JPH0439351Y2 - - Google Patents

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JPH0439351Y2
JPH0439351Y2 JP1985105653U JP10565385U JPH0439351Y2 JP H0439351 Y2 JPH0439351 Y2 JP H0439351Y2 JP 1985105653 U JP1985105653 U JP 1985105653U JP 10565385 U JP10565385 U JP 10565385U JP H0439351 Y2 JPH0439351 Y2 JP H0439351Y2
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JP
Japan
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radar
ground
face plate
cutter
mounting hole
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JP1985105653U
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JPS6216196U (ja
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、前方の地山内に存在する杭等の障害
物を探査しうるレーダを備えたシールド掘進機に
関する。
[従来の技術] 従来、シールド掘進機は前方の地山内に存在す
る障害物を常時探査しうる装置を備えていなかつ
た。
このため、障害物のありそうな場所では作業者
がその都度探査棒をカツタスリツトから前方の地
山内に突出させて探り当てていた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、探査棒では障害物を確実に発見
することは困難であり、カツタービツトが障害物
にぶつかつて初めてその存在を知ることが多く、
このため障害物によつてカツタービツトが損傷す
る問題があつた。
なお、シールド掘進機の前方に存在する障害物
を検出する手段としては、超音波乃至電磁波を用
いた検出器が考えられる(特開昭58−181999号公
報)。しかしながら、カツタービツト前方の地山
内の障害物を探査するためには、カツター面板に
その検出器を設ける必要があり、カツター面板に
検出器を単に取付けたのでは、検出器が地山と接
触して摩耗損傷するという問題がある。
[考案の目的] 本考案は上記従来技術の問題点を解決すべくな
されたものであり、その目的は、掘進方向前方の
地山内に存在する障害物を常時確実に探査するこ
とができ、障害物によるカツタービツトの損傷を
未然に防止することができるとともに、カツター
面板に設けられるレーダの摩耗損傷をも防止する
ことができる。
[考案の構成] 上記目的を達成するために本考案は、シールド
フレームの前端部に切羽地山を掘削するカツター
面板を回転自在に備えたシールド掘進機におい
て、上記カツター面板の前面に前方の地山内の障
害物を探査するためのレーダを出没自在に収納す
る取付孔を設け、その取付孔に設けたレーダにこ
れを取付孔から出没させるシリンダを連結したも
のである。
[実施例] 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
シールド掘進機の概略的縦断面を示す第1図に
おいて、1は円筒状シールドフレームであり、そ
の前端部にはカツター面板2が回転自在に設けら
れている。カツター面板2には第2図に示す如く
切羽地山を掘削するためのカツタービツト3が取
付けられると共に掘削土砂をカツター面板2とそ
の後方のバルクヘツド5との間に形成されたカツ
ター室6内に取込むためのカツタースリツト7が
形成されている。尚、カツター室6内の取込まれ
た掘削土砂は図示しないスクリユーコンベヤによ
りバルクヘツド5を貫通して後方へ搬出されるよ
うになつている。
上記カツター面板2の前面部にはの掘進方向前
方に存在する杭(H鋼、PCコンクリート杭等)、
大礫等の障害物8を探査するための電波発信、受
信器からなるレーダー9が設けられている。この
レーダ9の摩耗を防止するために、第3図に示す
如くカツター面板2の前面にはレーダ9を出没自
在に収納する取付孔10が形成され、そのレーダ
9にはこれを取付孔10内から出没させるための
シリンダ11が連結されている。
レーダ9からの検出信号はカツター面板2の軸
芯部に設けた導管12およびバルクヘツド5に設
けたスリツプリング13を介してケーブル14に
より信号処理器15に導かれるようになつてい
る。尚、ケーブル14の代りに、カツターの回転
側に取付けたFM発信器16を設け、これから信
号処理器15に直接検出信号を送るようにしても
よい。
信号処理器15はレーダ9からの検出信号に基
づいて地山の状況を算出するものであり、この信
号処理器15には地山の状況を映像にて出力する
表示器(ブラウン管)17と、地山の状況を記録
する記録器18とが接続されている。
次に作用を述べる。
シールド掘進機1はカツター面板2を回転させ
て前方の地山を掘削するが、このときレーダ9の
取付孔10内に収納されている。前方の地山内を
探査する際には、レーダ9を取付孔10内から前
方に突出させて、地山に向けて電波を発信させ
る。レーダ9より発信された電波は地山内を進行
し、障害物8に当たると反射してレーダ9で検知
される。反射波の強さは土質や障害物8の距離に
よつて異なり、このエコー電波の差を信号処理器
15により処理し、地山の状況を表示器17に表
示すると共に記録器18に記録する。この場合、
カツター面板2の回転と同調させて検出すること
により、障害物8の位置を把握することができ
る。このように掘進方向前方の地山内に存在する
障害物8を常時確実に探査することができ、障害
物8との衝突によるカツタービツト3の損傷を未
然に防止することができる。また、レーダ9は検
出時のみカツアー面板2から突出され、検出しな
いときには取付孔10内に没入されているので、
地山との接触による摩耗損傷が防止され、耐久性
が向上する。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば次の如き優れた効
果を発揮する。
(1) カツター面板にレーダを設けたので、カツタ
ー面板の回転によりレーダの位置を変えつつ検
出を行うことができ、探査棒を使用したり、作
業者が切羽に出ることなく掘進方向前方の地山
内に存在する障害物の位置を正確に検出するこ
とができ、障害物の衝突によるカツタービツト
の損傷を未然に防止することができる。
(2) 特にレーダがカツター面板前面の取付孔内に
出没自在に設けられているので、検出時のみレ
ーダをカツター面板上に突出させればよく、検
出しないときにはレーダを取付孔内に没入させ
ておくとができるので、地山との接触によるレ
ーダの摩耗損傷を防止でき、耐久性の向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシールド掘進機の縦断面
図、第2図は第1図A−A矢視図、第3図はレー
ダ取付部の拡大断面図である。 図中、2はカツター面板、8は障害物、9はレ
ーダ、10は取付孔、11はシリンダである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールドフレームの前端部に切羽地山を掘削す
    るカツター面板を回転自在に備えたシールド掘進
    機において、上記カツター面板の前面に前方の地
    山内の障害物を探査するためのレーダを出没自在
    に収納する取付孔を設け、その取付孔に設けたレ
    ーダにこれを取付孔から出没させるシリンダを連
    結したことを特徴とするシールド掘進機。
JP1985105653U 1985-07-12 1985-07-12 Expired JPH0439351Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985105653U JPH0439351Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JP1985105653U JPH0439351Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JPS6216196U JPS6216196U (ja) 1987-01-30
JPH0439351Y2 true JPH0439351Y2 (ja) 1992-09-14

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ID=30980288

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6446684A (en) * 1987-08-18 1989-02-21 Nippon Telegraph & Telephone Obstacle detection device for civil working machine

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58181999A (ja) * 1982-04-19 1983-10-24 三井建設株式会社 トンネル等のシ−ルド工事における崩壊部検知方法

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