JPH0439210Y2 - - Google Patents

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JPH0439210Y2
JPH0439210Y2 JP1985145022U JP14502285U JPH0439210Y2 JP H0439210 Y2 JPH0439210 Y2 JP H0439210Y2 JP 1985145022 U JP1985145022 U JP 1985145022U JP 14502285 U JP14502285 U JP 14502285U JP H0439210 Y2 JPH0439210 Y2 JP H0439210Y2
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JP
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belt
grains
prevention
bucket
width
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JP1985145022U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、バケツトにより穀粒を掬い上げなが
ら移送せしめる場合に、飛散穀粒或いは戻り穀粒
がベルトと伝動プーリーとの間に落入して破砕さ
れることを未然に防止して、より効果的な揚穀作
業を達成させることができるバケツト昇降機にお
ける穀粒破砕防止装置に関する。
従来の技術 従来、バケツトを装着したベルトが懸回される
プーリーの上部および左右開放部を防止壁体で被
覆せしめると共に上昇移動行程側のベルト裏面
に、下端が防止壁体上に当接し、かつ両側縁が昇
降機本体の内壁面に装着されて本体内を適当高さ
に亘り二分した進入阻止板を配設してバケツトに
より掬い上げた際に生じた飛散穀粒或いはバケツ
トにより落下した戻り穀粒がベルトとプーリーと
の間に進入して破砕されるのを未然に防止し、常
に一定量の穀粒を移送することができるバケツト
昇降機における穀粒破砕防止装置は本出願前例え
ば実公昭51−35107号公報に記載されていて公知
である。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記公知の穀粒破砕防止装置におい
ては、バケツトにより掬い上げた際に発生した飛
散穀粒は進入阻止板によりベルト内側に進入する
のを阻止し、又移送工程中においてバケツトより
ベルトの内側にこぼれ落ちた戻り穀粒は防止壁体
によつてベルトプーリーとの間に進入するのを防
止せしめているが、かかる移送作業中において、
たまたま昇降機内部での戻り穀粒量が非常に多く
なつてた場合、さらに飛散穀粒が進入阻止板を飛
び越しベルト内側に進入する量が多くなつた際に
は前記防止壁体だけでは、その進入を防止するこ
とができず、その一部がどうしてもベルトとプー
リーとの間に進入し穀粒が破砕されるという問題
が生じた。
そこで本考案は、例え戻り穀粒や飛散穀粒が多
くなつた場合にあつても、該戻り穀粒および飛散
穀粒を進入阻止板上端位置のベルト間に斜設した
流し板により確実に受け止めた後、上昇移動行程
側のベルト両側より表面へ向け振り分け落下さ
せ、もつて戻り穀粒或いは飛散穀粒が防止壁体上
に落下するのをなくし、穀粒の破砕発生を防止で
きる目的をもつたバケツト昇降機における穀粒破
砕防止装置を提供して、上記の問題を解決したも
のである。
問題を解決するための手段 従つて、本考案の技術的課題は、移送行程中に
おいて発生した多量の戻り穀粒や飛散穀粒が防止
壁体上に妄りに落下するのをなくし、穀粒の飛散
発生を未然に防止せしめることにある。
この技術的課題を解決するため、本考案発生そ
の構成を、特に、バケツトを装着したベルトが懸
回されるプーリーの上部および左右開放部を防止
壁体で被覆せしめると共に、上昇移動行程側のベ
ルト裏面に下端が防止壁体上に当接し、かつ両側
縁が昇降機本体の内壁面に装着されて本体内を適
当高さに亘り二分した進入阻止板を配設したもの
において、前記進入阻止板上端位置のベルト間に
は、ベルト幅よりも幅広で、そかも全体を上昇移
