JPH0438363Y2 - - Google Patents

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JPH0438363Y2
JPH0438363Y2 JP5558885U JP5558885U JPH0438363Y2 JP H0438363 Y2 JPH0438363 Y2 JP H0438363Y2 JP 5558885 U JP5558885 U JP 5558885U JP 5558885 U JP5558885 U JP 5558885U JP H0438363 Y2 JPH0438363 Y2 JP H0438363Y2
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pressure roller
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は定着装置に関し、さらに詳細にいえ
ば、ジヤム処理を簡単に行ない得るとともに、構
成各部の相対位置を正確に設定することができる
分解可能な定着装置に関する。
<従来の技術> 従来から定着装置としては、種々の方式に基づ
くものが提供されているが、用紙を加熱すること
により定着する方式のものが最も一般的に使用さ
れている。このような方式のものは、加熱ローラ
と加圧ローラとを互いに圧接状態で回転させ、両
ローラの間に用紙を導くことにより設定温度にま
で加熱し、加熱後の用紙を剥離爪により上記各ロ
ーラから剥離させ、搬送ローラの間に導いて所定
位置に搬送する構成が採用されている。
上記の構成の定着装置においては、何らかの原
因によりジヤムが発生した場合に、簡単にジヤム
した用紙を除去できることが要求され、この要求
を満足させるものとして従来から、 加熱ローラ支持枠体と加圧ローラ支承枠体と
を配設機体に対して抜取り可能なユニツトとし
て構成し、搬送ローラは配設機体に対して位置
決めして取付け、上記加熱ローラ支持枠体と加
圧ローラ支承枠体とを、搬送ローラ側において
互いに回動可能に連結した構成のもの(実開昭
57−758号参照)、および 加熱ローラ支持枠体、および加圧ローラ支承
枠体を一体に形成しているとともに、搬送ロー
ラ支持枠体を回動可能に取付けたユニツトを配
設機体に対して抜取り可能に装着した構成のも
の(実開昭58−141264号公報参照) が提案されていた。
<考案が解決しようとする問題点> 上記の構成のものにおいては、加熱ローラ支
持枠体と加圧ローラ支承枠体とを、フツク部材、
および係止ロツドによつて分解可能状態、および
ユニツト化状態とに選択できるようにしているた
め、構成が複雑化するのみならず、両ローラの圧
接力を適正値に設定することが困難であるという
不都合があり、さらには、搬送ローラ側に取付け
られた剥離爪と、配設機体に対して抜取り、装着
を行なわれる加熱ローラとの相対位置を正確に設
定することが困難であるという不都合がある。特
に、両枠体を搬送ローラ側に回動させる構成とし
ているのであるから、搬送ローラ支持枠体をも回
動可能に取付けることは構成上無理であり、上記
の不都合を解消することはできない。
また、上記の構成のものにおいては、搬送ロ
ーラ支持枠体が回動可能に取付けられた状態で、
配設機体に装着されているので、剥離爪と両ロー
ラとの相対位置を抜取り、装着に拘らず正確に保
持することができるのであるが、相対位置を正確
に保持するためにばね、レバー等が必要であり構
成が複雑化するという不都合を有しているととも
に、加熱ローラ支持枠体と加圧ローラ支承枠体と
が一体に形成されているので、両ローラの取付
け、および取外し作業が困難になるという不都合
がある。
この考案は上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、ジヤム処理の対処を簡単に行なうことが
できるとともに、加熱ローラ、加圧ローラの取外
し、装着を簡単に行なうことができ、しかも少な
くとも一方のローラに対する剥離爪の相対位置を
正確に設定することができる。抜取り可能なユニ
ツトとしての定着装置を提供することを目的とし
ている。
<問題点を解消するための手段> 上記の目的を達成するための、この考案の定着
装置は、加圧ローラを取外し可能に支承する加圧
ローラ支承枠体に対して搬送ローラを支持する搬
送ローラ支持枠体を回動可能に、かつ自重により
加圧ローラ支承枠体側に回動付勢されるよう取付
けているとともに、搬送ローラ支持枠体の所定位
置に加熱ローラ、および加圧ローラの一方の表面
に接触する用紙剥離爪を有し、加熱ローラを支持
する加熱ローラ支持枠体を加圧ローラ支承枠体に
対して、搬送ローラ支持枠体と反対側に位置する
支点を中心として回動可能に取付けているととも
に、加圧ローラ支承枠体の所定位置と、加熱ロー
ラ支持枠体の所定位置との間に、加圧ローラを加
熱ローラに強圧接するばねを取外し可能に取付け
ている。
<作用> 上記の構成の定着装置であれば、ばねを取外し
