JPH0437609Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0437609Y2 JPH0437609Y2 JP1986179681U JP17968186U JPH0437609Y2 JP H0437609 Y2 JPH0437609 Y2 JP H0437609Y2 JP 1986179681 U JP1986179681 U JP 1986179681U JP 17968186 U JP17968186 U JP 17968186U JP H0437609 Y2 JPH0437609 Y2 JP H0437609Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- demister
- droplets
- drum
- separation drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 15
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、化学工場等において発生する気液混
合ガスや、圧縮機の吸入ガス等の中に含まれてい
る液滴分を分離して除去する装置に関する。
合ガスや、圧縮機の吸入ガス等の中に含まれてい
る液滴分を分離して除去する装置に関する。
上記のような気液混合ガスから液滴分を簡単に
除去するためには、従来は、このガスを、多層の
網材を積層したデミスタ、もしくは濾過材へ通し
ていた。
除去するためには、従来は、このガスを、多層の
網材を積層したデミスタ、もしくは濾過材へ通し
ていた。
すなわち、例えば実開昭59−20818号公報に記
載されているように、円筒状とした濾過材内を径
方向に通過させたり、あるいは実開昭60−42309
号公報に記載されているように、分離槽内へ径方
向に配設したデミスタを通過させたりしている。
載されているように、円筒状とした濾過材内を径
方向に通過させたり、あるいは実開昭60−42309
号公報に記載されているように、分離槽内へ径方
向に配設したデミスタを通過させたりしている。
分離タンクの内側面には、しばしば液滴が付着
する。この付着した液滴は、分離タンク内の被処
理ガスの流速が大きい場合などは、タンクの側壁
を伝わつて上昇し、上部デミスタに到達する。余
りにも大量の液滴がデミスタに付着すると、ガス
流における流速の大きい部分によつて、液滴は飛
沫化され、ガスとともに流出するに至る。
する。この付着した液滴は、分離タンク内の被処
理ガスの流速が大きい場合などは、タンクの側壁
を伝わつて上昇し、上部デミスタに到達する。余
りにも大量の液滴がデミスタに付着すると、ガス
流における流速の大きい部分によつて、液滴は飛
沫化され、ガスとともに流出するに至る。
今までのところ、上記の如き問題点を解決しよ
うとする提案は見当らない。たとえば、前記実開
昭60−42309号公報では、分離槽内に邪魔板を設
けることを提案しているが、この邪魔板は、ガス
供給口の附近に設けられているところから、単に
供給ガスのガス流を、調整もしくは拡散分配する
ためのものである。
うとする提案は見当らない。たとえば、前記実開
昭60−42309号公報では、分離槽内に邪魔板を設
けることを提案しているが、この邪魔板は、ガス
供給口の附近に設けられているところから、単に
供給ガスのガス流を、調整もしくは拡散分配する
ためのものである。
本考案は、上述のような問題点を解決する手段
を提供することを目的とするもので、その特徴と
するところは、気液分離ドラム内の上部にデミス
ターを設け、かつ該デミスタの周辺部直下に、内
側端に垂下片を有する受止環を設けたものであ
る。
を提供することを目的とするもので、その特徴と
するところは、気液分離ドラム内の上部にデミス
ターを設け、かつ該デミスタの周辺部直下に、内
側端に垂下片を有する受止環を設けたものであ
る。
分離ドラム内側面に付着した液滴は、受止環で
遮ぎられることにより、上昇して上部のデミスタ
に到つすることがなく、落下して下部より排出さ
れる。
遮ぎられることにより、上昇して上部のデミスタ
に到つすることがなく、落下して下部より排出さ
れる。
図において、1は、垂直円筒状をなす分離ドラ
ムで、その頂壁2の中央には排気孔2aが、底壁
3の中央には排液孔3aが、また側壁4の高さ方
向の中間部には導気筒4aが、それぞれ設けられ
ている。
ムで、その頂壁2の中央には排気孔2aが、底壁
3の中央には排液孔3aが、また側壁4の高さ方
向の中間部には導気筒4aが、それぞれ設けられ
ている。
導気筒4aは、被処理ガスたる気液混合ガス源
に接続され、排気孔2aは、ガスを使用個所へ送
るための圧縮機等に接続されている。
に接続され、排気孔2aは、ガスを使用個所へ送
るための圧縮機等に接続されている。
分離ドラム1内には、複数の金属製の網板もし
くは多孔板を積層してなる水平のデミスタ5が、
分離ドラム1を横切るようにして配設されてい
る。
くは多孔板を積層してなる水平のデミスタ5が、
分離ドラム1を横切るようにして配設されてい
る。
デミスタ5の周辺部の直下において、分離ドラ
ム1の内面には、内側端に垂下片6aを有する水
平の受止環6が止着されている。
ム1の内面には、内側端に垂下片6aを有する水
平の受止環6が止着されている。
受止環6は、分離ドラム1の側面付近のガスの
上昇を阻止することにより、分離ドラム1の側壁
を伝つて上昇する液滴あるいは該側壁に沿つて流
れるガスが液化して、この液滴がデミスタ5内へ
流入するのを防止する。しかも、受止環の内側端
に垂下片を設けてあるから、ドラムの側壁を伝つ
て上昇する液滴等が、デミスタ内へ侵入するのが
防止される。
上昇を阻止することにより、分離ドラム1の側壁
を伝つて上昇する液滴あるいは該側壁に沿つて流
れるガスが液化して、この液滴がデミスタ5内へ
流入するのを防止する。しかも、受止環の内側端
に垂下片を設けてあるから、ドラムの側壁を伝つ
て上昇する液滴等が、デミスタ内へ侵入するのが
防止される。
本考案によると、簡単な構成であるにも拘ら
ず、ガス中の液滴を効果的に除去することができ
