JPH0438081Y2 - - Google Patents

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JPH0438081Y2
JPH0438081Y2 JP5958587U JP5958587U JPH0438081Y2 JP H0438081 Y2 JPH0438081 Y2 JP H0438081Y2 JP 5958587 U JP5958587 U JP 5958587U JP 5958587 U JP5958587 U JP 5958587U JP H0438081 Y2 JPH0438081 Y2 JP H0438081Y2
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hydraulic
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relief valve
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は、油圧装置、特に、エネルギの蓄積用
にアキユムレータを備えた油圧装置に関する。 (従来の技術) 従来の技術によるアキユムレータを備えた油圧
装置としては、例えば第4図に示すような、油圧
装置100がある。この油圧装置100は、射出
成形機に用いられる。油圧装置100は、アキユ
ムレータ101を有し、油圧アクチユエータとし
て型締シリンダ102、射出シリンダ103、ス
クリユ回転モータ104、エジエクタシリンダ1
05を有する。アキユムレータ101は、各油圧
アクチユエータに接続されている。又アクチユエ
ータに油を供給するポンプ106と、ポンプ10
6に接続されポンプ106を駆動するためのモー
タ107とが逆止弁116を介して、前記各アキ
ユムレータと各アクチユエータに接続されてい
る。又、アキユムレータの出口と入口とは、分離
されておらず出口と入口とが共に油圧ポンプ及び
各アクチユエータ回路に結合されている。このよ
うな油圧回路においては、アクチユエータの動作
とアキユムレータへのチヤージ(蓄圧)とを同時
に行なうと、アクチユエータの動作が不安定にな
るため、第5図に示す様に、アクチユエータの動
作と、アキユムレータへのチヤージが重複しない
ように作動させている。その動作は、最初に、方
向制御弁112のソレノイド123を開放して型
締シリンダ102を作動させた後、ソレノイド1
22と125とを開放して、アキユムレータ10
1と、油圧ポンプ106から油を供給して射出シ
リンダ103を作動させる。次に、ソレノイド1
27を開放して油圧ポンプ106から油を供給し
てスクリユーモータ104を作動される。その後
ソレノイド121を開放して油圧ポンプ106か
らアキユムレータ101に油を供給して油圧エネ
ルギーの蓄積を行なう。油圧エネルギーの蓄積の
後、型締シリンダ102を開放し、最後にソレノ
イド128を開放してエジエクタシリンダ105
を作動させ、成形品を成形機内から放出する。こ
こで油圧ポンプ106の吐出量が50/minとす
ると、例えば、エジエクタシリンダ105を作動
させる油量が10/minである場合、油をタンク
に戻す量すなわちリリーフ量は40/minとな
る。又、スクリユモータ104の作動に必要な油
量を20/minとすれば、30/minがリリーフ
量となり、オイルタンク119にそのまま戻され
る。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら斯かる油圧装置にあつては、油圧
ポンプ106の吐出量が50/minであつて、エ
ジエクタシリンダ105を10/minで作動させ
る場合に40/minのリリーフ量を生じる。すな
わち、油圧ポンプ106は50/minの油量を吐
出しているにもかかわらず使用される油量は、10
/minであるから効率は20%になる。 又、第5図に表わされた、アキユムレータ10
1のチヤージ時間は、アキユムレータ101をチ
ヤージするために必要な時間である。したがつて
成形時間を短くすると、アキユムレータ101の
チヤージが完了せず、従来の技術による油圧装置
では成形時間の短い製品の生産には不適当とな
る、このように、従来のアキユムレータ101を
用いた油圧装置は、アキユムレータ101へのチ
ヤージと、アクチユエータの作動を同時に行なえ
ずアクチユエータの動作に必要な油量の他の油量
は、オイルタンク119へそのまま戻すことにな
り、エネルギ効率が悪く射出成形の時間が短い即
ち生産効率の高い成形機の運転を行なえないとい
う欠点を有していた。 本考案は、上記諸点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、油圧アクチユエータの作
動中もアキユムレータの蓄圧を行うことができ、
油圧源から供給される油の使用効率を高めた油圧
装置を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 前記目的を有する本考案の油圧装置は、油圧を
