JPH04370331A - 油膜スクイズフィルムダンパ - Google Patents
油膜スクイズフィルムダンパInfo
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- JPH04370331A JPH04370331A JP3148602A JP14860291A JPH04370331A JP H04370331 A JPH04370331 A JP H04370331A JP 3148602 A JP3148602 A JP 3148602A JP 14860291 A JP14860291 A JP 14860291A JP H04370331 A JPH04370331 A JP H04370331A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 3
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/04—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies
- F16C27/045—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies with a fluid film, e.g. squeeze film damping
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/23—Gas turbine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービンの高速回
転軸の軸受部に使用され、軸の制振作用をもたらす油膜
スクイズフィルムダンパに関する。
転軸の軸受部に使用され、軸の制振作用をもたらす油膜
スクイズフィルムダンパに関する。
【０００２】
【従来の技術】ガスタービンの主軸などの高速回転軸は
、複数存在する共振回転数を全て定格回転数以上に設計
することが難しく、定格回転数に達する以前に共振回転
数を通過しなければならない。
、複数存在する共振回転数を全て定格回転数以上に設計
することが難しく、定格回転数に達する以前に共振回転
数を通過しなければならない。
【０００３】主軸を支持するベアリングの外輪をハウジ
ングに固定する構造では、この時に発生する軸の共振振
動によって軸又はベアリングが破損する危険があり、そ
れを防止するために、高速回転軸の軸受部には、ベアリ
ングを軸と共に振動させて、その発生した振動を減衰さ
せる油膜スクイズフィルムダンパが設けられている。
ングに固定する構造では、この時に発生する軸の共振振
動によって軸又はベアリングが破損する危険があり、そ
れを防止するために、高速回転軸の軸受部には、ベアリ
ングを軸と共に振動させて、その発生した振動を減衰さ
せる油膜スクイズフィルムダンパが設けられている。
【０００４】この一般的な構造を図４に示す。同図にお
いて、１は軸、２はそれを支持するベアリングである。 ベアリング収納部３ａ と、取付けフランジ３ｂ と、
それらを連結する筒部３ｃ とを有するベアリングホル
ダ３が、ベアリング収納部３ａ の外径よりわずかに大
きな内径の穴部４ａ を有するハウジング４に、取付け
フランジ３ｂ を使用して固定されている。ベアリング
ホルダ３の筒部３ｃ には、周上に複数の軸線方向の細
長穴３ｄ が形成されており、ベアリング収納部３ａ
の回りのすき間には、油供給通路４ｂ によってそのす
き間を満たす油膜が形成されている。
いて、１は軸、２はそれを支持するベアリングである。 ベアリング収納部３ａ と、取付けフランジ３ｂ と、
それらを連結する筒部３ｃ とを有するベアリングホル
ダ３が、ベアリング収納部３ａ の外径よりわずかに大
きな内径の穴部４ａ を有するハウジング４に、取付け
フランジ３ｂ を使用して固定されている。ベアリング
ホルダ３の筒部３ｃ には、周上に複数の軸線方向の細
長穴３ｄ が形成されており、ベアリング収納部３ａ
の回りのすき間には、油供給通路４ｂ によってそのす
き間を満たす油膜が形成されている。
【０００５】このような構造とすれば、軸１が振動する
際に、複数の細長穴３ｄ によって剛性が弱められたベ
アリングホルダ３のバネ作用によって、ベアリング２が
軸１と共に振動し、軸１及びベアリング２に異常な力が
発生しないためにそれらの破損を防止することができ、
またそれらと共に振動するベアリング収納部３ａ の回
りの油膜のスクイズ効果によって、その振動はすぐに減
