JPH04366734A - 車両用デジタル式燃料計 - Google Patents
車両用デジタル式燃料計Info
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- JPH04366734A JPH04366734A JP3141588A JP14158891A JPH04366734A JP H04366734 A JPH04366734 A JP H04366734A JP 3141588 A JP3141588 A JP 3141588A JP 14158891 A JP14158891 A JP 14158891A JP H04366734 A JPH04366734 A JP H04366734A
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Links
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 claims description 2
- 101000797092 Mesorhizobium japonicum (strain LMG 29417 / CECT 9101 / MAFF 303099) Probable acetoacetate decarboxylase 3 Proteins 0.000 abstract description 12
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Landscapes
- Level Indicators Using A Float (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Indicating Measured Values (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の燃料タンク内の
燃料残量をバーグラフによって表示する車両用デジタル
式燃料計に関するものである。
燃料残量をバーグラフによって表示する車両用デジタル
式燃料計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃料計として、図9に示
すように、燃料タンク1内の燃料Fの液面に応じて上下
動するフロート2aを有し、このフロート2aの動きに
連動して液面の変動を電圧値に変換して出力するフュー
エルセンダ2を燃料残量センサとして燃料タンク1に取
り付け、このフューエルセンダ2からのアナログ電圧値
をアナログ−デジタル変換器(ADC)3によってデジ
タル値に変換し、このデジタル電圧値を予め定めたプロ
グラムに従って動作するマイクロコンピュータ(CPU
)4において処理して表示値を求め、この表示値により
バーグラフ表示器5の対応する数のセグメント5aを例
えば点灯して燃料残量をバーグラフ表示させるようにな
っている。
すように、燃料タンク1内の燃料Fの液面に応じて上下
動するフロート2aを有し、このフロート2aの動きに
連動して液面の変動を電圧値に変換して出力するフュー
エルセンダ2を燃料残量センサとして燃料タンク1に取
り付け、このフューエルセンダ2からのアナログ電圧値
をアナログ−デジタル変換器(ADC)3によってデジ
タル値に変換し、このデジタル電圧値を予め定めたプロ
グラムに従って動作するマイクロコンピュータ(CPU
)4において処理して表示値を求め、この表示値により
バーグラフ表示器5の対応する数のセグメント5aを例
えば点灯して燃料残量をバーグラフ表示させるようにな
っている。
【0003】なお、6は車載のバッテリ、7はイグニッ
ション(IGN)スイッチ、8はバッテリ電圧を一定電
圧に安定化してCPU4などに供給する定電圧回路であ
り、上記ADC3、CPU4、バーグラフ表示器5及び
定電圧回路8は燃料計本体9を構成している。
ション(IGN)スイッチ、8はバッテリ電圧を一定電
圧に安定化してCPU4などに供給する定電圧回路であ
り、上記ADC3、CPU4、バーグラフ表示器5及び
定電圧回路8は燃料計本体9を構成している。
【0004】フューエルセンダ2からのアナログ電圧値
は、車両の走行状態により燃料タンク1内の液面が変動
するとそれに伴って非常に大きな幅で変化し、実際の燃
料残量を反映しないものになることがある。そこで、C
PU4はADC3によりデジタル値に変換するサンプリ
ング周期を長くすると共に、サンプリングした所定個数
のデジタル電圧値を平均化して表示値を求める処理を行
う。しかし、直ちに表示値を求めなければならないIG
Nスイッチ7のオン時には、ADC3によるサンプリン
グ周期を短くして得たデジタル電圧値に基づいて表示値
を求めるようにしている。
は、車両の走行状態により燃料タンク1内の液面が変動
するとそれに伴って非常に大きな幅で変化し、実際の燃
料残量を反映しないものになることがある。そこで、C
PU4はADC3によりデジタル値に変換するサンプリ
ング周期を長くすると共に、サンプリングした所定個数
のデジタル電圧値を平均化して表示値を求める処理を行
う。しかし、直ちに表示値を求めなければならないIG
Nスイッチ7のオン時には、ADC3によるサンプリン
グ周期を短くして得たデジタル電圧値に基づいて表示値
を求めるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、図10に矢