蓄積するアキユムレータと、前記アキユムレータ
に接続された複数のアクチユエータと、アキユム
レータ及びアクチユエータに油を供給するためア
キユムレータ及びアクチユエータに接続された油
圧源と、油圧源の吐出し口側に接続されたリリー
フ弁とを備えリリーフ弁の出口側がアキユムレー
タに接続されているとともに、該リリーフ弁とア
キユムレータとの接続回路と、前記アキユムレー
タとアクチユエータとの接続回路との接続部に切
換手段を配置したことによつて構成される。 (作用) 油圧源から吐出される油は複数の油圧アクチユ
エータに供給され、該アクチユエータが作動す
る。この作動中、油圧アクチユエータの使用油量
が油圧源からの供給油量よりも少ない場合は、そ
の差分の超過油量がリリーフ弁及び切換手段介し
てアキユムレータに供給され、該アキユムレータ
に蓄圧される。 また、油圧アキユムレータの使用油量が油圧源
からの供給油量よりも多い場合は、その不足油量
がアキユムレータから切換手段を介して油圧アク
チユエータに供給される。 (実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。第1図には、本発明の一実施例に係る油圧回
路を示す。1はアキユムレータである。油圧回路
は、各油圧アクチユエータとして、型締シリンダ
2、射出シリンダ3、スクリユ回転モータ4、エ
ジエクタシリンダ5を備えている。油圧源として
の油圧ポンプ6はモータ7によつて回転されるよ
うになつており、油圧ポンプ6とアキユムレータ
1、型締シリンダ2、射出シリンダ3、スクリユ
回転モータ4、エジエクタシリンダ5を結ぶ回路
とは、逆止弁16によつて接続されている。各油
圧アクチユエータと油圧ポンプ6とは夫々複数の
ソレノイドを有する方向制御弁で接続されてい
る。アキユムレータ1はソレノイド21,22を
備えた切換手段としての方向制御弁11を、型締
シリンダ2はソレノイド23,24を備えた方向
制御弁12を、射出シリンダ3は、ソレノイド2
5,26を備えた方向制御弁13を、スクリユ回
転モータ4は、ソレノイド27を備えた方向制御
弁14を、エジエクタシリンダ5はソレノイド2
8,29を備えた方向制御弁15を夫々有してお
り、各アクチユエータと油圧ポンプ6及びオイル
タンク19との間の回路を開閉している。又、ス
クリユー回転モータ4にはモータの回転数を制御
するための絞り弁17が接続されている。エジエ
クタシリンダ5は、締り弁18と、エジエクタ力
を制御する減圧弁10が設けられている。一方、
油圧ポンプ6の吐出側に油圧ポンプ6の吐出圧
力、即ち油圧回路中の油圧を制御するリリーフ弁
8が設置される。リリーフ弁8の設定圧力は、
140Kgf/cm2である。すなわち、油圧ポンプ6か
ら油が吐出されて回路中の油の圧力が140Kgf/
cm2以上になるとリリーフ弁8が働く。リリーフ弁
8は2次側即ち、吐出側の圧力変動に影響されな
い外部ドレン型のシーケンス弁を用いる。このリ
リーフ弁8の2次側即ち出口側を2つに分岐し、
一方を、アキユムレータ1へのチヤージ圧力を制
御するリリーフ弁9に接続する。リリーフ弁9
は、設定圧が100Kgf/cm2である。つまり、リリ
ーフ弁8から供給される油の圧力が設定圧100Kg
f/cm2を越えるとアキユムレータ1を保護するた
めにリリーフ弁9が作動し、オイルタンク19に
油を逃がすようになつている。上記設定圧は例示
であり、油圧回路が使用される条件によつてリリ
ーフ弁8の設定圧がリリーフ弁9の設定圧よりも
大きいことを条件として変化可能である。油圧ポ
ンプ吐出量は、50/minであり、各工程に必要
な油を以下の表1に表わす。
【表】 このように構成された油圧回路によれば型締工
程を行なうために、方向制御弁12のソレノイド
23を作動させ型締めを行うために必要な油量50
/minを油圧ポンプ6から型締シリンダ2に供
給する。次いで射出工程は方向制御弁13のソレ
ノイド25と、アキユムレータに接続された方向
制御弁11のソレノイド22を作動させ、射出工
程に必要な量200/minを、油圧ポンプ6から
50/min、アキユムレータ1から150/min
供給することによつて確保する。計量工程は、方
向制御弁14のソレノイド27を作動させる。計
量工程では必要な油量が20/minである。一
方、油圧ポンプ6からは50/minの油が供給さ
れる。残りの油30/minは方向制御弁11のソ
レノイド21を作動させることによつて油圧ポン
プ6の吐出側からリリーフ弁8を経てアキユムレ
ータ1に供給される。計量工程では、スクリユ回
転モータ4に油が供給され計量が行なわれると同
時に使用されない油がリリーフ弁8と方向制御弁
11とを経て、アキユムレータ1に供給される。
計量工程の後、型開き工程の前までは方向制御弁
11のソレノイド21を作動させて本来のアキユ
ムレータ蓄圧工程が行なわれる。型開き工程は、
方向制御弁12のソレノイド24を作動させて行
ない、必要な油量50/minを油圧ポンプ6から
供給する。成形品を型から取り出すために、型内
