JPH0439146B2 - - Google Patents

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JPH0439146B2
JPH0439146B2 JP50009481A JP50009481A JPH0439146B2 JP H0439146 B2 JPH0439146 B2 JP H0439146B2 JP 50009481 A JP50009481 A JP 50009481A JP 50009481 A JP50009481 A JP 50009481A JP H0439146 B2 JPH0439146 B2 JP H0439146B2
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Description

請求の範囲 1 本来の音声メツセージ及び第1データストリ
ームを表わす信号を、レコーダの記録媒体に記録
し、後日再生器にかけて前記記録媒体から前記音
声メツセージ及び前記データストリームを表わす
前記信号を再生し、次に前記音声メツセージをプ
レイバツクして、このプレイバツクが本来の音声
メツセージを真正に表出したものであるか否かを
表示する記録・再生装置であつて、前記第1デー
タストリームが、本来の音声メツセージ信号のパ
ラメータの周期的な瞬時内容を表わし、前記再生
されたデータストリームと、再生器内で発生しか
つ前記再生された音声メツセージ信号のパラメー
タの周期的な瞬時内容を表わす第2データストリ
ームとを比較し、次に前記比較から、前記再生音
声メツセージが本来の音声メツセージを真正に再
生したものであるか否かを表示することを特徴と
する装置。
2 請求の範囲第1項に記載の装置であつて、前
記第1及び第2データストリームが、夫々の音声
メツセージを表わす2ビツトで構成されるデイジ
タル情報を含んでいることを特徴とする装置。
3 請求の範囲第1項又は第2項に記載の装置で
あつて、前記第1及び第2データストリームがさ
らに、記録のリアルタイムと日付とを表わすデイ
ジタル情報を含み、また再生器に設置した手段が
前記デイジタル情報を分解して、再生された音声
メツセージの記録時間と日付とを表示することを
特徴とする装置。
4 請求の範囲第3項に記載の装置であつて、前
記再生器にあるパリテイ手段は、時間と日付とを
表わすデイジタル情報に割込みが発生する時にこ
れを表示することを特徴とする装置。
5 請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載
の装置であつて、前記第1データ信号が、夫々下
記の通りに割付けされた32文字を含む一連のフレ
ームで構成されており、 6字−記録時間、 7字−記録日、 12字−レコーダの通し番号、 7字−付加的使用に供する予備、 また各文字が全部で11ビツトで構成されてお
り、その中の3ビツトがデコーダ内に直並列変換
器の始動、停止及びパリテイチエツク機能を果た
し、6ビツトが文字のデータを保持し、また2ビ
ツトが本来の音声メツセージパラメータの周期的
瞬時内容を表わすデイジタル情報を保持している
ことを特徴とする装置。
6 請求の範囲第1項乃至第5項の何れかに記載
の装置であつて、前記本来の音声メツセージ信号
のパラメータが、何れかの瞬時における包絡線振
幅と、これより以前の瞬間における包絡線振幅と
の差分であることを特徴とする装置。
7 請求の範囲第1項乃至第6項の何れかに記載
の装置であつて、前記本来の音声メツセージ信号
のパラメータが、包絡線振幅の瞬時値であること
を特徴とする装置。
8 請求の範囲第1項乃至第7項の何れかに記載
の装置であつて、アナログ形式の本来の音声メツ
セージ信号を、音声範囲の夫々の周波数に基づく
2つの周波数表示ゼロ及び1信号に変換された前
記第1データストリームと混合してから、記録媒
体に記録することを特徴とする装置。
9 本来の音声メツセージを記録し、後日これを
再生して、その再生の真正性を表示する方法であ
つて、本来の音声メツセージを第1電気メツセー
ジ信号に変換する工程、第1電気メツセージ信号
の瞬時内容に応じて第1メツセージ情報を出す工
程、前記第1メツセージ情報からデータ信号を形
成する工程、前記第1電気メツセージ信号と前記
データ信号とを前記記録媒体に記録する工程、前
記録音テープから前記電気メツセージ信号とそれ
に記録されたデータ信号とを再生する工程、前記
再生メツセージ信号の瞬時内容に応じて、第2メ
ツセージ情報を出す工程、前記第2メツセージ情
報と、前記再生データ信号内に含まれているメツ
セージ情報とを比較する工程、及び前記比較によ
り、パリテイ不足が明らかになる度にこれを表示
する工程からなることを特徴とする方法。
10 磁気テープに記録された本来の音声メツセ
ージを、このメツセージの記録時におけるそのパ
ラメータの瞬時値を示す第1データストリームと
共に再生する装置であつて、前記音声メツセージ
を再生する音声セクシヨン、前記再生された音声
メツセージに応答して、このメツセージのパラメ
ータの瞬時値を表わす第2データストリームを形
成するエンコーデイング手段、前記磁気テープか
ら第1データストリームを回復するセクシヨン、
前記第2データストリームと第1データストリー
ムとを比較する手段、及び前記第1及び第2デー
タストリーム間にパリテイ不足が生じる際に信号
を発生し、この信号の不在によつて、本来の音声
信号が真正に再生されたことを知らせる様にした
手段から成ることを特徴とする装置。
11 請求の範囲第10項に記載の装置であつ
て、前記第1データストリームがさらに、記録の
リアルタイムと日付とを表わすデイジタル情報を
含み、また前記デイジタル情報を分解し、かつ本
来の音声メツセージの記録時間と日付とを表示す
る手段が設けられていることを特徴とする装置。
12 請求の範囲第11項に記載の装置であつ
て、さらに、再生された第1データストリームに
