JPH04372305A - 回転式切削工具 - Google Patents
回転式切削工具Info
- Publication number
- JPH04372305A JPH04372305A JP14480791A JP14480791A JPH04372305A JP H04372305 A JPH04372305 A JP H04372305A JP 14480791 A JP14480791 A JP 14480791A JP 14480791 A JP14480791 A JP 14480791A JP H04372305 A JPH04372305 A JP H04372305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- cutting tool
- helical
- spiral
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は回転式切削工具に係り、
特に取付部及び切削部を有し、端部が螺旋状である円筒
形の切削工具に関するものである。
特に取付部及び切削部を有し、端部が螺旋状である円筒
形の切削工具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の回転式切削工具においては、粗削
り及び仕上削りが別々の工程にて行われていた。
り及び仕上削りが別々の工程にて行われていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の回転式
切削工具においては、良質な仕上げが一工程では得られ
ず、作業に手間がかかるという問題があった。そこで、
本発明の目的は、粗削りと仕上削りを一工程で達成し、
良質な仕上げを可能にすると同時に切削効率を改善する
ことができる回転式切削工具を提供することにある。
切削工具においては、良質な仕上げが一工程では得られ
ず、作業に手間がかかるという問題があった。そこで、
本発明の目的は、粗削りと仕上削りを一工程で達成し、
良質な仕上げを可能にすると同時に切削効率を改善する
ことができる回転式切削工具を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下記載の
構造を有する本発明の回転式切削工具により達成される
。その特徴は、前記各螺旋形刃部が複数の隣接する切削
部分により構成され、その各切削部分が螺旋形切削エッ
ジ部と接続部とを有し、該接続部が軸平面上に延び、前
記螺旋形切削エッジ部が各刃部の螺旋形状を特徴づけて
いる理論的螺旋角より大なる螺旋角を有していることで
ある。
構造を有する本発明の回転式切削工具により達成される
。その特徴は、前記各螺旋形刃部が複数の隣接する切削
部分により構成され、その各切削部分が螺旋形切削エッ
ジ部と接続部とを有し、該接続部が軸平面上に延び、前
記螺旋形切削エッジ部が各刃部の螺旋形状を特徴づけて
いる理論的螺旋角より大なる螺旋角を有していることで
ある。
【０００５】実施例中の符号を用いて具体的に説明すれ
ば、請求項１に記載の回転式切削工具は、「取付部２及
び切削部４を有する長形部材からなり、端部が螺旋状に
形成されている円筒形の回転式切削工具であって、前記
切削部４は、複数の螺旋状溝６，８，１０，１２と、そ
の溝の間に形成される複数の螺旋形刃部１４，１６，１
８，２０を有し、その各螺旋形刃部は、周面部２２、切
削エッジ２４、フェース面２６、切削屑排出溝２８及び
背部３０を有し、さらに前記各螺旋形刃部は、螺旋形切
削エッジ部２４ａと、軸平面上に延びる接続部２４ｂと
を有し互いに隣接する複数の切削部分Ｔを有し、螺旋形
切削エッジ部は、前記各螺旋形刃部の螺旋形状を特徴づ
ける理論上の螺旋角ＡＴよりも大きな螺旋角ＡＥを有す
ることを特徴とする回転式切削工具」である。
ば、請求項１に記載の回転式切削工具は、「取付部２及
び切削部４を有する長形部材からなり、端部が螺旋状に
形成されている円筒形の回転式切削工具であって、前記
切削部４は、複数の螺旋状溝６，８，１０，１２と、そ
の溝の間に形成される複数の螺旋形刃部１４，１６，１
８，２０を有し、その各螺旋形刃部は、周面部２２、切
削エッジ２４、フェース面２６、切削屑排出溝２８及び
背部３０を有し、さらに前記各螺旋形刃部は、螺旋形切
削エッジ部２４ａと、軸平面上に延びる接続部２４ｂと
を有し互いに隣接する複数の切削部分Ｔを有し、螺旋形
切削エッジ部は、前記各螺旋形刃部の螺旋形状を特徴づ
ける理論上の螺旋角ＡＴよりも大きな螺旋角ＡＥを有す
ることを特徴とする回転式切削工具」である。
