JPH0439649A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH0439649A
JPH0439649A JP14692690A JP14692690A JPH0439649A JP H0439649 A JPH0439649 A JP H0439649A JP 14692690 A JP14692690 A JP 14692690A JP 14692690 A JP14692690 A JP 14692690A JP H0439649 A JPH0439649 A JP H0439649A
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智史 小沼
Kunio Shimizu
邦夫 清水
Manabu Watabe
学 渡部
Tetsuya Masuda
哲也 増田
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成材料に関する。本発明は例えば、光
透過性の支持体の一方の面上に離型層を介して着色感光
層を形成した画像形成材料であって、支持体の他方の面
の側(裏面側)から露光を行って画像を得るように構成
した着色画像形成材料に具体化して、利用することがで
きる。
〔発明の背景〕
支持体上に着色感光層を有する画像形成材料は、これを
露光し現像して画像を得て、更にこれを転写して転写画
像を得るようにして用いることができるが、かかる画像
形成材料は、露光時に該露光光によりハレーションが起
こることがある。特に、光透過性支持体の裏面側からU
V光で露光を行う画像形成材料の場合、UV光の反射に
よりハレーションが生じ、このハレーションにより形成
画像に劣化が生じることがある。例えば、感度のばらつ
きが生じたり、あるいは、着色感光層がポジ型の感光性
組成物を含んで成る場合には、いわゆる点細りが生じる
ことがある。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来技術の問題点を解決して、露光光によ
るハレーションを防止し、該ハレーションに伴う感度低
下や点細りの問題を解消した画像形成材料を提供せんと
するものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明の上記
目的は、支持体上に、離型層、着色感光層をこの順に有
し、該着色感光層上に、紫外線吸収剤を含むオーバーコ
ート層が形成されていることを特徴とする画像形成材料
によって、達成され゛た。
以下本発明について、更に詳述する。
本発明の画像形成材料は、支持体上に着色感光層を有す
るものである。該着色感光層は、感光体と、バインダー
と、着色剤とから構成することができる。
感光体は、感光性物質として機能するものであり、例え
ばオルトキノンジアジドなどのジアゾ化合物を用いるこ
とができる。その他、本発明に用いることができる好ま
しい感光体については、後に詳述する。
バインダーは、感光層中における結合剤であって、各種
の高分子化合物を用いることができる。
例えば、好ましいバインダーとして、酢酸ビニルとバー
サチック酸ビニルとの共重合体を挙げることができる。
その他、本発明に用いることができる好ましいバインダ
ーについては、後に詳述する。
着色感光層は、感光層(例えば感光体とバインダーとか
ら成る)と、着色層(例えば顔料等の着色剤とバインダ
ーとから成る)が別々の2層になって構成されるもので
あってもよい。その場合の層順は任意である。
本発明においては、支持体上には、離型層、着色感光層
が、この順に形成される。即ち、着色感光層は、少な(
とも離型層を介して支持体上に形成される。本発明にお
いて、離型層とは、支持体上に形成された着色画像が被
転写材料に転写される際に、該着色画像が容易に支持体
上から剥離するように設けられるものを総称し、例えば
熱により軟化することによって該剥離を容易にするもの
(熱軟化層と称する)や、支持体表面を撲曲性物質など
で離型処理することにより形成される層(離型処理層と
称する)などを含む概念である。
特に、本発明の実施に際しては、支持体上に熱軟化層が
形成されて離型層を設け(更にその上に離型処理層が形
成されるのが好ましい)、この上に着色感光層が形成さ
れる構造をとるのが好ましい。
離型層としての熱軟化層については、後に詳述するが、
例えば酢酸ビニル−エチレン共重合体などから構成でき
る。
支持体の着色感光層とは逆の側の面には、バックコート
層を形成することが好ましい。バックコート層はシリコ
ン樹脂などによって形成することができる。
支持体は任意の材料から成ってよく、例えば好ましくは
ポリエチレンテレフタレートから成るものを用いること
ができる。
次に本発明の画像形成材料は、画像露光し、現像して得
られた画像を転写(例えば熱転写)して、転写画像を得
るようにして、使用することができる。
露光・現像は、感光体等に応じ、適宜の手段を用いるこ
とができる。
次に、本発明の画像形成材料は、着色感光層上に、更に
紫外線吸収剤を含むオーバーコート層が形成されている
。オーバーコート層は、例えば、適宜のポリマー(ポリ
ビニルアルコール等)と、溶媒(水やアルコール類など
任意)と、紫外線吸収剤とから形成できる。
このオーバーコート層は、保護用のオーバーコート層、
ないしは02遮断用のオーバーコート層を兼ねるように
してもよい。
オーバーコート層を形成するためのポリマーとして、水
溶性ポリマーを好ましく用いることができ、このような
ものとしては公知の種々のものを用いることができ、具
体的には、溶性デンプン、サポニン、ペクチン、トラガ
カントゴム、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、イ
ソブチレン−無水マレイン酸共重合体、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、デンプンリ
ン酸エステルナトリウム、ポリビニルピロリドン、メチ
ルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体、ポリアク
リルアミド、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリル酸
ナトリウムを用いることができる。
本発明において、紫外線吸収剤としては、各種のものを
用いることができ、例えば公知の種々のものを用いるこ
とができる。以下に、本発明に用いることができる当該
技術分野で公知の種々の紫外線吸収剤の内の若干例を示
す、以下に例示するのは、サリチル酸系、ベンゾフェノ
ン系、ベンゾトリアゾール系、シアノアクリレート系等
の紫外線吸収剤であり、これらの具体例のうちの若干例
を以下に示す。
フェニルサリシレート(商品名:ザロール)p−ter
t−プチルフェニルサリシレート(商品名ニスミソ−ブ
ー90) p−オクチルフェニルサリシレート (商品名:0PS) 2.4−ジヒドロキシベンゾフェノン (商品名ニスミソ−ブー100) 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン(商品名
ニスミソ−ブー100) 2−ヒドロキシ−4−オクトキシヘンシフエノン (商品名ニスミソ−ブー130) 2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン (商品名:AM −320) 2.2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン (商品名:シアソープ Uシー24) 2.2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾ
フェノン (商品名:ASL−40) 2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェ
ノン (商品名:シアソーブ UV−284)2− (2’−
ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル (商品名ニスミソ−ブー200) 2− (2’−ヒドロキシ−5’ −tert−ブチル