含まれ、かつ前記時間と日付とを表わすデイジタ
ル情報に断続が発生する度にこれを表示するパリ
テイ応答手段を備えることを特徴とする装置。
13 請求の範囲第10項乃至第12項の何れか
に記載の装置であつて、さらに、前記データスト
リームの形成時期を調整して、前記磁気テープか
ら再生された第1データストリームと同期化され
る手段を備えることを特徴とする装置。
14 本来の音声メツセージと、後日再生器内で
使用される信号とを記録媒体に記録して、前記記
録媒体から再生された音声メツセージが本来の音
声メツセージの真正な再生であるか否かを決定す
る装置であつて、本来の音声メツセージをアナロ
グ電気信号に変換する変成手段、前記アナログ信
号から、そのパラメータの周期的瞬時値を表わす
2データビツトのデータ信号を導出するサンプル
手段、前記アナログ信号とデータ信号とを組合せ
るミクサ手段、及び前記組合わされた信号を記録
媒体に記録する記録ヘツドから成ることを特徴と
する装置。
15 請求の範囲第14項に記載の装置であつ
て、前記アナログ信号のパラメータが、何れかの
瞬間における包絡線振幅と、これより以前の瞬間
における包絡線振幅との差分であることを特徴と
する装置。
16 請求の範囲第14項に記載の装置であつて
前記パラメータが音声振幅の瞬時値であることを
特徴とする装置。
17 請求の範囲第14項乃至第16項の何れか
に記載の装置であつて、さらに、データ信号を、
音声範囲内の各周波数に基づく2つの周波数表示
ゼロ及び1信号に変換する周波数偏移符合化エン
コーダを備え、また前記ミクサ手段が、アナログ
信号と、前記データ信号の音声表示信号とを混合
して、合成信号を形成することを特徴とする装
置。
18 本来の音声メツセージと、後に再生器内で
用いる信号とを記録媒体に記録して、前記記録媒
体から再生された音声信号が本来の音声メツセー
ジの真正な再生であるか否かを決定する方法であ
つて、前記本来の音声メツセージを第1電気アナ
ログ信号に変換する工程、第1アナログ信号か
ら、そのパラメータの周期的瞬時値を表わす2ビ
ツトデータ信号を導出する工程、前記データ信号
を第2電気アナログ信号に変換する工程、前記第
1及び第2アナログ信号を記録媒体に記録する工
程から成ることを特徴とする方法。
19 請求の範囲第18項に記載の方法であつ
て、前記第2電気アナログ信号が、音声範囲内の
2つの周波数を有する信号で構成されており、ま
た前記信号が2つの周波数表示値ゼロと1とで表
わされていることを特徴とする方法。
明細書 本発明は、先ず情報又はメツセージを記録し、
後日これらのメツセージを再生すると共に、再生
されたメツセージの真正性を表示することに関す
る。
多くの用途において、会話又は口頭供述をテー
プに記録し、記録の真正性が、問題にならない様
に、後日供述又は会話をプレイバツクできること
が望ましい。
特にこの様な記録を、容疑者の供述、会見又は
自白を記録する訴訟手続に使用する場合は、特に
そうである。法定において証拠として承認できる
ようにするため、これらの録音は、プレイバツク
される時にどう見ても真ぴよう性が疑わしい場
合、即座に検出できるものでなければならない。
特に通信録音方式の分野において、デイジタル
タイムコードを、スピーチおよびプレイバツク時
に得られる可視的数値表示と同時に記録する音声
ロギングを組入れた、会話及びメツセージの記録
装置が提供されて来た。この種の装置は、米国特
許第4194222号に開示されている。これは、タイ
ムコード及び音声を、1本のチヤネルを通して多
重送信するものであるが、タイムコードを、2本
のチヤネル間の面から離して記録し、後でこのタ
イムコードを音声から取消す様にしている。しか
しこの種の装置では、メツセージを分離して、後
でテープに戻してしまえば、検出なしに不正に変
更することができる。この種の従来型装置には、
多重録音ヘツドを必要とし、またレコーダ・エン
コーダの設計が極度に複雑であるといつた欠点が
ある。
また、種々の制御又は同期化信号の伝送に包含
して、音声信号の周波数を変換して暗号化する多
くの装置が提供されている。しかし、これらの場
合には、上記の不正変更フオームに対する安全装
置が組込まれていない。この種の従来型装置の例
は、米国特許第4193661号、4126761号、4052565
号、4004089号、3696207号、3723878号および
3723364号の明細書に開示されている。
本発明の主な目的は、適度に簡単かつ効果的な
要領で、記録されたメツセージを検証することに
ある。
本発明の第1態様によると、本来の音声メツセ
ージを記録して、そのメツセージを後で再生する
と同時に、その再生の真正性を表示する方法が開
示されている。この方法は、本来の音声メツセー
ジを第1電気メツセージ信号に変換する工程、こ
の第1電気メツセージ信号の瞬時内容に応じて、
第1メツセージ情報を発生する工程、この第1メ
ツセージ情報から、データ信号を形成する工程、
この第1メツセージ信号及びデータ信号から、合
成信号を形成する工程、記録媒体に、この合成信
号を記録する工程、記録媒体から合成信号を回復
する工程、この合成信号を第2電気メツセージ信
号及びデータ信号に分解する工程、第2メツセー
ジ信号の瞬時内容に応じて、第2メツセージ情報
を発生する工程、この第2メツセージ情報と、分
解されたデータ信号に含まれるメツセージ情報と
を比較する工程、及びこの比較によつて双方の情
報にパリテイが乏しい場合にこれを表示する工程
から成つている。
本発明の第2態様によると、本来の音声メツセ
ージを記録する際に、この音声メツセージのパラ
メータの瞬時値を示す、第1データストリームを
含む合成信号として、磁気テープに記録された本
来の音声メツセージを再生する装置が開示されて
いる。この装置は、合成信号からこのメツセージ
を分離して、これをプレイバツクする音声セクシ
ヨン、この分離された音声メツセージに応答し
