JPH0439306Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0439306Y2
JPH0439306Y2 JP9420086U JP9420086U JPH0439306Y2 JP H0439306 Y2 JPH0439306 Y2 JP H0439306Y2 JP 9420086 U JP9420086 U JP 9420086U JP 9420086 U JP9420086 U JP 9420086U JP H0439306 Y2 JPH0439306 Y2 JP H0439306Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
main boom
main
excavation
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9420086U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS631053U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9420086U priority Critical patent/JPH0439306Y2/ja
Publication of JPS631053U publication Critical patent/JPS631053U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0439306Y2 publication Critical patent/JPH0439306Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、バツクホーの掘削装置構造に関する
ものである。
(ロ) 従来の技術 従来、バツクホーの掘削装置は、基端を旋回台
に枢支したく字状の主ブームと、同副ブーム先端
に取付けたバケツトより成り、これら主副ブーム
とバケツトを適宜回動させて掘削作業を行なうと
共に、旋回台を旋回させて運搬車の荷台中に積込
み作業することができるように構成している。
しかも、かかる掘削作業と旋回積込み作業との
便宜性を考慮して、特公昭60−5739号公報等には
以下のような掘削装置が考案されている。
すなわち、主ブーム基端を旋回台の旋回中心近
傍に枢支して、掘削装置を鉛直起立収納状態とし
た際に、同掘削装置が本機の横幅内に収まるよう
に構成して、旋回時に収納状態の掘削装置が他物
と干渉しないように構成しているものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、かかる掘削装置の場合、主ブーム基
端が本機中心近傍に位置しているために深溝の掘
削形成作業が行なえない等の作業性能に問題があ
る。
しかも、主ブームがく字状に形成されているた
めに、同主ブームを上下回動させるための主ブー
ムシリンダーの長さを長くしなければならないと
いう不具合があると共に、主ブームに作用する捩
り偶力が大きく強度的に不利である。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、本考案では、旋回台前端に主ブーム基
端を枢支ブラケットを介して枢支し、同主ブーム
先端には副ブーム基端を枢支して、同副ブーム先
端にバケツトを取付け、これら主副ブーム、及
び、バケツトを第1、第2、第3油圧シリンダー
により回動作動させて掘削作業が行なえるように
構成した掘削装置において、主ブームを中央部よ
りく字状に折曲形成すると共に、同主ブーム下半
部をさらに略中央部より同一方向へく字状に折曲
形成し、ブーム作動用の第1油圧シリンダーを、
主ブーム基端部に略平行状態に近接させて、同主
ブーム中途部と枢支ブラケットとの間に、介設し
てなるバツクホーの掘削装置構造を提供せんとす
るものである。
(ホ) 作用 掘削装置により掘削作業を行なう際には、主副
ブーム、及び、バケツトを第1、第2、第3油圧
シリンダーにより適宜回動作動させれば、同掘削
装置が旋回台前端に位置しているために、所望の
深溝掘削が行なえるものであり、しかも、掘削し
たバケツト中の土砂等は運搬車の荷台中に積込め
ばよいものであり、同荷台が掘削装置の後方に位
置する場合には、同掘削装置を鉛直起立収納状態
として、旋回台を旋回させて積込み作業を行なえ
ばよいものである。
この際、鉛直起立した主ブーム基端部と第1油
圧シリンダーとは略平行状態で近接しているため
に、バケツトと副ブームとを主ブーム側へコンパ
クトに折畳み収納することができて、同状態で旋
回台と共に旋回しても、旋回半径が小さいことよ
り他物と干渉することがないものである。
しかも、主ブームは中央部と、主ブーム下半部
の中央部を各々く字状に折曲形成しているため
に、同主ブームに作用する捩り偶力が従来の主ブ
ームに比して小さくなり、強度的に有利になるも
のである。
(ヘ) 効果 本考案によれば、掘削装置を旋回台前端に装備
しているために、掘削作業範囲が大きくなつて、
特に深溝の掘削作業等が効率よく行なえ、しか
も、同掘削装置はバケツト中に掘削土を収容した
まま、コンパクトに鉛直起立収納状態とすること
ができるために、旋回台を介して所望の方向へ旋
回移動させた場合にも、他物との干渉が回避でき
るという効果がある。
さらには、主ブームに作用する捩り偶力が小さ
くなつて、強度上の有利性を確保することができ
るという効果がある。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
第1図に示すAはバツクホーの掘削装置であり、
同掘削装置Aは、旋回台1前端に枢支ブラケット
2を介して上下回動自在に取付けている。
掘削装置Aは、基端を枢支ブラケット2に枢支
10した主ブーム3と、同主ブーム3先端に基端
を枢支11した副ブーム4と、同副ブーム4先端
に基端を枢支12したバケツト5とより成り、主
副ブーム3,4、及び、バケツト5を、各々第
