JP2744363B2 - 画像データ処理方法 - Google Patents

画像データ処理方法

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JP2744363B2
JP2744363B2 JP3148924A JP14892491A JP2744363B2 JP 2744363 B2 JP2744363 B2 JP 2744363B2 JP 3148924 A JP3148924 A JP 3148924A JP 14892491 A JP14892491 A JP 14892491A JP 2744363 B2 JP2744363 B2 JP 2744363B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,一ラインの画像が複数
のラインセンサにより生成される画像のラインセンサの
境界をぼかす画像データ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,CCD等で構成されたラインセン
サは複数ペレットにより1ラインを構成されている。そ
して,各ペレットの特性のバラツキのため,各ペレット
で生成された画像に濃淡の違いを生じ,それぞれの画像
領域の境界に濃淡の不連続を生じることがあった。
【0003】図7は,従来の技術の説明図を示す。図7
は,複数のイメージセンサペレットにより1ラインのラ
インセンサを構成した場合の画像データ処理方法を示
す。
【0004】図において,130はイメージセンサ1,
131はイメージセンサ2である。イメージセンサ1
(130)とイメージセンサ2(131)とで1ライン
のラインセンサを構成するものとする。132は画像デ
ータのメモリ領域であり,133はイメージセンサ1の
画像データ,134はイメージセンサ2の画像データで
ある。135はイメージセンサ1の画像データ133と
イメージセンサ2の画像データ134との境界である。
136は画像処理部であって,画像データのメモリ領域
132をアドレス指定して,1ラインずつ画像データを
読み出して,出力するものである。
【0005】そして,従来はイメージセンサ1,イメー
ジセンサ2で生成された画像データを格納するメモリ領
域132の画像データを,画像処理部136は,1ライ
ンずつアドレス指定して読み出し,出力していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】複数のイメージセンサ
ペレットにより1ラインのラインセンサを構成した場
合,従来技術の方法ではイメージセンサ1とイメージセ
ンサ2の特性のバラツキから,それぞれの画像の濃淡の
相違を生じ,画像の不連続な境界が現れることがあっ
た。
【0007】本発明は,異なるイメージセンサにより境
界を生じないように境界をあいまいにぼかし,画像の濃
淡の違いによる不連続感をなくす画像データ処理方法を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は,一ラインの画
像が複数のラインセンサにより生成される画像における
ラインセンサの境界をぼかす画像データ処理方法におい
て,任意のラインのラインセンサ間の境界の前後の画像
データの一方を他方の画像データで置き替える平滑化手
段を備え,置き替えない場合も含めて,境界前後での置
き替える画像データの位置の関係が隣り合うライン間で
同じにならないように,副走査方向に向かってほぼジグ
ザクに任意のラインの該境界前後の画像データの一方を
他方の画像データで置き替えることによりラインセンサ
間の境界がぼけるようにした。
【0009】あるいは,一ラインの画像が複数のライン
センサにより生成される画像におけるラインセンサ間の
境界をぼかす画像データ処理方法において,該境界の近
傍の前後の画像データに基づいて境界の左側の画像デー
タの加重が大きい平均値αと右側の加重が大きい平均値
βと左右の均等な平均値γの少なくとも2つを求め,該
境界の前後の画像データを該平均値で置き換える平滑化
手段を備え,置き替えない場合も含めて,境界前後での
置き替える画像データの位置の関係が隣り合うライン間
で同じにならないように,副走査方向に向かってほぼジ
