JPH0243236Y2 - - Google Patents

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JPH0243236Y2
JPH0243236Y2 JP1983197859U JP19785983U JPH0243236Y2 JP H0243236 Y2 JPH0243236 Y2 JP H0243236Y2 JP 1983197859 U JP1983197859 U JP 1983197859U JP 19785983 U JP19785983 U JP 19785983U JP H0243236 Y2 JPH0243236 Y2 JP H0243236Y2
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JP1983197859U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、店舗用に優美な外観をもつた陳列
パネルとして、任意の商品に適宜に陳列保持する
物品保持具を引掛け式に係止するための桟状条溝
をもつたパネル(以下ラインパネルという)に関
する。
〈従来の技術〉 この種類の従来の陳列パネルは、木製の桟を上
下に適宜間隔をおいて配設しパネル状に構成する
か、1枚の薄板鋼板に凹凸の条溝加工を施して、
多数の桟状の溝を形成してラインパネルとするか
何れかの方法がとられていた。前者の方法におい
ては、木材の加工、仕上げ、組立てに手間がかか
りコスト高になり、店舗の改装時には移設が困難
であつた。後者の方法においては、ラインパネル
製造のために専用の製造設備が必要であり、大量
の生産を行わないとコスト高になることや、規格
外のサイズへの対応に柔軟性を欠くなどの欠点が
あつた。
そのため、汎用的な生産設備を利用して、生産
可能で、各種サイズへの対応性を有するパネル基
本素子が特開昭57−175321号公報に開示されてい
る。このパネル基本素子(当該公報においては継
足し式パネルユニツトと称している)は、扁平パ
ネル部分のパネル幅中央線を通つてパネル面に垂
直な面に関してほぼ対称形をなす状態に上、下に
互嵌式連結部A,Bを設け、必要な枚数だけのパ
ネル基本素子を、上位パネル基本素子の下側互嵌
式連結部Bが下位パネル基本素子の上側互嵌式連
結部Aを内包するような関係に継足して、所要面
積のパネルを得るように構成されている。
また、上下のパネル基本素子の連結時に、重複
面積を少なくするように構成されたパネル基本素
子が実開昭57−137364号公報で開示されている。
このパネル基本素子(同様に公報では継足し式
パネルユニツトと称している)は、パネル基本素
子の上縁部に上連結部を設け、下縁部に下連結部
を設けて構成されている。そして、下位のパネル
基本素子の上連結部に、上位のパネル基本素子の
下連結部を、パネル基本素子の長手方向に沿つて
スライドして嵌入し、両パネル基本素子の継足し
を行つていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、このような従来構成のパネル基本素子
を用いてラインパネルが形成される場合、前者の
構成のものにおいてはパネル基本素子の継足し
が、上下の互嵌式連結部A,Bにおける上下のパ
ネル基本素子の嵌め合せにより行われるため、上
下のパネル基本素子の重複する面積が大きく、パ
ネル形成のための板材料の無駄が多くなるという
問題があつた。
また、物品保持具にかかる荷重を支持する横長
係止部に相当する部分は、板材の折曲げによる2
重板構造のため、大きな荷重に耐えられないとい
う問題があつた。更に、パネル基本素子の継足し
連結には、パネル基本素子をその長手方向にスラ
イドして行われるので、長尺なパネル基本素子の
連結には手間がかかるという問題があつた。
後者の構成のものにおいては、継足しによる板
材料の無駄はなくなるものの、物品保持具にかか
る荷重を支持する部分は、前者と同様に板材の折
曲げによる2重板構造であり、そのため、大きな
荷重に耐えられないという問題があつた。また、
パネル基本素子の継足し連結は、前者と同様に長
手方向にスライドして行う必要があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記問題点に対処して考案されたも
のであり、従来設備の利用により組立ての容易
性、各種サイズへの対応性に優れるとともに、少
ない板材料で形成でき、更には物品保持具の荷重
のかかる横長係止部の強度の大きなラインパネル
を得ようとするものである。
この考案の構成の要旨は、複数のパネル基本素
