JPH0439051A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH0439051A
JPH0439051A JP14592290A JP14592290A JPH0439051A JP H0439051 A JPH0439051 A JP H0439051A JP 14592290 A JP14592290 A JP 14592290A JP 14592290 A JP14592290 A JP 14592290A JP H0439051 A JPH0439051 A JP H0439051A
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JP
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recording
ejection
ink
inkjet recording
energy
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JP14592290A
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English (en)
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Masami Izumizaki
昌巳 泉崎
Hisashi Fukushima
福島 久史
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明は、記録へノドから被記録材へインクを吐出させ
て記録を行なうインクジェット記録装置に関する。
[従来の技術〕 プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置は、画像
情報に基づいて、紙やプラス千ンク薄板等のシー)・状
の被記録材上にドツトパターンから成る画像を記録して
いくように構成されている。
前記記録装置は、記録方式により、インクジェット式、
ワイヤドツト式、サーマル式、レーザービーム式等二二
分けることができ、そのうちのインクツエフ)式(イン
クンエツト記録装置)は、被記録材にインクを吐出させ
て記録を行なうように構成されている。
インクジェット記録装置は、ノンインパクト方式である
ため騒音が少なく、多色のインクを使用してカラー画像
を記録するのが容易であるなどの利点を存している。
一方、上記インクジェット記録装置においては、記録ヘ
ッドの微細な吐出口からインクを直接吐出させて記録を
行なうので、吐出口がゴミ等の異物によって目詰まりを
起こし、回復困難な不吐出状態になってしまうことがあ
り、そのため、従来では、吐出口を広げたり、あるいは
インク供給路にメツシュフィルターを設けるなどの方法
で吐出口詰まりによる不吐出を防止していた。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかしながら、
上記従来の方法では、ゴミ等の吐出口詰まりに対しては
有効であるが、一方、放置状態において、吐出口部分の
大気と接しているインクの水分が蕉発してその部分のイ
ンク粘度が増大し、次の記録時の一発目の吐出が不安定
になるような場合には、不具合が残されたままであった
本発明は、上記従来の技術的課題二二鑑みてなされたも
のであり、Jli!続記録時記録において、放置状態の
後で記録する場合でも、最初からインクを安定C二吐出
させることができ、安定した高品位記録を行ない得るイ
ンクジェット記録装置を提供することを目的とする。
[課題解決のだめの手段] 本発明は、記録ヘッドから被記録材へインクを吐出させ
て記録を行なうインクンエツト記録装置4コおいて、非
記録状態が所定時間経過した後、次の記録の初期の吐出
エネルギーを通常時よりも増大させる工2、ルギー増加
手段を有する構成とすることにより、非連続記録時など
において、放置状態の後で記録する場合でも、最初から
インクを安定に吐出さゼることができ、安定した高品位
記録を行ない得るインクジェット記録装置を提供するも
のである。
L記構成における前記エネルギー増加手段としては、第
1番目の吐出パルス幅を長くする長パルス化手段、ある
いは第1番目の吐出パルス電圧を高くする電圧上昇手段
を用いることができる。
さらに、前記長パルス化手段または前記電圧上昇手段の
他に、非記録状態において所定時間経過ごとに記録領域
外でインクの空吐出を行なう空吐出手段を併用すれば、
−層容易にインク吐出の安定化を凹ることができる。
〔実施例]・ 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明を適用したインクジェット記録装置の要
部構成を例示する模式的斜視図である。
第1図において、1はキャリッジ3に搭載されたヘノト
ユニノトテアリ、BSヘッドユニット1は、複数個(開
示の例では、4個)の記録へノド2A、2B、2C12
Dを有している。
各記録ヘッド2A〜2Dの吐出口面には吐出口(通常、
?!数個)が形成されており、各記録へノド2A〜2D
からは色の異なるインクが吐出され例えば、カラーイン
クジェット記録装置の場合、各記録ヘッド2A〜2Dは
、例えば、イエロマゼンタ、シアン、ブランクのインク
色に対応させることができる。
各記録へノド2A〜2Dは、熱エネルギーを利用してイ
ンクを吐出するインクジェット記録ヘッドであって、熱
エネルギーを発生するための電気熱変換体を備えたもの
である。
また、前記インクジェット記録ヘッド2A〜2Dは、前
記電気熱変換体によって印加される熱エネルギーにより
生しる膜沸騰による気泡の成長によって、吐出口よりイ
ンクを吐出させ、記録を行なうものである。
第1図において、前記ヘッドユニット1を搭載したキャ
リッジ3は、ガイドレール4に沿って移動可能に支持さ
れ、キャリッジモータ6によりタイミングベルト5を介
して往復駆動される。
