JPH0439689B2 - - Google Patents

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JPH0439689B2
JPH0439689B2 JP4599584A JP4599584A JPH0439689B2 JP H0439689 B2 JPH0439689 B2 JP H0439689B2 JP 4599584 A JP4599584 A JP 4599584A JP 4599584 A JP4599584 A JP 4599584A JP H0439689 B2 JPH0439689 B2 JP H0439689B2
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pump
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D16/00Control of fluid pressure
    • G05D16/20Control of fluid pressure characterised by the use of electric means
    • G05D16/2006Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means
    • G05D16/2066Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using controlling means acting on the pressure source

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は給水設備の水量調節を行う制御装置に
関する。
給水設備では配管末端における使用者側におい
て所要の圧力、流量を得たい要請があり、使用流
量は変動するが所要の圧力を保持する必要があ
る。そして使用水量の変動に対しては変速モータ
により駆動したターボポンプの回転速度を変化さ
せることによつて対応していた。このような場合
には従来吐出圧力一定或は推定末端圧力一定等の
制御を行つている。
第1図は定圧制御の例で横軸に流量、縦軸に圧
力を示す。1はポンプ性能曲線である。この場合
はポンプの吐出圧力pは配管末端必要圧力poに最
大流量時の管路の圧力損失pcを加えた圧力でポン
プの吐出圧力が一定圧力になるように回転速度を
制御している。しかしこの方法によると流量の二
乗に比例して変化する管路の抵抗のための配管末
端必要圧力poの変動は大きく、図の斜線で示す範
囲ではエネルギーの損失と観念される。
第1図と同座標で示す第2図で示す従来の制御
方法は末端推定圧力が一定になるように管路の圧
損を見込んでポンプ吐出圧力pを定める。管路の
圧力損失pcの流量に対応する変化、即ち抵抗曲線
に従つてポンプ吐出圧力を変化させる。第2図で
はポンプを用いた給水設備で配管末端において所
要の圧力、流量を流量計を備えて流量計に対応す
る配管中の圧力損失を見込んでおいて配管末端必
要圧力に該見込みの圧力損失を加えた分をポンプ
吐出圧力としている。
この制御目標圧力の変化曲線をつくるためには
しめ切時の圧力のほかに、最大回転数(またはそ
のときの流量)を知る必要があるがこれを決定す
ることは難しい場合があり、この値がわからない
うちは運転、制御できないとなると汎用給水装置
として不備となる。
本発明はポンプ装置において制御目標圧力を制
御することによつて末端必要圧力がほぼ一定とな
るようなポンプ装置を提供することを目的とす
る。
本発明はポンプとこのポンプの吐出し側に連結
した給水管とこの給水管に連結した圧力検出手段
とポンプに連結しこれを駆動するモータと、ポン
プの回転速度を制御する回転速度制御手段と、ポ
ンプの回転速度を検出する速度検出手段をそな
え、前記回転速度制御手段が、前記速度検出手段
からの出力信号を入力信号として予め定められた
ポンプの回転速度とポンプの回転速度毎の制御目
標圧力との関係に基づいて対応する制御目標圧力
を出力する制御目標圧力出力部と、前記制御目標
圧力出力部からの出力信号と前記圧力検出手段か
らの出力信号とを入力信号としポンプの回転速度
の制御信号を出力する回転速度制御部と前記制御