1、第2、第3油圧シリンダー6,7,8により
適宜上下回動作動させることにより掘削作業が行
なえるように構成している。
主ブーム3は、前方開口部の断面コ字状に形成
して、中央部より前方傾斜のく字状に形成するこ
とにより、上半部ブーム3aと下半部ブーム3b
と共に、下半部ブーム3bを中央部より前方傾斜
のく字状に折曲形成してなるものである。
そして、主ブーム3を回動作動させる第1油圧
シリンダー6は、基端を枢支ブラケツト2に枢支
6aし、また、同シリンダー6先端を、上記下半
部ブーム3b先端部の左右側板部3c,3c間に
枢支ピン9を介して枢支しており、同シリンダー
6と下半部ブーム3bの基端部3′bとが略平行
状態を保持して作動すべく構成している(第2図
参照)。
また、第3図は、かかる掘削装置Aと従来の掘
削装置Bとを対比説明するための模式図であり、
B−1は従来掘削装置Bの主ブーム、B−2は同
副ブームである。
そして、同第3図に示すように、主ブーム3に
作用する捩り偶力の半径Lを、従来の主ブームB
−1に作用する捩り偶力の半径L′よりも小さくす
ることができるために強度的に有利なものであ
る。
しかも、本考案にかかる掘削装置Aの場合、第
1図に示す如く、主ブーム3を鉛直起立状態とす
ると、第1油圧シリンダー6が同主ブーム3に略
平行状態にて近接するために、バケツト5を副ブ
ーム4側へ近接回動させると共に、同副ブーム4
を主ブーム3側へ折曲回動させて、同掘削装置A
全体をコンパクトに折畳み収納することができる
ものである。
従つて、同掘削装置Aは、旋回台1前端にあつ
て、上下回動作動範囲が大きいために、深溝掘削
も迅速、かつ、確実に行なうことができ、しか
も、旋回台1を旋回させ掘削装置Aを移動させる
際にも、同掘削装置Aをコンパクトに鉛直起立収
納させて行なえば、他物との干渉もなく円滑に同
掘削装置の移動作業が完了するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による掘削装置の側面図。第
2図は、第1図の−線断面図。第3図は、本
案と従来の掘削装置とを対比説明するための模式
図。 A……掘削装置、1……旋回台、2……枢支ブ
ラケツト、3……主ブーム、4……副ブーム、5
……バケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 旋回台1前端に主ブーム3基端を枢支ブラケツ
    ト2を介して枢支し、同主ブーム3先端には副ブ
    ーム4基端を枢支して、同副ブーム4先端にバケ
    ツト5を取付け、これら主副ブーム3,4、及
    び、バケツト5を第1、第2、第3油圧シリンダ
    ー6,7,8により回動作動させて掘削作業が行
    なえるように構成した掘削装置において、主ブー
    ム3を中央部よりく字状に屈曲形成すると共に、
    同主ブーム3下半部をさらに略中央部より同一方
    向へく字状に折曲形成し、主ブーム3作動用の第
    1油圧シリンダー6を、主ブーム3基端部に略平
    行状態に近接させて、同主ブーム3中途部と枢支
    ブラケツト2との間に、介設してなるバツクホー
    の掘削装置構造。
JP9420086U 1986-06-19 1986-06-19 Expired JPH0439306Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9420086U JPH0439306Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9420086U JPH0439306Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS631053U JPS631053U (ja) 1988-01-06
JPH0439306Y2 true JPH0439306Y2 (ja) 1992-09-14

Family

ID=30957427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9420086U Expired JPH0439306Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0439306Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS631053U (ja) 1988-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0439306Y2 (ja)
JPS63272820A (ja) 掘削運搬車両
JP3680957B2 (ja) 掘削作業車両
EP0875630A1 (en) Construction machine
JP2812417B2 (ja) 旋回型掘削作業車
JP2845415B2 (ja) 旋回型掘削作業車
JP2812436B2 (ja) 旋回型掘削作業車
JP3715397B2 (ja) 排土装置付き作業車両
JP2930930B2 (ja) 旋回作業車
JPH0444682Y2 (ja)
JPH093953A (ja) 掘削作業機
JP3232876U (ja) 建設機械のブームアーム機構及び建設機械
JP2803526B2 (ja) 路下用掘削機
US3389816A (en) Overcenter backhoe
JP4309995B2 (ja) クローラ自走式建設機械
JP3576721B2 (ja) アースドリル機
JP2003034945A (ja) オフセットブーム式建設機械
JP3307462B2 (ja) 建設機械
JPH10195912A (ja) 油圧ショベル用の簡易型把持装置
JP2812437B2 (ja) 旋回型掘削作業車
JP4002700B2 (ja) バックホー作業機
JP2537408B2 (ja) 埋設機械
JP3129537B2 (ja) 縦穴の掘削装置
JPH02493B2 (ja)
JP2565803Y2 (ja) 油圧ショベル用作業アタッチメント