用紙やプラスチック薄板等から成るシート状の被記録材
7は、搬送モータ(紙送りモータ)8で駆動される搬送
ローラ対9およびこれと協働する保持ローラ対10によ
り、所定の経路に沿って、所定のタイミングおよび所定
のピッチで矢印r方向に搬送(紙送り)される。
この被記録材7が記録ヘッド2A〜2Dと対面する記録
位置で平坦に保持されている間に、前記記録ヘッド2A
〜2Dで主走査しながら記録を行ない、1行分の記録が
終了すると、被記録材7が矢印f方向にピッチ送りされ
、次の行の記録が行なわれる。
なお、キャリッジ3には、各記録ヘッド2A〜2Dに対
応する色のインクを供給するためのインクタンク13A
〜13Dが交換可能に装着されている。
各記録ヘッド2A〜2Dと各インクタンク13A−13
Dとは、それぞれ、インク供給管11およびインク戻し
管12で接続されている。
前記キャリッジ3の移動範囲内であって、記録領域外の
所定位置にホームポジションHが設定され、該ホームポ
ジションHには、記録ヘッド2A〜2Dのインク不吐出
を回復するための回復装置14が配設されている。
この回復装置14には、各記録ヘッド2A〜2Dの吐出
口面(吐出口が形成された面)を密閉し得るキャップ1
5が設けられている。
前記回復装置14は、キャリッジ3がホームポジション
Hにきた時に記録ヘッド2A〜2Dが対面する位置に配
設されており、記録終了後のキャッピング(吐出口面の
密閉)の他、該記録ヘッドからの空吐出されたインクを
受けたり、該記録へノドに対してインクの加圧循環動作
を行なうなどの回復動作を行なってインク不吐出を解消
するために使用される。
第2図は、前記キャリッジ3上に搭載された前記複数個
の記録へノド2A〜2Dの構成を模式的に示す斜視図で
ある。
第2図において、11は各記録ヘッド2A〜2Dへそれ
ぞれのインクを供給するインク供給管、12は各記録へ
ノド2A〜2Dからインクをインクタンク13へ戻すイ
ンク戻し管を示す。
また、各記録へノド2A〜2Dには、個々の記録ヘッド
の温度を検出するための温度検出手段51A、51B、
51C151D設けられている。
前記温度検出手段51A〜51Dとしては、例えば、温
度IC、サーミスタ、熱電対、バリスタなどを使用する
ことができる。
各温度検出手段51A〜51Dからの温度検出信号は、
記録装置の制御部(第4図中のMPU30)へ伝送され
る。
第3図は第1回中の記録ヘッド2(前記記録ヘッド2A
〜2Dのうちの任意の記録ヘッドを表す)インク吐出部
を模式的に示す部分斜視図である。
第3図において、被記録材7に所定の隙間(例えば、0
.50程変)をおいて対面する吐出口面16には、縦方
向に所定のピッチで複数の吐出口17が形成され、共通
液室18と各吐出口17とを連通ずる各液路19の壁面
に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための電
気熱変換体(発熱抵抗体など)20が配設されている。
画像信号または吐出信号に基づいて対応する電気熱変換
体20を駆動(通t)して、液路19内のインクを膜沸
騰させ、その時に発生する圧力にインクを吐出させるよ
うに構成されている。
第4図は第1図のインクジェット記録装置の制御系の構
成を示すブロック回である。
第4図において、記録ヘッド2の前記電気熱変換体20
はドライバー21によって駆動され、該ドライバー21
に対しては、1i′a22から電圧切り換え回路23を
回復して電力が供給される。
第4図の制御系のMPU30にはタイマー31が併設さ
れており、非連続記録時等において、非記録状態放置時
間等を検知するように構成されている。
なお、第4図において、32はホスト機器からの信号を
受は入れるためのI10ボートであり、33は制御プロ
グラム等が格納されたROMであり、34はキャラクタ
−ゼネレーターであり、35は画像信号等が記憶される
RAMである。
また、前記キャリンジモータ6および搬送モータ8は、
MPU30により、I10ポート37を介して制御され
る。
さらに、前記MPU30に対しては、被記録材7の有無
、インク残量の有無、キャリンジ3がホームポジション
Hにあるか否か、あるいはインクタンク(インクカート
リッジ)13A〜13Dの有無などを検知するセンサ群
38からの検知信号が、前記I10ボート37を介して
入力される。
そこで、本発明によれば、記録ヘッド2から被記録材7
ヘインクを吐出させて記録を行なうインクジェット記録
装置において、非記録状態が所定時間経過した後、次の
記録の初期の吐出エネルギーを通常時よりも増大させる
エネルギー増加手段を有することを特徴とするインクジ
ェット記録装置が提供される。
実施例I: 次に、本発明によるインク不吐出防止の原理について説
明する。
第5図は記録ヘッド2の吐出口17近傍の断面を模式的
ち示す図であり、同図において、非連続記録などにおけ
る非記録状態では、吐出口17で大気と接しているイン
ク50の水分が蒸発し、それに伴ないインク粘度が上昇
し、さらには固着し、次る記録状態に入った時の一発目
の吐出が不安定になる。
前記水分の蒸発程度は、温度および時間等によって変化
する。
そこで、非記録状態がインクの吐出安定時間をオーバー
して継続した場合には、次の記録状態に入った時の最初
の吐出エネルギーを通常時よりも大きくすれば、吐出口
17近傍で増粘しているインクを安定に吐出させること
ができる。
具体的には、400dpiの密度で128個の吐出口1
7が配列された膜沸騰方式の配録ヘッドと、染料濃度が
211t%のインクを用いた場合、吐出安定限界時間は
10分であった。
第6図は本発明による記録状態始めの吐出パルス(電気
熱変換体20の駆動パルス)を例示するグラフであり、
第7圀は放置時間と一発目の吐出安定化パルス幅との関
係を示すグラフである。
第6図に示すように、例えば、通常時の駆動パルスが電
圧20Vで幅108秒であり、非記録状態が20分過ぎ
た後の記録状態の場合には、−発目の駆動パルスは、電
圧20Vで幅を15μ秒にすれば、充分に安定な吐出が
