JPH04372755A - Ｖｔｒタイマ録画予約時間設定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はＶＴＲのタイマ録画予約
時間設定装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、ＶＴＲタイマ録画予約時間設定装
置には、録画予約する月日または曜日と時刻で録画時間
を設定するものが考えられている。

【０００３】従来のＶＴＲタイマ録画予約時間設定装置
としては、例えば表示を利用して対話形式でタイマ録画
予約時間情報を入力するものなどが挙げられる。

【０００４】以下に、従来のＶＴＲタイマ録画予約時間
設定装置の一例について説明する。図２はこの従来のＶ
ＴＲタイマ録画予約時間設定装置を示すものである。図
２において、１は予約月を設定する第１のスイッチ、２
は予約日を設定する第２のスイッチ、３は予約開始時を
設定する第３のスイッチ、４は予約開始分を設定する第
４のスイッチ、５は予約終了時を設定する第５のスイッ
チ、６は予約終了分を設定する第６のスイッチ、７はタ
イマ録画予約情報を表示する第１の表示手段であり、こ
れらのスイッチで決定されるタイマ録画予約情報はタイ
マ録画予約時間管理手段９に入力されて管理される。ま
た、現在時間管理手段８は現在の時間を管理している。

【０００５】以上のように構成されたＶＴＲタイマ録画
予約時間設定装置について、以下その動作について説明
する。まず、タイマ録画予約時間設定を始めるためにタ
イマ録画予約をしたい月日を設定する。月日の設定は第
１のスイッチ１で月の設定を、第２のスイッチ２で日の
設定を行う。第１のスイッチ１を１回押す度に表示手段
７の予約月表示は１月，２月，３月，・・・，１２月，
１月，・・・と巡回して変化していき、第２のスイッチ
２も同様に表示手段７の予約日表示が１日，２日，・・
・，３１日，１日，・・・などと予約月に応じた日にち
で巡回して変化していく。このように第１と第２のスイ
ッチ１，２を所定の回数押すことによりタイマ録画予約
月日の情報がタイマ録画予約時間管理手段９に入力され
る。次に、タイマ録画予約したい開始時刻を第３と第４
のスイッチ３，４で設定する。第３のスイッチ３は録画
予約開始時を設定するスイッチであり、１回押す度に表
示手段７の予約開始時表示は午前１時，午前２時，・・
・，午前１２時，午後１時，午後２時，・・・，午後１
２時，午前１時，・・・と巡回して変化していく。第４
のスイッチ４は録画予約開始分を設定するスイッチであ
り、１回押す度に表示手段７の予約開始分表示は００分
，０１分，・・・，５９分，００分，・・・と巡回して
変化していく。このように第３と第４のスイッチ３，４
を所定の回数押すことによりタイマ録画予約開始時刻の
情報がタイマ録画予約時間管理手段９に入力される。 さらに、タイマ録画予約したい終了時刻を第５と第６の
スイッチ５，６で設定する。第５のスイッチ５は録画予
約終了時を設定するスイッチであり、１回押す度に表示
手段７の予約終了時表示は午前１時，午前２時，・・・
，午前１２時，午後１時，午後２時，・・・，午後１２
時，午前１時，・・・と巡回して変化していく。第６の
スイッチ６は録画予約終了分を設定するスイッチであり
、１回押す度に表示手段７の予約終了分表示は００分，
０１分，・・・，５９分，００分，・・・と巡回して変
化していく。このように第５と第６のスイッチ５，６を
所定の回数押すことによりタイマ録画予約終了時刻の情
報がタイマ録画予約時間管理手段９に入力される。