印で示すように、車両Vが平坦路Aを過ぎて傾斜路Bに
至り、燃料タンク1内の液面が傾斜して変動し、これに
伴ってフューエルセンダ2が出力するアナログ電圧値が
変動してもバーグラフ表示器5に表示される表示値は変
わらない。今、平坦路Aでのバーグラフ表示器5の表示
と傾斜路Bに至った直後の表示とが図11(a)に示す
ようになっているとする。
印で示すように、車両Vが平坦路Aを過ぎて傾斜路Bに
至り、燃料タンク1内の液面が傾斜して変動し、これに
伴ってフューエルセンダ2が出力するアナログ電圧値が
変動してもバーグラフ表示器5に表示される表示値は変
わらない。今、平坦路Aでのバーグラフ表示器5の表示
と傾斜路Bに至った直後の表示とが図11(a)に示す
ようになっているとする。
【0006】しかし、平坦路Aを過ぎて傾斜路Bに至っ
た直後に車両Vが停車してIGNスイッチ6を一旦オフ
した後、再度IGNスイッチ7をオンすると、CPU4
はADC3に短い周期でサンプリングしたデジタル電圧
値を入力して求めた表示値をバーグラフ表示器5に表示
させるようになっているため、IGNスイッチ7のオン
直後の表示が図11(b)に示すような表示になる。図
11(a)及び(b)を比較すれば明らかなように、停
車前の表示値と再始動後(IGNスイッチオン時)の表
示値が大幅に相違するようになる。
た直後に車両Vが停車してIGNスイッチ6を一旦オフ
した後、再度IGNスイッチ7をオンすると、CPU4
はADC3に短い周期でサンプリングしたデジタル電圧
値を入力して求めた表示値をバーグラフ表示器5に表示
させるようになっているため、IGNスイッチ7のオン
直後の表示が図11(b)に示すような表示になる。図
11(a)及び(b)を比較すれば明らかなように、停
車前の表示値と再始動後(IGNスイッチオン時)の表
示値が大幅に相違するようになる。
【0007】このようなバーグラフ表示器5の表示値の
変化は、アナログ表示計器に比べて曖昧さのないデジタ
ル式計器では、運転者に対して大きな心理的違和感を与
え、市場におけるクレーム要因になり易い現象である。
変化は、アナログ表示計器に比べて曖昧さのないデジタ
ル式計器では、運転者に対して大きな心理的違和感を与
え、市場におけるクレーム要因になり易い現象である。
【0008】よって、本発明は、上述した従来の問題点
に鑑み、平坦路を過ぎて傾斜路に至ったところで走行運
転を止めて停車し、その後に再始動したときの燃料残量
表示が、傾斜路の傾きによって停車前の表示と大きく変
化することが起こらないようにした車両用デジタル式燃
料計を提供することを課題としている。
に鑑み、平坦路を過ぎて傾斜路に至ったところで走行運
転を止めて停車し、その後に再始動したときの燃料残量
表示が、傾斜路の傾きによって停車前の表示と大きく変
化することが起こらないようにした車両用デジタル式燃
料計を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された車両用デジタル式燃料計は、図1
の基本構成図に示すように、燃料タンク内の燃料の液面
に応じて上下動するフロートを有し、このフロートの動
きに連動して液面の変動を電圧値に変換して出力する燃
料残量センサ2と、該燃料残量センサ2からのアナログ
電圧値をデジタル電圧値に変換するアナログ−デジタル
変換手段3と、該アナログ−デジタル変換手段3からの
デジタル電圧値を平均化して表示値を求める演算処理手
段4bと、該演算処理手段4bによって求めた表示値に
より燃料残量をバーグラフ表示するバーグラフ表示手段
5と、イグニッションスイッチ7のオン直後所定期間の
間に前記アナログ−デジタル変換手段3がデジタル電圧
値に変換する周期を短く、その後の周期を長くする周期
切換手段4cとを備える車両用デジタル式燃料計におい
て、前記演算処理手段4bによって求めた最新の表示値
を記憶する記憶手段4a2 と、前記イグニッションス
イッチ7のオン直後に前記演算処理手段4bが求めた表
示値と前記記憶手段4a2に記憶している表示値とを比
較する比較手段4dとを備え、前記比較手段4dによる
比較の結果、両者が等しくないとき前記記憶手段4a2
に記憶した表示値によって前記バーグラフ表示手段5
に燃料残量をバーグラフ表示させるようにしたことを特
徴としている。
本発明により成された車両用デジタル式燃料計は、図1
の基本構成図に示すように、燃料タンク内の燃料の液面
に応じて上下動するフロートを有し、このフロートの動
きに連動して液面の変動を電圧値に変換して出力する燃
料残量センサ2と、該燃料残量センサ2からのアナログ
電圧値をデジタル電圧値に変換するアナログ−デジタル
変換手段3と、該アナログ−デジタル変換手段3からの
デジタル電圧値を平均化して表示値を求める演算処理手
段4bと、該演算処理手段4bによって求めた表示値に
より燃料残量をバーグラフ表示するバーグラフ表示手段
5と、イグニッションスイッチ7のオン直後所定期間の
間に前記アナログ−デジタル変換手段3がデジタル電圧
値に変換する周期を短く、その後の周期を長くする周期
切換手段4cとを備える車両用デジタル式燃料計におい
て、前記演算処理手段4bによって求めた最新の表示値
を記憶する記憶手段4a2 と、前記イグニッションス
イッチ7のオン直後に前記演算処理手段4bが求めた表
示値と前記記憶手段4a2に記憶している表示値とを比