目標圧力出力部における予め定められたポンプの
回転速度とポンプの回転速度毎の制御目標圧力と
の関係を設定する機能をもつ設定部とからなる可
変速給水装置において、可変速運転中の最大回転
数を記憶する記憶装置をもち前回最大回転数をこ
える正常な回転数が入力された時その最大回転数
の値を設定部に送りポンプの回転速度毎の制御目
標圧力との関係を再設定することができるように
したことを特徴とする可変速給水装置である。
本発明の実施態様の第1は最大回転数記憶装置
内に適切な最大回転数のデータがない場合あらか
じめ定められた一定時間はあらかじめ定められた
一定の目標圧力を出力し、一定時間後一定目標圧
力で運転していた時の最大回転数の値を用いて制
御目標圧力の適切な演算ができるようにした制御
目標圧力出力部を有することを特徴とする可変速
給水装置である。
本発明の実施態様の第2は最大回転数記憶装置
内に適切な最大回転数のデータがない場合あらか
じめ定められた一定時間はあらかじめ定められた
一定の目標圧力を出力し、一定時間後一定目標圧
力で運転していた時の最大回転数の値を用いて制
御目標圧力の適切な演算ができるようにした制御
目標圧力出力部を有することを特徴とする可変速
給水装置である。
以下、本発明の実施例について説明する。第3
図はターボポンプのような非圧縮型のポンプを用
いた給水設備の特性を立体座標で示す線図であ
る。縦軸にはポンプの回転速度(回転数)ωを規
定回転数を100として百分率で示し、横軸にポン
プの吐出量(流量)Qが表され、速度、吐出量の
座標の交点Mをとおり、これらの座標に直交して
ポンプ吐出圧力pを示す座標が示されている。
網目状に示されている特性曲面S上の並列する
ω−Q曲線3群はポンプの回転速度と給水設備の
配管末端の吐出量の関係をポンプの吐出圧力を媒
介変数として表わしており、ω−Q曲線3群に交
叉するp−ω曲線2群はポンプの回転速度とポン
プの吐出圧力の関係を流量Qを媒介変数として示
している。
特性曲面Sを所定吐出圧力を示すP座標軸を横
切りω−Q座標を含む平面に平行な平面で切断す
ることにより各吐出圧力Pにおけるω−Q曲線3
−i(i:1,2,・・・・)が該ω−Q座標を含
む平面に平行な平面上で特性曲面Sの切断線とし
て得られる。
特性曲面Sを所定流量を示すQ座標軸を横切り
P−ω座標を含む平面に平行な平面で切断するこ
とにより、P−ω座標を含む平面に平行な平面上
で吐出量Qに対応するP−ω曲線2が特性曲面S
の切断線として得られる。
特性曲面Sを水平面で切断すると水平面がω座
標を切る部分で示されるポンプ回転速度における
該水平面上に特性曲面Sの切断線として回転速度
ωiにおける修正Q−H曲線(修正ポンプ性能曲
線)が得られる。
そこで本発明では原動機により駆動されるポン
プの吐出し側に給水管を連結し、給水管に圧力検
出手段とポンプの回転速度を検出する手段を備え
た可変速給水装置において、あらかじめポンプの
回転速度毎の給水管端における圧力に近づけるよ
うに見込んだ制御目標圧力を定めておいて、ポン
プ回転速度の変化にともなつて制御目標圧を変化
させる制御装置を備える。
上述した処より、あらかじめ流量が一定とした
ときの(普通は流量ゼロ「締めきり状態」)ポン
プの各回転速度における圧力値を記憶したデータ
テーブル(第3図中線ωB〜ωA)と、使用最大
流量時に必要末端圧力を出しているときのポンプ
回転速度と圧力値のデータ(第3図中点PA、
ωmax)を用いて各ポンプ回転速度毎の制御目標
圧力を決定することができる(第3図中線ωB〜
ωmax)。
次にかゝるポンプしめ切時のポンプ各回転速度
に対応する制御目標圧力を決定する実施例を示
す。
ωx:回転速度 Px:圧力 ωx=f(Px):しめ切時の回転速度と圧力の
関係 PA:使用最大水量時必要圧力 ωMAX:使用最大水量時必要回転速度 ωA:PA時のしめ切における必要回転速度 PB:しめ切時必要最低圧力 ωB:PB時の必要回転速度 としたとき △ω=ωMAX−ωA △P=PA−PB であり、圧力PA,PBの中間の点の制御目標圧力
の基準をPnとすると Pn=△P×α+PB(0≦α≦1) そして基準の制御目標圧力Pnに対応した流量を