行われた。
また、放置時間(非記録状態の時間)に応じて、−発目
の吐出パルス幅を第7図のグラフのような値に設定する
ことにより、安定した吐出を行なうことができた。
なお、場合によっては、最大放置時間を考慮して、予め
第一の吐出パルス幅を長めの一定値に設定しておき、放
置時間に係わり無く一定のパルス幅で一発目の吐出を行
なうように制御することもできる。
第8図は、以上のような吐出パルス幅の制御動作のシー
ケンスを示すフローチャートである。
第8図において、ステップS1で電源をオンし、ステッ
プS2で記録動作を行ない、ステップS3で記録が終了
したか否かを判定する。
記録が終了すると、ステップS4で、記録後のインター
バル時間を測定するタイマー31をスタートさせ、ステ
ップS5で次の記録開始動作信号がくるまでのインター
バル時間すなわち放置時間を算出する。
次いで、ステップS6およびステップS7において、こ
の放置時間に応して、第7図のようなLUTから、その
時に印加すべき一発目の吐出パルス幅を決定する。
なお、上記放置時間が限界(例えば、60分)を越えて
いる場合は、前記回復装置14における吸引または加圧
による不吐出回復動作を行なえばよい。
以上のように放置後の一発目の吐出パルス幅を大きくし
、吐出エネルギーを増大させることにより、放置時でも
安定したインク吐出を行なうことができた。
なお、以上の実施例では、吐出エネルギーを増大させる
手段としてパルス幅制御手段を用いたが、このパルス幅
に替えて(または併用して)、駆動電圧を上げるなど、
他の工2ルギー増加手段を採用することもできる。
また、複数の吐出口17を有する記録ヘッドの場合は、
記録動作中においても、安定吐出状態にある吐出口はそ
のままにして、不吐出など吐出不良状態にある吐出口の
次の一発目の吐出パルスに対して、前述の吐出エネルギ
ー増加の制御を行なうことも可能であり、このような制
御を行なえば、記録領域外での空吐出を省くことができ
、特に、空吐出ができない場合などには非常に有効であ
る。
実施例■: 前述の実施例においては、記録後の放置状態では何も行
なわないため、次の記録時の第一のパルス幅を放置時間
に応じて変化させたり、最初からパルス幅を長めに設定
しておく必要があった。
これに対し、本実施例は、放置状態に入った後タイマー
31を作動させ、所定の時間間隔で記録しない吐出すな
わち空吐出等を行なうことにより、放置中の吐出安定状
態を維持させ、その上で第一のパルス幅を通常のパルス
幅より多少大きくするものである。
このように空吐出を併用することにより、吐出安定性を
さらに向上させることができる。
具体的には、400dp iの密度で128個の吐出口
17が配列された膜沸騰方式の記録へノドと、染料濃度
2wt%のインクとを用いた場合、放置状態中に7分ご
とに50パルスの空吐出を行ない、その間に記録状態に
入った時の第一の吐出パルスを、通常時の20Vで10
μ秒に対して、20■で13μ秒にしたところ、−発目
から充分に安定した吐出を行なうことができた。
以上のように、放置状態で空吐出を行ない、かつ、次の
記録時の第一のパルス幅を通常時のパルス幅より多少大
きくすることにより、吐出安定性が得られた。
この場合の第一のパルス幅は、空吐出を行なわない場合
より短くすることができた。
実施例m: 記録時の第一の駆動パルス印加時に不安定吐出となる原
因であるインクの水分蒸発は、温度および湿度によって
影響を受ける。
そこで、本実施例においては、所定位置の温度および/
または湿度を検出し、その結果に基づいて第一のパルス
幅および/または第一のパルス電圧などを決定すること
により、−発目の吐出エネルギーの大きさを制御するよ
うに構成される。
すなわち、温度は高いほど、また、湿度は低いほど、イ
ンクの水分蒸発が促進されるので、そのような場合には
、前述の各実施例と併用するなり、あるいは、これらの
実施例とは別に、第一のパルス幅を大きくしたり、該第
−のパルス電圧を高くするように制御することにより、
前述の場合と同様、記録開始時のインク吐出を安定化さ
せることができる。
以上説明した実施例によれば、非連続記録時すなわち放
置状態後の次の記録時の第一吐出パルスの駆動エネルギ
ーを通常時より増大させるので、吐出口17付近の増粘
したインクを容易に吐出させることができ、記録初期の
不吐出を無くして吐出の安定化を図ることができた。
複数の吐出口を有する記録ヘッド(マルチヘノド)によ
る記録動作中には、吐出不良の吐出口だけを空吐出する
ことはできないが、その場合でも、前述の実施例を適用
することにより、吐出不良の吐出口において次の一発目
の吐出時の吐出エネルギーを増大させることができ、空
吐出をせずとも、常に安定した吐出を行なうことが可能
となった。
なお、以上の実施例では、本発明を、記録へノド2がキ
ャリッジ3に搭載されたシリアルスキャン型のインクジ
ェット記録装置に適用する場合を例に挙げて説明したが
、本発明は、被記録材の紙幅方向記録領域をカバーする
ライン型の記録ヘッドを用いるライン型のインクジェッ
ト記録装置など、他の記録方式のインクジェット記録装
置に対しても同様に適用でき、同様の作用効果を達成し
得るものである。
また、以上の実施例では、4個の記録へノド2A〜2D
を使用するカラーインクジェット記録装置の場合を説明
したが、本発明は、1個の記録ヘッドを使用する単色記
録用、あるいは色彩が同しで濃度が異なる?jj数の記
録ヘッドを使用する諧調記録用のインクジェット記録装
置など、記録へ、トの個数にも関係無く同様に通用でき
、同様の作用効果を達成し得るものである。
本発明は、特に、インクジェット記録方弐の中でも、キ
ャノン(株)が提唱するハブルジエノト方式のインクジ
ェット記録へノドを用いるインクジェット記録装置にお
いて、優れた効果をもたらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行なうのが好
ましい。
この方式は、所謂オンデマンド型、コンティニュアス型
