JPS6219611Y2 - - Google Patents

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JPS6219611Y2
JPS6219611Y2 JP19445083U JP19445083U JPS6219611Y2 JP S6219611 Y2 JPS6219611 Y2 JP S6219611Y2 JP 19445083 U JP19445083 U JP 19445083U JP 19445083 U JP19445083 U JP 19445083U JP S6219611 Y2 JPS6219611 Y2 JP S6219611Y2
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plate
wheel
shaft
shaft plate
frame
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JP19445083U
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JPS60103118U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は茶葉を垂直方向に搬送するバケツトコ
ンベヤ、特に薄鋼板で角柱状のフレームを構成し
たバケツトコンベヤに関するものである。
この種のコンベヤでは、茶葉に限らず、被搬送
物の一部が輸送帯の裏面に入り、これが下方の従
輪上に落ちてしまうのがどうしても避けられな
い。このため、実開昭49−101098号公報に見られ
るような回収装置が考案されたが、それでも、や
はりこのようなこぼれ葉が従輪上に落下し、それ
が次第に蓄積して支障を生ずる事態は回避できな
かつた。
また、従来の薄鋼板でフレームを構成したバケ
ツトコンベヤにあつては、従輪の取り付けは、第
1図に見るように、側板イに溶着した軸板ロにフ
ランジ形軸受ハを介して従輪軸の軸ニを軸支して
いるのであるが、側板イ自体には従輪の軸ニ程度
の穴しか開けてないため、組付時はそのフレーム
の基部とそれより上部を切り離した状態で上方よ
り従輪をフレーム基部内に挿入して装着せざるを
得ない欠点もあつた。
このため、組付自体が厄介なのは勿論である
が、保守・修理の時はフレームの基部とそれより
上部を分離するのが困難なのできわめて厄介であ
つた。
本考案は、フレーム基部の側板の従輪取付部に
は、従輪および該輪の軸をフランジ形軸受を介し
て軸支する軸板を挿脱可能となし、上は軸板を定
位置に固定した際、該板上方で人の手を自由に出
し入れができる位置から下はフレーム内底に至る
までの縦長の通孔を穿設するとともに、該孔の中
間から上方の両縁に沿つて断面形状状の取付金
を溶着し、該取付金の下部に前記軸板を固定し、
軸板の上方には左右の取付金に両端を係合させて
覆板を上下スライド自在に装着し、軸板の下方に
は軸板と同一平面より側板平面へと傾斜する誘導
面を有した掃除蓋を開閉自在に設けて、従輪を取
り付けることによつて、従輪の組付を簡易に行な
い得るようにするのは勿論、保守・修理に対処し
得るようし、あわせて、こぼれ葉をフレーム底部
に誘導して自然と回収するようにしたものであ
る。
次に本考案を図示実施例について説明する。
1は薄鋼板で構成したバケツトコンベヤのフレ
ームで、基部1A・中間部1B・頂部1Cを連続
した角柱状を呈する。
2は頂部1Cに軸着した動輪、3は基部1Aに
軸着した従輪で、多数の翼板4を水車型に軸5に
周設してなる。
6は送り込みホツパー、7は茶葉の排出口、8
は上下の動輪2従輪3に張設した輸送帯、9は輸
送帯表面全長に一定間隔を保つて装着した茶葉掬
い上げのバケツトで、これらは従来公知の構造で
ある。
10はフレーム基部の側板11の従輪2取付部
に形成した通孔で、その大きさは、従輪3および
該輪の軸5をフランジ形軸受12を介して軸支す
る軸板13が挿脱できる巾で、上は軸板13を定
位置に固定した際、軸板13上方で人の手を自由
に出し入れできる程度の余裕のある位置から下は
フレーム内底14に至るまでの高さを有するもの
である。
15は通孔10の中間から上方の両縁に沿つて
側板11に溶着した取付金で、中間辺の厚さ1
5′が約50mm程度の断面状を有する。
軸板13は、従輪3をフランジ形軸受12を介
して軸着したままボルト16・ナツト17で取付
金15の下端定位置に固定される。
18は取付金15に両端を係合させて上下スラ
イド自在とした覆板で、これを装着した際、軸板
13上方の通孔10を取付金15の中間辺の厚さ
15′の分だけ離れて側方より覆うこととなる。
19は軸板13と同一平面より側板11平面へ
と傾斜する誘導面20を有した掃除蓋で、軸板1
3の下方の通孔10を開閉自在に覆う。
そこで、動輪2を適宜な駆動機構で回転させれ
ば、輸送帯8およびバケツト9は上下循環し、ホ
ツパー6内に投入されている茶葉は垂直上方へ搬
送される。この時、輸送帯8の裏面に入り、従輪
3上に落下する茶葉、つまり、こぼれ葉があつて
も、こぼれ葉は従輪3上をその回転により徐々に
側方へ運動してゆき、ついには、従輪3より排出
され、掃除蓋19の誘導面20を滑降し、再びフ
レーム内底14に至り、ここで循環してくるバケ
ツト9により回収される。
なお、垂直バケツトコンベヤにおいては、従輪
取付部付近にバケツト9の循環によつて起こされ
た風が旋回している。このため、茶葉が茶生葉や
乾燥・整形が充分でない紙片状の茶葉であると、
それらのこぼれ葉はこの風で舞い上がり、従来な
かなかフレーム内底14に落下誘導されなかつた
のであるが、本考案では、通孔10を大きく明け
て風速を落とし、しかも、取付金15の中間辺の
厚さ15′の分だけ離してこの通孔10を軸板1