グザクに該平均値αもしくは該平均値βもしくは該平均
値γで境界に隣接する画像データを置き替えることによ
りラインセンサ間の境界がぼけるようにした。
【0010】図1は,本発明の基本構成である。図1に
おいて,1はイメージセンサ1,2はイメージセンサ
2,3は画像メモリ領域におけるイメージセンサ1の画
像データ,3’は画像メモリ領域におけるイメージセン
サ2の画像データ,4はイメージセンサ1の画像データ
とイメージセンサ2の画像データの境界,5,6は境界
4の前後近傍の画像データである。7は平滑化手段であ
って,境界4の前後近傍のデータを入力し,境界が現れ
ないようにぼかした画像データとするものである。8は
異なるイメージセンサによる画像データの境界を示すた
めの境界情報である。
【0011】
【作用】図1の本発明の基本構成の動作の説明をする。
イメージセンサ1(1)およびイメージセンサ2(2)
の画像データはそれぞれイメージセンサ1の画像データ
3,イメージセンサ2の画像データ3’に格納される。
そして,1ラインずつ画像データを取り出し,左端のデ
ータから順次画像に復元する。そのとき,イメージセン
サ1の画像データ3とイメージセンサ2の画像データ
3’の境界4の前後近傍のデータ5,6については,境
界情報に基づいて,平滑化手段7が境界近傍の前後の画
像データを取り込み,平滑化処理をする。
【0012】平滑化処理は,置き替えない場合も含め
て,境界前後での置き替える画像データの位置の関係が
隣り合うライン間で同じにならないように,副走査方向
に向かってほぼジグザクに任意のラインの該境界前後の
画像データの一方を他方の画像データで置き替えること
によりラインセンサ間の境界がぼけるようにする。
【0013】あるいは,境界の近傍の前後の画像データ
に基づいて境界の左側の画像データの加重が大きい平均
値αと右側の加重が大きい平均値βと左右の均等な平均
値γの少なくとも2つを求め,置き替えない場合も含め
て,境界前後での置き替える画像データの位置の関係が
隣り合うライン間で同じにならないように,副走査方向
に向かってほぼジグザクに該平均値αもしくは該平均値
βもしくは該平均値γで境界に隣接する画像データを置
き替えることによりラインセンサ間の境界がぼけるよう
にする。
【0014】本発明によれば,複数のイメージセンサペ
レットにより1ラインのラインセンサを構成した場合に
生じるラインセンサ間の境界を感じさせる不連続がぼか
され,画像の不連続感をなくすことができる。
【0015】
【実施例】図2は本発明の実施例であり,平滑化方法
(1) ,(2) を具体的に示す。変換前の画像データは図2
に参照番号32,32’で示すように,各ラインの画像
データが同じである場合を例として,以下実施例を説明
する。
【0016】図2において,30はイメージセンサ1,
30’はイメージセンサ2である。32,33はそれぞ
れイメージセンサ1,イメージセンサ2の画像データで
ある。
【0017】図2 (a)は,平滑化方法(1) である。図2
(a)において,画像データ34,34’は,それぞれ,
画像データ32,32’を変換処理したものである。変
換前の画像データ32,32’の第1ライン(1) が変換
後の画像データ34,34’の第1ライン(1) に対応す
る。同様に,変換前の画像データ32,32’の第2ラ
イン(2) を変換したものが変換後の画像データ34,3
4’の第2ライン(2) に対応し,変換前の第3ライン
(3) を変換したものが,変換後の第3ライン(3) に対応
し,変換前の第4ライン(4) が変換後の第4ライン(4)
に対応する。
【0018】図2 (a)においては,画像データの第1ラ
イン(1) は,変換前の境界の前側のデータZをAに置き
換える。第2ライン(2) は,操作を行わない。第3ライ
ン(3) は,境界の後のデータAを前のデータZに置き換
える。第4ラインは,再び,境界の前のデータZを後の
データAに置き換える。このようにして,イメージセン
サ1およびイメージセンサ2で得られた画像データ3
2,32’を画像データ34,35に変換して出力す
る。
【0019】以上のように,置き替えない場合も含め
て,境界前後での置き替える画像データの位置の関係が
隣り合うライン間で同じにならないように,副走査方向
に向かってほぼジグザクに任意のラインの該境界前後の
