に 一つの位置決め穴が設けられ、上述のピン穴と位置決め穴が対向させられる時、 一つの固定用部材によって挿し止めされることを特徴とする、宗教性陳列棚とし ている。
【0009】 請求項4の考案は、請求項1の宗教性陳列棚で、その中、背板の挿止め用凸縁 上に複数の僅かに突出する凸条が設けられていることを特徴とする、宗教性陳列 棚としている。
【0010】 請求項5の考案は、請求項1の宗教性陳列棚で、その中、蓋板の延伸片上に複 数の僅かに突出する凸条が設けられていることを特徴とする、宗教性陳列棚とし ている。
【0011】 請求項6の考案は、請求項2の宗教性陳列棚で、その中、掛け片は、単一挟持 式掛け片、縦方向連接式掛け片、横方向連接式掛け片、及び結合式掛け片を含む ことを特徴とする、宗教性陳列棚としている。
【0012】 請求項7の考案は、請求項6の宗教性陳列棚で、その中、単一挟持式掛け片は 、その中央に一つの位置決め穴が設けられ、該位置決め穴を以て、各箱体を組合 せ後の最も外側の各隅部に結合させられ、単一挟持式掛け片の一側辺にフック片 が設けられていることを特徴とする、宗教性陳列棚としている。
【0013】 請求項8の考案は、請求項6の宗教性陳列棚で、その中、縦方向連接式掛け片 は、その上下端にそれぞれ一つの位置決め穴が設けられ、該位置決め穴を以て、 各箱体を組合せ後の左右側において上下の箱体の連接固定に供されると共に、二 つの位置決め穴を結ぶ線の方向において、その中一つの位置決め穴の横が外向き に延伸されてフック片が設けられていることを特徴とする、宗教性陳列棚として いる。
【0014】 請求項9の考案は、請求項6の宗教性陳列棚で、その中、横方向連接式掛け片 は箱体を組合せ後の上下側において左右の箱体の連接固定に供されると共に、二 つの位置決め穴の間の部分が外向きに延伸されいることを特徴とする、宗教性陳 列棚としている。
【0015】 請求項10の考案は、請求項6の宗教性陳列棚で、その中、結合式掛け片の四 隅にそれぞれ位置決め穴が設けられ、縦或いは横に隣接する箱体の固定シートに ネジで固定され、四つの箱体を右の箱体の連接固定に供されると共に、その中、 二つの位置決め穴の間の部分が外向きに延伸されてフック片が設けられているこ とを特徴とする、宗教性陳列棚としている。
【0016】 請求項11の考案は、請求項6の宗教性陳列棚で、その中、掛け架の前端が上 下に延伸されて、各掛け片のフック片の掛け置きに供される一つの垂直の突伸辺 板が設けられていることを特徴とする、宗教性陳列棚としている。
【0017】 請求項12の考案は、請求項1の宗教性陳列棚で、その中、面枠は、二つの面 枠側柱、一つの面枠上部材、一つの面枠下部材及び複数の連接ブロックより構成 され、その中、面枠側柱の上端と下端の前縁に一つの円弧形の挟持縁が設けられ 、挟持縁の後側が延伸されてピン穴を有する二つの位置決め片が設けられ、二つ の位置決め片の間に垂直に一つの挟持溝が設けられ、面枠上部材、面枠下部材の 背面にそれぞれ一つの挟持溝が横設され、連接ブロックの後側の上下のそれぞれ 前方に突出する円弧状凸縁の両横に開口部が設けられ、複数の連接ブロックの該 開口部分が、それぞれ面枠上部材、面枠下部材の二側端に嵌め合わされ、さらに 面枠側柱の上下の挟持縁が連接ブロックの円弧状凸縁の外側に嵌め合わされるこ とを以て、一つの棚の面枠ユニットが構成されることを特徴とする、宗教性陳列 棚としている。
【0018】 請求項13の考案は、請求項12の宗教性陳列棚で、その中、面枠の面枠上部 材の二端が凹まされ、一つの階段面が形成され、連接ブロックの開口部を圧迫す るのに便利とされていることを特徴とする、宗教性陳列棚としている。
【0019】 請求項14の考案は、請求項12の宗教性陳列棚で、その中、面枠の面枠上部 材の二端の下方に別に二側より内側に凹まされた側凹部が形成され、該側凹部が 面枠側柱の位置決め片の嵌止めに供されることを特徴とする、宗教性陳列棚とし ている。
