JPH04371587A - 連続的な厚み変化を有する金属箔の製造方法 - Google Patents
連続的な厚み変化を有する金属箔の製造方法Info
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- JPH04371587A JPH04371587A JP17179691A JP17179691A JPH04371587A JP H04371587 A JPH04371587 A JP H04371587A JP 17179691 A JP17179691 A JP 17179691A JP 17179691 A JP17179691 A JP 17179691A JP H04371587 A JPH04371587 A JP H04371587A
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Landscapes
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は厚みが連続的に変化し
た金属箔を製造する連続的な厚み変化を有する金属箔の
製造方法に関するものである。
た金属箔を製造する連続的な厚み変化を有する金属箔の
製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】一般に、各産業分野で広
汎に利用されている金属箔は圧延加工やメッキによって
製造している。そして、前記圧延加工では均一な厚みを
有する金属箔の製造には適しているが、連続的に金属箔
の厚みを変化させることはできなかった。また、メッキ
で金属箔を製造する方法としては、下地金属上にメッキ
を行い、下地金属を溶解除去することにより金属箔を得
る方法があるが、金属箔の連続的な厚み変化をコントロ
ールすることは極めて困難である。したがって、現在行
われている金属箔の製造方法によっては連続的な厚み変
化を有する金属箔を製造することができなかった。
汎に利用されている金属箔は圧延加工やメッキによって
製造している。そして、前記圧延加工では均一な厚みを
有する金属箔の製造には適しているが、連続的に金属箔
の厚みを変化させることはできなかった。また、メッキ
で金属箔を製造する方法としては、下地金属上にメッキ
を行い、下地金属を溶解除去することにより金属箔を得
る方法があるが、金属箔の連続的な厚み変化をコントロ
ールすることは極めて困難である。したがって、現在行
われている金属箔の製造方法によっては連続的な厚み変
化を有する金属箔を製造することができなかった。
【０００３】この発明の目的は、従来困難であった連続
的な厚み変化を有する金属箔の製造方法を提供すること
にある。
的な厚み変化を有する金属箔の製造方法を提供すること
にある。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ためにこの発明は、金属箔を、厚みを変化させる方向に
連続的、かつ、適切な速度でエッチング液中に挿入する
か、または、あらかじめ浸漬させたものを取り出すこと
により反応時間の調整を行い、これにより、所定の連続
的な厚み変化を有する金属箔を容易に製造することがで
きるようにしたものである。
ためにこの発明は、金属箔を、厚みを変化させる方向に
連続的、かつ、適切な速度でエッチング液中に挿入する
か、または、あらかじめ浸漬させたものを取り出すこと
により反応時間の調整を行い、これにより、所定の連続
的な厚み変化を有する金属箔を容易に製造することがで
きるようにしたものである。
【０００５】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
まず、製造する金属箔に対して適当な溶解速度を有する
エッチング液を準備する。たとえば、連続的に厚み変化
を有する金属箔としてステンレス箔を製造する場合には
、エッチング液として充分な溶解速度を得ることができ
る塩酸を使用する。
エッチング液を準備する。たとえば、連続的に厚み変化
を有する金属箔としてステンレス箔を製造する場合には
、エッチング液として充分な溶解速度を得ることができ
る塩酸を使用する。
【０００６】そして、ステンレス箔が反るのを防止する
ために、たとえば、ガラス板にマスキング剤で張り付け
、こののち、適当な速度で前記エッチング液の内部に挿
入する。すると、前記ステンレス箔に挿入方向に連続的
に一定な厚み変化をさせることができる。
ために、たとえば、ガラス板にマスキング剤で張り付け
、こののち、適当な速度で前記エッチング液の内部に挿
入する。すると、前記ステンレス箔に挿入方向に連続的
に一定な厚み変化をさせることができる。
【０００７】また、同様に、ステンレス箔をガラス板に
マスキング剤で張り付け、こののち、あらかじめ前記エ
ッチング剤の内部に位置させたのち適当な速度で前記エ
ッチング液の内部から取り出す。すると、前記ステンレ
ス箔に取り出し方向に連続的に一定な厚み変化をさせる
ことができる。
マスキング剤で張り付け、こののち、あらかじめ前記エ
ッチング剤の内部に位置させたのち適当な速度で前記エ
ッチング液の内部から取り出す。すると、前記ステンレ
ス箔に取り出し方向に連続的に一定な厚み変化をさせる
ことができる。
【０００８】
【実験例】前記エッチング液として塩酸（２０％水溶液
）を使用し、前記ステンレス箔としてＳＵＳ３０４の厚
み１０μｍ、大きさ１０ｍｍ×５０ｍｍのものを使用し
た。そして、このステンレス箔の反りを防止するために
マスキング剤によってガラス板に張り付けたのちに、長
手（５０ｍｍ）方向から０．１４ｍｍ／ｍｉｎの速度で
塩酸の２０％水溶液の中に挿入した。これにより、長手
方向に厚さ１０μｍから１μｍまで連続的に一定の厚み
変化を有したＳＵＳ３０４箔を得ることができた。
）を使用し、前記ステンレス箔としてＳＵＳ３０４の厚
み１０μｍ、大きさ１０ｍｍ×５０ｍｍのものを使用し
