JPH04367377A - プラズマ切断装置 - Google Patents

プラズマ切断装置

Info

Publication number
JPH04367377A
JPH04367377A JP3139054A JP13905491A JPH04367377A JP H04367377 A JPH04367377 A JP H04367377A JP 3139054 A JP3139054 A JP 3139054A JP 13905491 A JP13905491 A JP 13905491A JP H04367377 A JPH04367377 A JP H04367377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
working gas
gas
discharge
discharge port
plasma arc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3139054A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yamada
治 山田
Hisaaki Yamane
山根 久明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP3139054A priority Critical patent/JPH04367377A/ja
Publication of JPH04367377A publication Critical patent/JPH04367377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plasma Technology (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマ切断装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハフニウム、ジルコニウム等を埋
め込んだ先端が平面である電極を使用するプラズマ切断
装置は、図2に示されるように、作動ガス噴出口17及
び作動ガス放出口19を備えたノズル10と電極5とを
絶縁させているガイドカン9に作動ガス1を旋回させる
ような作動ガス供給口8を備えており、その作動ガス供
給口8より旋回流空間11に流入した旋回作動ガス7に
よって、プラズマアーク13を電極の中心線20付近に
安定に存在させ、さらにその旋回作動ガス7を前記ガス
噴出口17より、噴出ガス16として切断ワーク14に
向けて噴出させると同時に、前記作動ガス放出口19よ
り、放出ガス18として切断面に影響を与えない方向に
放出させていた。
【0003】これにより前記作動ガス噴出口17だけで
なく前記作動ガス放出口19からも旋回作動ガス7が放
出されるため、ノズルの内部から外部へ噴出する作動ガ
スの流量は増加し、それによって旋回作動ガス7の流速
が速くなり、プラズマアーク13は安定した状態で電極
の中心線20上に存在するようになる。しかも切断進行
部分に必要な最適作動ガス流量は保持することができる
ので、品質の高い切断ワークが得られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のプラズマ切断装置では、作動ガスに空気、酸素な
どの活性ガスを使用した場合、プラズマアークが発生す
ると作動ガス放出口から多量のオゾン等を含んだガスが
放出されるため作業環境が著しく悪化される問題があっ
た。
【0005】また、ノズル内部の作動ガス圧は、プラズ
マアークが発生している時において、そのプラズマアー
クによる発熱のため大気圧に比べかなり高い圧力になっ
ている。この高い圧力の作動ガスが作動ガス放出口から
放出ガスとして直接大気に放出されると膨張によって発
生する音が、作業環境を悪化させるほどの騒音になって
しまうことが判明した。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、作動ガス放出口から放出された
オゾン等を含む放出ガスを、案内手段を通して作業環境
を悪化させない場所もしくは処理装置などの他の場所へ
導くことにより、従来のプラズマ切断装置に比べて、オ
ゾン等で代表される有毒ガスの発生が少なくて、かつ切
断時の騒音が少ないプラズマ切断装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のプラズマ切断装置は、作動ガス噴出口の直前
に作動ガスの一部を放出するための作動ガス放出口と、
作動ガス放出口から放出された放出ガスを他の場所へ導
くための案内手段とを備えている。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明のプラズマ切断装置
においては、作動ガス放出口より作動ガスの一部が放出
され、この放出された放出ガスは、案内手段によって他
の場所へ導かれる。これによって、放出ガスが作業箇所
においてプラズマ切断装置本体から漏れることなく、安
全に作業を行うことができる。
【0009】また、この案内手段は、高い圧力の作動ガ
スが作動ガス放出口から放出ガスとして直接大気に放出
されるのを防ぐため、前記案内手段の消音作用により放
出時に発生する騒音を減衰させる働きもする。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0011】図1を参照して実施例の構成を説明すると
、作動ガス1の第一流路2を有するトーチ本体3には、
入力部4が設けられており、この入力部4には、電極5
が嵌合されている。電極5には、作動ガス1の第2流路
6と作動ガス1を旋回作動ガス7にするための作動ガス
供給口8とを有する絶縁体であるガイドカン9が嵌合さ
れている。また、そのガイドカン9と前記トーチ本体3
との間にはノズル10の上端が嵌合され、そのノズル1
0と前記ガイドカン9との間には、旋回流空間11が形
