JPH0438830Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0438830Y2 JPH0438830Y2 JP15860586U JP15860586U JPH0438830Y2 JP H0438830 Y2 JPH0438830 Y2 JP H0438830Y2 JP 15860586 U JP15860586 U JP 15860586U JP 15860586 U JP15860586 U JP 15860586U JP H0438830 Y2 JPH0438830 Y2 JP H0438830Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition wall
- auxiliary member
- elastic auxiliary
- tube
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 13
- 239000003814 drug Substances 0.000 claims description 12
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 9
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 8
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は洗眼器に係る。
「従来の技術」
通常、洗眼器は小型のカツプ状に形成され、洗
眼は、薬液を洗眼器内に注ぎ入れて、該洗眼器上
端に眼の周囲を押し当て、次いで、顔を上に向け
て眼をまたたくこと等により行われている。
眼は、薬液を洗眼器内に注ぎ入れて、該洗眼器上
端に眼の周囲を押し当て、次いで、顔を上に向け
て眼をまたたくこと等により行われている。
「考案が解決しようとする問題点」
上記従来例によると、洗眼に要する時間が長
く、効果も充分ではなかつた。
く、効果も充分ではなかつた。
本案は、洗眼器の一部を押圧することにより薬
液を吹き上げできるよう形成し、洗眼を容易かつ
確実にしかも迅速に行えるようにしたものであ
る。
液を吹き上げできるよう形成し、洗眼を容易かつ
確実にしかも迅速に行えるようにしたものであ
る。
「問題点を解決するための手段」
上下両端面開口の筒体2内面に仕切壁3を横設
すると共に、該仕切壁中央部を帽状に起立させ、
かつ該起立部の上端面に複数の小透孔4……を穿
設して上面閉塞の第1管部5を形成し、更に、該
第1管部下端から第2管部6を垂設した主部材1
と、上記仕切壁3下方の筒体部分内に、底壁部9
周縁から起立する基筒部10を水密に嵌合させた
弾性補助部材8と、該弾性補助部材内の薬液が上
記仕切壁部分に穿設した薬液流通用透孔7から流
出するのを阻止する逆止弁11とから形成させ
た。
すると共に、該仕切壁中央部を帽状に起立させ、
かつ該起立部の上端面に複数の小透孔4……を穿
設して上面閉塞の第1管部5を形成し、更に、該
第1管部下端から第2管部6を垂設した主部材1
と、上記仕切壁3下方の筒体部分内に、底壁部9
周縁から起立する基筒部10を水密に嵌合させた
弾性補助部材8と、該弾性補助部材内の薬液が上
記仕切壁部分に穿設した薬液流通用透孔7から流
出するのを阻止する逆止弁11とから形成させ
た。
「作用」
洗眼にあたつては、まず、薬液を筒体2内へ注
ぎ入れ、該薬液を薬液流通用透孔7から弾性補助
部材8内へ流入させる。次いで、筒体2上端に眼
の周囲を押し当て、弾性補助部材8を圧搾する
と、逆止弁11が閉じ、弾性補助部材8内の薬液
が第1、第2両管部5,6を通つて小透孔4……
から吹き上げられ、洗眼をする。次に、上記圧搾
を解放すると弾性補助部材8が弾性復元して逆止
弁11が開き、筒体2内に溜まつた薬液が薬液流
通用透孔7から弾性補助部材8内へ流れ込む。よ
つて、弾性補助部材の圧搾および該圧搾の解放を
繰り返すことにより、薬液を連続的に吹き上げ、
洗眼できることとなる。
ぎ入れ、該薬液を薬液流通用透孔7から弾性補助
部材8内へ流入させる。次いで、筒体2上端に眼
の周囲を押し当て、弾性補助部材8を圧搾する
と、逆止弁11が閉じ、弾性補助部材8内の薬液
が第1、第2両管部5,6を通つて小透孔4……
から吹き上げられ、洗眼をする。次に、上記圧搾
を解放すると弾性補助部材8が弾性復元して逆止
弁11が開き、筒体2内に溜まつた薬液が薬液流
通用透孔7から弾性補助部材8内へ流れ込む。よ
つて、弾性補助部材の圧搾および該圧搾の解放を
繰り返すことにより、薬液を連続的に吹き上げ、
洗眼できることとなる。
「実施例」
まず、第1図が示す第1実施例について説明す
ると、1は主部材で、該主部材は、上下両端面開