フェニル)ベンゾトリアゾール (商品名: Tinuvjn−PS) 2−(2’−ヒドロキシ−3′ 5′−ジーtert−
ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール(商品名: Ti
nuvin−320)2−(2’−ヒドロキシ−3’ 
−tert−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−ベ
ンゾトリアゾール (商品名ニスミソ−ブー300) 2−(2’−ヒドロキシ−3′  5′−ジtert−
ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール (商品名: Tinuvin−327)2− (2’−
ヒドロキシ−3′ 5′−ジーter t−アミルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール(商品名ニスミソ−ブー35
0) 2− (2’−ヒドロキシ−3′  5′−ビス(α、
α′−ジメチルベンジル)フェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール (商品名: Tinovin−234)これらの紫外線
吸収剤のうち好ましいものは、ベンゾフェノン系、ベン
ゾトリアゾール系のものである。これらの紫外線吸収剤
は単独で使用し、でもよいし、2種以上を混合して使用
してもよい。
本発明に用いる紫外線吸収剤の添加量は、使用する光源
及び感光体の吸収波長、吸収強度を考慮して選択される
が、本発明においては1r+(当たり1〜500■の範
囲とすることが好ましく、特に好ましくは20〜200
■の範囲である。
次に、着色感光層は、着色画像を形成するための着色剤
を含有することができ、かがる着色剤としては、各種の
染料、顔料を用いることができる。
特に、色校正に使用する場合、一般にそこに要求される
常色、即ち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと
一致した色調の顔料、染料が必要となる。また、カラー
フィルターに使用する場合など、ブルー、グリーン、レ
ッドの顔料、染料が必要となることもある。その他金属
粉、白色顔料、蛍光顔料なども使うことができる0本発
明の画像形成材料を、例えば色画像校正用のカラープル
ーフ、その他の着色画像形成材料に適用する場合、下記
のような、この技術分野で公知の多くの顔料・染料を任
意に使用することができる。以下に当該技術分野で公知
の種々の顔料及び染料のうちの若干例を示す、アゾ系、
フタロシアニン系、キナクリドン系、アントラキノン系
、インジゴ系、メチン系などの有機顔料または染料、あ
るいは無機顔料であり、これらの具体例のうちの若干例
を以下に記載する。
(C,1,はカラーインデックスを意味する)。
レモンクロームイエローM35 (C,1,77603
)ミデイアムクロームイエロー(c、 1.77600
)モリブデイトオレンジ   (C,1,77605)
ミロリブルー671      (C,1,77510
)セイカライトブルー    (C,1,74200)
セイカライトローズ     (C,1,45160:
1)セイカライトマゼンタ    (C,1,4517
0:2)セイカライトブルー    (C,1,425
95:2)セイカライトバイオレットB 800 (C,1,42535:2) セイカファーストレーキレッドCZ A665(C,1
,15585:1) セイカファーストレッドLR116 (C,1,15630:1) セイカファーストカーミン6B1488(C,1,15
850:1) セイカファーストレッド8040 (C,1,15865:1) セイカファーストイエロー10C;H (C,1,11710) セイカファーストイエローGH (C,1,11680) セイカファーストイエロー2015 (C,1,11741) セイカファーストイエローA−3 (C,1,11737) セイカファーストイエロー2300 (C,1,21090) セイ力ファーストイエロー2200 (C,r、21095) セイ力ファーストイエロー2400 (C,1,21105) セイカファーストイエロー2600 (C,1,21100) セイ力ファーストイエロー2500 (C,1,21096) セイカファーストイエロー2720 (C,1,2110B) セイカファーストオレンジ2900 (C,1,21160) セイカファーストオレンジ900 (C,1,21110) セイカファーストオレンジ3044 (C01,12075) セイカファーストレッド930(B) (C,1,21120) セイカファーストスカーレットG conc(C,1,
12315) セイカファーストカーミン3840 (C,1,12490) セイカファーストカーミン3870 (C,1,12485) セイカファーストルビンRK−1 (C,1,1231−7) セイ力ファーストバイオレットFR (C,1,12322) クロモファインブルー4920  (C,1,7416
0)クロモファイングリーン2GO (C,1,74260) クロモファインイエロー5910 (C,1,2003
5)クロモファインオレンジ6726 (C,1,not 1isted、) クロモファインブルーレツト6750 (C,1,not 1isted、) クロモファインレッド6820  (C,1,4650
0)クロモファインバイオレット(C,1,51319
)以上大日精化■製 シムラーファーストイエロー8CTF (C,1,21105) シムラーファーストイエロー4186 (C,1,11767) シムラーファーストイエロー4193G(C,1,21
100) シムラーファーストイエローGHK−N4(C,I、2
1090) シムラーファーストイエローC;TF230T(C,1
,not 1isted、) シムラーファーストイエローRF (C,1,21096) シムラーファーストイエロー4181 (C,1,21108) ファーストゲンスーパーイエローGRO(C,1,56
280) シムラーファーストピラゾロンオレンジG(C,1,2
1110) シムラーファーストオレンジ■ (C,1,21160) シムラーファーストオレンジ4183H(C,1,11
780) シムラーレーキレッドCconc 130(C,1,1
5585:1) シムラーネオトールレッド2BY (C,1,15565:1) シムラーレッド2BS (C,1,15865=1) ファーストゲンスーパーレッド2Y (C,1,73905) ファーストゲンスーパーレッド7083 Y(C,1,
46500) シムラーレッド3013     (C,1,1586
5:2)シムラーブリリアントカーミン6B246(C
,1,15850:1) ファーストゲンスーパーマゼンタR (C,1,73915) ファーストゲンスーパーバイオレットRNS(C,1,
51319) ファーストゲンスーパーブルー6016(C,1,69
800) ファーストゲンプルーBSF−A (C,1,74160) ファーストゲンブルーTGR−L (C,1,74160) ファーストゲングリーンS  (C,1,74260)
ファーストゲングリーン2YK (C,1,74265) 以上大日本インキ■社製 オリエンタルイエローGT  (C,1,11680)
ビクトリアピュアブルー  (C,1,42595)リ
オノールレッド7 B12O3(C,1,15830)
リオノールレッド3901     (C,1,121
20)リオノールレッドFB5500  (C,1,1
2490)リオノールレッドF B K    (C,
1,12490)陥、7100リオノールイエロ−(C
,1,21096)リオノールイエローFCG−3 (C,1,21127) リオノールイエローN B R(C,1,21108)
リオノールイエロ−1806−G (C,1,2112
7)リオノールレッド28 K   (C,1,158
65:4)リオノールイエローK −5G (C,1,
13960)リオノールイエローに−2R(C,1,1
3955)リオノールイエローFCG−3 (C,1,21127) リオノールブルー7210−V  (C,1,7416