て、このメツセージのパラメータの瞬時値を示す
第2データストリームを形成するコード化手段、
合成信号から第1データストリームを分離するセ
クシヨン、第2データストリームと第1データス
トリームとを比較する手段、およびこれらの第1
および第2データストリーム間にパリテイが乏し
い場合、信号を発生する手段から成つており、こ
のため、この信号の不在によつて、本来の音声メ
ツセージが真正に再生されたことを示す様にして
ある。
本発明の第3態様によると、本来の音声メツセ
ージとデータストリームとを表わす信号を含む合
成信号を、レコーダ及び記録媒体に記録し、合成
信号を再生器にかけて記録媒体から再生して、こ
の再生信号から、音声メツセージ及びデータスト
リームを表わす信号を分解し、さらに、音声メツ
セージをプレイバツクして、そのプレイバツクが
本来の音声メツセージを確かに表わすものである
か否かを表示する記録再生装置が開示されてい
る。この装置は、レコーダデータストリームが、
本来の音声メツセージ信号のパラメータの周期的
瞬時内容を表わし、分解されたデータストリーム
と、再生装置内で発生されて、分解された音声メ
ツセージ信号のパラメータの周期的瞬時内容を表
わす第2データストリームとを比較し、さらに、
この比較から分解された音声メツセージが本来の
音声メツセージを真正に再生したものであるか否
かを表示することを特徴としている。
本発明の第4態様によると、本来の音声メツセ
ージと、記録媒体から再生された音声メツセージ
が、本来の音声メツセージを真正に再生したもの
であるか否かを決定するべく、後で再生装置内で
使用される信号とを、記録媒体に記録する装置が
開示されている。この装置は、本来の音声メツセ
ージを電気的アナログ信号に変換する変換手段、
このアナログ信号から、2つのデータビツト形式
で、このアナログ信号のパラメータの周期的瞬時
値を表わすデータ信号を導出するサンプル手段、
このアナログ信号とデータ信号とを組合せて合成
信号にするミクサ手段、及びこの合成信号を記録
媒体に記録する記録ヘツドから成つている。
本発明の第5態様によると、本来の音声メツセ
ージと、記録媒体から再生された音声メツセージ
が、本来の音声メツセージを真正に再生したもの
であるか否かを決定するべく、後で再生装置内で
使用される信号とを記録媒体に記録する方法が開
示されている。この方法は、本来の音声メツセー
ジを第1電気アナログ信号に変換する工程、この
第1アナログ信号から、このアナログ信号のパラ
メータの周期的瞬時値を表わす2ビツトデータ信
号を導出する工程、このデータ信号を第2電気ア
ナログ信号に変換する工程、これらの第1および
第2アナログ信号を組合せて、合成信号にする工
程、および、この合成信号を記録媒体に記録する
工程から成つている。
本発明の第6態様によると、記録媒体のハウジ
ングが開示されている。このハウジングは、記録
媒体に記録された被面接者の指紋を記録する、指
紋記録面と、指紋を記録する前に記録面を保持す
る手段とを有している。
本発明の第7態様によると、記録工程におい
て、第1スプールから第2スプールに転送できる
コイル巻き記録媒体のハウジングが開示されてい
るが、この第1スプールの側面と第2スプールの
対向側面とは光学的にコード化されており、また
これらの側面に隣接するハウジングは透明であ
る。
本発明の第8態様によると、記録されたメツセ
ージの検証方法が開示されているが、情報データ
と記録媒体データとは、記録工程において第1ス
プールから第2スプールに転送できるコイル巻き
記録媒体に同時に記録され、またこの記録媒体デ
ータは、記録する瞬間における一方のスプールの
回転速度、従つてその瞬間において記録されるデ
ータの、コイル巻き記録媒体内における位置を示
す。
次に添付図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
第1図は、好ましい実施例のレコーダ・エンコ
ーダの概略的平面図である。
第2図は、本発明内で使用し得る、種々の音
声・アナログコード化方法の特定図である。
第3図は、第4図乃至第8図の回路図を相関さ
せる概略的平面図である。
第4図は、第1図に示す回路の低域フイルタと
ミクサのブロツク線図である。
第5図は、第1図に示す音声・アナログエンコ
ーダのブロツク線図である。
第6図は、第1図に示す直列形エンコーダと並
列するデータのブロツク線図である。
第7図は、FSKエンコーダのブロツク線図で
ある。
第8図は、代替型音声・アナログエンコーダの
ブロツク線図である。
第9図は、本発明によるデコーダ・プレーヤの
全体的レイアウトである。
第10図は、デコーダの独立セクシヨンのブロ
ツク線図である。
第11図は、デコーダ・プレーヤの音声回復セ
クシヨンのブロツク線図である。
第12図は、デコーダ・プレーヤのデータ回復
セクシヨンのブロツク線図である。
第13図は、包絡線ビツトエンコーダのブロツ
ク線図である。
第14図は、第1好適実施例による磁気テープ
カセツトの斜視図である。
第15図は、第2実施例による磁気テープカセ
ツトの平面図である。及び 第16図は、第15図に示すカセツトと共に使
用するのに適した、光学的感知装置を有するレコ
ーダの横断面図である。
実施例の説明 好ましい実施例による装置は、警察署の様な第
1場所で、1回目の機会において面接した人物と
の会話等の音声・アナログ情報を記録することを
意図している。次に、法廷又は再生施設等の別の
場所における2回目の機会において、記録された
ものをプレイバツクすることができる。このた
め、記録媒体には、実際の口頭メツセージばかり
でなく、記録時間と場所とを示すデータ、および
記録されたメツセージ自体の完全性を示すデータ
を記録しなければならない。この様にして、偽造
の可能性又はその他の記録の不正変更に対する実
質的防止策を構じている。この装置はさらに、他
のアナログ情報を確実に記録することに利用する
ことができる。