【０００６】又、請求項２に記載の回転式切削工具は、
「前記各螺旋形刃部の切削部分は、隣接する螺旋形刃部
の切削部分と軸的にずれた位置に配設されていることを
特徴とする請求項１記載の回転式切削工具」である。請
求項３に記載の回転式切削工具は、「前記周面部２２は
、軸平面上に延びる各切削エッジ部２４ｂと対応するノ
ッチ３２を有していることを特徴とする請求項１又は請
求項２記載の回転式切削工具」である。さらに、請求項
４に記載の回転式切削工具は、「前記ノッチは、螺旋に
沿って配置されていることを特徴とする請求項３記載の
回転式切削工具」である。
「前記各螺旋形刃部の切削部分は、隣接する螺旋形刃部
の切削部分と軸的にずれた位置に配設されていることを
特徴とする請求項１記載の回転式切削工具」である。請
求項３に記載の回転式切削工具は、「前記周面部２２は
、軸平面上に延びる各切削エッジ部２４ｂと対応するノ
ッチ３２を有していることを特徴とする請求項１又は請
求項２記載の回転式切削工具」である。さらに、請求項
４に記載の回転式切削工具は、「前記ノッチは、螺旋に
沿って配置されていることを特徴とする請求項３記載の
回転式切削工具」である。
【０００７】本発明の切削工具の他の特徴及び利点は、
以下の説明中において述べられており、図面を用いた実
施例によりさらに詳述されている。
以下の説明中において述べられており、図面を用いた実
施例によりさらに詳述されている。
【０００８】
【作用】本発明の回転式切削工具の切削部の螺旋形刃部
は、周面部、切削エッジ部、フェース面、切削屑排出溝
及び背部を有するため、効率良くしかも良質な仕上げが
得られる。
は、周面部、切削エッジ部、フェース面、切削屑排出溝
及び背部を有するため、効率良くしかも良質な仕上げが
得られる。
【０００９】
【実施例】端部が螺旋状に形成されている円筒形の回転
式切削工具（エンドミル）１は、切削面が円筒形、ある
いは、円錐形で形成されており、取付部２及び切削部４
を有する長形体から構成されている。図面記載の実施例
において、円筒形回転式切削工具１は、図４に示すよう
に４本の螺旋状溝６，８，１０，１２を有しており、そ
れにより４か所の螺旋形刃部１４，１６，１８，２０が
定義されている。前記各刃部１４，１６，１８，２０は
、周面部２２とフェース面２６を有し、その境界部は切
削エッジ２４を構成し、切削屑排出溝２８と背部３０を
併せ有している。
式切削工具（エンドミル）１は、切削面が円筒形、ある
いは、円錐形で形成されており、取付部２及び切削部４
を有する長形体から構成されている。図面記載の実施例
において、円筒形回転式切削工具１は、図４に示すよう
に４本の螺旋状溝６，８，１０，１２を有しており、そ
れにより４か所の螺旋形刃部１４，１６，１８，２０が
定義されている。前記各刃部１４，１６，１８，２０は
、周面部２２とフェース面２６を有し、その境界部は切
削エッジ２４を構成し、切削屑排出溝２８と背部３０を
併せ有している。
【００１０】本発明の回転式切削工具１は、図７に示す
ように前記各刃部が複数の連続的切削部分Ｔからなり、
該各切削部分Ｔは螺旋形切削エッジ部２４ａとそれに続
く接続部２４ｂを有し、該接続部２４ｂは軸平面上に延
びている。図７においては、前記螺旋形切削エッジ部２
４ａの螺旋角はＡＥで表示され、切削エッジの効果的螺
旋角として定義される性質のものである。該螺旋角ＡＥ
は、前記各刃部の螺旋形状を特徴づける理論的螺旋角Ａ
Ｔよりも大きい。該螺旋角ＡＴは、各螺旋形切削エッジ
部２４ａと接続部２４ｂ間の結合部を通過する螺旋角と
して定義することができる。前記螺旋角ＡＥは、工作対
象材料によるが、通常１０度から４５度の間である。前
記切削部分Ｔは形状及び寸法的に互いに同一であるのが
望ましいが、各刃部の切削部分Ｔは隣接する刃部の切削
部分から軸的にずれた位置に配設（オフセット）されて
いる。この配列により切削力の均一性が生み出されるの
である。図１に示す実施例によれば、切削部分Ｔの前記
接続部２４ｂは実質的に直線であり、軸上に延びている
。
ように前記各刃部が複数の連続的切削部分Ｔからなり、
該各切削部分Ｔは螺旋形切削エッジ部２４ａとそれに続
く接続部２４ｂを有し、該接続部２４ｂは軸平面上に延
びている。図７においては、前記螺旋形切削エッジ部２
４ａの螺旋角はＡＥで表示され、切削エッジの効果的螺
旋角として定義される性質のものである。該螺旋角ＡＥ
は、前記各刃部の螺旋形状を特徴づける理論的螺旋角Ａ
Ｔよりも大きい。該螺旋角ＡＴは、各螺旋形切削エッジ
部２４ａと接続部２４ｂ間の結合部を通過する螺旋角と