0)’);J)−ルブ)L、 −S M    (C,
1,741aO)リオノールブルーF G −7330
(C,1,74160)リオノールプルーS P G 
−8(C,1,74160)リオノールブルーE S 
P −S (C,1,74160)リオノールブルーE
 S     (C,1,74160)リオノールグリ
ーンB−201(C,1,74260)リオノールグリ
ーンY−101(C,174260)リオノールグリー
ン6Y−501 (C,1,74160) リオノゲンイエローG−F   (C,1,70600
)リオノゲンイエロー3G−F (C,1,not 1isted、) リオノゲンイエローRX −F (C,1,66280
)リオノゲンオレンジR−F  (C,1,11780
)リオノゲンオレンジG R−F (C,1,7110
5)リオノゲンブラウンR−F  (C,,12510
)リオノゲンレッドY−F    (C,,46500
)リオノゲンレンド6 B−F  (C,,46500
)リオノゲンレッドC,D −F   (C,1,53
900)リオノゲンマゼンタR−F  (C,,739
15)リオノゲンバイオレットRL−F リオノゲンブルーR−F リオノゲンブルーR3−F オーラミン (C,1,51319) (C,[69800) (C,1,69800) 以上東洋インキ■製 (C,1,41000) カロチンブリリアントフラビン (C,1,ヘーシック13) ローダミン6 G CP      (C,1,451
60)ローダミンB         (C,1,45
170)サフラニンOK 70:100    (C,
1,50240)エリオグラウシンX     (C,
1,42080)ファーストブラックHB    (C
,1,26150)ベンジジンイエロー4T−564D (C91,21095) 三菱カーボンブラックM A−100 三菱カーボンブラツク#30、#40、#50本発明の
実施において、着色感光層中における着色剤の含有率は
、目標とする光学濃度と着色感光層の現像液に対する除
去性等を考慮して定めることができる0本発明において
は、着色剤の含有率は5〜40重量%の範囲とすること
が好ましく、特に好ましくは10〜30重量%の範囲で
ある。本発明の実施において、着色剤として使用する顔
料、染料は、2種またはそれ以上を混合して用いること
もできる。
次に、本発明の画像形成材料の着色感光層に含まれる感
光体について説明する。感光体としては、各種の感光性
物質が使用可能である。このような感光体には、例えば
活性光線の照射を受けると短時間のうちにその分子構造
に化学的な変化をきたし、溶媒に対し溶解性が変化し、
ある種の溶媒を適用した場合には露光部分または非露光
部分が熔解除去されてしまうようなモノマー、プレポリ
マ、あるいはポリマーなどの化合物全てが含まれる。
使用可能な感光体の例としては、露光部のような改正が
低下する、いわゆるネガ・ポジタイプのものとして、ポ
リビニルアルコールをケイ皮酸でエステル化したもので
代表される光架橋型の感光性樹脂系、ジアゾニウム塩や
その縮合体をポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、ポリアクリルアミド等と混合した系、また芳香族
アジド化合物を光架橋剤として用い環化ゴム等のバイン
ダーと混合した系等があり、更に光ラジカル重合や光イ
オン重合を利用した感光性樹脂も用いることができる。
また露光部の溶解性が増大する、いわゆるポジ・ポジタ
イプのものとしては、例えば、0−キノンジアジドを感
光剤とする感光性組成物があり、具体的には、1,2−
ベンゾキノンジアジド−4=スルホニルクロライド、l
 2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロライ
ド、1.2−ナフドキノンジアジド−5−スルホニルク
ロライド、1.2−ナフトキノンジアジド−6−スルホ
ニルクロライドと水酸基及び/またはアミノ基含有化合
物を縮合させた化合物が好ましく用いられる。
上記水酸基含有化合物としては、例えばトリヒドロキシ
ヘンシフエノン、ヒドロキシアントラキノン、ビスフェ
ノールA、フェノールノボラック樹脂、レゾルシンベン
ズアルデヒド縮合樹脂、ピロガロールアセトン縮合樹脂
等がある。また、アミノ基含有化合物としては、例えば
アニリン、p−アミノジフェニルアミン、p−アミノベ
ンゾフェノン、4,4−ジアミノベンゾフェノン、4゜
4−ジアミノジフェニルアミン等がある。
上記0−キノンジアジド化合物に関しては、更にJ、K
osar著’Light 5ensitive Sys
tem ” (Wiley& 5ons、 New Y
ork、 1965)及び検氷、乾著“感光性高分子°
′(講談社、1977)に従うことができる。
更にポジ・ポジタイプのものとして、 ■活性光線の照射により酸を発生しうる化合物、■酸に
より分解しうる結合を少なくとも一個有する化合物、及
び ■2または3種類の異なるフェノール類を含むノボラッ
ク樹脂 を含有する感光性組成物を用いることもできる。
本発明において、着色感光層中における感光体の含有量
は、例えば好ましくは5〜80重量%が適当である。 
                 、以下余白 次に本発明の画像形成材料の着色感光層が含有すること
ができるバインダーについて述べる。
着色感光層が含有するバインダーは、結合剤として機能
できるものであればいずれも用いることができ、例えば
、皮膜形成性かつ溶媒可溶性であり、好ましくはアルカ
リ現像液で溶解ないし膨潤しうる高分子化合物を用いる
ことができる。
かかる高分子化合物の具体例としては、例えば、下記一
般式(I)で表される芳香族性水酸基を有する構造単位
を分子構造中に含有する高分子化合物を挙げることがで
きる。
一般式(I) 一般式(1)中、Rl +及びRI2は、それぞれ独立
に水素原子、アルキル基またはカルボン酸基を表す。R
I3は水素原子、ハロゲン原子またはアルキル基、R′
4は水素原子、アルキル基、フェニル基またはアラルキ
ル基を表す、Xは窒素原子と芳香族炭素原子と連結する
2価の有機基を表す。nは0またはlである。Yは置換
基を有してもよいフェニレン基または置換基を有しても
よいナフチレン基を表す。
上記一般式(I)で表される構造単位を形成する七ツマ
−としては、具体的には、例えばN−(4−ヒドロキシ
フェニル)−(メタ)アクリルアミド、N−(2−ヒド
ロキシフェニル)−(メタ)アクリルアミド、N−(4
−ヒドロキシナフチル)=(メタ)アクリルアミド等の
(メタ)アクリルアミド類のモノマー; o−、m−またはp−ヒドロキシフェニル(メタ)アク
リレートモノマー; o−、m−またはp−ヒドロキシスチレンモノマー 等が挙げられる。好ましくは、o−、m−またはp−ヒ
ドロキシフェニル(メタ)アクリレートモノマー、N−
(4−ヒドロキシフェニル)−(メタ)アクリルアミド
モノマーであり、さらに好ましくは、N−(4−ヒドロ
キシフェニル)−(メタ)アクリルアミドモノマーであ
る。
本発明においては、結合剤として一般式(1)で表され
る構造を形成するモノマーと下記のモノマー等との共重
合体を用いることが好ましい。
l5 R1’1 アルキルアクリレート類: CH2= C R16 アクリル酸類: IS □ H2−C −OH 上記各式中、RI5は水素原子、アルキル基、またはハ
ロゲン原子を表し、Rlbは、アルキル基、フェニル基
またはナフチル基を表す。
上記共重合体を用いる場合、該共重合体中における一般
式(1)で表される芳香族性水酸基を有する基の比率は
、1〜30モル%が好ましい。
また上記アクリロニトリル類から形成される単位の上記
共重合体中に占める割合は、0〜50モル%が好ましく
、さらに現像性を考えれば、5〜40モル%が好ましい
。上記アルキルアクリレートaから形成される構造単位
の割合は、50〜95モル%であることが、低アルカリ
性水溶液による現像性の点からは好適であり、さらには
60〜95モル%が最も好適な現像性を与える。
上記共重合体である高分子化合物には、以上の構造単位
の他、現像性を微調節する目的から、アクリル酸あるい
はメタクリル酸等の上記したアクリル酸類を共重合させ
て構造単位としてもよい。
