JPH0437172A - 熱電対及び熱電対を備えた半導体製造装置 - Google Patents

熱電対及び熱電対を備えた半導体製造装置

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JPH0437172A
JPH0437172A JP2145066A JP14506690A JPH0437172A JP H0437172 A JPH0437172 A JP H0437172A JP 2145066 A JP2145066 A JP 2145066A JP 14506690 A JP14506690 A JP 14506690A JP H0437172 A JPH0437172 A JP H0437172A
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JP
Japan
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thermocouple
coil
coils
temperature
capacitor
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JP2145066A
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Hidehiro Ojiri
小▲かう▼ 英博
Yoshiaki Kato
義章 加藤
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 ・概要 ・産業上の利用分野 ・従来の技術(第6図) ・発明が解決しようとする課題(第7図)・課題を解決
するための手段 ・作用 ・実施例 ■第1の実施例(第1図、第5図) ■第2の実施例(第2図) ■第3の実施例(第3図) ■第4の実施例(第4図) ・発明の効果 〔概要〕 熱電対及び熱電対を備えた半導体製造装置に関し、更に
詳しく言えば、高周波電力を印加する半導体製造装置内
で処理されるウェハなどの温度測定に用いられる熱電対
及び熱電対を備えた半導体製造装置に関し、 熱電対の導線に誘導される高周波ノイズを除去し、精度
のよい温度測定を行うことができる熱電対及び熱電対を
備えた半導体製造装置を提供することを目的とし、 熱電対は、2本の異なるsmが接合されてなる熱電対に
おいて、前記各導線又は補償導線に、コイルが備えられ
ていることを含み構成し、熱電対を備えた半導体製造装
置は、交流電源と、上記の熱電対とを含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、熱電対に関し、更に詳しく言えば、高周波電
力を印加する半導体製造装置内で処理されるウェハなど
の温度測定に用いられる熱電対に関する。
〔従来の技術〕
高周波電力を印加してエツチングガスをプラズマ化し、
このプラズマガスによりウェハ上のAI膜等をエツチン
グするドライエツチング装置などにおいて、反応を制御
するためウェハの温度を監視するl・要がある。
このため、従来、第6図(a)に示すような熱電対が用
いられている。二〇熱電対においては、2本の補償導線
2a、2bを接合した接合部1を被測定物に接触させる
と、その温度に対応して、通常補償導線2a、2bの開
放端間に通常同図(b)のような直流の電圧差が発生す
る。そして、この電圧差を測定し、温度に換算すること
により、被測定物の温度測定が完了する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、ガスをプラズマ化するため高周波電力を印加す
ると、熱電対の導線2a、2bに高周波it源からの高
周波ノイズが誘導され、これが直流電圧に重畳されるた
め正確な温度測定ができないという問題がある6例えば
、1.5に−の高周波電力を印加したとき、数十■の高
周波ノイズが補償導線2a、2bに誘導されて測定すべ
き電圧数十mVに重畳するため、測定すべき電圧が全く
測定不能になってしまう(第7図)。
そこで、高周波ノイズが誘導されるS線を用いずに、光
ファイバを介して温度情報を伝達できる蛍光光フアイバ
温度針を用いることにより、高周波ノイズが誘導されな
い状態で温度測定を行っている。
しかし、この場合、ウェハの被温度測定部に蛍光物質を
塗布する必要がある。
このため、この蛍光物質によりチャンバ内が汚染された
り、この蛍光物質がウェハ上に後々まで残存したりして
半導体装置の特性や信錬性を悪化させるという問題があ
る。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
、熱電対の5IIAに誘導される高周波ノイズを除去し
、ウェハを汚染せずに精度のよい温度測定を行うことが
できる熱電対及び熱電対を備えた半導体製造装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題は、第1に、2本の異なる導線が接合されてな
る熱電対において、前記各導線に、コイルが備えられて
いることを特徴とする熱電対によって解決され、 第2に、第1の発明に記載の各導線に備えられたコイル
に接続され、ローパスフィルタを構成するコンデンサを
有することを特徴とする熱電対によって解決され、 第3に、第2の発明に記載のコイルとコンデンサとから
なるローパスフィルタが前記2本の導線に複数継続に備
えられていることを特徴とする熱電対によって解決され
、 第4に、第1.第2又は第3に記載のコイルの巻線が磁
性体の周囲に巻かれていることを特徴とする熱電対によ
って解決され、 第5に、第1.第2.第3又は第4の発明に記載のコイ
ルが、前記導線もしくは該導線の補償導線からなること
を特徴とする熱電対によって解決され、 第6に、交流電源と、第1.第2.第3.第4第5又は
第6記載の熱電対とを有する半導体製造装置によって解
決される。
〔作用〕
第1の発明の熱電対においては、熱電対の各導線にコイ
ルが接続されているので、交流を抑制するコイルの働き
により高周波ノイズの伝達は抑制され、直流成分である
温度情報はそのまま伝達される。
これにより、必要な温度情報のみが測定器に伝達される
ので、精度のよい温度測定を行うことができる。
また、第2の発明の熱電対においては、第1の発明に記
載のコイルの前後の位置に対応させて各コイルがコンデ
ンサを介して互いに接続されている。これらのコイルと
コンデンサとはローパスフィルタを構成するので、第1
の発明の場合よりも高周波ノイズの伝達を更に抑制する
ことができる。
これにより、読み取り精度が向上し、−層精度のよい温
度測定を行うことができる。
更に、第3の発明の熱電対によれば、第2の発明に記載
のコイル及びコンデンサからなるローパスフィルタが複
数段継続に備えられているので、第2の発明の場合より
も更に高周波ノイズの伝達を抑制することができる。
これにより、−層精度のよい温度測定を行うことができ
る。
また、第4の発明の熱電対によれば、第1〜第3の発明
に記載のコイルの巻線が磁性体の周囲に巻かれているの
で、同じインダクタンスを得るのにコイルの大きさを小
さくできる。
更に、第5の発明のように、特にコイルの材料として導
線の補償導線が用いられているので、コイルと導線との
接続部でゼーベック効果などによる起電力が生じるのを
防止することができる。
これにより、誤差のない必要な温度情報のみが測定器に
伝達され、精度のよい温度測定を行うことができる。
また、第6の発明の半導体製造装置によれば、第1〜第
5の発明の熱電対を備えているので、交流電源により処
理されるウェハの温度を測定する際、交流電源からの交
流ノイズが熱電対の導線にのった場合でも、交流ノイズ
の伝達は抑制され、直流成分である温度情報はそのまま
伝達することができる。
これにより、必要な温度情報のみが測定器に伝達される
ので、従来のように蛍光光フアイバ温度計を用いること
なく精度のよい温度測定を行うことができる。従って、
ウェハの汚染も防止することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
■第1の実施例 第1図(a)は、第1の実施例の熱電対を示す断面図で
ある。
同図において、4a、4bはそれぞれクロメルアルメル
からなる2本の導線、3はこれらの先端同士が溶接など
により接合された接合部で、この接合部3を被測定物に
接触させて温度を測定する。6a、6bは各導線4a、
4bの一部をコイル状に巻いて作成されたコイルで、接
合部3と開放端5a、5bとの間に直列に設けられ、そ
れぞれの補償導線4a、4bに接続されたコイル6a6
bのインダクタンスがともに約3.2dとなるように、
巻数を501円筒状のコイルの円筒の直径を約2c+m
としている。
この熱電対においては、測定温度に対応して接合部3に
発生する起電力がコイル6a、6bを通過して開放端5
a、5bに伝達される。そして、この開放端5aと5b
