JPH04372075A - 画像データ処理方法 - Google Patents

画像データ処理方法

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JPH04372075A
JPH04372075A JP3148924A JP14892491A JPH04372075A JP H04372075 A JPH04372075 A JP H04372075A JP 3148924 A JP3148924 A JP 3148924A JP 14892491 A JP14892491 A JP 14892491A JP H04372075 A JPH04372075 A JP H04372075A
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行雄 梶
Mitsuharu Hori
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複数のラインセンサに
より生成された画像データにおいて異なるラインセンサ
により生成された画像の境界,もしくは固定閾値により
二値化した画像領域と中間調を持たせた画像領域の境界
をぼかす画像データ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,CCD等で構成されたラインセン
サは複数ペレットにより1ラインを構成されている。そ
して,各ペレットの特性のバラツキのため,各ペレット
で生成された画像に濃淡の違いを生じ,それぞれの画像
領域間に濃淡等の不連続な境界が現れることがあった。
【0003】また,従来,固定閾値により二値化した文
字画像と,ディザ法等で中間調を持たせた写真画像とが
混在する画像の場合にも,文字領域と画像領域の間に濃
淡の違いに基づく境界が現れることがあった。
【0004】図12は,従来の技術の説明図(1) を
示す。図は,複数のイメージセンサペレットにより1ラ
インのラインセンサを構成した場合の画像データ処理方
法を示す。
【0005】図において,130はイメージセンサ1,
131はイメージセンサ2である。イメージセンサ1(
130)とイメージセンサ2(131)とで1ラインの
ラインセンサを構成するものとする。132は画像デー
タのメモリ領域であり,133はイメージセンサ1の画
像データ,134はイメージセンサ2の画像データであ
る。135はイメージセンサ1の画像データ133とイ
メージセンサ2の画像データ134との境界である。 136は画像処理部であって,アドレス指定画像データ
のメモリ領域132をアドレス指定して,1ラインずつ
画像データを読み出して,出力するものである。
【0006】そして,従来はイメージセンサ1,イメー
ジセンサ2で生成された画像データを格納するメモリ領
域132の画像データを,画像処理部136は,1ライ
ンずつアドレス指定して読み出し,出力していた。
【0007】図13は,従来の技術の説明図(2) を
示す。図は,従来の文字領域と写真領域を含む画像デー
タ処理方法を示す。図において,140はコンパレータ
であって,原画像を一定の閾値(固定閾値)により比較
し,原画像の二値化データを得るのである。141は,
コンパレータであって,ディザ閾値と原画像を比較し,
中間調を持つように二値化するものである。142はデ
ィザ方式の閾値マトリックス(ディザ閾値)であり,原
画像と比較して,擬似的に中間調を持たせるためのもの
である。143はセレクタ(SEL)であって,原画像
の文字画像領域と写真領域を選択するものである。14
4は領域判定部であって,原画像について,文字画像領
域と写真画像領域を判定するものである。
【0008】図の構成の動作を説明する。コンパレータ
140は,原画像を画素毎に固定閾値で比較し,二値化
画像データを生成する。コンパレータ141は,原画像
をディザ方式の閾値マトリック142の閾値と画素毎に
比較し,二値化画像データを生成する。領域判定部14
4は,原画像が文字領域のものであるか,写真領域のも
のであるかを判定する。セレクタ143は,領域判定部
144の判定結果が文字領域であれば,コンパレータ1
40からのデータを選択し,写真領域であればコンパレ
ータ141からのデータを選択し,二値化された画像デ
ータを出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の複数のイメージ
センサペレットにより1ラインのラインセンサを構成し