その場合のアクリル酸類の該共重合体の該高分子化合物
中に占める割合は、現像ラチチュードを考慮すれば、0
〜20モル%が好ましく、0−10モル%であることが
最も好適である。
かかる高分子化合物の重量平均分子量は、低アルカリ性
水溶液を現像液とした時の現像性、あるいは解像性とい
う面からは、i、ooo〜100,000であることが
好ましく、さらには1 、000〜30.000の範囲
のものが好適である。これらの高分子化合物は周知の共
重合法により合成することが可能である。
かかる高分子化合物の具体例としては、下記の構造を持
つ共重合体が挙げられる。
(重量平均分子量:  1,000〜30,000 )
1 : m : n=(1〜25) : (5〜40)
 : (50〜95)また、本発明の画像形成材料にお
いて、着色感光層を構成するバインダーとして、下記一
般式で示されるカルボン酸ビニルエステル重合単位ヲ分
子構造中に有する高分子化合物も好ましく使用できる。
RCOOCR= CHz 但し、Rは炭素数1〜17のアルキル基を表す。
上記のような構造の高分子化合物であれば、任意に用い
ることができるが、上記一般式で示される重合単位を構
成するためのカルボン酸ビニルエステルモノマーとして
は、下記例示のものが好ましい。名称と化学式とを併記
して示す。
■酢酸ビニル      CH3COOCH= CHt
■プロピオン酸ビニル  CH3CHzCOOCH=C
Hz■酪酸ビニル      CHs (CHz) z
cOOcH= C)lz■ピバリン酸ビニル   (C
Hi)iccOOcH=cHt■カプロン酸ビニル  
 CH3(CH2)、C00CR=CH2■カプリル酸
ビニル   CH3(CHz)6cOOcH=cHt■
カプリン酸ビニル   C)Iz(CHz)scOOc
Fl=cflz■ラウリン酸ビニル   CHs(CL
)+oCOOCR=CL■ミリスチン酸ビニル  C)
+3 (C1,) IzcOOcH= CHz[相]バ
ルミチン酸ビニル  CHi(Cllz)+4COOC
H=CHz■ステアリン酸ビニル  CH3(CH2)
 +6COOCH=CHz@バーサチツク酸ビニル CI。
R’   CC00CH’=C)lx (R’、 R”はアルキル基で、その炭素数の和は7で
ある。即ちR’+R”=C7H16の形になる)カルボ
ン酸ビニルエステル単量体としては、カルボン酸の主鎖
を構成する炭素数が1〜4のものが更に好ましい。特に
、酢酸ビニルが好ましい。
なお上記Rには置換基を有するアルキル基も含み、即ち
置換カルボン酸のビニルエステルも重合単位に包含され
る。
高分子化合物は、カルボン酸ビニルエステルの1種を重
合させたポリマーでもよく、カルボン酸ビニルエステル
の2種以上を共重合させたポリマーでもよく、またカル
ボン酸ビニルエステルとこれと共重合し得る他の単量体
との任意の成分比でのコポリマーであってもよい。
上記一般式で示される重合単位と組み合わせて用いるこ
とができる単量体単位としては、例えばエチレン、プロ
ピレン、イソブチレン、ブタジェン、イソプレン等のエ
チレン系不飽和オレフィン類、 例えばスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチ
レン、P−クロロスチレン等のスチレン類、 例えばアクリル酸、メタクリル酸等のアクリル酸類、 例えばイタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等の不
飽和脂肪族ジカルボン酸類、 例えばマレイン酸ジエチル、マレイン酸ジプチル、マレ
イン酸ジー2−エチルヘキシル、フマル酸ジブチル、フ
マル酸ジー2−エチルヘキシル等の不飽和ジカルボン酸
のジエステル類、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル
、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−クロロエチル、
アクリル酸フェニル、α−クロロアクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等のα−メチレ
ン脂肪族モノカルボン酸エステル類、 例えばアクリロニトリル、メタアクリロニトリル等のニ
トリル類、 例えばアクリルアミド等のアミド類、 例えばアクリルアニリド、p−クロロアクリルアニリド
、m−ニトロアクリルアニリド、m−メトキシアクリル
アニリド等のアニリド類、例えばメチルビニルエーテル
、エチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、
β−クロロエチルビニルエーテル等のビニルエーテル類
、塩化ビニル、ビニリデンクロライド、ビニリデンシア
ナイド、 例えば1−メチル−1−メトキシエチレン、11−ジメ
トキシエチレン、■、2−ジメトキシエチレン、1.1
−ジメトキシカルボニルエチレン、l−メチル−1−二
トロエチレン等のエチレン誘導体類、 例えばN−ビニルビロール、N−ビニルカルバゾール、
N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン、N−ビ
ニルピロリドン等のN−ビニル化合物等のビニル系単量
体 がある。これらのビニル系単量体は一般に不飽和二重結
合が開裂した構造で高分子化合物中に存在することにな
る。
本発明において上記一般式で表される高分子化合物を使
用する場合、特に好ましいのは、酢酸ビニル重合単位を
分子構造中に有するものである。
その中でも、酢酸ビニル重合単位を40〜95−t%有
するもの、数平均分子量(MN)が、1 、000〜1
00、000のもの、重量平均分子量(MW)が5,0
00〜500.000のものが好ましい。
更に好ましくは、酢酸ビニル重合単位(特にこれが40
〜95−t%のもの)及び酢酸ビニルより長鎖のカルボ
ン酸ビニルエステル重合単位を有する高分子化合物がよ
く、特に数平均分子量(MN)が2.000〜60,0
00、重量平均分子量(MW)が10,000〜150
,000のものが好ましい。
この場合、酢酸ビニルと共重合して酢酸ビニル重合単位
を有する高分子化合物を構成するモノマーとじては、共
重合体を形成し得るものであれば任意であり、例えば上
記例示の単量体の中から任意に選ぶことができる。
以下に本発明において高分子化合物として用いることか
できる共重合体を、その七ツマー成分を示すことにより
列記する。但し当然のことであるが、以下の例示に限ら
れるものではない。
■酢酸ヒニルーアクリル酸エステル ■酢酸ヒニルーマレイン酸エステル ■酢酸ビニル−エチレン ■酢酸ビニルーカルボン酸ビニルエステル■酢酸ビニル
−スチレン ■酢酸ビニルークロトン酸 ■酢酸ビニルーマレイン酸 ■酢酸ビニルー2−エチルへキシルアクリレート ■酢酸ビニルージー2−エチルへキシルマレエート [相]酢酸ビニルーメチルビニルエーテル■酢酸ビニル
−塩化ビニル @酢酸ビニルーN−ビニルピロリドン ■酢酸ビニル−プロピオン酸ビニル [相]酢酸ビニルーピバリン酸ビニル ■酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル ■酢酸ビニル−ラウリン酸ビニル ■酢酸ヒニルーステアリン酸ビニル ■酢酸ビニルーバーサチンク酸ビニル−エチレン ■酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル−2−エチルt〜
キシルアクリレート [相]酢酸ビニルーハーサ千ンク酸ビニル−ラウリン酸
ビニル ■酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル−クロトン酸 @プロピオン酸ビニルーバーサチック酸ビニル0プロピ
オン酸ビニル−バーサチック酸ビニルクロトン酸 [相]ピバリン酸−ステアリン酸ビニルーマレインまた
、本発明においては、バインダーとして、ノボラック樹
脂を使用することもできる。
ノボラック樹脂は、一般に、少なくとも1種類のフェノ
ール類と活性カルボニル化合物との重縮合により得られ
るものであり、このようなノボラック樹脂の任意のもの
を使用することができる。
上記フェノール類は、芳香族性の環に結合する水素原子