子を上下に隣接させて一体化したパネルユニツト
により構成された物品保持具係止用ラインパネル
であつて、上記パネル基本素子は、長手方向の上
縁および下縁に各々横長係止部および横長連接部
を備えた異形S字状に形成されるとともに、上記
横長連接部は上向きのフツク形に形成し、上記横
長係止部は下向きのフツク形に形成されるととも
にそのフツク形の対向間隔は上記横長連接部の上
向きフツク形の立上り部を略挾持可能な幅を有し
ていて、上記横長係止部と横長連接部とは上下方
向のスライドにより係止連接されて上記横長係止
部を3重板構造に形成し、かつ上記パネルユニツ
トは、複数のパネル基本素子がその長手方向に直
交する助材により固着支持されて一体化されたこ
とを特徴とする物品保持具係止用ラインパネルで
ある。
〈実施例〉 次に、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図は断面を異形S字状に折曲して
形成されたパネル基本素子である横長の異形S字
状部材1を示し、横長係止部2、前壁板部3、横
長連接部4、後壁板部5を形成してなる。即ちラ
インパネルの全長に亘る桟状部を形成する前壁板
部3の下縁に連続して、後方側に段違い状に平行
した後壁板部5が形成されており、後壁板部5の
下縁から上記段違い状の寸法だけ前方側へ延び、
その前方端に上方へ90度折曲された上向きフツク
形の横長連接部4が形成されている。更に前壁板
部3の上縁には、後方側下向きに180度折曲され
た下向きフツク形の横長係止部2が形成されて、
異形S字状部材1が形成されている。なお、横長
係止部2の下向きフツク形の対向間隔は、横長連
接部4の立上り部を略挾持可能な幅を有してい
る。
この異形S字状部材1を、第3図、第4図、第
6図に示す如く最上位の異形S字状部材1の横長
連接部4に、次位の異形S字状部材1の横長係止
部2を垂下する如く上下方向にスライドして引掛
けるように係止し、遂次所要数の異形S字状部材
1を係止連接する。この状態で各横長係止部2
は、各々横長連接部4を挾持した形となり3重板
構造を形成する(第4図参照)。
このように係止連接された複数の異形S字状部
材1は、各後壁板部5に助材7および補助助材
7′を固着して一体化され、パネルユニツト12
が形成される。助材7は、その外側に係止爪8を
有し、後壁板部5の左右両側端に近接するととも
に、その長手方向に直交してスポツト溶接により
固着される。また、補助助材7′は、左右の助材
7の中間部位にて平行し、かつ等分間隔を保つて
スポツト溶接により固着される。
尚、助材7の外側に設けられた係止爪8は、支
柱16に穿設された係止条孔17に嵌挿係止し
て、パネルユニツト12の重量を支え所定位置に
係着される。
構造体13は、第7図に示す如く、並列して相
対する2個のL字形支柱16の垂直部の頂部間に
天板15を横架し、L字形の水平部にはベース棚
板14を横架して各々固着される。支柱16の垂
直部の前面には、パネルユニツト12の係止爪8
に対応した係止条孔17が所定数穿設されてい
る。第1のパネルユニツト12は、係止爪8を支
柱16の上部の係止条孔17(左右で4個)に係
止し、更に第2のパネルユニツト12は、第1の
パネルユニツト12の最下端に位置する横長連接
部4に、その最上端の横長係止部2を係止し、同
時に係止爪8を支柱16の係止条孔17(左右で
4個)に係止して、第8図に示す如く一体の物品
保持具係止用ラインパネルとして形成される。
尚、上記では2個のパネルユニツトと、L字形
支柱による構成を例示しているが、パネルユニツ
トの数及び支柱形状は、これに限定されるもので
はない。
以上の実施例に示すラインパネルの使用態様
は、第4図に示す如く横長係止部2と凹入空間6
に、物品保持具9の係止爪部10と係止板片部1
1を係止して、任意数の物品保持具9を任意位置
へ自在に係止して商品の陳列に供することができ
る。また図示にはないが物品保持具は箱状、かご
状、トレー状等係止爪部10と係止板片部11を
共通にした各種のものが提供されることにより、
商品の種類、包装の態様に合つた陳列パネルとす
ることが可能である。
〈考案の効果〉 以上に示した如く、本考案は店舗用陳列パネル
として、ラインパネルのもつ優美な外観を備えて
いると共に次のような効果があげられる。
(1) パネルがユニツト式に分割されており組立て
が容易である。
(2) パネルの基本素子が1個の異形S字状に折曲
した部材であるため、従来の製造設備で容易に
製造できる。
(3) 細長い異形S字状部材であるため材料取りに
無駄が出ない。
また、パネルユニツトのパネル基本素子であ
る異形S字状部材同志の重複する面積が極めて