較する比較手段4dとを備え、前記比較手段4dによる
比較の結果、両者が等しくないとき前記記憶手段4a2
に記憶した表示値によって前記バーグラフ表示手段5
に燃料残量をバーグラフ表示させるようにしたことを特
徴としている。
【0010】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた車両用デジタル式燃料計は、図1の基本構成図に示
すように更に、燃料タンクの燃料注入口を開閉するフュ
ーエルオープナの開閉状態を検出する開閉検出手段1c
を備え、イグニッションスイッチ7がオフしている間に
前記開閉検出手段1cがフューエルオープナの開を検出
したとき、前記周期切換手段4cが前記アナログ−デジ
タル変換手段3による変換周期を短く設定し、該短い周
期で変換して得たデジタル電圧値によって前記演算処理
手段4bが求めた表示値をそれ以前に前記記憶手段4a
2 に記憶している表示値に代えて記憶するようにした
ことを特徴としている。
れた車両用デジタル式燃料計は、図1の基本構成図に示
すように更に、燃料タンクの燃料注入口を開閉するフュ
ーエルオープナの開閉状態を検出する開閉検出手段1c
を備え、イグニッションスイッチ7がオフしている間に
前記開閉検出手段1cがフューエルオープナの開を検出
したとき、前記周期切換手段4cが前記アナログ−デジ
タル変換手段3による変換周期を短く設定し、該短い周
期で変換して得たデジタル電圧値によって前記演算処理
手段4bが求めた表示値をそれ以前に前記記憶手段4a
2 に記憶している表示値に代えて記憶するようにした
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】上記構成において、燃料タンク内の燃料の液面
に応じてフロートが上下動すると燃料残量センサ2が液
面に応じた電圧値を出力し、この燃料残量センサ2から
のアナログ電圧値をアナログ−デジタル変換手段3がデ
ジタル電圧値に変換し、このアナログ−デジタル変換手
段3からのデジタル電圧値を演算処理手段4bが平均化
して表示値を求める。この演算処理手段4bが求めた最
新の表示値によりバーグラフ表示手段5が燃料残量をバ
ーグラフ表示する。そして、周期切換手段4cがイグニ
ッションスイッチ7のオン直後所定期間の間にアナログ
−デジタル変換手段3がデジタル電圧値に変換する周期
を短く、その後の周期を長くする。
に応じてフロートが上下動すると燃料残量センサ2が液
面に応じた電圧値を出力し、この燃料残量センサ2から
のアナログ電圧値をアナログ−デジタル変換手段3がデ
ジタル電圧値に変換し、このアナログ−デジタル変換手
段3からのデジタル電圧値を演算処理手段4bが平均化
して表示値を求める。この演算処理手段4bが求めた最
新の表示値によりバーグラフ表示手段5が燃料残量をバ
ーグラフ表示する。そして、周期切換手段4cがイグニ
ッションスイッチ7のオン直後所定期間の間にアナログ
−デジタル変換手段3がデジタル電圧値に変換する周期
を短く、その後の周期を長くする。
【0012】また、演算処理手段4bによって求めた最
新の表示値を記憶手段4a2 が記憶し、イグニッショ
ンスイッチ7のオン直後に演算処理手段4bが求めた表
示値と記憶手段4a2 に記憶している表示値とを比較
手段4dが比較し、この比較手段4dによる比較の結果
、両者が等しくないとき記憶手段4a2 に記憶した表
示値によってバーグラフ表示手段5に燃料残量をバーグ
ラフ表示させる。
新の表示値を記憶手段4a2 が記憶し、イグニッショ
ンスイッチ7のオン直後に演算処理手段4bが求めた表
示値と記憶手段4a2 に記憶している表示値とを比較
手段4dが比較し、この比較手段4dによる比較の結果
、両者が等しくないとき記憶手段4a2 に記憶した表
示値によってバーグラフ表示手段5に燃料残量をバーグ
ラフ表示させる。
【0013】このように、イグニッションスイッチのオ
ン直後のアナログ−デジタル変換手段3の変換周期が短
くても、この変換によって得たデジタル電圧値によって
演算処理手段4bが演算して求めた表示値がそれ以前に
記憶手段4a2 に記憶していた表示値と違っていると
きには、記憶手段4a2 に記憶している表示値によっ
てバーグラフ表示を行うようになっているので、傾斜路
に入った後停車してイグニッションスイッチ7を一度オ
フした後再度オンしても、バーグラフ表示が直ちに変わ
ることがない。
ン直後のアナログ−デジタル変換手段3の変換周期が短
くても、この変換によって得たデジタル電圧値によって
演算処理手段4bが演算して求めた表示値がそれ以前に
記憶手段4a2 に記憶していた表示値と違っていると
きには、記憶手段4a2 に記憶している表示値によっ
てバーグラフ表示を行うようになっているので、傾斜路
に入った後停車してイグニッションスイッチ7を一度オ
フした後再度オンしても、バーグラフ表示が直ちに変わ
ることがない。
【0014】また、イグニッションスイッチ7がオフし
ている間に開閉検出手段1cがフューエルオープナの開
を検出したとき、周期切換手段4cがアナログ−デジタ
ル変換手段3による変換周期を短く設定し、この短い周
期で変換して得たデジタル電圧値によって演算処理手段
4bが表示値を求め、この表示値をそれ以前に記憶手段
4a2 に記憶している表示値に代えて記憶するように
しているので、燃料の注入によって変化した燃料残量を
イグニッションスイッチがオンしたときに正常にバーグ
