JPH04367Y2 - - Google Patents
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- JPH04367Y2 JPH04367Y2 JP1981195061U JP19506181U JPH04367Y2 JP H04367 Y2 JPH04367 Y2 JP H04367Y2 JP 1981195061 U JP1981195061 U JP 1981195061U JP 19506181 U JP19506181 U JP 19506181U JP H04367 Y2 JPH04367 Y2 JP H04367Y2
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- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 12
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 239000007799 cork Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は複写機において現に操作に供している
原稿以外の原稿を複写機の一部に保持しておくた
めの原稿保持装置に関する。
原稿以外の原稿を複写機の一部に保持しておくた
めの原稿保持装置に関する。
従来技術
複写機において、原稿をコピーする時、プラテ
ンガラス上には原稿を1枚毎載置する。従つて多
数の原稿をコピーする場合にはコピー前の原稿と
コピー後の原稿を分けてコピー作業を行う事にな
る。よつてコピー作業を能率的に行うためにはコ
ピー前、後の各々の原稿を保持するスペース及び
装置が必要とされる。
ンガラス上には原稿を1枚毎載置する。従つて多
数の原稿をコピーする場合にはコピー前の原稿と
コピー後の原稿を分けてコピー作業を行う事にな
る。よつてコピー作業を能率的に行うためにはコ
ピー前、後の各々の原稿を保持するスペース及び
装置が必要とされる。
従来、原稿保持装置として、例えば実公昭49−
20839号公報記載のものがある。この従来装置は、
原稿保持スペースとして原稿押え上面を利用した
ものではあるが、原稿保持のための専用部材を原
稿押え上面に原稿押えの構造、作用とは無関係に
付加する形で保持装置を構成しており、部品コス
トが高くなり、組立工数も増加する他、原稿押え
の開放に伴つて上面に保持されている原稿に重力
が加わり、原稿が折れ「曲がつたりする。しか
も、原稿バサミに対して原稿を挿脱するには、片
方の手で原稿バサミを押さえておく必要があり、
容易に原稿を差入差出することができないという
不都合があつた。」 目 的 本考案は上記従来装置の欠点、すなわち、部品
コストの上昇、組立工数の増加、原稿の折れ曲り
等を「解消すると共に容易に原稿を差入差出する
ことができる原稿保持装置の提供を目的とする。」 考案の特徴 本考案の特徴は原稿押えの把手をもつて原稿保
持装置と兼用させたことである。
20839号公報記載のものがある。この従来装置は、
原稿保持スペースとして原稿押え上面を利用した
ものではあるが、原稿保持のための専用部材を原
稿押え上面に原稿押えの構造、作用とは無関係に
付加する形で保持装置を構成しており、部品コス
トが高くなり、組立工数も増加する他、原稿押え
の開放に伴つて上面に保持されている原稿に重力
が加わり、原稿が折れ「曲がつたりする。しか
も、原稿バサミに対して原稿を挿脱するには、片
方の手で原稿バサミを押さえておく必要があり、
容易に原稿を差入差出することができないという
不都合があつた。」 目 的 本考案は上記従来装置の欠点、すなわち、部品
コストの上昇、組立工数の増加、原稿の折れ曲り
等を「解消すると共に容易に原稿を差入差出する
ことができる原稿保持装置の提供を目的とする。」 考案の特徴 本考案の特徴は原稿押えの把手をもつて原稿保
持装置と兼用させたことである。
実施例
第1図、第2図は本考案の前提となる構成を示
す。1は複写機本体で、2は原稿押えである。3
は原稿押え2の把手である。この把手3を持つて
原稿押え2を開放し、或いは閉止することができ
る。勿論第1図は原稿押え2閉止の状態を示す。
4は原稿押え2裏面側に取付けられた押えスポン
ジで、原稿押え2閉止時に本体1上の原稿に対し
て上から当接し、その位置に固持する。把手3は
原稿押え2の前端部2a中央にヒンジ連結する。
すなわち、この構成の場合は原稿押え2の前端部
