JPH04367004A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH04367004A
JPH04367004A JP14198591A JP14198591A JPH04367004A JP H04367004 A JPH04367004 A JP H04367004A JP 14198591 A JP14198591 A JP 14198591A JP 14198591 A JP14198591 A JP 14198591A JP H04367004 A JPH04367004 A JP H04367004A
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JP
Japan
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editing
command
storage means
plc program
execution
Prior art date
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Application number
JP14198591A
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English (en)
Inventor
Hajime Furuta
古田 肇
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、数値制御装置に関し
、さらに詳しく言えば、数値制御装置の運転中にプログ
ラムロジックコントローラのプログラムの編集が行なえ
る数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の数値制御装置(以下、NC
装置という)のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。従来のNC装置(50)は、全体を制御するCPU
(51)と、NC装置(50)の制御プログラムを格納
するROM(52)と、共有RAM(53)と、入力デ
ータ、加工プログラム、プログラムロジックコントロー
ラ(以下、PLCという)のプログラム(以下、PLC
プログラムという)などを表示する表示装置(54)と
、各種データを入力するための操作パネル(55)と、
PLCプログラムの読み出しおよび書き込みを行なうフ
ロッピーディスク装置などの外部入出力機器(56)と
、外部機器用の入出力インタフェース(57)と、PL
Cプログラム編集用のプログラムを格納するROM(5
8)と、PLCプログラムを格納するRAM(59)と
を備えている。
【0003】NC装置(50)は、ROM(52)に格
納された制御プログラムによって数値制御を行ない、R
AM(59)に格納されたPLCプログラムを実行する
。また、ROM(58)に格納されたPLCプログラム
編集用のプログラムによって、RAM(59)に格納さ
れたPLCプログラムの編集を行なう。
【0004】表示装置(54)の画面には、「RUN/
STOP」、「編集」、「外部入出力」などのコマンド
が表示され、これらのコマンドに対応する操作パネル(
55)のキーを押すと、選択したコマンドが実行される
。「RUN/STOP」コマンドは、NC装置(50)
にPLCプログラムの実行または停止を指令する。 「編集」コマンドは、RAM(59)に格納されたPL
Cプログラムの編集を指令する。「外部入出力」コマン
ドは、外部機器からの入力または外部機器への出力を指
令する。
【0005】図7は、上記従来のNC装置(50)にお
いてPLCプログラムの編集を行なう際の動作を示すフ
ローチャートである。編集を行なう前に、NC装置(5
0)がRAM(59)に格納されたPLCプログラムを
実行するように設定しておく。
【0006】ステップS51では、上記コマンドに対応
するキー入力があるか否かを判定する。キー入力がない
場合は処理を行なわずに終了し、キー入力がある場合は
ステップS52に進む。
【0007】ステップS52では、キー入力が「RUN
/STOP」コマンドであるか否かを判定する。「RU
N/STOP」コマンドでない場合はステップS54に
飛ぶ。「RUN/STOP」コマンドである場合はステ
ップS53に進み、「RUN」コマンドのときはPLC