て加熱ローラ支持枠体を回動させるとともに、モ
ーメントに抗して搬送ローラ支持枠体を回動させ
ることにより、定着装置における用紙通路を外部
に露呈することができ、したがつてジヤム処理を
簡単に行なうことができ、また、この状態におい
て加熱ローラ、加圧ローラの取外し、装着を簡単
に行なうことができる。さらには、加熱ローラ支
持枠体、搬送ローラ支持枠体の回動操作を行なつ
ても、用紙剥離爪を正確に対応するローラに接触
させることができる。また、セツト状態におい
て、ばねにより加圧ローラを正確な設定圧力で加
熱ローラに圧接させることができ、良好な定着性
能を発揮させることができる。
<実施例> 以下、実施例を示す添付図面によつて詳細に説
明する。
第3図はこの考案の定着装置を組込んだ複写機
の要部を示す概略図であり、原稿からの反射光を
複写処理部に導く光学系5と、上記光学系5によ
り導かれた反射光により原稿像に対応する静電潜
像を形成し、トナー像に顕像化して複写紙上にト
ナー像を転写する複写処理部6と、複写紙を上記
複写処理部6に向かつて搬送し、トナー像が転写
された複写紙を定着装置8に向かつて搬送する複
写搬送部7とを有している。
第1図は装着状態における定着装置8を示す縦
断面図であり、第2図は拡開状態における定着装
置を示す縦断面図である。
両図から明らかなように、加熱ローラ支持枠体
1と、加圧ローラ支承枠体2と、搬送ローラ支持
枠体3とを有している。
上記加圧ローラ支承枠体2は、複写処理部6か
ら複写紙を搬送する搬送ベルト4に近接する側の
上部に加熱ローラ支持枠体1を回動可能に支持す
る支点としての軸21を取付けているとともに、
軸21より下方に搬送ベルト4からの複写紙を案
内するガイド板22を有しており、中央部所定位
置に加圧ローラ23を支承するための補助枠体2
4を回動可能に取付け、搬送ベルト4から最も離
隔した所定位置に、搬送ローラ支持枠体3を回動
可能に支持する支点としての軸25を取付けてい
る。尚、26は上記補助枠体24に、加圧ローラ
23と正確な相対位置関係を保持させて取付けら
れて、加圧ローラ23の表面を清掃するクリーニ
ングローラであり、27は一端部が上記補助部材
24の回動先端部に連結されたばねであり、他端
部にフツク部材28を取付けている。このフツク
部材28はねじ部に進退可能に取付けられてお
り、位置を調節することにより、ばね27による
加熱ローラ13と加圧ローラ23の当接圧力を調
節することが可能である。
そして、軸25に近接させて搬送ローラ支持枠
体3の回動範囲を規制するストツパ29を形成し
ている。
上記加熱ローラ支持枠体1は、搬送ベルト4に
近接する側の下端部を上記軸21により回動可能
に支持されているものであり、中央部所定位置
に、下方に開口して加熱ローラ13の軸部14を
回転可能に支持する軸受部12を形成しており、
搬送ベルト4から最も剥離した所定位置にマグネ
ツト11を取付けているとともに、マグネツト1
1に近接する所定位置に、上記フツク部材28と
係合する係合部材15を取付けている。そして、
軸21による支持部に近接させて、回動範囲を規
制するストツパ16を形成しており、さらに、上
記加熱ローラ13と接触する所定位置にオフセツ
ト防止用のオイル塗布ローラ17を回転可能に取
付けている。また、所定位置に加熱ローラ13の
温度を検出するための温度センサ(図示せず)を
取付けている。
上記搬送ローラ支持枠体3は、搬送ベルト4か
ら最も離隔した下端部を上記軸25により支持さ
れているものであり、軸25の直上位置より搬送
ベルトより所定位置に、上下方向に対向する一対
の搬送ローラ31,32を回転可能に取付けてい
るとともに、第1図に示す組立て状態において上
記加熱ローラ13、および加圧ローラ23にそれ
ぞれ近接する剥離爪33,34を取付けており、
さらに剥離された複写紙を一対の搬送ローラ3
1,32の間に導くガイド部材35を取付けてい
る。尚、36は上記マグネツト11に吸着される
磁性体である。
以上の構成であれば、加熱ローラ13が加圧ロ
ーラ23の直上に位置するように加熱ローラ支持
枠体1を回動させるとともに、剥離爪33,34
の先端部が上記加熱ローラ13、および加圧ロー
ラ23に近接するように搬送ローラ支持枠体3を
回動させることにより、ユニツト化された定着装
置を得ることができ、この状態で図示しないガイ
ド機構により複写の所定位置に定着装置をセツト
することにより、搬送ベルト4から送られてきた
複写紙をガイド部材22によりガイドして、加熱
ローラ13と加圧ローラ23との間に導いて、複
写紙上のトナー像を加熱定着し、剥離爪33,3
4により剥離してガイド部材35により一対の搬
送ローラ31,32の間に導き、次工程に搬送す
ることができる。そして、以上の状態において、
加圧ローラ23は、補助枠体24がばね27によ
り上方に回動されることにより、所定の圧力で圧
接され、加熱ローラ13からの熱伝導により効率
良く昇温するとともに、加熱ローラ13と加圧ロ