2a中央に平行な一対の突出部5を形成し、その
一対の突出部5間にピン6を通して固定し、この
ピン6に把手3を回動自在に枢着する。この枢着
は把手3の両側壁7,7でピン6を軸受けするこ
とにより行なう。そして把手3は原稿押え2に対
して前記ピン6による枢着部を境にして外側(第
2図のピン6より左側)を本来の把手としての掴
み部8とし、これに対して掴み部8とは反対側に
挾み付け部9を原稿押え2の上面2b側へ延設す
る。挾み付け部9は後述の原稿挾み付け時に一定
の長さ、幅をもつて対応する原稿押え2上面2b
と重合する。10,11は各々挾み付け部9と原
稿押え上面2bに設けられたゴム状部材で、原稿
挾み付けの際に挾み付けを確実にするためのもの
である。
す。1は複写機本体で、2は原稿押えである。3
は原稿押え2の把手である。この把手3を持つて
原稿押え2を開放し、或いは閉止することができ
る。勿論第1図は原稿押え2閉止の状態を示す。
4は原稿押え2裏面側に取付けられた押えスポン
ジで、原稿押え2閉止時に本体1上の原稿に対し
て上から当接し、その位置に固持する。把手3は
原稿押え2の前端部2a中央にヒンジ連結する。
すなわち、この構成の場合は原稿押え2の前端部
2a中央に平行な一対の突出部5を形成し、その
一対の突出部5間にピン6を通して固定し、この
ピン6に把手3を回動自在に枢着する。この枢着
は把手3の両側壁7,7でピン6を軸受けするこ
とにより行なう。そして把手3は原稿押え2に対
して前記ピン6による枢着部を境にして外側(第
2図のピン6より左側)を本来の把手としての掴
み部8とし、これに対して掴み部8とは反対側に
挾み付け部9を原稿押え2の上面2b側へ延設す
る。挾み付け部9は後述の原稿挾み付け時に一定
の長さ、幅をもつて対応する原稿押え2上面2b
と重合する。10,11は各々挾み付け部9と原
稿押え上面2bに設けられたゴム状部材で、原稿
挾み付けの際に挾み付けを確実にするためのもの
である。
そしてさらに把手3は常時原稿挾み付け方向に
バネ付勢する。すなわち、この構成の場合にはス
プリング12を用い、前記ピン6を突出部5に固
定とし、このピン6にスプリング12の一端を固
定すると共に、スプリング12の他端を前記把手
掴み部8の裏面に当接することにより、第2図上
把手3を常時時計方向(第2図、X矢符号)に付
勢している。この付勢方向、すなわち原稿挾み付
け方向は原稿押え2の開放方向と一致する。
バネ付勢する。すなわち、この構成の場合にはス
プリング12を用い、前記ピン6を突出部5に固
定とし、このピン6にスプリング12の一端を固
定すると共に、スプリング12の他端を前記把手
掴み部8の裏面に当接することにより、第2図上
把手3を常時時計方向(第2図、X矢符号)に付
勢している。この付勢方向、すなわち原稿挾み付
け方向は原稿押え2の開放方向と一致する。
原稿保持の仕方は、第2図において原稿を符号
Dで表わすと、まず把手3の掴み部8を手で持つ
て反時計方向(Y矢符号)へ下げる。これにより
挾み付け部9は仮想線で示す如く原稿押え上面2
bから離れるので、仮想線で示す原稿Dを挾み付
け部9と原稿押え上面2bとの間に侵入させる。
次に掴み部8から手を離せば、把手3が時計方向
(X矢符)に戻つて実線で示す如く原稿Dを挾み
付ける。この状態で掴み部8を手で持つてさらに
時計方向(X矢符)へ持ち上げると原稿押え2が
原稿Dを挾んだまま本体1から開放される。
Dで表わすと、まず把手3の掴み部8を手で持つ
て反時計方向(Y矢符号)へ下げる。これにより
挾み付け部9は仮想線で示す如く原稿押え上面2
bから離れるので、仮想線で示す原稿Dを挾み付
け部9と原稿押え上面2bとの間に侵入させる。
次に掴み部8から手を離せば、把手3が時計方向
(X矢符)に戻つて実線で示す如く原稿Dを挾み
付ける。この状態で掴み部8を手で持つてさらに
時計方向(X矢符)へ持ち上げると原稿押え2が
原稿Dを挾んだまま本体1から開放される。
なお、把手3の挾み付け部9のゴム状部材1
0,11をマグネツトにすれば確実に挾み付ける
ことができる。又、ゴム状部材10,11の代り
にコルクを用いてもよい。又、原稿のかわりに使
用説明書や注意書を挾むこともできる。さらに把
手3のバネ付勢の具体的構成は上記記載の他、適
当な周知技術をもつて構成することができる。
0,11をマグネツトにすれば確実に挾み付ける
ことができる。又、ゴム状部材10,11の代り
にコルクを用いてもよい。又、原稿のかわりに使
用説明書や注意書を挾むこともできる。さらに把
手3のバネ付勢の具体的構成は上記記載の他、適