プログラムの実行を開始し、「STOP」コマンドのと
きはPLCプログラムの実行を停止する。
【0008】ステップS54では、キー入力が「編集」
コマンドであるか否かを判定する。「編集」コマンドで
ない場合はステップS56に進む。「編集」コマンドで
ある場合はステップS55に進み、PLCプログラムの
編集処理を行なってから終了する。
【0009】ステップS56では、キー入力が「外部入
出力」コマンドであるか否かを判定する。「外部入出力
」コマンドでない場合はそのまま終了し、「外部入出力
」コマンドである場合はステップS57に進み、そのコ
マンドに応じた外部入出力処理を行なってから終了する
【0010】RAM(59)に格納されたPLCプログ
ラムを編集する際には、まず、「RUN/STOP」コ
マンドに対応する操作パネル(55)のキーを押す。す
ると、PLCプログラムの実行が停止され、機械装置は
非常停止状態となる。次に、「編集」コマンドに対応す
るキーを押すと、ROM(58)のPLCプログラム編
集用のプログラムが起動し、PLCプログラムの編集が
可能となる。そこで、表示装置(54)の画面を見なが
ら操作パネル(55)を操作し、編集を行なう。編集が
終了すると、再び「RUN/STOP」コマンドに対応
するキーを押し、PLCプログラムを実行状態に戻す。 これによって機械装置は運転可能状態になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記NC装置(50)
では、RAM(59)に格納されたPLCプログラムを
編集する際には、PLCプログラムの実行を停止する必
要がある。PLCプログラムの実行を停止している間は
、機械装置が非常停止状態となって加工、機械的調整な
どの作業などが行なえないため、編集作業が長時間に及
ぶ場合には他の作業が停止してしまう問題点がある。 また逆に、RAM(59)に格納されたPLCプログラ
ムを実行している際には、そのPLCプログラムの編集
が行なえない問題点がある。
【0012】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、NC装置の記憶手段に格納され
たPLCプログラムの実行を停止せずにそのPLCプロ
グラムの編集を行なえる数値制御装置を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明のNC装置は、
PLCプログラムを格納する第1記憶手段および第2記
憶手段であって、それら記憶手段のいずれか一方が実行
用になり、他方が編集用になるものと、前記第1記憶手
段および第2記憶手段の間で前記プログラムを転送する
転送手段と、前記第1記憶手段または第2記憶手段で編
集用とされたものにおいて前記プログラムの編集を行な
う編集手段と、前記第1記憶手段および第2記憶手段の
間で実行用と編集用とを切り換える切換手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0014】
【作用】この発明のNC装置では、第1記憶手段または
第2記憶手段で実行用とされたものにPLCプログラム
を格納して実行する。そのPLCプログラムを編集する
際には、第1記憶手段または第2記憶手段で編集用とさ
れたものにそのPLCプログラムを転送し、そこで編集
を行なう。編集が終了したPLCプログラムは、実行用
とされた記憶手段に転送されて実行され、あるいは、編
集用とされた記憶手段を実行用に切り換えてその記憶手
段に格納したままで実行される。このため、PLCプロ
グラムを編集する際にそのPLCプログラムの実行を停
止する必要がなくなる。
【0015】
【実施例】図1は、この発明のNC装置の基本的構成を
示す機能ブロック図である。この発明のNC装置(10
)は、PLCプログラムを格納する第1記憶手段(10
a)および第2記憶手段(10b)と、第1記憶手段(
10a)および第2記憶手段(10b)の間でPLCプ
ログラムの転送を行なう転送手段(10c)と、PLC
プログラムの編集を行なう編集手段(10d)と、第1
記憶手段(10a)および第2記憶手段(10b)の間
で実行用と編集用とを切り換える切換手段(10e)と
を備えている。
【0016】第1記憶手段(10a)および第2記憶手
段(10b)は、一方が実行用となり、他方が編集用と
なる。例えば第1記憶手段(10a)が実行用となった