生ずる回転速度をωnとすると ωn=△ω×β+f(Pn)(0≦β≦1) こゝで K1=(Pn−PB)/(ωn−ωB) K2=(PA−Pn)/(ωMAX−ωn) とK1,K2を求め、あるポンプ回転速度ωxに対す
る制御目標圧力SVを ωx≦ωB SV=PB ……(1) ωB<ωx≦ωn SV=K1×(ωx−ωB)+PB
……(2) ωn<ωx≦ωMAX SV=K2×(ωx−ωn)+Pn
……(3) ωMAX<ωx SV=PA ……(4) 上記(1),(2),(3),(4)式にしたがつて決定する。
ここで、ωMAX:使用最大水量時必要回転速度
は設計計算によつてあらかじめ求めておき入力す
ることもできるが、まえもつてわかつていなくて
も本装置を運転、制御したいという要請がある。
そこで前回最大回転数記憶装置内に適切な最大回
転数のデータがない場合あらかじめ定められた一
定時間はあらかじめ定められた一定の目標圧力を
出力し、一定時間後一定目標圧力で運転していた
時の最大回転数を用いて制御目標圧力の適切な演
算ができるようにした制御目標圧力出力部として
の機能を制御部21は備える。
ここで前回最大回転数記憶装置内に適切な最大
回転数のデータがない場合とは電源が入れられた
直後等で前回最大回転数記憶装置内に最大回転数
のデータがない、またはノイズにより有りえない
データ(30000Hzとか、数字でないデータ)はあ
るが適切な最大回転数のデータではない場合であ
り、このような場合に本装置を現場へ据え付け
後、一定期間を常にSV=PAとして運転させ、そ
の間の最大回転数をωMAXとして一定時間終了後
上記(1),(2),(3),(4)式にしたがつて制御する、と
いうのが本発明の一例である。
また、制御を(1),(2),(3),(4)式にうつした後で
も最大回転数ωMAXが変化した時、それにともな
つて制御演算式を修正できることも本発明の特徴
である。即ち、前回最大回転数を越える正常な回
転数が入力された時にその最大回転数の値を設定
部21,25に送り、ポンプの回転速度毎の制御
目標圧力SVとの関係を再設定することができる。
これを具体的にのべると、例えばポンプの実質的
な最大回転数は通常50Hz(又は60Hz)であるが使
用者側の定格に応じて、制御の最大値は50Hz以下
の適切な値が存在する。
適切な値とはポンプを回転速度制御して給水し
実際に回転数が最大に上がつた点と考えられる。
ここで上記の前回最大回転数を越える正常な回転
数が入力された時にとは、ある50Hz以下のωnax
(仮に45Hzとする)にて前記式(1)〜(4)に示すやり
方で制御目標圧力SVを演算しながら、運転して
いたとき式(4)の領域で運転した。つまりポンプの
回転が47Hzまで上がつた、言いかえれば前回最大
回転数(ωnax=45Hz)を越える回転数が入力さ
れた場合ということを言う。正常な回転数とはこ
こではたとえば50Hz以下(又は60Hz以下)のこと
で、ノイズなどによりデータが書き換わり制御上
有りえない異常な値(30000Hzとか、数字でない
データ)でない回転数という意味であり、又、そ
の最大回転数の値(上記例では47Hz)を設定部2
1,25に送り、ポンプの回転速度毎の制御目標
圧力SVとの関係を再設定することができるとは
式(1)〜(4)に示す制御目標圧力SV算出式を47Hzに
より作り直し、その後の式(1),(2),(3),(4)にした
がつて制御するということを意味する。
回転数ωは水の使われかたによつて様々に変化
します。水が最大につかわれた時に、最大回転数
となります。もし、もつと水が使われてこんどは
47Hzが49Hzになつたときは、またその最大回転数
の値(49Hz)を設定部21,25に送り、ポンプ
の回転速度毎の制御目標圧力SVとの関係を再設
定する。ただし1000Hzのように正常でない回転数
となつた時は再設定しない。
更に、特許請求の範囲の第3項に対応する構成
としては、適切な最大回転数のデータが最大回転
数記憶装置26,32より得られない場合、あら
かじめ定められた回転数をかりの最大回転数とし
てポンプ回転数とポンプ回転数毎の制御目標圧力
を設定する機能を備えた設定部(制御部21、中
央演算処理装置25)を備えており、ノイズ等で
最大回転数のデータが130Hzや数字でないデータ
となつた場合に初期値(例えばHZA+5Hz)に
戻すことができる。
第4図はポンプ装置を示すフローシートであ