成されている。それら電極5、ガイドカン9及びノズル
10はノズルカバー12によってトーチ本体3に固定さ
れている。
【0012】さらにノズル10の先端には旋回作動ガス
7を噴出ガス16として噴出させる作動ガス噴出口17
が形成されており、その噴出ガス16は前記電極5とワ
ーク14との間の電極5の中心線20付近に発生するプ
ラズマアーク13を形成するように作用し、ワーク14
の切断進行部15に向けて噴出される。その噴出口17
の上部には、旋回作動ガス7の一部を放出ガス18とし
て側方へ放出する作動ガス放出口19が複数形成されて
いる。そしてこの作動ガス放出口19を覆うように放出
ガス18を排出するための放出ガス流路部22と接続さ
れた放出口カバー21が案内手段としてノズルカバー1
2に取り付けられている。
【0013】本実施例は以上のように構成され、次にそ
の作用を説明する。
【0014】まず、前記電極5とノズル10との間に所
定の電圧が印加され、この間にプラズマアーク13が発
生される。この時同時に作動ガス1が、図1の矢印で示
すように、トーチ本体3の第一流路2及びガイドカン9
の第2流路6を介して作動ガス供給口8に供給され、そ
の作動ガス供給口8により旋回作動ガス7とされて旋回
流空間11に供給される。
【0015】この時、プラズマアーク13の熱によって
、旋回流空間11に供給された旋回作動ガス7は、膨張
し高圧となる。
【0016】また、前記旋回作動ガス7は、所定の流量
及び流速でプラズマアーク13が電極中心線20上に安
定するように作用する。そして噴出口17よりワーク1
4の切断進行部15に向かって噴出ガス16として噴出
される。その際、前記旋回作動ガス7の一部は、作動ガ
ス放出口19より放出口カバー21内に放出ガス18と
して放出される。そして放出口カバー21内に放出され
た放出ガス18は放出ガス流路部22を通って作業環境
を悪化させない場所もしくは処理装置などの他の場所へ
導かれる。
【0017】また、作動ガス放出口19から放出される
高圧の放出ガス18が膨張するときに発生する騒音は、
放出口カバー21及び放出ガス流路部22で減衰させら
れる。
【0018】本実施例においては、放出ガス流路部を放
出口カバーに取り付けるようにしたが、これをノズルの
作動ガス放出口に直接取り付けてもよい。
【0019】さらに本実施例においては、作動ガス放出
口を中心線に直交する方向に設けたが、案内装置の機能
を損なわない範囲であればどの様な角度に設けてもよい
【0020】また、放出ガス流路部の途中に絞り弁等を
いれて作動ガス放出口から放出される放出ガスの量を調
節可能とし、切断材の厚さや材質等の条件に応じて、最
適の放出ガス量を得られるようにすることも可能である
【0021】尚、作動ガスの流し方は、本実施例では旋
回流式で説明したが軸流式でおこなうことも可能である
【0022】本発明は以上詳述した実施例に限定される
ことなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々の
変形が可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のプラズマ切断装置は、作動ガス放出口と、ここか
ら放出される放出ガスを作業環境を悪化させない場所も
しくは処理装置などの他の場所へ導くことのできる案内
手段とが設けられているため、オゾン等で代表される有
毒ガスの発生や切断時の騒音を少なくすることができ、
従来装置に比べ品質の高い切断を維持したままで作業環
境を改善することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を具体化した一実施例を示す断面
図である。
【図2】図2は従来装置の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1    作動ガス 5    電極 8    作動ガス供給口 10  ノズル 13  プラズマアーク 14  ワーク 17  作動ガス噴出口 19  作動ガス放出口 21  放出口カバー 22  放出ガス流路部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ノズル(10)の内部に作動ガス(1
    )を供給するための作動ガス供給口(8)と、ノズル(
    10)からワーク(14)に向かって作動ガス(1)を
    噴出するための作動ガス噴出口(17)と、ノズル(1
    0)の内部に設けられた電極(5)と、前記作動ガス供
    給口(8)から供給される作動ガス(1)が、ノズル(
    10)の内部において前記電極(5)とワーク(14)
    との間にプラズマアーク(13)を形成するように作用
    し、前記作動ガス噴出口(17)よりワーク(14)に
    向かって噴出されるプラズマ切断装置において、前記作
    動ガス噴出口(17)の直前に作動ガス(1)の一部を
    放出するための作動ガス放出口(19)と、前記作動ガ
    ス放出口(19)から放出された放出ガス(18)を他
    の場所へ導くための案内手段(21,22)とを備えて
    いることを特徴とするプラズマ切断装置。
JP3139054A 1991-06-11 1991-06-11 プラズマ切断装置 Pending JPH04367377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3139054A JPH04367377A (ja) 1991-06-11 1991-06-11 プラズマ切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3139054A JPH04367377A (ja) 1991-06-11 1991-06-11 プラズマ切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04367377A true JPH04367377A (ja) 1992-12-18

