JPH04368484A - 移動体の駆動装置 - Google Patents

移動体の駆動装置

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JPH04368484A
JPH04368484A JP3144777A JP14477791A JPH04368484A JP H04368484 A JPH04368484 A JP H04368484A JP 3144777 A JP3144777 A JP 3144777A JP 14477791 A JP14477791 A JP 14477791A JP H04368484 A JPH04368484 A JP H04368484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
drive rod
driven object
drive
driving
Prior art date
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Pending
Application number
JP3144777A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Taniguchi
誠 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体の駆動装置に関し
、特に、駆動源として圧電素子等の電歪材料を用いた微
小精密駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来装置を示し、同図において1
は被駆動物であり、2は被駆動物を支持するとともに軸
方向に案内するガイドバー、である。被駆動物1の突出
部1a及び1cの孔1b及び1dには被駆動物1を軸方
向に移動させる被駆動物支持部材兼駆動棒13(以下駆
動棒)が挿入されている。駆動棒13は駆動棒支持部材
15に形成された支持部15a及び15cの孔15b及
び15dに軸方向に移動可能に挿入されている。また、
駆動棒13は支持部15cより更に図中右方に突出して
おり、駆動棒の一端13aは駆動棒支持部材の図中右端
15eに一端を固着された圧電素子14の他端に固定さ
れている。
【0003】被駆動物1の突部1a及び1cの端部には
、板バネ6の平板部が駆動棒13と平行に取付けられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の駆動装置
では、圧電素子が駆動棒の外部に取り付けられているの
で駆動速度を速くするために圧電素子の長さを長くする
と駆動装置の体積が大きくなり、小型化が困難である。
【0005】本発明の目的は、駆動装置を大型化するこ
となく駆動速度を速くすることができる、改良された駆
動装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明装置では、駆動棒
の中に圧電素子の収容部を設けることにより、従来装置
より小型化が可能であり、また、装置を大型化すること
なく圧電素子の長さを大きくすることができるので駆動
速度の高速化ができる。
【0007】
【実施例】以下に図1乃至図6を参照して本発明の実施
例について説明する。
【0008】図1は本発明による改良された駆動装置の
第1実施例の構造を示す斜視図であり、同図において図
7と同一符号で表示されている部材は従来装置の構成部
材と同じ構成部材である。図1において、1は移動体す
なわち被駆動物であり、2は被駆動物1を支持するとと
もに軸方向に案内するガイドバー、である。被駆動物1
の突出部1aの孔1bと突出部1cの孔1dには被駆動
物1を軸方向に移動させる被駆動物支持部材兼駆動棒3
(以下駆動棒)が挿入されている。駆動棒3は駆動棒支
持部材5に形成された支持部5a及び5cの孔5b及び
5dに軸方向に移動可能に挿入されている。また、駆動
棒3は一端3aの閉じた中空となっており、他方の閉じ
た一端3bで駆動棒に挿入されている圧電素子4の一端
4aと固定されている。圧電素子4の他端4bは駆動棒
支持部材5に形成された支持部5eに固定されている。
【0009】被駆動物1の突部1a及び1cの端部には
板バネ6の平板部が駆動棒3と平行に取付けられている
。板バネ6の中央部には屈曲部6aが形成され、この屈
曲部6aは図2に示すように、突部1aと1cの中間位
置において駆動棒3に圧接されている。このため、突部
1aと1cの孔1b及び1dのそれぞれの中で駆動棒3
が片寄せされ、孔1b及び1dの内周面に駆動棒3の外
周面が板バネ6の弾性力により圧接される。摩擦力を安
定して発生させ、板バネ6による弾性力が被駆動物1の
変位方向に作用しないようにするため、板バネ6の弾性
力は駆動棒3に垂直に加わるようになされている。更に
、圧電素子4の伸縮により、板バネ6が圧電素子4の伸
縮方向に弾性変形すると駆動棒3と被駆動物1との摩擦
力が変化して被駆動物1の変位方向に弾性力が作用し、
被駆動物1の変位が不安定になる。これを防ぐため、板
バネ6は圧電素子4の伸縮方向には大きな剛性を有する
ようになされている。
【0010】図3は、図1に示した駆動装置の制御系を
示した概略図である。図3において、7は圧電素子4に
対して、駆動電圧を印加する駆動回路、8は駆動回路7
を制御するマイクロコンピュータ、である。マイクロコ
ンピュータ8は圧電素子4に印加するのこぎり波を発生
し、駆動回路7により電圧を増幅し、圧電素子に印加す
る。
【0011】図4は駆動回路7によって圧電素子4に印
加される電圧波形を示したものであり、同図(A)は図
1及び図2において被駆動物1を右方向へ動かす時に圧
