JPH0437516A - プラスチック成形体の成形方法 - Google Patents
プラスチック成形体の成形方法Info
- Publication number
- JPH0437516A JPH0437516A JP14416090A JP14416090A JPH0437516A JP H0437516 A JPH0437516 A JP H0437516A JP 14416090 A JP14416090 A JP 14416090A JP 14416090 A JP14416090 A JP 14416090A JP H0437516 A JPH0437516 A JP H0437516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molten plastic
- injection
- pressure
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 24
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 24
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はプラスチック射出成形において、製品が大型化
しても装置を大がかりにすることなく、しかも強度を確
保して成形体を成形し得る成形方法に関する。
しても装置を大がかりにすることなく、しかも強度を確
保して成形体を成形し得る成形方法に関する。
（従来の技術）
従来、射出成形によるプラスチック製品の成形は、型締
めした金型のキャビティ内に溶融プラスチックを射出し
これを冷却固化させて成形するようにしている。
めした金型のキャビティ内に溶融プラスチックを射出し
これを冷却固化させて成形するようにしている。
（発明が解決しようとするｍｌ！り
しかし周知のように、射出成形においてはキャビティ内
への充填圧が成形品の品質に大きく係り、この圧力が不
足するとヒケ、巣、しわ等の不良の原因となることから
、大きな製品を成形しようとする場合には、いきおい大
きな射出成形機を用いて型締め力を増大させるような処
置を採らざるを得なかった。又一方かかる大きな成形品
の場合には、成形品自体の剛性を確保することがむづか
しいという問題もあった。
への充填圧が成形品の品質に大きく係り、この圧力が不
足するとヒケ、巣、しわ等の不良の原因となることから
、大きな製品を成形しようとする場合には、いきおい大
きな射出成形機を用いて型締め力を増大させるような処
置を採らざるを得なかった。又一方かかる大きな成形品
の場合には、成形品自体の剛性を確保することがむづか
しいという問題もあった。
（課題を解決するための手段）
かかる課題を解決するため、本発明は金型の型締め直前
から溶融プラスチックの射出を開始し、射出圧と金型の
型締め圧とによってキャビティ内に溶融プラスチックを
充填させるようにした。
から溶融プラスチックの射出を開始し、射出圧と金型の
型締め圧とによってキャビティ内に溶融プラスチックを
充填させるようにした。
又、型締め後厚肉部内部にガスを注入して中空部を形成
するようにした。
するようにした。
（作用）
キャビティ内への溶融プラスチツークの充填圧が従来の
ように射出圧のみならず、型締め圧も活用されているた
め、小さな射出成形機でも大きな成形体の製作が可能と
なる。又内部にガスを注入することにより更に成形圧を
増大させることが出来る。しかもガス注入によって形成
された中空部によって製品自体の剛性が増す。
ように射出圧のみならず、型締め圧も活用されているた
め、小さな射出成形機でも大きな成形体の製作が可能と
なる。又内部にガスを注入することにより更に成形圧を
増大させることが出来る。しかもガス注入によって形成
された中空部によって製品自体の剛性が増す。
（実施例）
本発明の成形方法の実施例について添付した図面に基づ
き説明する。
き説明する。
′ｉＪ１図から第４図は本発明の成形方法の一実施例を
示す作用図である。
示す作用図である。
′ｓ１図から第４図に示すように、本実施例の金型は固
定型取付板１に取り付けられた固定型２と、可動型取付
板３にスペーサ４を介して取り付けられた可動型５が一
対となって構成され、可動型５が固定型２上を上下動自
在とされている。そして可動型５と固定型２の型合せ面
に形成されるキャビティ６に溶融プラスチックを射出す
るため、固定型２には射出ノズル７が設けられており、
又キャビティ６に充填された溶融プラスチック内に高圧
ガスを注入するためのガス注入機構８が可動型５に設け
られている。
定型取付板１に取り付けられた固定型２と、可動型取付
板３にスペーサ４を介して取り付けられた可動型５が一
対となって構成され、可動型５が固定型２上を上下動自
在とされている。そして可動型５と固定型２の型合せ面
に形成されるキャビティ６に溶融プラスチックを射出す
るため、固定型２には射出ノズル７が設けられており、
又キャビティ６に充填された溶融プラスチック内に高圧
ガスを注入するためのガス注入機構８が可動型５に設け
られている。
一方第３図の一部拡大図である′ｆＳＳ図に示すように
固定型２と可動型５の型合せ面には、キャビテイ６端部
に連なるスリ合せ部９を設けてパリ止めを行なうよう構
成するとともに、更にその外方にはシール部１０を設け
ている。