画像データの一方を他方の画像データで置き替えること
によりラインセンサ間の境界がぼけるように平滑化処理
をする。
【0020】このようにして,イメージセンサ1および
イメージセンサ2で得られた画像データ32,32’を
画像データ34,35に変換し,境界33の前後での濃
淡の変化をゆるやかにし目立たないようにすることがで
きる。
【0021】図2 (b)は平滑化方法(2) を示す。図2
(b)において,画像データ36,36’は,それぞれ,
画像データ32,32’を変換処理したものである。変
換前の画像データ32,32’の第1ライン(1) が変換
後の画像データ36,36’の第1ライン(1) に対応す
る。同様に,変換前の画像データ32,32’の第2ラ
イン(2) を変換したものが変換後の画像データ36,3
6’の第2ライン(2) に対応し,変換前の第3ライン
(3) を変換したものが,変換後の第3ライン(3) に対応
し,変換前の第4ライン(4) が変換後の第4ライン(4)
に対応する。
【0022】図2 (b)の方法は,画像データ32,3
2’に示される境界の前のデータX,Y,Zと境界の後
のデータA,B,Cに対して,α=(Y+Z+A)/
3,β=(Z+A+B)/3,γ=Z+A/2を求め,
境界の前のデータZおよび後のデータAを図示のように
α,β,γで置き換えるものである。
【0023】図2 (b)において,第1ライン(1) は,変
換前の画像データの境界33の前後のデータに対して,
境界の前のデータZをαに置き換え,境界の後のデータ
Aをβで置き替え,第2ライン(2) は,変換前の画像デ
ータの境界の前のデータZをγで置き替え,境界の後の
Aについては置き替えない。第3ライン(3) は,変換前
の画像データの境界の前のデータZをαで置き替え,境
界の後のデータAをβで置き替え,第4ライン(4) は,
変換前の画像データの境界の前のデータZについては置
き替えないで,境界の後でデータAをγで置き替える。
このようにして変換前の画像データ32,32’に対し
て変換後の画像データ36,36’を得る。
【0024】このようにして,境界の近傍の前後の画像
データに基づいて境界の左側の画像データの加重が大き
い平均値αと右側の加重が大きい平均値βと左右の均等
な平均値γの少なくとも2つを求め,置き替えない場合
も含めて,境界前後での置き替える画像データの位置の
関係が隣り合うライン間で同じにならないように,副走
査方向に向かってほぼジグザクに該平均値αもしくは該
平均値βもしくは該平均値γで境界に隣接する画像デー
タを置き替えることによりラインセンサ間の境界がぼけ
るようにする。
【0025】図3,図4により本発明の平滑化方法(1)
の実施例を説明する。図3において,LINE COU
NTは水平同期信号のカウントを示す。図3において
は,LINE COUNT0は画像の第1ライン(1) ,
LINE COUNT1は画像の第2ライン(2) ,LI
NE COUNT2は画像の第3ラインの(3) ,LIN
E COUNT3は画像の第4ライン(4) に対応する。
【0026】 JOINT0はイメージセンサ間の継ぎ目を表す信号で
ある。 VOはJOINT1のイメージ信号であって,入力信号
である。 JOINT1は継ぎ目信号JOINT0を1画素分遅ら
せた信号である。
【0027】 V1はVOを1画素分遅らせたイメージ信号である。 JOINT2は継ぎ目信号JOINT0を2画素分遅ら
せた信号である。 V2はVOを2画素分遅らせたイメージ信号である。
【0028】 JOINT3は継ぎ目信号JOINT0を3画素分遅ら
せた信号である。 V3はVOを3画素分遅らせたイメージ信号である。 VIDEOは,画像データとして出力される信号を表
し,,,,,,,はラインにおける変換
後の画像データの列の番号を表す。
【0029】表40はJOINT1,JOINT2,J
OINT3の論理値(1か0)と各ラインの画像データ
出力(VIDEO)の関係を示す。表40において,X
は如何なる値でもよいことを意味する。例えば,画像デ
ータの列のタイミングで(以下期間等と称する)に
ついて見る時,JOINT1が0,JOINT2が0,
JOINT3が0である。この時,LINE COUN
TはXであるので,どのラインもV2の値(いまの場