との間に接続された電圧針で電圧差が読み取られ、この
電圧差が更に温度に換算される。
このような第1の実施例の熱電対によれば、接合部3と
開放端5a、5bとの間にコイル6a6bを有している
ので、導線4a、4bに外部から高周波ノイズが誘導さ
れた場合でも、高周波ノイズの伝達が抑制され、低周波
成分のみ開放@5a、5bに伝達される。
また、上記実施例の場合、コイル6a、6bと導線4a
、4bとは一体的に形成されているので、異なる導線の
接続によるゼーベック効果に基づく起電力は生じない。
従って、接合部3で発生する温度情報たる直流の電圧差
を精度よく測定することができる。
次に、ドライエツチング装置においてこの熱電対18に
よりウェハの温度を測定する実験について説明する。
第5図は、実験に用いたドライエツチング装置で、図中
符号14はウェハ16上のAI膜などのエツチングが行
われる減圧室、I5はウェハI6を静電的に固定するた
めの静電チャック、16はガスをプラズマ化するための
一方の電極と接続されているウェハ、17はガスをプラ
ズマ化するための他方の電極、18はウェハ16の温度
を測定するための第1図(a)に示す熱電対、20は減
圧室I4内のガスをプラズマ化する周波数13.56M
Hzの高周波電力を供給するための高周波型a(交流電
源)である。なお、19は蛍光光フアイバ温度計で測定
温度の比較のために特別に設置しているものである。
実験は、このようなドライエツチング装置の減圧室14
中の静電チャック15にウェハ16を固定した後、アル
ゴンガスを入れ、周波数13.56MHzの高周波電力
1,5に−をウェハ16と電極17との間に印加してア
ルゴンガスをプラズマ化した状態で、うエバ16に接触
した熱電対18の2本の導線4a、4bの間の電圧差を
測定することにより行った。また、熱電対18の2本の
導線4a、4bの間の電圧差の測定はオシロスコープの
波形観察により行った。なお、測定温度の比較のため、
蛍光光フアイバ温度計19による温度測定も同時に行っ
た。
実験に用いた熱電対18は、第1図(a)の構成のもの
を用いた。
実験結果によれば、第1図(b)に示すように、電圧2
.28■Vを中心として±0.25n+ν変化する交流
波形が得られた。なお、2.28■Vは54,9°Cに
相当し、蛍光光フアイバ温度計19により測定された温
度55.1℃に対してほぼ整合のとれた値が得られた。
以上のように、本発明の第1の実施例の熱電対I8を備
えたドライエンチング装置によれば、従来導線に誘導さ
れ、測定端子に伝達していた数十Vの高周波ノイズは、
直列に挿入したコイル6a6bにより測定すべき電圧に
対して問題のないレヘルまで大幅に抑制することができ
た。
これにより、蛍光光フアイバ温度針を用いる必要がなく
なるので、ウェハ16などを汚染することなく、精度の
よい温度測定を行うことが可能となる。
■第2の実施例 第2図(a)は、第2の実施例の熱電対を示す図である
二〇熱電対においては、両コイル8a、8bの開放端5
a、5b側を2pFのコンデンサ9を介して接続してい
る点が、コンデンサを有せず、導線4a、4b間を開放
している第1図に示す第1の発明の実施例の場合と異な
っている。なお、これらのコイル8a、8bのインダク
タンスは、第1の発明の実施例のコイル6a、6bのイ
ンダクタンスと等しくなるようにともに3.2mHとさ
れている。この場合、磁心コイルを用いているので、コ
イル8a、8bの巻線の巻数は20と少なくなっている
。そして、これらのコイル8a  8bとコンデンサ9
とはローパスフィルタを構成している。
このような熱電対を備えたドライエツチング装置を用い
て第1の実施例で説明した実験と同様な実験を行うと、
第2図(b)に示す電圧波形が得られた。
実験結果によれば、電圧2.41■Vを中心として±0
.05■V変化する交流波形が得られた。なお、2,4
1■Vは58.1°Cに相当し、蛍光光フアイバ温度針
の温度5日、3°Cに対してほぼ整合のとれた値となっ
ている、また、この場合、コンデンサ9の追加により特
に波形がより均されてきているため、読み取り精度が向
上する。
これにより、蛍光光フアイバ温度計を用いる必要がなく
なるので、ウェハ16などを汚染することなく、更に精
度のよい温度測定を行うことが可能となる。
■第3の実施例 第3図(a)は、第3の実施例の熱電対を示す図である
同図(a)において、lla、llbは先端がそれぞれ
接合されたクロメル−アルメルからなる2本の導線で、