好ましい実施例では、夫々32文字を有する一連
のフレームから成るデータ信号形式を用いる。こ
れらの32文字は、以下の様なある種の情報を保持
する様に割付けされる。即ち、記録時間(6字)、
記録日(7字)、エンコーダ・レコーダの通しコ
ード(12字)、レコーダ・エンコーダ内のバツテ
リー状況(1字)、および予想される詳述に対処
する予備文字(6字)である。
さらに、時間情報については、夫々2字が、
秒、分、時間を含み、一方日付情報については、
夫々2字で、年、月及び日を表わし、また最後の
1字で曜日を表わす様に、サブ分割する。
各文字は全部で11ビツトを有し、その内の3ビ
ツトで、デコーダ内の直並列変換器の始動、停止
及びパリテイ・チエツク機能を果し、一方残りの
8ビツトは6ビツト群と2ビツト群とに分割され
る。6ビツト群は、文字のデータを保持し、一方
2ビツト群は、メツセージ情報を示すデイジタル
情報を保持している。
このデイジタル情報は、メツセージ信号を表わ
すデイジタル情報形式をその入力として有する、
2ビツトアナログ・デイジタル変換器の出力から
成つていることが好ましい。しかし、メツセージ
情報のこのデイジタル表示は、周波数及び/又は
振幅に依存しうることは勿論である。例えば第2
図に示す様な、考えられ得る代替情報のうちで、
アナログ情報、即ちメツセージの瞬時内容を表わ
す情報、瞬時波形のゼロ交差間の時間情報、現在
の包絡線振幅と、以前の包絡線波形振幅との間の
差分情報、又は相関的あるいは振幅もしくは時間
基準に関連するこれら情報の組合せは、32文字を
含むフレームごとに32回走査される。秒には2つ
のフレームがあるため、包絡線情報は、1秒間に
64回走査される。この装置が発達すると、将来走
査率及びフレーム率を増減できる様になる。
エンコーダ・レコーダの説明 エンコーダを、例えば「Sanyo #5600」カセ
ツトレコーダ等のレコーダ上に設置するかあるい
はこれと同じケース内に収容することが好まし
い。第1図を見ると、記録させるべきメツセージ
を含む音声信号は、マイクロフオン1又はその他
のアナログもしくはデイジタル発生器によつて形
成され、プレアンプ2および3を通して、低域フ
イルタ4に送られる。低域フイルタ4の出力は、
アナログ・デイジタル変換器5に送られて、第2
図に示す方法によつて、デイジタル信号に変換さ
れる。アナログ・デイジタル変換器5の出力は、
データ・バス入力線を通つて、汎用非同期送受信
器(UART)6に送られる。データ・バス上に
はさらに、書換可能な読出し専用メモリ
(PROM)7によつて与えられる通し番号のデイ
ジタル情報及びクロツク8から送られる時間と日
付を表わすデイジタル情報が置かれている。時
間・日付クロツク8は、レコーダがリチウムバツ
テリー9によつてオフされる時に付勢状態にあ
る。PROM及び時間・日付クロツク8の読出し
速度は、クロツク回路10によつて駆動されるバ
イト・セレクタ11によつて決定される。クロツ
ク回路10は、UART6にデータクロツク信号
を送り、また時間、日付クロツク8からその周波
数を導出する。UART6の出力は、その直列出
力データを約4800Hz及び5400Hzの周波数に基づい
て、ゼロ及び1レベルの2つの周波数データに変
換する。周波数偏移符号化(FSK)エンコーダ
12を通つて送られる。留意すべき点として、こ
れら周波数は今後さらに接近し、好ましくは4000
Hz程度になるものと思われる。FSKエンコーダ
12の出力は、加算混合回路13に送られ、ここ
で本来のメツセージのアナログ又は音声信号は、
FSKコード化直列データと混合されて、レコー
ダ内のバイアス混合回路14に送られ、ここから
さらに記録ヘツド15に送られて、磁気テープに
記録される。
記録ヘツド15はもちろん、1つ以上のトラツ
クに同時に記録するための多重トランスジユーサ
を含んでも良い。
アナログ・デイジタル変換器5を介して、テー
プの不正変更、偽造その他の妨害に対してかなり
の防御策を構じているエンコーダに加え、ホワイ
トノイズ同期装置16で示す様に、ホワイトノイ
ズバーストを記録ヘツドに送ることができる。ホ
ワイトノイズバーストに規則正しい間隔で発生す
る、短期ではあるが所定の継続時間を持たせて、
ノイズ同期装置16で発生させることによつて、
偽造その他の妨害をさらに企てにくくすることが
できる。記録ヘツド15については、記録内容
が、マイクロフオン1又はその他のアナログ・デ
イジタル入力によつて検波される音の確実な記録
を構成し、従つて編集できない様にしてあるた
め、好ましい型のレコーダ・エンコーダには消去
ヘツドを備えなくて済む。
レコーダ・エンコーダの好ましい実施例の個々
の回路の詳細を説明するが、第3図は第4図乃至
第8図に示す回路の相関図である。先ず第4図に
おいて、低域フイルタ4は、2個の能動的フイル
タ回路17及び18で構成されており、これらの
回路は、第5図又は第8図に示す音声包絡線又は
音声表示変換器に送られる、第2次フイルタ回路
18の出力で1次及び2次的低域ろ波を行う。加
算混合回路13には、二次フイルタ回路18の通
過した本来のメツセージ情報と共に、FSKエン
コーダ12から周波数偏移符号化データが送られ
て来る。
第5図は、本来のメツセージをデイジタル表示
に変換する方法で示している。図示の回路は好ま
しい実施例であるが、音声振幅を瞬時に読出す代
替実施例を第8図に示してある。データストリー
ム内の包絡線ビツトの目的は、データが別の記録
と取換えられない様にする事、即ち、データトラ
ツクに依存することなく、記録の音声内容を変更
しようとする企てを検出することである。合成音
声パルスデータ信号を編集しようとする試みは、
得られたデータストリームの不連続性によつて検
出される。1ビツトはこの目的のために割当てら
れ、これはテープ録音されたスピーチのリズムを
記録する役目をする。レコーダは、恐らく背景ノ
イズが存在する時に使用されるべきものであるた