電素子4に印加される電圧波形を、同図(B)は、図1
及び図2において被駆動物1を左方向へ動かす時に圧電
素子4に印加される電圧波形を、それぞれ示す。
【0012】図4(A)に示したような駆動パルスが圧
電素子4に印加されると、該パルスが電圧Aから電圧C
へ変化する垂直な立上り部Bにおいて圧電素子4は急激
に伸びる。この時、駆動棒3も圧電素子4の伸びの量と
同じ量だけ図1及び図2において左方向に移動する。こ
の場合、被駆動物1の慣性やガイドバー2と被駆動物1
のU形溝1fとの摩擦などの総和が駆動棒3と被駆動物
1との摩擦及び板ばね6と駆動棒3との摩擦よりも大き
いので被駆動物1は動かない。駆動パルスの電圧がCか
らAへとゆっくり変化するパルス立下り部Dでは圧電素
子4はゆっくり縮み、被駆動物1と駆動棒3との摩擦力
や板バネ6と駆動棒3との摩擦力により、被駆動物1は
図1及び図2において右方向へ移動する。そして、圧電
素子4の縮みが終了した時点では図1及び図2において
駆動棒3の右方向への動きは停止するが、被駆動物1の
運動エネルギーにより被駆動物1は右方向へ動き続け、
被駆動物1と駆動棒3との摩擦及び板バネ6と駆動棒3
との摩擦等によって上記の運動エネルギーが消費された
時に被駆動物1は停止する。以上の運動が各パルス毎に
繰り返されることによって被駆動物1は図1及び図2に
おいて右方向へ駆動される。
【0013】被駆動物1を図1及び図2において左方向
へ移動させる時には図4(B)に示したような駆動パル
スが圧電素子4に印加される。この場合、圧電素子4に
印加される駆動パルスは、図示のように前縁の立上り部
がゆるやかで、後縁の立下り部が垂直であるため、圧電
素子4と被駆動物1の動作は前述の場合とは逆になる。
【0014】以上に説明したように、本発明では、圧電
素子4を駆動棒3内に収容することにより従来装置にく
らべて小型化ができる。さらに、装置を大型化すること
なく、圧電素子の長さを容易に大きくすることができる
ため、一回の駆動パルスによる変位が大きくなり駆動速
度を速くすることができる。
【0015】図5は本発明の第2実施例である。図5に
おいて図1と同じ符号で表示された部材は、第1実施例
で説明したものと同じである。9は被駆動物であり、1
0は被駆動物支持部材兼駆動棒(以下駆動棒)、である
。駆動棒10は図6に示すように、コ字形の断面形状を
しており、その中の空間に圧電素子11が配置されてい
る。12は駆動棒支持部材である。なお、図5の第2実
施例における制御系は、図3に示した第1実施例と同じ
であり、圧電素子11に印加される駆動パルスおよび動
作についても第1実施例と同じである。従って説明を省
略する。本実施例の場合、駆動棒がコ字形断面であるた
め、駆動棒と圧電素子との固定などの組立てや、加工が
第2実施例よりも容易である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の駆動装置
では、駆動部材中に設けられた圧電素子収容部に圧電素
子を配置したことにより、従来装置よりも駆動速度の高
速化及び装置の小型化ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の駆動装置の機械的構造を
示す斜視図。
【図2】図1に示された構造の要部の縦断面図。
【図3】図1に示した第1実施例の装置の駆動源制御系
の該略図。
【図4】駆動源たる圧電素子に印加される電圧波形を示
した図であり、図(A)は被駆動物1を後進させる時の
電圧波形、図(B)は被駆動物1を前進させる時の電圧
波形、をそれぞれ示す。
【図5】本発明装置の第2実施例の機械的構造を示した
斜視図。
【図6】図5に示した構造の要部の横断面図。
【図7】従来の駆動装置の斜視図。
【符号の説明】
1…被駆動物(移動体)        2…ガイドバ
ー3…被駆動物支持部材兼駆動棒(駆動部材)4…圧電
素子                  5…駆動棒
支持部材(静止部材) 6…板バネ                    
9…被駆動物(移動体) 10…被駆動物支持部材兼駆動棒(駆動部材)11…圧
電素子                12…駆動棒
支持部材(静止部材) 13…被駆動物支持部材兼駆動棒(駆動部材)14…圧
電素子                15…駆動棒
支持部材(静止部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  移動体と、該移動体もしくは該移動体
    に連結されている部材のいずれかに摩擦係合するととも
    に静止部材に移動可能に支持されている中空ないし半中
    空の駆動部材と、該駆動部材に一端を固定されるととも
    に他端を該静止部材に固定されて該駆動部材の中に配置
    されている圧電素子と、該圧電素子に伸びの速度と縮み
    の速度とを異ならせるように電圧を印加する圧電素子駆
    動手段と、を有することを特徴とする移動体駆動装置。
JP3144777A 1991-06-17 1991-06-17 移動体の駆動装置 Pending JPH04368484A (ja)

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JP3144777A JPH04368484A (ja) 1991-06-17 1991-06-17 移動体の駆動装置

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Cited By (5)

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