JPH0438439A - 地震時における構造物の崩壊予知方法 - Google Patents
地震時における構造物の崩壊予知方法Info
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- JPH0438439A JPH0438439A JP2144452A JP14445290A JPH0438439A JP H0438439 A JPH0438439 A JP H0438439A JP 2144452 A JP2144452 A JP 2144452A JP 14445290 A JP14445290 A JP 14445290A JP H0438439 A JPH0438439 A JP H0438439A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 5
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はコンクリート製または金属製構造物の地震時に
おける崩壊予知方法に係るものである。
おける崩壊予知方法に係るものである。
（従来の技術）
従来、構造物の崩壊を予知する方法として、構造物にお
ける対象とする部分の２点間の変位を測定する方法と、
構造物に歪ゲージを貼着して歪を測定する方法とに大別
される。
ける対象とする部分の２点間の変位を測定する方法と、
構造物に歪ゲージを貼着して歪を測定する方法とに大別
される。
（発明が解決しようとする課題）
変位を測定する方法においては、測定の対象となる２点
を適切に選定する必要があるばかりでなく、測定部分の
変位がそれ程顕著に現われずに、当該部分と他の部分と
の変位が大で急激に崩壊する場合、例えば建築物におい
て各層内での柱間の距離には変化のないまま崩壊する場
合も少なくない。
を適切に選定する必要があるばかりでなく、測定部分の
変位がそれ程顕著に現われずに、当該部分と他の部分と
の変位が大で急激に崩壊する場合、例えば建築物におい
て各層内での柱間の距離には変化のないまま崩壊する場
合も少なくない。
また歪を測定する場合には、歪ゲージを貼着した個所み
の測定することになり、構造物における非常に狭い範囲
内のみ測定対象とするため、地震による崩壊検知には不
適当である。
の測定することになり、構造物における非常に狭い範囲
内のみ測定対象とするため、地震による崩壊検知には不
適当である。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、構造物の地震による崩
壊を早期に、且つ崩壊個所を予知する方法を提供する点
にある。
たもので、その目的とする処は、構造物の地震による崩
壊を早期に、且つ崩壊個所を予知する方法を提供する点
にある。
（課題を解決するための手段）
前記の目的を達成するため、本発明に係る地震時におけ
る構造物の崩壊検知方法によれば、構造物の設計、施工
段階で、地震時に最も厳しい状態となる構造個所に、２
個所にＡＥセンサーが装架された音の伝達が良好な棒状
部材を設置し、前記両ＡＥセンサーによって地震によっ
て生起する構造物の歪や変位が微小な段階において構造
物内に生起するＡＥ現象発生位置及び当該位置における
ダメージの状態を検出するものである。
る構造物の崩壊検知方法によれば、構造物の設計、施工
段階で、地震時に最も厳しい状態となる構造個所に、２
個所にＡＥセンサーが装架された音の伝達が良好な棒状
部材を設置し、前記両ＡＥセンサーによって地震によっ
て生起する構造物の歪や変位が微小な段階において構造
物内に生起するＡＥ現象発生位置及び当該位置における
ダメージの状態を検出するものである。
（作用）
地震の発生と同時に構造物は慣性力を受け、これに伴う
歪や変位を生しるが、それらが微小な段階から音のエネ
ルギが放出されるＡＨ現象（アコースティックエミッシ
ョン、Ａｃｏｕｓｔｉｃ Ｅｍｉｓｓｉｏｎ）が生起す
る。
歪や変位を生しるが、それらが微小な段階から音のエネ
ルギが放出されるＡＨ現象（アコースティックエミッシ
ョン、Ａｃｏｕｓｔｉｃ Ｅｍｉｓｓｉｏｎ）が生起す
る。
これに伴って、前記したように構造物の設計、施工段階
で地震時に最も厳しい状態となる構造個所に設置された
音の伝達が良好な棒状部材を介して同部材の２個所に配
設された各ＡＥセンサーが前記＾Ｅ現象を検出し、間両
ＡＥセンサーの到達時間差からＡＥの発生位置を把握す
るとともに、その波形のパラメータからＡＥ発生位置の
ダメージの度合を早期に検知することができる。
で地震時に最も厳しい状態となる構造個所に設置された
音の伝達が良好な棒状部材を介して同部材の２個所に配
設された各ＡＥセンサーが前記＾Ｅ現象を検出し、間両
ＡＥセンサーの到達時間差からＡＥの発生位置を把握す
るとともに、その波形のパラメータからＡＥ発生位置の
ダメージの度合を早期に検知することができる。
（実施例）
以下本発明を図示の実施例について説明する。
構造物の設計、施工の段階で地震時最も厳しい状態とな
る構造個所に、２個所にＡＥセンサー（１）が配設され
た金属部材、その他セラミック、グラスファイバー等の
音の伝達が良好な棒状部材（２）（ウェーブガイド）を
設置し、前記各ＡＥセンサー（１）をケーブル（３）を
介してＡＥ処理粗（４）に接続し、同ＡＥ処理装置（４
）をケーブル（３）を介してコンピュータ（５）に接続
する。（第１図参照） 而して地震の発生と同時に、構造物は慣性力を受け、こ
れに伴う歪や変位を生起するが、同歪や変位の微小な段
階でＡＥが発生し、前記棒状部材（２）を介して前記両
ＡＥセンサー（１）で検出する。
る構造個所に、２個所にＡＥセンサー（１）が配設され
た金属部材、その他セラミック、グラスファイバー等の