衰されるために安定した回転が得られる。
際に、複数の細長穴３ｄ によって剛性が弱められたベ
アリングホルダ３のバネ作用によって、ベアリング２が
軸１と共に振動し、軸１及びベアリング２に異常な力が
発生しないためにそれらの破損を防止することができ、
またそれらと共に振動するベアリング収納部３ａ の回
りの油膜のスクイズ効果によって、その振動はすぐに減
衰されるために安定した回転が得られる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述の構造の油膜スク
イズフィルムダンパは、組立てに際し、ベアリングホル
ダをハウジングに滑らかに挿入した時点では、そのベア
リング収納部の回りにほぼ均一なわずかなすき間が形成
されるが、取付けフランジをハウジングに複数のボルト
等で固定すると、ボルトのわずかな片締めによってベア
リングホルダが傾くために、このすき間が片寄り、ひど
い時にはベアリングホルダのベアリング収納部がハウジ
ングの穴部に片当たりすることがある。
イズフィルムダンパは、組立てに際し、ベアリングホル
ダをハウジングに滑らかに挿入した時点では、そのベア
リング収納部の回りにほぼ均一なわずかなすき間が形成
されるが、取付けフランジをハウジングに複数のボルト
等で固定すると、ボルトのわずかな片締めによってベア
リングホルダが傾くために、このすき間が片寄り、ひど
い時にはベアリングホルダのベアリング収納部がハウジ
ングの穴部に片当たりすることがある。
【０００７】軸は、軸線と垂直なあらゆる方向に振動す
る可能性があり、片当たり部分が存在するとその方向へ
の振動に対しては、ベアリングをハウジングに固定した
状態となり、前述のように軸又はベアリングが破損する
危険がある。また片当たりしないまでも、ベアリングホ
ルダのベアリング収納部回りのすき間が不均一となるこ
とは、軸の振動を減衰するために最適に設計された油膜
の厚さが実現できないことであり、制振効果が減少する
。
る可能性があり、片当たり部分が存在するとその方向へ
の振動に対しては、ベアリングをハウジングに固定した
状態となり、前述のように軸又はベアリングが破損する
危険がある。また片当たりしないまでも、ベアリングホ
ルダのベアリング収納部回りのすき間が不均一となるこ
とは、軸の振動を減衰するために最適に設計された油膜
の厚さが実現できないことであり、制振効果が減少する
。
【０００８】従って、本発明の目的は、ベアリングホル
ダの取付けボルトに多少の片締めがあっても、そのベア
リング収納部回りに均一な油膜により満たされるすき間
が形成される油膜スクイズフィルムダンパを提供するこ
とである。
ダの取付けボルトに多少の片締めがあっても、そのベア
リング収納部回りに均一な油膜により満たされるすき間
が形成される油膜スクイズフィルムダンパを提供するこ
とである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明による油膜スクイズフィルムダンパは、ガ
スタービンの主軸のベアリングを収納する部分と、取付
けフランジと、それらを所定の剛性をもって連結する部
材とを有するベアリングホルダと、前記ベアリングを収
納する部分の外径よりわずかに大きな内径の穴部が設け
られたハウジングと、前記穴部の内表面に設けられた油
供給通路と、前記ベアリングホルダを前記取付けフラン
ジによって前記ハウジングに固定する際に、前記ベアリ
ングを収納する部分が前記ハウジングの穴部内に高い同
心度をもって位置決めされるための前記取付けフランジ
近傍に設けられた前記ハウジングの穴部に嵌合するイン
ロー部とを具備することを特徴とする。
めに、本発明による油膜スクイズフィルムダンパは、ガ
スタービンの主軸のベアリングを収納する部分と、取付
けフランジと、それらを所定の剛性をもって連結する部
材とを有するベアリングホルダと、前記ベアリングを収
納する部分の外径よりわずかに大きな内径の穴部が設け
られたハウジングと、前記穴部の内表面に設けられた油
供給通路と、前記ベアリングホルダを前記取付けフラン
ジによって前記ハウジングに固定する際に、前記ベアリ
ングを収納する部分が前記ハウジングの穴部内に高い同
心度をもって位置決めされるための前記取付けフランジ
近傍に設けられた前記ハウジングの穴部に嵌合するイン
ロー部とを具備することを特徴とする。
【００１０】
【作用】前述の構造とすれば、ベアリングホルダの組立
てに際し、その取付けフランジ近傍のインロー部が、正
確な内径寸法を必要とするために高精度に加工されたハ
ウジングの穴部に嵌合するために、取付けボルトに多少