た場合(図12,従来の技術の説明図  (1))には
,イメージセンサ1とイメージセンサ2の特性のバラツ
キから,それぞれの画像の濃淡の相違による境界が現れ
ることがあった。また,文字領域と写真領域の混在する
画像(図13,従来の技術説明図(2) )では,文字
領域と写真領域の境界に濃淡の相違に基づく境界が現れ
ることがあった。
【0010】本発明は,異なるイメージセンサにより得
られた画像領域間の境界もしくは,異なる種類の画像領
域間での境界をあいまいにぼかし,濃淡の不連続感をな
くす画像データ処理方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は,本発明の基本構
成(1) を示す。図は,複数のイメージセンサペレッ
トにより1ラインのラインセンサを構成する場合の本発
明の画像データ処理方法を示す。
【0012】図において,1はイメージセンサ1,2は
イメージセンサ2,3は画像メモリ領域におけるイメー
ジセンサ1の画像データ,3’は,画像メモリ領域にお
けるイメージセンサ2の画像データ,4はイメージセン
サ1の画像データとイメージセンサ2の画像データの境
界,5,6は境界4の前後近傍の画像データである。7
は平滑化手段であって,境界4の前後近傍のデータを入
力し,境界が現れないようにぼかした画像データとする
ものである。8は異なるイメージセンサによる画像デー
タの境界を示すための境界情報である。
【0013】図の構成の動作は〔作用〕の項で後述する
。図2は,本発明の基本構成(2) を示す。図は,文
字領域と写真領域を含む場合の本発明の画像データ処理
方法を示す。
【0014】図において,20は固定閾値二値化画像領
域であって,原画像を固定閾値により比較し,二値化し
た画像データの領域である。23は中間調画像領域であ
って,写真等の原画像をディザ方式の閾値マトリックス
より比較して得た中間調を含む画像データの領域である
。22は固定閾値二値化画像領域と中間調画像領域の境
界の領域,22’は境界の領域22上の画像データであ
る。24は境界領域検出手段であって,固定閾値二値化
画像領域と中間調画像領域の境界を検出するものである
。25は平滑化手段であって,境界22上の境界をあい
まいにぼかした画像データが得られるように閾値を変換
するものである。26は固定閾値の例,26’はディザ
方式の閾値マトリックス(ディザ閾値)の例である。 27は,固定閾値とディザ閾値により境界があいまいに
なるように変換した平滑化閾値の例である。29はコン
パレータであって,原画像データと閾値を比較し,二値
化した画像データを生成するものである。
【0015】本発明の基本構成(2) の動作について
は,〔作用〕の項で後述する。
【0016】
【作用】図1の本発明の基本構成(1) の動作の説明
をする。イメージセンサ1(1)およびイメージセンサ
2(2)のしう画像データはそれぞれイメージセンサ1
の画像データ3,イメージセンサ2の画像データ3’に
格納される。そして,1ラインずつ画像データを取り出
し,左端のデータから順次画像に復元する。そのとき,
イメージセンサ1の画像データ3とイメージセンサ2の
画像データ3’の境界4の前後近傍のデータ5,6につ
いては,境界情報に基づいて,平滑化手段7がそれぞれ
のデータを取り込み(図のデータ9),平滑化処理(例
えば,データ5とデータ6の平均値を取る)をして,境
界をあいまいにぼかす値に変換する。
【0017】なお,以上の説明においては,1ラインの
イメージセンサが2つの場合について説明したが,3つ
以上の場合にもそれぞれのラインセンサにより生成され
画像の境界に本発明を適用することができる。
【0018】図2の本発明の基本構成(2) の動作を
説明する。境界検出手段24が,境界22を検出すると
,平滑化手段25は,固定閾値のマトリックスの要素B
ij=N(図の例ではN=7)と,ディザ閾値のマトリ
ックスの要素Aijに基づいて, Cij=Bij+K(Aij−Bij)=(1−K)N
+KAi,j    但し,0<K<1,を演算し,境
界をあいまいにぼかした平滑化データ(Cij)27を
得る。図はK=0.5の場合である。
【0019】そして,画像データを平滑化手段で求めた
閾値と比較し,二値化された画像データを得る。本発明
によれば,複数のイメージセンサペレットにより1ライ
ンのラインセンサを構成した場合に,ラインセンサを構
成するイメージセンサの特性のバラツキから,異なるイ
メージセンサの画像領域の境界,および文字領域と写真
