JPH04371266A - 塗膜の形成方法 - Google Patents

塗膜の形成方法

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JPH04371266A
JPH04371266A JP17447291A JP17447291A JPH04371266A JP H04371266 A JPH04371266 A JP H04371266A JP 17447291 A JP17447291 A JP 17447291A JP 17447291 A JP17447291 A JP 17447291A JP H04371266 A JPH04371266 A JP H04371266A
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JP
Japan
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integer
coating film
resistance
weight
main chain
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Pending
Application number
JP17447291A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Nagasao
永棹 勉
Hajime Sukejima
肇 祐島
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗膜の形成方法に関し
、さらに詳しくは特に耐スリキズ性、耐汚染性、耐酸性
、耐候性に優れ、かつ鮮映性のある塗膜外観に優れた塗
膜の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車外板等に塗装された上塗
り塗膜は、走行中に砂やホコリ等との衝突、又は洗車ブ
ラシ等による摩擦等によってスリキズがつきやすく、特
に黒、紺、褐色等の濃彩色塗膜においてスリキズが非常
に目立ちやすい。又、上記上塗り塗膜は、屋外でスス等
の汚れがつきやすく、落ちにくい。さらに最近特に問題
視されている酸性雨に対する耐久性も十分ではない。従
って、上記上塗り塗膜は、自動車塗装等外観が非常に重
視される分野では非常に大きな問題となっている。
【0003】そのためこれら問題を解決するため、種々
検討がなされてきており、例えば塗膜の耐スリキズ性を
改善する方法としては、■  塗膜を例えば鉛筆硬度で
4H以上に硬くして、擦過に対する抵抗性を増し、スリ
キズがつかないようにする方法。■  高架橋密度を有
するような塗膜を形成し、擦過の負荷を塗膜のエネルギ
ー弾性変形として受け止め、負荷がなくなれば、変形が
回復することによりスリキズがつかなくする方法。■ 
 塗膜表面の摩擦係数を低くし、塗膜への接触物を滑ら
せてスリキズがつかないようにする方法。などが挙げら
れる。
【0004】しかしながら、上記■では物性の良好な4
H以上の硬質有機系塗膜を形成することは困難であり、
仮に塗膜を形成できたとしても該塗膜は可撓性に乏しく
、内部応力が大きくヒビワレが発生し易い等の欠陥を有
しており、■では、一般塗膜を軟質にするため、スリキ
ズはつきにくいが屋外放置によってスス等の汚染物がつ
きやすく落ちにくいという欠陥があった。また■では塗
膜表面の摩擦係数は、塗膜表面に配向して摩擦係数を低
くするような物質の添加により容易に下げられるが、こ
の方法は、該物質が塗膜表面から失われた時点でスリキ
ズ防止効果はなくなり、持続性が極めて短いという問題
があった。
【0005】また一方、塗膜の耐汚染性を改善する方法
としては、 ■′撥水性や撥油性等の特性を有する市販の含フッ素ポ
リマーを使用し、耐汚染性を向上させる方法。 ■′塗膜を例えば鉛筆硬度4H以上に硬くして、非粘着
性を増し、耐汚染性を向上させる方法。 ■′ポリシロキサン変性ポリマー等のようなスリップ剤
を添加して塗膜表面に汚れがつかないようにする方法。 等が挙げられる。
【0006】しかしながら、上記■′では、耐汚染性は
向上できても、通常市販されているフッ素樹脂では、水
酸基濃度が十分ではないため、高架橋密度のスリキズの
つきにくい優れた塗膜を得ることができず、又■′では
、物性の良好な4H以上の硬質有機系塗膜を形成するこ
とは困難であり、仮に無機系ポリマーで塗膜を形成でき
たとしても該塗膜は可撓性に乏しく、ヒビワレが発生し
やすい等の欠陥を有しており、さらに、■′では、該物
質が塗膜表面から失われた時点で耐汚染性はなくなり、
持続性が極めて短かいという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点がなく、その他、塗膜の物理的乃至化学的性能、平
滑性、鮮映性等なんら低下させることなく耐スリキズ性