合,に対応する値X)を出力する。また,第3列の
について見ると,JOINT1が1,JOINT2が
1,JOINT3が0である。この時,表40から,L
INE COUNTが0(ライン(1) )であれば,V1
の値(A),LINE COUNT1(ライン(2) )1
であれば,V2の値(Z),LINE COUNT2
(ライン(3) )であれば,V2の値(Z),LINE
COUNT3(ライン(4) )であれば,V1の値(A)
を出力することを表す。
【0030】図4は,本発明の平滑方法(1) の装置構成
実施例を示す。図4において,50は水平同期信号のカ
ウンタである。
【0031】52,53,54はフリップフロップ(F
F)であって,FF52は継ぎ目信号JOINT0を1
画素分遅らせJOINT1を出力するものである。FF
53はFF52の出力するJOINT1を入力して,1
画素分遅らせJOINT2を出力するものである。
【0032】FF54はFF53の出力するJOINT
2を入力して,1画素分遅らせJOINT3を出力する
ものである。51は,エンコーダであって,LINE
COUNT,JOINT1,JOINT2,JOINT
3を入力しイメージ信号を選択するコードにエンコード
するものである。
【0033】55,56,57はフリップフロップ(F
F)であって,FF55はイメージ信号VOを入力し,
1画素分遅らせて信号V1を出力するものである。FF
56はFF55の出力V1を入力し,1画素分遅らせて
信号V2を出力するものである。FF57はFF56の
出力V2を入力し,1画素分遅らせて信号V3を出力す
るものである。58はマルチプレクサ(MUX)であっ
て,エンコーダ51の出力するコードに基づいて,V
1,V2,V3のいずれかを選択するものである。
【0034】図4の構成の動作を図3を参照して説明す
る。図3の期間においては,JOINT1,JOIN
T2,JOINT3の値はそれぞれ0,0,0であるか
ら,LINE COUNTの値(ライン番号)に関わり
なく,エンコーダ51は入力コード0,0,0に対応す
るコードを出力する。マルチプレクサ58は,そのコー
ドに対応してVIDEO出力V2を選択して出力する
(表40参照)。図2の画像データの場合,の画像デ
ータの出力はXである。
【0035】同様に,期間においては,JOINT
1,JOINT2,JOINT3の値はそれぞれ1,
0,0であるから,エンコーダ51はLINE COU
NTの出力値に関わりなく,マルチプレクサ58がVI
DEO出力としてV2を選択するコードを出力する。図
3の場合,期間の出力はYである(表40参照)。
【0036】期間においては,JOINT1,JOI
NT2,JOINT3の値がそれぞれ1,1,0である
ので,LINE COUNTの値0,1,2,3に応じ
てそれぞれのコードを出力し,マルチプレクサ58は入
力されるエンコーダ51から出力されるコードに従っ
て,その時のLINE COUNTの値が0,1,2,
3に応じて,マルチプレクサ58はそれぞれV1,V
2,V2,V1を出力する(表40参照)。すなわち,
図2の画像データ32,32’の場合,第1ラインの第
3列の画像データはA,第2ラインの第3列の画像デ
ータはZ,第3ラインの第3列の画像データはZ,
第4ラインの第3列の画像データはAになる。
【0037】期間においては,JOINT1,JOI
NT2,JOINT3の値がそれぞれ0,1,1である
ので,エンコーダ51はLINE COUNTの値0,
1,2,3に応じてそれぞれのコードを出力する。マル
チプレクサ58は入力されるエンコーダ51から出力さ
れるコードに従って,その時のLINE COUNTの
値が0,1,2,3に応じて,マルチプレクサ58はそ
れぞれV2,V2,V3,V2を出力する(表40参
照)。すなわち,図2の画像データ32,32’の場
合,第1ラインの第4列の画像データはA,第2ライ
ンの第4列の画像データはA,第3ラインの第4列の
画像データはZ,第4ラインの第4列の画像データ
はAになる。
【0038】期間においては,JOINT1,JOI
NT2,JOINT3の値がそれぞれ0,0,1である
ので,LINE COUNTの値にかかわりなく,マル
チプレクサ58からは,V2が選択されて出力される。