小さく、パネルユニツト形成のための板材料の
無駄が少ない。
(4) パネルユニツトが複数の異形S字状部材で形
成されるので、ユニツトの寸法が材料寸法に制
約されず自由に選定でき、かつ製造過程におい
て容易に寸法の変更が行なえるとともに、パネ
ル基本素子の連接が、横長係止部の上下方向の
スライドにより引掛けて行われるので、迅速に
パネルユニツトが形成できる。
(5) 物品保持具の荷重がかかる横長係止部が、板
材が3重になつているため高荷重に耐えること
ができる。また強度の増えた分に相応して板厚
を薄くしてコスト節減をすることもできる。
このように本考案は、多様な商品の陳列、展示
の要求に対応できる実用価値の大きいすぐれた効
果を発揮できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は異形S字状部材の斜視図、第2図は異
形S字状部材の断面図、第3図は異形S字状部材
を係止連接した部分斜視図、第4図は異形S字状
部材を係止連接した拡大側面図、第5図は物品保
持具を例示する斜視図、第6図はパネルユニツト
の背面斜視図、第7図は組立て説明斜視図、第8
図は完成斜視図である。 1……異形S字状部材(パネル基本素子)、2
……横長係止部、4……横長連接部、7……助
材、12……パネルユニツト、16……支柱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のパネル基本素子を上下に隣接させて一体
    化したパネルユニツトにより構成された物品保持
    具係止用ラインパネルであつて、 前記パネル基本素子は、長手方向の上縁および
    下縁に各々横長係止部および横長連接部を備えた
    異形S字状に形成されるとともに、 前記横長連接部は上向きのフツク形に形成し、 前記横長係止部は下向きのフツク形に形成され
    るとともにそのフツク形の対向間隔は前記横長連
    接部の上向きフツク形の立上り部を略挾持可能な
    幅を有していて、 前記横長係止部と横長連接部とは上下方向のス
    ライドにより係止連接されて前記横長係止部を3
    重板構造に形成し、 かつ前記パネルユニツトは、複数のパネル基本
    素子がその長手方向に直交する肋材により固着支
    持されて一体化されたことを特徴とする物品保持
    具係止用ラインパネル。
JP19785983U 1983-12-22 1983-12-22 物品保持具係止用ラインパネル Granted JPS60103368U (ja)

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JP19785983U JPS60103368U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 物品保持具係止用ラインパネル

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JP19785983U JPS60103368U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 物品保持具係止用ラインパネル

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JPS60103368U JPS60103368U (ja) 1985-07-15
JPH0243236Y2 true JPH0243236Y2 (ja) 1990-11-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57175321A (en) * 1981-04-21 1982-10-28 Daifuku Machinery Works Extention type panel unit for engaging article holder

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57175321A (en) * 1981-04-21 1982-10-28 Daifuku Machinery Works Extention type panel unit for engaging article holder

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JPS60103368U (ja) 1985-07-15

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