【０００６】この様にして、タイマ録画予約の時間情報
が一通りタイマ録画予約時間管理手段９に設定される。 タイマ録画予約時間管理手段９は、現在時間管理手段８
が管理する現在時間と開始時刻が一致すればＶＴＲを録
画させ、現在時間が終了時刻と一致すればＶＴＲの録画
を終了させる。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、録画したい番組の前後に番組に関係のな
いＣＭや他の番組の一部が録画されていても構わないと
いうような、正確な時間に録画予約を必ずしもする必要
のない用途においても、録画開始、終了時間を分単位で
入力しなければならずタイマ録画予約時間設定の手順が
煩雑であり、分かりにくいという問題点を有していた。

【０００８】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、タイマ録画予約時間情報の入力手順が簡単で分かり
やすいＶＴＲタイマ録画予約時間設定装置を提供するこ
とを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のＶＴＲタイマ録画予約時間設定装置は、タイ
マ録画の予約開始を設定する予約開始スイッチと、予約
項目の内容を選択する選択スイッチと、前記予約項目の
内容を確定する確定スイッチとでなるタイマ録画予約時
間入力手段と、前記予約項目の内容を表示するタイマ録
画予約情報表示手段と、前記タイマ録画の予約時間を管
理するタイマ録画予約時間管理手段と、現在の時刻を管
理する現在時間管理手段と、前記予約項目のうち「時間
帯」の確定に応じて、前記予約項目として録画開始時刻
を提示する録画開始時刻提示手段と、で構成される。

【００１０】

【作用】本発明は上記した構成により、ＶＴＲタイマ録
画予約の時間設定を行う場合に、第２の表示手段に表示
されるタイマ録画予約情報に従いタイマ録画予約時間入
力手段の予約開始スイッチ，選択スイッチおよび確定ス
イッチを使用して、タイマ録画予約を行う曜日と時間帯
を録画開始時刻提示手段に入力する。録画開始時刻提示
手段は、入力された時間帯よりタイマ録画予約開始時刻
を第２の表示手段に表示させる。利用者は、選択スイッ
チおよび確定スイッチを使用して望むタイマ録画予約開
始時刻を入力する。録画時間推定手段は、入力された曜
日と時刻よりタイマ録画時間を推定し第２の表示手段に
表示させる。利用者は、選択スイッチおよび確定スイッ
チを使用して望むタイマ録画時間を選択する。タイマ録
画予約時間管理手段は、選択されたタイマ録画予約開始
曜日および時刻とタイマ録画時間からタイマ録画予約を
行う開始時刻と終了時刻を記憶し、現在時間管理手段が
管理する現在時間と開始時刻が一致すればＶＴＲを録画
させ、現在時間が終了時刻と一致すればＶＴＲの録画を
終了させる。

【００１１】

【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。

【００１２】図１は本発明の実施例におけるＶＴＲタイ
マ録画予約時間設定装置を示すものである。図１におい
て、タイマ録画予約時間入力手段１０６は、予約開始を
設定する予約開始スイッチ１００と、予約項目（「予約
日」，「時間帯」，「録画開始時刻」，「録画時間」な
ど）の内容を選択する選択スイッチ１０１と、選択され
た予約項目の内容を確定する確定スイッチ１０２とで構
成される。これらのスイッチで入力されたタイマ録画予
約情報は第２の表示手段１０３に表示される。タイマ録
画予約時間入力手段１０６によって入力された「時間帯
」および「曜日」から、録画開始時刻提示手段１０４は
録画を開始すべき「録画開始時刻」を提示し、録画時間
推定手段１０５は録画すべき「録画時間」を推定する。 現在時間管理手段８、タイマ録画予約時間管理手段９は
従来例で述べたものと同じものである。

【００１３】以上のように構成された本実施例のＶＴＲ
タイマ録画予約時間設定装置について、以下その動作に
ついて説明する。タイマ録画予約時間入力手段１０６の
予約開始スイッチ１００が押されると、第２の表示手段
１０３はタイマ録画の「予約日」の入力を促す表示とな
る。利用者はタイマ録画予約時間入力手段１０６の選択
スイッチ１０１と、確定スイッチ１０２を用いてタイマ
録画の予約日を入力する。具体的にはまず、第２の表示
手段１０３は今日の曜日を点滅表示する。利用者が選択
スイッチ１０１を押すと第２の表示手段１０３は明日の
曜日を点滅表示する。以下、選択スイッチ１０１が押さ
れる度に第２の表示手段１０３の曜日表示が変わってい
く。確定スイッチ１０２を押すと、第２の表示手段１０
３は点滅表示された曜日を点灯表示とし、確定されたこ
の曜日を録画時間推定手段１０５に転送する。