場合は、第2記憶手段(10b)が編集用となり、第2
記憶手段(10b)が実行用となった場合は、第1記憶
手段(10a)が編集用となる。実行用とされると、そ
こに格納されているPLCプログラムがNC装置(10
)によって実行可能となる。他方、編集用とされると、
そこに格納されているPLCプログラムが編集手段(1
0d)によって編集可能となる。
【0017】転送手段(10c)は、例えば第1記憶手
段(10a)が実行用とされている場合、第1記憶手段
(10a)に格納されているPLCプログラムを読み出
し、第2記憶手段(10b)に書き込む。また、第2記
憶手段(10b)で編集されたPLCプログラムを読み
出し、第1記憶手段(10a)に書き込む。逆に、第2
記憶手段(10b)が実行用とされている場合は、第2
記憶手段(10b)に格納されているPLCプログラム
を読み出し、第1記憶手段(10a)に書き込む。また
、第1記憶手段(10a)で編集されたPLCプログラ
ムを読み出し、第2記憶手段(10b)に書き込む。
【0018】編集手段(10d)は、第1記憶手段(1
0a)または第2記憶手段(10b)で編集用とされた
ものに格納されたPLCプログラムを編集する。例えば
第1記憶手段(10a)が実行用とされている場合、第
2記憶手段(10b)が編集用となるので、第2記憶手
段(10b)に格納されているPLCプログラムの編集
を行なう。
【0019】切換手段(10e)は、例えば第1記憶手
段(10a)が実行用になり、第2記憶手段(10b)
が編集用になっている場合、第1記憶手段(10a)を
編集用にし、第2記憶手段(10b)を実行用にする。 逆に、第2記憶手段(10b)が実行用になり、第1記
憶手段(10a)が編集用になっている場合、第2記憶
手段(10b)を編集用にし、第1記憶手段(10a)
を実行用にする。
【0020】例えば、第1記憶手段(10a)が実行用
になっていて、そこに格納されたPLCプログラムが実
行されている場合、そのPLCプログラムを編集するに
は、次のようにする。まず、転送手段(10c)によっ
て、第1記憶手段(10a)に格納されているPLCプ
ログラムを第2記憶手段(10b)に転送する。次に、
編集手段(10d)により、第2記憶手段(10b)に
格納されたPLCプログラムを編集する。編集している
間、PLCプログラムは第1記憶手段(10a)におい
て実行されている。
【0021】編集が終了すると、編集されたPLCプロ
グラムは、転送手段(10c)によって、第2記憶手段
(10b)から第1記憶手段(10a)に転送されて実
行されるか、あるいは、切換手段(10e)によって第
2記憶手段(10b)を実行用に切り換えて実行される
【0022】図2は、この発明のNC装置の一実施例の
ハードウェア構成を示すブロック図である。図2におい
て、この発明のNC装置(10)は、CPU(11)と
、NC装置(10)の制御プログラムを格納するROM
(12)と、共有RAM(13)と、表示装置(14)
と、操作パネル(15)と、外部入出力機器(16)と
、入出力インタフェース(17)と、PLCプログラム
編集用のプログラムを格納するROM(18)と、PL
Cプログラムを格納するRAM1(19)とを備えてい
る。これらは、図6に示した従来の数値制御装置(50
)と同じである。この発明のNC装置(10)では、さ
らに、PLCプログラムを格納するRAM2(20)が
設けてある。
【0023】RAM1(19)およびRAM2(20)
は、いずれか一方が実行用になり、他方が編集用になる
。実行用とされたRAMに格納されたPLCプログラム
は、NC装置(10)で実行され、編集用とされたRA
Mに格納されたPLCプログラムは、編集することが可
能となる。操作パネル(15)の操作により、RAM1
(19)およびRAM2(20)間で実行用と編集用の
切り換えが可能であり、また、RAM1(19)および
RAM2(20)間でPLCプログラムの転送が可能で
ある。
【0024】図5は、上記NC装置(10)の表示装置
(14)の画面に表示されるコマンドメニューを示す説
明図である。このコマンドメニューの各コマンドに対応
する操作パネル(15)のキーを押すと、選択したコマ
ンドが実行される。
【0025】「RUN/STOP」コマンド(21)は
、RAM1(19)またはRAM2(20)に格納され
たPLCプログラムの実行または停止を行なう場合に使
