JPH0437449Y2 - - Google Patents

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JPH0437449Y2
JPH0437449Y2 JP5486787U JP5486787U JPH0437449Y2 JP H0437449 Y2 JPH0437449 Y2 JP H0437449Y2 JP 5486787 U JP5486787 U JP 5486787U JP 5486787 U JP5486787 U JP 5486787U JP H0437449 Y2 JPH0437449 Y2 JP H0437449Y2
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JP
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tape
female
seat plate
snap
male
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JP5486787U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複数個の雌スナツプを所定間隔で一
体成形によりテープに取付けてなる雌側テープ
と、複数個の雄スナツプを前記所定間隔で一体成
形によりテープに取付けてなる雄側テープとから
なり、衣服等の掛け合せ部、袋の開口部等に使用
されるところのテープ付きスナツプに関するもの
である。
(従来の技術) 複数個の雌スナツプ又は雄スナツプをテープに
一体成形により取付ける場合、所定間隔で成形品
空室を設けた上下の金型の間に、該成形品空室の
間隔で孔の穿設されたテープを、その間隔を一致
させて配設した後、上下金型を閉じて溶融樹脂材
料を注入することにより行なつている。
この場合、金型の成型品空室に配設されたテー
プが、溶融樹脂の流動圧でたるんだり、溶融樹脂
の注入時にテープの位置がずれたりするのを防止
するために、成型品空室内へ、上下金型からそれ
ぞれピンを突出させ、このピンによつて成型品空
室内に配設されたテープの孔の周囲を挟んで支持
させ、常にテープが成型品空室内において水平に
保持されるようにしている。
このため、第6図の断面図及び第7図の底面図
に示すように、出来上つた雄側テープの雄スナツ
プ又は雌側テープの雌スナツプ(図示せず)の両
面、すなわち嵌合雄側座板1の嵌合突起2の周囲
と嵌合反対側の雄取付座板3(雌側テープの雌ス
ナツプの場合は、嵌合雌側座板の嵌合受孔の周囲
と嵌合反対側の雌取付座板)のそれぞれに、金型
のピンによる多数の金型ピン孔4a,4bが開口
するようになる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、雌スナツプと雄スナツプの嵌合側に
開口した金型ピン孔は、雌スナツプと雄スナツプ
の嵌合によつて隠れるようになるから問題はない
が、嵌合反対側の雄取付座板又は雌取付座板に開
口した金型ピン孔は、雄取付座板又は雌取付座板
のいずれか一方若しくは両方が外側となつて外部
に露出するため、その外観体裁が非常に悪くなる
といつた問題点があつた。
本考案は、雄取付座板又は雌取付座板の一方又
は両方の金型ピン孔が隠蔽されると同時に、良好
なる装飾性が付与されるところのテープ付きスナ
ツプを提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、テープ
付きスナツプを以下のような構成とした。
即ち、嵌合受穴の周囲に多数の金型ピン孔を有
する嵌合雌側座板及び中央部の周囲に多数の金型
ピン孔を有する雌取付座板からなる雌スナツプの
複数個を、所定間隔でテープに一体成形により取
付けた雌側テープと、嵌合突起の周囲に多数の金
型ピン孔を有する嵌合雄側座板及び中央部の周囲
に多数の金型ピン孔を有する雄取付座板からなる
雄スナツプの複数個を、前記雌側テープの雌スナ
ツプと同一間隔でテープに一体成形により取付け
た雄側テープとからなるテープ付きスナツプにお
いて、前記雌取付座板又は雄取付座板の一方又は
両方の周縁部に、キヤツプ係止用細径段部を形成
し、これら雌取付座板又は雄取付座板を被冠する
キヤツプの開口周縁部を、前記キヤツプ係止用段
部に係止させたことを特徴とするテープ付きスナ
ツプを要旨としている。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳説する
と以下の通りである。
尚、テープ付きスナツプは、雌側テープと雄側
テープで構成されるものであるが、説明の都合上
雌側テープについて詳細に図示説明し、雄側テー
プについては拡大断面図を示して、簡単な説明に
止めるものとする。
第1図は実施例に係るテープ付きスナツプを構
成する雌側テープの一部を示す平面図、第2図は
第1の実施例の場合の第1図における−線拡
大断面図、第3図は第2の実施例の場合の第1図
における−線拡大断面図、第4図は雄側テー
プの雄スナツプに本考案を実施した場合の拡大断
面図、第5図は本考案を実施した場合の雌スナツ
プ及び雄スナツプの底面図である。
第1図に示した雌側テープは、長尺のテープ5
に多数の雌スナツプ6が所定の間隔で一体成形さ
れたものである。
そして第1の実施例は、第1図の−線断面
を拡大した第2図に示すように、嵌合受穴7の周
囲に多数の金型ピン孔4aを有する嵌合雌側座板
8及び中央部の周囲に多数の金型ピン孔4bを有
する雌取付座板9が一体に形成された雌スナツプ
6において、前記雌取付座板9の周縁部にキヤツ
プ係止用細径段部10を形成し、この雌取付座板
9を被冠する金属製のキヤツプ11の開口周縁部
12を、前記キヤツプ係止用段部10に係止させ
た構成となつている。
この場合のキヤツプ11の開口周縁部12は、
予め縮径されたものが使用されるが、単に縮径す
るだけでなく、割目若しくは鋸歯を施したものと