ラフ表示することができる。
ている間に開閉検出手段1cがフューエルオープナの開
を検出したとき、周期切換手段4cがアナログ−デジタ
ル変換手段3による変換周期を短く設定し、この短い周
期で変換して得たデジタル電圧値によって演算処理手段
4bが表示値を求め、この表示値をそれ以前に記憶手段
4a2 に記憶している表示値に代えて記憶するように
しているので、燃料の注入によって変化した燃料残量を
イグニッションスイッチがオンしたときに正常にバーグ
ラフ表示することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明による車両用デジタル式燃料計の一
実施例を示し、同図において、図9について上述した従
来のものと同等の部分には同一の符号を付してある。
する。図2は本発明による車両用デジタル式燃料計の一
実施例を示し、同図において、図9について上述した従
来のものと同等の部分には同一の符号を付してある。
【0016】本実施例では、バッテリ6をIGNスイッ
チ7を介さずに定電圧回路8に接続する電路を設け、I
GNスイッチ7がオフしていても、CPU4に常時電源
を供給してCPU4内のRAM4aの内部データを保持
できるようにすると共に、必要なときにフューエルセン
ダ2に電源を供給してフューエルセンダ2からのアナロ
グ電圧値をアナログ−デジタル変換器(ADC)3に入
力できるようにしている。また、燃料タンク1の燃料注
入口1aを開閉するフューエルオープナ1bの開閉状態
を検出する開閉検出スイッチ1cを設け、この開閉検出
スイッチ1cの状態によりCPU4がフューエルオープ
ナ1bの開閉を監視できるようにしている。
チ7を介さずに定電圧回路8に接続する電路を設け、I
GNスイッチ7がオフしていても、CPU4に常時電源
を供給してCPU4内のRAM4aの内部データを保持
できるようにすると共に、必要なときにフューエルセン
ダ2に電源を供給してフューエルセンダ2からのアナロ
グ電圧値をアナログ−デジタル変換器(ADC)3に入
力できるようにしている。また、燃料タンク1の燃料注
入口1aを開閉するフューエルオープナ1bの開閉状態
を検出する開閉検出スイッチ1cを設け、この開閉検出
スイッチ1cの状態によりCPU4がフューエルオープ
ナ1bの開閉を監視できるようにしている。
【0017】以上の構成により、CPU4は、IGNス
イッチ7がオフしているときにはスタンバイモードにあ
り、IGNスイッチ7がオフからオンしたときには、燃
料タンク1内の燃料Fの液面に応じてフューエルセンダ
2が発生するアナログ電圧値を、図3に示すように、短
いサンプリング周期T1 でADC3によりデジタル値
に変換したデジタル電圧値をADC3を介して入力する
。 この変換したデジタル電圧値は、図4に示すように、R
AM4a内に形成した所定のサンプリング値格納エリア
4a1 に順次格納する。この短い周期でサンプリング
した所定個数nのデジタル電圧値がサンプリング値格納
エリア4a1 に格納されたころで、この所定個数nの
デジタル電圧値を平均化して表示値を求める。
イッチ7がオフしているときにはスタンバイモードにあ
り、IGNスイッチ7がオフからオンしたときには、燃
料タンク1内の燃料Fの液面に応じてフューエルセンダ
2が発生するアナログ電圧値を、図3に示すように、短
いサンプリング周期T1 でADC3によりデジタル値
に変換したデジタル電圧値をADC3を介して入力する
。 この変換したデジタル電圧値は、図4に示すように、R
AM4a内に形成した所定のサンプリング値格納エリア
4a1 に順次格納する。この短い周期でサンプリング
した所定個数nのデジタル電圧値がサンプリング値格納
エリア4a1 に格納されたころで、この所定個数nの
デジタル電圧値を平均化して表示値を求める。
【0018】そして、この新しい表示値と図4に示すよ
うにRAM4a内に形成した所定のバックアップエリア
4a2 に保持している表示値とを比較し、両者が一致
しているかどうかを判断する。この判断の結果、両者が
一致していれば新しい表示値によってバーグラフ表示器
5に燃料残量をバーグラフ表示させると共に、最新の表
示値をバックアップエリア4a2 にそれ以前のものに
代えて格納する。一方、両者が一致していなければRA
M4aに格納している表示値を真値としてこの表示値に
よりバーグラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表示さ
せる。
うにRAM4a内に形成した所定のバックアップエリア
4a2 に保持している表示値とを比較し、両者が一致
しているかどうかを判断する。この判断の結果、両者が
一致していれば新しい表示値によってバーグラフ表示器
5に燃料残量をバーグラフ表示させると共に、最新の表
示値をバックアップエリア4a2 にそれ以前のものに
代えて格納する。一方、両者が一致していなければRA
M4aに格納している表示値を真値としてこの表示値に
よりバーグラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表示さ
せる。
【0019】その後もIGNスイッチ7がオンしている
ときには、CPU4はフューエルセンダ2が発生するア
ナログ電圧値を、図3に示すように、周期T1 よりも
数倍長い所定のサンプリング周期T2 でデジタル値に
