JPH0711874Y2 - チツプコンベアのスクレ−パ取付構造 - Google Patents

チツプコンベアのスクレ−パ取付構造

Info

Publication number
JPH0711874Y2
JPH0711874Y2 JP11110085U JP11110085U JPH0711874Y2 JP H0711874 Y2 JPH0711874 Y2 JP H0711874Y2 JP 11110085 U JP11110085 U JP 11110085U JP 11110085 U JP11110085 U JP 11110085U JP H0711874 Y2 JPH0711874 Y2 JP H0711874Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scraper
roller chain
chip
trough
chips
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11110085U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6222040U (ja
Inventor
一郎 千原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP11110085U priority Critical patent/JPH0711874Y2/ja
Publication of JPS6222040U publication Critical patent/JPS6222040U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0711874Y2 publication Critical patent/JPH0711874Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は切粉が溜まる部分の高さが百数十mmの小さな寸
法で、切粉が広い範囲に飛散するタイプの機械に設置し
て効果を発揮するチツプコンベアのスクレーパの取付構
造に関するものである。
「従来の技術」 従来のチツプコンベアのスクレーパの取付構造は第10図
(a)、(b)のように、ローラチエン15のリンク部を
ヒンジ構造16とし、スクレーパ7−2がヒンジ部16を中
心に上下に回転できる構造で、切粉を搬送する時はスク
レーパ7−2は第10図(a)の状態であるが、切粉排出
口はスクレーパ7−2がヒンジ部16を軸として垂下し、
再びトラフに収納される時スクレーパ7−2軌道上に設
けたガイド棒(図示せず)によつて第10図(b)の位置
に押し戻される構造である。
「考案が解決しようとする問題点」 従来のスクレーパ取付構造が上記の構造であるので、ヒ
ンジ部やガイド棒等が必要となり、構造が複雑でコスト
が高くなり、またスクレーパをトラフに収納する時スク
レーパ等に無理な力が掛る等の不具合があつた。
「問題点を解決すべき手段」 本考案は上記従来の問題点を解決したもので、切粉が溜
まる部分の高さが小さく、かつ比較的広い範囲に飛散す
る機械に載置され、切粉搬送トラフから落下する切粉を
回送トラフ内を周回させ駆動部へ排出させるチツプコン
ベアにおいて、ローラチエンに一方向のみで取り付けら
れる片持式となり、先端部分が先へ行く程下方へ、かつ
45度程度後方へ傾斜となるよう折り曲げ、上面にL形ア
タツチメントを介してローラチエン連結ピン頭部に入り
込む逃し穴を設け、側面にL形アタツチメントにボルト
締めする穴を設けたチツプコンベアのスクレーパ取付構
造である。
「実施例」 本考案の一実施例を第1図(a)、(b)、(c)、
(d)および第2図(a)、(b)に示す。
本考案を取り付けたチツプコンベアを第3図ないし第9
図に示す。(チツプコンベア装置は従来と同様であ
る。) スクレーパ7−1はスクレーパとしての強度を確保する
ため4.5mm程度の板厚の鉄板を折り曲げて溶接によつて
製作される。
チツプコンベアの全体の構成としては、モータ1、駆動
部2、チエン回送トラフ3、切粉搬送トラフ4、ローラ
チエン5、切粉ガイドカバー6、スクレーパ7(本考案
は7−1、従来は7−2とする)からなる。
第3図のように、コンベアは機械内でローラチエン5、
スクレーパ7が周回しうるように、屈曲したトラフ構造
を成し、駆動部2において、モータ1の駆動力をローラ
チエン5に伝え、トラフ内をローラチエン5およびロー
ラチエン5に所望する数だけ取付けられるスクレーパ7
が周回運動することにより切粉搬送トラフ4内に落下し
た切粉を掻くよう搬送し駆動部2下部に排出する。
切粉搬送トラフ4は第5図のようにスクレーパ7を取り
付けたローラチエン5が運動できるようにチエンガイド