当な周知技術をもつて構成することができる。
第3図及び第4図は本考案の第1実施例を示
す。この例は上述した前提となる構成に対して把
手103のみを変更したもので、把手103の取
付けや原稿押え2等、それ以外の点では異なると
ころがない。すなわち本実施例では把手103に
挾み付け部109の自動解放用脚部113を設け
ている。この脚部113は挾み付け部109の付
け根から挾み付け部109とは直角よりも多少鋭
角の方向に延設されている。一方、脚部113の
長さは該脚部113が本体1上面に当接した時に
挾み付け部109が原稿押え上面2bに対して適
当な角度をもつて開放するような長さとする。な
お107は把手103の両壁、108は掴み部、
110はゴム状部材である。これらの部材はその
符号の百の位をとつた値に対応する第1図及び第
2図における符号の部材と同一機能を果す。
す。この例は上述した前提となる構成に対して把
手103のみを変更したもので、把手103の取
付けや原稿押え2等、それ以外の点では異なると
ころがない。すなわち本実施例では把手103に
挾み付け部109の自動解放用脚部113を設け
ている。この脚部113は挾み付け部109の付
け根から挾み付け部109とは直角よりも多少鋭
角の方向に延設されている。一方、脚部113の
長さは該脚部113が本体1上面に当接した時に
挾み付け部109が原稿押え上面2bに対して適
当な角度をもつて開放するような長さとする。な
お107は把手103の両壁、108は掴み部、
110はゴム状部材である。これらの部材はその
符号の百の位をとつた値に対応する第1図及び第
2図における符号の部材と同一機能を果す。
この例の特徴は、原稿押え2を本体1上に閉止
した時に、脚部113が本体1に当接することに
より挾み付け部109が原稿押え上面2bから開
放し、一方原稿押え2を本体1から開放した時に
は、脚部113による支えが働かないので、挾み
付け部109が原稿押え上面2bを押圧すること
である。すなわち、原稿押え2が水平状態にある
ときには挾み付け部109が開いているので容易
に原稿を差入差出することができ、原稿押え2が
斜め状態にあるときには原稿が確実に保持され
る。
した時に、脚部113が本体1に当接することに
より挾み付け部109が原稿押え上面2bから開
放し、一方原稿押え2を本体1から開放した時に
は、脚部113による支えが働かないので、挾み
付け部109が原稿押え上面2bを押圧すること
である。すなわち、原稿押え2が水平状態にある
ときには挾み付け部109が開いているので容易
に原稿を差入差出することができ、原稿押え2が
斜め状態にあるときには原稿が確実に保持され
る。
第5図及び第6図は第2実施例を示す。この例
は第1実施例における把手脚部113を利用し
て、原稿押え2開放時に原稿が押えスポンジ4に
付着して一緒に跳ね上がるのを防止する役割をも
兼備させんとするものである。
は第1実施例における把手脚部113を利用し
て、原稿押え2開放時に原稿が押えスポンジ4に
付着して一緒に跳ね上がるのを防止する役割をも
兼備させんとするものである。
すなわち、把手203の脚部213を挾み付け
部209の付け根から前方下方へ延設し、原稿押
え2が複写機本体1上面のプラテンガラス14上
に当接する状態において、前記脚部213もプラ
テンガラス14上に当接するようにするのであ
る。勿論この脚部213がガラス14上の当接す
ることにより挾み付け部209は原稿押え2上面
2bから解放される。押えスポンジ4は一部が脚
部213受入れのために切欠き4aされている。
15は原稿スケールである。把手203がその両
壁207でピン6に枢着されていること、及びス
プリング12により図上時計方向に付勢されてい
ること、その他の点は第1実施例の場合と同様で
ある。なお208は掴み部で、第2図における掴
み部8と同一の機能を果す。
部209の付け根から前方下方へ延設し、原稿押
え2が複写機本体1上面のプラテンガラス14上
に当接する状態において、前記脚部213もプラ
テンガラス14上に当接するようにするのであ
る。勿論この脚部213がガラス14上の当接す
ることにより挾み付け部209は原稿押え2上面
2bから解放される。押えスポンジ4は一部が脚
部213受入れのために切欠き4aされている。
15は原稿スケールである。把手203がその両
壁207でピン6に枢着されていること、及びス
プリング12により図上時計方向に付勢されてい
ること、その他の点は第1実施例の場合と同様で
ある。なお208は掴み部で、第2図における掴
