JPS6313893Y2 - - Google Patents

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JPS6313893Y2
JPS6313893Y2 JP3464483U JP3464483U JPS6313893Y2 JP S6313893 Y2 JPS6313893 Y2 JP S6313893Y2 JP 3464483 U JP3464483 U JP 3464483U JP 3464483 U JP3464483 U JP 3464483U JP S6313893 Y2 JPS6313893 Y2 JP S6313893Y2
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JP3464483U
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JPS59140061U (ja
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、粉状物、粒状物あるいは小型鋳物部
品等を投入した後のバケツトにおいて、該バケツ
トの開成状態にある蓋体を自動的に閉鎖状態とす
る蓋の閉鎖装置に関する。
一般にバケツトは、前記の鋳物部品等を一旦収
容した後、貯留用ホツパ等まで運般し、その後そ
の鋳物部品等を貯留用ホツパ等に投入するという
仕組みになつていた。ところが、この鋳物部品等
を貯留用ホツパ等に投入する際、従来は、バケツ
トを反転させるという原始的なやり方を行つてい
たので、鋳物部品等が重量物だけに、人手を多く
要しかつ危険な作業とされていた。そこで、本考
案者は、このような欠点を解消すべく、安全でか
つ効率のよいバケツト装置を先に提供した(実公
昭54−40619号)。
しかしながら、このバケツト装置は、鋳物部品
等を貯留用ホツパ等に投入する際の安全性と効率
化を主眼とするものであつて、鋳物部品等を貯留
用ホツパ等に投入した後のバケツトの状態などは
何ら改良するものではなかつた。
すなわち、鋳物部品等の小物を貯留用ホツパ等
に投入した後のバケツトは、該バケツトの蓋体が
開成状態のままとされているため、鋳物部品等を
再びバケツト内に入れる際には前記蓋体を人力に
よつて閉鎖しなければならないという宿命にさら
されていた。
ところが、この蓋体を人力によつて閉鎖するの
は、涯蓋体という重量物を、持ち上げる、バケツ
トの開口部に対して押しつける、その押しつけた
状態で閉鎖ロツク位置に導くという3つの動作が
必須であつたため、非常にやり難くかつ面倒な作
業とされていた。
なお、蓋体を自動的に閉鎖する装置、すなわ
ち、蓋体を持ち上げる動作と、蓋体をバケツト本
体の開口部に対して押しつける動作と、蓋体を閉
鎖ロツク位置に導く動作とを各々個別に備えた装
置が考えられるが、これでは装置が非常に複雑と
なつて大掛かりなものとなり、価格も非常に高額
となつて、実施化する上では非常に困難をきたす
という欠点がある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、構成が複雑とならず、しかも価格も高額とな
らず、それでいて開成状態にある蓋体を自動的に
閉鎖状態にロツクすることができる蓋の閉鎖装置
を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
図中1は、バケツト本体2の一側面に形成した
開口部に蓋体3を取付機構Aを介して取付けたバ
ケツトである。
バケツト本体2は、上面および一側面を開口し
た板金製の箱体からなるもので、その底面の両側
部外面には、前記蓋体3側にL字形の部材を有し
た補強フレーム4,4が所定間隔をあけて取付け
られている。なお、補強フレーム4,4をバケツ
ト本体2の底面両側部に取付けた状態において
は、該補強フレーム4,4のL字形部材における
突片4a,4aとバケツト本体2の開口部側の底
面前端縁との間によりロツク用係合凹所5,5が
形成されるように構成されている。
蓋体3は、前記バケツト本体2の開口部を閉塞
すべく成形された板金製の板状体からなるもの
で、その下端部には前記ロツク用係合凹所5,5
に上方から下方に向けて挿入することにより係合
するロツク用係合凸条3aが全長に亘つて形成さ