して定義することができる。前記螺旋角ＡＥは、工作対
象材料によるが、通常１０度から４５度の間である。前
記切削部分Ｔは形状及び寸法的に互いに同一であるのが
望ましいが、各刃部の切削部分Ｔは隣接する刃部の切削
部分から軸的にずれた位置に配設（オフセット）されて
いる。この配列により切削力の均一性が生み出されるの
である。図１に示す実施例によれば、切削部分Ｔの前記
接続部２４ｂは実質的に直線であり、軸上に延びている
。
【００１１】図２に示す実施例においては、周面部２２
は各接続部２４ｂに対応してノッチ（切欠）３２を有す
る。図５に図示されている図２の回転式切削工具の刃部
表面の平面的展開図に関して解説すれば、各刃部は前記
周面部２２に隣接する螺旋形切削エッジ部２４ａにて定
義される鋭利な表面部２２ａを有している。各刃部の表
面はまた、各切削部分と関連性を有し、切削屑の形成及
び排除をなす切削屑破砕表面２８を有する。前記ノッチ
３２の表面は互いにずれた位置に配設（オフセット）さ
れており、螺旋状に形成されるのが望ましく、もし可能
であるならば左巻きに形成する。
は各接続部２４ｂに対応してノッチ（切欠）３２を有す
る。図５に図示されている図２の回転式切削工具の刃部
表面の平面的展開図に関して解説すれば、各刃部は前記
周面部２２に隣接する螺旋形切削エッジ部２４ａにて定
義される鋭利な表面部２２ａを有している。各刃部の表
面はまた、各切削部分と関連性を有し、切削屑の形成及
び排除をなす切削屑破砕表面２８を有する。前記ノッチ
３２の表面は互いにずれた位置に配設（オフセット）さ
れており、螺旋状に形成されるのが望ましく、もし可能
であるならば左巻きに形成する。
【００１２】本発明による回転式切削工具を製造するた
めには、必要とする刃の数、理論的螺旋角の大きさ、効
果的螺旋角の大きさ及び各切削部の長さを前もって決定
しておかなければならない。これらの値は刃部間のオフ
セット値と、各切削部の螺旋部及び軸部の長さを決定す
る。
めには、必要とする刃の数、理論的螺旋角の大きさ、効
果的螺旋角の大きさ及び各切削部の長さを前もって決定
しておかなければならない。これらの値は刃部間のオフ
セット値と、各切削部の螺旋部及び軸部の長さを決定す
る。
【００１３】本発明の切削工具の溝構成には、通常のデ
ィスク型工具が使用可能である。本発明の回転式切削工
具の軸に対する該ディスク型工具側部の傾斜は当初、効
果的螺旋角ＡＥの値に設置しておく。溝構造はまず効果
的螺旋部上において施され、切削部の螺旋部全長に対し
て継続され、それから軸接続部に移る。該作業は各溝の
全長に対して繰り返される。
ィスク型工具が使用可能である。本発明の回転式切削工
具の軸に対する該ディスク型工具側部の傾斜は当初、効
果的螺旋角ＡＥの値に設置しておく。溝構造はまず効果
的螺旋部上において施され、切削部の螺旋部全長に対し
て継続され、それから軸接続部に移る。該作業は各溝の
全長に対して繰り返される。
【００１４】作業開始点に戻ると、製造工程中の回転式
切削工具は第２の刃部形成に必要な角度にて反時計回り
に回転させられる。溝形成は、前記切削部のずれ（オフ
セット）と等しい距離だけ、理論的螺旋部上にて継続し
、その後、前記の刃部形成と同様な作業が繰り返される
。全刃部の作業終了後、外部ノッチ３２が切削エッジ部
に形成される。径の研磨作業は通常の手段にて行われる
。
切削工具は第２の刃部形成に必要な角度にて反時計回り
に回転させられる。溝形成は、前記切削部のずれ（オフ
セット）と等しい距離だけ、理論的螺旋部上にて継続し
、その後、前記の刃部形成と同様な作業が繰り返される
。全刃部の作業終了後、外部ノッチ３２が切削エッジ部
に形成される。径の研磨作業は通常の手段にて行われる
。
【００１５】専門技術者には常識的なことであろうが、
本発明による円筒形回転式切削工具においては、良好な
切削エッジ部を得るために刃部の表面は研磨され、その
形状は通常の径の再研磨同様に刃の表面の再研磨をも可
能なものとする。
本発明による円筒形回転式切削工具においては、良好な
切削エッジ部を得るために刃部の表面は研磨され、その
形状は通常の径の再研磨同様に刃の表面の再研磨をも可
能なものとする。
【００１６】
【発明の効果】本発明の回転式切削工具は上述の構造を
有することにより、従来の同様な工具と比して、格段に
効率が高く、しかも美しい仕上げを提供する。
有することにより、従来の同様な工具と比して、格段に
効率が高く、しかも美しい仕上げを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明による回転式切削工具を示す斜