、耐汚染性、耐酸性、耐候性に優れ、かつ鮮映性のある
塗膜外観に優れた塗膜の形成方法を開発すべく鋭意研究
を行なった結果、高水酸基濃度の主鎖型フルオロオレフ
ィン系フッ素樹脂及び特定のアクリル共重合体と無黄変
型ポリイソシアネート化合物とを必須成分とするクリヤ
ートップコート塗料を使用し、被塗物上に塗装された顔
料を含むベースコート塗膜に塗り重ねることにより、上
記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0008】すなわち、本発明は被塗物上に顔料を含む
ベースコート塗料を塗装し、その上に(A)水酸基価1
00〜250mgKOH/gである主鎖型フルオロオレ
フィン系フッ素樹脂及び(B)一般式(I)
【化2】 (式中R1 、R2 、R3 及びR4 はHもしくは
CH3 、R5 はH、CH3 もしくはCH2 CH
3 を示し、kは0〜2の整数、lは0〜3の整数、m
は0〜3の整数およびnは1〜5の整数であって、かつ
lとmの和が3以下である。)で表わされるモノマー5
〜60重量%を共重合成分とする水酸基価100〜25
0mgKOH/gであるアクリル共重合体からなり、か
つ該主鎖型フルオロオレフィン系フッ素樹脂(A)とア
クリル共重合体(B)の混合比が重量比で99.9:0
.1〜5:95であるポリオール成分と、(C)無黄変
型ポリイソシアネート化合物とからなるクリヤートップ
コート塗料を塗り重ねることを特徴とする塗膜の形成方
法に関するものである。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて使用されるベースコート塗料としては、従来から
一般によく知られているリン片状金属粉末顔料及び/又
は無機・有機着色顔料を含む、常温硬化型・強制乾燥硬
化型塗料が使用できる。ベースコート塗料に使用するビ
ヒクル成分としてはアクリルウレタン樹脂系、ポリエス
テルウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系、セルロース樹脂
系、ビニル樹脂系、アミノアルキド樹脂系、アミノアク
リル樹脂系、アミノポリエステル樹脂系等が挙げられ、
これら樹脂は有機溶液型、非水分散液型、水溶(水分散
液型)、粉末型のいずれの形態でも使用可能である。
【0010】また、使用しうる顔料としては、アルミニ
ウム粉末、酸化チタン等の金属酸化物等で表面処理した
雲母粉末、ステンレス粉末、銅粉末、酸化鉄粉末等のリ
ン片状金属粉末顔料;酸化チタン、カーボンブラック、
フタロシアニン等の各種無機もしくは有機着色顔料等が
挙げられ、必要に応じ各種防食顔料、体質顔料も使用可
能である。
【0011】また、上記ベースコート塗料には必要に応
じトルエン、キシレン、酢酸ブチル、メチルエチルケト
ン、ブチルアルコール等の溶剤、水等が使用可能で、そ
のほか、紫外線吸収剤、酸化防止剤、表面調整剤、顔料
分散剤、消泡剤等の添加剤及びセルロースアセテートブ
チレート、硝化綿等の改質剤も使用できる。
【0012】本発明において使用されるクリヤートップ
コート塗料は、水酸基価100〜250mgKOH/g
である主鎖型フルオロオレフィン系フッ素樹脂(A)及
び該樹脂と相溶性に優れた水酸基価100〜250mg
KOH/gのアクリル共重合体(B)とからなるポリオ
ール成分と無黄変型ポリイソシアネート化合物(C)と
を含有するものである。
【0013】上記主鎖型フルオロオレフィン系フッ素樹
脂(A)としては、(a)フルオロオレフィン、(b)
アルキルビニルエーテル、(c)水酸基含有単量体及び
(d)(a)〜(c)単量体と共重合可能な他のビニル
単量体を共重合成分とするものが使用でき、該単量体類
は、その合計量にもとづいてそれぞれ(a)10〜70
重量%、(b)5〜30重量%、(c)20〜70重量
%、(d)5〜65重量%の含有割合で共重合されるこ
とが好ましい。
【0014】(a)フルオロオレフィンとしては、パー
ハロオレフィン、特にクロロトリフルオロエチレンある
いはテトラフルオロエチレンが好ましい。また、(b)
アルキルビニルエーテルとしては、エチルビニルエーテ
ル、イソブチルビニルエーテル炭素数2〜8好ましくは
2〜4の直鎖状または分岐状のアルキル基を含有するも
のが好適である。(c)水酸基含有単量体としては、ヒ
ドロキシエチルビニルエーテルのごとき、ヒドロキシア
ルキルビニルエーテル;ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートの
ごとき、(メタ)アクリル酸のヒドロキシアルキルエス
テル;ヒドロキシアリルエーテルもしくはアリルアルコ
ールのごとき単量体等が好ましい。さらに(d)(a)
〜(c)単量体と共重合可能な他のビニル単量体として
は、エチレン、プロピレン、イソブチレン、塩化ビニル
、塩化ビニリデンのごときオレフィンおよびハロオレフ
ィン;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサティッ
ク酸ビニルのごとき、モノカルボン酸ビニルエステル類
;メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリ
レート、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチル
ヘキシル(メタ)アクリレートもしくは、シクロヘキシ
ル(メタ)アクリレートのごとき、(メタ)アクリル酸
エステル類;スチレン、ビニルトルエンのごとき芳香族
ビニル化合物;メチルビニルエーテル、エチルビニルエ
ーテル、n−ブチルビニルエーテルもしくはシクロヘキ
シルビニルエーテルのごときビニルエーテル類、酢酸ビ
ニル、乳酸ビニル、酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、カプ
ロン酸ビニル、イソカプロン酸ビニル、ピバリック酸ビ
ニル、カプリル酸ビニルのごとき脂肪酸ビニルエステル
類;酢酸イソプロペニル、プロピオン酸イソプロペニル
のごとき脂肪酸イソプロペニルエステル;あるいは塩化
ビニルまたは(メタ)アクリロニトリル等が挙げられる
。これらの単量体はそれぞれ単独又は2種以上適宜選択
して使用することができる。
【0015】前記フルオロオレフィン(a)の含有量が
前記範囲より少ない耐候性の点、及び撥水性、撥油性の
低下による耐汚染性の点で好ましくなく、一方該範囲を
越えるとリコート性に問題が生じる傾向がみられる。ま
た、アルキルビニルエーテル(b)の含有量が前記範囲
より少ないと塗膜の可撓性が低下する傾向にあるので好
ましくない。また、前記水酸基含有単量体(C)の含有
量が前記範囲より少ないと硬化剤成分である後記ポリイ
ソシアネート化合物(C)との架橋点が不足し、耐スリ
キズ性が不十分となり、一方該範囲を越えると樹脂(A
)の有機溶媒に対する溶解性が低下するので好ましくな
い。
【0016】前記主鎖型フルオロオレフィン系フッ素樹
脂(A)は、所定割合の単量体混合物に重合媒体共存下
に重合開始剤を作用せしめて共重合反応を行なわせしめ
ることによって製造可能である。
【0017】前記主鎖型フルオロオレフィン系フッ素樹
脂(A)の水酸基価は100〜250mgKOH/g、
好ましくは120〜200mgKOH/gの範囲にある
ことが必要である。水酸基価が100mgKOH/g未
満であると硬化剤として働く(C)ポリイソシアネート
化合物との架橋反応点が不足し、耐スリキズ性が不十分
となり、一方、250mgKOH/gを越えると水酸基
が過剰となり耐水性、耐酸性に悪影響を及ぼし、又該樹
脂(A)の有機溶媒に対する溶解性が低下するので好ま
しくない。
【0018】本発明において使用するクリヤートップコ
ート塗料の(B)成分は、前記一般式(I)で表わされ
るモノマー5〜60重量%を共重合成分とする水酸基価
が100〜250mgKOH/gであるアクリル系共重
合体である。
【0019】上記一般式(I)で表わされるモノマーと
しては(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル
酸ヒドロキシブチルのごとき水酸基含有アクリル系モノ
マーにε−カプロラクトン、β−メチル−δ−バレロラ
クトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラクトン、δ
−カプロラクトン、γ−カプロラクトン、β−プロピオ
ラクトン、γ−ブチロラクトン等のラクトン類を1〜5
モル付加したラクトン変性アクリルモノマ−であり、か
かるモノマーの一部は市販されている。
【0020】例えば、ダイセル化学工業(株)の製品と
してプラクセルFA−1、FA−2(アクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル1モルにε−カプロラクトンをそれぞれ
1モル、2モルを付加したモノマー)、プラクセルFM
−1、プラクセルFM−3、プラクセルFM−5(メタ
アクリル酸2−ヒドロキシエチル1モルにε−カプロラ
トンをそれぞれ1モル、3モル、5モル付加したモノマ
ー)、ユニオンカーバイト社(米)の商品としてTON
EM−100(アクリル酸2−ヒドロキシエチル1モル
にε−カプロラクトン2モルを付加したモノマー)等が
ある。かかるモノマーは単独又は併用して該成分として
使用できる。
【0021】また、(B)成分を製造するために用いる
モノマー類としては、前記のラクトン変性モノマーの他
に、水酸基含有不飽和モノマーやその他の不飽和単量体
である公知のモノマーが使用できる。すなわち、水酸基
含有不飽和モノマーの例としては2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ
)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の