れている。
取付機構Aは、前記バケツト本体2の開口部上
端に支持軸6を横架し、この支持軸6に、前記蓋
体3の上端部両側に取付けた上下に縦長な長孔ブ
ラケツト7,7を嵌合して、前記蓋体3が前記長
孔ブラケツト7,7の長孔寸法分だけ上下にスラ
イドできるようにするとともに、この蓋体3のロ
ツク用係合凸条3aが前記ロツク用係合凹所5か
ら離脱する上限位置に来たとき、該蓋体3が前後
方向に回動できるように、すなわちこの蓋体3が
前記バケツト本体2の開口部に対し開閉自在とな
るようにしてなるものである。なお、蓋体3が重
力により第1図および第2図に示すような下限位
置に位置されているとき、つまり蓋体3のロツク
用係合凸条3aが前記ロツク用係合凹所5,5に
係合しているときには、蓋体3は前記バケツト本
体2の開口部を閉鎖ロツク状態にするようになつ
ている。第5図に示す8は前記バケツト1を載置
して移送するための移送装置である。移送装置8
は、前記バケツト本体2の底面両側部に取付けた
両補強フレーム4,4を十分載置できるように幅
寸法を設定した断面円形の駆動ローラ8a…を複
数本配設し、かつそれら駆動ローラ8a…の途中
に前記両補強フレーム4,4を載置できる程度に
幅寸法を設定した前記駆動ローラ8a…の幅寸法
よりも短寸な断面円形の駆動ローラ8b…を複数
本組み入れて、これら駆動ローラ8a…,8b…
を帯状に構成するとともに、これら駆動ローラ8
a…,8b…を公知の動力伝達手段によつて各々
駆動してなるものである。
9は前記短寸な駆動ローラ8b…の両側に配設
される傾斜台である。傾斜台9は、前記駆動ロー
ラ8a…,8b…によつて移送されるバケツト1
の進行方向に対して登り勾配を有する一対の傾斜
板9a,9aからなるもので、該傾斜板9a,9
aはその傾斜面の最下点9b,9bを第3図b〜
eに示すように前記駆動ローラ8b…の下方に位
置せしめてあり、また傾斜面の最上点9c,9c
は第3図dに示すように両補強フレーム4,4の
突片4a,4aの上面よりも若干上方の位置、つ
まりその最上点9c,9cに蓋体3のロツク用係
合凸条3aが達したとき、該蓋体3が押し上げら
れてバケツト本体2の開口部に対して開閉自在と
なる上限位置に達するような位置に設定してあ
る。
このような構成において次にバケツト1の蓋体
3を閉鎖するにあたつての作用を第3図を参照し
ながら説明する。
今バケツト1の蓋体3が開成状態となつている
ときに該バケツト1が駆動ローラ8a…によつて
傾斜台9の方向に進行して行くと、前記蓋体3は
そのロツク用係合凸条3aの下端縁が前記傾斜台
9の傾斜板9a,9aに当接することになる。こ
うなると、前記蓋体3には、前記傾斜板9a,9
aの傾斜面によつて該蓋体3をバケツト本体2の
開口部側へ誘導しようとする水平分力(矢視H)
と該蓋体3を押し上げようとする鉛直分力(矢視
V)とが同時作用することになる。そのため、蓋
体3のロツク用係合凸条3aの下端縁が前記傾斜
板9a,9aの傾斜面に沿つて進行して行くにつ
れ、次第に蓋体3はそのロツク用係合凸条3aが
補強フレーム4,4の突片4a,4aに当接した
状態で、上方へ押し上げられて行くことになり、
そしてロツク用係合凸条3aの下端縁が前記傾斜
板9a,9aの傾斜面の最高点9c,9cに到達
したとき、蓋体3は、そのロツク用係合凸条3a
の下端縁が前記補強フレーム4,4の突片4a,
4aの上面を乗り越えて、開閉自在となるバケツ
ト本体2開口部の上限位置に位置せしめられると
ともに、そのバケツト本体2の開口部を閉塞する
状態に付勢されることになる(第3図d参照)。
しかして、蓋体3のロツク用係合凸条3aの下端
縁が傾斜板9a,9aの傾斜面の最高点9c,9
cから通り過ぎると、該蓋体3は、自重により、
そのロツク用係合凸条3aが補強フレーム4,4
のロツク用係合凹所5,5に嵌入して、閉鎖ロツ
ク状態が完了することになる。
以上の説明からも理解されるように本考案で
は、移送装置によつて移送されるバケツトの開成
状態にある蓋体を、傾斜台でもつて自動的に閉鎖
ロツクするようにしたから、従来のように人力に
よる面倒な蓋体の閉鎖作業を行なわなくても済
み、安全でかつ迅速な蓋体の閉鎖をなすことがで
きる。
しかも、本考案の傾斜台は、移送装置の途中に
傾斜板を設けておくだけの簡単な構成のものであ
るから、仮令使用状態がラフであつても故障や損
傷を招くといつた代物ではなく、長期間に亘つて
耐久性を堅持できるとともに、該傾斜台を設ける
にあたつての設備費等も複雑な構成の閉鎖装置に
比べ大幅なコストダウンが図れるなど、その実用
化上非常にメリツトが大なるものである。
更には、本考案の傾斜台は、バケツトが移送装
置によつて移送される該移送力を利用して蓋体を
閉鎖するようにしているものであるから、蓋体を
閉鎖するにあたつての格別な動力源は全く不要で
あり、今般の省エネ化にすこぶる合致した蓋の閉
鎖装置を提供できる。
なお、前記実施例では傾斜台9の傾斜板9a,
9aを2つ用意して、これら傾斜板9a,9aを
駆動ローラ8b…の両側に配置させたが、本考案
は必ずしもこのようなものに限られず、例えば傾
斜板9aを1つ用意してこれを駆動ローラ8b…
の中央部に配置させてもよい。
なお、この場合には前記傾斜板9aの側面に貫
通穴等を形成しておき、この貫通穴等に駆動ロー
ラ8b…を回動自在になるように挿通させておく
必要がある。
また、前記実施例では、駆動ローラ8a…の途
中に短寸な駆動ローラ8b…を介在させたが、本
考案は必ずしもこのように駆動ローラ8a…,8
b…を2種類用意しなくてもよく、例えば短寸の
駆動ローラのみを帯状に構成してなるものでもよ
い。
また前記実施例では、移送装置として駆動ロー
ラ8a…,8b…を用いるものについて説明した
が、本考案は必ずしもこのようなものに限られ
ず、例えばベルトコンベアー等バケツト1を移送
できるものであればどのようなものであつてよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図はバケツトの斜視図、第2図はバケツ
トの縦断側面図、第3図a〜eは蓋体が閉鎖ロツ
ク状態に至るまでを順次示す側面図、第4図は第
3図の矢視,からみた正面図、第5図は駆動
ローラと傾斜台を示す平面図である。 1……バケツト、2……バケツト本体、3……
蓋体、A……取付機構、8……移送装置、9……
傾斜台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バケツト本体の一側面に形成した開口部に蓋体
    を所要範囲で上下動自在に支持すると共に上限位
    置で開閉自在にかつ下限位置で閉鎖ロツク状態に
    支持する取付機構を介して取付けたバケツトであ
    つて、このバケツトが移送装置によつて移送され
    その蓋体が開成状態とされているとき、その蓋体
    を前記バケツト本体の開口部方向及び前記開閉自
    在となる上限位置方向へ誘導して前記下限位置の
    閉鎖ロツク状態に導く傾斜台を、前記移送装置の
    途中に配設してなることを特徴とする蓋の閉鎖装
    置。
JP3464483U 1983-03-09 1983-03-09 蓋の閉鎖装置 Granted JPS59140061U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3464483U JPS59140061U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 蓋の閉鎖装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3464483U JPS59140061U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 蓋の閉鎖装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59140061U JPS59140061U (ja) 1984-09-19
JPS6313893Y2 true JPS6313893Y2 (ja) 1988-04-19

Family

ID=30165383

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JP3464483U Granted JPS59140061U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 蓋の閉鎖装置

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