み部8と同一の機能を果す。
作用について説明すると、第5図の如く、原稿
押え2が本体1上に閉止している状態では挾み付
け部209が原稿押え2上面2bから開放されて
いる。従つて、仮想線で示す原稿Dを原稿押え2
上面2bと挾み付け部209との間に自由に出入
れすることができる。一方、この状態で脚部21
3は押えスポンジ4と共にプラテンガラス14上
の原稿Dの一部を押えている。次に第5図に示す
状態から第6図に示す如くX矢符方向へ原稿押え
2を開放動作する。この場合、押えスポンジ4が
プラテンガラス14から離れるのに遅れて脚部2
13がプラテンガラス14から離れる。従つて、
押えスポンジ4がプラテンガラス14から離れる
際、原稿Dは脚部213に依然として押え付けら
れているので、原稿Dが原稿押え2に付着したま
ま一緒に開放される不都合が併せて防止できる。
押え2が本体1上に閉止している状態では挾み付
け部209が原稿押え2上面2bから開放されて
いる。従つて、仮想線で示す原稿Dを原稿押え2
上面2bと挾み付け部209との間に自由に出入
れすることができる。一方、この状態で脚部21
3は押えスポンジ4と共にプラテンガラス14上
の原稿Dの一部を押えている。次に第5図に示す
状態から第6図に示す如くX矢符方向へ原稿押え
2を開放動作する。この場合、押えスポンジ4が
プラテンガラス14から離れるのに遅れて脚部2
13がプラテンガラス14から離れる。従つて、
押えスポンジ4がプラテンガラス14から離れる
際、原稿Dは脚部213に依然として押え付けら
れているので、原稿Dが原稿押え2に付着したま
ま一緒に開放される不都合が併せて防止できる。
第7図から第9図は第3実施例を示す。この例
は、今までに示した把手3,103,203が原
稿押え2前端部2a中央に設けられていたのに対
し、幅広の把手303を原稿押え2前端部2a全
域にわたつて設けるようにしたものである。すな
わち、原稿押え2の両側面2c,2cにて把手3
03の両壁307,307をピン6でヒンジ連結
する。スプリング12は板状のものとし、その一
端を原稿押え2の前端部2aに固定し、他端を把
手303掴み部308裏面に当接させる。これに
より把手303はその挾み付け部309が原稿押
え2上面2bへ当接する方向に常時バネ付勢され
る。313は把手303両壁307の一部を突出
延長して形成した脚部である。この脚部313の
機能は上述の第1実施例における脚部113と同
じである。すなわち、原稿押え2が本体1に閉止
した状態で脚部313が本体1上面と当接し、こ
の当接により挾み付け部309が原稿押え2上面
2bから開放した状態に維持される。なお、本実
施例の場合は原稿押え2上面2bに当接する把手
303の支点部316を境に掴み部308と挾み
付け部309が構成されている。310はゴム状
部材で、第2図のゴム状部材10と同一機能を果
す。
は、今までに示した把手3,103,203が原
稿押え2前端部2a中央に設けられていたのに対
し、幅広の把手303を原稿押え2前端部2a全
域にわたつて設けるようにしたものである。すな
わち、原稿押え2の両側面2c,2cにて把手3
03の両壁307,307をピン6でヒンジ連結
する。スプリング12は板状のものとし、その一
端を原稿押え2の前端部2aに固定し、他端を把
手303掴み部308裏面に当接させる。これに
より把手303はその挾み付け部309が原稿押
え2上面2bへ当接する方向に常時バネ付勢され
る。313は把手303両壁307の一部を突出
延長して形成した脚部である。この脚部313の
機能は上述の第1実施例における脚部113と同
じである。すなわち、原稿押え2が本体1に閉止
した状態で脚部313が本体1上面と当接し、こ
の当接により挾み付け部309が原稿押え2上面
2bから開放した状態に維持される。なお、本実
施例の場合は原稿押え2上面2bに当接する把手
303の支点部316を境に掴み部308と挾み
付け部309が構成されている。310はゴム状
部材で、第2図のゴム状部材10と同一機能を果
す。
作用について説明する。今第7図に示す原稿押
え2閉止状態では、脚部313が本体1に当接す
ることにより挾み付け部309が原稿押え2上面
2bから開放されているので、原稿Dを自由に挾
み付け部309と原稿押え2上面2bとの間に差
入れ、差出しすることができる。次に第8図、第
9図で示す如くX矢符方向に原稿押え2を開放す
ると、脚部313が本体1から離れる結果、挾み
付け部309にバネ付勢力が働き、原稿Dを挾み
付ける。従つて原稿Dはずり落ちることなく保持