8を設け、切粉搬送トラフ4の外側は落ちてきた切粉が
スクレーパ7の軌道上まで自重落下するよう傾斜させた
構造とする。
チエン回送部トラフ3は第6図に示すように、駆動部2
を通り、切粉を排出した、スクレーパ7とローラチエン
5が通過できる構造とし、切粉搬送トラフ4の傾斜部は
不要であるが、上から切粉が落下しないため蓋9を設け
ている。駆動部2は第7図のように、モータ1とチエン
10によつて連結されたスプロケツト11、軸12及びローラ
チエンスプロケツト13を有し、軸受14によつて駆動部2
に取り付けられるが、軸受14はローラチエン5の張力調
節のため、前後にスライドできる構造としている。
このようにしてモータ1の回転力はローラチエンスプロ
ケツト13に伝達され、ローラチエンスプロケツト13に噛
合つて敷設されるローラチエン5及びスプロケツト7を
駆動させる。
また第8図に示すように、切粉搬送トラフ4側は底部を
大きく解放し、搬送された切粉が矢印の方向に排出され
やすい構造とする。
第9図はチエン回送トラフ3との連結状態を示し、トラ
フ底部を下側に少し折曲げ、スクレーパがトラフ内に再
び入り込み易い形状としている。
ローラチエン5に所望する数だけ取付けられるスクレー
パ7−1は第1図(a)、(b)、(c)、(d)のよ
うな形を成している。
aは上面、bは先端部分、cは側面、dは前面、eはロ
ーラチエン連結で頭部が入り込む逃し穴、fは側面cに
あけたL形アタツチメントにボルト締めする穴である。
スクレーパ7−1はローラチエン5に一方向のみで取り
付けられる片持式となるため、切断の搬送抵抗を逃すた
め、第1図のように、スクレーパ7−1の先端部分aが
先へ行く程下方へ、かつ45度程度の傾斜となるよう折曲
げた形状としている。スクレーパ7−1とローラチエン
5の取付状態は、第2図(a)、(b)のようにスクレ
ーパ上面aにはローラチエン連結ピン頭部が入り込む逃
し穴eを設けており、ローラチエン5のリンク部に密着
させ、ローラチエン5のL形アタツチメント15に設けら
れた穴fを使用してボルト締めされる。
使用するローラチエン5はフランジ付ローラと称するロ
ーラの一方がローラ径より大きい径のフランジ部を有す
るタイプのもので、所望するスクレーパ7−1の使用数
に応じてL形アタツチメント15を一定間隔毎に組込んだ
ものである。
「考案の効果」 本考案は上記構成であるので、 (1)スクレーパの先端が下向きに、しかも後方へ傾斜
しているので、コイル状にからまつた切粉がスクレーパ
の先端の縁に沿つて外側へ行き離れ易い。また、スクレ
ーパにかかる力も少なく、スクレーパの痛みも少ない。
(2)従来のものと異なりヒンジ部等がなく、スクレー
パのローラチエンへの取付が簡単で、機械の方でもガイ
ド棒等も必要ないので、コストが安くなる。
(3)スクレーパがローラチエンにL形アタツチメント
で固定されるので、極めて丈夫である。
(4)機械の切粉の溜まる部分を低くすることができ
る。
等のすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)、(c)、(d)、ないし第9図
は本考案の一実施例で、第1図(a)、(b)、
(c)、(d)はスクレーパの形状で、(a)は斜視
図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は側面
図、第2図(a)、(b)はスクレーパをローラチエン
に取り付けた状態で、(a)は正面図、(b)は側面
図、第3図、第4図はチツプコンベアの状態で、第3図
は平面図、第4図は側面図、第5図、第6図、第7図は
それぞれ第3図のA−A断面図、B−B断面図、C−C
断面図、第8図、第9図は第7図のD−D断面図、E−
E断面図、第10図(a)、(b)は従来のスクレーパ取
付構造で(a)は正面図、(b)は(a)のF−F断面
図である。 1:モータ、2:駆動部 3:チエン回送トラフ、4:切粉搬送トラフ 5:ローラチエン、6:切粉ガイドカバー 7−1:スクレーパ、8:チエンガイド 9:蓋、10:チエン 11:スプロケツト、12:軸 13:ローラチエンスプロケツト 14:軸受 15:L形アタツチメント a:スプロケツト7−1の上面 b: 〃 〃 斜面 c: 〃 〃 側面 d: 〃 〃 前面 e: 〃 〃 上面の逃し穴 f: 〃 〃 アタツチメント用穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】切粉が溜まる部分の高さが小さく、かつ比
    較的広い範囲に飛散する機械に設置され、切粉搬送トラ
    フから落下する切粉を回送トラフ内を周回させ駆動部下
    部へ排出させるチツプコンベアにおいて、ローラチエン
    に一方向のみで取り付けられる片持式となり、先端部分
    が先へ行く程下方へ、かつ45度程度後方へ傾斜となるよ