アクリル酸またはメタクリル酸のC2 〜C8 ヒドロ
キシアルキルエステル、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリブチレングリコーリル等の
ポリエーテルポリオールと(メタ)アクリル酸等の不飽
和カルボン酸とのモノエステル、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコー
ル等のポリエーテルポリオールと2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート等の水酸基含有不飽和モノマーと
のモノエーテル、α、β−不飽和カルボン酸と、カージ
ュラE10(シェル化学(株)商品)やα−オレフィン
エポキシドのようなモノエポキシ化合物との付加物、グ
リシジル(メタ)アクリレートと酢酸、プロピオン酸、
p−t−ブチル安息香酸、脂肪酸類のような一塩基酸と
の付加物、無水マレイン酸や無水イタコン酸のごとき酸
無水基含有不飽和化合物と、エチレングリコール、1,
6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等のグ
リコール類とのモノエステル化物またはジエステル化物
、ヒドロキシエチルビニルエーテルのごときヒドロキシ
アルキルビニルエーテル類、3−クロロ−2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレートのような塩素を含んだ
水酸基含有単量体等が挙げられる。
【0022】その他の不飽和単量体の代表例を示せば、
例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブ
チル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリ
レート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチル
ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ
)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、
ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)ア
クリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロ
ヘキシル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸
のC1 〜C18アルキルまたはシクロアルキルエステ
ル、スチレン、スチレン誘導体、アクリロニトリル、ア
クリルアミド、ビニルトルエン、酢酸ビニル、グリシジ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アクリル
酸、メタクリル酸等が挙げられる。
【0023】上記および前記のモノマー類を共重合する
ことによって、(B)成分のアクリル系共重合体が得ら
れるが、かかるアクリル共重合体の製造方法は従来公知
のアクリル樹脂の製造方法を用いることができ、例えば
溶液重合、非水ディスパージョン重合、塊状重合等の重
合方法をとりうるが、重合の容易さ、分子量調節の面か
ら溶液重合法が適している。
【0024】上記アクリル共重合体(B)の水酸基価は
100〜250mgKOH/g、好ましくは120〜2
00mgKOH/gの範囲にあることが必要である。水
酸基価が100mgKOH/g未満であると、硬化剤と
して働くポリイソシアネート化合物との架橋反応点が不
足し、耐スリキズ性が不十分となり、一方、250mg
KOH/gを越えると水酸基が過剰となり耐水性、耐酸
性に悪影響を及ぼし、また乾燥性も低下するので好まし
くない。
【0025】また、前記主鎖型フルオロオレフィン系フ
ッ素樹脂(A)および上記アクリル共重合体(B)の重
量平均分子量はいずれも4,000〜40,000、好
ましくは6,000〜30,000の範囲にあることが
望ましい。重量平均分子量が4,000よりも小さくな
ると、塗膜の乾燥性、耐久性が低下する傾向があり、一
方、40,000よりも大きくなると塗装作業性が低下
し、仕上り外観が低下する傾向がある。
【0026】さらに、前記主鎖型フルオロオレフィン系
フッ素樹脂(A)およびアクリル共重合体(B)のガラ
ス転移温度(Tg)はいずれも塗膜の耐スリキズ性、硬
度、耐汚染性の点から、好ましくは−20〜80℃、よ
り好ましくは−10〜40℃の範囲であることが望まし
い。
【0027】本発明において使用するクリヤートップコ
ート塗料のポリオール成分は、前記主鎖型フルオロオレ
フィン系フッ素樹脂(A)とアクリル共重合体(B)の
混合物で構成されており、その混合比は重量比で99.