される。この場合、第9図でも明らかな様に、原
稿Dは傾斜状態にある原稿押え2に対してその傾
斜上部で挾み付けられているから、極く自然な姿
勢で保持されることとなる。もし、原稿が傾斜状
態にある原稿押え2の傾斜下部で挾み付けられて
いるならば、原稿が裏返つて折れ返る恐れがあ
り、好ましくない。
え2閉止状態では、脚部313が本体1に当接す
ることにより挾み付け部309が原稿押え2上面
2bから開放されているので、原稿Dを自由に挾
み付け部309と原稿押え2上面2bとの間に差
入れ、差出しすることができる。次に第8図、第
9図で示す如くX矢符方向に原稿押え2を開放す
ると、脚部313が本体1から離れる結果、挾み
付け部309にバネ付勢力が働き、原稿Dを挾み
付ける。従つて原稿Dはずり落ちることなく保持
される。この場合、第9図でも明らかな様に、原
稿Dは傾斜状態にある原稿押え2に対してその傾
斜上部で挾み付けられているから、極く自然な姿
勢で保持されることとなる。もし、原稿が傾斜状
態にある原稿押え2の傾斜下部で挾み付けられて
いるならば、原稿が裏返つて折れ返る恐れがあ
り、好ましくない。
効 果
本考案によれば、原稿押えの開放側先端部に原
稿押えの把手を回動自在に取付けると共に、該把
手の一部を原稿押え上面側へ延設して挾み付け部
を形成し、且該挾み付け部が原稿押え上面と当接
する方向に常時把手をバネ付勢するようにしたの
で、原稿押え上面のスペースを利用できるのは勿
論のこと、特に原稿押えの把手を兼用して原稿保
持が可能となつた。従つて、原稿保持のための専
用部材を原稿押え上面に原稿押えの構造、作用と
は無関係に付加する形で構成している従来の保持
装置に較べ、本考案の装置では部品コスト、組立
工数の点で非常に有利である。さらに本考案では
原稿押えの把手を利用して、該把手で原稿端部を
挾み付けているので、原稿押えが開放される際に
おいても、原稿は傾斜姿勢の上端部で保持される
ことにより折れ曲がり等の恐れがない。
稿押えの把手を回動自在に取付けると共に、該把
手の一部を原稿押え上面側へ延設して挾み付け部
を形成し、且該挾み付け部が原稿押え上面と当接
する方向に常時把手をバネ付勢するようにしたの
で、原稿押え上面のスペースを利用できるのは勿
論のこと、特に原稿押えの把手を兼用して原稿保
持が可能となつた。従つて、原稿保持のための専
用部材を原稿押え上面に原稿押えの構造、作用と
は無関係に付加する形で構成している従来の保持
装置に較べ、本考案の装置では部品コスト、組立
工数の点で非常に有利である。さらに本考案では
原稿押えの把手を利用して、該把手で原稿端部を
挾み付けているので、原稿押えが開放される際に
おいても、原稿は傾斜姿勢の上端部で保持される
ことにより折れ曲がり等の恐れがない。
しかし本考案では、把手の一部に、複写機本体
上面への原稿押え閉止時に該本体上面と当接して
前記挾み付け部を原稿押え上面から開放状態に維
持する脚部を形成したので、原稿押え閉止時には
把手の挾み付け部が自動的に解放するので自由に
原稿を出入れすることができるし、原稿押え開放
に際しては自動的に原稿を保持することができ
る。
上面への原稿押え閉止時に該本体上面と当接して
前記挾み付け部を原稿押え上面から開放状態に維
持する脚部を形成したので、原稿押え閉止時には
把手の挾み付け部が自動的に解放するので自由に
原稿を出入れすることができるし、原稿押え開放
に際しては自動的に原稿を保持することができ
る。
さらにこの脚部を複写機本体上面のプラテンガ
ラス上に当接する様にすれば、原稿押え閉止時の
挾み付け部の自動開放に加えて、原稿押え開放の
際におけるプラテンガラス上の原稿の跳ね上がり
が防止できる。
ラス上に当接する様にすれば、原稿押え閉止時の
挾み付け部の自動開放に加えて、原稿押え開放の
際におけるプラテンガラス上の原稿の跳ね上がり
が防止できる。
第1図、第2図は本考案の前提となる構成を示
し、第1図は全体の斜視図、第2図は要部の縦断
面図。第3図、第4図は本考案の第1実施例を示
し、第3図は要部の縦断面図、第4図は要部の斜
視図。第5図、第6図は本考案の第2実施例を示
す要部縦断面図。第7図から第9図は本考案の第
3実施例を示し、第7図と第8図は要部の縦断面
図、第9図は全体を示す斜視図である。 1……複写機本体、2……原稿押え、2a……
原稿押え前端部、2b……原稿押え上面、3,1
03,203,303……把手、8,108,2
08,308……掴み部、9,109,209,
309……挾み付け部、12……スプリング、1
