JPH0438331Y2 - - Google Patents

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JPH0438331Y2
JPH0438331Y2 JP16576888U JP16576888U JPH0438331Y2 JP H0438331 Y2 JPH0438331 Y2 JP H0438331Y2 JP 16576888 U JP16576888 U JP 16576888U JP 16576888 U JP16576888 U JP 16576888U JP H0438331 Y2 JPH0438331 Y2 JP H0438331Y2
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JP
Japan
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rotor case
unbalance
magnet
polygon mirror
rotating polygon
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JP16576888U
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JPH0287213U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はレーザービームプリンターの光走査等
に使用される回転多面鏡型光偏向器に関するもの
である。
(従来の技術) 従来例を第4図〜第6図を用いて説明する。回
転多面鏡1を搭載するハブ6に固着されたロータ
ケース8には、回転速度信号発生用磁石(FG磁
石)2が、その下端面に固着され、更にロータケ
ース8の内側面には電動機駆動用磁石4がプリン
ト基板3に固着された電機子コイル群5と軸方向
に対向して固着されている。回転多面鏡1、ハブ
6、ローターケース8、FG磁石2、駆動用磁石
4で回転体7が構成され、この回転体7は、モー
タフレーム9、シヤフト11、軸受13等により
回転自在に支承されている。FG磁石2と、プリ
ント基板3上にFG磁石2と軸方向に対向する位
置に配設されたくし歯状発電パターン(図示せ
ず)との相対運動により、回転速度信号が発生す
る。ここで、回転多面鏡型光偏向器の回転体7の
不釣合質量(回転バランス)を修理する方法とし
ては、回転体7の一部であるローターケース8の
上端面にローターケース8の中心を中心とする円
周上に凹溝部14を設け、その凹溝部14に粘土
質の接着剤おもり12等を接着固定して修正して
いた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら前記従来の方法では以下のような
欠点があつた。
(イ) 一般に粘土質の接着剤おもり12は硬化接着
する迄の時間が長い(通常5時間〜10時間程
度)一方回転体7の不釣合修正は該回転体7を
不釣合修正装置(図示せず)に載せ、回転させ
ながら凹溝部14のおもり12を適宜、適量付
着させながらくり返し行う訳であるが、この方
法では回転時に伴う遠心力により、おもり12
の位置が移動してしまい、不釣合量の正確な修
正を行うに長時間を要していた。
(ロ) また、前記方法では、不釣合量に見合つたお
もり12の量が修正する作業者の経験的勘にた
よるところが大きく、不釣合量の調整を行うに
は熟練と技能が要求され、大量生産を行うには
非効率的なやり方であつた。
(ハ) 更に重大な欠点として、高速回転時におい
て、おもり12に作用する強力な遠心力により
飛び散つてしまうことがあるため、この方法に
よる回転体を使用した装置を動作中に思わぬ事
故、例えば飛び散つたおもりが他の重要な機能
を停止させたり或いはおもりが飛び散つたため
回転体の釣合いが狂つて大きな振動、騒音を発
生したり重大な欠陥となりうる事態を生じたり
していた。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記課題点を解決するためになされた
もので、実施例に対応する第1図〜第3図で説明
すると、本考案による回転多面鏡型光偏向器は、
回転多面鏡1と、この回転多面鏡1を搭載するハ
ブ6と、前記ハブ6に固着されたローターケース
8と、前記ローターケース8の下端面に配設され
た回転速度信号発生用のプラスチツク磁石2及び
前記ローターケース8の内側面に固着された電機
子コイル群4と、でなる光偏向器の回転体7の前
記回転速度信号発生用のプラスチツク磁石2の外
環部に、前記回転体7の不釣合修正用のおもりと
して、等間隔に同一形状のくし歯状の複数の凸部
10,10,……を設けたものである。
更にくし歯状の凸部10,10,……は、前記
回転速度信号発生用のプラスチツク磁石2により
一体に形成したものである。
(作用) 本考案による光偏向器の回転体7を不釣合修正
装置に搭載し、定められた回転数にて表示された
不釣合位置及び不釣合量を読み取る。一方、凸部
10一個あたりの不釣合修正量は既知とし、かつ
折り曲げ除去可能なように薄い肉厚で形成する。
従つて不釣合修正装置が表示した不釣合量に対応