ーラ23とで強圧着することにより、複写紙上の
トナー像を確実に加熱定着することができる。ま
た、搬送ローラ支持枠体3は搬送ローラ31,3
2の自重、取付け位置等により定まるモーメント
により加熱ローラ支持枠体側に回動付勢されてい
るとともに、磁性体36がマグネツト11に吸着
されて上記の回動状態を確実に維持することがで
き、この状態において剥離爪33,34が加熱ロ
ーラ13、および加圧ローラ23にそれぞれ正確
な相対位置を保持して近接しているので、複写紙
の巻付きに起因するジヤムを防止することができ
る。
また、ジヤム処理、保守点検等を行なう場合に
は、矢印で示す方向に、複写機からユニツト化さ
れた定着装置8を引出した状態において、搬送ロ
ーラ支持枠体3を引張ることにより、モーメン
ト、およびマグネツト11の吸着力に抗して搬送
ローラ支持枠体3を回動させ、次いで、加熱ロー
ラ支持枠体1を搬送ローラ支持枠体3と反対側に
回動させれば、加熱ローラ支持枠体1と搬送ロー
ラ支持枠体3が、それぞれストツパ16,29に
よる規制限界まで回動し、加熱ローラ23、およ
び両搬送ローラ31,32が互いに離隔した状態
となるよう拡開されるので、ジヤム処理を簡単に
行なうことができるとともに、加熱ローラ13、
および加圧ローラ23を簡単に取外し、或は簡単
に取付けることができ、保守点検、交換等の作業
を簡単に行なうことができる。また、ユニツト化
された定着装置8を装着した状態において、搬送
ローラ支持枠体3のみを回動させることもでき
る。
尚、この考案は上記の実施例に限定されるもの
ではなく、補助枠体24を省略し、直接に加熱ロ
ーラ支持枠体1と、加圧ローラ支承枠体との間に
ばねを取付けることが可能である他、用紙剥離爪
を一方のローラの表面にのみ接触させることが可
能であり、その他この考案の要旨を変更しない範
囲内において種々の設計変更を施すことが可能で
ある。
<効果> 以上のようにこの考案は、加熱ローラと加圧ロ
ーラと、搬送ローラとを簡単な作業で、かつ簡単
な構成で離隔させ、または所定の相対関係になる
よう近接させることができるとともに、上記の相
対位置を正確に設定位置関係に保持することがで
きるという特有の実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は装着状態における定着装置に示す縦断
面図、第2図は拡開状態における定着装置を示す
縦断面図、第3図は定着装置を組込んだ複写機の
要部を示す概略図。 1……加熱ローラ支持枠体、13……加熱ロー
ラ、2……加圧ローラ支承枠体、21,25……
支点としての軸、23……加圧ローラ、24……
補助枠体、27……ばね、3……搬送ローラ支持
枠体、31,32……搬送ローラ、33,34…
…剥離爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互い圧接状態で回転する加熱ローラ、および加
    圧ローラを有しているとともに、両ローラ間を通
    つて送り出される用紙を搬送する搬送ローラを有
    しており、かつ全体が配設機体に対して着脱可能
    に取付けられた定着装置において、加圧ローラを
    取外し可能に支承する加圧ローラ支承枠体に対し
    て搬送ローラを支持する搬送ローラ支持枠体を回
    動可能に、かつ自重により加圧ローラ支承枠体側
    に回動付勢されるように取付けているとともに、
    搬送ローラ支持枠体の所定位置に加熱ローラ、お
    よび加圧ローラの一方の表面と接触する用紙剥離
    爪を有しており、加熱ローラを支持する加熱ロー
    ラ支持枠体を加圧ローラ支承枠体に対して、搬送
    ローラ支持枠体と反対側に位置する支点を中心と
    して回動可能に取付けているとともに、加圧ロー
    ラ支承枠体の所定位置と、加熱ローラ支持枠体の
    所定位置との間に、加圧ローラを加熱ローラに強
    圧接するばねを取外し可能に取付けていることを
    特徴とする定着装置。
JP5558885U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0438363Y2 (ja)

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JP5558885U JPH0438363Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5171465B2 (ja) * 2008-08-05 2013-03-27 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7268469B2 (ja) * 2019-04-26 2023-05-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

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