の少なくとも1つが水酸基で置換された化合物すべてを
含み、かかるフェノール類としては具体的には例えば、
フェノール、0−クレゾール、m−クレゾール、P−ク
レゾール、3.5キシレノール、2.4−キシレノール
、2,5キシレノール、カルバクロール、チモール、カ
テコール、レゾルシン、ヒドロキノン、ピロガロール、
フロログルシン、アルキル基(炭素原子数1〜8個)置
換フェノール等を挙げることができる。
上記活性カルボニル化合物には、例えばアルデヒド、ケ
トンなどが含まれ、具体的にはホルムアルデヒド、アセ
トアルデヒド、ベンズアルデヒド、アクロレイン、フル
フラール、アセトン等を挙げることができる。
上記ノボラック樹脂としては、フェノールホルムアルデ
ヒドノボラック樹脂、m−タレゾールホルムアルデヒド
ノボラック樹脂、フェノール・mクレゾール・ホルムア
ルデヒド共重縮合体樹脂、フェノール・P−クレゾール
・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂、m−クレゾール・
p−クレゾール・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂、0
−クレゾール・p−クレゾール・ホルムアルデヒド共重
縮合体樹脂、フェノール・0−クレゾール・mクレゾー
ル・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂、フェノール・O
−クレゾール・p−クレゾール・ホルムアルデヒド共重
縮合体樹脂、フェノール・m−クレゾール・p−クレゾ
ール・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂等を挙げること
ができる。
好ましいノボラック樹脂はフェノールホルムアルデヒド
ノボラック樹脂であり、重量平均分子量MWが3500
〜500、数平均分子量MNが1000〜200の範囲
のものが好ましい。
上記ノボラック樹脂の分子量を含め、本明細書において
の高分子化合物の分子量の測定は、0PC(ゲルパーミ
ェーションクロマトグラフィー法)によって行う。数平
均分子量MNおよび重量平均分子量MWの算出は、柘植
盛雄、宮林達也、国中誠之著“日本化学会誌”800頁
〜805頁(1972年)に記載の方法により、オリゴ
マー領域のピークを均す(ピークの山と谷の中心を結ぶ
)方法にて行うものとする。
また、前記ノボラック樹脂において、その合成に用いら
れた異なるフェノール類の量比を確認する方法としては
、熱分解ガスクロマトグラフィー(PGC)を用いる。
熱分解ガスクロマトグラフィー二ついては、その原理、
装置および実験条件が、例えば、日本化学会誌、柘植[
新実験化学講座J第19巻、高分子化学CI ) 47
4頁〜485頁(丸善1978年発行)等に記載されて
おり、熱分解ガスクロマトグラフィー二よるノボラ・ン
ク樹脂の定性分析法は、柘植盛雄、国中 隆、国中誠之
著°“分析化学゛第18巻、47〜52頁(1969年
)に記載された方法に準じるものとする。
本発明において着色感光層にノボラック樹脂(成分(b
) と称する)と、前記した一般式で示されるカルボン
酸ビニルエステル重合単位を分子構造中に有する高分子
化合物(成分(c)と称する)とを含有させる場合は、
(b)/ (c) = 5 /95〜80/20の重量
比範囲で含有されることが好ましい。
この範囲であると、色再現性や、熱による変形(寸度ず
れ)、及び耐変色性の点で好ましい。成分(b) (c
)の特に好ましい比率は、重量比で(b)/(c) =
10/90〜60/40の範囲である。
更に、本発明において、着色感光層に用いるバインダー
として使用可能な他の高分子化合物としては、(メタ)
アクリル酸(共)重合体のスルホアルキルエステル、ビ
ニルアセクール(共)重合体、ビニルエーテル(共)重
合体、アクリルアミド(共)重合体、スチレン(共)重
合体、セルロース誘導体等をも挙げることができる。
本発明の画像形成材料における着色感光層の膜厚は、目
標とする光学濃度、着色感光層に用いられる着色剤の種
類やその含有率等により適宜に定めることができる。許
容範囲内であれば着色感光層の膜厚はできるだけ薄い方
が解像力は高くなり、画像品質は良好である。従って、
該膜厚は、好ましくは0.1g/rrf〜5g/rdの
範囲で使用されるのが通常である。
z ′−′− 以下余自  ン・ 本発明の着色画像形成材料の着色感光層は、般に、感光
体と、バインダーと、顔料とを含む着色感光層塗布液を
支持体上に塗設することにより形成できる。
ここで、該塗布液を構成するために溶媒として有機溶剤
を用いることができる。本発明の実施に際し、着色感光
層塗布液として用いることができる有機溶剤は任意であ
り、例えば公知の種々の有機溶剤は全て用い得る。用い
ることができる有機溶剤としては、例えば、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサン、n−ペンタン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の炭化水素類、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、n−プロピル
アルコール、t−ブチルアルコール、5ec−ブチルア
ルコール、イソブチルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、l−ペンタノール、2−ペンタノール、1−ヘキサ
ノール等のアルコール類、アセトン、シクロヘキサノン
、メチルエチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、
メチルイソプロピルケトン、メチル−n−ブチルケトン
、メチルイソブチルケトン等のケトン類、ジエチレング
リコール七ツメチルエーテル、ジエチレングリコールジ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル等のジエチレングリコール類、そのほか乳酸メチル
、乳酸エチル、プロピオン酸メチル、酪酸メチル、酢酸
エチル等のエステル類、アセトニトリル、プロピオニト
リル等のニトリル類、その他1,4−ジオキサン、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、更に塩化メ
チレンやクロロホルム、四塩化炭素等を挙げることがで
きる。この中で好ましく用いられるものは、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類及びケトン類
、エステル類であり、特に好ましくは、シクロヘキサノ
ン及びトルエン、乳酸メチルである。
本発明の実施に際して、着色感光層中には各種の有機酸
や、酸無水物を含有させることができる。
用いられることができる有機酸としては、公知の種々の
有機酸を挙げることができる。
このような有機酸としては、例えば化学便覧基礎編二■
(丸善1966年)第1054〜1058頁に記載され
ている有機酸をすべて挙げることができる。このような
有機酸としては、例えば安息香酸、アジピン酸、アゼラ
イン酸、イソフタル酸、p=トルイル酸、q−トルイル
酸、β−エチルグルタル酸、m−オキシ安息香酸、3,
5−ジメチル安息香酸、3.4−ジメトキシ安息香酸、
グリセリン酸、グルタコン酸、グルタル酸、p−アニス
酸、ケイ皮酸、コハク酸、酢酸、セバシン酸、β、β−
ジエチルグルタル酸、1−シクロブタンジカルボン酸、
1.3−シクロブタンジカルボン酸、1.3−シクロブ
タンジカルボン酸、1.1−シクロペンタンジカルボン
酸、1.2−シクロペンタンジカルボン酸、1.3−シ
クロペンクンジカルボン酸、β、β−ジメチルグルタル
酸、ジメチルマロン酸、α−酒石酸、スペリン酸、テレ
フタル酸、ピメリン酸、フタル酸、フマル酸、プロピオ
ン酸、βプロピルグルタル酸、β−プロピルマロン酸、
ββ−メチルプロピルグルタル酸、マンデル酸、メソ酒
石酸、メチルマロン酸、β−メチルグルタル酸、リンゴ
酸、1,1−シクロヘキサンジカルボン酸、1.2−シ
クロヘキサンジカルボン酸、1゜3−シクロヘキサンジ
カルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、シ
ス−4−シクロヘキセン−1,2,−ジカルボン酸、ス
テアリン酸、エルカ酸、ウンデセン酸、ラウリン酸、酪
酸、n−カブリン酸、ペラルゴン酸、n−ウンデカン酸
等を挙げることができる。その他メルドラム酸やアスコ
ルビン酸等のエノール構造を有する有機酸も好ましく用
いることができる。
この中で好ましく用いられる有機酸は、炭素数が1〜5
の炭素差を持つカルボン酸や二塩基酸であり、更に好ま
しくは、酢酸及びグルタル酸である。
上記有機酸の感光層中に占める割合は、0.05〜10
重量%が適当であり好ましく、更に好ましくは0.1〜
5重量%が適当である。
用いることができる酸無水物は任意であり、公知の種々
の酸無水物がすべて用いられるが、好ましくは環状酸無
水物であり、このような酸無水物としでは、例えば無水
フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、3.6−ニンド
オキシーΔ4−テトラヒドロ無水フタル酸、テトラクロ
ル無水フタル酸、無水グルタル酸、無水マレイン酸、ク
ロル無水マレイン酸、α−フェニル無水マレイン酸、無
水コハク酸、ピロメリット酸等を挙げることができる。
上記酸無水物の感光層中に占める割合は、0.05〜1
0重量%が適当であり好ましく、更に好ましくは0.1
〜5重量%が適当である。
以下糸a 本発明の実施に際して、着色感光層中には、必要に応じ
て更に可塑性、塗布性向上剤等を添加することもできる
可塑剤としては各種低分子化合物類、例えばフタル酸エ
ステル類、トリフェニルホスフェート類、マレイン酸エ
ステル類、塗布性向上剤としては界面活性剤、例えばフ
ッ素系界面活性剤、エチルセルロースポリアルキレンエ
ーテル等に代表されるノニオン活性剤等を挙げることが
できる。
本発明の画像形成材料を構成する場合、着色感光層は着
色剤とバインダーよりなる着色層と、感光性組成物より
なる感光層との2層に分割することもできる。この場合
は、どちらの層が支持体側に配置されていてもかまわな
い。
本発明の画像形成材料は、カラープルーフとして具体化
することができる。
この場合の着色画像形成材料の着色感光層は、像様露光
に続く現像により画像状に除去され、着色画像を形成す
るものである。
本発明の画像形成材料を構成するために用いる支持体は
任意であるが、透明支持体が好ましく用いられる。透明
支持体としては、ポリエステルフィルム、特に二軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフィルムが、水、熱に対す
る寸法安定性の点で好ましい。そのほかアセテートフィ
ルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエチレンフィルム
、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム等も
使用し得る。
画像形成材料は、被転写材料に画像を転写する形で使用
することができる。
本発明においては、支持体と着色感光層との間には離型
層が存在し、該離型層は少なくとも111形成されてい
ればよい。この離型層は、上記のような場合の被転写材
料上への画像転写を効率良く行い、画像転写後の支持体
の剥離を容易にするものである。かかる離型層としては
、支持体と着色感光層との間の離型処理層(支持体表面
を離型処理したものも含む)や、また熱軟化層などの中
間がある。
離型処理層は、例えば、シリコーン樹脂、フツ素樹脂、
ポリエチレン、ポリプロピレンエチレン−α−オレフィ
ン共重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合体、エ
チレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−
ジエン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、ワック
ス、ナイロン、共重合ナイロンの如きポリアミド樹脂等
から形成することができる。
また、メラミン樹脂、ポリアクリル酸エステルウレタン
樹脂にシリコン樹脂やフッ素樹脂を添加しても用いるこ
とができる。
また、ポリプロピレンフィルム及びポリエチレンフィル
ム等は、特別な離型処理を施さなくても良好な離型性を
示すので、好ましい態様として支持体の厚さより薄く、
ポリプロピレン層またはポリエチレン層を設けて離型層
とすることができる。
支持体上にポリプロピレン層、またはポリエチレン層を
設ける方法としては、 (1)ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂
、ポリウレタン系樹脂、天然ゴム、合成ゴムなどを有機
溶削に溶解した溶液を接着剤として用い、支持体上にこ
れら接着剤を塗布し、熱風または加熱によって乾燥した
後、ポリプロピレンフィルム、またはポリエチレンフィ
ルムを重ね合わせ、加熱下に圧着してラミネートする、
いわゆる乾式ラミネート法; (2)エチレンと酢酸ビニルの共重合物、エチレンとア
クリル酸エステルの共重合物、ポリアミド樹脂、石油樹
脂、ロジン類、ワックス類またはこれらの混合物を接着
剤とし、これら接着剤をそのまま加熱して溶融状態に保
ちながら、支持体上に。
ドクターブレード法、ロールコート法、グラビヤ法、リ
バースロール法等で塗布した後、ただちに、ポリプロピ
レンフィルム、またはポリエチレンフィルムを貼り合わ
せて、必要に応じて高温加熱してから冷却することによ
りラミネートする、いわゆるホットメルトラミネート法
; (3)ポリプロピレン、またはポリエチレンを溶融状態
に保ち、押出し機によりフィルム状に押出し、これが溶
融状態にあるうちに、支持体を圧着してラミネートする
、いわゆる押出ラミネート法;(4)溶融押出し法で支
持体となるフィルムを成形する際、複数基の押出し機を
用い、溶融状態のポリプロピレン、またはポリエチレン
とともに、−回の成形により、支持体フィルム上にポリ
プロピレン層、またはポリエチレン層を形成する、いわ
ゆる共押出し法等 を挙げることができる。
離型処理層の厚さは0.01〜30μmの範囲が適当で
あり、特に好ましくは0.1〜5μmの範囲である。
次に、離型層として形成される熱軟化層について述べる
熱軟化層は熱転写時の温度で軟化する性質を有するもの
であり、熱可塑性樹脂により形成することができる。該
熱可塑性樹脂としては、軟化点が一30°C−150°
Cのものが好ましい。ここで言う軟化点温度は、V I
 CAT軟化点または環球法で示した値である。本発明
では、具体的には、以下のものを好ましい樹脂として挙
げることができる。
ポリエチレン、ポリプロピレンなとのポリオレフィン。
エチレンと酢酸ビニル、エチレンとアクリル酸エステル
、エチレンとアクリル酸の如きエチレン共重合体。
ポリ塩化ビニル。
塩化ビニルと酢酸ビニルの如き塩化ビニル共重合体。
ポリ塩化ビニリデン。
塩化ビニリデン共重合体。
ポリスチレン。
スチレンと無水マレイン酸の如きスチレン共重合体。
ポリアクリル酸エステル。
ポリエステル樹脂。
ポリウレタン樹脂。
アクリル酸エステルと酢酸ビニルの如きアクリル酸エス
テル共重合体。
ポリメタアクリル酸エステル。
メタアクリル酸メチルと酢酸ビニル、メタアクリル酸メ
チルとアクリル酸の如きメタアクリル酸エステル共重合
体。
ポリ酢酸ビニル。
酢酸ビニル共重合体。
ビニルブチラール樹脂。
ナイロン、共重合ナイロン、N−アルコキシメチル化ナ
イロンの如きポリアミド樹脂。
合成ゴム。
石油樹脂。
塩化ゴム。
ポリエチレングリコール。
ポリビニルアルコールハイドロジンフタレート。
セルロース誘導体、セルロースアセテートフタレート、
セルロースアセテートサクシネート。
シェラツク。
ワックス。
熱軟化層は公知の方法を用いて支持体上に設けることが
できる。
熱軟化層の厚さは1〜50μmの範囲が適当であり、特
に好ましくは5〜30μmの範囲である。
熱軟化層上に上記した離型処理層を設けることもでき、
この方法としては、上記離型処理層形成用樹脂を有機溶
剤に溶解した溶液、またはエマルジョン化したものを熱