    う折り曲げ、上面にL形アタツチメントを介してローラ
    チエン連結ピン頭部に入り込む逃し穴を設け、側面に前
    記L形アタツチメントにボルト締めする穴を設けたこと
    を特徴とするチツプコンベアのスクレーパ取付構造。
JP11110085U 1985-07-22 1985-07-22 チツプコンベアのスクレ−パ取付構造 Expired - Lifetime JPH0711874Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11110085U JPH0711874Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22 チツプコンベアのスクレ−パ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11110085U JPH0711874Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22 チツプコンベアのスクレ−パ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6222040U JPS6222040U (ja) 1987-02-10
JPH0711874Y2 true JPH0711874Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=30990709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11110085U Expired - Lifetime JPH0711874Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22 チツプコンベアのスクレ−パ取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0711874Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102491030B1 (ko) 2020-12-18 2023-01-20 주식회사 포스코 도금밀착성 및 용접성이 우수한 고강도 용융아연도금강판 및 그 제조방법
KR20240096286A (ko) 2022-12-19 2024-06-26 주식회사 포스코 인산염처리성이 우수한 강판 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6222040U (ja) 1987-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0711874Y2 (ja) チツプコンベアのスクレ−パ取付構造
US5186683A (en) Stone trap assembly for a combine
KR20210071028A (ko) 콤바인
CN210150181U (zh) 一种具有自清洁功能的输送机
DE202023106165U1 (de) Förderbandvorrichtung zur Rückgewinnung von Streumaterial
US3292586A (en) Feed-return apparatus for automatic feeding conveyors
US3113663A (en) Conveyor and loader for bulk materials
CA1245825A (en) Silo hopper for silage unloaders
JP3929731B2 (ja) 自動給餌装置
JP3394296B2 (ja) 育苗箱用播種装置における土供給装置
JPH0518914Y2 (ja)
CN217555082U (zh) 一种水产饲料生产用上料设备
JPH06125660A (ja) 育苗箱用播種装置における土供給装置
CN217936842U (zh) 一种用于测定肉羊饲料转化效率的均匀投料装置
JP3397368B2 (ja) 播種装置における土供給装置
CA1148572A (en) Discrete parts floor feeder
JPH0646268Y2 (ja) 直流型コンバインのフイ−ダ−ハウス受継構造
JP3833158B2 (ja) コンバインの燃料タンク構造
JPS6142339Y2 (ja)
JPH0713470Y2 (ja) コンバインの刈取搬送装置
JPH0662673A (ja) 育苗箱用播種装置における土供給装置
US3939064A (en) Feed cleaner
JPS6219611Y2 (ja)
JP3865093B2 (ja) コンバインにおける穀稈搬送装置
JPH0432024Y2 (ja)