JPH043681Y2 - - Google Patents

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JPH043681Y2
JPH043681Y2 JP11650586U JP11650586U JPH043681Y2 JP H043681 Y2 JPH043681 Y2 JP H043681Y2 JP 11650586 U JP11650586 U JP 11650586U JP 11650586 U JP11650586 U JP 11650586U JP H043681 Y2 JPH043681 Y2 JP H043681Y2
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stand
squeeze
squeezing
pipe
roll
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JP11650586U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、4個の絞りロールを備えたパイプ絞
り機に於いて、パイプのパスライン対する各絞り
ロールの位置決めを簡単に行なえるようにした絞
りロールの位置決め装置に関するものである。
〔従来の技術〕
上記した形式のパイプ絞り機に於いては、絞り
ロールユニツトを絞りスタンドに装着する際にパ
イプのパスラインに対する各絞りロールの位置決
めを正確に行わう必要がある。
従来のパイプ絞り機においては、絞りスタンド
に装着する4個の絞りロールユニツトのうち1個
の絞りロールユニツトは絞りスタンドに固定し、
他の3個の絞りロールユニツトは調整螺子を使用
して装着位置を調整し、これによりパイプのパス
ラインに対する各絞りロールの位置決めを行つて
いた。
また、パイプを絞る場合には、一回の絞りにお
いては絞り率に限界があり、このため4個の絞り
ロールを備えた数台の絞りスタンドが連続してベ
ツドに固定されて1台のパイプ絞り機が構成され
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
よつて、例えば絞りスタンドが13台あれば39個
の絞りロールのパイプのパスラインに対する位置
決めを行わねばならず、調整螺子を使用してパイ
プのパスラインに対する絞りロールの位置決めを
行う従来の方法では、この位置決め作業に長時間
を要すると共に、この位置決め作業はパイプ絞り
機の据え付け現場で直接行わねばならないので、
絞りロールの位置決めのために長時間にわたつて
パイプ絞り機の稼働を中止しなければならないと
いう問題がある。
しかも、被絞りパイプの径が変わる場合には、
その都度絞りロールユニツトを取り替えて絞りロ
ールの径を変更しなければならず、このためパイ
プのパスラインに対する絞りロールの位置決め作
業は随時発生するものである。
本考案は、このような問題点に鑑み、パイプの
パスラインに対する各絞りロールの位置決めを簡
単にできるようにすると共に、この位置決め作業
をパイプ絞り機の据え付け現場以外の場所ででき
るようにし、絞りロールの位置決め作業のために
パイプ絞り機の稼働が長時間にわたつて中止され
るのを防止することを目的としてなされたもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、台ブロツクに絞りロールを取付けた
4個の絞りロールユニツトを絞りスタンドに装着
することにより2個一組の合計4個の絞りロール
を互いに直角な方向に沿つてそれぞれ相対向させ
て配置し、各絞りロールの間でパイプを絞りつつ
送り出す形式の4個の絞りロールを備えたパイプ
絞り機に於いて、台ブロツクの基板と絞りスタン
ドのスタンド枠の座面との間にスペーサを介装し
て絞りスタンドに各絞りロールユニツトを装着す
ることによりパイプのパスラインに対する各絞り
ロールの位置決めを行うことを要旨とするもので
ある。
〔実施例〕
第1図はパイプ絞り機の概略平面図、第2図は
第1の絞りスタンドAの正面図、第3図は第2の
絞りスタンドBの平面図であり、これらの図を用
いてパイプ絞り機の概要を説明する。
ベツド1に第1の絞りスタンドAと第2の絞り
スタンドBとが交互に固定されており、出入口に
はパイプPのガイドローラ2,3がそれぞれ装着
されている。
第1の絞りスタンドAは、2個一組み合計4個
の絞りロールRが垂直方向及び水平方向に沿つて
それぞれ相対向して配置されていて、上下及び左
右方向からパイプPを絞るためのもので、上下の
絞りロールRは駆動回転するが、左右の絞りロー
ルRは従動回転する構成である。
第2の絞りスタンドBは、2個一組み合計4個
の絞りロールRが水平線に対して45°傾斜した方
向及びこれと直角な方向に沿つてそれぞれ相対向
して配置されていて、水平線に対して45°傾斜し
た斜め上方及び斜め下方からパイプPを絞るもの
で、いずれの絞りロールRも従動回転する構成で
ある。第2の絞りスタンドBは、第1の絞りスタ
ンドAの各絞りロールRで絞ることができなかつ
たパイプPの部分を絞るためのものである。
第1及び第2の各絞りスタンドA,Bでパイプ
Pが順次絞られてゆく。
モータMの回転は無段変速機4により減速さ
れ、ウオーム減速機5及びワンタツチで接続がで
きる構成の自在継手6を介してそれぞれの第1の
絞りスタンドAを構成する上下の絞りロールRに
伝達されてこの絞りロールRが駆動回転するよう
になつている。
絞りロールユニツトCは、第4図に示されるよ
うに、台ブロツク7に絞りロールRが回転自在に
装着されたものである。台ブロツク7は、厚肉の
基板8の両端部に同じく厚肉の側板9が相対向し
て互いに平行に設けられたものであり、この相対
向する側板9の間にロール軸、軸受、スペーサ
(いずれも図示せず)を用いて絞りロールRが回
転自在に装着されている。台ブロツク7を構成す
る基板8の裏面の両端部(第4図で2点鎖線で示
される部分)にスペーサ10が介装される。
このスペーサ10は、第5図に示されるように
直方体状であり、特定の絞りロールユニツトCに
は、位置決め調整の結果定められた厚さtの特定
のスペーサ10が使用される。尚、第4図及び第
5図において、11,12は、それぞれ台ブロツ
ク7の基板8及びスペーサ10に設けられた固定
ボルト挿通孔を示す。
絞りロールユニツトC′は、第1の絞りスタンド
Aの上下方向に沿つて装着されるもので、絞りロ
ールRが駆動回転するため前記自在継手6と接続
される軸13を備えている。これらの絞りロール
ユニツトC,C′を構成する台ブロツク7は、第1
の絞りスタンドAに設けられたスタンド枠14の
間に嵌合状態で挿入されて固定ボルト15で固定
されるようになつている。絞りロールユニツト
C,C′を構成する台ブロツク7をスタンド枠14
に嵌合状態で挿入して固定する際に、このスタン
ド枠14の座面14aと台ブロツク7の基板8の
裏面との間に位置決め調整の結果定められたスペ
ーサ10を介装する。これによりパイプPのパス
ライン(絞り時にパイプの軸心が通過するライン
のことをいう)Lに対する各絞りロールRの位置
が定められる。
第2の絞りスタンドBに各絞りロールユニツト
Cを装着する場合も全く同様であるので、その説
明は省略する。
また、第1及び第2の絞りスタンドA,Bはク
ランプシリンダ18によりベツド1に固定され
る。
第8図ないし第10図において、ベツド1に
は、ロツド16の先端に固定されたクランプ具1
7を上下動させてクランプするためのクランプシ
リンダ18と、クランプ具17を回動させるため
の回動用シリンダ19とが一体となつて固定され
ている。
クランプ具17を第8図に2点鎖線で示される
状態にしておき、このままの状態で第1の絞りス
タンドAを下降させてベツド1の上面に設置する
と、第1の絞りスタンドAの下端部に設けられた
座板20の間にクランプ具17が入り込んだ状態
となり、次に回動用シリンダ19によりクランプ
具17を90°回動させた後にクランプシリンダ1
8を作動させてクランプ具17を僅かに下動させ
ると、座板20がクランプ具17により押え付け
られて強固にクランプされる。
尚、第8図及び第9図では、クランプ具17は
1個示されているのみであるが、このクランプ具
17はベツド1の長さ方向Qと直角な方向Sに沿
つて所定の間隔をおいて2個設けられている。ま
た、ベツド1の長さ方向Qと直角な方向Sに対す
る第1の絞りスタンドAの固定位置の位置決め
は、ベツド1の長さ方向Qに沿つて設けられたキ
ー21によつて行つている。
尚、図中22は絞りロールユニツトC,C′の台
ブロツク7に取付けられた吊環を示す。
〔考案の効果〕
本考案は、台ブロツクの基板と絞りスタンドの
スタンド枠の座面との間にスペーサを介装して絞
りスタンドに各絞りロールユニツトを装着するこ
とによりパイプのパスラインに対する各絞りロー
ルの位置決めを行う構成であるので、パイプ絞り
機の据え付け現場以外の場所(工場)で各絞りロ
ールのパスラインに対する位置決め調整を行うこ
とにより絞りロールユニツト毎に特定のスペーサ
を決定して、絞りスタンドに各絞りロールユニツ
トを装着しておくことができる。
従つて、据え付け現場においてはパイプのパス
ラインに対する各絞りロールの位置決めが行われ