9:0.1〜5:95、好ましくは99:1〜10:9
0である。該主鎖型フルオロオレフィン系フッ素樹脂(
A)が少な過ぎると主鎖型フルオロオレフィン系フッ素
樹脂の特徴である撥水性、撥油性が得られないため十分
な耐汚染性が得られず、耐候性、耐酸性等の低下もみら
れるので好ましくない。
【0028】本発明に使用するクリヤートップコート塗
料の(C)成分は、耐候性の点から無黄変型ポリイソシ
アネート化合物であることが必要であって塗料分野で従
来公知の無黄変型ポリイソシアネート化合物が使用でき
、例えばヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチル
ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、水素化ジフェニルメタンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネート、リジンジイソシアネート等の無黄変型ポリ
イソシアネート化合物およびこれらのポリイソシアネー
ト化合物の過剰量に、水、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、トリメチロールプロパン、ヘキサント
リオール、ヒマシ油等の低分子活性水素含有化合物を反
応させて得られる末端イソシアネート含有化合物、これ
らポリイソシアネート化合物の重合体、ビュレット体お
よびこれらのブロック化されていないポリイソシアネー
ト化合物をイソシアネートブロック化剤でブロック化し
たポリイソシアネート化合物が挙げられる。
【0029】イソシアネートブロック化剤としては、フ
ェノール、m−クレゾール、キシレノール、チオフェノ
ール等のフェノール類、メタノール、エタノール、ブタ
ノール、2−エチルヘキサノール、シクロヘキサノール
、エチレングリコールモノメチルエーテル等のアルコー
ル類、カプロラクタム、アセト酢酸エチル、マロン酸ジ
エチル等の活性水素含有化合物等を挙げることができる
【0030】前記主鎖型フルオロオレフィン系フッ素樹
脂(A)とアクリル共重合体(B)との混合物からなる
ポリオール成分中の水酸基と上記無黄変型ポリイソシア
ネート化合物(C)のイソシアネート基との比率は〔イ
ソシアネート基〕/〔水酸基〕の当量比で0.5〜2.
0、好ましくは0.75〜1.5であることが好ましい
。この当量比が0.5未満であると架橋剤量が不足し、
架橋が不十分となるため、得られる塗膜の物性、耐薬品
性が劣り、一方、2を超えると、初期乾燥性が劣り、作
業性が低下したり、硬化後において未反応のポリイソシ
アネート成分が多くなるため塗膜硬度が低下するため好
ましくない。
【0031】本発明において使用するクリヤートップコ
ート塗料には、必要に応じてトルエン、キシレン、酢酸
ブチル、メチルエチルケトン、ブチルアルコール等の有
機溶剤;表面調整剤、流動性調整剤、紫外線吸収剤、光
安定剤、硬化触媒等の各種添加剤;および透明性を損わ
ない範囲で着色顔料、着色塗料、体質顔料等を配合する
ことも可能である。
【0032】次に本発明の塗膜形成方法について述べる
。表面処理あるいは、予めプライマー塗装、電着塗装、
サーフェーサー塗装などを施した被塗物表面に顔料を含
むベースコート塗料を必要に応じ溶剤で粘度10〜30
秒(フォードカップ#4/20℃)に希釈して調整し、
乾燥膜厚約5〜100μになるように塗装し、ベースコ
ート塗膜を形成する。次いでクリヤートップコート塗料
を塗装するが、その前に上記ベースコート塗料と塗膜ク
リヤートップコート塗膜の付着性等を高めるために、例
えばアクリルポリオールと、無黄変型ポリイソシアネー
トを使用し、常法に従い溶剤および必要に応じて添加剤
を配合してなるバインダークリヤー等を用いてバインダ
−コート塗膜を形成することもできる。クリヤートップ
コート塗料は必要に応じ溶剤で粘度10〜30秒(フォ
ードカップ#4/20℃)に調整し、乾燥膜厚約10〜
60μ程度になるように塗装し、クリヤートップコート
塗膜を形成する。
【0033】塗装方法はベースコート塗料、クリヤート
ップコート塗料とも通常のスプレー塗装、静電塗装等が
採用されるがその他の塗装法についても特に制限はない
【0034】本発明に使用するクリヤートップコート塗
料をベースコート塗料塗膜にぬり重ねるに際し、ベース
コート塗料が常温硬化型の場合には該ベースコート塗膜
を20℃前後の温度下で約20時間以上放置するか、あ
るいは、強制乾燥、例えば60℃、20〜60分程度の
乾燥を行なった後塗り重ねることができる。ベースコー
ト塗料が焼付硬化型の場合には、該ベースコート塗料塗