Family

ID=15236408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3139054A Pending JPH04367377A (ja) 1991-06-11 1991-06-11 プラズマ切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04367377A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013097775A1 (zh) * 2012-01-01 2013-07-04 Liu Yingchun 等离子焊割枪
CN103990898A (zh) * 2014-05-29 2014-08-20 许保康 一种防尘除噪音的等离子切割机
CN103990899A (zh) * 2014-06-03 2014-08-20 安徽西锐重工科技有限公司 等离子切割机割炬喷嘴及其制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013097775A1 (zh) * 2012-01-01 2013-07-04 Liu Yingchun 等离子焊割枪
CN103990898A (zh) * 2014-05-29 2014-08-20 许保康 一种防尘除噪音的等离子切割机
CN103990899A (zh) * 2014-06-03 2014-08-20 安徽西锐重工科技有限公司 等离子切割机割炬喷嘴及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3658406B2 (ja) レーザビームカッティング用のノズル装置
US20190075643A1 (en) Water Injection and Venting of a Plasma Arc Torch
US4743734A (en) Nozzle for plasma arc torch
CA2127887A1 (en) Nozzle for providing a uniform gas flow in a plasma arc torch
KR970000423A (ko) 물분사 노즐 조립체를 가진 플라즈마 아크토치
JPH03138084A (ja) プラズマ切断装置
US6755645B2 (en) Burner for decomposing nonflammable materials
JP3092021B2 (ja) レーザ加工装置の切断加工ヘッド
US4291217A (en) Process for underwater plasma cutting of workpieces
JPH04367377A (ja) プラズマ切断装置
JP2003193124A (ja) 冶金学的ランス及び装置
JP2004514062A5 (ja)
US6011238A (en) Electrode for a plasma torch
JP2004514062A (ja) チャンバー内の環境全体の制御を必要とする操作が達成される装置
EP3456158B1 (en) Systems and methods for stabilizing plasma gas flow in a plasma arc torch
JPH06262367A (ja) プラズマ切断装置
JP7168792B2 (ja) プラズマ発生装置
JP3260018B2 (ja) プラズマ切断トーチ
JPH05234902A (ja) 排気方法及び減圧処理装置
JPH06320295A (ja) レーザー切断トーチ
JP7109350B2 (ja) プラズマトーチ
JP3336076B2 (ja) レーザー切断トーチ
JPH0947877A (ja) プラズマトーチ及びプラズマ切断方法
JP3009323U (ja) プラズマジェット噴出ガン
JPH05123870A (ja) プラズマ加工装置