JPH04368385A - 新規メトトレキセート誘導体 - Google Patents

新規メトトレキセート誘導体

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JPH04368385A
JPH04368385A JP3247141A JP24714191A JPH04368385A JP H04368385 A JPH04368385 A JP H04368385A JP 3247141 A JP3247141 A JP 3247141A JP 24714191 A JP24714191 A JP 24714191A JP H04368385 A JPH04368385 A JP H04368385A
Authority
JP
Japan
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compound
formula
general formula
solvent
stirred
Prior art date
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Application number
JP3247141A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Kato
伸明 加藤
Koji Matsuoka
宏治 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なメトトレキセー
ト誘導体、更に詳しくは、抗リウマチ剤として有用な新
規なメトトレキセート誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】メトトレ
キセートは古くより白血病の治療薬として用いられてき
たが、1951年Gubnerらが慢性関節リウマチ(
RA)や乾癬に用いて有効性を報告して以来RAの治療
薬として欧米で使用されてきた。比較的最近になって、
用法、用量の詳細な検討が実施され、低用量メトトレキ
セート療法が比較的副作用が少なく、しかも優れた有効
性を発揮することが明らかになってきた。しかしメトト
レキセート服用により生ずる肝障害や肺繊維化等の副作
用も無視できないため、さらに副作用が少なく、かつ効
力の優れた薬物の登場が望まれている。
【0003】これまでに、N10にメチル基以外のアル
キル基が導入されているメトトレキセート誘導体として
は、例えば下記式
【化4】 (J.Med.Chem.,22,862(1979)
)や式
【化5】 (J.Med.Chem.,25,877(1982)
)等が知られているが、満足な活性を示すものではなか
った。
【0004】本発明者らは、この種のメトトレキセート
誘導体において抗リウマチ作用面でより優れた化合物を
求めて鋭意研究し、本発明をなすに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式(
I)
【化6】 (式中、R1は水素原子または炭素数1乃至4の低級ア
ルキル基を示し;R2は一般式(I)−1
【化7】 (式中、R3は水素原子または炭素数1乃至4の低級ア
ルキル基を示し;R4は炭素数1乃至4の低級アルキル
基または置換されていてもよいフェニル基を示す)で示
される基または一般式(I)−2
【化8】 (式中、nは1乃至3の整数を示し;R5は水素原子ま
たは炭素数1乃至4の低級アルキル基を示す)で示され
る基を示す)で示されるメトトレキセート誘導体を提供
するものである。
【0006】本発明の化合物は、いずれも文献未載の新
規化合物であり、たとえば以下の様にして合成される。 (方法A)A−1)一般式(I)におけるR2が一般式
  −CONR3R4を示す場合。
【化9】 A−2)一般式(I)におけるR2が一般式−(CH2
)NCOOR5を示す場合。
【化10】 (方法B)B−1)一般式(I)におけるR2が一般式
−CONR3R4を示す場合。
【化11】
【0007】A−1)の場合において、一般式(1)の
化合物と一般式(2)の化合物から一般式(3)の化合
物を得る反応は、一般式(1)の化合物をトリエチルア
ミンやピリジン等の有機塩基とクロル炭酸イソブチルや
クロル炭酸エチルの共存下、テトラヒドロフラン、ジク
ロロメタン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、N−メチルピロリドン等の溶媒を用い攪拌した後
に、一般式(2)の化合物を加え、−78℃〜−100
℃好ましくは−20℃〜−15℃で攪拌する混合酸無水
物法より行う。また、この反応は、1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール等を用いる活性エステル化法やカルボニ
ルジイミダゾール等を用いる活性アミド化法を用いても
よい。式中、A1で示される保護基としては、t−ブト
キシカルボニル基、カルボベンゾキシ基、アセチル基、
トシル基等が挙げられる。
【0008】一般式(3)の化合物をから一般式(4)
の化合物を得る反応は、一般式(3)の化合物を氷冷下
または水冷下でトリフルオロ酢酸やギ酸、30%臭化水
素−酢酸等の有機酸に溶解もしくは懸濁させ、攪拌する
ことにより行う。
【0009】一般式(5)の化合物と一般式(4)の化
合物から一般式(6)の化合物を得る反応は、一般式(
5)の化合物に塩化チオニル、オキサリルクロリド等の
酸ハロゲン化剤と触媒量のジメチルホルムアミドを加え
、室温で攪拌した後、一般式(4)の化合物と炭酸カリ
ウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機
塩基やトリエチルアミン等の有機塩基等をジクロロメタ
ン−水混合溶媒中、もしくはジクロロメタン、テトラヒ
ドロフラン等の非プロトン性溶媒中攪拌することにより
行う。式中、A2で示される保護基としては、カルボベ
ンゾキシ基、トシル基、アセチル基等が挙げられる。
【0010】一般式(6)の化合物から一般式(7)の
化合物を得る反応は、一般式(6)の化合物をメタノー
ルやエタノール等の溶媒中、パラジウム−炭素等の存在
下、水素雰囲気下で室温にて攪拌して行う。また、この
反応は、30%臭化水素−酢酸とアニソールの共存下で
行ってもよい。
【0011】一般式(8)の化合物と一般式(7)の化
合物から一般式(9)の化合物を得る反応は、一般式(
8)の化合物と一般式(7)の化合物をジメチルアセト
アミドやジメチルホルムアミド等の溶媒中、0℃〜10
0℃好ましくは室温で攪拌することにより行う。特にR
1が水素原子である場合は、更にメタノールやエタノー
ル等の溶媒に1N−水酸化ナトリウム水溶液を加え、0
℃〜60℃好ましくは室温で撹拌し目的物を得る。式中
、Xで示されるハロゲン原子としては、臭素原子、塩素