用する。「RUN/STOP」コマンド(21)に対応
するキーを押すと、PLCプログラムが実行状態にある
場合は、NC装置(10)はPLCプログラムの実行を
停止する。PLCプログラムが停止状態にある場合は、
PLCプログラムの実行を開始する。
【0026】「コピー1」コマンド(22)および「コ
ピー2」コマンド(23)は、RAM1(19)および
RAM2(20)間でPLCプログラムを転送する際に
使用する。「コピー1」コマンド(22)に対応するキ
ーを押すと、RAM1(19)のPLCプログラムがR
AM2(20)に転送される。「コピー2」コマンド(
23)に対応するキーを押すと、RAM2(20)のP
LCプログラムがRAM1(19)に転送される。
【0027】「RAM1有効」コマンド(24)および
「RAM2有効」コマンド(25)は、RAM1(19
)およびRAM2(20)間で実行用と編集用とを切り
換える際に使用する。「RAM1有効」コマンド(24
)に対応するキーを押すと、RAM1(19)が実行用
になり、RAM1(19)に格納されたPLCプログラ
ムが実行される。「RAM2有効」コマンド(25)に
対応するキーを押すと、RAM2(20)が実行用にな
り、RAM2(20)に格納されたPLCプログラムが
実行される。
【0028】「編集」コマンド(26)は、PLCプロ
グラムを編集する際に使用する。「編集」コマンド(2
6)に対応するキーを押すと、PLCプログラム編集用
のプログラムが起動し、RAM1(19)またはRAM
2(20)で編集用となっているものに格納されている
PLCプログラムの編集が可能となる。そこで、オペレ
ータは、表示装置(14)を見ながら操作パネル(15
)のキーを操作し、編集を行なう。
【0029】「外部入出力」コマンド(27)は、フロ
ッピーディスク装置などの外部入出力機器(16)とR
AM1(19)またはRAM2(20)との間でPLC
プログラムの転送を行なう場合に使用する。「外部入出
力」コマンド(27)に対応するキーを押すと、表示装
置(14)に外部入出力画面が呼び出されるので、オペ
レータはその画面を見ながら操作を行なう。
【0030】次に、上記NC装置(10)の動作を説明
する。図3および図4は、上記NC装置(10)におい
てPLCプログラムの編集を行なう際の動作を示すフロ
ーチャートである。編集を行なう前に、NC装置(10
)がRAM1(19)またはRAM2(20)に格納さ
れたPLCプログラムを実行するように設定しておく。
【0031】ステップS1では、表示装置(14)の画
面に表示された上記コマンドのいずれかに対応するキー
入力があるか否かを判定する。キー入力がない場合は処
理を行なわずに終了し、キー入力がある場合はステップ
S2に進む。
【0032】ステップS2では、キー入力が「RUN/
STOP」コマンドであるか否かを判定する。「RUN
/STOP」コマンドでない場合は、ステップS4に飛
ぶ。「RUN/STOP」コマンドである場合は、ステ
ップS3に進み、「RUN」コマンドのときはPLCプ
ログラムの実行を開始し、「STOP」コマンドのとき
はPLCプログラムの実行を停止する。
【0033】ステップS4では、キー入力が「編集」コ
マンドであるか否かを判定する。「編集」コマンドでな
い場合はステップS6に進む。「編集」コマンドである
場合はステップS5に進み、PLCプログラムの編集処
理を行なってから終了する。
【0034】ステップS6では、キー入力が「外部入出
力」コマンドであるか否かを判定する。「外部入出力」
コマンドでない場合はステップS8に進む。「外部入出
力」コマンドである場合はステップS7に進み、そのコ
マンドに応じた外部入出力処理を行なってから終了する
【0035】ステップS8では、キー入力が「コピー1
」コマンドであるか否かを判定する。「コピー1」コマ
ンドでない場合はステップS10に進む。「コピー1」
コマンドである場合はステップS9に進み、RAM1(
19)に格納されているPLCプログラムをRAM(2
0)に転送してからステップS12に進む。
【0036】ステップS10では、キー入力が「コピー
2」コマンドであるか否かを判定する。「コピー2」コ
マンドでない場合はステップS12に進む。「コピー2
」コマンドである場合はステップS11に進み、RAM
2(20)に格納されているPLCプログラムをRAM
1(19)に転送してからステップS12に進む。
