JPH04371932A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
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- JPH04371932A JPH04371932A JP14886391A JP14886391A JPH04371932A JP H04371932 A JPH04371932 A JP H04371932A JP 14886391 A JP14886391 A JP 14886391A JP 14886391 A JP14886391 A JP 14886391A JP H04371932 A JPH04371932 A JP H04371932A
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- JP
- Japan
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- spool
- gear
- main body
- drive unit
- camera
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- Pending
Links
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Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルム給送用モーター
を内蔵したカメラに関し、特に、フィルム給送系の静音
化が図られているカメラに関するものである。
を内蔵したカメラに関し、特に、フィルム給送系の静音
化が図られているカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から電動モーターを内蔵し、その駆
動力にてフィルム給送を行なうカメラは多数知られてい
る。それらの駆動系の部品はいずれの場合も単部品やユ
ニットの形でビス等を用いて直接構造体に取り付けられ
ている。
動力にてフィルム給送を行なうカメラは多数知られてい
る。それらの駆動系の部品はいずれの場合も単部品やユ
ニットの形でビス等を用いて直接構造体に取り付けられ
ている。
【0003】図8はモータ駆動によるフィルム給送機構
を有する従来のカメラの一例を示す斜視図であり、図9
は図8の各部品が組み込まれた状態を示した要部構造の
断面図である。
を有する従来のカメラの一例を示す斜視図であり、図9
は図8の各部品が組み込まれた状態を示した要部構造の
断面図である。
【0004】駆動ユニット201は駆動源である小型モ
ーター及び動力の減速,伝搬機構を全て備えたユニット
である。該駆動ユニットはカメラの構造体である本体2
00に位置決めされ数本のビス202により固定されて
いる。前記本体200に設けられたスプール室200a
の上部には上地板106がビスにより固定されている。 スプール204は前記スプール室200a内に配置され
、前記上地板106のボス106aと駆動ユニット20
1のギア14に形成された爪214aとに嵌合すること
によりギア14と同一軸上で回転可能となっている。 また、該スプール204はスラスト方向の動きを前記上
地板106とギア14とで規制されている。
ーター及び動力の減速,伝搬機構を全て備えたユニット
である。該駆動ユニットはカメラの構造体である本体2
00に位置決めされ数本のビス202により固定されて
いる。前記本体200に設けられたスプール室200a
の上部には上地板106がビスにより固定されている。 スプール204は前記スプール室200a内に配置され
、前記上地板106のボス106aと駆動ユニット20
1のギア14に形成された爪214aとに嵌合すること
によりギア14と同一軸上で回転可能となっている。 また、該スプール204はスラスト方向の動きを前記上
地板106とギア14とで規制されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年のカメラに於いて
は、軽量化やコスト低減のためプラスチックを多用して
いるものが多く、前記にある本体200のようなカメラ
の構造体も亜鉛やアルミのものからプラスチック製にな
っているものがほとんどである。
は、軽量化やコスト低減のためプラスチックを多用して
いるものが多く、前記にある本体200のようなカメラ
の構造体も亜鉛やアルミのものからプラスチック製にな
っているものがほとんどである。
【0006】前記従来例にあるように、駆動ユニット2
01を本体200に直接取り付けた場合、該駆動ユニッ
ト201の作動時には、モーター3や減速機構の発生す
る振動が直接本体200に伝搬される。特に本体200
がプラスチック製のものは重量が軽く複雑な形状で作ら
れているものが多いので、振動の影響を受けて不快な雑
音を発生し易い。
01を本体200に直接取り付けた場合、該駆動ユニッ