原子等が挙げられる。
【0012】A−2)の場合において、一般式(5)の
化合物から一般式(10)の化合物を得る反応は、一般
式(5)の化合物を塩化チオニル、オキサリルクロリド
等の酸ハロゲン化剤に懸濁し、触媒量のジメチルホルム
アミド等の共存下、室温で攪拌することにより行う。
【0013】一般式(10)の化合物と一般式(11)
の化合物から一般式(12)の化合物を得る反応は、一
般式(10)の化合物をジクロロメタン等の溶媒に溶解
したものを、氷冷下または水冷下で一般式(11)の化
合物の水溶液に加え、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム
、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基の共存下、室温で攪
拌することにより行う。
【0014】一般式(12)の化合物から一般式(13
)の化合物を得る反応は、アニソールやフェノール等を
臭化水素−酢酸溶液に溶解した溶液に一般式(12)の
化合物を加え、10℃〜60℃好ましくは室温で攪拌す
ることにより行う。またこの一般式(12)の化合物か
ら一般式(13)の化合物を得る反応は、一般式(12
)の化合物をメタノールやエタノール、酢酸等の溶媒に
溶解させ、パラジウム一炭素を加えた後、水素雰囲気下
室温にて攪拌することにより行ってもよい。
【0015】一般式(8)の化合物と一般式(13)の
化合物から一般式(14)の化合物を得る反応は、一般
式(8)の化合物と一般式(13)の化合物をジメチル
アセトアミド、ジメチルホルムアミド等の溶媒中、0℃
〜100℃好ましくは50℃〜60℃で攪拌して行う。 特にR1およびR5が水素原子である場合は、さらにメ
タノールやエタノール等の溶媒に1N−水酸化ナトリウ
ム水溶液を加え、0℃〜60℃好ましくは35℃で攪拌
して目的物を得る。
【0016】B−1)の場合において、一般式(8)の
化合物と一般式(15)の化合物から一般式(16)の
化合物を得る反応は、一般式(8)の化合物と一般式(
15)の化合物をジメチルアセトアミドやジメチルホル
ムアミド等の溶媒中、0℃〜100℃好ましくは55℃
で攪拌することにより行う。
【0017】一般式(16)の化合物と一般式(4)の
化合物から一般式(9)の化合物を得る反応は、一般式
(16)の化合物をジエチルリン酸シアニドや、ジシク
ロヘキシルカルボジイミドと1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール等の共存下、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、N−メチルピロリジノン等の溶媒中攪拌
した後、一般式(4)の化合物を加え、0℃〜200℃
好ましくは10℃〜80℃で攪拌することにより行う。 特にR1が水素原子である場合は、更にメタノールやエ
タノール等の溶媒中、1N−水酸化ナトリウム溶液を加
え、0℃〜60℃好ましくは室温で攪拌して目的物を得
る。
【0018】
【実施例】
【0019】
【参考例1】N−t−ブトキシカルボニル−γ−アニリ
ド−L−グルタミン酸α−ベンジルエステルの合成
【0
020】N−t−ブトキシカルボニル−L−グルタミン
酸α−ベンジルエステル(2.2g)とトリエチルアミ
ン(0.92ml)のテトラヒドロフラン溶液(8ml
)に、−20℃、窒素雰囲気下、クロル炭酸イソブチル
(0.8ml)のテトラヒドロフラン溶液(2ml)を
加え30分攪拌した。次いで、アニリン(0.5ml)
を加えた後、1時間攪拌した。徐々に室温に戻し、さら
に20時間攪拌した。減圧で溶媒を留去し、得られた残
渣をクロロホルムに溶解した。クロロホルム層を飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲ
ルクロマトグラフィーに付し、溶出溶媒としてクロロホ
ルム:メタノール=99:1を用いて目的物(1.7g
)を得た。
【0021】1H−NMR(CDCl3,δ):1.4
4(9H,s),1.79−1.97(1H,m),2
.27−2.40(2H,m),4.32−4.44(
1H,m),5.16(2H,s),5.22−5.3
8(1H,m),7.08(1H,t,J=7.3Hz
),7.26−7.33(7H,m),7.55(2H
,d,J=7.8Hz),8.42(1H,s)
【00
22】
【参考例2】γ−アニリド−L−グルタミン酸α−ベン
ジルエステルの合成
【0023】参考例1.の化合物(1.7g)を氷冷下
でトリフルオロ酢酸(8ml)に溶解し30分攪拌した
。減圧下で溶媒を留去し、残渣をクロロホルムに溶解し
た。クロロホルム層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒
を留去し、目的物(1.3g)を得た。
【0024】1H−NMR(CDCl3,δ):1.8
6−2.00(1H,m),2.17−2.38(1H
,m),2.42−2.53(2H,m),3.53−
3.60(1H,m),5.15(2H,s),7.0
7(1H,t,J=7.3Hz),7.29−7.35
(7H,m),7.48(2H,d,J=7.8Hz)
,8.27(1H,bs)
【0025】
【参考例3】N−(1−カルボベンゾキシインドリン−
5−カルボニル)−γ−アニリド−L−グルタミン酸α
−ベンジルエステルの合成
【0026】1−カルボベンゾキシインドリン−5−カ
ルボン酸(419mg)に塩化チオニル(2ml)を加
え室温で2時間攪拌した。次に、反応液を減圧下で濃縮
乾固した。得られた固形物をジクロロメタン(2ml)
に溶解させ、この溶液に参考例2.の化合物(400m
g)とトリエチルアミン(0.21ml)の塩化メチレ
ン溶液(2ml)を氷冷、窒素雰囲気下で加え一晩攪拌
した。反応液を1N−塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液、水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した後、
減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィーに付し、溶出溶媒としてジクロロメタ
ン、次いでクロロホルムを用いて目的物(317mg)
を得た。
【0027】1H−NMR(CDCl3,δ):2.1
0−2.20(1H,m),2.29−2.51(3H
,m),3.05(2H,t,J=8.8Hz),4.
06(2H,t,J=8.8Hz),4.76−4.8
8(1H,m),5.18(2H,s),5.28(2
H,bs),7.05(1H,t,J=7.3Hz),
7.18(1H,d,J=7.8Hz),7.23−7
.30(2H,m),7.33(5H,s),7.39
(5H,s),7.43−7.66(4H,m),7.