領域を含む画像における文字領域と写真領域の境界がぼ
かされ,画像の不連続感をなくすことができる。
【0020】
【実施例】図3は本発明の基本構成(1) の実施例を
示す。図は,平滑化方法(1) 〜(3) を具体的に
示す。
【0021】図において,30はイメージセンサ1,3
0’はイメージセンサ2である。32,33はそれぞれ
イメージセンサ1,イメージセンサ2の画像データであ
る。図 (a)は,平滑化方法(1) てある。
【0022】図において,34,34’は,それぞれ,
画像データ32,32’を変換処理したものである。図
において,画像データの第1列■は,の境界33の前後
のデータについて,境界の前のデータZをAに置き換え
る。第2列■については,操作を行わない。第3列につ
いては,境界の後のデータAを前のデータZに置き換え
る。第4列については,再び,境界の前のデータZを後
のデータAに置き換える。
【0023】以上のように,イメージセンサ1およびイ
メージセンサ2で得られた画像データ32,32’を画
像データ34,35に変換し,境界33の前後での濃淡
の変化をゆるやかにし目立たないようにすることができ
る。
【0024】図 (b)は平滑化方法(2) を示す。 図の方法は,画像データ32,32’に示される境界の
前のデータX,Y,Zと境界の後のデータA,B,Cに
対して,a=(Y+Z+A)/3,b=(Z+A+B)
/3を求め,境界の前のデータZをaに置き換え,後の
データAをbで置き換える。
【0025】このようにして,境界の前後のデータの濃
淡が平均化され,境界が平滑化される。図cは平滑化方
法(3) を示す。
【0026】図の方法は,画像データ32,32’に示
される境界の前のデータX,Y,Zと境界の後のデータ
A,B,Cに対して,α=(Y+Z+A)/3,β=(
Z+A+B)/3,γ=Z+A/2を求め,境界の前の
データZおよび後のデータAを図示のようにα,β,γ
で置き換える。
【0027】このようにして,境界の前後のデータの濃
淡が平均化され,境界が平滑化される。図4,図5によ
り本発明の平滑化方法(1) の実施例を説明する。
【0028】図4において,LINE  COUNTは
水平同期信号のカウントを示す,JOINT0はイメー
ジセンサ間の継ぎ目を表す信号である。VOはイメージ
信号,JOINT1は継ぎ目信号JOINT0を1画素
分遅らせた信号である。V1はVOを1画素分遅らせた
ものである。JOINT2は継ぎ目信号JOINT0を
2画素分の画像データの時間だけ遅らせた信号である。 V2はVOを2画素分遅らせたものである。JOINT
3は継ぎ目信号JOINT0を3画素分遅らせた信号で
ある。V3はVOを3画素分遅らせたものである。VI
DEOは,画像データとして出力される信号を表す。4
0はJOINT1,JOINT2,JOINT3の論理
値(1か0)と画像データ出力(VIDEO)の関係を
示す。
【0029】40はJOINT1,JOINT2,JO
INT3の値とVIDEO出力の関係を定めた表である
。Xは如何なる値でもよいことを意味する。例えば,J
OINT1が0,JOINT2が0,JOINT3が0
のときは,VIDEOとしては,LINE  COUN
Tの値に関係なく,V2が出力されることを意味する。
【0030】図5は,本発明の平滑方法(1) の装置
構成実施例を示す。図において,50は水平同期信号の
カウンタ,52,53,54はフリップフロップ(FF
)であって,FF52は継ぎ目信号JOINT0を1画
素分遅らせJOINT1を出力するものである。FF5
3はFF52の出力するJOINT1を入力して,1画
素分遅らせJOINT2を出力するものである。FF5
4はFF53の出力するJOINT2を入力して,1画
素分遅らせJOINT3を出力するものである。51は
,エンコーダであって,LINE  COUNT,JO
INT1,JOINT2,JOINT3を入力しイメー
ジ信号を選択するコードにエンコードするものである。 55,56,57はフリップフロップ(FF)であって
,FF55はイメージ信号VOを入力し,1画素分遅ら
せて信号V1を出力するものである。FF56はFF5
5の出力V1を入力し,1画素分遅らせて信号V2を出
力するものである。FF57はFF56の出力V2を入
力し,1画素分遅らせて信号V3を出力するものである
。58はマルチプレクサ(MUX)であって,エンコー
ダ51の出力するコードに基づいて,V1,V2,V3
のいずれかを選択するものである。