た絞りスタンドを単にベツドに固定するのみでよ
く、従来のように据え付け現場においてパイプの
パスラインに対する各絞りロールの位置決めを行
う必要がなくなるので、絞りロールの位置決めの
ためにパイプ絞り機の稼働時間が大きく削減され
ることがなくなる。
また、長時間の使用により絞りロールが摩耗し
た場合には絞りロールを研摩或いは研削して再使
用しているが、本考案によればこのような場合に
は再度パイプのパスラインに対する絞りロールの
位置決め調整を行つて以前よりも僅かに薄いスペ
ーサを使用することにより容易に対処することが
できる。
しかも、ベツドに対する絞りスタンドの固定を
クランプシリンダによる場合には、ベツドに対す
る絞りスタンドの固定作業に要する時間も著しく
短縮されるので、上記したパイプのパスラインに
対する絞りロールの位置決めの容易さと相俟つ
て、パイプ絞り機の据え付け作業に要する時間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、パイプ絞り機の概略平面図、第2図
は、第1の絞りスタンドAの正面図、第3図は、
第2の絞りスタンドBの正面図、第4図は、絞り
ロールユニツトCの斜視図、第5図は、スペーサ
10の斜視図、第6図は、第2図のX−X線断面
図、第7図は、第2図のY−Y線断面図、第8図
は、クランプ具17を使用して第1の絞りスタン
ドAをベツド1に固定した状態の部分斜視図、第
9図は、同様の状態のベツド1の長さ方向Qに沿
つた断面図、第10図は、同様の状態のベツド1
の長さ方向Qと直角な方向Sに沿つた断面図であ
る。 主要部分の符号の説明、A……第1の絞りスタ
ンド、B……第2の絞りスタンド、C,C′……絞
りロールユニツト、L……パイプのパスライン、
P……パイプ、R……絞りロール、7……台ブロ
ツク、8……台ブロツクの基板、9……台ブロツ
クの側板、10……スペーサ、14……スタンド
枠、14a……スタンド枠の座面、17……クラ
ンプ具、18……クランプシリンダ、19……回
動用シリンダ、20……座板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台ブロツクに絞りロールを取付けた4個の絞り
    ロールユニツトを絞りスタンドに装着することに
    より2個一組の合計4個の絞りロールを互いに直
    角な方向に沿つてそれぞれ相対向させて配置し、
    各絞りロールの間でパイプを絞りつつ送り出す形
    式の4個の絞りロールを備えたパイプ絞り機に於
    いて、台ブロツクの基板と絞りスタンドのスタン
    ド枠の座面との間にスペーサを介装して絞りスタ
    ンドに各絞りロールユニツトを装着することによ
    りパイプのパスラインに対する各絞りロールの位
    置決めを行うことを特徴とする4個の絞りロール
    を備えたパイプ絞り機に於ける絞りロールの位置
    決め装置。
JP11650586U 1986-07-29 1986-07-29 Expired JPH043681Y2 (ja)

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JP11650586U JPH043681Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11650586U JPH043681Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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JPS6325201U JPS6325201U (ja) 1988-02-19
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JP11650586U Expired JPH043681Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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JP2731341B2 (ja) * 1993-10-20 1998-03-25 日下部電機株式会社 4ロール駆動式管成形装置

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JPS6325201U (ja) 1988-02-19

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