【0020】 請求項15の考案は、請求項12の宗教性陳列棚で、その中、面枠側柱、面枠 上部材、面枠下部材の挟持溝の幅は箱体の板厚の二倍とされ、複数の箱体を合わ せて挿入でき、箱体の連接に供されることを特徴とする、宗教性陳列棚としてい る。
【0021】 請求項16の考案は、請求項15の宗教性陳列棚で、その中、側板が、位置決 め穴を備えた遮蔽板と組み合わされて同時に面枠側柱の挟持溝内に挿入されてい ることを特徴とする、宗教性陳列棚としている。
【0022】 請求項17の考案は、請求項16の宗教性陳列棚で、その中、遮蔽板に複数の 凸ピンが設けられ、該凸ピンが側板の位置決め穴内に挿入されることを以て、遮 蔽板の位置決め穴と側板の別の一つの位置決め穴が対向させられることを特徴と する、宗教性陳列棚としている。
【0023】 請求項18の考案は、請求項1の宗教性陳列棚で、その中、面枠が、少なくと も、 二つの面枠側柱で、その上下端にそれぞれ一つの円弧形の凹溝を備えると共に 、後側の適当な位置に結合穴を備えた位置決め片を備え、縦向に垂直な一つの嵌 め溝を備え、嵌め溝が位置決め片に接近して設けられているものと、 一つの面枠上部材で、左右端の上下にそれぞれ一つの円弧状凸縁が設けられ、 背面に一つの嵌め溝が横設されているものと、 一つの面枠下部材で、左右端の上方にそれぞれ一つの円弧状凸縁が設けられ、 背面に一つの嵌め溝が横設されているもの、 以上を備えていることを特徴とする、宗教性陳列棚としている。
【0024】 請求項19の考案は、請求項18の宗教性陳列棚で、その中、位置決め片が、 面枠側柱の左右端にそれぞれ接近する背面において、嵌め溝に近い両側に設けら れていることを特徴とする、宗教性陳列棚としている。
【0025】 請求項20の考案は、請求項18又は請求項19の宗教性陳列棚で、その中、 面枠側柱、面枠上部材、面枠下部材の挟持溝の幅が箱体の板厚の2倍に設けられ て複数の箱体を合併して挿入することを以て、箱体の連接、延設に便利とされた ことを特徴とする、宗教性陳列棚としている。
【0026】 請求項21の考案は、請求項20の宗教性陳列棚で、その中、箱体の側辺に位 置決め穴を備えた遮蔽板が組み合わされて同時に面枠側柱の嵌め溝内に挿入され たことを特徴とする、宗教性陳列棚としている。
【0027】 請求項22の考案は、請求項21の宗教性陳列棚で、その中、遮蔽板に複数の 凸ピンが設けられ、該凸ピンが箱体側辺の位置決め穴に挿入されることを以て、 遮蔽板の位置決め穴と箱体側辺の一つの位置決め穴が対向させられることを特徴 とする、宗教性陳列棚。
【0028】
【考案の実施の形態】
図1、2、3に示されるように、本考案は、左右の側板1、背板2、上下の蓋 板3、掛置き用部材4、面枠5を備えている。その中、左右の側板は対称な構造 とされ、対向して設置されるため、ここでは図1中の左に位置する側板について のみ説明する。側板1のもう一つの側板との対向面上において、周囲に嵌め溝1 1が設けられ、側板1の前辺位置にある嵌め溝11は、開放部111とされ、側 板1の該開放部111の前端部分は前方に延伸されて前縁14が形成されており 、前縁14の上下にはそれぞれ複数の位置決め穴141が穿たれている。背板2 は、左右の側板の後端間に垂直に位置するものとされ、背板2の背面の四つの隅 部には、掛置き用部材4を固定するための固定シート22がそれぞれ設けられて いる。また背板2の周囲には挿止め用凸縁21が設けられ、該挿止め用凸縁21 の周囲には複数の僅かに突出する凸条211が設けられている。蓋板3は本考案 において上下に対向するように設置されているため、ここではその中、上方の蓋 板3について説明する、上方の蓋板3の上面に、前縁34が形成され、前縁34 上面に溝341が形成されている。背板2の後端の下面には嵌め溝33が形成さ れている。蓋板3の左右にはそれぞれ延伸片32が延伸されており、延伸片32 の上面に、僅かに突出する複数の平行な凸条321が形成されている。