動行程側のベルトに向け傾斜せしめた流し板を配
設すると共に上記流し板の中央上面には下降移動
行程側より上昇移動行程側に向けて横幅および高
さを順次大きくなし、かつ端部横幅をベルト幅と
同等若しくはそれよりも幅広とした三角錐状の規
制突体を突設して、該規制突体の両側に傾斜流下
路を形成したことを特徴とするバケツト昇降機に
おける穀粒破砕防止装置としてものである。
作 用 上記技術的手段は次のように作用する(図面参
照)。
今、昇降機本体1内に供給された穀粒は回転す
るバケツト3で順次掬い上げられて適宜の場所へ
移送される。ところで、上述のような穀粒移送行
程中においては、バケツト3よりこぼれ落ちた戻
り穀粒の一部がベルト2の開放側よりベルト2内
部に落下進入しようとしてり或はバケツト3がプ
ーリー5の懸回部において穀粒を掬い上げる時の
遠心力により余剰穀粒をベルト2側に飛散させて
ベルト2の開放側よりプーリー5上へ散布しよう
とする作用が起こる。しかしながら、プーリー5
上には防止壁体6が配設されてプーリー5を完全
に被覆しており、また上昇移動工程側のベルト2
裏面には進入阻止板8が昇降機本体1内を二分す
るように立設され、さらに進入阻止板8上端位置
のベルト2,2間にはベルト2幅よりも、幅広
で、しかも全体を上昇移動行程側のベルト2に向
け傾斜した流し板9は配設されているので、ベル
ト2のい開放側よりベルト2内に進入落下しよう
とする戻り穀粒や、回転接線方向に向かつて飛び
出した飛散穀粒さらには藁屑は総て流し板9およ
び進入阻止板8により遮えぎられて、ベルト2内
側に進入するのが積極的に防止される許りか、進
入阻止板8より高く飛散された飛散穀粒も流し板
9で受け止められてベルト2内側への進入が防止
される。そして、上述のように流し板9のより受
け止められた戻り穀粒や飛散穀粒されには藁屑は
流し板9の中央上面に設けられた三角錐状の規制
突体10により左右に振り分けられ、最後に両側
の傾斜流下路11,11の末端部からベルト2の
両側に沿つて昇降機本体1とベルト2との間に流
下し、再度移送される。
従つて、例え戻り穀粒或は飛散穀粒が何等かの
原因でその量が多くなつたとしても、これら穀粒
がベルト2の開放側より防止壁体6上に落下進入
することが確実に防止されるため、穀粒が破砕さ
れることがない。
実施例 次に本考案に係るバケツト昇降機における穀粒
破砕防止装置の構成を添附図面に示された一実施
例に基づき説明する。
図面において、1は適宜型式のバケツト昇降機
の本体であつて、該昇降機本体1内の上下部に軸
架されたプーリー5,5はバケツト3を等間隔に
付設したベルト2が回転自在に懸回されている。
そして昇降機本体1の底部一側には移送樋4が装
着され、これにより穀粒をバケツト昇降機本体1
内へ供給せしめる。
前記ベルト2の一側が懸回されるプーリー5部
には該プーリー5を被覆する防止壁体6は配設さ
れている。前述した防止壁体6は上壁を山形とな
し、かつ両側に袖板7,7を設けて全体が略U字
状となる如く構成され、該両袖板7,7間にプー
リー5が位置するように昇降機本体1内に定置さ
れている。従つてプーリー5は防止壁体6により
上部および両側が遮蔽されている。8はベルト2
の上昇移動行程側の裏面に近接配設され進入阻止
板であつて、該進入阻止板8の両側縁は昇降機本
体1の両側内壁面に適宜の装着手段により装着さ
れると共に、下端縁は防止壁体6の山形壁面に当
接せしめる。そいて前記の進入阻止板8は適宜の
高さをもつて立設したことで昇降機本体1内は完
全に二分されている。9は進入阻止板8上端位置
にベルト2,2間に、下降移動行程側より上昇移
動行程側のベルト2に向けて全体が傾斜状となる
ように配設した流し板であつて、該流し板9の中
央上面には、下降移動行程側より上昇移動行程側
に向けて横幅および高さを順次大きくなし、かつ
端部横幅をベルト2幅と同等若しくはそれよりも
幅広とした三角錐状の規制突体10が突設されて
いる。前記流し板9の横幅はベルト2幅よりも幅
広として、その両側縁を昇降機本体1の内壁面に
お適宜の装着手段を介して装着せしめてベルト
2,2間の昇降機本体1内部を流し板9を境とし
て二分せしめる。
11は規制突体10両側の流し板9上に設けた
傾斜流下路であつて、該傾斜流下路11は規制突
体10が下降移動行程側より上昇移動行程側に向