ト201の作動時には、モーター3や減速機構の発生す
る振動が直接本体200に伝搬される。特に本体200
がプラスチック製のものは重量が軽く複雑な形状で作ら
れているものが多いので、振動の影響を受けて不快な雑
音を発生し易い。
【0007】従って、カメラの静音化を達成させる手段
の1つとして、本体200と駆動ユニット201の間に
ヤング率の低いブチルゴム等の振動吸収材を介する方法
が考えられている。しかしながらこの場合には駆動ユニ
ット201の位置を確実に拘束することは困難である。 フィルム給送時の負荷を受けた駆動ユニットは振動吸収
材を変形させながら揺動する可能性が高く、振動吸収材
を固くしてこれを防ごうとすると防振効果を落すことに
なる。
の1つとして、本体200と駆動ユニット201の間に
ヤング率の低いブチルゴム等の振動吸収材を介する方法
が考えられている。しかしながらこの場合には駆動ユニ
ット201の位置を確実に拘束することは困難である。 フィルム給送時の負荷を受けた駆動ユニットは振動吸収
材を変形させながら揺動する可能性が高く、振動吸収材
を固くしてこれを防ごうとすると防振効果を落すことに
なる。
【0008】従って前記従来例において駆動ユニット2
01上のギア14と上地板106のみでスプールの配置
を行なう構造においては前述した駆動ユニットの揺動が
起った場合にはスプール204の回転軸が不安定となり
、フィルムの巻取り不良等を生ずる可能性がある。
01上のギア14と上地板106のみでスプールの配置
を行なう構造においては前述した駆動ユニットの揺動が
起った場合にはスプール204の回転軸が不安定となり
、フィルムの巻取り不良等を生ずる可能性がある。
【0009】本発明の目的は、前述の如き駆動ユニット
の揺動によってスプール等のフィルム給送機構に悪影響
を及ぼさぬように構成されたカメラを提供することであ
る。
の揺動によってスプール等のフィルム給送機構に悪影響
を及ぼさぬように構成されたカメラを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明では、フィルム巻取り用スプールを単独でカメ
ラボデー本体のスプール室内に回転可能な状態で位置決
めする構成をとることにより、振動吸収材を介して上記
カメラボデー本体に取付けられた駆動ユニットの揺動に
、スプールが影響を受けないようにした。
に本発明では、フィルム巻取り用スプールを単独でカメ
ラボデー本体のスプール室内に回転可能な状態で位置決
めする構成をとることにより、振動吸収材を介して上記
カメラボデー本体に取付けられた駆動ユニットの揺動に
、スプールが影響を受けないようにした。
【0011】
【作用】本発明のカメラでは、図1に示すように、駆動
ユニット101が振動吸収用のブッシュ103を介して
本体100に取付けられているので該ユニット101の
振動が本体100に伝達されない。
ユニット101が振動吸収用のブッシュ103を介して
本体100に取付けられているので該ユニット101の
振動が本体100に伝達されない。
【0012】
【実施例】以下に図1乃至図7を参照して本発明の実施
例について説明する。
例について説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例を示した斜視
図であり、駆動ユニット101及び巻取りスプール10
4を含めたフィルム給送機構の構成を現している。図2
は図1に示された各部品がカメラの構造体である本体1
00に組み付けられた状態を現す断面図であり、図1に
示す断面ZをA方向から視たものである。
図であり、駆動ユニット101及び巻取りスプール10
4を含めたフィルム給送機構の構成を現している。図2
は図1に示された各部品がカメラの構造体である本体1
00に組み付けられた状態を現す断面図であり、図1に
示す断面ZをA方向から視たものである。
【0014】図3は、駆動ユニット101の構成を現し
た斜視図であり、減速装置にタイミングベルトを使用し
ているものである。
た斜視図であり、減速装置にタイミングベルトを使用し
ているものである。
【0015】まず、駆動ユニット101の構成について
図2及び図3を参照しつつ説明する。モーター3の出力
軸3aにはタイミングベルト5と噛み合える外歯を有す
るプーリ4が結合されている。モーター3は、ギア14
を出力軸3aと同軸上で回転可能の状態で挟み込み、歯
車地板2にビス28により固定される。
図2及び図3を参照しつつ説明する。モーター3の出力
軸3aにはタイミングベルト5と噛み合える外歯を有す
るプーリ4が結合されている。モーター3は、ギア14
を出力軸3aと同軸上で回転可能の状態で挟み込み、歯
車地板2にビス28により固定される。
【0016】前記タイミングベルト5と噛み合うことの
できる外歯を有するプーリ6aは一般の歯形を持つギア
6bと一体化され、2段ギア6を形成する。プーリ4a
とプーリ6aには、互いに歯形が噛み合える内歯5aを
有する軟質材製の前記タイミングベルト5が掛けられて