固定型２と可動型５の型合せ面には、キャビテイ６端部
に連なるスリ合せ部９を設けてパリ止めを行なうよう構
成するとともに、更にその外方にはシール部１０を設け
ている。
このような金型において、型開きした第１図の状態から
可動型５を降下させて型閉めを行なう。
可動型５を降下させて型閉めを行なう。
そして第２図に示すように固定型２と可動型５が型合せ
する直前に、射出ノズル７から溶融プラスチック１１を
射出する。この射出開始時の固定型２と可動型５の隙間
は、例えは本実施例では０〜１０ｍｍの範囲のうち３ｍ
ｍ程度としており、又型閉め速度、溶融プラスチックの
射出速度等を勘案して任意の値を設定する。
する直前に、射出ノズル７から溶融プラスチック１１を
射出する。この射出開始時の固定型２と可動型５の隙間
は、例えは本実施例では０〜１０ｍｍの範囲のうち３ｍ
ｍ程度としており、又型閉め速度、溶融プラスチックの
射出速度等を勘案して任意の値を設定する。
このためキャビティ６内の溶融プラスチック１１は型締
め圧と射出圧の両者によって第３図のようにキャビティ
内で圧縮されて充填されることとなり、十分な成形圧が
与えられる。
め圧と射出圧の両者によって第３図のようにキャビティ
内で圧縮されて充填されることとなり、十分な成形圧が
与えられる。
次いで型締めとほぼ同時か又はその直後に、ガス注入機
構８によって溶融プラスチック１１内に高圧ガスを注入
し、第４図に示すように中空部１２を形成する。このた
め溶融プラスチック１１に加わる成形圧は一層強まり、
ヒケ、変形の発生といった不具合を防止することが出来
るのみならず、中空とすることによって成形品の剛性を
高めることが出来る。
構８によって溶融プラスチック１１内に高圧ガスを注入
し、第４図に示すように中空部１２を形成する。このた
め溶融プラスチック１１に加わる成形圧は一層強まり、
ヒケ、変形の発生といった不具合を防止することが出来
るのみならず、中空とすることによって成形品の剛性を
高めることが出来る。
その後冷却固化後に型開きして成形品を取り出すが、成
形圧が十分与えられた成形品の外観及び品質は良好であ
る。
形圧が十分与えられた成形品の外観及び品質は良好であ
る。
一方、溶融プラスチックの射出時に射出圧を変化させる
ようにしても良い。すなわち完全に型締めする前の射出
圧を低くし、型締め後は高くするようにする。
ようにしても良い。すなわち完全に型締めする前の射出
圧を低くし、型締め後は高くするようにする。
（発明の効果）
以上のように本発明の成形方法は、溶融プラスチックを
キャビティ内に充填するに際し、金型の型締め圧を利用
して充填するようにしたため、大型の成形品を成形する
際にも左程大きな射出成形機を必要とせず設備費が安価
となる。又溶融プラスチック内にガスを注入することに
よってその圧力をも活用出来−層成形量の品質を向上さ
せることが出来るのみならず製品自体の剛性をも向上さ
せることが出来る。
キャビティ内に充填するに際し、金型の型締め圧を利用
して充填するようにしたため、大型の成形品を成形する
際にも左程大きな射出成形機を必要とせず設備費が安価
となる。又溶融プラスチック内にガスを注入することに
よってその圧力をも活用出来−層成形量の品質を向上さ
せることが出来るのみならず製品自体の剛性をも向上さ
せることが出来る。
第１図から第４区は本発明の成形方法の一実施例を説明
するための作用図、第５図はその一部拡大図である。 なお、図面中２は固定型、５は可動型、６はキャビティ
、７は射出ノズル、８はガス注入機構、１１は溶融プラ
スチック、１２は中空部を示す。 ｌ 第 因 第 図 第 図 第 図
するための作用図、第５図はその一部拡大図である。 なお、図面中２は固定型、５は可動型、６はキャビティ
、７は射出ノズル、８はガス注入機構、１１は溶融プラ
スチック、１２は中空部を示す。 ｌ 第 因 第 図 第 図 第 図
Claims (2)
- （１）金型のキャビティ内に溶融プラスチックを射出し
プラスチック成形体を成形する成形方法において、この
方法は金型の型締め直前から溶融プラスチックの射出を
開始し、射出圧と金型の型締め圧によってキャビティ内
に溶融プラスチックを充填するようにしたことを特徴と
するプラスチック成形体の成形方法。 - （２）前記金型の型締め後厚肉部内部にガスを注入して
中空部を形成するようにしたことを特徴とする請求項第
１に記載のプラスチック成形体の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2144160A JP2780853B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | プラスチック成形体の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2144160A JP2780853B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | プラスチック成形体の成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0437516A true JPH0437516A (ja) | 1992-02-07 |