3・覆板18で覆うようにしてあるので、舞い上
がつたこぼれ葉は覆板18・軸板13に沿うよう
に風速のない所を落下してくるので、フレーム内
底14に円滑確実に誘導される。
一方、従輪取付部の保守・修理にあたつては、
ボルト16・ナツト17を外した状態で軸板13
を90度変角させて縦長にして通孔10より、軸板
13・フランジ形軸受12・軸5・従輪3を一体
のまま抜き出せばよいので、これまでのように、
フレームを基部1Aと中間部1Bと分離して基部
上方から抜き出す必要が全くなく、きわめて簡易
に行なえる。
また、組付時はこの逆の動作を行なえばよいの
であるからこれまたきわめて簡単である。
また、こぼれ葉のフレーム内底14への誘導が
不充分で、万一、従輪3にこぼれ葉が絡み付き、
これがビヤ樽のように成長することがあつても、
覆板18を上方にスライドさせて取り外せば、通
孔10を通して従輪3に直接手が届くので、絡み
付いた葉を容易に取り除くことができ大きな故障
を未然に回避できる。
また、通孔10を上述のように大きく形成して
も、取付金15がこの部分を補強する作用も兼ね
るので、強度的な問題もない。
本考案は、垂直バケツトコンベヤにおいて、フ
レーム基部の側板の従輪取付部には、従輪および
該輪の軸をフランジ形軸受を介して軸支する軸板
を挿脱可能となし、上は軸板を定位置に固定した
際、該板上方で人の手を自由に出し入れができる
位置から下はフレーム内底に至るまでの縦長の通
孔を穿設するとともに、該孔の中間から上方の両
縁に沿つて断面形状状の取付金を溶着し、該取
付金の下部に前記軸板を固定し、軸板の上方には
左右の取付金に両端を係合させて覆板を上下スラ
イド自在に装着し、軸板の下方には軸板と同一平
面より側板平面へと傾斜する誘導面を有した掃除
蓋を開閉自在に設けた、従輪の取付構造を採用し
たので、従輪の組付・保守・修理がいたつて簡単
となり、また、こぼれ葉を自然と回収することが
でき従輪上にこれが蓄積することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の取付構造を示す概略斜視図、第
2・第3図は本考案の一実施例を示すもので、第
2図は垂直バケツトコンベヤの全体を示す縦断側
面図、第3図は要部斜視図である。 1……フレーム、1A……基部、2……動輪、
3……従輪、8……輸送帯、9……バケツト、1
0……通孔、11……側板、12……フランジ形
軸受、13……軸板、14……フレーム内底、1
5……取付金、18……覆板、19……掃除蓋、
20……誘導面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄鋼板製の角柱状フレームの上下に動輪と水車
    状の従輪をそれぞれ軸着して、この両輪間に多数
    のバケツトを装着した輸送帯を張設してなる垂直
    バケツトコンベヤにおいて、フレーム基部の側板
    の従輪取付部には、従輪および該輪の軸をフラン
    ジ形軸受を介して軸支する軸板を挿脱可能とな
    し、上は軸板を定位置に固定した際、該板上方で
    人の手を自由に出し入れができる位置から下はフ
    レーム内底に至るまでの縦長の通孔を穿設すると
    ともに、該孔の中間から上方の両縁に沿つて断面
    形状状の取付金を溶着し、該取付金の下部に前
    記軸板を固定し、軸板の上方には左右の取付金に
    両端を係合させて覆板を上下スライド自在に装着
    し、軸板の下方には軸板と同一平面より側板平面
    へと傾斜する誘導面を有した掃除蓋を開閉自在に
    設けた、垂直バケツトコンベヤの従輪取付構造。
JP19445083U 1983-12-16 1983-12-16 垂直バケツトコンベヤの従輪取付構造 Granted JPS60103118U (ja)

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JP19445083U JPS60103118U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 垂直バケツトコンベヤの従輪取付構造

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JP19445083U JPS60103118U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 垂直バケツトコンベヤの従輪取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60103118U JPS60103118U (ja) 1985-07-13
JPS6219611Y2 true JPS6219611Y2 (ja) 1987-05-20

Family

ID=30417946

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JP19445083U Granted JPS60103118U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 垂直バケツトコンベヤの従輪取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158452A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Kubota Corp 穀粒搬送機

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JPS60103118U (ja) 1985-07-13

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