【0031】図5の構成の動作を図4を参照して説明す
る。図4の■で示す期間においては,JOINT1,J
OINT2,JOINT3の値はそれぞれ0,0,0で
あるから,LINE  COUNTの値に関わりなく,
エンコーダ51は入力コード0,0,0に対応るすコー
ドを出力する。マルチプレクサ58は,そのコードに対
応するVIDEO出力V2を選択して出力する(表40
参照)。
【0032】同様に,期間■においては,JOINT1
,JOINT2,JOINT3の値はそれぞれ1,0,
0であるから,LINE  COUNTの出力値に関わ
りなく,マルチプレクサ58はVIDEO出力としてV
2を選択して出力する(表40参照)。
【0033】期間■においては,JOINT1,JOI
NT2,JOINT3の値がそれぞれ1,1,0である
ので,LINE  COUNTの値0,1,2,3に応
じてそれぞれ異なるコードを出力し,マルチプレクサ5
8は入力されるエンコーダ51から出力されるコードに
従って,その時のLINE  COUNTの値が0,1
,2,3に応じて,マルチプレクサ58はV2,V1,
V2,V2を出力する(表40参照)。
【0034】期間■においては,JOINT1,JOI
NT2,JOINT3の値がそれぞれ0,1,1である
ので,エンコーダ51はLINE  COUNTの値0
,1,2,3に応じてそれぞれ異なるコードを出力する
。 マルチプレクサ58は入力されるエンコーダ51から出
力されるコードに従って,その時のLINE  COU
NTの値が0,1,2,3に応じて,マルチプレクサ5
8はV2,V2,V2,V3を出力する(表40参照)
【0035】期間■においては,JOINT1,JOI
NT2,JOINT3の値がそれぞれ0,0,1である
ので,LINE  COUNTの値にかかわりなく,マ
ルチプレクサ58からは,V2が選択されて出力される
【0036】以上のようにして,図3に示す平滑化れた
画像データ34,34’が得られる。図6は本発明の平
滑化方法(2) を示す。
【0037】各符号は,図4における場合と同様である
から説明は省略する。60は,平滑化方法(2) のJ
OINT1,JOINT2  ,OINT3の値とVI
DEO出力の関係を表す表である。
【0038】 a=AV1,2,3 =(V1+V2+V3)/3, 図の場合,a=(A+Z+Y)/3である。
【0039】 b=AV1,2,3 =(V1+V2+V3)/3である。 図の場合,b=(A+B+Z)/3である。
【0040】図7は,本発明の平滑化方法(2) の装
置構成実施例を示す。図において,平均演算部77は,
V1,V2,V3の値の平均値(V1+V2+V3)/
3を演算するものである。他の部分は図5の場合と同様
であるので説明は省略する。
【0041】平滑化方法(2) では,ラインの値に関
係なく平滑化されるので,エンコーダにはLINE  
COUNTは入力しない。図7の構成の動作を図6を参
照して説明する。。
【0042】図6において,■の期間では,JOINT
1,JOINT2,JOINT3はそれぞれ0,0,0
であるので,マルチプレクサ78はVIDEOとしてV
2を出力する(表60参照)。
【0043】■の期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ1,0,0であるので,マ
ルチプレクサ78はVIDEOとしてV2を出力する(
表60参照)。
【0044】■の期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ1,1,0であるので,マ
ルチプレクサ78はVIDEOとしてAV1,2,3を
出力する(表60参照)。図のタイミングにおいてはA
V1,2,3=a=(A+Z+Y)/3である。
【0045】■の期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ0,1,1であるので,マ
ルチプレクサ78はVIDEOとしてAV1,2,3を
出力する(表60参照)。図のタイミングにおいてはA
V1,2,3=b=(B+A+Z)/3である。
【0046】■の期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ0,0,1であるので,マ
ルチプレクサ78はVIDEOとしてV2を出力する(
表60参照)。
【0047】以上のようにして,図3における平滑方法
(2) の平滑化された画像データ35,35’を得る
ことがてきる。図8は,本発明の平滑化方法(3) の