変換したデジタル電圧値をADC3を介して入力する。 この変換したデジタル電圧値は、上記サンプリング値格
納エリア4a1 に順次格納する。そして、この長い周
期でサンプリングする毎に過去の所定個数mのデジタル
電圧値を平均化処理して表示値を求め、この表示値によ
りバーグラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表示させ
ると共に、最新の表示値をRAM4a内のバックアップ
エリア4a2 に格納する。このRAM4a内の最新の
表示値は、IGNスイッチ7がオフしていても、定電圧
回路8を介してバッテリ6から供給される電圧によって
保持される。
ときには、CPU4はフューエルセンダ2が発生するア
ナログ電圧値を、図3に示すように、周期T1 よりも
数倍長い所定のサンプリング周期T2 でデジタル値に
変換したデジタル電圧値をADC3を介して入力する。 この変換したデジタル電圧値は、上記サンプリング値格
納エリア4a1 に順次格納する。そして、この長い周
期でサンプリングする毎に過去の所定個数mのデジタル
電圧値を平均化処理して表示値を求め、この表示値によ
りバーグラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表示させ
ると共に、最新の表示値をRAM4a内のバックアップ
エリア4a2 に格納する。このRAM4a内の最新の
表示値は、IGNスイッチ7がオフしていても、定電圧
回路8を介してバッテリ6から供給される電圧によって
保持される。
【0020】また、フューエルオープナ1bの開閉を開
閉検出スイッチ1cの状態により検出し、フューエルオ
ープナ1bが閉から開したことを検出したとき、IGN
スイッチ7がオフしていれば、CPU4を起動してフュ
ーエルセンダ2に定電圧回路8から電源を供給させ、フ
ューエルセンダ2からのアナログ電圧値をADC3によ
り短い周期でサンプリングした所定個数のデジタル電圧
値を平均化した表示値を求め、この新しい表示値をRA
M4aに保持する。
閉検出スイッチ1cの状態により検出し、フューエルオ
ープナ1bが閉から開したことを検出したとき、IGN
スイッチ7がオフしていれば、CPU4を起動してフュ
ーエルセンダ2に定電圧回路8から電源を供給させ、フ
ューエルセンダ2からのアナログ電圧値をADC3によ
り短い周期でサンプリングした所定個数のデジタル電圧
値を平均化した表示値を求め、この新しい表示値をRA
M4aに保持する。
【0021】一方、フューエルオープナ1bが閉から開
したことを検出したとき、IGNスイッチ7がオンして
いれば、CPU4はADC3により短い周期でサンプリ
ングした所定個数nのデジタル電圧値を平均化した表示
値を求め、この新しい表示値とRAM4a内のバックア
ップエリア4a2 に保持している表示値とを比較し、
両者が一致しているかどうかを判断する。この判断の結
果、両者が一致していれば新しい表示値によってバーグ
ラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表示させると共に
、最新の表示値をRAM4a内のバックアップエリア4
a2 に格納し、両者が一致していなければRAM4a
内のバックアップエリア4a2 に保持している表示値
によりバーグラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表示
させることをフューエルオープナ1bが閉されるまで行
う。
したことを検出したとき、IGNスイッチ7がオンして
いれば、CPU4はADC3により短い周期でサンプリ
ングした所定個数nのデジタル電圧値を平均化した表示
値を求め、この新しい表示値とRAM4a内のバックア
ップエリア4a2 に保持している表示値とを比較し、
両者が一致しているかどうかを判断する。この判断の結
果、両者が一致していれば新しい表示値によってバーグ
ラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表示させると共に
、最新の表示値をRAM4a内のバックアップエリア4
a2 に格納し、両者が一致していなければRAM4a
内のバックアップエリア4a2 に保持している表示値
によりバーグラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表示
させることをフューエルオープナ1bが閉されるまで行
う。
【0022】上述のような構成及び動作によって、車両
Vが図9に矢印で示すように、平坦路Aを過ぎて傾斜路
Bに至った直後に車両Vが停車してIGNスイッチ6を
一旦オフした後、再度IGNスイッチ7をオンした際に
、燃料タンク1内の液面が傾斜して変動しても、バック
アップエリア4a2 に記憶している停車直前の表示値
によってバーグラフ表示器5の表示が行われるので、I
GNスイッチ7のオン直後の表示はオフ直前の図10(
a)の停車前の表示値と同じになり、運転者に対して大
きな心理的違和感を与えることがなくなる。
Vが図9に矢印で示すように、平坦路Aを過ぎて傾斜路
Bに至った直後に車両Vが停車してIGNスイッチ6を
一旦オフした後、再度IGNスイッチ7をオンした際に
、燃料タンク1内の液面が傾斜して変動しても、バック
アップエリア4a2 に記憶している停車直前の表示値
によってバーグラフ表示器5の表示が行われるので、I
GNスイッチ7のオン直後の表示はオフ直前の図10(