る。周波数を変えて回転数の制御を行うモータ1
1により駆動されるポンプ12には水源13から
吸水管14を通じて水を汲み上げ該水を昇圧して
吐出管15に吐出する。吐出管15中の圧力は出
力検出手段として圧力検出器16にて圧力を検出
され、逆止弁17、仕切弁18を介して給水管1
9にて需要側へ送られる。
圧力検出器16にて検出したポンプ12の吐出
圧力の信号は制御部21に送られるようになつて
いる。制御部21からは周波数信号が出力され、
例えばサイリスタ変換方式の周波電源を得るイン
バータ22に入力され、インバータ22は所要周
波数を出力してモータ11に送りモータ11を所
要速度で運転する。インバータ22で発生しモー
タ11へ送られる周波数は制御部21で用いられ
るようになつている。ただし、図では説明のた
め、インバータ22の周波数が制御部21へ送ら
れるものとして説明してあり、インバータ11は
又ポンプ12の速度検出手段としてある。即ち、
モータ11は制御部21とインバータ11からな
る回転速度制御手段により可変速となつている。
制御部21はマイクロコンピユータが用いられ
ており、制御部21の構成はインバータ22への
出力信号を入力信号として予め定められたポンプ
の回転速度とポンプの回転速度毎の制御目標圧力
との関係に基づいて対応する制御目標圧力を出力
する制御目標圧力出力部と制御目標圧力出力部か
らの出力信号と前記圧力検出手段たる圧力検出器
16からの出力信号とを入力信号としポンプの回
転速度の制御信号を出力する回転速度制御部と前
記制御目標圧力出力部における予め定められたポ
ンプの回転速度とポンプの回転速度毎の制御目標
圧力との関係を設定する機能をもつ設定部と可変
速運転中の最大回転数を記憶する記憶装置を含
み、最大回転数の値を設定部に送り、ポンプの回
転速度毎の制御目標圧力との関係を再設定するこ
とができるようになつているものである。そして
予め、ポンプ装置の締切り時のポンプ回転速度と
ポンプ吐出圧力の関係、必要最大流量時のポンプ
の回転速度及び上述においてのべた制御目標圧力
の算出を行う命令が記憶された記憶装置をも備え
ている。
第5図は動作を示すフローチヤートである。
圧力検出器16は使用流量の変化に伴つて変化
する。即ち、使用流量の増減に伴ない圧力検出器
16の示す圧力信号S1の値は減増する。圧力検
出器16の示した圧力信号S1は制御部21に送
られる。
制御部21ではインバータ22より送られた信
号S2がルーチン100へ送られ、既にのべたよ
うにしてルーチン100ではしめ切時ポンプ圧力
−周波数特性、最大流量時周波数圧力(最大流量
時電圧)、設定時しめ切必要圧PB、最大流量時必
要圧PA等を用いて制御目標圧力SVを演算する。
そして求められた制御目標圧力SVはルーチン1
01で圧力信号S1と制御目標圧力SVの差及び
差の変化速度等から、ポンプ吐出圧力Pが制御目
標圧力SVに近ずくように周波数出力信号が求め
られ(PI演算)、インバータ22に出力される。
制御部21はインバータ22を介してモータ11
を変速して圧力検出器16の示す圧力値の変化方
向と反対方向に変化させる。そしてかゝる制御は
圧力検出器16が示す圧力が上述で求めた制御目
標圧力SVになるように行われ、モータ11従つ
てポンプ12の回転速度と圧力検出器16の検出
圧力が対応して変化する。
第6図は制御装置を示すブロツク図である。圧
力検出器16の信号S1、インバータ22の周波
数信号S2はインターフエース24を介してマイ
クロコンピユータに入力され、これらの値及び記
憶装置26に記憶してある前述したポンプ締切時
の圧力−速度等のデータと算式を用いて中央演算
処理装置25にて制御目標圧力SVになるように
周波数が算出されインターフエース24を介して
インバータ22に出力されてインバータ22は制
御目標圧力SVになるようにポンプ12を運転す
べくモータ11の回転速度を制御する。記憶装置
26は一般の記憶装置であり、最大回転数をも記
憶する装置でもあり、インバータ22の出力周波
数信号はインターフエース24を介して該最大回
転数記憶装置に記憶される。
実例について示すと第7図の如くである。第7
図では使用最大流量時圧力=4Kg/cm2ポンプしめ
切時必要最低圧力PA=2Kg/cm2として横軸に流
量Q、縦軸に圧力Pを示す。α=0.5、β=0.6で