軟化層上に塗布する方法と、ポリプロピレンフィルム、
またはポリエチレンフィルムを熱軟化層上にラミネート
する方法等が挙げられる。
本発明の画像形成材料は、これを露光・現像して画像部
を形成し、少なくとも該形成された画像部を被転写材料
に転写して転写画像を得る態様で使用することができる
例えば多色画像形成方法として具体化する場合、その基
本的な方法は、次の(1)、(II)の方法に大別でき
る。
(I)支持体上に第1色用の着色画像形成層を有する第
1着色画像形成材料を、被転写材料に重ねて、少なくと
も着色画像形成層を被転写材料に転写し、支持体を剥離
する。次に、第1色に対応した第1色フィルム原稿を通
して画像露光を行い、その後現像処理し、被転写材料に
第1色の着色画像を形成する。
次に、第1色とは色調の異なる第2色の着色画像形成層
を有する第2着色画像形成材料の少な(とも着色画像形
成層を、前記被転写材料上の第1色着色画像層上に転写
し、第2色に対応した第2色フィルム原稿の位置合わせ
画像(一般にトンボ画像と称されるものが使用される)
を、第1色トンボ画像と見当合わせを行った後、この第
2色フィルム原稿を通して画像露光を行い、続いて現像
処理を行い、被転写材料上に2色の整合した画像を得る
。以下同様に第3色及び第4色も同様な処理を行い、多
色画像を得る。
なお、この方法は、特公昭47−27441号、特表昭
56−501217号公報などによって知られている。
(II)第1色着色画像形成材料に第1色着色画像を形
成し、少なくともその着色画像を被転写材料に転写し支
持体を剥離する。また、第2色着色画像形成材料に第2
色着色画像を形成した後、これに伴って形成された第2
色トンボ画像を、被転写材料上の第1色トンボ画像と見
当合わせを行いながら、第1色着色画像上に第2色着色
画像を転写し、その支持体を剥離して、2色の整合した
画像を得る。以下同様に、第3色及び第4色の着色画像
も被転写材料上に転写し、多色画像を得る。また、場合
により、この多色画像を他の被転写材料上に間接転写し
、多色画像を得ることもある。
なお、この種の方法は、特開昭47−41830号、同
59−97140号、同60−23649号及び米国特
許筒3.775,113号公報に示されたものである。
画像形成材料は、通常色分解マスク等を通して像様露光
された後現像され、画像が形成される。
このとき、支持体上に得られた画像から画像部のみが直
接、被転写材料上に転写、積層される態様をとることが
できる。即ち、実質的に画像を形成する着色画像層のみ
が転写、積層されることが、好ましい一つの態様である
この場合、被転写面上への転写を効率良く行い、画像転
写後の支持体の剥離を容易にするために、前記の如く支
持体表面に適当な掲油性物質による離型処理を施すか、
あるいは支持体上に離型層を設けることが好ましいので
ある。
本発明の画像形成材料は、着色感光層に応じた、特にそ
の感光体に応じた適宜の光で露光でき、その後現像して
、画像を得ることができる。画像形成材料を桿像するた
めに用いる現像液は、被処理材料を現像する現像作用を
有するものであれば、任意に使用することができる。好
ましくは、アルカリ剤とアニオン界面活性剤を含む現像
液を用いるのがよい。
使用できるアルカリ剤としては、 (1)ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム。
第二または第三リン酸ナトリウムまたはアンモニウム塩
、メタケイ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム。
アンモニア等の無機アルカリ剤、 (2)モノ、ジ、またはトリメチルアミン、モノ、ジ、
またはトリエチルアミン、モノまたはジイソプロピルア
ミン、n−ブチルアミン、モノ、ジ、またはトリエタノ
ールアミン、モノ、ジ、またはトリイソプロパツールア
ミン、エチレンイミン。
エチレンジイミン等の有機アミン化合物等が挙げられる
また、使用できるアニオン界面活性剤としては、(1)
高級アルコール硫酸エステル類(例えば、ラウリルアル
コールサルフェートのナトリウム塩、オクチルアルコー
ルサルフェートのアンモニウム塩、ラウリルアルコール
サルフェートのアンモニウム塩、第二ナトリウムアルキ
ルサルフェート等)、 (2)脂肪族アルコールリン酸エステル塩類(例えば、
セチルアルコールリン酸エステルのナトリウム塩等) (3)アルキルアリールスルホン酸塩類(例えば、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、イソプロピルナ
フタレンスルホン酸ナトリウム塩。
ジナフタレンスルホン酸ナトリウム塩、メタニトロベン
ゼンスルホン酸ナトリウム塩等)(4)アルキルアミド
スルホン酸塩類 H3 (5)二塩基脂肪族エステルのスルホン酸塩類(例えば
ナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナトリ
ウムスルコハク酸ジヘキシルエステル等) (6)アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデ
ヒド縮合物(例えばジブチルナフタレンスルホン酸ナト
リウムのホルムアルデヒド縮合物等) が挙げられる。
アルカリ剤とアニオン界面活性剤とは、任意に組合わせ
て用いることができる。
以下余白 〔実施例〕 以下本発明の実施例、及び比較例について述べる。
なお当然のことではあるが、本発明は以下述べる実施例
にのみ限定されるものではな(、種々の態様をとること
ができるものである。
実施例−1 本実施例では、支持体としてポリエチレンテレフタレー
トフィルムを用い、この支持体上に次のようにして離型
層である熱軟化層を形成した。即ち、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(商品名:エバフレックス、三井デュポン
ケミカル社製)を、押しだしラミネート法により30μ
m厚になるように塗布し、これを熱軟化層として、これ
により離型層として熱軟化層を有する支持体を作成した
上記により得られた、熱軟化層を有する支持体上に、4
色の着色感光層分散液を、乾燥膜厚1μmになるように
それぞれ塗布した後、乾燥した。
4色の着色感光層分散液は以下のようにして調液した。
色       シアン 1.2−ナフトキノンジアジド−4 −スルホン酸−p−クレゾールホル マリンエステル重合体 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液) シアニンブルー4920 (大日精化製) 乳酸メチル 色       マゼンタ) 1.2−ナフトキノンジアジド−4 −スルホン酸−P−クレゾールホル マリンエステル重合体 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液) セイカファーストカーミン1483 (大日精化製) 乳酸メチル 2.37g 15.36 g 1.1 g 71.47g 2.37 g 15.36 g 1.1 g 71.47 g 色       (イエロー 1.2−ナフトキノンジアジド−4 −スルホン酸−p−クレゾールホル マリンエステル重合体 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液) セイ力ファーストイエローH−7055(大日精化製) 乳酸メチル 色        ブラック 1.2〜ナフトキノンジアジド−4 −スルホン酸−p−クレゾールホル マリンエステル重合体 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液) カーボンブラックM A−100 (三菱化成製) 乳酸メチル 2.37 g 15.36g 1.1g 71.47g 2、19 g 14.21 g 1.85 g 71.47 g このようにして得られた4色の着色画像形成材料に、乾
燥膜厚が0.3μmとなるように、以下の組成からなる
オーバーコート層を塗布した。
オーバーコート   r′ 水                      45
.0  gエタノール             45
.0 gポリビニルアルコール        10.