の片締めがあっても、ベアリングホルダが傾くことなく
ベアリング収納部回りに均一なすき間が形成され、その
すき間を満たす最適な厚さの油膜により、軸の良好な制
振作用がもたらされる。
てに際し、その取付けフランジ近傍のインロー部が、正
確な内径寸法を必要とするために高精度に加工されたハ
ウジングの穴部に嵌合するために、取付けボルトに多少
の片締めがあっても、ベアリングホルダが傾くことなく
ベアリング収納部回りに均一なすき間が形成され、その
すき間を満たす最適な厚さの油膜により、軸の良好な制
振作用がもたらされる。
【００１１】
【実施例】図１は、油膜スクイズフィルムダンパの第１
の実施例を示す。同図において、ベアリング２の内輪は
、カラー５及びロックナット６に挟まれて主軸１の所定
位置に固定され、その外輪はベアリングホルダ３’のベ
アリング収納部３’ａ にＣ軸輪７によって固定されて
いる。
の実施例を示す。同図において、ベアリング２の内輪は
、カラー５及びロックナット６に挟まれて主軸１の所定
位置に固定され、その外輪はベアリングホルダ３’のベ
アリング収納部３’ａ にＣ軸輪７によって固定されて
いる。
【００１２】ベアリングホルダ３’の拡大図を図２に示
す。同図において、ベアリングホルダ３’は、取付けフ
ランジ３’ｂ とベアリング収納部３’ａそれぞれから
ハウジング４の外方向へ延在する互いに同心の筒部３’
ｃ 及び ３’ｅを有し、一体に溶接されているそれら
の先端部を除き、それらの間には一定のすき間が形成さ
れている。筒部３’ｅ にはその周上に複数の軸線方向
の細長穴３’ｄ が設けられている。
す。同図において、ベアリングホルダ３’は、取付けフ
ランジ３’ｂ とベアリング収納部３’ａそれぞれから
ハウジング４の外方向へ延在する互いに同心の筒部３’
ｃ 及び ３’ｅを有し、一体に溶接されているそれら
の先端部を除き、それらの間には一定のすき間が形成さ
れている。筒部３’ｅ にはその周上に複数の軸線方向
の細長穴３’ｄ が設けられている。
【００１３】ハウジング４の穴部４ａ の内径は、ベア
リング収納部３’ａ の外径よりわずかに大きく、最適
な厚さの油膜により満たされるベアリング収納部３’ａ
回りのすき間が形成されるように高精度に加工されて
おり、その側面には油供給通路４ｂ が設けられ、ベア
リング収納部３’ａ の外表面の溝３’ｆ によってこ
の通路から供給された油が前記すき間全体に油膜を形成
しやすくなっている。
リング収納部３’ａ の外径よりわずかに大きく、最適
な厚さの油膜により満たされるベアリング収納部３’ａ
回りのすき間が形成されるように高精度に加工されて
おり、その側面には油供給通路４ｂ が設けられ、ベア
リング収納部３’ａ の外表面の溝３’ｆ によってこ
の通路から供給された油が前記すき間全体に油膜を形成
しやすくなっている。
【００１４】また、ベアリングホルダ３’の取付けフラ
ンジ３’ｂ には、このように加工されたハウジング４
の穴部４ａ に嵌合するインロー部３’ｇ が設けられ
ている。
ンジ３’ｂ には、このように加工されたハウジング４
の穴部４ａ に嵌合するインロー部３’ｇ が設けられ
ている。
【００１５】このような構造のベアリングホルダ３’を
使用すれば、組立てに際し、インロー部３’ｇ がハウ
ジング４の穴部４ａ に嵌合することにより、その穴部
４ａ に対しベアリング収納部３’ａ が高い同心度を
もって位置決めされ、取付けフランジ３’ｂをボルト（
図示せず）によってハウジング４に固定する時に、ボル
トの多少の片締めがあっても、ベアリングホルダ３’が
傾いてベアリング収納部３’ａ 回りのすき間を不均一
にすることはない。
使用すれば、組立てに際し、インロー部３’ｇ がハウ
ジング４の穴部４ａ に嵌合することにより、その穴部
４ａ に対しベアリング収納部３’ａ が高い同心度を
もって位置決めされ、取付けフランジ３’ｂをボルト（
図示せず）によってハウジング４に固定する時に、ボル
トの多少の片締めがあっても、ベアリングホルダ３’が
傾いてベアリング収納部３’ａ 回りのすき間を不均一
にすることはない。
【００１６】それにより、ベアリング収納部３’ａ の
回りの均一な最適なすき間が形成され、主軸１がその軸
線と垂直などの方向に振動しても、複数の細長穴３’ｄ
により剛性が弱められたベアリングホルダ３’のバネ
作用により、ベアリング２及びベアリング収納部３’ａ
は、主軸１と共に振動し、主軸１及びベアリング２が
破損することはなく、前記すき間を満たす油膜によって
その振動はすぐに減衰され安定した回転が得られる。
回りの均一な最適なすき間が形成され、主軸１がその軸
線と垂直などの方向に振動しても、複数の細長穴３’ｄ
により剛性が弱められたベアリングホルダ３’のバネ
作用により、ベアリング２及びベアリング収納部３’ａ
は、主軸１と共に振動し、主軸１及びベアリング２が
破損することはなく、前記すき間を満たす油膜によって
その振動はすぐに減衰され安定した回転が得られる。
【００１７】図３は、第２の実施例のベアリングホルダ
部の拡大図である。ここで使用されるベアリングホルダ
３’は第１の実施例と同じものであるが、ハウジング４
’の穴部４’ａ には、ベアリングホルダ３’のベアリ
ング収納部３’ａ の端面と対向する端面を有する段部
４’ｃ が設けられている。
部の拡大図である。ここで使用されるベアリングホルダ
３’は第１の実施例と同じものであるが、ハウジング４
’の穴部４’ａ には、ベアリングホルダ３’のベアリ
ング収納部３’ａ の端面と対向する端面を有する段部
４’ｃ が設けられている。
【００１８】この段部４’ｃ の端面にはＯリング溝４
’ｄ が形成され、このＯリング溝４’ｄ に挿入され
たＯリング８が、ベアリングホルダ３’のベアリング支
持部３’ａ の端面に当接している。
’ｄ が形成され、このＯリング溝４’ｄ に挿入され
たＯリング８が、ベアリングホルダ３’のベアリング支
持部３’ａ の端面に当接している。
【００１９】このようにして、ベアリング支持部３’ａ
の回りのすき間を満たす油膜を形成すれば、主軸１と
共にベアリング収納部３’ａ が振動する際の油膜の油
の軸線方向への流出を、片側に制限することになり、そ
の時の油膜の圧力がさらに上昇し、より高い減衰作用が
生じることになる。
の回りのすき間を満たす油膜を形成すれば、主軸１と
共にベアリング収納部３’ａ が振動する際の油膜の油
の軸線方向への流出を、片側に制限することになり、そ
の時の油膜の圧力がさらに上昇し、より高い減衰作用が
生じることになる。
【００２０】これらの実施例は、ベアリングホルダ３’
の筒部３’ｃ， ３’ｅが二重になってハウジング４の
外側に延在する種類のベアリングホルダ３’の場合につ
いて述べたが、前述の従来技術で使用されているベアリ
ングホルダでも適用可能であることは明らかである。
の筒部３’ｃ， ３’ｅが二重になってハウジング４の
外側に延在する種類のベアリングホルダ３’の場合につ
いて述べたが、前述の従来技術で使用されているベアリ
ングホルダでも適用可能であることは明らかである。
【００２１】
【発明の効果】このように、本発明によれば、従来にお
いても正確な内径寸法を必要とするために高精度に加工
されていたハウジングの穴部を利用して、それに嵌合す
るインロー部をベアリングホルダ側に設けることで、取
付けボルトに多少の片締めがあっても、ベアリングホル
ダのベアリング収納部回りに均一な最適なすき間を形成
することができ、そのすき間を満たす油膜を設けること
で、軸の軸線と垂直なあらゆる方向の振動を軸及びベア
リングの破損を防止すると共に油膜のスクイズ効果によ
り減衰させることができる。
いても正確な内径寸法を必要とするために高精度に加工
されていたハウジングの穴部を利用して、それに嵌合す
るインロー部をベアリングホルダ側に設けることで、取
付けボルトに多少の片締めがあっても、ベアリングホル
ダのベアリング収納部回りに均一な最適なすき間を形成
することができ、そのすき間を満たす油膜を設けること
で、軸の軸線と垂直なあらゆる方向の振動を軸及びベア
リングの破損を防止すると共に油膜のスクイズ効果によ
り減衰させることができる。
【００２２】また、ベアリングホルダの取付けフランジ
の外周を雄側として、ハウジングにそれと嵌合する溝部
を設けるように、他の部分にインロー部を形成すること
も可能であるが、その場合、ハウジング側の溝部と穴部
を高い同心度を持って加工しなければならず、本発明の
ように同一の穴部を使用する方が加工的に有利である。
の外周を雄側として、ハウジングにそれと嵌合する溝部
を設けるように、他の部分にインロー部を形成すること
も可能であるが、その場合、ハウジング側の溝部と穴部
を高い同心度を持って加工しなければならず、本発明の
ように同一の穴部を使用する方が加工的に有利である。
【図１】本発明による油膜スクイズフィルムダンパの第
１実施例を示す断面図である。
１実施例を示す断面図である。
【図２】図１のＡ部拡大図である。
【図３】本発明による油膜スクイズフィルムダンパの第
２実施例を示す図２に相当する断面図である。
２実施例を示す図２に相当する断面図である。