先端の接合部10を被測定部に接触させ、接合部10に
発生する起電力を測定することにより温度測定を行う。
また、他端の接続部12a。
12bは溶接などによりローパスフィルタに接続されて
いる。
このローパスフィルタのコイルし1〜L12及び導線は
導線11a、llbと同じクロメル−アルメルを用いて
それぞれ作成され、第2の発明の実施例の構成を基本と
する四端子のローパスフィルタが両導線11a、llb
の接続部12a、 12bに10段継続接続されている
。但し、この場合コイルとして空心コイルが用いられて
いる点が第2の発明の実施例の構成と異なっている。な
お、01〜C5はコンデンサを示す。
以上のように、第3の実施例の熱電対によれば、コイル
し1〜L12及び導線の材料として導線と同じ材料を用
いているので、ローパスフィルタと導線11a、Ilb
との接続部12a、12bでゼーベック効果に基づく起
電力の発生を防止できる。また、ローパスフィルタによ
り、高周波成分の伝達が抑制され、低周波成分のみが伝
達される。
これにより、温度情報たる導線11a、Ilbの接合部
10の直流の起電力のみを精度よく測定することができ
る。
次に、二〇熱電対を備えた第6の発明の実施例のドライ
エツチング装置を用いてウェハ温度を測定する実験につ
いて説明する。
実験は、第1及び第2の実施例で説明した実験と同様な
構成、条件で行った。熱電対に接続されたローパスフィ
ルタは全コイル(Ll+・・・+L12)のインダクタ
ンスが計6.4mH、全コンデンサ(C1+・・・十C
5)のキャパシタンスが計29Fとなるように決められ
、かつ段間はインピーダンス整合されている。このよう
な条件を満たすように、各コイルのインダクタンス及び
各コンデンサのキャパシタンスは、 ■Ll=L6=L7=L12=0.32鋼HL2〜L5
=L8〜L11=0.64+*H■C1〜C5=0.4
pF としである。
実験結果によれば、測定された電圧は直流成分2.45
閣Vのみで交流成分はほとんど観察されなかった。なお
、2.45閣Vは59.1°Cに相当し、蛍光光フアイ
バ温度計19の温度59.4℃に対してほぼ整合のとれ
た値が得られた。
以上のように、第3の実施例の熱電対を備えた第6の発
明の実施例によれば、ローパスフィルタを両導線11a
、llbの接続部12a、12bに10段継続接続する
ことにより、従来の熱電対の導線に誘導された数十■の
高周波ノイズをほぼ除去することができた。従って、読
み取り精度を更に向上することができる。また、ローパ
スフィルタのコツイルL1〜L12及び導線が熱電対の
導線と同し材料で作成されているので、接続部12a、
12bでゼーベック効果に基ずく起電力も発生せず、誤
差を最小にすることができる。
これにより、蛍光光フアイバ温度計を用いる必要がなく
なるので、ウェハ16などを汚染することなく、第2の
発明の実施例の熱雷対を用いた場合と比較して更に精度
のよい温度測定を行うことが可能となる。
■第4の実施例 第4図(a)は、第4の実施例の熱電対を示す図で、接
合部3と開放端5a、5bとの間に磁心コイルが接続さ
れている点が、空心コイルを用いた第1の発明の実施例
の場合と異なっている。
第4図(a)において、棒状のフェライトからなる磁性
体7a、7bの周囲にクロメル−アルメルからなる導線
4a、4bが巻かれて磁心コイルが構成されている。
このような熱電対によれば、磁心コイルを用いている分
だけ空心コイルよりも磁力線を有効に利用できるので、
第1の発明の実施例のコイル6a6bと比較して、イン
ダクタンスが3.2mHになるコイル8a、8bの巻線
の巻数を20と少なくすることができる。即ち、大きさ
を小さくすることができる。
次に、この熱電対を備えたドライエツチング装置を用い
て第1ないし第3の実施例で説明した実験と同様な実験
を行うと、第4図(b)に示す測定電圧波形が得られた
即ち、実験結果によれば、電圧2.5mVを中心として
±0,25■V変化する交流波形が得られた。なお、2
.5園νは60.3℃に相当し、蛍光光フアイバ温度計
19の温度60.4°Cに対してほぼ整合のとれた値と
なった。
以上のように、第4の実施例の熱電対によれば、磁心コ
イルを用いることにより熱電対の大きさを小さくできる
ので、装置に備える場合、より設置し易くなる。
〔発明の効果〕
以上のように、第1の発明の熱電対によれば、熱電対の
各導線にコイルが接続されているので、高周波ノイズの
伝達が抑制され、直流成分である温度情報はそのまま伝
