JPH0437105Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0437105Y2
JPH0437105Y2 JP1984129548U JP12954884U JPH0437105Y2 JP H0437105 Y2 JPH0437105 Y2 JP H0437105Y2 JP 1984129548 U JP1984129548 U JP 1984129548U JP 12954884 U JP12954884 U JP 12954884U JP H0437105 Y2 JPH0437105 Y2 JP H0437105Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging material
storage
straight pipe
storage recess
fluorescent lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984129548U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6145383U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12954884U priority Critical patent/JPS6145383U/ja
Publication of JPS6145383U publication Critical patent/JPS6145383U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0437105Y2 publication Critical patent/JPH0437105Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 この考案は螢光ランプ用包装材に関し、詳しく
は円筒状の直管螢光ランプの輸送保管時における
緩衝保護を計るための包装材に関している。
〈従来技術〉 上記直管螢光ランプは、ガラス管にて形成され
てあつて、緩衝や振動に対して極めて弱く、細長
いため折れたり割れ易く、輸送保管の際には厳重
な緩衝保護を必要とするものである。
そして従来は、紙あるいは合成樹脂の発泡シー
ト等からなる筒状の包装材に直管を一本づつ挿入
して包装することが行なわれており、例えば実公
昭47−5517号公報や実公昭50−5492号公報に開示
されている。しかし、上記筒状の包装材は直管の
挿入あるいは取出し作業に非常に手間がかかると
ともに、個別包装であるために多数の直管をまと
めて取扱うには不便なものであつた。
そこで、緩衝性に優れた発泡ポリスチレンシー
ト等から成形されるトレイ状の包装材に上記直管
を多数並べて収納することが考えられたが、細長
い直管の全体を収納するには、包装材としても非
常に細長く大きなものが必要であり、形成製造が
難かしく包装材のコストも高くつく欠点がある。
また、包装材のみを輸送保管するにも嵩が高く取
扱い面倒なものであつた。
〈目的〉 そこで、この考案においては、上記従来の包装
材の欠点を解消し、緩衝保護性能に優れるととも
に、製造容易で取扱い易い包装材を提供しようと
している。
〈構成〉 そして、上記目的を達成するための構成として
は、全体が合成樹脂の発泡シートにて一体形成さ
れてあり、直管螢光ランプの略径半部を収納する
収納凹部の全長を上記直管の全長よりも短かく形
成するとともに、上記収納凹部として、直管の左
右両端を収納する端部収納部および直管の中間一
部を収納する中間収納部が連成されてあり、各収
納部の境界個所に収納凹部の底面と略同一面で略
平坦な分離部を形成し、さらに収納凹部の底部に
下方側へ突出する支承部を形成していることを特
徴としている。
〈実施例〉 次いで、この考案の実施例について、図を参照
しながら以下に説明する。
第1図〜第4図に表すように、1は包装材の全
体を示し、ポリスチレン等の合成樹脂の発泡シー
トから真空成形等のシート成形手段にて一体形成
され、全体が矩形の台板状をなしている。
図の場合、包装材1の上面に5本の直管螢光ラ
ンプLを並べて収納できるように、5本の半円筒
状収納凹部10が並設形成されてあり、上記直管
Lの略径半部を収納凹部10に収納保護できるよ
うになつている。但し、上記収納凹部10の全長
は、直管Lの全長がそのまま収納できる長さより
もかなり短かく形成されている。
そして、収納凹部10および包装材1は、長手
方向に沿つて、直管Lの左右両端を収納する端部
収納部10a、および直管Lの中間部分のうち一
部長さのみを収納する中間収納部10bに区分さ
れてある。なお、図の場合には中間収納部10b
が2個設けてある。
収納凹部10の底部には、下方側へ突出する支
承部20が、長手方向に適宜間隔をあけて配設形
成してある。そして、支承部20の底面は平坦に
形成してあつて、包装材1を安定よく載置できる
ようにしてあり、支承部20にて収納凹部10内
に収納した直管Lを包装材1底面から浮かせて緩
衝性を高めている。
次に、収納凹部10のうち左右の端部収納部1
0aの外端部には、直管Lの口金ピンPを収納す
るための逆台形状凹入段部11が形成してある。
また、収納凹部10、即ち包装材1の外周に
は、各辺を下方へ垂下した周縁30が形成してあ
り、包装材1全体の形状維持特性あるいは耐変形
性を高め、水平方向の荷重に対する直管Lの保護
性能も向上させている。
さらに、上記周縁30のうち、端部収納部10
aの左右端辺に形成した周縁30の途中を、上端
部から下方側へ凹入形成して補強用凹部31が設
けてある。この補強用凹部31は、包装材の使用
時、ランプを収納した多数の包装材を積重ねたと
きに、切断分離された端部収納部10aの左右端
辺の周縁30が荷重で左右に広がつて変形したり
強度が弱くなるのを防ぐ上で効果がある。
次に、端部収納部10aと中間収納部10bと