| JP2780853B2 JP2780853B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=15355596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2144160A Expired - Fee Related JP2780853B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | プラスチック成形体の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2780853B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58167132A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 射出圧縮成形装置 |
| JPS62132620A (ja) * | 1985-12-04 | 1987-06-15 | Daiwa Giken Kogyo Kk | プラスチツク製成形体とその製造方法 |
-
1990
- 1990-06-01 JP JP2144160A patent/JP2780853B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58167132A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 射出圧縮成形装置 |
| JPS62132620A (ja) * | 1985-12-04 | 1987-06-15 | Daiwa Giken Kogyo Kk | プラスチツク製成形体とその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2780853B2 (ja) | 1998-07-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3174962B2 (ja) | プラスチック成形において表面性向上のためのガス利用方法 | |
| JPS63268611A (ja) | 偏肉補強部構造を有する合成樹脂成形品の製造法 | |
| EP0800906A4 (en) | DOOR TYPE INJECTION MOLDING METHOD WITH VALVE AND APPARATUS THEREFOR | |
| KR920702278A (ko) | 플래스틱 제품의 성형에 있어서의 가스 조력의 이용방법 | |
| CA2195458A1 (en) | Method and apparatus for manufacturing an injection-molded article with outer film secured thereto | |
| KR880006028A (ko) | 디스크 사출 성형 방법 | |
| CA2154435A1 (en) | Method for producing thermoplastic resin molded article and mold assembly therefor | |
| JPH01299752A (ja) | ダイカスト鋳造法 | |
| JP2691581B2 (ja) | 射出成形装置およびこれを用いる射出成形方法 | |
| JPH0437516A (ja) | プラスチック成形体の成形方法 | |
| JPH01168425A (ja) | 中空成形品の製法 | |
| JPH03502433A (ja) | 共通金型部分を分離補助金型部と共に使用する際の固定射出成形 | |
| JP3232048B2 (ja) | ２材質からなる成形品の成形方法および成形用金型 | |
| JPH08174603A (ja) | 複合成形方法及び射出成形機 | |
| JPS6485718A (en) | Manufacture of molded product made of thermoplastic elastomer resin | |
| JPH0462118A (ja) | 中空樹脂成形品の成形方法 | |
| JPH0976291A (ja) | 異種材料からなる成形品の成形方法および成形用金型 | |
| JPS6487051A (en) | Vacuum die casting method and apparatus thereof | |
| JP4233005B2 (ja) | インモールドコート方法 | |
| JPH0478510A (ja) | 中空樹脂製品の製造方法 | |
| JPH02125711A (ja) | 射出成形方法 | |
| JPS63242621A (ja) | 射出成形方法 | |
| JPS5924492Y2 (ja) | 合成樹脂射出成形用金型 | |
| JPS62244610A (ja) | 樹脂の多層成形方法 | |
| SU1613345A2 (ru) | Способ изготовлени крупногабаритных толстостенных изделий из термопластов литьем под давлением на термопластавтомате |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |