JPH04368804A - 原木表面の金属探知装置 - Google Patents

原木表面の金属探知装置

Info

Publication number
JPH04368804A
JPH04368804A JP17163591A JP17163591A JPH04368804A JP H04368804 A JPH04368804 A JP H04368804A JP 17163591 A JP17163591 A JP 17163591A JP 17163591 A JP17163591 A JP 17163591A JP H04368804 A JPH04368804 A JP H04368804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
log
rotation drive
metal
raw wood
drive wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17163591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07106566B2 (ja
Inventor
Akira Saeki
佐伯 明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENO SANGYO KK
Original Assignee
ENO SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ENO SANGYO KK filed Critical ENO SANGYO KK
Priority to JP17163591A priority Critical patent/JPH07106566B2/ja
Publication of JPH04368804A publication Critical patent/JPH04368804A/ja
Publication of JPH07106566B2 publication Critical patent/JPH07106566B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原木の表面または表面
下の金属の混入を検出する金属探知装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】原木を貯蔵したり又は搬送する場合に、
原木を互いに連結して筏を形成しているが、筏を組むた
めに、通常は原木に環材を打ち込み、この環材にワイヤ
ーを通して原木を連結している。上記環材は、釘状金具
の端部に環体を結合したものであり、当該釘状金具は原
木に打ち込まれる。
【0003】原木の樹皮剥ぎないしはクリーニングを行
うときは上記環材を引き抜いてから行っているが、原木
は筏に組んだまま水に浸っているので、環材は原木から
突出している部分が腐蝕して脱落することもある。この
様な原木を樹皮剥ぎ機またはクリーナーで処理すると、
原木に残った金属によってカッターが損傷する。
【0004】原木の表面に金属が混入するのは上記した
場合に限らないが、要するに原木の表面または表面下に
金属が混入していると、カッターを損傷する原因となる
ので、樹皮剥ぎ作業又はクリーニング作業を行う前に原
木の表面または表面下の金属を事前に取り除くことが重
要である。
【0005】従来においては、原木の表面又は表面下の
金属を検出する金属探知装置はなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、この装置単独で又は樹皮剥ぎ機ないしは原
木クリーナーに組み込んで使用できる原木表面の金属探
知装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明において課題を解
決するための手段は、左右一対でかつ前後に所定の間隔
で並設した原木回転駆動輪、上記原木回転駆動輪によっ
て形成される支持溝の下方位置に上下方向に設定位置が
調整できかつ該原木回転駆動輪に載置する原木の長さと
等しい長さを有する金属を探知するためのセンサー、上
記原木回転駆動輪に隣接し該原木回転駆動輪の支持溝の
上方位置と下方位置との間で昇降制御される複数のロー
ラ部材を有する昇降ライブローラ群とからなることを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】昇降ライブローラ群20に原木を搬入する時は
ローラ部材21の軸線を水平方向にする。各ローラ部材
21を駆動モータ25によって回転させ原木Wを昇降ラ
イブローラ群20に搬送する。原木Wが定位置に達した
ら、流体圧力機構28によってリンク27及び可動架台
23を支軸26を中心に揺動し、これによってローラ部
材21を互いに下向き方向に回動させる。原木Wは原木
回転駆動輪2に載置される。
【0009】次いで、原木回転駆動輪2を回転して原木
Wを回転し、原木の表面又は表面下の金属をセンサー1
0によって検出する。
【0010】
【実施例】図1、2において、主フレーム1には左右一
対の原木回転駆動輪2を前後2列に所定の間隔で並設し
、図2に示すような回転軸3に平行する支持溝4を形成
している。上記各回転軸3は主フレーム1に設けられた
軸受フレーム5に軸着され、又、主フレーム1には当該
回転軸3と平行する中間軸6が設けられており、これら
両軸は当該両軸に設けたチェンスプロケットに装着した
チェン7によって連結されている。
【0011】なお、上記中間軸6は、駆動モータ8の駆
動軸と該中間軸6に設けたもう1つのチェンスプロケッ
トとに装着したチェン9によって連結されている。実施
例では原木回転駆動輪2は各別の駆動モータ8によって
回転駆動される。又、上記原木回転駆動輪2は、鉄また
はステンレス鋼で形成され、表面にゴムタイヤ2aが装
着されており、該ゴムタイヤ2aは当該原木回転駆動輪
2上に載置した原木の金属探知操作時における誤動作を
防止している。
【0012】上記原木回転駆動輪2の支持溝4の下方位
置に金属を探知するためのセンサー10が設けられてお
り、該センサー10は原木回転駆動輪2に載置される原
木、すなわち、処理可能な原木の長さと等しい長さを有
し、主フレーム1に設けた架台11に設けた複数の流体
圧力機構12に連結されている。流体圧力機構12はシ
リンダ13が架台11に固定され、ピストンロッド14
がセンサー10に固定されており、センサー10はシリ
ンダ13の動作によって上下に移動する。
【0013】原木回転駆動輪2に載置する原木Wの表面
は、大径の場合は該原木回転駆動輪2の各回転軸3を結
ぶ水平線よりも高い位置にあるが、一方、小径の場合は
上記水平線に近い位置にある。又、上記センサー10は
原木表面から60〜70mmの範囲が金属の有無を測定
できる最適な距離なので、原木回転駆動輪2に載置した
原木の径に合わせてセンサー10の位置を上下方向に調
整する。
【0014】図1及び図3、4において、上記原木回転
駆動輪2に隣接して昇降ライブローラ群20が設けられ
ている。このライブローラ群20は、鼓状に形成され、
中央部の小径部分で2つに分割された各ローラ部材21
を原木回転駆動輪2の前後に1個ずつ配設したものであ
り、又、各ローラ部材21の背面から突出させた駆動軸
22が可動架台23に設けた軸受板24に回転自在に軸
着されている。
【0015】なお、上記可動架台23には上記駆動軸2
2に結合した駆動モータ25が設けられており、該駆動
モータ25によってローラ部材21が回転駆動される。
【0016】上記各可動架台23に設けた軸受板24は
、各軸受板24を連結する支軸26によって相互に結合
されており、該支軸26は主フレーム1に軸架されてい
る。そして、上記支軸26に設けたリンク27に流体圧
力機構28が連結されている。流体圧力機構28はシリ
ンダ29が主フレーム1に連結され、ピストンロッド3
0が上記リンク27に連結されている。従って、シリン
ダ29の動作によってリンク27を介して可動架台23
を支軸26を中心に揺動し、これによって各ローラ部材
21を揺動する。
【0017】図3のように、ローラ部材21の駆動軸2
2が水平になって同一線上にあるときは、ローラ部材2
1で構成されるローラの支持位置は原木回転駆動輪2よ
りも上方にあり、従って原木Wは昇降ライブローラ群2
0で支持している。又、図4のように、可動架台23が
回動してローラ部材21が何れも下向きに傾斜している
ときは、原木Wは原木回転駆動輪2で支持している。
【0018】図1において、この装置の前後方向(図面
においては上下方向)に上記昇降ライブローラ群20に
連続する図示しない搬入ライブローラ及び搬出ライブロ
ーラが設けられる。
【0019】なお、実施例は金属探知装置のみを図示し
ており、勿論、この装置は単独で使用するものであるが
、この装置を樹皮剥ぎ機又は原木クリーナーに組み込ん
で使用することが出来るようになっている。
【0020】次に、上記のように構成された金属探知装
置の作用を説明する。原木回転駆動輪2及びローラ部材
21などは一対で左右にそれぞれ設けられているので、
特に指摘しない場合は左右同時に駆動するものとする。
【0021】作業開始前は、昇降ライブローラ群20は
図3に示すようにローラ部材21の軸線が水平方向であ
り、このときに原木はまだ搬送されていない。各ローラ
部材21を駆動モータ25によって回転させ、図示しな
い搬入ライブローラにより原木Wを昇降ライブローラ群
20に搬送する。原木Wが昇降ライブローラ群20に載
置されたことを検出したら、駆動モータ25を停止して
ローラ部材21の回転を停止する。
【0022】原木Wが定位置に達したら、流体圧力機構
28によってリンク27を支軸26を中心に揺動し、こ
れによって可動架台23が支軸26を中心に揺動し、従
ってローラ部材21が互いに下向き方向に回動する。す
ると図4のように、原木Wは原木回転駆動輪2に載置さ
れる。原木Wの径によって原木表面が原木回転駆動輪2
に載置される表面の高さが異なっているので、センサー
10を流体圧力機構12によって上下動させ、センサー
10を金属探知の測定に適した高さに設定する。
【0023】次に、駆動モータ8を駆動して原木回転駆
動輪2を回転して原木Wを回転し、原木の表面又は表面
下の金属をセンサー10によって検出する。
【0024】センサー10が反応したときは、原木に金
属が混入されている箇所を特定して原木から当該金属を
取り除く。
【0025】センサー10による金属の探知作業が終了
したら、原木回転駆動輪2の回転を停止してから流体圧
力機構28を復帰し、再び原木Wを昇降ライブローラ群
20に載置し、該昇降ライブローラ群20を回転すると
共に、図示しない搬出ライブローラを回転して本装置か
ら原木を排出する。以後は、上記した作業を繰り返して
行う。
【0026】
【発明の効果】本発明は、左右一対かつ前後に設けた原
木回転駆動輪と、該原木回転駆動輪の支持溝に設けた金
属を探知するためのセンサーと、上下方向に制御される
複数のローラ部材を有する昇降ライブローラ群とからな
るものであり、原木を原木回転駆動輪へ供給した後、原
木表面の金属の有無を探知する作業を自動的に行うこと
ができ、作業者が原木1本ずつ金属の有無を探知する場
合に比べ能率よく作業を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は全体を組み立てた平面図である。
【図2】図2は原木回転駆動輪の正面図である。
【図3】図3は昇降ライブローラ群が上方位置にいる時
の正面図である。
【図4】図4は昇降ライブローラ群が下方位置にいる時
の正面図である。
【符号の説明】
1  主フレーム 2  原木回転駆動輪 2a  ゴムタイヤ 3  回転軸 4  支持溝 5  軸受フレーム 6  中間軸 7  チェン 8  駆動モータ 9  チェン 10  センサー 11  架台 12  流体圧力機構 13  シリンダ 14  ピストンロッド 20  昇降ライブローラ群 21  ローラ部材 22  駆動軸 23  可動架台 24  軸受板 25  駆動モータ 26  支軸 27  リンク 28  流体圧力機構 29  シリンダ 30  ピストンロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  左右一対でかつ前後に所定の間隔で並