してもよく、またキヤツプの材質は合成樹脂であ
つてもよい。
このように雌取付座板9を金属製のキヤツプ1
1で被冠することによつて、第5図に示す如く、
雌取付座板9に開口する金型ピン孔4bは、キヤ
ツプ11によつて隠蔽されて露出せず、金属光沢
若しくは着色樹脂の色彩が外観されるようになつ
て、外観体裁と装飾性が良好となる。
また、第2の実施例に係るテープ付きスナツプ
の雌スナツプは、雌取付座板9の周縁部にキヤツ
プ係止用細径段部10を形成し、金属製のキヤツ
プ本体13がくるみ生地14でくるまれたキヤツ
プ11aの開口周縁部12を、前記キヤツプ係止
用段部10に係止させた構成となつており、他の
構成部分は第1の実施例と同様であるので説明を
省略する。
このように、金属製のキヤツプ本体13がくる
み生地14でくるまれたキヤツプ11aを、雌取
付座板9に被冠することによつて、雌取付座板9
に開口する金型ピン孔4bは隠蔽されて露出しな
くなり、表面には、くるみ生地の色彩、模様等が
顕出されるようになり、第1の実施例と同様に外
観体裁と装飾性が良好となる。
以上はいずれも、テープ付きスナツプを構成す
る雌側テープの雌スナツプについての説明である
が、雄側テープの雄スナツプについても同様であ
る。
すなわち、第4図にその1例を示すように、嵌
合突起2の周囲に多数の金型ピン孔4aを有する
嵌合雄側座板1及び中央部の周囲に多数の金型ピ
ン孔4bを有する雄取付座板3が一体に形成され
た雄スナツプ15において、前記雄取付座板3の
周縁部に、キヤツプ係止用細径段部10を形成
し、前記雄取付座板3を被冠する金属製のキヤツ
プ11の開口周縁部12を、前記キヤツプ係止用
段部10に係止させた構成とするのである。
尚、雄スナツプについても、雌スナツプと同様
に、金属製のキヤツプ本体をくるみ生地でくるん
だキヤツプが使用される場合があることはいうま
でもない。
(考案の作用効果) 以上のように構成した本考案のテープ付きスナ
ツプは、雌取付座板又は雄取付座板が、キヤツプ
で被冠されることによつて、雌取付座板又は雄取
付座板に開口する金型ピン孔が、隠蔽されて露出
しなくなり、キヤツプ自体が保有する色彩や模様
が表面に現れ、体裁の良好な多品種のテープ付き
スナツプが提供できる。
従つて、本考案によれば、雄取付座板又は雌取
付座板の一方又は両方の金型ピン孔が隠蔽されて
外観体裁と装飾性に優れたテープ付きスナツプを
提供することができる効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係るテープ付きスナツプを構
成する雌テープの一部を示す平面図、第2図は第
1の実施例の場合の第1図における−線拡大
断面図、第3図は第2実施例の場合の第1図にお
ける−線拡大断面図、第4図は雄テープの雄
スナツプに本考案を実施した場合の拡大断面図、
第5図は本考案を実施した場合の雌スナツプ及び
雄スナツプの底面図、第6図は従来のテープ付き
スナツプを構成する雄テープの一部拡大断面図、
第7図は同底面図である。 1……嵌合雄側座板、2……嵌合突起、3……
雄取付座板、4a,4b……金型ピン孔、5……
テープ、6……雌スナツプ、7……嵌合受穴、8
……嵌合雌側座板、9……雌取付座板、10……
キヤツプ係止用細径段部、11,11a……キヤ
ツプ、12a,12b……開口周縁部、13……
キヤツプ本体、14……くるみ生地、15……雄
スナツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 雌スナツプの複数個を、所定間隔でテープに
    一体成形により取付けた雌側テープと、雄スナ
    ツプの複数個を、前記雌側テープの雌スナツプ
    と同一間隔でテープに一体成形により取付けた
    雄側テープとからなるテープ付きスナツプにお
    いて、前記雌取付座板又は雄取付座板の一方又
    は両方の周縁部にキヤツプ係止用細径段部を形
    成し、これら雌取付座板又は雄取付座板を被冠
    するキヤツプの開口周縁部を、前記キヤツプ係
    止用段部に係止させたことを特徴とするテープ
    付きスナツプ。 2 キヤツプは、くるみ生地でくるまれたもので
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載のテー
    プ付きスナツプ。 3 キヤツプは、その開口周縁部に割目又は鋸歯
    を設けたものである実用新案登録請求の範囲第
    1項又は第2項記載のテープ付きスナツプ。
JP5486787U 1987-04-11 1987-04-11 Expired JPH0437449Y2 (ja)

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JP5486787U JPH0437449Y2 (ja) 1987-04-11 1987-04-11

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JP5486787U JPH0437449Y2 (ja) 1987-04-11 1987-04-11

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JPS63161512U JPS63161512U (ja) 1988-10-21
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JP5491552B2 (ja) * 2012-02-13 2014-05-14 南都子 千壽 二層テープ付きスナップ

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JPS63161512U (ja) 1988-10-21

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