80−7.84(1H,m),8.57(1H,bs)
【0028】
【参考例4】N−(1−カルボベンゾキシインドリン−
5−カルボニル)−γ−アニリド−L−グルタミン酸の
合成
【0029】参考例3.の化合物(580mg)をクロ
ロホルム:メタノール=1:2の混合溶媒(30ml)
に溶解し、1N−水酸化ナトリウム水溶液(0.98m
l)を加え、室温で一晩攪拌した。水浴の温度を30℃
以下に保ちながら減圧下で溶媒を留去した。得られた残
渣を水に溶解し、1N−塩酸で酸性にしたところでクロ
ロホルムを用いて抽出した。クロロホルム層を硫酸ナト
リウム乾燥した後、減圧下で溶媒を留去し、目的物(4
13mg)を得た。
【0030】1H−NMR(CDCl3,δ):2.1
7−2.29(2H,m),2.52−2.56(2H
,m),2.79(2H,t,J=7.8Hz),3.
81(2H,t,J=7.8Hz),4.51−4.6
1(1H,m),5.17(2H,s),6.94(1
H,t,J=7.3Hz),7.13(2H,t,J=
7.8Hz),7.34(5H,s),7.43−7.
65(5H,m),8.03(1H,bs),9.02
(1H,s)
【0031】
【参考例5】N−(1−カルボベンゾキシインドリン−
5−カルボニル)−γ−アニリド−L−グルタミン酸α
−メチルエステルの合成
【0032】参考例4.の化合物(470mg)を乾燥
メタノール(20ml)に溶解し、トリメチルシリルジ
アゾメタン(2ml)を加え、10時間攪拌した。さら
にトリメチルシリルジアゾメタン(3ml)を加え、2
0時間攪拌した。減圧下で溶媒を留去した後、得られた
残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、溶出溶媒
としてクロロホルム、次いでクロロホルム:メタノール
=199:1を用いて目的物(252mg)を得た。
【0033】1H−NMR(CDCl3,δ):2.0
6−2.21(1H,m),2.31−2.56(3H
,m),3.08(2H,t,J=8.8Hz),3.
77(3H,s),4.08(2H,t,J=8.8H
z),4.77−4.87(1H,m),5.28(2
H,s),7.07(1H,t,J=7.3Hz),7
.15(1H,d,J=7.8Hz),7.28(2H
,t,J=7.8Hz),7.37−7.43(5H,
m),7.58(2H,d,J=7.8Hz),7.6
2−7.68(2H,m),7.86(1H,bs),
8.67(1H,bs)
【0034】
【参考例6】N−(インドリン−5−カルボニル)−γ
−アニリド−L−グルタミン酸α−メチルエステルの合
【0035】参考例5.の化合物(250mg)のメタ
ノール溶液(10ml)に10%パラジウム−炭素(5
0mg)を加えた後、水素雰囲気下、室温で15時間攪
拌した。セライトを用いてパラジウム−炭素を濾去し、
減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィーに付し、溶出溶媒としてクロロホルム
:メタノール=99:1、次いでクロロホルム:メタノ
ール=19:1を用いて目的物(172mg)を得た。
【0036】1H−NMR(CDCl3,δ):1.9
9−2.13(1H,m),2.36−2.55(3H
,m),3.03(2H,t,J=8.8Hz),3.
64(2H,t,J=8.8Hz),3.77(3H,
s),4.08(1H,bs),4.79−4.88(
1H,m),6.55(1H,d,J=8.3Hz),
6.92(1H,d,J=7.3Hz),7.08(1
H,t,J=7.3Hz),7.30(2H,t,J=
7.8Hz),7.53−7.65(4H,m),9.
01(1H,bs)
【0037】
【実施例1】N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プ
テリジニル)メチル]−インドリン−5−カルボニル]
−γ−アニリド−L−グルタミン酸α−メチルエステル
の合成
【0038】参考例6.の化合物(169mg)と6−
ブロモメチル−2,4−ジアミノプテリジン臭化水素酸
塩(223mg)をジメチルアセトアミド(5ml)に
懸濁させ、室温で24時間攪拌した。反応液をシリカゲ
ルクロマトグラフィーに付し、溶出溶媒として酢酸エチ
ル、次いでクロロホルム:メタノール=19:1を用い
て目的物(82mg)を得た。
【0039】1H−NMR(CDCl3,δ):2.0
1−2.09(1H,m),2.39−2.48(3H
,m),3.04(2H,t,J=8.8Hz),3.
58(2H,t,J=8.8Hz),3.78(3H,
s),4.53(2H,s),4.79−4.89(1
H,m),6.48(1H,d,J=7.8Hz),6
.87(1H,d,J=7.8Hz),7.08(1H
,t,J=7.8Hz),7.26−7.32(2H,
m),7.59−7.64(4H,m),8.81(1
H,s)
【0040】
【実施例2】N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プ
テリジニル)メチル]−インドリン−5−カルボニル]
−γ−アニリド−L−グルタミン酸の合成
【0041】
実施例1.の化合物(82mg)をエタノール:水=2
:1の混合溶媒(15ml)に溶解し、1N−水酸化ナ
トリウム水溶液(0.15ml)を加え、室温で60時
間攪拌した。水浴の温度を30℃以下に保ちながら減圧
下で溶媒を留去した。得られた残渣を飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液に溶解し、1N−塩酸を用いてpH=3.
7に調整した。析出した橙色沈澱物を濾取し、目的物(
61mg)を得た。
【0042】1H−NMR(DMSO−d6,δ):1
.99−2.23(2H,m),2.42−2.51(
2H,m),2.98(2H,t,J=7.8Hz),
3.59(2H,t,J=8.3Hz),4.32−4
.43(1H,m),4.56(2H,s),6.70
(1H,d,J=7.8Hz),6.90(2H,bs
),7.00(1H,t,J=7.8Hz),7.26
(2H,t,J=7.8Hz),7.55−7.66(
4H,m),7.72−7.85(1H,m),7.8
9−7.97(1H,m),8.20(1H,d,J=
7.3Hz),8.75(1H,s),9.93(1H
,s)
【0043】
【参考例7】N−t−ブトキシカルボニル−γ−(2−
メトキシカルボニルアニリド)−L−グルタミン酸α−
ベンジルエステルの合成
【0044】N−t−ブトキシカルボニル−L−グルタ
ミン酸α−ベンジルエステル(496mg)のテトラヒ
ドロフラン溶液(5ml)に、氷冷、窒素雰囲気下、N
,N’−カルボニルジイミダゾール(262mg)を加
え1時間攪拌した。次いで、o−アミノ安息香酸メチル
(0.19ml)のテトラヒドロフラン溶液(2ml)
を加えた後、5時間攪拌した。徐々に室温に戻し、さら
に48時間攪拌した。減圧下で溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、溶出溶媒
としてクロロホルムを用いて目的物(273mg)を得
た。
【0045】1H−NMR(CDCl3,δ):1.4
1(9H,s),2.04−2.18(1H,m),2
.20−2.32(1H,m),2.48−2.57(
2H,m),3.92(3H,s),4.34−4.4
7(1H,m),5.18(2H,s),5.19−5
.27(1H,m),7.08(1H,t,J=7.8
Hz),7.34(5H,s),7.53(1H,t,
J=7.3Hz),8.02(1H,d,J=7.8H
z),8.68(1H,d,J=7.8Hz),11.
06(1H,s)
【0046】
【参考例8】γ−(2−メトキシカルボニルアニリド)
−L−グルタミン酸α−ベンジルエステルの合成
【00
47】参考例7.の化合物(632mg)を氷冷下でト
リフルオロ酢酸(4.5ml)に溶解し90分攪拌した
。減圧下で溶媒を留去し、残渣をクロロホルムに溶解し
た。クロロホルム層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で溶媒を
留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ーに付し、溶出溶媒としてクロロホルム、次いでクロロ
ホルム:メタノール=97:3を用いて目的物(486
mg)を得た。
【0048】1H−NMR(CDCl3,δ):1.9
1−2.02(1H,m),2.20−2.30(1H
,m),2.55−2.64(2H,m),3.56−
3.62(1H,m),3.92(3H,s),5.1
7(2H,s),7.07(1H,t,J=8.3Hz
),7.35(5H,s),7.53(1H,t,J=
8.8Hz),8.02(1H,d,J=8.3Hz)
,8.69(1H,d,J=8.8Hz),11.08
(1H,bs)
【0049】
【参考例9】1−[(2,4−ジアミノ−6−プテリジ
ニル)メチル]−インドリン−5−カルボン酸の合成

0050】インドリン−5−カルボン酸(87mg)と
6−ブロモメチル−2,4−ジアミノプテリジン臭化水
素酸塩1/2イソプロパノール付加物(136mg)を
ジメチルアセトアミド(2ml)に懸濁させ、55℃で
4時間攪拌した。反応液に水(20ml)を加え、冷蔵
庫で一晩放置した。析出した固体を濾取し、少量の1N
−水酸化ナトリウム水溶液に溶解し、1N−塩酸を用い
てpH=6.5に調整した。析出した褐色沈澱物を濾取
、目的物(56mg)を得た。
【0051】1H−NMR(DMSO−d6,δ):3
.01(2H,t,J=8.8Hz),3.64(1H
,t,J=8.8Hz),4.60(2H,s),6.
68(1H,d,J=8.3Hz),7.16(2H,
bs),7.58(1H,s),7.65(1H,d,
J=8.3Hz),8.09(1H,bs),8.25
(1H,bs),8.77(1H,s)
【0052】
【実施例3】N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プ
テリジニル)メチル]−インドリン−5−カルボニル]
−γ−(2−メトキシカルボニルアニリド)−L−グル
タミン酸α−メチルエステルの合成
【0053】参考例9.の化合物(134mg)と1−
ヒドロキシベンゾトリアゾール(108mg)のジメチ
ルホルムアミド懸濁液(5ml)に、氷冷、窒素雰囲気
下、ジシクロヘキシルカルボジイミド(123mg)の
ジメチルホルムアミド溶液(1.5ml)を加え30分
攪拌した。次いで、参考例8.の化合物のジメチルホル
ムアミド溶液(1.5ml)を加えた後、徐々に室温に
戻し24時間攪拌した。反応液をシリカゲルクロマトグ
ラフィーに付し、溶出溶媒として酢酸エチル、次いでク
ロロホルム:メタノール=19:1を用いて目的物(2
9mg)を得た。
【0054】1H−NMR(CDCl3,δ):2.3
2−2.46(2H,m),2.46−2.70(2H
,m),2.96(2H,t,J=8.8Hz),3.
49(2H,t,J=8.3Hz),3.89(3H,
s),4.46(2H,s),4.83−4.90(1
H,m),5.20(2H,s),6.40(1H,d
,J=8.3Hz),7.05(1H,t,J=8.3
Hz),7.14(1H,d,J=7.8Hz),7.
34(5H,s),7.41−7.59(3H,m),
7.96(1H,d,J=8.3Hz),8.64(1
H,d,J=8.3Hz),8.77(1H,s)
【0055】
【実施例4】N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プ
テリジニル)メチル]−インドリン−5−カルボニル]
−γ−(2−カルボキシアニリド)−L−グルタミン酸
の合成
【0056】実施例3.の化合物(28mg)をメタノ
ール(2.5ml)に懸濁させ、1N−水酸化ナトリウ
ム水溶液(0.41ml)を加え、10℃で5時間攪拌
した。水浴の温度を30℃以下に保ちながら減圧下で溶
媒を留去した。得られた残渣を飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液に溶解し、1N−塩酸を用いてpH=3.7に調
整した。析出した橙色沈澱物を濾取し、目的物(21m
g)を得た。
【0057】1H−NMR(DMSO−d6,δ):1
.95−2.25(2H,m),2.39−2.58(
2H,m),2.98(2H,t,J=8.3Hz),
3.59(2H,t,J=8.3Hz),4.38−4
.50(1H,m),4.57(2H,s),6.69
(1H,d,J=8.3Hz),7.12(1H,t,
J=7.8Hz),7.24−7.35(2H,m),
7.51−7.64(3H,m),7.96(1H,d
,J=7.8Hz),8.04−8.39(4H,m)
,8.47(1H,d,J=7.8Hz),8.78(
1H,s),11.25(2H,s)
【0058】
【参考例10】N−t−ブトキシカルボニル−L−グル
タミン酸α−メチルγ−ベンジルジエステルの合成
【0
059】N−t−ブトキシカルボニル−L−グルタミン
酸γ−ベンジルエステル(5.0g)のジメチルホルム
アミド(75ml)溶液に炭酸水素ナトリウム(2.5
g)を懸濁させた後、ヨウ化メチル(10.52g)の
ジメチルホルムアミド(75ml)溶液を加え室温で2
4時間攪拌した。反応液を減圧下で濃縮した後、水(7
0ml)を加え、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:1溶
液で抽出した。有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥した後、減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣を
シリカゲルクロマトグラフィーに付し、溶出溶媒として
酢酸エチル:n−ヘキサン=1:2を用いて目的物(5
.2g)を得た。
【0060】1H−NMR(CDCl3,δ):1.4
3(9H,s),1.92−2.01(1H,m),2
.11−2.37(1H,m),2.51−2.42(
2H,m),3.73(3H,s),4.23−4.4
0(1H,m),5.12(2H,s),7.35(5
H,s)
【0061】
【参考例11】N−t−ブトキシカルボニル−L−グル
タミン酸α−メチルエステルの合成
【0062】参考例10.の化合物(5.2g)のメタ
ノール溶液(30ml)に10%パラジウム−炭素(1
.1g)を加えた後、水素雰囲気下、室温で15時間攪
拌した。セライトを用いてパラジウム−炭素を濾去し、
減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣を飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液に溶解し、クロロホルムで洗浄した。 水層を分取したした後、5%クエン酸を用いてpH=4
に調整し、クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を
硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で溶媒を留去し、
目的物(3.9g)を得た。
【0063】1H−NMR(CDCl3,δ):1.4
4(9H,s),1.89−2.04(1H,m),2
.09−2.27(1H,m),3.75(3H,s)
,4.34(1H,m),5.17−5.21(1H,
m),9.38(1H,bs)
【0064】
【参考例12】N−t−ブトキシカルボニル−γ−(3
−エトキシカルボニルアニリド)−L−グルタミン酸α
−メチルエステルの合成
【0065】参考例11.の化合物(1.6g)と1−
ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.8g)のジクロロ
メタン懸濁液(10ml)に、氷冷、窒素雰囲気下、ジ
シクロヘキシルカルボジイミド(1.5g)のジクロロ
メタン溶液(5ml)を加え30分攪拌した。次いで、
m−アミノ安息香酸エチル(1.5g)を加えた後、徐
々に室温に戻し20時間攪拌した。減圧下で溶媒を留去
し、得られた残渣に酢酸エチルを加え白色不溶物を濾去
した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲ
ルクロマトグラフィーに付し、溶出溶媒としてクロロホ
ルム、次いでクロロホルム:メタノール=99:1を用
いて目的物(2.5g)を得た。
【0066】1H−NMR(CDCl3,δ):1.3
8(3H,t,J=7.1Hz),1.47(9H,s
),1.82−2.04(1H,m),2.20−2.
39(1H,m),2.45−2.51(2H,m),
3.74(3H,s),4.32−4.42(1H,m
),4.37(2H,q,J=7.1Hz),5.37
(1H,bd,J=7.3Hz),7.40(1H,t
,J=7.8Hz),7.78(1H,d,J=7.8
Hz),7.96(1H,d,J=9.3Hz),8.
13(1H,s),8.83(1H,bs)
【0067
【参考例13】γ−(3−エトキシカルボニルアニリド
)−L−グルタミン酸α−メチルエステルの合成
【00
68】参考例12.の化合物(2.5g)を氷冷下でト
リフルオロ酢酸(15ml)に溶解し1時間攪拌した。 減圧下で溶媒を留去し、残渣をクロロホルムに溶解した
。クロロホルム層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗
浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で溶媒を留
去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
に付し、溶出溶媒としてクロロホルム:メタノール19
:1を用いて目的物(1.6g)を得た。
【0069】1H−NMR(CDCl3,δ):1.3
9(3H,t,J=7.1Hz),1.74(2H,s
),1.82−1.99(1H,m),2.15−2.
32(1H,m),2.52−2.62(2H,m),
3.54−3.60(1H,m),3.74(3H,s
),4.37(2H,q,J=7.1Hz),7.39
(1H,t,J=7.8Hz),7.77(1H,d,
J=7.3Hz),7.94(1H,d,J=7.8H
z),7.99(1H,s),8.63(1H,bs)
【0070】
【参考例14】N−(1−カルボベンゾキシインドリン
−5−カルボニル)−γ−(3−エトキシカルボニルア
ニリド)−L−グルタミン酸α−メチルエステルの合成
【0071】1−カルボベンゾキシインドリン−5−カ
ルボン酸(612mg)に塩化チオニル(4ml)を加
え室温で2時間攪拌した。次に、反応液を減圧下で濃縮
乾固した。得られた固形物をジクロロメタン(4ml)
に溶解させ、この溶液に、参考例13.の化合物(52
9mg)とトリエチルアミン(0.36ml)のジクロ
ロメタン溶液(4ml)を氷冷、窒素雰囲気下で加え一
晩攪拌した。反応液を2N−塩酸、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し
た後、減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフィーに付し、溶出溶媒としてクロロ
ホルム、次いでクロロホルム:メタノール=99:1を
用いて目的物(870mg)を得た。
【0072】1H−NMR(CDCl3,δ):1.3
7(3H,t,J=7.1Hz),2.22−2.08
(1H,m),2.36−2.57(3H,m),3.
06(2H,t,J=8.8Hz),3.77(3H,
s),4.07(2H,t,J=8.8Hz),4.3
0−4.40(2H,q,J=7.1Hz),4.78
−4.87(1H,m),5.28(2H,bs),7
.13(1H,d,J=7.8Hz),7.30−7.
43(6H,m),7.60−7.67(2H,m),
7.74(1H,d,J=7.8Hz),7.89(1
H,d,J=7.8Hz),8.12(1H,bs),
8.96(1H,bs)
【0073】
【参考例15】N−(インドリン−5−カルボニル)−
γ−(3−エトキシカルボニルアニリド)−L−グルタ
ミン酸α−メチルエステルの合成
【0074】参考例14.の化合物(842mg)のメ
タノール溶液(11ml)に10%パラジウム−炭素(
0.17g)を加えた後、水素雰囲気下、室温で15時
間攪拌した。セライトを用いてパラジウム−炭素を濾去
し、減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲ
ルクロマトグラフィーに付し、溶出溶媒としてクロロホ
ルム、次いでクロロホルム:メタノール=99:1を用
いて目的物(448mg)を得た。
【0075】1H−NMR(CDCl3,δ):1.3
6(3H,t,J=7.1Hz),2.05−2.25
(1H,m),2.25−2.48(1H,m),2.
25−2.48(2H,m),2.93(2H,t,J
=8.8Hz),3.57(2H,t,J=8.8Hz
),3.71(3H,s),4.18(1H,bs),
4.34(2H,t,q,J=7.1Hz),4.73
−4.84(1H,m),6.46(1H,d,J=8
.8Hz),7.16(1H,d,J=7.8Hz),
7.32(1H,t,J=7.8Hz),7.50−7
.53(2H,m),7.73(1H,d,J=7.8
Hz),7.87(1H,d,J=7.3Hz),8.
19(1H,s),9.39(1H,bs)
【0076】
【実施例5】N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プ
テリジニル)メチル]−インドリン−5−カルボニル]
−γ−(3−エトキシカルボニルアニリド)−L−グル
タミン酸α−メチルエステルの合成
【0077】参考例15.の化合物(448mg)と6
−ブロモメチル−2,4−ジアミノプテリジン臭化水素
酸塩イソプロパノール付加物(587mg)をジメチル
アセトアミド(5ml)に懸濁させ、室温で36時間攪
拌した。反応液をシリカゲルクロマトグラフィーに付し
、溶出溶媒として酢酸エチル、次いでクロロホルム:メ
タノール=9:1を用いて目的物(653mg)を得た
【0078】1H−NMR(DMSO−d6,δ):1
.34(3H,t,J=6.8Hz),1.96−2.
32(2H,m),2.32−2.59(2H,m),
3.00(2H,t,J=7.3Hz),3.56−3
.66(5H,s),4.32(2H,q,J=6.5
Hz),4.40−4.56(3H,m),6.66−
6.71(3H,bs),7.39(1H,t,J=7
.8Hz),7.63−7.67(3H,m),7.8
4(1H,d,J=7.3Hz),8.22(1H,s
),8.32(1H,d,J=7.3Hz),8.73
(1H,s),10.11(1H,s)
【0079】
【実施例6】N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プ
テリジニル)メチル]−インドリン−5−カルボニル]
−γ−(3−カルボキシアニリド)−L−グルタミン酸
の合成
【0080】実施例5.の化合物(303mg)をメタ
ノール(10ml)に溶解し、1N−水酸化ナトリウム
水溶液(1.06ml)を加え、室温で12時間攪拌し
た。水(1ml)を加え、さらに2時間攪拌した。水浴
の温度を30℃以下に保ちながら減圧下で溶媒を留去し
た。得られた残渣を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に溶
解し、1N−塩酸を用いてpH=3.7に調整した。析
出した橙色沈澱物を濾取し、目的物(157mg)を得
た。
【0081】1H−NMR(DMSO−d6,δ):1
.97−2.25(2H,m),2.42−2.58(
2H,m),2.99(2H,t,J=8.8Hz),
3.59(2H,t,J=8.8Hz),4.33−4
.45(1H,m),4.59(2H,s),6.71
(1H,d,J=8.3Hz),6.93(2H,bs
),7.39(1H,t,J=7.8Hz),7.57
−7.82(5H,m),7.88−8.04(1H,
m),8.06−8.12(1H,m),8.15−8
.26(2H,m),8.75(1H,s),10.1
2(1H,s)
【0082】
【参考例16】N−カルボベンゾキシ−γ−N’,N’
−ジメチルアミド−L−グルタミン酸α−ベンジルエス
テルの合成
【0083】N−カルボベンゾキシ−L−グルタミン酸
α−ベンジルエステル(508mg)とトリエチルアミ
ン(0.19ml)のテトラヒドロフラン溶液(2ml
)に、−20℃、窒素雰囲気下、クロル炭酸エチル(0
.14ml)を加え30分攪拌した。次いで、ジメチル
アミン塩酸塩(112mg)とトリエチルアミン(0.
19ml)のジクロロメタン溶液(3ml)を加えた後
、1時間攪拌した。徐々に室温に戻し、さらに24時間
攪拌した。減圧下で溶媒を留去し、得られた残渣をクロ
ロホルムに溶解した。クロロホルム層を飽和炭酸水素ナ
トリウム溶液、1N−塩酸で洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥した後、減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣を
シリカゲルクロマトグラフィーに付し、溶出溶媒として
クロロホルム:メタノール=49:1を用いて目的物(
453mg)を得た。
【0084】1H−NMR(CDCl3,δ):1.9
7−2.37(4H,m),2.86(3H,s),2
.90(3H,s),4.39−4.41(1H,m)
,5.10(2H,s),5.17(2H,s),5.
86−5.89(1H,m),7.34(10H,s)
【0085】
【参考例17】N−カルボベンゾキシ−γ−N’,N’
−ジメチルアミド−L−グルタミン酸の合成
【0086
】参考例16.の化合物(450mg)のメタノール溶
液(5ml)に、1N−水酸化ナトリウム水溶液(1.
15ml)を加え、室温で一晩攪拌した。水浴の温度を
30℃以下に保ちながら減圧下で溶媒を留去した。得ら
れた残渣を水に溶解し、1N−塩酸で酸性したところで
クロロホルムを用いて抽出した。クロロホルム層を硫酸
ナトリウムで乾燥した後、減圧下で溶媒を留去し、目的
物(341mg)を得た。
【0087】1H−NMR(CDCl3,δ):1.9
3−2.06(1H,m),2.21−2.33(1H
,m),2.42−2.56(1H,m),2.76−
2.84(1H,m),2.98(3H,s),3.0
0(3H,s),4.19−4.27(1H,m),5
.09(2H,s),6.04−6.06(1H,m)
,7.37(10H,s)
【0088】
【参考例18】N−カルボベンゾキシ−γ−N’,N’
−ジメチルアミド−L−グルタミン酸α−メチルエステ
ルの合成
【0089】参考例17.の化合物(353mg)を乾
燥メタノール(4ml)に溶解し、トリメチルシリルジ
アゾメタン(5ml)を加え、2時間攪拌した。減圧下
で溶媒を留去し、目的物(338mg)を得た。
【0090】1H−NMR(CDCl3,δ):1.9
6−2.43(4H,m),2.92(3H,s),2
.95(3H,s),3.74(3H,s),4.28
−4.40(1H,m),5.10(2H,s),5.
80(1H,m),7.35(5H,s)
【0091】
【参考例19】γ−N’,N’−ジメチルアミド−L−
グルタミン酸α−メチルエステルの合成
【0092】参
考例18.の化合物(580mg)をメタノール溶液(
10ml)に10%パラジウム−炭素(70mg)を加
えた後、水素雰囲気下、室温で15時間攪拌した。セラ
イトを用いてパラジウム−炭素を濾去し、減圧下で溶媒
を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィーに付し、溶出溶媒としてクロロホルム:メタノール
=19:1を用いて目的物(160mg)を得た。
【0093】1H−NMR(CDCl3,δ):1.7
4−1.92(1H,m),2.06−2.23(1H
,m),2.47(2H,t,J=7.3Hz),2.
95(3H,s),3.02(3H,s),3.49−
3.56(1H,m),3.73(3H,s)
【009
4】
【参考例20】N−(1−カルボベンゾキシインドリン
−5−カルボニル)−γ−N’,N’−ジメチルアミド
−L−グルタミン酸α−メチルエステルの合成
【009
5】1−カルボベンゾキシインドリン−5−カルボン酸
(295mg)に塩化チオニル(2ml)を加え室温で
2時間攪拌した。次に反応液を減圧下で濃縮乾固した。 得られた固形物をジクロロメタン(2ml)に溶解させ
、この溶液に、参考例19.の化合物(160mg)と
トリエチルアミン(0.18ml)のジクロロメタン溶
液(2.5ml)を氷冷、窒素雰囲気下で加え一晩攪拌
した。反応液を1N−塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液、水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した後、
減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィーに付し、溶出溶媒としてクロロホルム
、次いでクロロホルム:メタノール=99:1を用いて
目的物(359mg)を得た。
【0096】1H−NMR(CDCl3,δ):2.2
2−2.32(2H,m),2.43−2.55(2H
,m),2.94(3H,s),2.98(3H,s)
,3.15(2H,t,J=8.8Hz),3.76(
3H,s),4.10(2H,t,J=8.8Hz),
4.58−4.68(1H,m),5.28(2H,s
),7.36−7.41(6H,m),7.71(1H
,s),7.90(1H,d,J=5.9Hz)
【00
97】
【参考例21】N−(インドリン−5−カルボニル)−
γ−N’,N’−ジメチルアミド−L−グルタミン酸α
−メチルエステルの合成
【0098】参考例20.の化合物(359mg)のメ
タノール溶液(5ml)に10%パラジウム−炭素(7
0mg)を加えた後、水素雰囲気下室温で15時間攪拌
した。セライトを用いてパラジウム−炭素を濾去し、減
圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロ
マトグラフィーに付し、溶出溶媒としてクロロホルム:
メタノール=99:1を用いて目的物(131mg)を
得た。
【0099】1H−NMR(CDCl3,δ):2.1
9−2.30(2H,m),2.44−2.53(2H
,m),2.93(3H,s),2.97(3H,s)
,3.04(2H,t,J=8.3Hz),3.62(
2H,t,J=8.3Hz),3.75(3H,s),
4.14(1H,bs),4.60−4.70(1H,
m),6.56(1H,d,J=7.8Hz),7.5
1−7.62(3H,m)
【0100】
【実施例7】N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プ
テリジニル)メチル]−インドリン−5−カルボニル]
−γ−N’,N’−ジメチルアミド−L−グルタミン酸
α−メチルエステルの合成
【0101】参考例21.の化合物(131mg)と6
−ブロモメチル−2,4−ジアミノプテリジン臭化水素
酸塩イソプロパノール付加物(233mg)をジメチル
アセトアミド(4ml)に懸濁させ、室温で24時間攪
拌した。反応液をシリカゲルクロマトグラフィーに付し
、溶出溶媒として酢酸エチル、次いでクロロホルム:メ
タノール=9:1を用いて目的物(95mg)を得た。
【0102】1H−NMR(CDCl3,δ):1.9
8−2.17(2H,m),2.42(2H,t,J=
6.8Hz),2.84(3H,s),2.94(3H
,s),3.00(2H,t,J=8.3Hz),3.
59(2H,t,J=8.3Hz),3.64(3H,
s),4.30−4.42(1H,m),4.55(2
H,s),6.68(1H,d,J=7.3Hz),7
.60−7.64(2H,m),8.34(1H,d,
J=7.3Hz),8.71(1H,s)
【0103】
【実施例8】N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プ
テリジニル)メチル]−インドリン−5−カルボニル]
−γ−N’,N’−ジメチルアミド−L−グルタミン酸
の合成
【0104】実施例7.の化合物(70mg)をメタノ
ール(5ml)に溶解し、1N−水酸化ナトリウム水溶
液(0.15ml)を加え、室温で12時間攪拌した。 水(2ml)を加え、さらに5時間攪拌した。水浴の温
度を30℃以下に保ちながら減圧下で溶媒を留去した。 得られた残渣を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に溶解し
、1N−塩酸を用いてpH=3.7に調整した。折出し
た橙色沈澱物を濾取し、目的物(16mg)を得た。
【0105】1H−NMR(DMSO−d6,δ):1
.96−2.08(2H,m),2.41(2H,t,
J=7.1Hz),2.82(3H,s),2.92(
3H,s),3.01(2H,t,J=7.8Hz),
3.62(2H,t,J=7.8Hz),4.27−4
.37(1H,m),4.62(2H,s),6.72
(1H,d,J=8.8Hz),7.61−7.64(
2H,m),8.24(1H,d,J=6.8Hz),
8.87(1H,s),12.46(1H,bs)
【0106】
【参考例22】N−(1−カルボベンゾキシインドリン
−5−カルボニル)−L−α−アミノアジピン酸ジメチ
ルの合成
【0107】1−カルボベンゾキシインドリン−5−カ
ルボン酸(3.1mg)を塩化チオニル(10ml)に
懸濁後、触媒量のジメチルホルムアミドを加え、室温で
2時間攪拌した。次いで減圧下に過剰の塩化チオニルを
留去し、残渣をn−ヘキサンでトリチュレートした。得
られた結晶を濾過した後、ジクロロメタン30mlに溶
解しこのジクロロメタン溶解を氷−水冷却下、L−α−
アミノアジピン酸ジメチル塩酸塩(2.7g)を含む水
溶液(30ml)にて滴下した。さらに、この反応溶液
に炭酸カリウム(5.6g)を添加した。室温で、終夜
攪拌後反応混合液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液にあけ
クロロホルムにて有機物を抽出した。クロロホルム層を
1N−塩酸で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下
に溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、溶出溶媒としてクロロホルム
:メタノール=100:1の混合溶媒を用い目的(3.
1mg)を得た。
【0108】1H−NMR(CDCl3,δ):1.6
−2.1(4H,m),2.36(2H,t,J=6.
8Hz),3.13(2H,m),3.66(3H,s
),3.77(3H,s),4.09(2H,m),4
.78(1H,m),5.27(2H,bs),6.8
0(1H,d,J=7.8Hz),7.2−7.5(6
H,m),7.63(2H,m)
【0109】
【参考例23】N−(インドリン−5−カルボニル)−
L−α−アミノアジピン酸ジメチルの合成
【0110】
アニソール(1.5g)の30%臭化水素一酢酸(15
ml)溶液に参考例22.の化合物(1.5g)を加え
4時間室温にて攪拌した。次いで反応液に大量のエーテ
ルを加えたところ赤褐色のオイル状物質が沈殿した。大
部分のエーテル層を除きオイル状物質をクロロホルムに
懸濁させ、この懸濁液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で
洗浄し、クロロホルム層を分取した。クロロホルム層を
硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去し目的
物(960mg)を得た。
【0111】1H−NMR(CDCl3,δ):1.6
−2.1(4H,m),2.36(2H,t,J=6.
8Hz),3.07(2H,m),3.66(2H,m
),3.66(3H,s),3.77(2H,s),4
.78(1H,m),6.62(2H,m),7.54
(2H,m)
【0112】
【実施例9】N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プ
テリジニル)メチル]−インドリン−5−カルボニル]
−L−α−アミノアジピン酸ジメチルの合成
【0113
】参考例23.の化合物(960mg)と6−ブロモメ
チル−2,4−ジアミノプテリジン臭化水素酸塩・イソ
プロパノール付加物(1140mg)をジメチルアセト
アミド(20ml)に懸濁し、50〜60℃で6時間攪
拌した。冷却後、飽和炭酸水素ナトリウム溶液にあけ、
クロロホルムで3回に分けて目的物を抽出した。有機層
を硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去し、得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、溶出溶媒としてクロロホルム:メタノール=100
:10の混合溶媒を用いて目的物(520mg)を得た
【0114】1H−NMR(CDCl3,δ):1.6
−2.1(4H,m),2.38(2H,t,J=6.
8Hz),3.07(2H,m),3.57(2H,m
),3.67(3H,s),3.78(3H,s),4
.53(2H,s),4.74(1H,m),6.52
(1H,d,J=8.3Hz),7.01(1H,d,
J=7.8Hz),7.57(2H,m),8.77(
1H,s)
【0115】
【実施例10】N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−
プテリジニル)メチル]−インドリン−5−カルボニル
]−L−α−アミノアジピン酸の合成
【0116】実施
例9.の化合物(400mg)をエタノール(22ml
)に溶解し、35℃で1N−水酸化ナトリウム水溶液(
3.1ml)を加え、同温度で4時間攪拌した。さらに
25℃で20時間攪拌を続けた後、反応液に水(3ml
)を加え、減圧下に、この反応溶液を乾固した。このと
き外温は30℃を越えないようにした。得られた黄色固
形物を水(10ml)に溶解し、1N−塩酸でpHを3
.7に調整し、冷蔵庫の中で2時間放置した。析出した
沈殿物を濾取し、目的物(320mg)を得た。
【0117】1H−NMR(CDCl3,δ):1.4
−1.9(4H,m),2.23(2H,t,J=6.
8Hz),3.01(2H,m),3.58(2H,m
),4.32(1H,m),4.55(2H,s),6
.69(1H,d,J=8.3Hz),7.63(2H
,m),8.10(1H,d,J=8.3Hz),8.
72(1H,s)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1は、水素原子または炭素数1乃至4の低級
    アルキル基を示し;R2は一般式(I)−1【化2】 (式中、R3は水素原子または炭素数1乃至4の低級ア
    ルキル基を示し;R4は炭素数1乃至4の低級アルキル
    基または置換されていてもよいフェニル基を示す)で示
    される基または一般式(I)−2 【化3】 (式中、nは1乃至3の整数を示し;R5は水素原子ま
    たは炭素数1乃至4の低級アルキル基を示す)で示され
    る基を示す)で示されるメトトレキセート誘導体。
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