め、包絡線ビツトを用いて、その絶対レベルでは
なく、傾斜を表わす。こうすることにより、絶対
レベルを用いると、量子化レベルの近くの音声周
期の場合に結果的に不当な記録を拒絶し得る再生
装置の利得が不正確であることに起因する誤りを
最少にすることができる。傾斜ビツトは、実質的
に上昇又は下降包絡線を表わすので、利得のそご
による誤りは、変化周期の始点又は終点に向つて
のみ発生し、また発生するとしてもわずかである
と予想されるため、不当な記録を否認してしまう
様なことにはならないと思われる。
第5図に示す好ましい実施例は、原則的に、ピ
ーク信号検出器19、微分器20及びレベル検出
器21で構成されている。レベル検出器21の出
力は、1ビツトの直列データストリームとしてエ
ンターされて、データの各バイトの伝送開始前に
効果的に標本化される。記録及び再生工程におけ
るひずみ効果を最少にするため、検出器19内に
おけるピーク信号検出前後に、信号をろ波する。
特に、検出前にフイルタ22によつて低域の音声
周波数を除去し、またフイルタ23によつて、検
出された包絡線内の残りの全音声成分のろ波しか
つフイルタ24によつて微分された包絡線内の残
りの全音声成分をろ波することにより、エンコー
デイング及びデコーデイングアナログ装置をより
簡単に整合できる。包絡線ビツトが音声振幅の瞬
時値を表わす代替装置として、第8図に示す回路
を使用することができる。
第6図に、レコーダ又はエンコーダの独特な通
し番号でコード化される書換え可能な読出専用メ
モリ7を示す。同図はさらに、時間と日付とを与
えるクロツク回路及び除算器から駆動されるバイ
トセレクタを示している。バイトセレクタによつ
て選択された情報は、データバスを通つて、第5
図に示す様な包絡線出力と共にUART6に送ら
れる。UART6の出力は、FSKエンコーダ12
に送られる。PROM7に記憶されるデータを表
1に示す。
表 1 使用されるが指定されない領域 作成日付(5日) 作成日付(8日) 作成日付(1981) ascii(情報交換のアメリカ国家規格コード)(P) ascii(RF ascii(C) ascii(T) ascii(O) ascii(T) ascii(Y) ascii(P) ascii(E) ascii(スペース) ascii(3) ascii(4) プログラムの型 #:004 タイムゾーン Eastern Standard カセツトレコーダの型 SANYO TR−5750 リセツト語 E.O.M(メツセージの終り) 第7図は、位相コヒレント除算回路を用いるこ
とによつて、第6図に示すUART6からのデイ
ジタル信号をコード化するFSKエンコーダ12
を示している。この場合除数は、第1フリツプフ
ロツプ25へのデイジタル入力に依存している。
第6図のクロツク回路10から、32.768KHzで導
出されるクロツクパルスは、デイジタル入力に応
じて3又は4で除算され最後のフリツプフロツプ
除算器28に、8191Hz又は10926Hzの周波数を与
える。最後の除算器は、これらの周波数を4095Hz
又は5460Hzまで下げる。除算器の出力は、分圧器
R1及びコンデンサC1に送られて、第4図のミク
サ13に直送される。ミクサ13の出力は、ミク
サ14を通つて、第1図に示すレコーダの記録ヘ
ツド15に送られる。
デコーダ・プレーヤの説明 上記の様に記録されたメツセージは、所望に応
じて、第9図のブロツク線図に示すデコーダで再
生される。
記録ヘツド15が行う記録を検証するには、ス
ピーチ及びデータの記録に関する上記の処置とは
ある程度逆の処置を行つて、記録されたメツセー
ジの真実性を確証しなければならないことが分か
ろう。デコーダには、記録メツセージを読出すた
めの読出し専用ヘツド29が設けられており、そ
の出力は、変成器30に送られ、次にデータ回復
段31と音声回復段32とに送られる。デコーダ
が果たす機能は、カセツト再生装置33から到来
する音声を回復された音声に分割し、これを増幅
して拡声器34に送り、また不連続性を検出する
データの周知の特性を用いて、データストリーム
をボツクス31内で復号し、次にマイクロプロセ
ツサ35で妥当性を検査することである。デコー
ダはさらに、表示装置36に、識別目的で回復さ
れた日付、時間及び通し番号情報を表示する。本
発明の特徴は、第5図又は第8図に示す回路とあ
る意味で類似する回路を用いて再生される音声の
デイジタル信号を、デコーダの包絡線エンコーダ
37によつて再構成し、マイクロプロセツサ35
に送つて、再生データと比較することにある。残
りのデータ復号装置は、クロツク発振器によつ
て、データビツト速度の16倍の速さで駆動される
非同期式直列データ入力ポートを有する単体の広
帯域マイクロプロセツサ35である。表示装置3
6は、2×20字液晶表示ユニツトであり、20本の
プログラム可能な平行する出入力線を備えてい
る。これらの線のうち、2本の出入力線を用い
て、バイト同期化信号を出力し、かつ以下に詳細
を説明する音声包絡線エンコーダ37から導出さ
れる回復ビツト信号を入力する。マイクロプロセ
ツサ35は、全ての回復データを調査して重大な
不連続部を探査し、かつ再生音から回復された包
絡線特性と、直列データストリームにコード化さ
れた包絡線特性とを比較するようにプログラムさ
れる。
第10図において、リプレイされた信号は、デ
コーダ・プレイバツク装置に入り、2本の経路、
即ち音声回復用の低域フイルタ20及び21とデ
ータ回復用の高域フイルタ25との間で分割され
る。低域チエインは、3.2KHzでカツトオフする
2個の2次能動フイルタ20及び21で構成され
ている。この装置は、周波数偏移符号化データを
かろうじて聞取れるレベルまで下げる。低域フイ
ルタ20及び21から出される信号は、音声メツ
セージのデイジタル表示を再構成する包絡線サン
プル回路、及び音量制御ポテンシヨメータ22を
介して、電力増幅器23及びスピーカ34に送ら
れる。