する個数の凸部10を折り曲げ除去することによ
り、回転体7の不釣合いを容易に修正することが
できる。
(実施例) 以下、本考案を図により説明する。第1図〜第
3図は本考案の一実施例を示し、従来例と同一部
分には同一符号を付してその説明を省略する。本
考案による回転多面鏡型光偏向器の構成は、第4
図〜第6図で説明した従来例と殆ど同様である
が、異なる点は、回転多面鏡型光偏向器の不釣合
質量を修正する方法として、FG磁石2の外環部
に等間隔に同一形状のくし歯状の複数の凸部1
0,10,……を設けたことにある。この凸部1
0は、折り曲げ除去可能なように比較的薄い肉厚
にて形成し、更にFG磁石2とくし歯状の凸部1
0は、FG磁石2のプラスチツク磁石により一体
に形成したものである。
また、凸部10の大きさはできる限り小さく、
つまり軽く設定する。これにより不釣合量の修正
を高精度に行えるようにしてある。
このように構成した光偏向器の回転体7の不釣
合修正を行なうには、回転体不釣合修正装置に回
転体7を搭載し、定められた回転数にて表示され
た不釣合位置及び不釣合量を読み取り、凸部10
を所要個数折り曲げ除去することにより不釣合を
修正することができる。
尚、凸部10一個あたりの不釣合修正量は既知
であり、また凸部10はプラスチツク磁石でしか
も比較的薄い肉厚で形成されているので折り曲げ
除去が極めて容易にできる。
(考案の効果) 以上詳説した如く、本考案によれば以下のよう
な効果が期待できる。
(イ) 不釣合修正装置にて回転させながら不釣合修
正を行うにあたり、遠心力によるおもり等の移
動がないため修正作業も短時間にて行える。
(ロ) 粘土質接着剤おもりのように一旦接着硬化し
たものが遠心力により飛び散る様なことなく装
置の信頼性を飛躍的に向上させることが可能で
ある。
(ハ) 不釣合修正作業においても熟練や経験と期間
が不要となり、作業の効率化が図れるとともに
修正作業の自動化、省力化も図り易くなる。
(ニ) 更に前記FG磁石と凸部はプラスチツクマグ
ネツトにより一体形となしたため、部品点数の
低減により組立も簡便で大巾なコストダウンも
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1
図は本考案による光偏向器の断面図、第2図は
FG磁石の斜視図、第3図は第2図におけるA−
A断面図を表わす。第4図〜第6図は従来例を示
し、第4図は従来例に基づく光偏向器の断面図、
第5図はローターケースの斜視図、第6図は第5
図におけるA−A断面図である。 1……回転多面鏡、2……回転速度信号発生用
磁石、3……プリント基板、4……電動機駆動用
磁石、5……電機子コイル群、6……ハブ、7…
…シヤフト、8……ローターケース、9……モー
ターフレーム、10……凸部、11……凹溝部、
12……粘土質接着剤おもり、13……軸受。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転多面鏡1と、この回転多面鏡1を搭載す
    るハブ6と、前記ハブ6に固着されたロータケ
    ース8と、前記ロータケース8の下端面に配設
    された回転速度信号発生用のプラスチツク磁石
    2及び前記ロータケース8の内側面に固着され
    た電機子コイル群4と、でなる光偏向器の回転
    体7の前記回転速度信号発生用のプラスチツク
    磁石2の外環部に、前記回転体7の不釣合修正
    用のおもりとして、等間隔に同一形状のくし歯
    状の複数の凸部10,10,……を設けたこと
    を特徴とする回転多面鏡型光偏向器。 (2) 前記くし歯状の凹部10,10,……は、前
    記回転速度信号発生用のプラスチツク磁石2に
    より一体に形成されたことを特徴とする請求項
    1記載の回転多面鏡型光偏向器。
JP16576888U 1988-12-23 1988-12-23 Expired JPH0438331Y2 (ja)

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JP16576888U JPH0438331Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23

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JP16576888U JPH0438331Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0287213U JPH0287213U (ja) 1990-07-10
JPH0438331Y2 true JPH0438331Y2 (ja) 1992-09-08

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ID=31452555

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JPH0287213U (ja) 1990-07-10

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