【００１４】次に、第２の表示手段１０３はタイマ録画
予約を開始する「時間帯」の点滅表示を行い、利用者に
タイマ録画予約開始時刻の入力を促す。時間帯表示の種
類は「朝」，「昼」，「夕方」，「夜」，「深夜」とす
る。第２の表示手段１０３は、現在時間管理手段８が管
理する現在時間に応じた時間帯をまず点滅表示させる。 利用者は選択スイッチ１０１と、確定スイッチ１０２を
用いてタイマ録画予約の時間帯を入力する。利用者が選
択スイッチ１０１を押すと第２の表示手段１０３は次の
時間帯を点滅表示する。以下、選択スイッチ１０１が押
される度に第２の表示手段１０３の時間帯の内容が巡回
して変わっていく。確定スイッチ１０２を押すと、第２
の表示手段１０３は点滅表示された時間帯を点灯表示と
し、確定されたこの時間帯を録画開始時刻提示手段１０
４に転送する。録画開始時刻提示手段１０４は、確定さ
れた時間帯での「録画開始時刻」を第２の表示手段を通
して点滅表示する。利用者は選択スイッチ１０１と、確
定スイッチ１０２を用いて録画開始時刻を入力する。利
用者が選択スイッチ１０１を押すと、録画開始時刻提示
手段１０４は第２の表示手段１０３を通して、３０分刻
みなど時間帯に応じた適当な間隔で次の録画開始時刻を
点滅表示する。録画開始時刻の表示間隔は、録画開始時
刻提示手段１０４が時間帯に応じて予め定めるものとす
る。以下、選択スイッチ１０１が押される度に第２の表
示手段１０３の録画開始時刻の内容が巡回して変わって
いく。例えば、「朝」の時間帯ならば録画開始時刻提示
手段１０４は第２の表示手段１０３を通して最初に「Ａ
Ｍ５：００」と表示し、選択スイッチ１０１が押される
度に「ＡＭ５：３０」，「ＡＭ６：００」，・・・とい
うように点滅表示していく。確定スイッチ１０２を押す
と、第２の表示手段１０３は点滅表示された時刻を点灯
表示とし、確定されたこの時刻を録画時間推定手段１０
５に転送する。録画時間推定手段１０５は、転送された
タイマ録画予約開始曜日と開始時刻からタイマ録画すべ
き「録画時間」を推定する。番組の放送時間は曜日と時
間帯で大体一定であることが多いので、録画開始曜日と
開始時刻が分かれば録画時間を少なくとも数種類に推定
できる。録画時間推定手段１０５は、録画開始曜日と時
刻に対応する録画時間を一覧表にしてあらかじめ用意し
ておき、可能性の高い順に録画時間を第２の表示手段１
０３を通して点滅表示する。利用者は選択スイッチ１０
１と、確定スイッチ１０２を用いてタイマ録画時間を入
力する。利用者が選択スイッチ１０１を押すと、録画時
間推定手段１０５は第２の表示手段１０３を通して次に
可能性の高い録画時間を点滅表示する。以下、選択スイ
ッチ１０１が押される度に第２の表示手段１０３の録画
時間の内容が巡回して変わっていく。例えば、録画開始
時刻が「金曜日」の「ＰＭ９：００」ならば、録画時間
推定手段１０５は第２の表示手段１０３を通して「２時
間」をまず点滅表示し、選択スイッチ１０１が押される
度に「１時間」，「４時間」，・・・などというように
点滅表示していく。確定スイッチ１０２を押すと、第２
の表示手段１０３は点滅表示された録画時間を点灯表示
とし、一連の操作で確定されたタイマ録画の「予約日（
曜日）」，「録画開始時刻」，「録画時間」をタイマ録
画予約時間管理手段９に転送する。タイマ録画予約時間
管理手段９は、これらの情報からタイマ録画予約を行う
開始時刻と終了時刻を記憶し、現在時間管理手段８が管
理する現在時間と開始時刻が一致すればＶＴＲを録画さ
せ、現在時間が終了時刻と一致すればＶＴＲの録画を終
了させる。