【0037】ステップS12では、キー入力が「RAM
1有効」コマンドであるか否かを判定する。「RAM1
有効」コマンドでない場合はステップS14に進む。 「RAM1有効」コマンドである場合はステップS13
に進み、RAM1(19)を実行用として設定してから
終了する。
【0038】ステップS14では、キー入力が「RAM
2有効」コマンドであるか否かを判定する。「RAM2
有効」コマンドでない場合はそのまま終了する。「RA
M2有効」コマンドである場合はステップS15に進み
、RAM2(20)を実行用として設定してから終了す
る。
【0039】上記NC装置(10)でRAM1(19)
のPLCプログラムが実行されている場合、そのPLC
プログラムの編集は次のようにして行なう。まず、オペ
レータは、表示装置(14)を見ながら「コピー1」コ
マンド(22)に対応する操作パネル(15)のキーを
押す。すると、実行状態にあるRAM1(19)のPL
CプログラムがRAM2(20)に転送される。転送し
ている間、表示装置(14)の画面上には「格納中  
RAM1→RAM2」のメッセージが表示されるととも
に、コマンドメニュー部は反転状態となる。転送が終わ
ると、「完了」のメッセージが表示されるとともに、コ
マンドメニュー部が非反転状態(通常状態)に復帰する
【0040】転送が完了すると、オペレータは、「編集
」コマンド(26)に対応するキーを押す。すると、R
OM(18)の編集用のプログラムが起動し、転送によ
ってRAM2(20)に格納されたPLCプログラムの
編集が可能となる。そこで、表示装置(14)を見なが
ら操作パネル(15)のキーを操作し、PLCプログラ
ムの編集を行なう。
【0041】この間、RAM1(19)のPLCプログ
ラムは実行状態にあり、NC装置(10)は運転状態の
ままである。このため、加工、機械的調整作業などの作
業を停止する必要はない。
【0042】編集後のPLCプログラムの適否を確認す
るために、そのPLCプログラムをNC装置(10)で
実行する方法としては、次の二つの方法がある。第1の
方法は、「コピー2」コマンド(23)に対応するキー
を押すことにより、編集用のRAM2(20)に格納さ
れているPLCプログラムを実行用のRAM1(19)
に転送する方法である。この方法では、転送前に「RU
N/STOP」コマンド(21)に対応するキーを押し
てPLCプログラムの実行を停止し、転送完了後に再び
「RUN/STOP」コマンド(21)に対応するキー
を押してPLCプログラムを運転状態にする。したがっ
て、転送コマンド実行中に限ってNC装置(19)の運
転は停止される。
【0043】第2の方法は、「RAM2有効」コマンド
(25)に対応するキーを押すことにより、RAM1(
19)とRAM2(20)の間で実行用と編集用を切り
換え、編集用として使用したRAM2(20)をそのま
ま実行用とする方法である。この方法では、切り換えの
前に「RUN/STOP」コマンド(21)に対応する
キーを押してPLCプログラムの実行を停止し、切り換
え完了後に再び「RUN/STOP」コマンド(21)
に対応するキーを押してPLCプログラムを運転状態に
する。したがって、切り換えコマンド実行中に限ってN
C装置(19)の運転は停止される。
【0044】RAM2(20)の編集後のPLCプログ
ラムをフロッピィディスクなどの媒体に保管する場合は
、PLCプログラムの実行を停止させる必要はなく、直
ちに「外部入出力」コマンド(27)に対応するキーを
押せばよい。すると、表示装置(14)に外部媒体、書
き込み等の選択条件が表示されるので、その選択条件を
操作パネル(15)により適宜選択すれば、RAM2(
20)のPLCプログラムは入出力インタフェース(1
7)を介して外部入出力機器(16)に転送され、フロ
ッピィディスクなどの媒体に保管される。
【0045】また、NC装置(10)がRAM1(19
)のPLCプログラムを実行している際に、外部入出力
機器(16)から新たなPLCプログラムを格納してそ
の適否を確認する場合も、PLCプログラムの実行を停
止させる必要はない。オペレータは、「外部入出力」コ
マンド(27)に対応するキーを押し、表示装置(14
)に表示された外部入出力画面の画面を見ながら操作パ
ネル(15)を操作して、その新たなPLCプログラム
をRAM2(20)に格納すればよい。その後、上述し