0 g2.4−ジヒドロキシベンゾフェノン 0.5 
g以上により得られた4色の着色画像形成材料のポリエ
チレンテレフタレートフィルム面に、プレートコントロ
ールウェッジ(ΔO,D、=1.5 、IJgra製)
を重ね合わせ、クリア段数3段となるように4kWメタ
ルハライドランプで50cmの距離から40秒間画像露
光を行い、下記現像液に30秒間浸漬することにより現
像を行い、4色の着色画像を形−成した。
〈現像液〉 NazCOs                 15
 g界面活性剤 (花王アトラス社製、ペレックスNBL)0g 蒸留水               1000 g以
上により得られたそれぞれの画像シートのオリジナル1
0%網点部分のオリジナル原稿に対する網点の細りは、
3%以下であった。
比較例−1 下記組成の着色感光層分散液を調製した。
着色、    ′ (シアン) 1.2−ナフトキノンジアジド−4 スルホン酸−p−クレゾールホル マリンエステル重合体2.37g 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液)       15.3
6gシアニンブルー4920 (大日精化製)         1.1g乳酸メチル
            71.47g色      
 マゼンタ) 1.2−ナフトキノンジアジド−4 −スルホン酸−p−クレゾールホル マリンエステル重合体 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液) セイカファーストカーミン1483 (大日精化製) 乳酸メチル 色       (イエロー) 1.2−ナフトキノンジアジド−4 久ルホン酸−p−クレゾールホル マリンエステル重合体 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液) セイ力ファーストイエロー H−7055(大日精化製) 乳酸メチル 色       ブラック 1.2−ナフトキノンジアジド−4 スルホン酸−p−クレゾールホル 2.37g 15.36 g 1.1g 71.47 g 2.37g 15.36 g 1.1 g 71.47 g マリンエステル重合体        2.19 g酢
酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液)       14.2
1 gカーボンブラック MA−100 (三菱化成製)            1.85g乳
酸メチル             71.47 gこ
こで得られた着色怒光層分散液を、実施例1で用いた、
離型層である熱軟化層を存する支持体上に乾燥膜厚が1
μmになるように塗布したのち乾燥し、着色画像形成材
料を作成した。この4色の着色画像形成材料のポリエチ
レンテレフタし・−トフィルム面に、プレートコントロ
ールウェッジ(ΔO,D、=1.5 、Ugra製)を
重ね合わせ、クリア段数3段となるように露光現像し、
4色の着色画像を形成した。
この方法により得られたそれぞれの画像シートのオリジ
ナル10%網点部分のオリジナル原稿に対する網点の細
りは、5%以上であった。
比較例−2 ここでは下記のようにして、支持体上に色材層と感光層
をこの順に持つ画像形成材料を作成することにより、色
材層と感光層とが別層の画像形成材料を得た。
即ち、下記の組成を持つ色材層分散液と感光層溶液を調
液し、実施例−1で用いた離型層(熱軟化層)を有する
支持体上に、乾燥膜厚が1μmになるように該色材層分
散液を塗布したのち乾燥して色材層を形成し、該色材層
上に感光層溶液を膜厚工μmになるように塗布、乾燥し
て感光層を形成し、これにより4色各色の画像形成材料
を得た。
ゝ ゛  シアン 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液)       20.1
2.gシアニンブルー4920 (大日精化製)         1.1g乳酸メチル
             71.47g色    ゛
 (マゼンタ) 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液) セイカファーストカーミン1483 (大日精化製) 乳酸メチル 亘林1公上i巳J−ユニL 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液) セイ力ファーストイエロー H−7055(大日精化製) 乳酸メチル 色材   ゛  ブラック1− 1.2−ナフトキノンジアジド−4 スルホンM−p−クレゾールホル マリンエステル重合体 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノールン容液) カーボンブラック M A−100 20,12g 1.1 g 71.47g 20.12g 1.1 g 71.47 g 2、19 g 18.61 g (三菱化成製)            1.85g乳
酸メチル             71.47g悪講
1L1孜 1.2−ナフトキノンジアジド−4 スルホン酸−p−クレゾールホル マリンエステル重合体        2.37g酢酸
ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 (49,7%メタノール溶液)       15.3
6 g乳酸メチル            71.47
gこの4色の着色画像形成材料のポリエチレンテレフタ
レートフィルム面に、プレートコントロールウェッジ(
Δ0.D、=1.5 、IJgra製)を重ね合わせ、
クリア段数3段となるように露光現像し、4色の着色画
像を形成した。
この方法により得られたそれぞれの画像シートのオリジ
ナル10%網点部分のオリジナル原稿に対する網点の細
りは、3〜5%であった。
実施例−2 以下の組成を有するオーバーコート溶液を調液し、比較
例−2において得られた4色の着色画像形成材料上に、
乾燥膜厚が0.3μmとなるように塗布して、オーバー
コート層を形成した。
オーバーコート   沖゛ 水                       4
5.0  gエタノール             4
5.0 gポリビニルアルコール       10.
0 g2.4−ジヒドロキシベンゾフェノン 0,5g
上記のようにして、オーバーコート層を有する4色の画
像形成材料を作成した。この着色画像形成材料のポリエ
チレンテレフタレートフィルム面に、プレートコントロ
ールウェッジ(Δ0.0、−1゜5 、Ugra製)を
重ね合わせ、クリア段数3段となるように露光現像し、
4色の着色画像を形成した。
この方法により得られたそれぞれの画像シートのオリジ
ナル10%網点部分のオリジナル原稿に対する網点の細
りは、3%以下であった。
実施例−1,2、比較例−1,2の評価上記各実施例、
比較例の結果は、オーバーコート層をもたない場合には
、着色感光層1層を支持体上に有する画像形成材料(比
較例−1)が、感光層と色材層とを2層に分けて形成し
た画像形成材料(比較例二2)に網点の細りにおいて劣
るのに対し、本発明を適用して紫外線吸収剤を含むオー
バーコート層を有するようにした場合には、着色感光層
1層を支持体上に持つ画像形成材料(実施例−1)が、
感光層と色材層とを2層に分けて形成した画像形成材料
(実施例−2)に対し、網点の細りにおいて劣ることな
く、同様の性能を有するようになることを示すものであ
る。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明の画像形成材料は、露光光によるハ
レーションを防止し、該ハレーションに伴う感度低下や
点細りの問題を解決できるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、支持体上に、離型層、着色感光層をこの順に有し、
    該着色感光層上に、紫外線吸収剤を含むオーバーコート
    層が形成されていることを特徴とする画像形成材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016045235A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 Jsr株式会社 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子

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