の境界個所、および中間収納部10b同士の境界
個所には、包装材1の短手方向全長にわたつて、
収納凹部10の底面と略同一で略平坦に形成した
分離部40が形成されている。即ち、収納凹部1
0の半円状側壁を、上記境界個所では左右から斜
状に切落した形状で、収納凹部10の底面と略同
一面まで凹入形成している。なお、上記分離部4
0のうち、収納凹部10の底部中心に相当する位
置には、前記収納凹部10の支承部20と同一面
まで、他部分よりさらに少し下方へ突出させた支
承部41を形成している。また、包装材1の短手
方向両端には、他部分の分離部40より少し高く
なつた縁部42が形成されている(特に第4図参
照)。
そして、上記分離部40で包装材1を短手方向
全長にわたつて切断することによつて、端部収納
部10aおよび中間収納部10bを個々に分離で
きるようにしている。
以上のような包装材1の使用方法について、第
5図〜第7図によつて説明する。
まず、前記したように、包装材1を各分離部4
0で短手方向に沿つて切断し、各短部収納部10
aおよび中間収納部10b毎に分離しておく。そ
して、収納する直管Lの左右両端に端部収納部1
0aが位置し、その中間に適宜間隔をあけて中間
収納部10bが位置するように配置し、直管Lを
各収納部10a,10bの収納凹部10内に収納
する。従つて、直管Lは両端および中間の一部個
所のみで包装材1の各収納部10a,10bに収
納保護されることになる。
上記のようにして、配設された包装材1の各収
納部10a,10b、および収納された直管L
は、さらに段ボール箱等の外装ケースCに収納さ
れて、輸送保管等の取扱いに用いられる。
なお、上記包装材1は上面に直管Lを収納し
て、保護トレイとして使用するだけでなく、包装
材1上に直管Lを収納した後、直管Lの上方に別
の包装材1を、その収納凹部10の内側面を下に
して被せ、直管Lを上下の包装材1,1で挟装保
護するようにすれば、直管Lの全面を良好に緩衝
保護することができ好適である。
以上に説明した包装材1を形成する合成樹脂の
発泡シートとしては、ポリスチレンのほか、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等の各種合成樹脂から
なる発泡シートが自由に使用でき、上記発泡シー
トに上記合成樹脂等からなる非発泡フイルムある
いは材質の異なる発泡シート等を積層した複層シ
ートも使用可能である。
次に、包装材1に収納する直管Lの本数は、開
示した5本のほか、1本あるいは任意の複数本を
収納するもので実施できる。また、包装材1の全
長は、成形製造の容易さや取扱い上の制約および
収納する直管Lの長さに合せて設定するが、使用
時に各収納部10a,10bの配置間隔を調整す
れば、直管Lの長さの変動にはかなり自由に対応
できる。
次に、中間収納部10bの形成個数は、図示し
た2個のほか、1個あるいは3個以上の場合もあ
り、直管Lの長さ等によつて適宜変更する。
次に、各収納部10a,10bを分離するため
の分離部40としては、包装材1の短手方向全長
にわたつて完全に平坦なものが、カツターや折曲
による切断作業が行ない易いが、実用上は少しぐ
らいの凹凸があつても差し支えない。また、図示
した実施例のように、両端の縁部42や支承部4
1などの凹凸があるものの場合、包装材1全体を
一体のまま取扱う際に、分離部40で折れ曲がつ
たり変形せず、強度上は好適である。
さらに、分離部40には切断分離作業を行ない
易いように、ミシン目や切込み線あるいは薄肉部
を形成したり、短手方向両端に切欠きを形成して
おくこともできる。
次に、収納凹部10には直管Lの形状に対応し
て、口金ピンP用の凹入段部11等の凹凸形状が
自由に形成でき、直管Lの緩衝保護性を高めるた
めの支承部20や補強リブ等も自由に形成するこ
とが可能である。
〈効果〉 以上のごとく構成された、この考案の包装材1
によれば、直管Lを収納する収納凹部10を、端
部収納部10aおよび中間収納部10bに分割構
成して一体形成しておき、使用時には各収納部1
0a,10bを収納凹部の底面と略同一面で略平
坦な分離し易くした分離部40で切断分離し、直
管Lの両端部および中間の適所を、包装材1の各
収納部10a,10bで収納保護し、しかも収納
凹部10の底部には下方側へ突出する支承部20
を形成しているので、収納凹部10内に収納した
直管Lを包装材底面から浮かせてより一層緩衝性
を高めているものであり、予め発泡シートにて成
形製造する包装材1の収納凹部10は、直管Lの
全長より短かいものであつても、収納保護性能上
は何ら支障の無いものである。
従つて、包装材1としては、製造時の成形型の
構成や原反発泡シートからの材料取り、あるいは
梱包や輸送取扱い等に至便な寸法に自由に形成し
ておける。また従来のように直管Lの全長をその
まま収納できる長さの収納凹部を形成するよりも
発泡シートの使用量は少なくて済み、製造コスト
および包装材1の輸送コストも安くなる。
また、直管Lを収納して使用する際には、従来
の直管L全長を収納する収納凹部であつても、製
造誤差やバラツキにより、実際に直管Lに当接す
るのは収納凹部の全体にはなり難いものであるか
ら、この考案のように、直管Lの適所のみを部分
的に収納するものであつても、緩衝保護性能は実
用上充分である。
しかも、通常使用されている直管螢光ランプL
は同一口径でも長さの異なるものが種々存在する
が、この考案の包装材1であれば同一寸法の包装
材1を使用しても、各収納部10a,10bの配
置間隔を調整するだけで、容易に対応でき、非常
に融通性に優れたものである等、種々の実用的効
果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すものであり、第1
図は平面図、第2図は一部切欠正面図、第3図は
一部切欠側面図、第4図は第1図−線断面
図、第5図は使用状態の平面図、第6図は短手方
向の断面図、第7図は長手方向の部分断面図であ