達される。
これにより、必要な温度情報のみが測定器に伝達される
ので、精度のよい温度測定を行うことができる。
また、第2の発明の熱電対によれば、第1の発明に記載
のコイルの前後の位置に対応させて2本の導線がコンデ
ンサを介して接続されているので、コイルとコンデンサ
とはローパスフィルタを構成し、第1の発明の熱電対に
比較して読み取り精度を向上させ、−層精度のよい温度
測定を行うことができる。
更に、第3の発明の熱電対によれば、第2の発明に記載
のコイル及びコンデンサからなるローパスフィルタを複
数段継続接続しているので、第2の発明の場合よりも更
に高周波ノイズの伝達を抑制することができ、−層精度
のよい温度測定を行うことができる。
また、第4の発明の熱電対によれば、第1〜第3の発明
に記載のコイルの巻線が磁性体の周囲に巻かれているの
で、同じインダクタンスを得るのにコイルの大きさを小
さくできる。
更に、第5及び第6の発明のように、特にコイルが導線
と同し材料からなるので、コイルと導線との接続部でゼ
ーベック効果などによる起電力が生しるのを防止するこ
とができる。
これにより、誤差のない必要な温度情報の心が測定器に
伝達され、精度のよい温度測定を行うことができる。
また、第7の発明の半導体製造装置によれば、第1〜第
6の発明の熱電対を備えているので、必要な温度情報の
みが測定器に伝達されるので、従来のように蛍光光フア
イバ温度計を用いることなく精度のよい温度測定を行う
ことができる。従って、ウェハの汚染も防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の実施例の熱電対を説明する図、第2図
は、第2の実施例の熱電対を説明する図、第3図は、第
3の実施例の熱電対を説明する図、第4図は、第4の実
施例の熱電対を説明する図、第5図は、実施例の熱電対
の実験に用いたドライエンチング装置の構成図、 第6図は、従来例の熱電対を説明する図、第7図は、従
来例の熱電対の問題点を説明する図である。 〔符号の説明〕 1、.3.10・・・接合部、 2 a、  2 b、  4 a、  4 b、 ll
a、 1lb−導線、5a、5b・・・開放端、 6a、6b、8a、8b、Ll 〜L9−vイル、7a
、7b・・・磁性体、 9.01〜C5・・・コンデンサ、 12a 12b・・・接続部、 14・・・減圧室、 15・・・静電チャック、 16・・・ウェハ、 17・・・電極、 18・・・熱電対、 19・・・蛍光光フアイバ温度計、 20・・・高周波電源(交流電源)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2本の異なる導線が接合されてなる熱電対におい
    て、 前記各導線に、コイルが備えられていることを特徴とす
    る熱電対。
  2. (2)請求項1記載の各導線に備えられたコイルに接続
    され、ローパスフィルタを構成するコンデンサを有する
    ことを特徴とする熱電対。
  3. (3)請求項2記載のコイルとコンデンサとからなるロ
    ーパスフィルタが前記2本の導線に複数継続に備えられ
    ていることを特徴とする熱電対。
  4. (4)請求項1、請求項2又は請求項3記載のコイルの
    巻線が磁性体の周囲に巻かれていることを特徴とする熱
    電対。
  5. (5)請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載
    のコイルが、前記導線もしくは該導線の補償導線からな
    ることを特徴とする熱電対。
  6. (6)交流電源と、 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又
    は請求項6記載の熱電対とを有する半導体製造装置。
JP2145066A 1990-06-01 1990-06-01 熱電対及び熱電対を備えた半導体製造装置 Pending JPH0437172A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009200487A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Asml Netherlands Bv 温度センサを有するリソグラフィ装置およびデバイス製造方法

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