JPH0437108Y2 - - Google Patents

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JPH0437108Y2
JPH0437108Y2 JP1986160946U JP16094686U JPH0437108Y2 JP H0437108 Y2 JPH0437108 Y2 JP H0437108Y2 JP 1986160946 U JP1986160946 U JP 1986160946U JP 16094686 U JP16094686 U JP 16094686U JP H0437108 Y2 JPH0437108 Y2 JP H0437108Y2
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video tape
case
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tape case
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JP1986160946U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ビデオテープを内臓したケースを収
納する収納箱に関するものである。
〈従来の技術〉 ビデオテープケースは第5図で示すように
VHS方式のビデオテープケース10とベータ方
式のビデオテープケース11との2種類が主流と
なつている。このベータ方式のビデオテープケー
ス11は、その長手方向の長さLBがVHS方式の
ビデオテープケース10の長手方向の長さLVと
比較すると△Lだけ短い。またベータ方式のビデ
オテープケース11の幅BBはVHS方式のビデオ
テープケース10の幅BVより短いが、その差は
極く僅かである。
この長手方向の寸法差のあるVHS方式及びベ
ータ方式のビデオテープケース10,11を両者
共用して収納可能とした収納箱が実開昭60−
15879号で公知となつている。
このものは、箱体の長手方向の両側壁の上端に
横方向水平片の一端を連続し、この横方向水平片
の他端に曲げ片を連続した構造を特徴とするもの
であり、長手方向の短いベータ方式のビデオテー
プケースを収納する場合は、前記横方向水平片を
底面と平行な水平状態とし、曲げ片は横方向水平
片の先端で直角下向きに折曲げて、その先端を底
面に当接して横方向水平片を支えるようにして方
形部分を形成し、この箱体両端の方形部分でベー
タ方式のビデオテープケースの長手方向に対応さ
せ、VHS方式のビデオテープケースでは、横方
向水平片を側壁面と平行に対接するよう側壁の上
端で底面に対して垂直に折曲げ、曲げ片は前記垂
直に折曲げた横水平片の下端で底面と平行に対接
するよう直角水平に折曲げて、箱体の長手方向の
寸法をVHS方式のビデオテープケースに対応し
て拡大するようにしたものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記従来構造では、横方向水平及び曲げ片高さ
寸法は箱体の側壁の高さ寸法と同一寸法でなけれ
ば成立しない。すなわち、VHS方式のビデオテ
ープケースでは、横方向水平片を側壁面と平行に
対接するよう側壁の上端で底面に対して垂直に折
曲げ、その先端は底面に当接するため、箱体の深
さを深くする場合は、側壁の高さを高くしなけれ
ばならないが、これに対応して横方向水平片も側
壁と同一寸法にすると、ベータ方式のビデオテー
プケースを収納するために横方向水平片を水平に
折曲げたときには、ベータ方式のビデオテープケ
ースの長手方向の寸法に対応しないことになる。
また、ベータ方式のビデオテープケースの長手
方向の寸法に対応する寸法に横方向水平片を設定
した場合、VHS方式のビデオテープケースを収
納すべく、横方向水平片を側壁と平行に垂直に折
曲げたときには、その先端が箱体の底面に当接せ
ず、直角水平に折曲げられる曲げ片は、底面の上
方で浮き上がつた状態となり、VHS方式のビデ
オテープケース両端は浮き上がつた曲げ片に支持
されて箱体の底面に定着しないことになり、箱体
内に確実に収納されない。
従つて、横方向水平片並びに曲げ片の寸法管理
には厳しく、製造上に問題があり、また、箱体の
深さは、ビデオテープケースの厚さ寸法と同等に
制約され、ビデオテープケースの厚さ寸法より大
きい深い箱体とすることが不可能であり、VHS、
ベータのビデオテープケースを箱体内に深く安定
