JPH1082807A - 超電導導体およびその交流損失測定方法 - Google Patents

超電導導体およびその交流損失測定方法

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JPH1082807A
JPH1082807A JP23887596A JP23887596A JPH1082807A JP H1082807 A JPH1082807 A JP H1082807A JP 23887596 A JP23887596 A JP 23887596A JP 23887596 A JP23887596 A JP 23887596A JP H1082807 A JPH1082807 A JP H1082807A
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JP
Japan
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superconducting
core material
conductor
wire
loss
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JP23887596A
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Inventor
Jun Fujigami
純 藤上
Norihiro Saga
宣弘 嵯峨
Hideo Ishii
英雄 石井
Yoshihiro Iwata
良浩 岩田
Chikushi Hara
築志 原
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 はんだ付けによって電圧端子を設けることな
く、正確に超電導導体の交流損失を測定できる方法を提
供する。 【解決手段】 円筒形の芯材と、該芯材に螺旋状に巻き
付けられた複数本の超電導線とを備える超電導導体に対
し、回路ABCDを設ける。回路ABCDのうち、辺A
Bは該導体に通電する際に電場および磁場が0である位
置に設けられる。辺DCは辺ABと平行である。導体を
構成する超電導線に交流電流を流す際に発生する磁場に
よって回路ABCDに誘起される電圧を測定し、得られ
た電圧から超電導導体の交流損失を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡便に交流損失を
測定することのできる超電導導体およびその導体につい
て交流損失を測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】交流通電時の超電導導体に発生するヒス
テリシス損失を測定する方法として、冷媒の蒸発量等で
損失を見積もる熱的測定方法と、導体の発生電圧から損
失を見積もる電気的測定方法がある。
【0003】熱的測定方法の場合、外部からの熱侵入等
の影響を測定値より除去する必要がある。したがって、
この方法で正確な測定を行なおうとすると、電流端末か
らの熱侵入を阻止するための対策、測定容器を断熱する
ための対策等を細心の注意を払って講じる必要が生じ、
どうしても測定系が大がかりなものになってしまう。
【0004】一方、電気的測定方法では、正弦波交流電
流を通電した際に発生する電圧から、ロックインアンプ
等により電流と同位相の抵抗性電圧成分を読取ることに
より、損失を見積もることができる。この測定方法は、
熱的測定方法と比較して簡易な設備で測定が可能であ
る。従来の電気的測定方法では、電圧検出のための端子
が測定の対象となる導体に設けられる。
【0005】複数の線材を集合してなる超電導導体のヒ
ステリシス損失を電気的方法によって測定するため、通
常ははんだ処理を行なっている。しかしながら、はんだ
処理によって線材の超電導特性が変化したり、はんだ処
理による接触抵抗の不均一化等により、正確な交流損失
の測定ができなくなることがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、はん
だ処理による線材の超電導特性の変化や導体外観の変化
を与えることなく、正確に交流損失を測定できる構造を
有する超電導導体を提供することである。
【0007】本発明のさらなる目的は、そのような構造
を有する超電導導体を用いて交流損失を正確に測定でき
る方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に従う超電導導体
は、円筒形の芯材と、芯材に螺旋状に巻き付けられた複
数本の超電導線とを備える超電導導体において、芯材と
超電導線との間に、芯材の長手方向に所定の長さを有す
るよう芯材に密着して設けられた、外部回路に接続可能
な絶縁被覆電線を備えることを特徴とする。
【0009】本発明に従う交流損失の測定方法は、円筒
形の芯材と、芯材に螺旋状に巻き付けられた複数本の超
電導線とを備える超電導導体の交流損失を測定するため
の方法である。この方法では、複数本の超電導線に交流
電流を流す際に芯材の周囲に発生する、該芯材の中心軸