    設した原木回転駆動輪、上記原木回転駆動輪によって形
    成される支持溝の下方位置に上下方向に設定位置が調整
    できかつ該原木回転駆動輪に載置する原木の長さと等し
    い長さを有する金属を探知するためのセンサー、上記原
    木回転駆動輪に隣接し該原木回転駆動輪の支持溝の上方
    位置と下方位置との間で昇降制御される複数のローラ部
    材を有する昇降ライブローラ群とからなることを特徴と
    する原木表面の金属探知装置。
  2. 【請求項2】  昇降ライブローラ群の各ローラ部材が
    、鼓状に形成され中央部の小径部分で2つに分割されて
    おり、該各ローラ部材の軸線が水平方向にある時は上記
    原木回転駆動輪の支持溝の上方位置に達しており、当該
    各ローラ部材が互いに下向きに傾斜した時は上記支持溝
    の下方位置に達することを特徴とする請求項1に記載の
    原木表面の金属探知装置。
JP17163591A 1991-06-17 1991-06-17 原木表面の金属探知装置 Expired - Lifetime JPH07106566B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17163591A JPH07106566B2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 原木表面の金属探知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17163591A JPH07106566B2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 原木表面の金属探知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04368804A true JPH04368804A (ja) 1992-12-21
JPH07106566B2 JPH07106566B2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=15926853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17163591A Expired - Lifetime JPH07106566B2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 原木表面の金属探知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07106566B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103722596A (zh) * 2012-10-15 2014-04-16 博世电动工具(中国)有限公司 用于电动工具的检测系统和方法及相应的电动工具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103722596A (zh) * 2012-10-15 2014-04-16 博世电动工具(中国)有限公司 用于电动工具的检测系统和方法及相应的电动工具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07106566B2 (ja) 1995-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100785285B1 (ko) 코일 선단부 위치 조정장치
JPH04368804A (ja) 原木表面の金属探知装置
CN105375043B (zh) 电芯加工系统
JP2524907B2 (ja) 原木クリ―ナ―
JP4781936B2 (ja) パレット遠心脱水装置
CN207595986U (zh) 一种板材翻转机及其数控开料生产线
CN215768320U (zh) 一种x射线探伤检测装置
US3466808A (en) Grinder for truing and smoothing the tires of the mammoth rotary kilns used in the manufacture of cement and similar purposes
CN115343224A (zh) 一种基于机器视觉检测零件的智能检测仪
JPH08294854A (ja) 片面溶接における裏波ビード研削装置および溶接部処理装置
KR102095708B1 (ko) 모서리 가공용 밀링 시스템
CN211728647U (zh) 智能玻璃圆周打磨装置
KR200393484Y1 (ko) 이송로울러의 오링홈 가공장치
US3428199A (en) Apparatus for manipulating billets and the like
JP2631918B2 (ja) 原木クリーナー
JPH07425Y2 (ja) 長尺材の横移動装置
EP0154040A2 (en) Machine for the centreless abrasive machining of tubes, bars and the like
JP4219488B2 (ja) トリミング機の自動反転装置
JP3844553B2 (ja) 切断機に対するワーク給材方法および装置
CN217647061U (zh) 一种用于火车车轮的激光清洗装置
JP2860139B2 (ja) ホース加工装置
JPH059233Y2 (ja)
JPH0632285Y2 (ja) 加工バリの除去装置
JP2564859Y2 (ja) ワーク搬送装置
JP4111318B2 (ja) 加工材反転装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960514