計算された制御目標圧力は曲線23に示され、末
端圧力Po=PBがほぼ一定となつている。
第8図は第4図に示した実施例の回転速度制御
手段の制御部21にワイヤードロジツクの電子回
路を用いた場合のブロツク図であつてポンプしめ
切状態におけるポンプの回転速度と吐出圧力値の
関係及び必要最大流量を必要圧力で供給している
状態におけるポンプの回転速度から得られた定数
kを関数発生器27に入力し、そして、関数発生
器27、加算器28、圧力設定器29では回転速
度の入力を受けて制御目標圧力を演算し調節計3
0へ入力し、調節計30では圧力センサ31から
得られる系の圧力と制御目標圧力とを例えばPI
演算し、モータに対して回転速度の操作信号を出
力するものである。
最大回転数記憶装置32では安定した可変速制
御中の最大回転数の値を記憶し必要に応じて換算
定数へフイードバツクする。
以上のように本発明はポンプを備える給水装置
において、あらかじめポンプの回転速度毎の制御
目標圧力を定め(あるいは回転速度より制御目標
圧力を演算する関数を定め)回転速度の変化にと
もなつて制御目標圧力を変化させる制御装置を備
えたから、ポンプ吐出圧力一定で制御するような
エネルギ損失がない。
給水設備毎に個別に実測して制御を行うような
労力と時間のかゝる方法を必要としないで、配管
末端圧力をほぼ一定に保つことができる。
制御目標圧力出力部における予め定められたポ
ンプの回転速度とポンプの回転速度毎の制御目標
圧力との関係が、ポンプのしめ切時及び系に対し
て所定の流量を流した時のそれぞれの状態におけ
るポンプの回転速度及び吐出圧力値に基づいて関
数又はデータテーブルの状態で設定するようにし
てあるからポンプのしめ切時のポンプ回転速度と
吐出圧力値が分れば使用最大流量時のポンプ回転
速度のデータは必要に応じて自動的にサンプリン
グされるから、ポンプの各回転速度において給水
末端の圧力を一定に制御することができるのでポ
ンプの回転速度制御手段へ入力するのに付融通性
が大である。
ポンプ回転速度により制御目標圧力を定める方
法としてあらかじめポンプしめ切時の各回転速度
における圧力値を記憶したデータテーブルと使用
最大水量時の必要圧力を出している時の回転速度
と圧力値のデータを用いて各回転速度毎の制御目
標圧力を得る制御装置を備え、ポンプ締切り時の
ポンプ回転速度−吐出圧力特性はポンプにより殆
んど変らないから、マイクロコンピユータの記憶
装置に予め記憶させておくことができ、量産され
るような給水装置に適する。そして使用最大水量
時の必要圧力を出しているときの回転速度は管路
の圧力損失を計算することによつても得られるし
一定時間使用最大水量時の必要圧力で、圧力一定
制御運転させることによつて自動的に記憶される
から、簡単に得ることができて、その結果各ポン
プ回転速度における制御目標圧力SVを求め制御
できるから制御が極めて簡単である。このような
制御目標圧力SVは式(1)〜(4)を用いる場合は常数
α,βを適当に定めることにより求めることがで
きる。第8図の実施例においても上述と同等の効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の制御方法を示す線図、
第3図は給水設備の特性を立体座標で示す線図、
第4図は本発明に用いられる給水設備のフローチ
ヤート、第5図は本発明のフローチヤート、第6
図は本発明のブロツク図、第7図は本発明の実験
例を示す線図、第8図は電子回路によるブロツク
図である。 1……ポンプ性能曲線、2……P−ω曲線、3
……ω−Q曲線、11……モータ、12……ポン
プ、13……水源、14……吸込管、15……吐
出管、16……圧力検出器、17……逆止弁、1
8……仕切弁、19……給水管、21……制御
部、22……インバータ、24……インターフエ
ース、25……中央演算処理装置、26……メモ
リ、32……最大回転数記憶装置、100,10
1……ルーチン、M……座標の交点、P,Px
…吐出圧力、PA……最大流量時必要圧、PB……
設定時しめ切必要圧、Pc……圧力損失、Po……
配管末端必要圧力、△Px……配管の損失圧力、
Q……吐出量(流量)、Qx……流量、S……特性
曲面、S1……圧力信号、S2……信号、SV…
…制御目標圧力、ω,Vx……回転速度、ωx……