る。
ず、ガス中の液滴を効果的に除去することができ
る。
図は、本考案の気液分離ドラムの一実施例を略
示する正面図である。 1……分離ドラム、2……頂壁、2a……排気
孔、3……底壁、3a……排液孔、4……側壁、
4a……導気筒、5……デミスタ、6……受止
環、6a……垂下片。
示する正面図である。 1……分離ドラム、2……頂壁、2a……排気
孔、3……底壁、3a……排液孔、4……側壁、
4a……導気筒、5……デミスタ、6……受止
環、6a……垂下片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ドラム内の上部にデミスターを設け、かつ該
デミスターの周辺部直下に、内側端に垂下片を
有する受止環を設けてなる気液分離ドラム。 (2) デミスターが金属製の網板もしくは多孔板を
積層してなるものである実用新案登録請求の範
囲第(1)項に記載の気液分離ドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986179681U JPH0437609Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986179681U JPH0437609Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6386821U JPS6386821U (ja) | 1988-06-06 |
JPH0437609Y2 true JPH0437609Y2 (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=31122952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986179681U Expired JPH0437609Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437609Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015129604A1 (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-03 | 三菱重工業株式会社 | デミスタユニットおよびこれを備えたegrシステム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008102454A1 (ja) * | 2007-02-23 | 2008-08-28 | Daikin Industries, Ltd. | 油分離器及び冷凍装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS566791Y2 (ja) * | 1976-12-17 | 1981-02-14 |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP1986179681U patent/JPH0437609Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015129604A1 (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-03 | 三菱重工業株式会社 | デミスタユニットおよびこれを備えたegrシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6386821U (ja) | 1988-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1197477A (en) | Airline vapor trap | |
EP2484425A1 (en) | Filter assembly and method | |
JPH0716573B2 (ja) | 気一液分離および濾過の方法および装置 | |
JPH0732892Y2 (ja) | オイルフィルタ | |
US4673499A (en) | Water separator and filter for liquid hydrogens | |
JPH0437609Y2 (ja) | ||
US7044308B2 (en) | Apparatus for the removal of suspended solids and entrained oil from an aqueous solution | |
US4544483A (en) | Dynamic, reverse-flow oil purifier device | |
CN214020012U (zh) | 一种废气处理喷淋塔 | |
US5030262A (en) | Air vapor trap and drain therefore | |
JPH11104409A (ja) | 液体処理用のフィルタ | |
JPH04183911A (ja) | 内燃機関におけるブローバイガスの気液分離装置 | |
CN107875798A (zh) | 蒸汽排放口水滴捕捉装置 | |
JPH03242206A (ja) | 濾過装置 | |
JPS6323930Y2 (ja) | ||
JP2749880B2 (ja) | 液体中の気体除去装置 | |
JP3073131B2 (ja) | オイルミスト分離回収装置 | |
JPH09308869A (ja) | 塵埃除去装置 | |
JPH0675661B2 (ja) | 気液分離装置 | |
CN207913430U (zh) | 蒸汽排放口水滴捕捉装置 | |
JPH0427521Y2 (ja) | ||
SU428765A1 (ru) | Уст1(>&ойсгво для мокрой очистки газов | |
JPH038377Y2 (ja) | ||
JPS59206020A (ja) | 液体の濾過装置 | |
JPH0728904Y2 (ja) | オイルフィルタエレメントおよびこれを利用したオイルミストコレクタ |