【図４】従来の油膜スクイズフィルムダンパの断面図で
ある。
ある。
１…軸
２…ベアリング
３， ３’…ベアリングホルダ
３ａ， ３’ａ …ベアリング収納部
３’ｇ …インロー部
４， ４’…ハウジング
４ａ， ４’ａ …ハウジング穴部
８…Ｏリング
Claims (1)
- 【請求項１】 ガスタービンの主軸のベアリングを収
納する部分と、取付けフランジと、それらを所定の剛性
をもって連結する部材とを有するベアリングホルダと、
前記ベアリングを収納する部分の外径よりわずかに大き
な内径の穴部が設けられたハウジングと、前記穴部の内
表面に設けられた油供給通路と、前記ベアリングホルダ
を前記取付けフランジによって前記ハウジングに固定す
る際に、前記ベアリングを収納する部分が前記ハウジン
グの穴部内に高い同心度をもって位置決めされるための
前記取付けフランジ近傍に設けられた前記ハウジングの
穴部に嵌合するインロー部とを具備することを特徴とす
る油膜スクイズフィルムダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3148602A JP2949913B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 油膜スクイズフィルムダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3148602A JP2949913B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 油膜スクイズフィルムダンパ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04370331A true JPH04370331A (ja) | 1992-12-22 |
| JP2949913B2 JP2949913B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=15456442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3148602A Expired - Lifetime JP2949913B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 油膜スクイズフィルムダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2949913B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004339986A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ポンプの軸受装置 |
| JP2008291964A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Jtekt Corp | 転がり軸受装置、および、ハウジングとスリーブとの嵌合隙間調整方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5482311B2 (ja) * | 2010-03-09 | 2014-05-07 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 回転装置 |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP3148602A patent/JP2949913B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004339986A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ポンプの軸受装置 |
| JP2008291964A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Jtekt Corp | 転がり軸受装置、および、ハウジングとスリーブとの嵌合隙間調整方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2949913B2 (ja) | 1999-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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