JPH0438560Y2 - - Google Patents

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JPH0438560Y2
JPH0438560Y2 JP11775386U JP11775386U JPH0438560Y2 JP H0438560 Y2 JPH0438560 Y2 JP H0438560Y2 JP 11775386 U JP11775386 U JP 11775386U JP 11775386 U JP11775386 U JP 11775386U JP H0438560 Y2 JPH0438560 Y2 JP H0438560Y2
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JP
Japan
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mounting
board
shield case
shield
case
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JP11775386U
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テレビジヨン受像機及びビデオテー
プレコーダ等の電子機器に使用されるシールドケ
ースの取付構造に関するものである。
〔従来技術〕
従来より、シールドケースは、第4図に示すよ
うに、例えば複数の取付突部15a…を有する上
部ケース15と、上記取付突部15a…に対応し
た取付凹部16a…を有する下部ケース16とに
別れている。そして、上部ケース15は、基板1
7に穿設された取付孔17a…へ上記取付突部1
5a…を挿通されて基板17上に配され、基板1
7の裏側における図示しない半田部によつて取り
付けられる。一方、下部ケース16は、上部ケー
ス15と対応して基板17の裏側に配され、上記
取付凹部16a…に取付突部15a…の先端部を
一致させて半田18…によつて取付け固定される
ものであつた。
ところが、上記従来の構造では、上部ケース1
5と下部ケース16とがそれぞれ分離されている
ので、両ケース15,16の取付けに誤差が生じ
易く、シールドケースのシールド性能にばらつき
が生じがちである。しかも、シールドケースの取
付作業と半田付け作業とに時間がかかり、作業能
率の低下を招来する等の欠点を有していた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の問題点を考慮してなされ
たものであつて、シールドケースにおけるシール
ド性能のばらつきを抑制すると共に、シールドケ
ース組付け作業の能率化を図り得るシールドケー
スの取付構造の提供を目的とするものである。
〔考案の構成〕
本考案のシールドケースの取付構造は、上記の
目的を達成するために、基板に装着される箱体状
シールドケースの一方の側端部に連結部を介して
裏面シールド箱体部を一体的に設け、他方の側端
部近傍に上記連結部近傍を中心に湾曲する取付用
突片を形成する一方、上記基板に、上記連結部に
対応する切込凹部と上記取付用突片に対応する取
付穴とを形成して、シールドケースのシールド性
能の均一化、及び取付け作業と半田付け作業の能
率化を図り得るように構成したことを特徴とする
ものである。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
第1図に示すように、基板1に装着されるシー
ルドケース2のケース本体3は、前面と下面とが
開口した箱体状をなしている。ケース本体3の後
端部には、基板1の厚みに略一致する高さを有す
る連結部4を介して裏面シールド箱体部5が垂下
されている。この裏面シールド箱体部5における
上記連結部4の近傍には、基板支持部5aが形成
されており、この基板支持部5aと上記連結部4
と上記ケース本体3の下面とによつて基板差込部
6,6が形成されている。また、上記裏面シール
ド箱体部5から連結部4までの前面は開口してお
り、裏面シールド箱体部5は、その前面部が下側
から基板支持部5aにかけて上り傾斜し、基板支
持部5aにて垂直となるように形成されている。
また、前記ケース本体3の前端部両下側には、下
方へ突出した一対の取付用突片7,7が形成され
ている。これから取付用突片7,7は、第2図に
示すように、連結部4の近傍、即ち、上記基板差
込部6,6を中心として、湾曲した形成をなすと
共に、一定した前後幅寸法Aと基板1の厚さ寸法
よりも充分大きな高さ寸法とを有している。一
方、第3図に示すように、基板1には、前記連結
部4と対応する間隔幅と切込み幅Cとを有する切
込凹部9,9が形成されると共に、これら切込凹
部9,9の前方に、前記取付用突片7,7に対応
した幅、及び、長さ(実施例においては、A+約
0.1mm)を有する取付穴8,8が穿設されている。
また、上記切込凹部9と取付穴8との間の寸法
は,連結部4と取付用突片7との間寸法Bと略同
等になつている。
上記の構成において、シールドケース2を基板
1に取付ける取付け作業を行う場合、まず、シー
ルドケース2の前端側、即ち、取付用突片7,7
が設けられている側を持ち上げた状態にて、シー
ルドケース2の基板差込部6,6を基板1の切込
凹部9,9に差込む。そして、基板差込部6,6
を支点にしてシールドケース2を回動させて、そ
の取付用突片7,7を取付穴8,8に挿通させ
る。上記取付用突片7,7は、前述のごとく、基
板差込部6,6を中心に湾曲しているので取付穴
8,8の長さ寸法を、寸法Aよりも少しだけ(実
施例においては約0.1mm)長く形成しておけばよ
く、この場合でも、取付穴8,8への挿通はスム
ーズに行われる。しかも、取付穴8,8の長さ寸
法は、Aよりも少し長いだけなので、このシール
ドケース2の組付けに伴うがたつきを抑制するこ
とができる。そして、基板1の裏側から取付用突
片7,7の2箇所のみを半田付けすれば、半田1
0,10により確実にシールドケース2を基板1
に取付け固定することができる。
〔考案の効果〕
本考案に係るシールドケースの取付構造は、以
上のように、基板に装着される箱体状シールドケ
ースの一方の側端部に連結部を介して裏面シール
ド箱体部を一体的に設け、他方の側端部近傍に上
記連結部近傍を中心に湾曲する取付用突片を形成
する一方、上記基板に、上記連結部に対応する切
込凹部と上記取付用突片に対応する取付穴とを形
成してなる構成である。これにより、シールドケ
ースの取付け作業を極めて容易に行うことができ
る上に、半田付け箇所を減少させることができる
ので、作業能率の向上を図ることができる。しか
も、上下のケースであるケース本体と裏面シール
ド箱体部とを一体化したことにより、シールドケ
ースの取付け誤差を大幅に減少させることがで
き、ばらつきが生じがちなシールド性能を高性能
にて略均一に保ち得る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例であつ
て、第1図はシールドケースの取付け状態を示す
斜視図、第2図はシールドケースの側面図、第3
図は基板の要部拡大斜視図、第4図は従来例の斜
視図である。 1は基板、2はシールドケース、3はケース本
体、4は連結部、5は裏面シールド箱体部、5a
は基板支持部、6は基板差込部、7は取付用突
片、8は取付穴、9は切込凹部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板に装着される箱体状シールドケースの一方
    の側端部に連結部を介して裏面シールド箱体部を
    一体的に設け、他方の側端部近傍に上記連結部近
    傍を中心に湾曲する取付用突片を形成する一方、
    上記基板に、上記連結部に対応する切込凹部と上
    記取付用突片に対応する取付穴とを形成してなる
    シールドケースの取付構造。
JP11775386U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH0438560Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11775386U JPH0438560Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11775386U JPH0438560Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6324896U JPS6324896U (ja) 1988-02-18
JPH0438560Y2 true JPH0438560Y2 (ja) 1992-09-09

Family

ID=31003562

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JP11775386U Expired JPH0438560Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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JPS6324896U (ja) 1988-02-18

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