データキヤリヤは、2次高域フイルタ25よつ
て分離され、ゼロ交差検出器26及びパルス増幅
器27に送られて、テープに記録されたものと一
致する周波数偏移符号化パルス列を形成する。デ
コーデイングは、USART型装置で、標準的同期
直列データ技術によつてデコードできる、非ゼロ
復帰データストリームを回復するフエーズ・ロツ
ク・ループ28によつて行われる。
第11図は、デコーダ・プレイバツク装置の音
声回復セクシヨンの詳細な構成図である。
音声回復装置のねらいは、リプレイされた合成
音声を、非常にシヤープにカツトオフする低域フ
イルタにかけて、3200Hz以上の全周波数をできる
だけ多く除去することである。使用される2つの
FSK周波数のうちで低いものは、4080Hzにある
が、この装置はこの周波数及びこれにより高い周
波数を抑制して、プレイバツクの際に聞取れない
様にすることをねらいとしている。
第1段20は、AF151、即ち調整不能スピーチ
フイルタである。これは低FSK周波数を19dB減
衰する。このフイルタの出力は、3次低域フイル
タとして概略的な構成を成す、AF134、即ち第2
段21に直送される。このフイルタは、低調波音
だけが聞取れるレベルまで、音声信号のFSK内
容をさらに減衰する。第2フイルタ段の出力は、
次に詳細に説明する音声制御ポテンシヨメータ2
2及び音声包絡線回路に送られる。ポテシヨメー
タ22の制御された出力は、TBA810型増幅器、
続いて大スピーカ34に送られる(第9図及び第
10図参照)。
デコーダ・プレイバツク装置のデータ回復セク
シヨンの詳細を第12図に示す。
合成音声/データは、3次高域フイルタ25と
して概略的な構成を成す、AF151ハイブリツドフ
イルタに変成器結合されている。このフイルタの
目的は、4080Hz以上のFSKデータ信号から予め
帯域限定(即ち30乃至3200Hz)された音声を除去
することである。AF151の出力は、ゼロ交差検出
器26として構成されている、第1段である
LM393型比較器に送られる。この検出器は、
FSK入力の周波数を示す方形波出力を示す。
LM393の第1段26の出力は、パルス増幅器と
して構成されている第2段27に送られる。この
段は、ゼロ交差検出器26の方形波出力を、約
200MvP−P乃至5VP−Pに増幅する。パルス増
幅器27の出力は、XR221型フエーズ・ロツ
ク・ループFSKデコーダ28の入力端に送られ
る。ここで使用する回路は、X−Rデータシート
によるものであり、またその出力は、これを
TTLと互換し得るレベル(即ち0乃至5V)にす
る別のパルス増幅器(1/2LM393)に送られ
る。
上記の再生音声の再構成されたデイジタル表示
は、第13図に示す包絡線ビツト発振回路によつ
て得られる。
第5図に示す回路に酷似しているこの回路は、
以下の様に動作する。デコーダの音声セクシヨン
内の低域フイルタ20及び21(第10図参照)
から回復された音声信号は、LM3900のセクシヨ
ンとして図示した、演算増幅器の周辺に形成され
ている能動高域フイルタに入る。仮に180Hzに設
定したその遮断周波数は、コンデンサC1、C2、
C3及び抵抗器R1、R2によつて決定される。この
フイルタは、カセツトレコーダによつて不正確に
再生される恐れのある周波数で成分を減衰するこ
とを目的としているため、最終的に使用されるテ
ープ媒体及び速度に適合する様に、遮断周波数を
最適化する必要がある。
低出力インピーダンスを有する高域フイルタか
ら出される信号は、抵抗器R3、R4及びコンデン
サC4、C5から成るピーク整流器に送られる。零
入力バイヤス点は、2個のダイオードD1、D2に
印加される順方向電圧降下によつて決定され、入
力信号が存在するとバイヤス点が下がる。検出器
の動作開始時間及び減衰時間は、夫々抵抗器R3
及びR4によつて決定される。包絡線信号にある
程度の利得を与えつつ、音声周波数の包絡線成分
を除去するべく設計されている能動低域フイルタ
がこれに続く。能動素子としてのLM324演算増
幅器の1セクシヨンであるコンデンサC6、C7及
び抵抗器R5、R6、R7を用いて、信号を約30Hzに
同調する。
次に信号は能動微分器に入るが、これは結合抵
抗器R8及び仮想アース入力を形成する抵抗フイ
ードバツク機能を備える演算増幅器セクシヨンで
構成されている。このLM324セクシヨンは、回
路の直線性を改善するため、負荷抵抗器R8を介
してアースされている。微分された包絡線は、30
Hzでカツトオフして、信号に関連する成分をさら
に少くする能動フイルタ内で低域ろ波される。こ
のフイルタは次の増幅器セクシヨンである、抵抗
器R9、R10、R11及びコンデンサC9、C10で構成
されており、その出力は、抵抗器R12及び正帰還
抵抗器R13によつて誘発されるある程度のヒスア
リシスを備えるレベル検出器として作用する、
LM324の最後のセクシヨンに送られる。この検
出器は、標準的な感度しきい値を与える様に調整
される、プルアツプ抵抗器R14によつて、「包絡
線増加」状態に向つてバイアスされる。代替的バ
イアス方法は、標準的な応答をする様に、試験時
に調整する必要がある調整可能な電圧源から、演
算増幅器に基準入力を送る様にする。
デコーダ内におけるサンプリングは、適宜のサ
ンプリング時間を受取つた文字のタイミングから
決定しなければならないという点で、包囲体内で
サンプリングするより複雑である。このサンプリ
ングを行うのはマイクロプロセツサであるが、こ
れは、受取つた文字が正当であると決定される
と、直ちにタイミングパルスを出す。このタイミ
ングパルスは、Dフリツプフロツプに送られ、2
個の4161カウンタ内で負荷機能を果し得る様にこ
れを設定する。カウンタは、マイクロプロセツサ
内で回復直列データを復号するのに使用される直
列ビツト速度であるクロツクからの256で16回割
算する。フリツプフロツプはクロツクパルスによ
つてリセツトされる。カウンタに入る負荷入力
は、バイトの受取り遅延と、ソフトウエアにおけ
るその妥当性決定遅延とを組合せたものに釣合う
様に設定され、その結果、直列データに同期化さ
れる計数となり、また4001ゲートの1セクシヨン
を用いることによつて、ここからパルスが発生さ
れ、その先行縁を用いて、包絡線ビツト回路から
のデイジタル情報を、負荷パルスを発生するのに
使用される同様の4013実装体の一部である第2D
フリツプフロツプにストローブする。この包絡線
ビツト発生器をエンコーダの相対装置と一致させ
るため、同じ供給電圧を用いるが、その結果、
4013Dフリツプフロツプへの出力ビツトを一致さ
せるレベルシフタとして追加のレベル検出器が必
要とされる。
包絡線ビツト発生の本質的命題は、エンコーダ
とデコーダとの機能特性を一致させることであ
り、このため、公差が小さい抵抗器とコンデンサ
とを使用しなければならない。そうしないと、不
一致による自然の誤り率が、記録された情報の音
声成分を不正変更することによつて生じる誤りに
対する装置の感度を鈍らせることになつてしま
う。
非同期+5VTTL信号(第12図参照)は、
6850ACIA の直列入力端に直送される。信号形
式は次の様になる 始動ビツト 1個 データビツト 8個 パリテイビツト 1個 停止ビツト 1個 これらの11ビツトは、秒あたり1024ビツトで連
続的に伝送される。ACIA がフレーム、パリテ
イ又はオーバラン誤りがない文字の11ビツトを全
て受取る時、この文字はデコーダのソフトウエア
実装体に引渡されて、断続信号が発生する。
ACIA を秒あたり1024ビツトの速度で動作させ
るには、ACIA に、16×ビツト速度の周波数を
送らなければならない。これは、32768Hzで発振
する水晶発振器を用いて、その出力を2で割るこ
とによつて達成される。水晶発振器および除算器
は、MPUボードに取付けられた副ボード上に置
かれている。LM393は、国家半導体データ用紙
LM393による標準型回路を用いた水晶発振器と
して使用される。周波数分割は、標準用途の紙幣
形状の4013除算器を用いることによつて達成され
る。除算器の出力は6850ACIA のピン3(受信
クロツクイン)に送られる。
表示装置(第9図参照)は、高知能の5×7
32文字のドツト・マトリツクス表示装置であつ
て、直列ドツト・情報ラスタが送られて来る。こ
のラスタを走査するには専用の4ビツトCMOS
マイクロプロセツサに、7ビツトのASC11(並
列)語を送る。マイクロプロセツサは、6800D1
ボード上の予備用2708E PROMソケツトから語
を供給されるため、表示装置は、実際は装置への
書込みロケーシヨン及び作動可能ビツトの読出し
ロケーシヨンといつた2つの別々の記憶位置とし
て扱われる。4ビツトマイクロ回路は、2708E
PROMソケツトから表示装置に至る24方向リボ
ンケーブルと交差するPCボード上に置かれてい
る。表示装置は自供型であるため、追加クロツク
又はP/S線を必要としない。使用される表示
は、IEE(Institution of Electrical Engineers)
3822−93−032及びコントローラチツプ44958−01
である。
【表】 光学的付属部品 上記の様に、光学的にはホワイトノイズ発生器
を使用して、磁気テープ又はある状況においてさ
らに安全性チエツクが必要とされる場合は、その
他の記録媒体に記録媒体に記録されるホワイトノ
イズの同期化バーストを送る。
ノイズ同期装置16(第1図参照)は、短いホ
ワイトノイズバーストを一定速度で16秒おきに発
生する。このホワイトノイズは、音声範囲にまで
及ぶ周波数スペクトルを有しているため、ホワイ
トノイズバーストのこの部分を、音声信号からろ
波することができない。ホワイトノイズバースト
は擦音(警笛音とは対照的)及び例えばラジオを
通して放送される電話の話し声に重なる警笛音に
似ている、可聴音を発生する。
テーブを不正に変更するには、等価の継続時間
及びパルス反復度を有するホワイトノイズバース
トを、本来記録されたバーストと正確に同期する
編集された音声信号に重ねなければならないが、
これはほぼ不可能である。この様な試みは何れ
も、パルスの2度送り(従つて擦音の2度発生)、
擦音の継続時間の延長、又は擦音発生率の変化)
に終わつてしまう様である。これらの欠陥が多い
結果は人間の耳で容易に検出できる。
会見が記録された記録媒体に対して特殊なハウ
ジングを用いることによつて、磁気テープ用のプ
ラスチツクカセツトに、被会見者の指紋を永久的
に記録する手段が備わる。また所望に応じて、会
見者の指紋も記録することができる。
第14図に示すカセツト50は、2個のリール
55間に延びる長さの磁気テープ51を備えてい
る。カセツト50の上面には、持上げタブ54を
有する剥ぎ取り層53で被覆された、指紋記録物
質層52がある。会見が済むと(又はカセツト5
0内のテープ51が終わると)、層53を剥ぎ戻
して、被会見者の指(即ち親指)を使つて、層5
2上に指紋をつける。指紋記録物質としては、集
積回路の製造に使用されるフオトレジスト又はエ
ポクシ樹脂等の多くの物質を用いることができ
る。前者の場合、層53は、フオトレジストを重
合成する紫外線に対して不透明であるため、指紋
を永久記録するように硬化する様になる。後者の
場合、層53は、酸化されると、硬化剤として作
用するエポクシ樹脂内の物質を酸化するのに必要
とされる酸素を排除するが、この場合も指紋は非
常に短時間で永久記録される。白光又は紫外線光
で露光、又は空気にさらすと硬化又は凝固する同
様の物質については、化学分野の当業者間に明ら
かである。
場合によつては、例えば情報データの特定部分
を記録した、磁気テープ内の場所を検証すること
が望ましいことがある。これは、第15図及び第
16図に示す装置で達成することができる。第1
5図に示す様に、「ミニカセツト」又はハウジン
グ60は、ある長さの磁気テープ63をコイル巻