膜が未乾燥状態で塗り重ねるなら、1〜10分程度のセ
ッティング時間をおいて塗り重ね、該ベースコート塗料
塗膜を乾燥状態にして塗り重ねるなら、焼付硬化させた
後、塗り重ねることができる。
【0035】塗り重ねられるクリヤートップコート塗料
の塗膜形成においては、塗装後5〜30分間程度のセッ
ティング時間をとった後強制あるいは焼付乾燥により行
なわれる乾燥条件は、前記無黄変型ポリイソシアネート
の種類により常温乾燥から40〜240℃の強制あるい
は焼付乾燥まで各種条件が採用できる。例えば、ブロッ
クされていないポリイソシアネート化合物を使用した場
合は、常温乾燥から40〜70℃の強制乾燥条件が選定
できる。またブロックイソシアネート化合物を使用した
場合には、ブロック剤の解離温度に応じて焼付温度を設
定するが通常140〜180℃、10〜50分間が適当
である。また、高温短時間の焼付条件を必要とする場合
200〜240℃、30〜300秒での乾燥硬化も可能
である。
【0036】また、本発明の方法が適用できる被塗物と
しては、鉄、銅、アルミニウム、ステンレス、亜鉛もし
くはこれらの合金、およびこれらの表面処理板(リン酸
鉄処理、リン酸亜鉛処理、クロメート処理等)等が例示
できる。また、プラスチック素材(ポリウレタン、ポリ
プロピレン、ポリカーボネート等)、ガラス、モルタル
、コレクリート、木材等も挙げられる。
【0037】
【発明の効果】本発明の塗膜形成方法は、クリヤートッ
プコート塗料に主鎖にフッ素原子を有する主鎖型フルオ
ロオレフィン系フッ素樹脂を使用しているため撥水性、
撥油性等の特性を有するフッ素がクリヤートップコート
塗膜表面から失われることがないので、屋外に放置され
てもスス等の汚染物質がつきにくい耐汚染性の優れた塗
膜を形成でき、また屋外耐候性に優れた塗膜を形成でき
る。さらに、ベースコート塗膜の付着性を阻害すること
なく、非常に仕上り外観に優れた塗膜が形成でき、また
弾力性に富む開環ラクトン鎖を有するアクリル共重合体
を使用しているため耐スリキズ性に優れた塗膜を形成で
きる。従って、特に耐スリキズ性、耐汚染性、耐酸性、
耐候性が要求される分野、例えば、自動車外板、家具類
、建築外装材等の塗装に適しており、中でも自動車外板
の塗装に適用するのが特に好適である。また、自動車補
修塗装の分野にも好適に使用できる。
【0038】
【実施例】以下に実施例および比較例を掲げて本発明を
より一層明らかにする。なお、特に断わらない限り「部
」及び「%」はそれぞれ「重量部」、「重量%」を意味
する。 ベースコート塗料の調整 表1に示す配合からなる成分を混合し、ベースコート塗
料を調整した。
【0039】
【表1】 注1)アクリディック47−712(大日本インキ化学
工業社製商品名)、不揮発分50%、水酸基価28(ワ
ニス)、酢酸5(ワニス) 注2)ダイヤナールLR−1589(三菱レーヨン(株
)社製商品名)、不揮発分65%、水酸基価55(ワニ
ス) 注3)フタルキッド133−60(日立化成工業社製商
品名)、不揮発分60%、油長33 注4)スーパーベッカミンL−117−60(大日本イ
ンキ化学工業社製商品名)、不揮発分60%注5)コロ
ネットDC2725(日本ポリウレタン工業社製商品名
)、不揮発分80%、NCO含有量11.6% 注6)スミジュールN−75(住友バイエルウレタン(
株)社製商品名)、不揮発分75%、NCO含有量16
.5% 注7)M−801(旭化成メタルズ(株)社製商品名)
、不揮発分65%以上
【0040】(A)主鎖型フルオロオレフィン系フッ素
樹脂の製造 製造例  1 ステンレス製のオートグレーブにt−ブタノール175
部、シクロヘキシルビニルエーテル169部、エチルビ
ニルエーテル65部、ヒドロキシブチルビニルエーテル
416部、炭酸カリウム1部およびアゾビスイソブチロ
ニトリル0.2gを仕込み液体窒素による固化、脱気に
より、溶在空気を除去する。しかるのちに、クロロトリ
フルオロエチレンを350部をオートクレーブ中に導入
し、徐々に昇温する。オートクレーブ内の温度を65℃
に昇温した後、8時間撹拌下に反応を続け、その後、反
応を停止する。室温に達した後、未反応モノマーをパー
ジし、オートクレーブを開放する。得られたポリマー溶
液を水に投入し、ポリマーを析出させた後、洗浄、乾燥
を行ないポリマーを回収する。キシレン/酢酸n−ブチ
ル=70/30の混合溶剤で不揮発分濃度60%の樹脂
溶液とする。この樹脂は水酸基価120、重量平均分子
量12,000であった。
【0041】製造例  2 ステンレス製のオートクレーブにテトラフルオロエチレ