【００１５】以上のように本実施例によれば、録画した
い番組の前後に番組に関係のないＣＭや他の番組の一部
が録画されていても構わないというような、正確な時間
に録画予約を必ずしもする必要のない用途において、録
画開始時刻の設定をまず「朝」「昼」というようなおお
まかな選択をしてから録画開始時刻の選択を行うという
分かりやすい手順のタイマ録画予約時間設定装置を提供
できる。また、録画終了時刻の設定を録画時間の設定に
置き換え、さらに録画時間を録画開始曜日と時刻から可
能性の高い順に自動的に推定させて選択することで、簡
単で使用しやすいタイマ録画予約時間設定装置を提供で
きる。

【００１６】なお、本実施例ではタイマ録画予約情報の
入力の選択を、選択スイッチだけで行ったが、順方向の
選択をするスイッチと逆方向の選択をするスイッチの２
つで選択してもよい。この場合には、選択時に誤って表
示が行き過ぎた場合や逆方向に選択した方が早く選択で
きる場合にたやすく選択できる効果がある。

【００１７】また、訂正をするための訂正スイッチを追
加してもよい。この場合には、タイマ録画予約設定時に
タイマ録画予約情報を誤って入力確定した場合に訂正で
きる効果がある。

【００１８】また、予約取り消しをする取消スイッチを
追加してもよい。この場合には、タイマ録画予約を行っ
た後で取り消したい場合に効果がある。

【００１９】

【発明の効果】以上のように本発明は、録画開始時刻の
設定をまず「朝」「昼」というようなおおまかな選択を
してから録画開始時刻の選択を行うという分かりやすい
手順のタイマ録画予約時間設定装置を提供できる。また
、録画終了時刻の設定を録画時間の設定に置き換え、さ
らに録画時間を録画開始曜日と時刻から可能性の高い順
に自動的に推定させて選択することで、簡単で使用しや
すいタイマ録画予約時間設定装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例におけるＶＴＲタイマ録画予約
時間設定装置の構成を示すブロック図

【図２】従来のＶＴＲタイマ録画予約時間設定装置の構
成を示すブロック図

【符号の説明】

８　　現在時間管理手段 ９　　タイマ録画予約時間管理手段 １００　　予約開始スイッチ １０１　　選択スイッチ １０２　　確定スイッチ １０３　　第２の表示手段 １０４　　録画開始時刻提示手段 １０５　　録画時間推定手段

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】タイマ録画の予約開始を設定する予約開始
   スイッチと、予約項目の内容を選択する選択スイッチと
   、前記予約項目の内容を確定する確定スイッチとでなる
   タイマ録画予約時間入力手段と、前記予約項目の内容を
   表示するタイマ録画予約情報表示手段と、前記タイマ録
   画の予約時間を管理するタイマ録画予約時間管理手段と
   、現在の時刻を管理する現在時間管理手段と、前記予約
   項目のうち「時間帯」の確定に応じて、前記予約項目と
   して録画開始時刻を提示する録画開始時刻提示手段と、
   を備えたＶＴＲタイマ録画予約時間設定装置。
2. 【請求項２】タイマ録画予約時間入力手段で設定された
   「曜日」および「時刻」に基づき、設定すべき録画時間
   を推定する録画時間推定手段を備えた請求項１記載のＶ
   ＴＲタイマ録画予約時間設定装置。