した状態で収納することに困難性がある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、底板上の四方周囲にVHS方式のビ
デオテープケースを収納可能な大きさで側壁を立
設した容体において、その長手方向の一方の側壁
内部で前記底板を底面として側壁と平行し、少な
くともビデオテープケースの厚さ相当長さの2面
の立ち上がり片と、この2面の立ち上がり片の間
で前記底板と平行し、VHS方式とベータ方式と
のビデオテープケースの長手方向の寸法差相当長
さの上片と、前記立ち上がり片の一片から延在さ
れ前記底面に当接する舌片とにより方形に折曲可
能なスペーサシートの一端を前記容体の長手方向
の一方の側壁下端に底板と平行に展開可能に固着
した構造を特徴とする。
〈作用〉 上記の構成により、VHS方式のビデオテープ
ケースを収納する場合は、スペーサシートを平状
に展開し、容体の底面に平面対接することによつ
て容体内はVHS方式のビデオテープケースを収
納する空間スペースが得られる。
また、ベータ方式のビデオテープケースを収納
する場合は、スペーサシートを、2面の立ち上が
り片と上片とにより方形に折り曲げ、舌片を底面
に当接することにより、容体の長手方向の一方の
側壁の部位にVHS方式とベータ方式とのビデオ
テープケースの長手方向の寸法差の空間を埋めた
ベータ方式のビデオテープケースを収納する容体
内の空間スペースに変化し、ベータ方式のビデオ
テープケースの収納により底面に当接している舌
片を底面に押圧することでスペーサシートの方形
形状を変形することなくベータ方式のビデオテー
プケースの格納状態を保持する。
このスペーサシートを方形に折り曲げて、
VHS方式とベータ方式とのビデオテープケース
の長手方向の寸法差の空間を埋めるためには、上
片の長さで決定されるもので、容体の側壁の高さ
寸法に制約されることがなく、容体の側壁の高さ
寸法を自由に設定することを可能にする。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、1は基板であり、容体12
の底板2と蓋板3となる。容体12は底板2上に
立設した四方周囲の側壁4によりVHS方式のビ
デオテープケース10を収納可能とする大きさを
形成している。また、蓋板3には三方の側壁5は
立設され、蓋板3を閉じたときには容体12の側
壁4の外側面と重合する。
上記VHS方式のビデオテープケース10に対
応した収納箱において、その長手方向の一方の側
壁4aの下端にスペーサシート6の一端を第2図
及び第3図で示すように底板2に締着する。
このスペーサシートは第1図及び第2図で示す
ように方形に折曲可能であり、また第3図で示す
ように底板2と平行に展開可能である。
前記スペーサシート6は、前記方形に折曲した
ときに、底板2を底面として側壁4aと平行し、
少なくともベータ方式のビデオテープケース11
の厚さ相当長さ(VHS方式のビデオテープケー
ス10の厚さもベータ方式のビデオテープケース
11と同一厚さである)の2面の立ち上がり片6
b,6cと、この2面の立ち上がり片6b,6c
の間で前記底板2と平行し、第5図で示すよう
に、VHS方式とベータ方式とのビデオテープケ
ース10,11の長手方向の長さLVとLBの寸法
差相当長さ△Lの上片6aと、前記立ち上がり片
6cから延在され底板2に当接する舌片7の長さ
の総和長さに設定されている。
前記スペーサシート6を方形に折曲容易にする
ために第4図で示すように折曲部位に筋押9を施
すことが望ましい。また、方形の折曲状態を安定
化させるためにスペーサシート6の先端に底板2
上に当接する舌片7を形成して支えにする。さら
には、この舌片7を差し込むためのスリツトを底
板2に形成してもよい。
本考案は、上記の通りの構造であるから、容体
12内にベータ方式のビデオテープケース11を
収納する場合、第1図及び第2図で示すようにス
ペーサシート6を方形に折曲する。これにより容
体12の長手方向の一方の側壁4a側に△L寸法
のスペーサが形成され、容体12内の長手方向の
寸法はベータ方式のビデオテープケース11の長
手方向の長さLBと対応する。従つて、容体12
内に収納されたベータ方式のビデオテープケース
11は、その長手方向は〓間なく納められる。こ
のとき、底板2に当接している舌片7はベータ方
式のビデオテープケース11で底板2に押し付け
られるため、立ち上がり片6b,6cと上片6a
とによつて形成されている方形部分は変形するこ
となくスペーサとしての機能を確保する。
次にVHS方式のビデオテープケース10を収
納する場合は、第3図に示すように、スペーサシ