ン410部、キシレン467部および酢酸n−ブチル2
00部を仕込んで、60℃に昇温し、ついでバーサティ
ック酸ビニル120部、エチルビニルエーテル130部
、ヒドロキシエチルアクリレート340部、およびアゾ
ビスイソバレロニトリル0.26部からなる混合物を徐
々に滴下したのち同温度で15時間保持せしめて、不揮
発分60%の樹脂溶液を得た。この樹脂は、水酸基価1
64、重量平均分子量10,000であった。
【0042】製造例  3 製造例1において単量体をクロロトリフルオロエチレン
80部、シクロヘキシルビニルエーテル370部、イソ
ブチルビニルエーテル350部、ヒドロキシブチルビニ
ルエーテル200部とし、アゾビスイソブチロニトリル
を0.13部とする以外は、製造例1と同様に重合を行
ない、不揮発分60%の樹脂溶液を得た。この樹脂は、
水酸基価58、重量平均分子量16,000であった。
【0043】(B)アクリル共重合体の製造製造例  
4 反応器に温度計、サーモスタット撹拌機、還流冷却器、
滴下用ポンプを備えつけ、それにキシレン36.3部、
酢酸n−ブチル23.2部を仕込み、撹拌しながら11
0℃まで昇温、保持し、後記表2に示す単量体100部
と重合開始剤6部との混合物を滴下用ポンプを利用して
3時間かけて一定速度で滴下した。滴下終了後30分間
110℃に保ち、撹拌を続けた。その後、追加触媒t−
ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート0.5部
をキシレン10部に溶解させたものを30分間かけて一
定速度で滴下した。そして滴下終了後120分間110
℃に保持し、反応を終了した。得られた水酸基含有アク
リル共重合体溶液は、不揮発分55.1%、ガードナー
粘度MNの均一で透明な溶液であった。また共重合体の
重量平均分子量は12,000、水酸基価は161であ
った。
【0044】製造  5〜11 製造例4において、単量体および重合開始剤の混合物お
よび追加触媒を表2に示す配合とする以外は同様に行な
い水酸基含有アクリル共重合体溶液を得た。得られた共
重合体溶液および共重合体の性状値を表3に示す。
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】クリヤートップコート塗料の調整前記製造
例で得た主鎖型フルオロオレフィン系フッ素樹脂溶液お
よびアクリル共重合体溶液(B)を用いて表4に示すよ
うに主剤と硬化剤を混合し、このものを撹拌してクリヤ
ートップコート塗料No.1〜12を得た。
【0048】
【表4】 注8)ヘキサメチレンジイソシアネート系重合体(住友
バイエルウレタン(株)製商品名)、不揮発分90%、
NCO含有量19.5%
【0049】実施例及び比較例 軟銅板にカチオン電着塗膜を施した試験板上に表5に示
すベースコート塗料をキシレン/酢酸n−ブチル/セロ
ソルブアセテート=60/20/20の混合溶剤にて粘
度10〜20秒(フォードカップ#4、20℃)に調整
後、エアスレレーガンを用いて乾燥膜厚10〜60μに
なるよう塗装した。表5に示すクリヤートップコート塗
料を前記混合溶剤にて粘度14秒に調整後エアスプレー
ガンを用いて乾燥膜厚40μになるよう塗り重ねて塗装
板を得た。得られた試験塗板の各種性能試験結果は同表
5に示す。
【0050】
【表5】
【0051】なお、表5における試験は下記方法に従っ
て行なった。 (1)耐スリキズ性 ダルマクレンザー(やま三商店製)と水を3:2で混合
し、研磨剤とする。試験機は、染色堅ろう度摩擦試験機
FR−II(スガ試験機(株)製)を用いた。前述の研
磨剤をネルに付着させ、500gの荷重をかけ試験塗板
の塗面を往復20回こすりけつる。その後、塗面を流水
で洗浄し、自然乾燥後、その塗面の20度鏡面反射率(
20°G値)を測定する。次式によって20°G光沢保
持率を計算し、その値から耐スリキズ性を評価した。
【数1】 ○:20°G光沢保持率    40%以上△:20°
G光沢保持率    20%以上40%未満×:20°
G光沢保持率    20%未満
【0052】(2)耐
酸性 40%H2 SO4 水溶性を0.6cc塗面にスポッ
ト状に置き、50℃に保って30分後のスポット部の変
色、ツヤビケ軟化を目視判定した。 ○:非常に良好 △:少しスポット部に変色、ツヤビケ、軟化が残る×:
著しく変色、ツヤビケ、軟化が残る
【0053】(3)
耐汚染性 カーボンMA−100を汚染物質とし、これをネルに付
着させ、試験塗板の塗面に軽くこすりつける。20℃、
75%RHの恒温恒湿室に24時間放置した後、流水に
より洗浄する。塗膜の汚染度を目視判定により行なった