従って,図2の画像データの場合,各ラインの第5列の
画像データはBになる。
【0039】期間においては,JOINT1,JOI
NT2,JOINT3の値がそれぞれ0,0,0である
ので,LINE COUNTの値にかかわりなく,マル
チプレクサ58からは,V2が選択されて出力される。
従って,図2の画像データの場合,各ラインの第6列の
画像データはCになる。
【0040】以上のようにして,図3に示すように,変
換前の画像データ32,32’に対して平滑化された画
像データ34,34’が得られる。図5は,本発明の平
滑化方法(2) の実施例を示す。
【0041】LINE COUT,JOINT1,JO
INT2,JOINT3,V0,V1.V2,V3,V
IDEOは図3の場合と同様である。LINE COU
NT0はライン1(1) ,LINE COUNT1はライ
ン2(2) ,LINE COUNT2はライン3(3) ,L
INE COUNT3はライン4(4) に対応する。
【0042】図5において,AV1,2はV1とV2の
平均を表わす。期間ではAV1,2=γ=(Z+A)
/2である。
【0043】AV1,2,3はV1とV2とV3の平均
を表す。期間ではAV1,2,3=(A+Z+Y)/
3=αである。期間ではAV1,2,3=β=(Z+
A+B)/3である。
【0044】AV2,3はV2とV3の平均であり,期
間ではAV2,3=γ=(A+Z)/2である。表8
0の意味は図3の場合と同様である。
【0045】図6は,本発明の平滑化方法(2) の装置構
成実施例を示す。図6において,98はV1とV2の平
均演算を行う平均演算部,99はV1,V2,V3の平
均演算を行うする平均演算部,100はV2とV3の平
均演算を行う平均演算部である。
【0046】他の構成部分は,図5における場合と同様
であるので説明は省略する。図6の動作を図5を参照し
て説明する。図5において,期間においては,JOI
NT1,JOINT2,JOINT3はそれぞれ0,
0,0である。エンコーダ94は,LINE COUN
Tの値に関わりなく,マルチプレクサ101がV2を選
択するコードを出力する。マルチプレクサ101はV2
を選択し,VIDEOとしてV2を出力する。従って,
期間では各ラインが第1列の画像データとして,Xを
出力する。
【0047】期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ1,0,0である。エンコ
ーダ94は,LINE COUNTの値に関わりなく,
マルチプレクサ101がV2を選択するコードを出力す
る。マルチプレクサ101はV2を選択し,VIDEO
としてV2を出力する。従って,期間では各ラインの
第2列の画像データとして,Yを出力する。
【0048】期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ1,1,0である。エンコ
ーダ94は,LINE COUNT0(ライン1)の時
マルチプレクサ101においてAV1,2,3(=α)
を選択するコードを出力する。また,LINE COU
NT1(ライン2)の時,エンコーダ94はマルチプレ
クサ101においてAV1,2(=γ)を選択するコー
ドを出力し,LINECOUNT2(ライン3)の時,
AV1,2,3 を選択するコードを出力し,LINE
COUNT3(ライン4)の時,V2を選択するコー
ドを出力する。すなわち,入力イメージ信号が図2の画
像データ32,32’の場合,第1ラインの第3列の画
像データはα,第2ラインの第3列の画像データは
γ,第3ラインの第3列の画像データはα,第4ライ
ンの第3列の画像データはZとなる。
【0049】期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ0,1,1である。エンコ
ーダ94は,LINE COUNT0の時,マルチプレ
クサ101においてAV1,2,3を選択するコードを
出力し,LINE COUNT1の時,マルチプレクサ
101においてV2を選択するコードを出力し,LIN
E COUNT2の時,マルチプレクサ101において
AV1,2,3を選択するコードを出力し,LINE
COUNT3の時,マルチプレクサ101においてAV
2,3を選択するコードを出力する。即ち,入力イメー