a)の停車前の表示値と同じになり、運転者に対して大
きな心理的違和感を与えることがなくなる。
【0023】以上概略説明した動作の詳細を、CPU4
が予め定めた制御プログラムに従って行う仕事を示す図
5乃至図7のフローチャートを参照して以下説明する。
が予め定めた制御プログラムに従って行う仕事を示す図
5乃至図7のフローチャートを参照して以下説明する。
【0024】CPU4は、その電源の投入によって動作
を開始し、その最初のステップS1においてIGNスイ
ッチ7がオンしているか否かを定電圧回路8の出力を監
視して判定し、この判定がNOのとき、すなわちIGN
スイッチ7がオフしているときにはステップS2に進ん
でスタンバイモードにして以後ステップS1及びS2を
繰り返す。
を開始し、その最初のステップS1においてIGNスイ
ッチ7がオンしているか否かを定電圧回路8の出力を監
視して判定し、この判定がNOのとき、すなわちIGN
スイッチ7がオフしているときにはステップS2に進ん
でスタンバイモードにして以後ステップS1及びS2を
繰り返す。
【0025】ステップS1の判定がYESになるとステ
ップS3に進み、ここで図4に示すようにRAM4a内
に形成したタイマT1 をスタートしてからステップS
4に進んでタイマT1 がタイムオーバとなるのを待つ
。ステップS4の判定がYESとなったらステップS5
に進み、ここでADC3によってAD変換して得たデジ
タル値を取り込み、これをRAM4a内の所定のサンプ
リング値格納エリア4a1に格納する。その後ステップ
S6に進み、ここでRAM4a内のサンプリング値格納
エリア4a1 に格納したデジタル値がn個になったか
否かを判定し、判定がNOのときには上記ステップS3
に戻って上記ステップS3乃至S6を繰り返す。このス
テップS3乃至S6の実行によって、タイマT1 によ
って定めた短い周期でアナログ電圧値をサンプリングし
たデジタル電圧値をRAM4a内の所定のサンプリング
値格納エリア4a1 に格納する。
ップS3に進み、ここで図4に示すようにRAM4a内
に形成したタイマT1 をスタートしてからステップS
4に進んでタイマT1 がタイムオーバとなるのを待つ
。ステップS4の判定がYESとなったらステップS5
に進み、ここでADC3によってAD変換して得たデジ
タル値を取り込み、これをRAM4a内の所定のサンプ
リング値格納エリア4a1に格納する。その後ステップ
S6に進み、ここでRAM4a内のサンプリング値格納
エリア4a1 に格納したデジタル値がn個になったか
否かを判定し、判定がNOのときには上記ステップS3
に戻って上記ステップS3乃至S6を繰り返す。このス
テップS3乃至S6の実行によって、タイマT1 によ
って定めた短い周期でアナログ電圧値をサンプリングし
たデジタル電圧値をRAM4a内の所定のサンプリング
値格納エリア4a1 に格納する。
【0026】上記ステップS6の判定がYESのときに
はステップS7に進み、ここでn個のデジタル値の平均
値を算出する。その後、ステップS8に進み、ここで上
記ステップS7において求めた平均値をRAM4a内の
所定のバックアップエリア4a2 に格納されている値
と比較し、両者が等しいか否かを判定する。両者が等し
いときにはステップS9に進み、ここで平均値を表示値
としてバーグラフ表示器5に対して出力し、バーグラフ
表示器5に燃料残量をバーグラフ表示させる。続いてス
テップS10に進み、ここで上記ステップS7において
算出した平均値をRAM4a内の所定のバックアップエ
リア4a2 に格納してからステップS11に進む。
はステップS7に進み、ここでn個のデジタル値の平均
値を算出する。その後、ステップS8に進み、ここで上
記ステップS7において求めた平均値をRAM4a内の
所定のバックアップエリア4a2 に格納されている値
と比較し、両者が等しいか否かを判定する。両者が等し
いときにはステップS9に進み、ここで平均値を表示値
としてバーグラフ表示器5に対して出力し、バーグラフ
表示器5に燃料残量をバーグラフ表示させる。続いてス
テップS10に進み、ここで上記ステップS7において
算出した平均値をRAM4a内の所定のバックアップエ
リア4a2 に格納してからステップS11に進む。
【0027】上記ステップS8の判定がNOのとき、す
なわち上記ステップS7において求めた平均値とRAM
4a内の所定のバックアップエリア4a2 に格納され
ている値とが等しくないときにはステップS12に進み
、ここでRAM4a内のバックアップエリア4a2 に
格納しているバックアップ値を表示値としてバーグラフ
表示器5に対して出力し、燃料残量をバーグラフ表示さ
せてからステップS11に進む。
なわち上記ステップS7において求めた平均値とRAM
4a内の所定のバックアップエリア4a2 に格納され
ている値とが等しくないときにはステップS12に進み
、ここでRAM4a内のバックアップエリア4a2 に
格納しているバックアップ値を表示値としてバーグラフ
表示器5に対して出力し、燃料残量をバーグラフ表示さ
せてからステップS11に進む。
【0028】ステップS11においては、フュエールオ
ープナ1bが開しているか否かを開閉検出スイッチ1c
の状態によって判定し、この判定がNOのとき、すなわ
ちフューエルオープナ1bが閉しているときにはステッ
プS13に進み、ここで図4に示すようにRAM4a内