組合せ時 には、まず、背板2の上下を、二つの蓋板3の嵌め溝33内に嵌入し、さらにコ 形状とされた背板2と蓋板3の左右を横向きに二つの側板1の嵌め溝11内に挿 入し、こうして前方が開口とされた箱体を形成する。ここで強調すべきことは、 本考案の各凸縁21或いは延伸片32と、各嵌め溝11或いは嵌め溝33が嵌挿 されるとき、僅かに突出する凸条211、321と嵌め溝11、32間に十分に 緊密な結合効果が生じるが、ただし、凸条211、321間に適当な間隙が保持 され、それにより、結合に十分な強固性が得られるだけでなく、分解時に、挿入 片と嵌め溝間の真空吸着力による湿潤現象を発生し、分解しにくくなることがな い。掛置き用部材4は、単一挟持式掛け片41と、縦方向連接式掛け片42と、 横方向連接式掛け片43と、結合式掛け片44の各種形態のものを含む。その中 、単一挟持式掛け片41は、中央に一つの位置決め穴411が設けられ、並びに 1側辺に一つのフック片412が設けられている。縦方向連接式掛け片42は、 上下端にそれぞれ一つの位置決め穴421が設けられ、並びに二つの位置決め穴 421を結ぶ線の方向にある一端に一つのフック片422が延伸されており、横 方向連接式掛け片43は、左右端にそれぞれ一つの位置決め穴431が設けられ 、並びに二つの位置決め穴431の間の部分が外向きに延伸されて一つのフック 片432が設けられており、結合式掛け片44は略正方形を呈し、その四つの隅 部にそれぞれ一つの位置決め穴441が設けられ、その中の二つの位置決め穴4 41の間の部分が外向きに延伸されて一つのフック片442が設けられている。 面枠5はその背面の左右側にそれぞれ一つの垂直な挟持溝515が設けられ、該 挟持溝515の上下二端にはそれぞれ二つの突出する位置決め片512が設けら れており、位置決め片512には一つのピン穴513が穿たれている。面枠5の 背面の上下端にはそれぞれ一つの挟持溝522、531が設けられ、前述の側板 1、背板2、蓋板3が結合してなる箱体前端を、面枠5の背面に結合させるのに 利用される。即ち、上下の蓋板3の前縁34がそれぞれ面枠5の面枠上部材52 の挟持溝522と面枠底部材53の挟持溝531内に嵌め込まれ、側板1の前縁 14が面枠側柱51の挟持溝515内に嵌め込まれ、さらに位置決め片512上 のピン穴513が側板1の位置決め穴141の位置に合わされて、別に、複数の 凸ピン151と一つの位置決め穴152を備えた一つの遮蔽板15が位置決め片 512と側板1の間に介装され、凸ピン151が側板1の位置決め穴141に挿 入されて位置決め穴152が、対向するピン穴513と一つの位置決め穴141 に連接させられ、さらに、一つの固定ピン514がピン穴513と一つの位置決 め穴141に挿入されて、面枠5と側板1、蓋板3の組合せが完成し、一つの棚 ユニットとされる。
【0029】 図4に示されるように、面枠5は、二つの面枠側柱51、一つの面枠上部材5 2、面枠下部材53及び複数の連接ブロック54で構成される。その中、面枠側 柱51は上下端の前端にそれぞれ一つの円弧形の挟持縁511が設けられており 、挟持縁511の後側にそれぞれ二つの位置決め片512が延伸されている。位 置決め片512上にはピン穴513が穿たれ、各二つの位置決め片512間に上 下で連通する挟持溝515が設けられている。面枠上部材52の上端面には一つ の前凸部521が横設されており、該前凸部521の二端は凹まされて二つの階 段面524が形成されている。前凸部521の背側には挟持溝522が設けられ 、挟持溝522の下方に二側より内向きに凹んだ一つの側凹部523が形成され ている。面枠下部材53の前側二端もまた凹まされて階段面532が形成され、 背側には一つの挟持溝531が横設されている。連接ブロック54の背側の上下 にはそれぞれ前向きに突出する円弧状凸縁541が形成され、二つの側面には開 口部542が形成されている。この開口部542と、面枠上部材52と面枠下部 材53の二側の階段面524、542は同じ幅とされ、組合せ時には、複数の連 接ブロック54の開口部542がそれぞれ面枠上部材52と面枠下部材53の二 側の階段面524、532に嵌め合わされ、さらに面枠側柱51の上下の挟持縁 511が連接ブロック54の円弧状凸縁541の外縁に嵌め合わされ、図2に示 される面枠構造が形成される。