4……プラテンガラス、113,213,313
……脚部、D……原稿。
し、第1図は全体の斜視図、第2図は要部の縦断
面図。第3図、第4図は本考案の第1実施例を示
し、第3図は要部の縦断面図、第4図は要部の斜
視図。第5図、第6図は本考案の第2実施例を示
す要部縦断面図。第7図から第9図は本考案の第
3実施例を示し、第7図と第8図は要部の縦断面
図、第9図は全体を示す斜視図である。 1……複写機本体、2……原稿押え、2a……
原稿押え前端部、2b……原稿押え上面、3,1
03,203,303……把手、8,108,2
08,308……掴み部、9,109,209,
309……挾み付け部、12……スプリング、1
4……プラテンガラス、113,213,313
……脚部、D……原稿。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 複写に供する原稿を複写機本体上面に押える
べく前記本体上面に開閉自在に取付けられた原
稿押えの開放側先端部に、該原稿押えの把手を
回動自在に設け、該把手の一部に原稿押え上面
側に延びる挾み付け部を形成し、該挾み付け部
が原稿押え上面と当接する方向に前記把手が回
動するよう常時把手をバネ付勢すると共に、前
記把手の他部に、前記本体上面への原稿押え閉
止時に前記本体上面と当接し、前記バネ付勢に
抗して前記挾み付け部を原稿押え上面から開放
状態に維持する脚部を形成したことを特徴とす
る原稿保持装置。 2 脚部は複写機本体上面のプラテンガラスに当
接する実用新案登録請求の範囲第1項記載の原
稿保持装置。 3 原稿押え前端部全域にわたる幅広の把手を取
付けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の原
稿保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19506181U JPS58103062U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 原稿保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19506181U JPS58103062U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 原稿保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58103062U JPS58103062U (ja) | 1983-07-13 |
JPH04367Y2 true JPH04367Y2 (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=30108349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19506181U Granted JPS58103062U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 原稿保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58103062U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4920839U (ja) * | 1972-05-23 | 1974-02-21 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5368240U (ja) * | 1976-11-12 | 1978-06-08 | ||
JPS55155249U (ja) * | 1979-04-23 | 1980-11-08 |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19506181U patent/JPS58103062U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4920839U (ja) * | 1972-05-23 | 1974-02-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58103062U (ja) | 1983-07-13 |
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