た。そして、このステンレス箔の反りを防止するために
マスキング剤によってガラス板に張り付けたのちに、長
手（５０ｍｍ）方向から０．１４ｍｍ／ｍｉｎの速度で
塩酸の２０％水溶液の中に挿入した。これにより、長手
方向に厚さ１０μｍから１μｍまで連続的に一定の厚み
変化を有したＳＵＳ３０４箔を得ることができた。
【０００９】なお、前記ＳＵＳ３０４の塩酸２０％水溶
液に対する反応速度は温度２５℃で０．０２６μｍ／ｍ
ｉｎであった。
液に対する反応速度は温度２５℃で０．０２６μｍ／ｍ
ｉｎであった。
【００１０】したがって、この発明にあっては、まず金
属箔の種類により適切なエッチング液の選定と反応速度
の測定を行う。この結果をもとに、エッチング液中に金
属箔を適当な速度にて挿入、または取り出すことにより
所定の厚み変化を有する金属箔を得ることができるもの
である。
属箔の種類により適切なエッチング液の選定と反応速度
の測定を行う。この結果をもとに、エッチング液中に金
属箔を適当な速度にて挿入、または取り出すことにより
所定の厚み変化を有する金属箔を得ることができるもの
である。
【００１１】なお、金属箔の材質としては上記したステ
ンレス以外に、ニッケル、鉄クロムを用いることができ
、それらのエッチング液としては塩酸、沸酸、硝沸酸溶
液を用いることができるものである。
ンレス以外に、ニッケル、鉄クロムを用いることができ
、それらのエッチング液としては塩酸、沸酸、硝沸酸溶
液を用いることができるものである。
【００１２】
【発明の効果】この発明は前記のように構成したことに
より、従来できなかった厚みを連続的に一定に変化させ
た金属箔を製造することができ、しかも、非常に簡単に
製造することができるという効果を有している。
より、従来できなかった厚みを連続的に一定に変化させ
た金属箔を製造することができ、しかも、非常に簡単に
製造することができるという効果を有している。
Claims (6)
- 【請求項１】 金属箔を、その厚みを変化させる方向
に適切な速度でエッチング液中に挿入すること特徴とす
る連続的な厚み変化を有する金属箔の製造方法。 - 【請求項２】 金属箔を、エッチング液中に浸漬し、
そののち、厚みを変化させる方向に適切な速度で取り出
すことを特徴とする連続的な厚み変化を有する金属箔の
製造方法。 - 【請求項３】 前記金属箔はステンレス箔であるとと
もに、前記エッチング液は塩酸である請求項１、２記載
の連続的な厚み変化を有する金属箔の製造方法。 - 【請求項４】 金属箔をマスキングによってガラス板
に張り付け、金属箔の厚みを変化させる方向に適切な速
度でエッチング液中に挿入すること特徴とする連続的な
厚み変化を有する金属箔の製造方法。 - 【請求項５】 金属箔をマスキングによってガラス板
に張り付けた状態で、エッチング液中に浸漬し、そのの
ち、厚みを変化させる方向に適切な速度で取り出すこと
を特徴とする連続的な厚み変化を有する金属箔の製造方
法。 - 【請求項６】 前記金属箔はステンレス箔であるとと
もに、前記エッチング液は塩酸である請求項４、５記載
の連続的な厚み変化を有する金属箔の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17179691A JPH04371587A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 連続的な厚み変化を有する金属箔の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17179691A JPH04371587A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 連続的な厚み変化を有する金属箔の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04371587A true JPH04371587A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15929861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17179691A Pending JPH04371587A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 連続的な厚み変化を有する金属箔の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04371587A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110835760A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-02-25 | 陕西斯坦特生物科技有限公司 | 用于不锈钢精锻叶片的化铣方法 |
| CN111632805A (zh) * | 2020-04-30 | 2020-09-08 | 模德模具(东莞)有限公司 | 一种纹理深度渐变工艺 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP17179691A patent/JPH04371587A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110835760A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-02-25 | 陕西斯坦特生物科技有限公司 | 用于不锈钢精锻叶片的化铣方法 |
| CN111632805A (zh) * | 2020-04-30 | 2020-09-08 | 模德模具(东莞)有限公司 | 一种纹理深度渐变工艺 |
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