音の伝達が良好な棒状部材（２）（ウェーブガイド）を
設置し、前記各ＡＥセンサー（１）をケーブル（３）を
介してＡＥ処理粗（４）に接続し、同ＡＥ処理装置（４
）をケーブル（３）を介してコンピュータ（５）に接続
する。（第１図参照） 而して地震の発生と同時に、構造物は慣性力を受け、こ
れに伴う歪や変位を生起するが、同歪や変位の微小な段
階でＡＥが発生し、前記棒状部材（２）を介して前記両
ＡＥセンサー（１）で検出する。
而して地震で発生する構造物のＡＨと振動とは夫々振動
数が大きく異なる。従って地震の揺れをノイズと考えて
バイパスフィルター（高振動波形を通過させるフィルタ
ー）を用いて、ＡＥ倍信号みを信号として取出して、Ａ
Ｅ処理装置（４）に入力し、同ＡＥ処理装置（４）によ
って前記両ＡＥセンサー（１）からのＡＥ信号到達時間
差を計測するとともに、その波形パラメータを計測し、
同ＡＥ処理装置（４）の計測データをコンピュータ（５
）に入力演算し、ＡＥの発生個所を把握するとともに、
当該ＡＥ発生個所のダメージの度合を早期に検知する。
数が大きく異なる。従って地震の揺れをノイズと考えて
バイパスフィルター（高振動波形を通過させるフィルタ
ー）を用いて、ＡＥ倍信号みを信号として取出して、Ａ
Ｅ処理装置（４）に入力し、同ＡＥ処理装置（４）によ
って前記両ＡＥセンサー（１）からのＡＥ信号到達時間
差を計測するとともに、その波形パラメータを計測し、
同ＡＥ処理装置（４）の計測データをコンピュータ（５
）に入力演算し、ＡＥの発生個所を把握するとともに、
当該ＡＥ発生個所のダメージの度合を早期に検知する。
第２図は本発明をＳＲＣ構造物（Ｂｌの継手部に適用し
た場合を示し、−双のＡＥセンサー（１′ａ） （１′
ａ）を継手部の鉄筋（２′）に設置し、同各ＡＥセンサ
ー［１’ａ）をＡＥ処理装置に接続したちのでる。
た場合を示し、−双のＡＥセンサー（１′ａ） （１′
ａ）を継手部の鉄筋（２′）に設置し、同各ＡＥセンサ
ー［１’ａ）をＡＥ処理装置に接続したちのでる。
第３図は本発明をプレストレスト筒状構造物（０に適用
した場合を示し、同構造物（０にプレストレスを導入す
るＰＣ緊張材（グａ） （ｆ ｂ） （２” ｃ）に夫
々−双のＡＥセンサー（１’ ａ ） （１″ａ）、（
１” ｂ） （１” ｂ）、（１’ｃ）（１″Ｃ）を配
設し、同各組のＡＥセンサーをＡＥ処理装置に接続した
ものである。
した場合を示し、同構造物（０にプレストレスを導入す
るＰＣ緊張材（グａ） （ｆ ｂ） （２” ｃ）に夫
々−双のＡＥセンサー（１’ ａ ） （１″ａ）、（
１” ｂ） （１” ｂ）、（１’ｃ）（１″Ｃ）を配
設し、同各組のＡＥセンサーをＡＥ処理装置に接続した
ものである。
（発明の効果）
本発明によれば前記したように、構造物の設計、施工段
階で、地震時の最も厳しい状態となる構造個所に、２個
所にＡＥセンサーが装架された音の伝達が良好な棒状部
材を設置し、前記ＡＥセンサーによって、地震によって
生起する構造物の歪や変位が微小な段階において構造物
内に生起するＡＥ現象発生位置を把握すると同時に、そ
の波形パラメータから構造物の間該位置におけるダメー
ジの度合を早期に適確に捕えることができる。
階で、地震時の最も厳しい状態となる構造個所に、２個
所にＡＥセンサーが装架された音の伝達が良好な棒状部
材を設置し、前記ＡＥセンサーによって、地震によって
生起する構造物の歪や変位が微小な段階において構造物
内に生起するＡＥ現象発生位置を把握すると同時に、そ
の波形パラメータから構造物の間該位置におけるダメー
ジの度合を早期に適確に捕えることができる。
請求項２の発明は前記棒状部材としてＲＣ構造物の鉄筋
を利用して、同鉄筋に一双のＡＥセンサーを装架するこ
とによって、構造を著しく簡略化しうるちのである。
を利用して、同鉄筋に一双のＡＥセンサーを装架するこ
とによって、構造を著しく簡略化しうるちのである。
第１図は本発明に係る地震時における構造物の崩壊予知
方法の一実施例実施状況を示す説明図、第２図及び第３
図は夫々本発明を肛構造物の継手部にプレストレストコ
ンクリート構造物に通用した横断平面図である。 囚・・・構造物、 ［８１・・・ＲＣ構造物、（
Ｏ・・・プレストレストコンクリート筒状構造物、（１
）（１’ ａ ） （１“ａ）（１″ｂ） （１”ｃ）
−ＡＥセンサー（２）・・・棒状部材、 （２
’ｌ ・・・鉄筋、（グａ） （′Ｉｂ） （グｃ）
−ＰＣ緊張材、（３）・・・ケーブル、 （４）
・・・ＡＥ処理装置、（５）・・・コンピュータ。 代理人 弁理士 岡 本 重 文 外１名 第２図
方法の一実施例実施状況を示す説明図、第２図及び第３
図は夫々本発明を肛構造物の継手部にプレストレストコ
ンクリート構造物に通用した横断平面図である。 囚・・・構造物、 ［８１・・・ＲＣ構造物、（
Ｏ・・・プレストレストコンクリート筒状構造物、（１
）（１’ ａ ） （１“ａ）（１″ｂ） （１”ｃ）
−ＡＥセンサー（２）・・・棒状部材、 （２
’ｌ ・・・鉄筋、（グａ） （′Ｉｂ） （グｃ）
−ＰＣ緊張材、（３）・・・ケーブル、 （４）
・・・ＡＥ処理装置、（５）・・・コンピュータ。 代理人 弁理士 岡 本 重 文 外１名 第２図
Claims (2)
- （１）構造物の設計、施工段階で、地震時に最も厳しい
状態となる構造個所に、２個所にＡＥセンサーが装架さ
れた音の伝達が良好な棒状部材を設置し、前記両ＡＥセ
ンサーによって地震によって生起する構造物の歪や変位
が微小な段階において構造物内に生起するＡＥ現象発生
位置及び当該位置におけるダメージの状態を検出するこ
とを特徴とする地震時における構造物の崩壊予知方法。 - （２）前記両ＡＥセンサーを構造物の鉄筋に装架する請