のいずれにも通用可能であるが、特に、オンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対して配置されている電気熱変換体に、記録情報
に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える
少なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電
気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの
熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対
一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来るので有効
である。
この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(
インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する
この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切るこ気泡
の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体
(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパル
ス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359
号明細書、同第4345262号明細書に記載されてい
るようなものが通している。
尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、更に優れた記録を行なうことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ
構成(直線状?fg、流路又は直角液流路)の他に熱作
用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米
国特許第4558333号明細書、米国特許第4459
600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるもので
ある。
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリッ
トを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭
59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波を
吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開
昭59年第138461号公報に基づいた構成としても
本発明はを効である。
更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応し
た長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては
、上述した明細書に開示されているような複数記録へノ
ドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や一体
的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のいずれ
でも良いが、本発明は、上述した効果を一層有効に発揮
することができる。
加えて、装置本体に装着されることで、装置木体との電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチンブタイブの記録ヘッド、あるいは記録ヘ
ッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイプの記
録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
又、本発明の記録装置の構成として設けられる、記録ヘ
ッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので好ましいも
のである。
これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キ
ャッピング手段、クリーニング手段、加圧或は吸引手段
、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或はこれらの
組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行
なう予備吐出モードを行なうことも安定した記録を行な
うために有効である。
更に、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色の
みの記録モードだけではなく、記録へ。
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー又は、混色によるフル
カラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極め
て有効である。
以上説明した本発明実施例においては、インクを液体と
して説明しているが、室温やそれ以下で固化するインク
であって、室温で軟化もしくは液体、あるいは上述のイ
ンクジェットではインク自体を30°C以上70°C以
下の範囲で温度調整を行なってインクの粘性を安定吐出
範囲にあるように温度制御するものが一般的であるから
、使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれ
ばよい。