き又は巻き付けた2つのスプール61及び62を
担持している。スプール61の上面には、交互に
放射状に延びる複数個の白と黒の印づけ65をほ
どこした環状カード64がある。ハウジングの少
くともある程度の部分、又は好ましくはハウジン
グ60全体が透明であるため、カード64の部分
を、ハウジング60の上面(第15図参照)から
見ることができ、またカード66の下側の部分
を、カセツトハウジング60の下側から見ること
ができる。
磁気テープ63に情報を記録すると、スプール
61で保持されている磁気テープ63のその部分
がスプール62に漸進的に転送されることは理解
されよう。従つて、テープ63の巻取開始時にお
いて、スプール62は迅速に回転し、一方スプー
ル61は比較的ゆつくりと回転する。スプール6
1からのテープ63の巻き戻しが進むに従い、ス
プール62は漸次回転速度をおとし、一方スプー
ル61は回転速度を上げていく。このことは、記
録ヘツド(図示せず)を通過するテープ63の速
度を一定に保つために必要である。
第16図に示す様に、カセツト受入ベイ73に
ある光源71及び光検出器72を有するテープレ
コーダ70は、第15図に示すカセツト60を受
入れることができるため、カード64は直ちに光
源71及び光検出器72と向き合う様になる。カ
セツト60を逆にすると、今度はカード66が光
源71及び光検出器72と向き合う様になること
は明らかである。
光源71は、好ましくは、発光ダイオード
(LED)であり、光検出器72は好ましくはフオ
トトランジスタである。カード64が回転する
と、光源71から発せられる光は、カード64上
の印づけ65によつて反射されたりされなかつた
りする。従つて、光検出器72は一連の光パルス
を受ける。この場合パルス速度は、カード64、
従つてスプール61の回転速度によつて決定され
る。
このため、光検出器72の出力周波数は、スプ
ール61の回転速度及び2つのスプール61及び
62の間を転送され、従つて記録ヘツドの下側を
通るテープ63のその部分の場所の直接的測度で
ある。
第1図に示す様に、光源70の出力は、テープ
63に記録されるべき情報の一部を構成するべ
く、アナログ・デイジタル変換器5に送られる。
このため、光検出器72の出力は、データ信号形
式に関して先に説明した6つの予備文字のうちの
いくつかを利用する。光検出器72の出力は、実
際の記録が行われるテープ63上の位置に直接的
測度を与えることが分かろう。従つて、テープ記
録内容を後で分析する際に、光検出器72の出力
が記録されているテープ上の位置が、実際に記録
された光検出器出力と一致しないことが判明すれ
ば、そのテープが偽造されたものであることが分
かる。その結果、偽造するには、挿入又は訂正資
料のテープ位置に確実に一致させなければならな
いため、第15図及び第16図に示す装置を用い
ると、一層偽造しにくくなる。
光源71及び光検出器72は、所望に応じてさ
らに2つの機能を果たすことができる。第1は、
多くのテープレコーダ内に設けられている付勢用
の既存の運動センサをテープ位置表示器に代える
ことである。この表示器は通常機械式カウンタの
形状をしており、その表示値は記録ヘツドの下側
を目下通過中のテープのその部分の位置又は場所
を示す。光検出器72の出力周波数は、相当する
スプールの回転速度に直接関係しているため、光
検出器72の出力によつて、テープの位置を直接
表示することができる。
さらに、光検出器72の出力周波数は、短時間
でそれ程変化するものではないので、テープレコ
ーダのうなり及びがたつきを軽減するために、こ
の出力を用いて、レコーダモータのサーボ制御装
置を形成することができる。カード64と66、
光源71、及び光検出器72のその他の利点は、
光検出器72から出力が出されていない場合、レ
コーダ70を容易に非作動状態にすることができ
る事である。このため、カード64及び66を備
えるカセツト60のみをレコーダ70と共に使用
することができる。カセツト60が、汎用目的に
利用できず、特定の製造元だけから販売されてい
るものであれば、自称偽造者にとつて、そのカセ
ツトを細工する基本的な資料を得ることが一層困
難になる訳である。
上記の様に本発明のいくつかの実施例を説明し
たが、本発明の適用範囲を逸脱することなく、
種々に修正し得ることは当業者間に明らかであ
る。
例えばヘツド15を読み書きヘツドにすること
ができるため、メツセージを記録すべき磁気テー
プの性質を確かめることができる。このためシユ
ミツトトリガ回路を用いることにより、そのテー
プが以前に使われたことがないか、またテープに
既存の別の音声又は情報が入つていないかをチエ
ツクすることができる。このテストに合格しない
場合は、シユミツトトリガから得られる信号を用
いて、残りのエンコーダの使用を禁止することが
できる。
同様に、記録媒体が、記録用途としての充分な
品質を備えているか否かを確かめるために、製造
時にテープ上に置かれた製造元のエンコーダ又は
その他の媒体を感知し、零出力にしてエンコーダ
の使用を禁止することができる。さらに上記の説
明から、本発明の背景にある信号処理原理が明ら
かとなろう。また本発明によるエンコーダ・レコ
ーダ及びデコーダ・プレーヤを上記以外の回路で
実現し得ることは当業者間に明らかである。
さらに、実際のメツセージと共に、タイムコー
ド化及び包絡線情報を全て単一のトラツクに記録
することによつて、あるテープからの1トラツク
が残りのテープから離れてしまう可能性を回避し
ている点において、上記の装置が多くの利点を提
供していることは明白である。さらに、秒に5個
のフレームがあり、かつ秒データが時間データの
うちで最も頻繁に変化する項目であることから、
5個のフレームの各グループに同一データを持た
せることにより、高い信頼性とノイズ阻止能力と
を与えている。
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