実施例を示す。
【0048】図における各符号は,図4における場合と
同様であるから説明は省略する。80は,平滑化方法(
3) のJOINT1,JOINT2  ,JOINT
3の値とVIDEO出力の関係を表す表である。
【0049】AV1,2,3=(A1+A2+A3)/
3,AV1,2=(A1+A2)/2である。図9は,
本発明の平滑化方法(3) の装置構成実施例を示す。
【0050】図において,98はV1とV2の平均演算
を行う平均演算部,99はV1,V2,V3の平均演算
する平均演算部,100はV2とV3の平均演算を行う
平均演算部である。他の構成部分は,図5における場合
と同様であるので説明は省略する。
【0051】図9の動作を図8を参照して説明する。図
8において,■の期間においては,JOINT1,JO
INT2,JOINT3はそれぞれ0,0,0である。 エンコーダ94は,LINE  COUNTの値に関わ
りなく,マルチプレクサ101がV2を選択するコード
を出力する。マルチプレクサV2はV2を選択し,VI
DEOとしてV2を出力する。
【0052】■の期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ1,0,0である。エンコ
ーダ94は,LINE  COUNTの値に関わりなく
,マルチプレクサ101がV2を選択するコードを出力
する。マルチプレクサV2はV2を選択し,VIDEO
としてV2を出力する。
【0053】■の期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ1,1,0である。エンコ
ーダ94は,LINE  COUNTの値0,1,2,
3に応じて,それぞれマルチプレクサ101においてA
V1,2,3;AV1,2;AV1,2,3;V2を選
択するようにコード出力する。
【0054】図示の例では,AV1,2,3=α=(A
+Z+y)/3である。AV1,2=γ=(A+Z)/
2である。従って,LINE  COUNTの値が0の
ときα,1のときγ,2のときα,3のときV2が出力
される。
【0055】■の期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ0,1,1である。エンコ
ーダ94は,LINE  COUNTの値0,1,2,
3に応じて,それぞれマルチプレクサ101においてA
V1,2,3;V2;AV1,2,3;AV2,3を選
択するようにコード出力する。
【0056】図示の例では,AV1,2,3=β=(B
+A+Z)/3である。AV2,3=γ=(A+Z)/
2である。従って,LINE  COUNTの値が0の
ときβ,1のときV2,2のときβ,3のときγが出力
される。
【0057】■の期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ0,0,1である。エンコ
ーダ94は,LINE  COUNTの値に関わりなく
,マルチプレクサ101がV2を選択するコードを出力
する。マルチプレクサ101はV2を選択し,VIDE
OとしてV2を出力する。
【0058】以上のようにして図3の平滑方法(3) 
の平滑化された画像データ36,36’を得ることがで
きる。図10は,本発明の基本構成(2)の実施例を示
す。
【0059】図において,105は平滑化手段,110
はコンパレータであって,原画像と閾値を比較し,画像
データを二値化するものである。111は,閾値のマト
リックスであって,固定閾値,ディザ閾値,もしくは文
字領域と写真領域の境界においては固定閾値とディザ閾
値とに基づいて変換された閾値である。112はエッジ
検出部であって,文字領域,写真領域もしくはその境界
を検出するものである。112で検出したエッジ検出量
に基づいて閾値を変化するための係数を算出するもので
ある。
【0060】図の構成の動作は後述する。図11は本発
明の基本構成の(2)の境界判定方法を示す図である。 図 (a)は,エッジを検出するためのエッジ評価関数
(エッジの検出量)の例を示す。
【0061】図において120は画像データを表す。E
は画像データ120に基づいて,画像が写真領域にある
か,文字領域にあるか,あるいは,その境界のエッジ領
域にあるかを判定するためのエッジ評価関数の例である
【0062】画像データの両端もしくは上下の値の差の
絶対値が大きければ,文字領域であり,評価関数Eが大
きくなる。写真領域であれば,画像データの両端もしく
は上下の値の差の絶対値が小さく,評価関数Eが小さく