加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固
形状態から液体状態への態変化のエネルギーとして使用
することで防止するか、または、インクの蒸発防止を目
的として放置状態で固化するインクを用いるかして、い
ずれにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与に
よってインクが液化してインク液状として吐出するもの
や、被記録材に到達する時点で既に固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インク使用も本発明には適用可能である。
このような場合、インクは、特開昭54−56847号
公報のように、多孔質シートの凹部または貫通孔に液状
または固形物として保持された状態で、電気熱変換体に
対して対向するような形態としてもよい。
本発明においては、上述したインクに対して最も有効な
ものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、記録
へノドから被記録材へインクを吐出させて記録を行なう
インクジェット記録装置において、非記録状態が所定時
間経過した後、次の記録の初期の吐出エネルギーを通常
時よりも増大させるエネルギー増加手段を有する構成と
したので、非連続記録時などにおいて、放置状態の後で
記録する場合でも、最初からインクを安定に吐出させる
ことができ、安定した高品位記録を行ない得るインクジ
ェット記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したインクジェット君己録装置の
要部構成を示す模式的斜視図、第2図は第1図中のへ、
ドユニ、トの構成を示す部分斜視図、第3回は第1図中
の記録ヘッドの構造を示す部分斜視図、第4図は第1図
の記録装置の制御系を示すブロック回、第5図は第3図
中の吐出口近傍を示す模式的斜視図、第6図は本発明の
一実施例における吐出パルスを示す波形図、第7図は放
置状態に対する吐出パルス幅を示すグラフ、第8圀は本
発明によるインクジェット記録装置の一実施例における
吐出パルスの制御動作のシーケンスを示すフローチャー
トである。 以下に、図面中の主要な構成部分を表す符号を列挙する
。 1−−一−−−ヘノドユニノト、2.2A〜2 D−−
−一記録へ・7ド、3−−−−−−キャリッジ、7・−
−−一−−被記録材、13A〜13 D−−−−インク
タンク、14−−一回復装置、15−−キャップ、17
−−−−−−吐出口、19液路、20−−−一電気熱変
換体、22−−−一電源、ンク、 MPU。 タイマー、50 イ 51. 51A〜51D 温度検出手段。 第2図 第4図 本ストリ゛ら 第5 図 10  どOgJ ρ 襞 複I吟駅(例 G。 第8 図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録ヘッドから被記録材へインクを吐出させて記
    録を行なうインクジェット記録装置において、非記録状
    態が所定時間経過した後、次の記録の初期の吐出エネル
    ギーを通常時よりも増大させるエネルギー増加手段を有
    することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. (2)前記エネルギー増加手段が、第1番目の吐出パル
    ス幅を長くする長パルス化手段であることを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. (3)前記長パルス化手段が、非記録状態の時間に応じ
    て吐出パルス幅を決定し、該吐出パルスを印加する制御
    手段であることを特徴とする請求項2に記載のインクジ
    ェット記録装置。
  4. (4)非記録状態にある間、所定時間経過ごとに記録領
    域外でインクの空吐出を行なう空吐出手段を有すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジ
    ェット記録装置。
  5. (5)前記長パルス化手段が、環境温度および環境湿度
    の少なくとも一つに応じて前記第1番目の吐出パルス幅
    を決定する制御手段であることを特徴とする請求項2〜
    4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. (6)前記エネルギー増加手段が、第1番目の吐出パル
    ス電圧を高くする電圧上昇手段であることを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  7. (7)前記記録ヘッドが複数の吐出口を有し、前記長パ
    ルス化手段が各吐出口ごとに第1番目の吐出パルス幅を
    決定する制御手段であることを特徴とする請求項2〜5
    のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. (8)前記記録ヘッドが、熱エネルギーを利用してイン
    クを吐出する記録ヘッドであって、熱エネルギーを発生
    するための電気熱変換体を備えているインクジェット記
    録ヘッドであることを特徴とする請求項1に記載のイン
    クジェット記録装置。
  9. (9)前記記録ヘッドが、前記電気熱変換体によって印
    加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡の
    成長によって、吐出口よりインクを吐出させることを特
    徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。
JP14592290A 1990-06-04 1990-06-04 インクジェット記録装置 Pending JPH0439051A (ja)

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