た二つの方法、すなわち「RAM1(19)への転送」
および「RAM2(20)の実行用への切り換え」のい
ずれかによってその新たなPLCプログラムの実行を開
始すればよい。
【0046】上記NC装置(10)で、当初、RAM2
(20)のPLCプログラムが実行されている場合は、
RAM1(19)とRAM2(20)が逆になるだけで
、PLCプログラムの編集および転送、実行用と編集用
の切り換えは上記と同様にして行なわれる。
【0047】なお、上記実施例では、PLCプログラム
の編集に用いる表示装置(14)、操作パネル(15)
としてNC装置(10)のものを使用しているが、PL
Cプログラム編集用として独自のものを接続してもよい
。また、上記NC装置(10)は、シングルプロセッサ
、マルチタスクとして示したが、PLCプログラム編集
用として別にCPUを設けてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明の数値制御装置
によれば、NC装置の記憶手段に格納されたPLCプロ
グラムの実行を停止することなく、そのPLCプログラ
ムの編集を行なうことができる。このため、PLCプロ
グラムの編集が長時間に及んでもワークの加工、機械的
調整などの作業が停止する恐れがなくなり、作業の効率
化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のNC装置の基本的構成を示す機能ブ
ロック図である。
【図2】この発明のNC装置の一実施例のハードウェア
構成を示すブロック図である。
【図3】図2のNC装置においてPLCプログラムの編
集を行なう際の動作を示すフローチャートである。
【図4】図2のNC装置においてPLCプログラムの編
集を行なう際の動作を示すフローチャートである。
【図5】図2のNC装置の表示装置の画面に表示される
コマンドメニューを示す説明図である。
【図6】従来のNC装置の一例のハードウェア構成を示
すブロック図である。
【図7】従来のNC装置においてPLCプログラムの編
集を行なう際の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10  NC装置 10a  第1記憶手段 10b  第2記憶手段 10c  転送手段 10d  編集手段 10e  切換手段 11  CPU 12  NC装置制御プログラム格納用ROM13  
共有RAM 14  表示装置 15  操作パネル 16  外部入出力機器 17  入出力インタフェース 18  PLCプログラム編集用プログラム格納用RO
M19  RAM1 20  RAM2 21  「RUN/STOP」コマンド22  「コピ
ー1」コマンド 23  「コピー2」コマンド 24  「RAM1有効」コマンド 25  「RAM2有効」コマンド 26  「編集」コマンド 27  「外部入出力」コマンド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プログラムロジックコントローラのプ
    ログラムを格納する第1記憶手段および第2記憶手段で
    あって、それら記憶手段のいずれか一方が実行用になり
    、他方が編集用になるものと、前記第1記憶手段および
    第2記憶手段の間で前記プログラムを転送する転送手段
    と、前記第1記憶手段または第2記憶手段で編集用とさ
    れたものにおいて前記プログラムの編集を行なう編集手
    段と、前記第1記憶手段および第2記憶手段の間で実行
    用と編集用とを切り換える切換手段とを具備することを
    特徴とする数値制御装置。
JP14198591A 1991-06-13 1991-06-13 数値制御装置 Pending JPH04367004A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015129739A1 (ja) * 2014-02-28 2015-09-03 株式会社アマダマシンツール 工作機械

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015129739A1 (ja) * 2014-02-28 2015-09-03 株式会社アマダマシンツール 工作機械

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