に形成したタイマT2 をスタートしてからステップS
14に進んでタイマT2 がタイムオーバとなるのを待
つ。 ステップS14の判定がYESとなったらステップS1
5に進み、ここでADC3によってAD変換して得たデ
ジタル値を取り込み、これをRAM4a内の所定エリア
に格納する。その後ステップS16に進み、ここでRA
M4a内の所定のサンプリング値格納エリア4a1 に
格納したデジタル値がm個になったか否かを判定し、判
定がNOのときには上記ステップS13に戻って上記ス
テップS13乃至S16を繰り返す。このステップS1
3乃至S16の実行によって、タイマT2 によって定
めた所定時間毎にアナログ電圧値をサンプリングしたデ
ジタル電圧値をRAM4aに格納する。
ープナ1bが開しているか否かを開閉検出スイッチ1c
の状態によって判定し、この判定がNOのとき、すなわ
ちフューエルオープナ1bが閉しているときにはステッ
プS13に進み、ここで図4に示すようにRAM4a内
に形成したタイマT2 をスタートしてからステップS
14に進んでタイマT2 がタイムオーバとなるのを待
つ。 ステップS14の判定がYESとなったらステップS1
5に進み、ここでADC3によってAD変換して得たデ
ジタル値を取り込み、これをRAM4a内の所定エリア
に格納する。その後ステップS16に進み、ここでRA
M4a内の所定のサンプリング値格納エリア4a1 に
格納したデジタル値がm個になったか否かを判定し、判
定がNOのときには上記ステップS13に戻って上記ス
テップS13乃至S16を繰り返す。このステップS1
3乃至S16の実行によって、タイマT2 によって定
めた所定時間毎にアナログ電圧値をサンプリングしたデ
ジタル電圧値をRAM4aに格納する。
【0029】ステップS16の判定がYESのときには
ステップS17に進み、ここでm個のデジタル値の平均
値を算出する。その後ステップS18に進み、ここで上
記ステップS17において求めた平均値を表示値として
バーグラフ表示器5に対して出力し、バーグラフ表示器
5に燃料残量をバーグラフ表示させる。続いてステップ
S19に進み、ここで上記ステップS17において算出
した平均値をRAM4a内の所定のバックアップエリア
4a2 に格納してから上記ステップS13に戻る。
ステップS17に進み、ここでm個のデジタル値の平均
値を算出する。その後ステップS18に進み、ここで上
記ステップS17において求めた平均値を表示値として
バーグラフ表示器5に対して出力し、バーグラフ表示器
5に燃料残量をバーグラフ表示させる。続いてステップ
S19に進み、ここで上記ステップS17において算出
した平均値をRAM4a内の所定のバックアップエリア
4a2 に格納してから上記ステップS13に戻る。
【0030】なお、上記ステップS11の判定がYES
のとき、すなわちフューエルオープナ1bが開している
ときには上記ステップS3に戻り、ステップS11の判
定がNOになるまで上記ステップS3乃至S11を繰り
返して実行する。
のとき、すなわちフューエルオープナ1bが開している
ときには上記ステップS3に戻り、ステップS11の判
定がNOになるまで上記ステップS3乃至S11を繰り
返して実行する。
【0031】上記ステップS1乃至S19を実行してい
る任意時点で、フューエルオープナ1bが開されて開閉
検出スイッチ1cがオンされると、図7のフローチャー
トに示す割込み動作が行われ、その最初のステップS2
1においてCPU4がスタンバイ状態にあるか否かを判
定し、判定がNOすなわちIGNスイッチ7がオンして
いるときには後述する図8のフローチャートのステップ
S31に進む。一方、ステップS21の判定がYESの
とき、すなわちIGNスイッチ7がオフのときには、ス
テップS21に進んでCPU4を起動する。
る任意時点で、フューエルオープナ1bが開されて開閉
検出スイッチ1cがオンされると、図7のフローチャー
トに示す割込み動作が行われ、その最初のステップS2
1においてCPU4がスタンバイ状態にあるか否かを判
定し、判定がNOすなわちIGNスイッチ7がオンして
いるときには後述する図8のフローチャートのステップ
S31に進む。一方、ステップS21の判定がYESの
とき、すなわちIGNスイッチ7がオフのときには、ス
テップS21に進んでCPU4を起動する。
【0032】その後ステップS23に進み、ここでタイ
マT1 をスタートしてからステップS24に進んでタ
イマT1 がタイムオーバとなるのを待つ。ステップS
24の判定がYESとなったらステップS25に進み、
ここでADC3によってAD変換して得たデジタル値を
取り込み、これをRAM4a内の所定のサンプリング値
格納エリア4a1 に格納する。その後ステップS26
に進み、ここでRAM4a内の所定のバックアップエリ
ア4a2 に格納したデジタル値がn個になったか否か
を判定し、判定がNOのときには上記ステップS23に
戻って上記ステップS23乃至S26を繰り返す。この
ステップS23乃至S26の実行によって、タイマT1
によって定めた所定時間毎にアナログ電圧値をサンプ
リングしたデジタル電圧値をRAM4a内の所定のサン
プリング値格納エリア4a1 に格納する。
マT1 をスタートしてからステップS24に進んでタ
イマT1 がタイムオーバとなるのを待つ。ステップS
24の判定がYESとなったらステップS25に進み、
ここでADC3によってAD変換して得たデジタル値を