からほぼr0 (r0 は該芯材の半径)離れた位置からR
(R≧r1 、r1 は超電導導体の半径)離れた位置まで
の磁場によって誘起される電圧を測定する。この測定さ
れた電圧から、超電導導体の交流損失を算出する。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、図1に示すような円筒形で
ある超電導導体を考える。交流損失は一般に次のような
式によって定義することができる。
【0011】
【数1】
【0012】上式は次のように変形することができる。
【0013】
【数2】
【0014】図1に示すような円筒導体に電流を流す場
合、図2に示すような座標系をとると、次のような関係
が成立する。
【0015】
【数3】
【0016】したがって、I=IP cosωtであれ
ば、次式が成立する。
【0017】
【数4】
【0018】[数2]に従って損失を求めるため、[数
2]に[数3]を代入し、r=Rmの円筒面について積
分を行なえば、次のとおりとなる。
【0019】
【数5】
【0020】したがって、[数5]中のEZ (Rm,
t)を求めれば、損失Wを算出することができる。従来
法によれば、電圧端子を導体の表面に取付け、2点間の
電位差という形でEZ (R,t)(Rは導体の外径)を
計測することになる。
【0021】既知の正弦波交流電流を通電した際に発生
する電場が導体の長手方向に平行であり、発生する磁場
が円環状であれば、理論的には、電場Ez の値を測定す
ることにより損失Wが得られる。そして本発明者らは、
誘導電圧Vmと通電電流I(t)より次式の形で求める
W′が、求めたい損失Wと一致することを見出し、それ
を測定に応用することを考えた。
【0022】
【数6】
【0023】たとえば、図3(a)および(b)に示す
ように、導体の長手方向に平行な2辺を有する回路を設
ける。辺ABは導体上において磁場および電場が0であ
る位置に置かれる。辺ABと辺CDとは平行である。す
なわち、点CおよびDの導体の中心軸からの距離は等し
い。辺ADおよびBCの長さをRmとし、図3(b)に
示す斜線内の磁束をΦとしたとき、電磁誘導により回路
ABCDに誘起される電圧(誘導起電力)Vmは、次の
式で表わすことができる。
【0024】
【数7】
【0025】一方、マックスウェルの方程式により次の
関係が成立する。
【0026】
【数8】
【0027】超電導体の場合、[数8]は次のように変
形することができる。
【0028】
【数9】
【0029】したがって、回路ABCDにおいて計測す
ることができるVmはEZ (Rm,t)に等しくなり、
誘導電圧を計測することによって損失を求めることがで
きる。
【0030】本発明者らは、上述した原理が円筒形の芯
材上に超電導線を螺旋状に巻きつけた導体にも適用でき
ると考え、本発明を完成させるに至った。この場合、芯
材の直上、すなわち芯材の中心からほぼr0 (r0 は芯
材の半径)離れた位置が、電場=0、磁場=0の位置に
相当する。この位置に、上述した辺ABに相当する電路
を予め導体に設けておけば、上述したような回路を形成
し、誘導電圧を容易に測定することができる。
【0031】本発明の超電導導体は、上述した辺ABに
相当する電路を備えていることを特徴としている。この
ような電路は、芯材の長手方向に所定の長さを有するよ
う芯材に密着して設けられておれば、その配置方法は特
に限定されるものではない。芯材の長手方向に沿う電路
の長さは、芯材に巻き付けられる超電導線のピッチより
も長いことが望ましい。電路の配置の仕方は、たとえば
図4および5に示すとおりである。図4では、芯材10
上に、その長手方向と平行に電路12が設けられてい
る。電路12は、芯材10の表面に設けられる。図5で
は、電路12は、芯材10の表面において螺旋状に設け
られている。いずれの場合でも、電路12は、導体に電
流を流したときに電場および磁場が0となる位置、すな
わち芯材の表面に設けられる。一方、図6に示すよう
に、電路12′の部分が芯材10の表面から離れたとこ
ろに配置されるのは望ましくない。芯材10から離れた
部分は、上述した電場および磁場が0とならないからで
ある。
【0032】芯材上に設けられるこのような電路は、半
径の比較的小さい絶縁被覆電線からなることが好まし
い。このような電線は、上述した回路を形成することが
できるよう、導体の芯材上に設けられる。たとえば図4
に示すように芯材上に絶縁被覆電線を設ける場合、図7
に示すように、電線22の上から絶縁テープ24を巻け
ば、芯材10上に電線22を固定することができる。一
方、図5に示すように芯材10上に電線を巻き付けれ
ば、絶縁テープを用いることなく芯材上に電線を固定す
ることができる。
【0033】電線に使用される絶縁材料は、液体窒素中
でも割れ等の劣化を生じないものが好ましい。このよう
な材料として、エナメル、テフロン等を用いることがで
きる。電線を構成する導電材料は、たとえば銅等とする
ことができる。絶縁被覆電線の直径は、その上に巻き付
けられる超電導線に変形や座屈等の悪影響を与えない範