視図。
視図。
【図２】図２は、本発明による回転式切削工具の他の実
施例を示す斜視図。
施例を示す斜視図。
【図３】図３は、図２の回転式切削工具を示す側面図。
【図４】図４は、図３の回転式切削工具の拡大断面図。
【図５】図５は、図２の回転式切削工具の刃部を展開し
た状態を示す回転式切削工具の拡大側面図。
た状態を示す回転式切削工具の拡大側面図。
【図６】図６は、図２の回転式切削工具の部分拡大側面
図。
図。
【図７】図７は、図１の回転式切削工具の刃部を展開し
た状態を示す回転式切削工具の部分拡大側面図。
た状態を示す回転式切削工具の部分拡大側面図。
【図８】図８は、図２の回転式切削工具の軸平面におけ
る部分拡大断面図。
る部分拡大断面図。
１．．．回転式切削工具
２．．．取付部
４．．．切削部
６、８、１０、１２．．．螺旋状溝
１４、１６、１８、２０．．．刃部
２２．．．周面部
２２ａ．．．表面部
２４．．．切削エッジ
２４ａ．．．切削エッジ部
２４ｂ．．．接続部
２６．．．フェース面
２８．．．溝
３０．．．背部
３２．．．ノッチ
Ｔ．．．切削部分
ＡＴ．．．理論的螺旋角
ＡＥ．．．螺旋角
Claims (4)
- 【請求項１】取付部及び切削部を有する長形部材からな
り、端部が螺旋状に形成されている円筒形の回転式切削
工具であって、前記切削部は、複数の螺旋状溝と、その
溝の間に形成される複数の螺旋形刃部を有し、その各螺
旋形刃部は、周面部、切削エッジ、フェース面、切削屑
排出溝及び背部を有し、さらに、前記各螺旋形刃部は、
螺旋形切削エッジ部と、軸平面上に延びる接続部とを有
し互いに隣接する複数の切削部分を有し、前記螺旋形切
削エッジ部は、前記各螺旋形刃部の螺旋形状を特徴づけ
る理論上の螺旋角よりも大きな螺旋角を有することを特
徴とする回転式切削工具。 - 【請求項２】前記各螺旋形刃部の切削部分は、隣接する
螺旋形刃部の切削部分と軸的にずれた位置に配設されて
いることを特徴とする請求項１記載の回転式切削工具。 - 【請求項３】前記周面部は、軸平面上に延びる各切削エ
ッジ部と対応するノッチを有していることを特徴とする
請求項１又は請求項２記載の回転式切削工具。 - 【請求項４】前記ノッチは、螺旋に沿って配置されてい
ることを特徴とする請求項３記載の回転式切削工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14480791A JPH04372305A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 回転式切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14480791A JPH04372305A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 回転式切削工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04372305A true JPH04372305A (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=15370922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14480791A Pending JPH04372305A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 回転式切削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04372305A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022158514A1 (ja) * | 2021-01-21 | 2022-07-28 | 京セラ株式会社 | 回転工具及び切削加工物の製造方法 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP14480791A patent/JPH04372305A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022158514A1 (ja) * | 2021-01-21 | 2022-07-28 | 京セラ株式会社 | 回転工具及び切削加工物の製造方法 |
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