いる。フランジ7はタイミングベルト5が前記プーリ6
a及びプーリ4aから外れない様にするための規制部材
でありプーリ6aに固着されている。
できる外歯を有するプーリ6aは一般の歯形を持つギア
6bと一体化され、2段ギア6を形成する。プーリ4a
とプーリ6aには、互いに歯形が噛み合える内歯5aを
有する軟質材製の前記タイミングベルト5が掛けられて
いる。フランジ7はタイミングベルト5が前記プーリ6
a及びプーリ4aから外れない様にするための規制部材
でありプーリ6aに固着されている。
【0017】ギア8aは、異なった歯数を有する図示さ
れていないギアと一体化されて段ギア8を形成する。同
様に、ギア9aとギア9bは2段ギア9を、ギア12a
と12bは2段ギア12を、ギア15aと15bは2段
ギア15をそれぞれ形成している。また、プーリ16b
は前記プーリ6aと同じくタイミングベルト17と噛み
合うことのできる外歯を有しており、ギア16aと一体
化されて2段ギア16を形成している。
れていないギアと一体化されて段ギア8を形成する。同
様に、ギア9aとギア9bは2段ギア9を、ギア12a
と12bは2段ギア12を、ギア15aと15bは2段
ギア15をそれぞれ形成している。また、プーリ16b
は前記プーリ6aと同じくタイミングベルト17と噛み
合うことのできる外歯を有しており、ギア16aと一体
化されて2段ギア16を形成している。
【0018】遊星アーム13に結合されている軸受け1
3cには2段ギア9が回転可能な状態で嵌合されている
。また該遊星アーム13に結合されている軸13a,軸
13bにはそれぞれ遊星ギア10,11が回転可能な状
態で嵌合されており、互いにギア9bと噛みあっている
。またいずれかの遊星ギアと前記遊星アーム13との間
にはコイルスプリング29によりフリクションがかけら
れている。この様にして遊星アーム7に結合された2段
ギア9及び遊星ギア10,11は動力分配用の遊星機構
を持つ単独のユニットを形成する。
3cには2段ギア9が回転可能な状態で嵌合されている
。また該遊星アーム13に結合されている軸13a,軸
13bにはそれぞれ遊星ギア10,11が回転可能な状
態で嵌合されており、互いにギア9bと噛みあっている
。またいずれかの遊星ギアと前記遊星アーム13との間
にはコイルスプリング29によりフリクションがかけら
れている。この様にして遊星アーム7に結合された2段
ギア9及び遊星ギア10,11は動力分配用の遊星機構
を持つ単独のユニットを形成する。
【0019】以上、前述したギア及び遊星ユニットは前
記モーター3の減速歯車系を形成する様に順次噛み合わ
された状態で、歯車地板2に設けられた軸にそれぞれ嵌
合しており地板1との間で軸受支持される。
記モーター3の減速歯車系を形成する様に順次噛み合わ
された状態で、歯車地板2に設けられた軸にそれぞれ嵌
合しており地板1との間で軸受支持される。
【0020】次にフィルム巻戻し用のフォーク19は、
前記タイミングベルトと噛み合うことのできる外歯を有
するプーリ18と一体で回転し得るように係合されてい
る。該プーリ18は、地板1に結合された軸25に回転
可能な状態で嵌合し、ビス27により、前記地板1に取
り付けられた押え板20によりスラスト方向の動きを規
制される。該プーリ18と前述のプーリ16bの間には
、途中にアイドラ23を介した形で、互いのプーリに噛
合い可能な内歯17aを全周に有したタイミングベルト
17が掛けられている。
前記タイミングベルトと噛み合うことのできる外歯を有
するプーリ18と一体で回転し得るように係合されてい
る。該プーリ18は、地板1に結合された軸25に回転
可能な状態で嵌合し、ビス27により、前記地板1に取
り付けられた押え板20によりスラスト方向の動きを規
制される。該プーリ18と前述のプーリ16bの間には
、途中にアイドラ23を介した形で、互いのプーリに噛
合い可能な内歯17aを全周に有したタイミングベルト
17が掛けられている。
【0021】レバー21とレバー22はいずれもタイミ
ングベルト17の歯飛びを防止する為の部材であり、プ
ーリ16b,18とタイミングベルト17が噛み合う部
位においてタイミングベルト17の外周に沿う形で取り
付けられている。なおレバー22は歯車受板2の柱2a
により、レバー21は押え板20とその突起20aによ
り回転自由な状態で位置決めされ、それぞれのレバーの
先端21a,22aが地板1の立曲げ1dと当接するこ
とにより回転方向を規制されている。
ングベルト17の歯飛びを防止する為の部材であり、プ
ーリ16b,18とタイミングベルト17が噛み合う部
位においてタイミングベルト17の外周に沿う形で取り
付けられている。なおレバー22は歯車受板2の柱2a
により、レバー21は押え板20とその突起20aによ
り回転自由な状態で位置決めされ、それぞれのレバーの
先端21a,22aが地板1の立曲げ1dと当接するこ
とにより回転方向を規制されている。
【0022】以上のように構成された駆動ユニット10