。 ○:良好 △:少し汚れが残る ×:かなり汚れが残る
【0054】(4)促進耐候性 試験塗板をサンシャインウェザオメータにて2000時
間試験した後の塗面の変化を調べた。 ○:塗面にほとんど変化がない △:塗面に光沢の低下、色差の変化が少しみられる×:
塗面の光沢が著しく低下、フクレ等が認められる
【00
55】(5)耐ワレ性 「70℃で1時間放置→20℃の水道水中に1時間浸漬
→−20℃で1時間放置」を1サイクルとして、試験板
に20サイクル連続して試験を行なった後の塗面状態を
調べた。 ○:異常なし △:塗面の一部にワレがみられる ×:塗面全体にワレが見られる
【0056】(6)耐ガソリン性 試験板を水平に固定し、4つ折にしたガーゼ(50×5
0mm)にレギュラータイプのガソリンを約5ccしみ
こませ、そのまま3分間放置する。その後、ガーゼを取
り除き、ガソリンを別のガーゼでふきとった後の塗面の
状態を観察する。 ○:異常なし △:塗面の光沢低下および軟化が少し見られる×:光沢
低下および軟化が著しい
【0057】(7)耐水性 試験板を20℃の水道水に7日間浸漬した後の塗面状態
を調べた。 ○:異常なし △:塗面の一部にフクレ、白化がみられる×:塗面全体
にフクレ、白化がみられる
【0058】(8)仕上り外
観 塗面の平滑性、鮮映性、およびメタルムラ等を目視判定
した。 ○:非常に良好 △:やや劣る ×:不良
【0059】(9)光沢(20°G) 試験板塗面の20°鏡面反射率を20℃、75%RHの
恒温恒湿室中にて測定した。
【0060】(10)エンピツ硬度 試験板と温度20℃、湿度75%RHの恒温恒湿室中に
てJIS  K  5400に準じて鉛筆引っかき試験
を行なった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被塗物上に顔料を含むベースコート塗
    料を塗装し、その上に(A)水酸基価100〜250m
    gKOH/gである主鎖型フルオロオレフィン系フッ素
    樹脂及び(B)一般式(I) 【化1】 (式中R1 、R2 、R3 及びR4 はHもしくは
    CH3 、R5 はH、CH3 もしくはCH2 CH
    3 を示し、kは0〜2の整数、lは0〜3の整数、m
    は0〜3の整数およびnは1〜5の整数であって、かつ
    lとmの和が3以下である。)で表わされるモノマー5
    〜60重量%を共重合成分とする水酸基価100〜25
    0mgKOH/gであるアクリル共重合体からなり、か
    つ該主鎖型フルオロオレフィン系フッ素樹脂(A)とア
    クリル共重合体(B)の混合比が重量比で99.9:0
    .1〜5:95,であるポリオール成分と、(C)無黄
    変型ポリイソシアネート化合物とからなるクリヤートッ
    プコート塗料を塗り重ねることを特徴とする塗膜の形成
    方法。
  2. 【請求項2】  上記主鎖型フルオロオレフィン系フッ
    素樹脂(A)が、   (a)フルオロオレフィン           
                   10〜70重量%  
    (b)アルキルビニルエーテル           
                 5〜30重量%  (c)
    水酸基含有単量体                 
               20〜70重量%及び  (d
    )(a)〜(c)単量体と共重合可能な他のビニル単量
    体5〜65重量%を共重合して得られる共重合体である
    請求項1記載の塗膜形成方法。
JP17447291A 1991-06-18 1991-06-18 塗膜の形成方法 Pending JPH04371266A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009149824A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Panasonic Electric Works Co Ltd コーティング用樹脂組成物及び塗装品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009149824A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Panasonic Electric Works Co Ltd コーティング用樹脂組成物及び塗装品

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