口の筒体2内面に仕切壁3を横設すると共に、該
仕切壁中央部を帽状に起立させ、かつ該起立部の
上端面に複数の小透孔4……を穿設して上面閉塞
の第1管部5を形成し、更に、該第1管部下端か
ら第2管部6を垂設している。又、上記仕切壁3
側部には薬液流通用透孔7を穿設している。
ると、1は主部材で、該主部材は、上下両端面開
口の筒体2内面に仕切壁3を横設すると共に、該
仕切壁中央部を帽状に起立させ、かつ該起立部の
上端面に複数の小透孔4……を穿設して上面閉塞
の第1管部5を形成し、更に、該第1管部下端か
ら第2管部6を垂設している。又、上記仕切壁3
側部には薬液流通用透孔7を穿設している。
8は弾性補助部材で、該弾性補助部材は、半球
面状の底壁部9周縁から基筒部10を起立させ、
該基筒部を上記仕切壁3下方の筒体部分内へ水密
に嵌合させている。
面状の底壁部9周縁から基筒部10を起立させ、
該基筒部を上記仕切壁3下方の筒体部分内へ水密
に嵌合させている。
11は逆止弁で、該逆止弁は、上記薬液流通用
透孔7下面周縁が形成する弁座と、薬液流通透孔
7周縁から垂設させた弁形成筒12内に、突部1
3により支持させて遊嵌させた玉弁15とで形成
させている。又、弁形成筒12内面には薬液流通
用の縦溝14,14を形成させている。
透孔7下面周縁が形成する弁座と、薬液流通透孔
7周縁から垂設させた弁形成筒12内に、突部1
3により支持させて遊嵌させた玉弁15とで形成
させている。又、弁形成筒12内面には薬液流通
用の縦溝14,14を形成させている。
以上述べた第1実施例は、底壁部9を半球面状
に形成することで弾性補助部材8の弾性圧搾を可
能となし、又、玉弁15を用いて逆止弁11を形
成したが、第2図が示す第2実施例のようにして
もよい。該実施例は、底壁部9から起立させた基
筒部10に蛇腹部16を形成し、該蛇腹部により
弾性補助部材の弾性圧搾を可能としている。又、
薬液流通用透孔7周縁から垂設させた短筒部17
内に弁筒18を嵌合させ、かつ、該弁筒内面に、
肉薄部を介して舌片状の弁板19を連結させるこ
とにより、逆止弁11を形成している。
に形成することで弾性補助部材8の弾性圧搾を可
能となし、又、玉弁15を用いて逆止弁11を形
成したが、第2図が示す第2実施例のようにして
もよい。該実施例は、底壁部9から起立させた基
筒部10に蛇腹部16を形成し、該蛇腹部により
弾性補助部材の弾性圧搾を可能としている。又、
薬液流通用透孔7周縁から垂設させた短筒部17
内に弁筒18を嵌合させ、かつ、該弁筒内面に、
肉薄部を介して舌片状の弁板19を連結させるこ
とにより、逆止弁11を形成している。
又、既述第1実施例は、筒体2内の薬液が薬液
流通用透孔7から弾性補助部材8内へ流れ落ちる
よう形成したが、第3図、第4図が示す第3実施
例のように、第2管部6内に外気吸入阻止弁20
を形成することにより、筒体2内の薬液を弾性補
助部材8内へ強制的に吸引できるよう形成しても
よい。上記外気吸入阻止弁20は、第2管部6上
部内面から突出させた突部21と、第2管部6内
へ遊嵌させた玉弁22とで形成させている。又、
逆止弁11は、仕切壁3の一部に形成した起立筒
23左右両側部に薬液流通用透孔7,7を縦設
し、かつ起立筒23内へ弾性筒体24を嵌合させ
ることにより形成している。よつて、弾性補助部
材8の弾性復元時において、玉弁22が弁座21
に圧接して外気吸入阻止弁20が閉じ、かつ逆止
弁11が開いて薬液流通用透孔7,7から弾性補
助部材8内へ薬液が吸引されることとなる。
流通用透孔7から弾性補助部材8内へ流れ落ちる
よう形成したが、第3図、第4図が示す第3実施
例のように、第2管部6内に外気吸入阻止弁20
を形成することにより、筒体2内の薬液を弾性補
助部材8内へ強制的に吸引できるよう形成しても
よい。上記外気吸入阻止弁20は、第2管部6上
部内面から突出させた突部21と、第2管部6内
へ遊嵌させた玉弁22とで形成させている。又、
逆止弁11は、仕切壁3の一部に形成した起立筒
23左右両側部に薬液流通用透孔7,7を縦設
し、かつ起立筒23内へ弾性筒体24を嵌合させ
ることにより形成している。よつて、弾性補助部
材8の弾性復元時において、玉弁22が弁座21
に圧接して外気吸入阻止弁20が閉じ、かつ逆止
弁11が開いて薬液流通用透孔7,7から弾性補
助部材8内へ薬液が吸引されることとなる。
尚、第5図において、第1及び第2実施例で使
用される薬液収納壜25を示す。該壜は、弾性圧
搾可能な胴部26上端から肩部を介して口頸部を
起立させた壜本体27と、上記口頸部外面に螺合
させた周壁28上端からテーパ状壁29を起立さ
せると共に、該テーパ状壁上端からノズル筒30
を起立させた注出筒31と、上記ノズル筒30外
面に螺合させたキヤツプ32とからなり、ノズル
筒30は既述薬液流通用透孔7へ着脱自在に嵌入