1は、フィルム給送に必要とされる駆動源である小型モ
ーター及び動力の減速,伝搬機構を全て備えているため
、単独で作動を確認する事ができる。また、振動吸収材
等を用いて駆動系を本体から分離させることにより静音
構造にすることが容易である。
1は、フィルム給送に必要とされる駆動源である小型モ
ーター及び動力の減速,伝搬機構を全て備えているため
、単独で作動を確認する事ができる。また、振動吸収材
等を用いて駆動系を本体から分離させることにより静音
構造にすることが容易である。
【0023】次に、図1と図2を用いて給送系の作動部
の構成について説明する。
の構成について説明する。
【0024】本体100に設けられたフィルム巻取り用
の空間であるスプール室100aの上部には上地板10
6がビス113により固定される。また、スプール押え
板105は、スプール室100aの下部にビス112に
より固定される。フィルム巻き取り用のスプール104
は、前記上地板106のボス106aとスプール押え板
105の円筒状の内壁105aと軸嵌合することにより
、スプール室110内に回転可能な状態で配置される。 また、前記スプール104は、スラスト方向の動きを前
記上地板106とスプール押え板105により規制され
ているので、本体100に組み込まれた状態でユニット
として取扱うことができる。
の空間であるスプール室100aの上部には上地板10
6がビス113により固定される。また、スプール押え
板105は、スプール室100aの下部にビス112に
より固定される。フィルム巻き取り用のスプール104
は、前記上地板106のボス106aとスプール押え板
105の円筒状の内壁105aと軸嵌合することにより
、スプール室110内に回転可能な状態で配置される。 また、前記スプール104は、スラスト方向の動きを前
記上地板106とスプール押え板105により規制され
ているので、本体100に組み込まれた状態でユニット
として取扱うことができる。
【0025】前述した駆動ユニット101に組み込まれ
た地板1には切欠け孔1a,1b,1cが設けられてお
り、ブチルゴム等の軟質材で作られた振動吸収用のブッ
シュ103が地板1の板を挟んで上下対称の形で嵌め込
まれている。該駆動ユニット101は、ブッシュ103
を介して段ビス102により本体100に取り付けられ
る。この状態に於いて該駆動ユニットは本体100へ直
接接触することなく取り付けられている。
た地板1には切欠け孔1a,1b,1cが設けられてお
り、ブチルゴム等の軟質材で作られた振動吸収用のブッ
シュ103が地板1の板を挟んで上下対称の形で嵌め込
まれている。該駆動ユニット101は、ブッシュ103
を介して段ビス102により本体100に取り付けられ
る。この状態に於いて該駆動ユニットは本体100へ直
接接触することなく取り付けられている。
【0026】駆動ユニット101の上部に露出したギア
14は一体に形成された複数の円弧状の爪14aを備え
ており、前記スプール104と同一軸上に配置されて該
爪14aがスプール104の下面に設けられた溝に挿入
されている。また、前記地板1上に取り付けられたフォ
ーク19は、本体100に設けられたパトローネ室10
0bの中へ突出する。
14は一体に形成された複数の円弧状の爪14aを備え
ており、前記スプール104と同一軸上に配置されて該
爪14aがスプール104の下面に設けられた溝に挿入
されている。また、前記地板1上に取り付けられたフォ
ーク19は、本体100に設けられたパトローネ室10
0bの中へ突出する。
【0027】次に、図1〜図3を用いて、前述のように
構成された給送機構の作動の状態を説明する。
構成された給送機構の作動の状態を説明する。
【0028】駆動ユニットの作動はモーター3の回転を
制御することにより行なわれる。図示されていない演算
装置を持つ制御回路により適切なシーケンスでリード線
120a,120bに電源を供給し、極性を変えること
によりモーター3の出力軸3aの回転方向を変化させる
。
制御することにより行なわれる。図示されていない演算
装置を持つ制御回路により適切なシーケンスでリード線
120a,120bに電源を供給し、極性を変えること
によりモーター3の出力軸3aの回転方向を変化させる
。
【0029】モーター3の駆動力は、出力軸3aと結合
したプーリ4によりタイミングベルト5を介して2段ギ
ア6に伝達される。さらに2段ギア8,2段ギア9と順
次伝達され、それぞれの歯数比に応じた形で減速される
。
したプーリ4によりタイミングベルト5を介して2段ギ
ア6に伝達される。さらに2段ギア8,2段ギア9と順
次伝達され、それぞれの歯数比に応じた形で減速される
。
【0030】まず出力軸3aの回転方向がCCW方向(
反時計方向)であった場合、前述された遊星ギアのフリ
クションの作用により、前記遊星アームは2段ギア9の
回転に合わせてWa方向へ揺動される。よって、該遊星
アームに結合された遊星ギア10が2段ギア12と噛み
合い駆動力を伝達する。さらに該2段ギア12の出力は