回転速度。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポンプ12とこのポンプ12の吐出し側に連
    結した給水管15とこの給水管に連結した圧力検
    出手段16とポンプに連結しこれを駆動するモー
    タ11と、ポンプの回転速度を制御する回転速度
    制御手段21,22と、ポンプの回転速度を検出
    する速度検出手段22と、前記回転速度制御手段
    21,22が前記速度検出手段22からの出力信
    号を入力信号として予め定められたポンプの回転
    速度とポンプの回転速度毎の制御目標圧力との関
    係に基づいて対応する制御目標圧力SVを出力す
    る制御目標圧力出力部21,100,25と前記
    制御目標圧力出力部21,100,25からの出
    力信号と前記圧力検出手段16からの出力信号と
    を入力信号としポンプの回転速度の制御信号を出
    力する回転速度制御部21,101,25と前記
    制御目標圧力出力部21,100,25における
    予め定められたポンプ12の回転速度とポンプ1
    2の回転速度毎の制御目標圧力との関係を設定す
    る機能をもつ設定部21,25とからなる可変速
    給水装置において、可変速運転中の最大回転数を
    記憶する記憶装置26,32をもち、前回最大回
    転数をこえる正常な回転数が入力された時その最
    大回転数の値を設定部21,25に送り、ポンプ
    の回転速度毎の制御目標圧力SVとの関係を再設
    定することができるようにしたことを特徴とする
    可変速給水装置。 2 最大回転数記憶装置26,32内に適切な最
    大回転数のデータがない場合あらかじめ定められ
    た一定時間はあらかじめ定められた一定の目標圧
    力を出力し、一定時間後一定目標圧力で運転して
    いた時の最大回転数の値を用いて制御目標圧力の
    適切な演算ができるようにした制御目標圧力出力
    部21,100,25を有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の可変速給水装置。 3 適切な最大回転数のデータが最大回転数記憶
    装置26,32より得られない場合、あらかじめ
    定められた回転数をかりの最大回転数としてポン
    プ回転数とポンプ回転数毎の制御目標圧力を設定
    する機能を備えた設定部21,25を有する特許
    請求の範囲第1項記載の可変速給水装置。
JP4599584A 1984-03-10 1984-03-10 可変速給水装置 Granted JPS60189519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4599584A JPS60189519A (ja) 1984-03-10 1984-03-10 可変速給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4599584A JPS60189519A (ja) 1984-03-10 1984-03-10 可変速給水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60189519A JPS60189519A (ja) 1985-09-27
JPH0439689B2 true JPH0439689B2 (ja) 1992-06-30

Family

ID=12734692

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JP2011017346A (ja) * 2004-06-29 2011-01-27 Ebara Corp ポンプ装置

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JP2011017346A (ja) * 2004-06-29 2011-01-27 Ebara Corp ポンプ装置
JP4676721B2 (ja) * 2004-06-29 2011-04-27 株式会社荏原製作所 ポンプ装置

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