囲であることが好ましい。たとえば、電線の線径は超電
導線材の厚みまたは直径以下とすることが望ましい。よ
り好ましい線径は、たとえば500μm以下であり、よ
り好ましい線径の範囲は、たとえば100〜500μm
である。
【0034】図8および図9に本発明に従う超電導導体
の一具体例を示す。芯材30上には、上述した回路を形
成することができるように絶縁被覆電線32が設けられ
ている。絶縁被覆電線32は、芯材30上に巻かれた絶
縁テープ34によって固定される。絶縁テープ34上に
は、テープ状の超電導線36および38が、2層で螺旋
状に巻き付けられている。各層には、複数本のテープ状
超電導線が配置されている。このような導体において、
電線32を用いて図3に示すような回路を形成して誘導
電圧を測定し、導体に通電する電流と同相の抵抗性電圧
を読取れば、上述した原理に基づいて交流損失を算出す
ることができる。
【0035】上記具体例では、テープ状超電導線が用い
られているが、その形状は特に限定されるものではな
く、たとえば丸線を同様に用いることもできる。また、
以下の実施例ではテープ状酸化物超電導線、特にビスマ
ス系酸化物超電導線を芯材に巻き付けた導体について説
明するが、用いられる超電導線はこれに限定されるもの
ではなく、金属系および金属間化合物系超電導体等の他
の超電導体を用いた線材で構成される導体にも本発明を
適用することができる。以下、実施例により本発明をよ
り詳細に説明する。
【0036】
【実施例】
実施例1 Bi23 、PbO、SrCO3 、CaCO3 およびC
uOを用いて、Bi:Pb:Sr:Ca:Cu=1.8
1:0.30:1.92:2.01:3.03の組成比
になるようにこれらを配合した。得られた粉末を、複数
回、熱処理した。なお、各熱処理後において粉砕を行な
った。熱処理および粉砕を経て得られた粉末をさらにボ
ールミルにより粉砕しサブミクロンの粉末を得た。得ら
れた粉末を800℃で2時間熱処理した後、外径12m
m、内径10mmの銀パイプ中に充填した。粉末を充填
したパイプを伸線加工した後、切断した。得られた線材
を7本、外径12mm、内径9mmの銀パイプに嵌合
し、直径1mmとなるまで伸線加工を行なった。得られ
た線材に複数回の圧延加工および熱処理を施し、厚さ
0.2mm、幅3mmのテープ状7芯超電導線を得た。
【0037】長さが1.5m、外径が19mmφの銅パ
イプ上に、0.1mmφのエナメル絶縁リード線を設け
た。リード線は、銅パイプの長手方向にほぼ平行に配置
した。エナメル絶縁リード線をポリイミドからなる絶縁
テープで固定した後、その上に得られた超電導線を50
0mmのピッチで螺旋状に巻き付けた。図9に示すよう
に超電導線を銅パイプ上に2層巻き付けて、2層超電導
導体を作製した。なお、第1層の上に絶縁紙を巻き付
け、その上に第2層の超電導線を巻き付けた。これによ
り、第1層と第2層とを電気的に絶縁した。
【0038】エナメル絶縁リード線を用いて図10に示
すような回路を構成した。用いたエナメル絶縁リード線
のうち600mmの長さの部分を芯材の表面に固定し、
その他の部分を導体の表面に引き出した。図10に示す
ように、リード線42によって回路を形成し、その回路
に誘起される電圧を測定できるようロックインアンプ5
2にリード線42を接続した。また比較例として、導体
を構成する銅パイプの両端からそれぞれ400mmの場
所にある複数本の超電導線をはんだによって一体化する
ことにより2つの電圧端子を構成し、それぞれにリード
線をはんだ付けした。図10に示すように、電圧端子6
0aと60bとの間の電圧を測定できるよう、両端子に
はんだ付けされたリード線62aおよび62bをロック
インアンプ54に接続した。超電導導体50をシャント
56を介して交流電源58に接続し、導体50に通電を
行なった。また、シャント56の両端子は、ロックイン
アンプ52および54にそれぞれ接続された。図に示す
ように、通電電流の波形(正弦波)をレファレンス、リ
ード線42および62にそれぞれ発生する電圧をシグナ
ルとして、ロックインアンプ52および54にそれぞれ
信号を入力した。通電電流と同相の電圧成分をロックイ
ンアンプにより分離し、得られた抵抗性電圧と通電電流
との積により、導体単位長さ当りの損失を見積もった。
その結果、超電導導体の臨界電流(Ic)値以下で通電
を行なった場合、リード線42によって形成された回路
に生ずる電圧を測定して得られる結果と端子間の電圧を
測定して得られる結果とはほぼ一致することが確認でき
た。
【0039】実施例2 芯材上に設けるリード線として0.8mmφのテフロン
被覆リード線および0.5mmφのテフロン被覆リード
線をそれぞれ用いた以外は、実施例1と同様の構造を有
する超電導導体を作製した。得られた導体の外観をチェ
ックした結果、0.8mmφのテフロン被覆リード線上
に巻き付けた超電導導体には若干の座屈が見られた。一
方、0.5mmφのテフロン被覆リード線上に巻き付け
た線材には座屈が見られなかった。
【0040】実施例3 超電導線材を4層で巻き付けた以外は、実施例1と同様