ギア14へ伝達され、爪14aを介し適切に減速された
回転駆動力をもってスプール104をWd方向に回転さ
せる。
反時計方向)であった場合、前述された遊星ギアのフリ
クションの作用により、前記遊星アームは2段ギア9の
回転に合わせてWa方向へ揺動される。よって、該遊星
アームに結合された遊星ギア10が2段ギア12と噛み
合い駆動力を伝達する。さらに該2段ギア12の出力は
ギア14へ伝達され、爪14aを介し適切に減速された
回転駆動力をもってスプール104をWd方向に回転さ
せる。
【0031】該スプール104には爪104aが設けら
れており、フィルム112の先端部のパーフォレーショ
ン孔112aを引掛けながらWd方向へ回転することに
より、該フィルム112の巻取り動作を行なう。パトロ
ーネ114から引き出されたフィルム112は、本体1
00に設けられたレール面100c上を移送されて撮影
画面枠100dに対し適切な位置で停止する。
れており、フィルム112の先端部のパーフォレーショ
ン孔112aを引掛けながらWd方向へ回転することに
より、該フィルム112の巻取り動作を行なう。パトロ
ーネ114から引き出されたフィルム112は、本体1
00に設けられたレール面100c上を移送されて撮影
画面枠100dに対し適切な位置で停止する。
【0032】なお、フィルム112が巻き付けられてい
るパトローネ軸113は突起113aにより常時フォー
ク19と噛み合っており、前述したフィルム112の巻
取り動作中には該フォーク19はWe方向へ回転させら
れ、それに連結されたプーリ18,タイミングベルト1
7,2段ギア15,16も合わせて回転させられる。
るパトローネ軸113は突起113aにより常時フォー
ク19と噛み合っており、前述したフィルム112の巻
取り動作中には該フォーク19はWe方向へ回転させら
れ、それに連結されたプーリ18,タイミングベルト1
7,2段ギア15,16も合わせて回転させられる。
【0033】次に出力軸3aの回転方向がCW方向(時
計方向)であった場合は遊星アーム7はWb方向へ揺動
され駆動力は2段ギア15へ伝達される。さらに該2段
ギア15の駆動力は2段ギア16へ伝達され、タイミン
グベルト17を介してプーリ18へ伝達される。このよ
うにしてフォーク19は適切に減速された回転駆動力に
てWf方向へ回転させられる。
計方向)であった場合は遊星アーム7はWb方向へ揺動
され駆動力は2段ギア15へ伝達される。さらに該2段
ギア15の駆動力は2段ギア16へ伝達され、タイミン
グベルト17を介してプーリ18へ伝達される。このよ
うにしてフォーク19は適切に減速された回転駆動力に
てWf方向へ回転させられる。
【0034】前述にあるようにフォーク19に連結され
たパトローネ軸113をWf方向へ回転させることによ
り、フィルム112は巻き戻されてパトローネ114の
中に収納される。
たパトローネ軸113をWf方向へ回転させることによ
り、フィルム112は巻き戻されてパトローネ114の
中に収納される。
【0035】図4は図2の一部を拡大したもので、ギア
14とスプール104との接続部を示している。図5は
本体100に取り付けられたスプールの状態を下方から
見たものと、ギア14を上方から視たものである。
14とスプール104との接続部を示している。図5は
本体100に取り付けられたスプールの状態を下方から
見たものと、ギア14を上方から視たものである。
【0036】ギア14に設けられた爪14aの径方向寸
法φd(図5)と、該爪14aが嵌合するスプール10
4上の溝104aの径方向寸法φDとの間には通常のハ
メ合い寸法を使用せず若干のクリアランスを持たせてい
る。巾b,Bの関係も同様であり、高さ方向にも図4に
示す寸法tの分だけ余裕が付けられている。これは、前
述したように駆動ユニット101がブッシュ103のみ
で位置を決められているため位置精度が出にくいことと
、フィルム巻取り中にかかる負荷により駆動ユニット1
01が揺動されることから、ギア14とスプール104
のせり合いによって作動抵抗が増加することを防ぐため
である。
法φd(図5)と、該爪14aが嵌合するスプール10
4上の溝104aの径方向寸法φDとの間には通常のハ
メ合い寸法を使用せず若干のクリアランスを持たせてい
る。巾b,Bの関係も同様であり、高さ方向にも図4に
示す寸法tの分だけ余裕が付けられている。これは、前
述したように駆動ユニット101がブッシュ103のみ
で位置を決められているため位置精度が出にくいことと
、フィルム巻取り中にかかる負荷により駆動ユニット1
01が揺動されることから、ギア14とスプール104
のせり合いによって作動抵抗が増加することを防ぐため
である。
【0037】図6及び図7は本発明の別の実施例を示し
たものである。図6はスプール押え板105を使用せず
に、本体100’に直接スプール104を嵌合させたも
のであり、図7は、軸受け151によりスプール104
’を片持ちで固定したものである。