る。 1……包装材、10……収納凹部、10a……
端部収納部、10b……中間収納部、20,41
……支承部、30……周縁、40……分離部、L
……直管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 全体が合成樹脂の発泡シートにて一体形成さ
    れてあり、直管螢光ランプの略径半部を収納す
    る収納凹部の全長を上記直管の全長よりも短か
    く形成するとともに、上記収納凹部として、直
    管の左右両端を収納する端部収納部および直管
    の中間一部を収納する中間収納部が連成されて
    あり、各収納部の境界個所に収納凹部の底面と
    略同一面で略平坦な分離部を形成し、さらに収
    納凹部の底部に下方側へ突出する支承部を形成
    していることを特徴とする螢光ランプ用包装
    材。 2 包装材外周に下方へ垂下した周縁を形成して
    いる上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    螢光ランプ用包装材。 3 複数個の収納凹部が並設形成されている上記
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の螢光ラン
    プ用包装材。
JP12954884U 1984-08-27 1984-08-27 螢光ランプ用包装材 Granted JPS6145383U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12954884U JPS6145383U (ja) 1984-08-27 1984-08-27 螢光ランプ用包装材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12954884U JPS6145383U (ja) 1984-08-27 1984-08-27 螢光ランプ用包装材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145383U JPS6145383U (ja) 1986-03-26
JPH0437105Y2 true JPH0437105Y2 (ja) 1992-09-01

Family

ID=30688165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12954884U Granted JPS6145383U (ja) 1984-08-27 1984-08-27 螢光ランプ用包装材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6145383U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5639023U (ja) * 1979-09-03 1981-04-13
JPS58116133A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 Sekisui Plastics Co Ltd 隅角部用緩衝体の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5639023U (ja) * 1979-09-03 1981-04-13
JPS58116133A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 Sekisui Plastics Co Ltd 隅角部用緩衝体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6145383U (ja) 1986-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7434777B2 (en) Interlocking roll support and spacing structure
US4763787A (en) Package assembly
US4860894A (en) Package assembly for glass funnel parts
US3883000A (en) Shipping package
JP2596855B2 (ja) ノーパレット多段積層梱包体の製造方法
US4143763A (en) Collapsible shipping container for circuit boards
US5974981A (en) Pallet for shipping and de-spooling electrical wire
JPH0437105Y2 (ja)
US20070277707A1 (en) Double stacked pallet system for rolled sheet goods
JPH0350061Y2 (ja)
US20050045646A1 (en) Shock absorbent end cap for trays
US20060081491A1 (en) Support for large rolls of material
JP2576248Y2 (ja) 段積みした巻テープの荷崩れ防止構造
JPH0350070Y2 (ja)
JPH05201485A (ja) ロール体の梱包方法及びこれにより得られるロール体梱包物
US20030230505A1 (en) Support for large rolls of material
JPH0352654Y2 (ja)
JPS5855188Y2 (ja) 長イモ用包装体
JPS63626Y2 (ja)
JPH0858845A (ja) 管状物の包装具
CN221114778U (zh) 可拆卸包装纸箱
JPS592698Y2 (ja) 長イモ用容器
JPH0130378Y2 (ja)
JPH0320304Y2 (ja)
JPH0352713Y2 (ja)