ジ信号が図3の画像データ32,32’の場合,期間
では,ライン1の第4列の画像データはβ,ライン2
の第4列の画像データはA,ライン3の第4列の画像
データはβ,ライン4の第4列の画像データはγとな
る。
【0050】期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ0,0,1である。エンコ
ーダ94は,LINE COUNTの値に関わりなく,
マルチプレクサ101がV2を選択するコードを出力す
る。従って,図2の画像データの場合,各ラインでBを
出力する。
【0051】期間では,JOINT1,JOINT
2,JOINT3はそれぞれ0,0,0である。エンコ
ーダ94は,LINE COUNTの値に関わりなく,
マルチプレクサ101がV2を選択するコードを出力す
る。従って,図2の画像データの場合,各ラインでCを
出力する。
【0052】以上のようにして,図2の変換前の画像デ
ータ32,32’を基にして,平滑化された変換後の画
像データ36,36’を得ることができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば,一ラインが複数のライ
ンセンサにより生成された画像データにおいて異なるラ
インセンサの画像の境界をあいまいにぼかすことができ
るので,それぞれの領域の濃淡の違いによる不連続感を
なくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の基本構成の実施例を示す図である。
【図3】本発明の平滑化方法(1) の実施例を示す図であ
る。
【図4】本発明の平滑化方法(1) の装置構成実施例を示
す図である。
【図5】本発明の平滑化方法(2) の実施例を示す図であ
る。
【図6】本発明の平滑化方法(2) の装置構成実施例を示
す図である。
【図7】従来の技術の説明図である。
【符号の説明】
1 :イメージセンサ1 2 :イメージセンサ2 3 :イメージセンサ1の画像データ 3’:イメージセンサ2の画像データ 4 :境界 5,6:境界前後近傍の画像データ 7 :平滑化手段 8 :境界情報 9 :境界前後近傍の画像データ 10:平滑化処理された境界前後近傍の画像データ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一ラインの画像が複数のラインセンサに
    より生成される画像におけるラインセンサの境界をぼか
    す画像データ処理方法において, 任意のラインのラインセンサ間の境界の前後の画像デー
    タの一方を他方の画像データで置き替える平滑化手段を
    備え, 置き替えない場合も含めて,境界前後での置き替える画
    像データの位置の関係が隣り合うライン間で同じになら
    ないように,副走査方向に向かってほぼジグザグに任意
    のラインの該境界前後の画像データの一方を他方の画像
    データで置き替えることによりラインセンサ間の境界が
    ぼけるようにすることを特徴とする画像データ処理方
    法。
  2. 【請求項2】 一ラインの画像が複数のラインセンサに
    より生成される画像におけるラインセンサ間の境界をぼ
    かす画像データ処理方法において, 該境界の近傍の前後の画像データに基づいて境界の左側
    の画像データの加重が大きい平均値αと右側の加重が大
    きい平均値βと左右の均等な平均値γの少なくとも2つ
    を求め,該境界の前後の画像データを該平均値で置き換
    える平滑化手段を備え, 置き替えない場合も含めて,境界前後での置き替える画
    像データの位置の関係が隣り合うライン間で同じになら
    ないように,副走査方向に向かってほぼジグザグに該平
    均値αもしくは該平均値βもしくは該平均値γで境界に
    隣接する画像データを置き替えることによりラインセン
    サ間の境界がぼけるようにすることを特徴とする画像デ
    ータ処理方法。
JP3148924A 1991-06-20 1991-06-20 画像データ処理方法 Expired - Lifetime JP2744363B2 (ja)

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