【0030】 図5、6、7、8を参照されたい。その中、図5は、異なる箱体が相互に隣接 させられており、二つの隣接する側板1の前縁14が合併されて面枠側柱51の 挟持溝515内に進入させられ、固定ピン514が位置決め片512のピン穴5 13と側板1の位置決め穴141に挿入させられることを以て、隣接する箱体間 、及び箱体と面枠5間が強固に結合させられている。図6は、組合せ式掛置き用 部材4の単一挟持式掛け片41、縦方向連接式掛け片42、横方向連接式掛け片 43、及び結合式掛け片44と各箱体の結合状況を示し、単一挟持式掛け片41 は各箱体を組み合わせた後の最も外側の各隅部にネジ付けられ、縦方向連接式掛 け片42は各箱体組合せ後の左右側部にネジ付けられて上下の箱体の連接、固定 に用いられ、横方向連接式掛け片43は各箱体組合せ後の上下側部にネジ付けら れて、左右の箱体の連接、固定に用いられ、結合式掛け片44は各位置決め穴4 41とネジを利用して、四つの異なる箱体の連接、固定に用いられる。単一挟持 式掛け片41、縦方向連接式掛け片42、横方向連接式掛け片43、及び結合式 掛け片44のフック片412、422、432、442はいずれも下向きに延伸 され、単一挟持式掛け片41、縦方向連接式掛け片42、横方向連接式掛け片4 3、及び結合式掛け片44が各箱体の背面に結合させられた後には、各掛け片の 縦向きの距離に、壁上に複数の掛け架45が設置され、掛け片のフック片が掛け 架45の突伸辺板451上に掛け置かれる。該掛け架45の前端は、上向きと下 向きに延伸されて一つの垂直の突伸辺板451が形成されており(図7参照)、 各箱体を壁面上に掛け置くのに利用される。図8には、箱体が隣接させられ、連 接ブロック54と、上下左右に面枠上部材52、面枠下部材53、面枠側柱51 が組み合わされて、面枠と箱体が必要に応じて持続的に延伸される状況が示され る。
【0031】 図9、10、11には、本考案の面枠の別の実施例が示されている。該面枠は 、面枠上部材60、面枠側柱70、面枠下部材80を備えている。その中、面枠 上部材60の背面には一つの嵌め溝61が横設され、該嵌め溝61の二端部の上 下に、それぞれ凸縁62、63が設けられている。面枠側柱70の背面には縦向 きに一つの嵌め溝71が設けられ、該嵌め溝71の上下の二端部に前方が凹んだ 円弧状凹溝72が設けられ、該円弧状の凹溝72の横に一つの位置決め片73が 設けられ、位置決め片73にピン穴74が設けられている。面枠下部材80の背 面にも一つの嵌め溝81が横設され、嵌め溝81の二つの側端部上方に凸縁82 が設けられている。組合せ時には、まず二組の隣接する面枠上部材60の下凸縁 63を緊密に嵌挿する方式で二つの面枠側柱70の上方の凹溝72中に結合し、 さらに二組の隣接する面枠側柱51の上凸縁82を緊密に嵌挿する方式で、二つ の面枠側柱70の下方の凹溝72中に結合し、その後、箱体90の開口の上下二 側の前縁91と二つの横側の前縁92を面枠上部材60の嵌め溝61と面枠側柱 70の嵌め溝71中に嵌挿する。箱体90を継続して横向きに延伸して組み合わ せたい場合には、二組の面枠側柱70上の上下の凹溝72中に、その他の面枠上 部材60の下側の凸縁63と面枠下部材80の上側の凸縁82を緊密に嵌挿した 後、隣接する箱体90の相互に併合された前縁92を同時に面枠側柱70の嵌め 溝71中に嵌入し、並びに固定ピン75を面枠側柱70の上下の位置決め片73 に挿入すると共に、箱体90の両側の上下の位置決め穴93に挿入して固定する 。