なる。エッジにおいては,両者の中間的な値をとること
から,Eに基づいて,領域の種類を判定することができ
る。
【0063】図 (b)は,エッジ検出量Eから変換係
数を求めるためのメンバシップ関数の例を示す。エッジ
検出量Eが小さければ,写真領域であるので,K=1も
しくはそれに近い値とする。エッジ検出量が大きければ
,文字領域なので,K=0もしくはそれに近い値とする
【0064】図10の構成の動作を説明する。エッジ検
出部112は原画像の画像データに基づいて,評価関数
Eにより,エッジの検出量Eを求める。メンバシップ関
数演算部113はエッジの検出量Eに基づいて,メンバ
シップ関数演算を行い,変化係数Kを求め,固定閾値B
ijとディザ閾値Aijと求めたKに基づいて,閾値C
ijを求める。
【0065】Cijを求める変換式は,Cij=Bij
+K(Aij−Bij)である。 平滑化手段105は,求めたCijを閾値111として
設定し,コンパレータ110は原画像と平滑化手段10
5の求めた閾値111を比較し,二値化した画像データ
を生成し,出力する。
【0066】以上のようにして,文字領域と写真領域を
検出し,両者の境界の濃淡変化をゆるやかにすることに
よりそれぞれの画像領域のの濃淡の相違に基づく不連続
感をなくすことができる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば,複数のラインセンサに
より生成された画像データにおいて異なるラインセンサ
の画像の境界,もしくは固定閾値により二値化した画像
領域と中間調を持たせた画像領域の境界をあいまいにぼ
かすことができるので,それぞれの領域の濃淡の違いに
よる不連続感をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成(1) を示す図である。
【図2】本発明の基本構成(2) を示す図である。
【図3】本発明の基本構成(1) の実施例を示す図で
ある。
【図4】本発明の平滑化方法(1) の実施例を示す図
である。
【図5】本発明の平滑化方法(1) の装置構成実施例
を示す図である。
【図6】本発明の平滑化方法(2) の実施例を示す図
である。
【図7】本発明の平滑化方法(2) の装置構成実施例
を示す図である。
【図8】本発明の平滑化方法(3) の実施例を示す図
である。
【図9】本発明の平滑化方法(3) の装置構成実施例
を示す図である。
【図10】本発明の基本構成(2) の実施例を示す図
である。
【図11】本発明の基本構成(2) の境界判定方法を
示す図である。
【図12】従来の技術の説明図(1) である。
【図13】従来の技術の説明図(2) である。
【符号の説明】
1  :イメージセンサ1 2  :イメージセンサ2 3  :イメージセンサ1の画像データ3’:イメージ
センサ2の画像データ 4  :境界 5,6:境界前後近傍の画像データ 7  :平滑化手段 8  :境界情報 9  :境界前後近傍の画像データ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のラインセンサにより生成された
    1ラインの画像において異なるラインセンサの画像の境
    界をぼかす画像データ処理方法において,上記画像の境
    界前後近傍の画像データ(5,6)に基づいて画像間の
    境界をぼかす平滑化手段(7) を備え,上記平滑化手
    段はラインセンサ間の境界を示す情報(8) と,境界
    の前後近傍の画像データ(5,6)に基づいて境界がぼ
    けるように画像を平滑化することを特徴とする画像デー
    タ処理方法。
  2. 【請求項2】  固定閾値により二値化した固定閾値二
    値化画像領域 (20)と中間調を持たせた中間調画像
    領域(23)の境界(22)をぼかす画像データ処理方
    法において,固定閾値二値化画像領域 (20) と,
    中間調画像領域(23)の境界(22)を検出する境界
    検出手段(24)と,固定閾値と中間調を持たせるため
    の閾値に基づいて境界をぼかす閾値を生成する平滑化手
    段(25)を備え,原画像と, 平滑化手段(25)の
    生成した閾値を比較し,固定閾値二値化画像領域(20
    )と中間調画像領域 (23) の境界をぼかすように
    することを特徴とする画像データ処理方法。
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