の構造を有する超電導導体を作製した。導体のIcを測
定したところ、1μV/cm定義でIcは1000Aで
あり、線材の性能から予想されるIc(2000A)よ
りも低いことを確認した。導体を分解して線材の劣化箇
所を調査したところ、はんだ付けにより電圧端子を設け
た部分に劣化箇所が認められた。一方、本発明に従って
回路を構成するためのリード線を設けた部分には劣化箇
所は認められなかった。
【0041】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、はんだを用いて電圧端子を形成することなく、超電
導導体の交流損失を測定することができる。本発明は、
超電導導体の外観および特性に悪影響を与えることな
く、交流損失を測定できる技術を提供するものである。
本発明では、4端子法で行なうよりもより正確に導体の
交流損失を測定することが可能である。したがって、本
発明は、交流損失を逐次チェックする必要がある分野、
たとえば交流用電力ケーブル等の分野で効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】円筒形の導体を示す斜視図である。
【図2】円筒形の導体に発生する磁場および電場を求め
るための座標系を示す模式図である。
【図3】円筒形の導体に発生する交流損失を求めるため
の回路を示す図である。
【図4】本発明において、芯材上に交流損失を求めるた
めの電路を配置する一具体例を示す斜視図である。
【図5】本発明において、芯材上に交流損失を求めるた
めの電路を配置するもう1つの具体例を示す斜視図であ
る。
【図6】芯材上に設けられる望ましくない電路の例を示
す斜視図である。
【図7】芯材上に設けられる絶縁被覆電線を固定するた
めの一具体例を示す斜視図である。
【図8】本発明に従う超電導導体の一具体例を示す斜視
図である。
【図9】本発明に従う超電導導体の一具体例を示す断面
図である。
【図10】本発明の実施例において、交流損失を求める
ための回路を示す図である。
【符号の説明】
10、20、30 芯材 12、12′ 電路 22、32 絶縁被覆電線 24、34 絶縁テープ 36、38 超電導線 42、62 リード線 50 超電導導体 52、54 ロックインアンプ 60a、60b はんだ付け端子
フロントページの続き (72)発明者 石井 英雄 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 岩田 良浩 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 原 築志 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社電力技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形の芯材と、前記芯材に螺旋状に巻
    き付けられた複数本の超電導線とを備える超電導導体に
    おいて、 前記芯材と前記超電導線との間に、前記芯材の長手方向
    に所定の長さを有するよう前記芯材に密着して設けられ
    た、外部回路に接続可能な絶縁被覆電線を備えることを
    特徴とする、超電導導体。
  2. 【請求項2】 前記超電導線がテープ状の酸化物超電導
    線であることを特徴とする、請求項1記載の超電導導
    体。
  3. 【請求項3】 円筒形の芯材と、前記芯材に螺旋状に巻
    き付けられた複数本の超電導線とを備える超電導導体の
    交流損失を測定するための方法であって、 前記複数本の超電導線に交流電流を流す際に前記芯材の
    周囲に発生する、前記芯材の中心軸からほぼr0 (r0
    は前記芯材の半径)離れた位置からR(R≧r 1 、r1
    は前記超電導導体の半径)離れた位置までの磁場によっ
    て誘起される電圧を測定し、 前記測定された電圧から、前記超電導導体の交流損失を
    求めることを特徴とする、超電導導体の交流損失測定方
    法。
JP23887596A 1996-09-10 1996-09-10 超電導導体およびその交流損失測定方法 Withdrawn JPH1082807A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002747A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導線材の損失の測定方法および測定装置
CN104597317A (zh) * 2015-02-04 2015-05-06 中国科学院电工研究所 一种超导线圈交流损耗的测量装置
CN105044449A (zh) * 2015-08-18 2015-11-11 中国科学院电工研究所 一种超导电缆交流损耗测量装置
CN105277798A (zh) * 2014-07-25 2016-01-27 国家电网公司 一种高温超导单元交流损耗补偿测量方法

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