各面枠側柱70の嵌め溝71の幅は、丁度箱体90の二つの側辺の厚さに等し いため、箱体90が継続して両側に向けて組み合わされない時には、箱体90の 延伸しない側辺の前縁92の上下の位置決め穴93部分に、遮蔽板94を取り付 けて、それを緊密に面枠側柱70の嵌め溝71中に嵌合させて揺動が発生しない ようにする。箱体90を縦方向にさらに組み合わせたい場合には、箱体90を隣 接した後、箱体90の前縁91、92を面枠上部材60、面枠側柱70、面枠下 部材80の嵌め溝61、71、81内に挿入し、さらに固定ピン75で固定すれ ば、面枠と箱体を必要により延伸して適当な面積に拡張することができる。
【0032】
【考案の効果】
上述したように、本考案の宗教性陳列棚は、組合せが簡単で、結合が強固であ り、これらの効果は確実に周知のものの組合せの不便さや、結合が強固でないと いう欠点を克服するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の箱体の分解斜視図である。
【図2】本考案の単一箱体と面枠の組合せ表示図であ
る。
【図3】本考案の箱体と各掛置き用部材の組合せ表示図
である。
【図4】本考案の面枠の分解斜視図である。
【図5】本考案の複数の箱体と面枠の組合せ表示図であ
る。
【図6】本考案の箱体、掛置き用部材と掛け架の構造表
示図である。
【図7】本考案の箱体、掛置き用部材と掛け架の構造断
面図である。
【図8】本考案の組合せ形態実施例図である。
【図9】本考案の面枠のもう一つの実施例の分解斜視図
である。
【図10】図9の実施例の単一箱体と面枠の嵌め接ぎ表
示図である。
【図11】図9の実施例の複数の箱体と面枠の嵌め接ぎ
表示図である。
【図12】図9の実施例の組合せ形態実施例図である。
【符号の説明】
1 側板 2 背板 3 蓋板 4 掛置き用部材 5 面枠 11 嵌め溝 111 開放部 14 前縁 141 位置決め穴 22 固定シート 21 挿止め用凸縁 211 凸条 34 溝 33 嵌め溝 32 延伸片 321 凸条 41 単一挟持式掛け片 42 縦方向連接式掛け片 43 横方向連接式掛け片 44 結合式掛け片 411 位置決め穴 412 フック片 421 位置決め穴 422 フック片 431 位置決め穴 432 フック片 441 位置決め穴 442 フック片 515 挟持溝 512 位置決め片 513 ピン穴 522、531 挟持溝 151 凸ピン 152 位置決め穴 15 遮蔽板 514 固定ピン 51 面枠側柱 52 面枠上部材 53 面枠下部材 54 連接ブロック 511 挟持縁 521 前凸部 524 階段面 522 挟持溝 523 側凹部 532 階段面 531 挟持溝 541 円弧状凸縁 542 開口部 60 面枠上部材 70 面枠側柱 80 面枠下部材 61 嵌め溝 62、63 凸縁 71 嵌め溝 72 円弧状凹溝 73 位置決め片 74 ピン穴 81 嵌め溝 82 凸縁 75 固定ピン 90 箱体 93 位置決め穴 91、92 前縁 94 遮蔽板

Claims (22)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの側板とされ、それぞれ周囲に嵌め
    溝が設けてあり、嵌め溝の一辺が開放されて開放部とさ
    れ、開放部の二端付近に複数の位置決め穴が設けられた
    ものと、 一つの背板とされ、各辺縁に挿止め用凸縁が設けられて
    いるものと、 二つの蓋板とされ、一つの辺縁付近に一つの嵌め溝が設
    けられ二つの横側に外向きにそれぞれ一つの延伸片が設
    けられているもの、 以上を備え、背板の上下側が二つの蓋板の嵌め溝内に挿
    入され、背板と蓋板との二側辺が横向きに二つの側板の
    嵌め溝内に挿入されることを以て、側板、背板、蓋板が
    結合されてなる箱体の、前縁が一つの面枠の背面の挟持