け順次幅広に形成されていることで、その幅は先
き細状に形成されている。従つて、ベルト2,2
間の昇降機本体1の下部内側は、竪長の進入阻止
板8と傾斜状の流し板9とにより区画されている
ので穀粒移送過程中において、例え戻り穀粒や飛
散穀粒の量が多い場所でも、これらの穀粒を進入
阻止板8および流し板9で受け止めて防止壁体6
上へ落下するのをなくすことができ、その結果、
穀粒がベルト2とプーリー5との間で挟まれて破
砕されることを未然に防止し、効率的な穀粒移送
作業を達成できる。
考案の効果 要するに本考案は、上記のような技術的手段お
よび作用を有するものであるから、穀粒移送過程
中においてバケツト3よりこぼれ落ちた戻り穀粒
或はバケツト3により掬い上げられた余剰穀粒が
懸回部において回転接線方向へ向け飛散される飛
散穀粒さらには進入阻止板8より高く飛散された
飛散穀粒の総てを進入阻止板8および流し板9で
確実に受け止めながらベルト2両側の開放側より
ベルト2の表面側へ流下されるため、ベルト2内
側への進入を積極的に防止できるは勿論のこと、
流し板9上に落下した戻り穀粒や飛散穀粒さらに
は穀粒中に混入された藁屑もその高さを順次大き
くした三角錐状の規制突体10の稜線に沿い左右
に振り分けなはら傾斜流下路11,11に沿つ
て、ベルト2の両側より上昇移動行程側表面へ円
滑に落下させベルト2内側への進入をされに阻止
し、もつて戻り穀粒や飛散穀粒の量が例え多い場
合にあつても穀粒が破砕されることなく、効率的
な移送作業を達成させることができる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るバケツト昇降機における穀
粒破砕防止装置の一実施例を示すものであつて、
第1図は一部を切欠した側断面図、第2図は一部
を切欠した要部の拡大斜視図、第3図は作用説明
図である。 1……昇降機本体、2……ベルト、3……バケ
ツト、5……プーリー、6……防止壁体、8……
進入阻止板、9……流し板、10……規制突体、
11,11……傾斜流下路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バケツトを装着したベルトが懸回されるプーリ
    ーの上部および左右開放部を防止壁体で被覆せし
    めると共に、上昇移動行程側のベルト裏面に下端
    が防止壁体上に当接し、かつ両側縁が昇降機本体
    の内壁面に装着されて本体内を適当高さに亘り二
    分した進入阻止板を配設したものにおいて、前記
    進入阻止板上端位置におけるベルト間には、ベル
    ト幅よりも幅広で、しかも全体を上昇移動行程側
    のベルトに向け傾斜せしめた流し板を配設すると
    共に上記流し板の中央上面には下降移動行程側よ
    り上昇移動行程側に向けて横幅および高さを順次
    大きくなし、かつ端部横幅をベルト幅と同等若し
    くはそれよりも幅広とした三角錐状の規制突体を
    突設して、該規制突体の両側に傾斜流下路を形成
    したことを特徴とするバケツト昇降機における穀
    粒破砕防止装置。
JP1985145022U 1985-09-21 1985-09-21 Expired JPH0439210Y2 (ja)

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JPS6253217U JPS6253217U (ja) 1987-04-02
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5135107U (ja) * 1974-09-06 1976-03-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58166512U (ja) * 1982-04-26 1983-11-07 金子農機株式会社 バケツト昇降機における穀粒破砕防止装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135107U (ja) * 1974-09-06 1976-03-16

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