求項１記載の地震時における構造物の崩壊予知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2144452A JPH0438439A (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 地震時における構造物の崩壊予知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2144452A JPH0438439A (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 地震時における構造物の崩壊予知方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0438439A true JPH0438439A (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=15362573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2144452A Pending JPH0438439A (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 地震時における構造物の崩壊予知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0438439A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07228969A (ja) * | 1994-02-18 | 1995-08-29 | Agency Of Ind Science & Technol | 圧力測定機能を有する複合材料 |
| JPH08261994A (ja) * | 1995-03-24 | 1996-10-11 | Tobishima Corp | 杭の破損調査法及びその方法に使用される装置 |
| KR100440679B1 (ko) * | 2001-12-22 | 2004-07-21 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 균열감지 및 균열진전 억제 시스템 |
| JPWO2021245838A1 (ja) * | 2020-06-03 | 2021-12-09 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5290980A (en) * | 1976-01-24 | 1977-07-30 | Nippon Ii Tei Eru Kk | Method of measuring sound of dstruction of earth and rock |
| JPS6232357A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-12 | Tokyu Constr Co Ltd | コンクリ−ト構造物におけるａｅの計測方法 |
| JPS6234051A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-14 | Tokyu Constr Co Ltd | 鉄筋又は鉄骨鉄筋コンクリ−ト構造物におけるａｅの計測方法 |
-
1990
- 1990-06-04 JP JP2144452A patent/JPH0438439A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5290980A (en) * | 1976-01-24 | 1977-07-30 | Nippon Ii Tei Eru Kk | Method of measuring sound of dstruction of earth and rock |
| JPS6232357A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-12 | Tokyu Constr Co Ltd | コンクリ−ト構造物におけるａｅの計測方法 |
| JPS6234051A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-14 | Tokyu Constr Co Ltd | 鉄筋又は鉄骨鉄筋コンクリ−ト構造物におけるａｅの計測方法 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07228969A (ja) * | 1994-02-18 | 1995-08-29 | Agency Of Ind Science & Technol | 圧力測定機能を有する複合材料 |
| JPH08261994A (ja) * | 1995-03-24 | 1996-10-11 | Tobishima Corp | 杭の破損調査法及びその方法に使用される装置 |
| KR100440679B1 (ko) * | 2001-12-22 | 2004-07-21 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 균열감지 및 균열진전 억제 시스템 |
| JPWO2021245838A1 (ja) * | 2020-06-03 | 2021-12-09 | ||
| WO2021245838A1 (ja) * | 2020-06-03 | 2021-12-09 | 日本電信電話株式会社 | 検知装置および検知方法 |
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