    溝内に挿入され、面枠が上記箱体の開放側に結合させら
    れて、面枠が側板、蓋板と結合させられて、一つの棚ユ
    ニットを構成することを特徴とする、宗教性陳列棚。
  2. 【請求項2】 請求項1の宗教性陳列棚で、その中、背
    板の背面に固定シートが設けられ、該固定シートに適当
    な掛け片が固定されていることを特徴とする、宗教性陳
    列棚。
  3. 【請求項3】 請求項1の宗教性陳列棚で、その中、面
    枠の背面周囲に一つの挟持溝が設けられ、二つの横側に
    ある垂直の挟持溝の二端部の横にそれぞれ二つの突伸す
    る位置決め片が設けられ、位置決め片にピン穴が設けら
    れ、側板に一つの位置決め穴が設けられ、上述のピン穴
    と位置決め穴が対向させられる時、一つの固定用部材に
    よって挿し止めされることを特徴とする、宗教性陳列
    棚。
  4. 【請求項4】 請求項1の宗教性陳列棚で、その中、背
    板の挿止め用凸縁上に複数の僅かに突出する凸条が設け
    られていることを特徴とする、宗教性陳列棚。
  5. 【請求項5】 請求項1の宗教性陳列棚で、その中、蓋
    板の延伸片上に複数の僅かに突出する凸条が設けられて
    いることを特徴とする、宗教性陳列棚。
  6. 【請求項6】 請求項2の宗教性陳列棚で、その中、掛
    け片は、単一挟持式掛け片、縦方向連接式掛け片、横方
    向連接式掛け片、及び結合式掛け片を含むことを特徴と
    する、宗教性陳列棚。
  7. 【請求項7】 請求項6の宗教性陳列棚で、その中、単
    一挟持式掛け片は、その中央に一つの位置決め穴が設け
    られ、該位置決め穴を以て、各箱体を組合せ後の最も外
    側の各隅部に結合させられ、単一挟持式掛け片の一側辺
    にフック片が設けられていることを特徴とする、宗教性
    陳列棚。
  8. 【請求項8】 請求項6の宗教性陳列棚で、その中、縦
    方向連接式掛け片は、その上下端にそれぞれ一つの位置
    決め穴が設けられ、該位置決め穴を以て、各箱体を組合
    せ後の左右側において上下の箱体の連接固定に供される
    と共に、二つの位置決め穴を結ぶ線の方向において、そ
    の中一つの位置決め穴の横が外向きに延伸されてフック
    片が設けられていることを特徴とする、宗教性陳列棚。
  9. 【請求項9】 請求項6の宗教性陳列棚で、その中、横
    方向連接式掛け片は箱体を組合せ後の上下側において左
    右の箱体の連接固定に供されると共に、二つの位置決め
    穴の間の部分が外向きに延伸されいることを特徴とす
    る、宗教性陳列棚。
  10. 【請求項10】 請求項6の宗教性陳列棚で、その中、
    結合式掛け片の四隅にそれぞれ位置決め穴が設けられ、
    縦或いは横に隣接する箱体の固定シートにネジで固定さ
    れ、四つの箱体を右の箱体の連接固定に供されると共
    に、その中、二つの位置決め穴の間の部分が外向きに延
    伸されてフック片が設けられていることを特徴とする、
    宗教性陳列棚。
  11. 【請求項11】 請求項6の宗教性陳列棚で、その中、
    掛け架の前端が上下に延伸されて、各掛け片のフック片
    の掛け置きに供される一つの垂直の突伸辺板が設けられ
    ていることを特徴とする、宗教性陳列棚。
  12. 【請求項12】 請求項1の宗教性陳列棚で、その中、
    面枠は、二つの面枠側柱、一つの面枠上部材、一つの面
    枠下部材及び複数の連接ブロックより構成され、その
    中、面枠側柱の上端と下端の前縁に一つの円弧形の挟持
    縁が設けられ、挟持縁の後側が延伸されてピン穴を有す
    る二つの位置決め片が設けられ、二つの位置決め片の間
    に垂直に一つの挟持溝が設けられ、面枠上部材、面枠下
    部材の背面にそれぞれ一つの挟持溝が横設され、連接ブ