ート6を底板2と平行になるように、底板2上で
展開することによつて容体12自体の内法寸法に
よりVHS方式のビデオテープケース10に対応
する容積となる。
ここで本考案では、スペーサシート6の一端が
側壁4aの下端に固着され、側壁4aの下端、す
なわち、底板2側から上方に立ち上がつて方形折
曲したスペーサが形成されるので、スペーサシー
ト6の上辺6aの△L寸法が正しく設定されてい
れば、立ち上がり部分の寸法は側壁4aの高さ寸
法には何等制約されることがなく、側壁4,4a
の高さを高く設定することができるのである。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によると、VHS方式のビ
デオテープケースの収納可能とする大きさの容体
において、その長手方向の一方の側壁下端に方形
に折曲並びに容体の底面と平行に展開可能であ
り、かつ前記方形折曲により前記容体内にベータ
方式のビデオテープケースを収納したときに具現
するVHS方式のビデオテープケースとの長手方
向の寸法差部分を有するスペーサシートの一端を
固着した構成であるから、スペーサシートによる
方形折曲のスペーサシート形成においては、容体
の側壁の高さに制約することなく寸法設定が可能
となり、スペーサの寸法管理が容易で製造も楽に
なる。また、側壁の高さをビデオテープケースの
高さより高くすることができるため、容体の深さ
を深くしビデオテープケースを安定した状態で収
納することができる収納箱の提供が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の斜視図、第2図は第1図A−
A線の断面図、第3図はスペーサシートの展開状
態における第1図A−A線の断面図、第4図はス
ペーサシートの一部拡大断面図、第5図はVHS
方式並びにベータ方式のビデオテープケースの平
面図である。 1……基板、2……底板、3……蓋板、4,4
a……側壁、6……スペーサシート、12……容
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板上の四方周囲にVHS方式のビデオテープ
    ケースを収納可能な大きさで側壁を立設した容体
    において、その長手方向の一方の側壁内部で前記
    底板を底面として側壁と平行し、少なくともビデ
    オテープケースの厚さ相当長さの2面の立ち上が
    り片と、この2面の立ち上がり片の間で前記底板
    と平行し、VHS方式とベータ方式とのビデオテ
    ープケースの長手方向の寸法差相当長さの上片
    と、前記立ち上がり片の一片から延在され前記底
    面に当接する舌片とにより方形に折曲可能なスペ
    ーサシートの一端を前記容体の長手方向の一方の
    側壁下端に底板と平行に展開可能に固着して成る
    ビデオテープケース用の収納箱。
JP1986160946U 1986-10-22 1986-10-22 Expired JPH0437108Y2 (ja)

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JPS6367484U JPS6367484U (ja) 1988-05-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015879B2 (ja) * 1975-01-30 1985-04-22 アクチボラゲト・スベンスカ・フレークトフアブリケン 熱交換装置用回転子転送要素組体または回転子転送要素組体部品の製法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015879U (ja) * 1983-07-12 1985-02-02 出重紙工株式会社 ビデオカセツトテ−プ用中敷

Patent Citations (1)

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JPS6015879B2 (ja) * 1975-01-30 1985-04-22 アクチボラゲト・スベンスカ・フレークトフアブリケン 熱交換装置用回転子転送要素組体または回転子転送要素組体部品の製法

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JPS6367484U (ja) 1988-05-06

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