可能に形成させてある。よつて、ノズル筒30を
薬液流通用透孔7へ嵌入させ、壜本体胴部26を
圧搾すれば、弾性補助部材8内へ容易かつ迅速に
薬液を注入することができる。
用される薬液収納壜25を示す。該壜は、弾性圧
搾可能な胴部26上端から肩部を介して口頸部を
起立させた壜本体27と、上記口頸部外面に螺合
させた周壁28上端からテーパ状壁29を起立さ
せると共に、該テーパ状壁上端からノズル筒30
を起立させた注出筒31と、上記ノズル筒30外
面に螺合させたキヤツプ32とからなり、ノズル
筒30は既述薬液流通用透孔7へ着脱自在に嵌入
可能に形成させてある。よつて、ノズル筒30を
薬液流通用透孔7へ嵌入させ、壜本体胴部26を
圧搾すれば、弾性補助部材8内へ容易かつ迅速に
薬液を注入することができる。
「考案の効果」
本案は、既述構成としたから、弾性補助部材8
の圧搾および該圧搾の解放を繰り返すことにより
薬液を連続的に吹き上げることができ、よつて、
容易かつ確実にしかも迅速に洗眼することができ
る。又、構造も簡単であるから廉価に形成するこ
とができる。
の圧搾および該圧搾の解放を繰り返すことにより
薬液を連続的に吹き上げることができ、よつて、
容易かつ確実にしかも迅速に洗眼することができ
る。又、構造も簡単であるから廉価に形成するこ
とができる。
第1図は本案洗眼器の第1実施例を示す縦断面
図、第2図は第2実施例を示す縦断面図、第3
図、第4図は第3実施例を示すもので、第3図は
該第3実施例の縦断面図、第4図はその上面図、
第5図は薬液収納壜要部の縦断面図である。 1……主部材、8……弾性補助部材、11……
逆止弁。
図、第2図は第2実施例を示す縦断面図、第3
図、第4図は第3実施例を示すもので、第3図は
該第3実施例の縦断面図、第4図はその上面図、
第5図は薬液収納壜要部の縦断面図である。 1……主部材、8……弾性補助部材、11……
逆止弁。
Claims (1)
- 上下両端面開口の筒体2内面に仕切壁3を横設
すると共に、該仕切壁中央部を帽状に起立させ、
かつ該起立部の上端面に複数の小透孔4……を穿
設して上面閉塞の第1管部5を形成し、更に、該
第1管部下端から第2管部6を垂設した主部材1
と、上記仕切壁3下方の筒体部分内に、底壁部9
周縁から起立する基筒部10を水密に嵌合させた
弾性補助部材8と、該弾性補助部材内の薬液が上
記仕切壁部分に穿設した薬液流通用透孔7から流
出するのを阻止する逆止弁11とからなる洗眼
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15860586U JPH0438830Y2 (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15860586U JPH0438830Y2 (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6362137U JPS6362137U (ja) | 1988-04-25 |
JPH0438830Y2 true JPH0438830Y2 (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=31082254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15860586U Expired JPH0438830Y2 (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0438830Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005185556A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 洗眼容器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022108231A (ja) * | 2021-01-12 | 2022-07-25 | 修弘 中村 | 洗眼カップ付ペットボトルキャップ |
-
1986
- 1986-10-15 JP JP15860586U patent/JPH0438830Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005185556A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 洗眼容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6362137U (ja) | 1988-04-25 |
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