たものである。図6はスプール押え板105を使用せず
に、本体100’に直接スプール104を嵌合させたも
のであり、図7は、軸受け151によりスプール104
’を片持ちで固定したものである。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、直接フィルムに接触す
る巻取りスプールの動きを損なうことなく、カメラボデ
ー本体から振動吸収材により駆動部を分離させることが
可能となり、カメラのフィルム給送時における騒音を低
減させることが可能となる。
る巻取りスプールの動きを損なうことなく、カメラボデ
ー本体から振動吸収材により駆動部を分離させることが
可能となり、カメラのフィルム給送時における騒音を低
減させることが可能となる。
【図1】本発明の第1実施例のカメラの要部分解斜視図
。
。
【図2】図1のカメラの駆動ユニットの組込状態を示す
断面図。
断面図。
【図3】駆動ユニットの構成を示した斜視図。
【図4】図1の一部を拡大した説明図。
【図5】スプールと駆動部の接続部を示す平面図。
【図6】本発明の第2の実施例を示す断面図。
【図7】同じく第3の実施例を示す断面図。
【図8】従来例の構成を示す斜視図。
【図9】その組込状態を示した断面図。
100…本体
101…駆動ユニット 102…段ビス
103…ブッシュ104…スプール
105…スプール押え板 106…上地板
101…駆動ユニット 102…段ビス
103…ブッシュ104…スプール
105…スプール押え板 106…上地板
Claims (2)
- 【請求項1】 フィルム巻き取りスプールが単独で回
転可能に位置決め固定されたカメラボデー本体ユニット
を持ち、フィルム移送用モーターならびにギア列を有す
る駆動ユニットが振動吸収材を介して上記カメラボデー
本体ユニットに取り付けられていることを特徴とするカ
メラ。 - 【請求項2】 該駆動ユニットの出力を該スプールに
伝達する機構が設けられている請求項1のカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14886391A JPH04371932A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | カメラ |
US08/951,369 US5911088A (en) | 1991-05-30 | 1997-10-16 | Camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14886391A JPH04371932A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04371932A true JPH04371932A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15462423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14886391A Pending JPH04371932A (ja) | 1991-05-30 | 1991-06-20 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04371932A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5515127A (en) * | 1993-12-22 | 1996-05-07 | Nikon Corporation | Structure for fixing electric driving device to camera body |
US5729782A (en) * | 1994-11-02 | 1998-03-17 | Nikon Corporation | Camera film feed drive system reducing vibration and noise |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP14886391A patent/JPH04371932A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5515127A (en) * | 1993-12-22 | 1996-05-07 | Nikon Corporation | Structure for fixing electric driving device to camera body |
US5729782A (en) * | 1994-11-02 | 1998-03-17 | Nikon Corporation | Camera film feed drive system reducing vibration and noise |
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