    ロックの後側の上下のそれぞれ前方に突出する円弧状凸
    縁の両横に開口部が設けられ、複数の連接ブロックの該
    開口部分が、それぞれ面枠上部材、面枠下部材の二側端
    に嵌め合わされ、さらに面枠側柱の上下の挟持縁が連接
    ブロックの円弧状凸縁の外側に嵌め合わされることを以
    て、一つの棚の面枠ユニットが構成されることを特徴と
    する、宗教性陳列棚。
  13. 【請求項13】 請求項12の宗教性陳列棚で、その
    中、面枠の面枠上部材の二端が凹まされ、一つの階段面
    が形成され、連接ブロックの開口部を圧迫するのに便利
    とされていることを特徴とする、宗教性陳列棚。
  14. 【請求項14】 請求項12の宗教性陳列棚で、その
    中、面枠の面枠上部材の二端の下方に別に二側より内側
    に凹まされた側凹部が形成され、該側凹部が面枠側柱の
    位置決め片の嵌止めに供されることを特徴とする、宗教
    性陳列棚。
  15. 【請求項15】 請求項12の宗教性陳列棚で、その
    中、面枠側柱、面枠上部材、面枠下部材の挟持溝の幅は
    箱体の板厚の二倍とされ、複数の箱体を合わせて挿入で
    き、箱体の連接に供されることを特徴とする、宗教性陳
    列棚。
  16. 【請求項16】 請求項15の宗教性陳列棚で、その
    中、側板が、位置決め穴を備えた遮蔽板と組み合わされ
    て同時に面枠側柱の挟持溝内に挿入されていることを特
    徴とする、宗教性陳列棚。
  17. 【請求項17】 請求項16の宗教性陳列棚で、その
    中、遮蔽板に複数の凸ピンが設けられ、該凸ピンが側板
    の位置決め穴内に挿入されることを以て、遮蔽板の位置
    決め穴と側板の別の一つの位置決め穴が対向させられる
    ことを特徴とする、宗教性陳列棚。
  18. 【請求項18】 請求項1の宗教性陳列棚で、その中、
    面枠が、少なくとも、 二つの面枠側柱で、その上下端にそれぞれ一つの円弧形
    の凹溝を備えると共に、後側の適当な位置に結合穴を備
    えた位置決め片を備え、縦向に垂直な一つの嵌め溝を備
    え、嵌め溝が位置決め片に接近して設けられているもの
    と、 一つの面枠上部材で、左右端の上下にそれぞれ一つの円
    弧状凸縁が設けられ、背面に一つの嵌め溝が横設されて
    いるものと、 一つの面枠下部材で、左右端の上方にそれぞれ一つの円
    弧状凸縁が設けられ、背面に一つの嵌め溝が横設されて
    いるもの、 以上を備えていることを特徴とする、宗教性陳列棚。
  19. 【請求項19】 請求項18の宗教性陳列棚で、その
    中、位置決め片が、面枠側柱の左右端にそれぞれ接近す
    る背面において、嵌め溝に近い両側に設けられているこ
    とを特徴とする、宗教性陳列棚。
  20. 【請求項20】 請求項18又は請求項19の宗教性陳
    列棚で、その中、面枠側柱、面枠上部材、面枠下部材の
    挟持溝の幅が箱体の板厚の2倍に設けられて複数の箱体
    を合併して挿入することを以て、箱体の連接、延設に便
    利とされたことを特徴とする、宗教性陳列棚。
  21. 【請求項21】 請求項20の宗教性陳列棚で、その
    中、箱体の側辺に位置決め穴を備えた遮蔽板が組み合わ
    されて同時に面枠側柱の嵌め溝内に挿入されたことを特
    徴とする、宗教性陳列棚。
  22. 【請求項22】 請求項21の宗教性陳列棚で、その
    中、遮蔽板に複数の凸ピンが設けられ、該凸ピンが箱体
    側辺の位置決め穴に挿入されることを以て、遮蔽板の位
    置決め穴と箱体側辺の一つの位置決め穴が対向させられ
    ることを特徴とする、宗教性陳列棚。
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