のエジエクタを出す工程においては、必要な油量
は10/minである。この工程においては、まず
方向制御弁15のソレノイド28を作動させエジ
エクタシリンダ5に10/minの油を供給する。
同時に、方向制御弁11のソレノイド21を作動
させ、残りの40/minの油をアキユムレータの
蓄圧用に使用する。この工程にあつても、エジエ
クタシリンダ5に必要な油量を供給すると同時
に、残りの油量をアキユムレータ1へ、油圧ポン
プ6の吐出側からリリーフ弁8を経て供給する。
その後のエジエクタの戻し工程においては、方向
制御弁15のソレノイド29を作動させて、油圧
ポンプ6から必要な油量50/minを供給する。 このように本実施例の回路においては、本来の
アキユムレータ蓄圧工程の他に、計量工程で30
/minの油量及びエジエクタを出す工程におい
て、40/minの油量を油圧モータ6の吐出側に
設けられたリリーフ弁8を介して、アキユムレー
タに油圧の蓄圧用として使用することができる。
このように本実施例においては、スクリユー回転
モータ4、エジエクターシリンダ5の作動中にお
いても、アキユムレータ1の蓄圧動作を行うこと
ができる。従つて、型締シリンダ2による成形時
間が短かい成形機に対しても適用できる。 また、スクリユー回転モータ4、エジエクター
シリンダ5の使用油量が油圧ポンプ6からの供給
油量よりも少ない場合は、その差分の超過油量を
一旦アキユムレータ1に蓄圧しておき、これを射
出シリンダ3の作動時の不足油量を補完するため
に充当する。従つて、油圧ポンプ6から供給され
る油を無駄なく活用でき、油圧装置の作動効率を
高め得る。 第3図に本考案の第2の実施例を示す。この実
施例においては、油圧ポンプ6の吐出側と逆止弁
16との間に減圧弁20が設けられている。第1
の実施例において、外部ドレン型のシーケンス弁
をリリーフ弁として用いる場合、専用のリリーフ
弁に比較してリリーフ量の変化によるリリーフ圧
力の変化が大きくオーバーライト特性が劣るた
め、例えば、型締力の誤差が大きくなる場合があ
る。このような誤差が許容できる範囲にあればよ
いが型締力の高い精度を必要とする場合に、第3
図に示すような減圧弁20を、逆止弁16と油圧
ポンプ6の吐出側との間に配置し型締力を制御す
る。このとき減圧弁20の設定圧を140Kgf/cm2
と設定すればリリーフ弁はその値よりもやや高い
値に設定する。 (考案の効果) 本考案の油圧装置によれば、油圧アクチユエー
タの作動中においても、アキユムレータの蓄圧動
作を行うことができる。従つて、油圧アクチユエ
ータの作動時間が短かくても適用できる。 また、油圧アクチユエータの使用油量が油圧源
からの供給油量よりも少ない場合は、その差分の
超過油量を一旦アキユムレータに蓄圧しておき、
これを油圧アクチユエータの作動時の不足油量を
補完するために充当する。従つて、油圧源から供
給される油を無駄なく活用でき、油圧装置の作動
効率を高め得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による油圧装置の油圧回路
図、第2図は本考案による油圧装置の作動説明
図、第3図は本考案による油圧装置の他の実施例
の油圧回路図、第4図は従来の技術による油圧装
置の油圧回路図及び第5図は従来の技術による油
圧装置の作動説明図である。 符号の説明、1……アキユムレータ、2……型
締シリンダ、3……射出シリンダ、4……スクリ
ユ回転モータ、5……エジエクタシリンダ、6…
…油圧ポンプ、8,9……リリーフ弁、11,1
2,13,14,15……方向制御弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 油圧を蓄積するアキユムレータと、前記アキ
    ユムレータに接続された複数の油圧アクチユエ
    ータと、アキユムレータ及び油圧アクチユエー
    タに油を供給するため、アキユムレータ及び油
    圧アクチユエータに接続された油圧源と、油圧
    源の吐出し口側に接続されたリリーフ弁とを備
    え、リリーフ弁の出口側がアキユムレータに接
    続されているとともに、該リリーフ弁とアキユ
    ムレータとの接続回路と、前記アキユムレータ
    とアクチユエータとの接続回路との接続部に切
    換手段を配置したことを特徴とする油圧装置。 (2) 前記リリーフ弁は、外部ドレン型シーケンス
    弁であることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の油圧装置。
JP5958587U 1987-04-20 1987-04-20 Expired JPH0438081Y2 (ja)

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JPS63166701U JPS63166701U (ja) 1988-10-31
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