取り込み、これをRAM4a内の所定のサンプリング値
格納エリア4a1 に格納する。その後ステップS26
に進み、ここでRAM4a内の所定のバックアップエリ
ア4a2 に格納したデジタル値がn個になったか否か
を判定し、判定がNOのときには上記ステップS23に
戻って上記ステップS23乃至S26を繰り返す。この
ステップS23乃至S26の実行によって、タイマT1
によって定めた所定時間毎にアナログ電圧値をサンプ
リングしたデジタル電圧値をRAM4a内の所定のサン
プリング値格納エリア4a1 に格納する。
【0033】ステップS26の判定がYESのときには
ステップS27に進み、ここでn個のデジタル値の平均
値を算出する。その後、ステップS28に進み、ここで
上記ステップS27において求めた平均値をRAM4a
内の所定のバックアップエリア4a2 に格納してから
ステップS29に進む。ステップS29においては、フ
ューエルオープナ1bが開しているか否かを判定し、判
定がYESのときには上記ステップS23に戻って上記
ステップS23乃至S29を繰り返し実行し、判定がN
Oのとき、すなわちフュエールオープナ1bが閉のとき
にはステップS30に進んでCPU4をスタンバイモー
ドにしてから図5のフローチャートのステップS1に戻
る。
ステップS27に進み、ここでn個のデジタル値の平均
値を算出する。その後、ステップS28に進み、ここで
上記ステップS27において求めた平均値をRAM4a
内の所定のバックアップエリア4a2 に格納してから
ステップS29に進む。ステップS29においては、フ
ューエルオープナ1bが開しているか否かを判定し、判
定がYESのときには上記ステップS23に戻って上記
ステップS23乃至S29を繰り返し実行し、判定がN
Oのとき、すなわちフュエールオープナ1bが閉のとき
にはステップS30に進んでCPU4をスタンバイモー
ドにしてから図5のフローチャートのステップS1に戻
る。
【0034】IGNスイッチ7がオンしているときに開
閉検出手段1cがオンして図8のフローチャートのステ
ップS31に進むと、先ずタイマT1 をスタートして
からステップS32に進んでタイマT1 がタイムオー
バとなるのを待つ。ステップS32の判定がYESとな
ったらステップS33に進み、ここでADC3によって
AD変換して得たデジタル値を取り込み、これをRAM
4a内の所定のサンプリング値格納エリア4a1 に格
納する。その後ステップS34に進み、ここでRAM4
a内のサンプリング値格納エリア4a1 に格納したデ
ジタル値がn個になったか否かを判定し、判定がNOの
ときには上記ステップS31に戻って上記ステップS3
1乃至S34を繰り返す。このステップS31乃至S3
4の実行によって、タイマT1 によって定めた短い周
期でアナログ電圧値をサンプリングしたデジタル電圧値
をRAM4a内の所定のサンプリング値格納エリア4a
1 に格納する。
閉検出手段1cがオンして図8のフローチャートのステ
ップS31に進むと、先ずタイマT1 をスタートして
からステップS32に進んでタイマT1 がタイムオー
バとなるのを待つ。ステップS32の判定がYESとな
ったらステップS33に進み、ここでADC3によって
AD変換して得たデジタル値を取り込み、これをRAM
4a内の所定のサンプリング値格納エリア4a1 に格
納する。その後ステップS34に進み、ここでRAM4
a内のサンプリング値格納エリア4a1 に格納したデ
ジタル値がn個になったか否かを判定し、判定がNOの
ときには上記ステップS31に戻って上記ステップS3
1乃至S34を繰り返す。このステップS31乃至S3
4の実行によって、タイマT1 によって定めた短い周
期でアナログ電圧値をサンプリングしたデジタル電圧値
をRAM4a内の所定のサンプリング値格納エリア4a
1 に格納する。
【0035】上記ステップS34の判定がYESのとき
にはステップS35に進み、ここでn個のデジタル値の
平均値を算出する。その後、ステップS36に進み、こ
こで平均値を表示値としてバーグラフ表示器5に対して
出力し、バーグラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表
示させる。続いてステップS37に進み、ここで上記ス
テップS35において算出した平均値をRAM4a内の
所定のバックアップエリア4a2 に格納してからステ
ップS38に進む。
にはステップS35に進み、ここでn個のデジタル値の
平均値を算出する。その後、ステップS36に進み、こ
こで平均値を表示値としてバーグラフ表示器5に対して
出力し、バーグラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表
示させる。続いてステップS37に進み、ここで上記ス
テップS35において算出した平均値をRAM4a内の
所定のバックアップエリア4a2 に格納してからステ
ップS38に進む。
【0036】ステップS38においては、フュエールオ
ープナ1bが開しているか否かを開閉検出スイッチ1c
の状態によって判定し、ステップS38の判定がYES
のとき、すなわちフューエルオープナ1bが開している
ときには上記ステップS31に戻り、ステップS38の
判定がNOになるまで上記ステップS31乃至S38を
繰り返して実行する。従って、IGNスイッチ7をオン
した状態で給油したときには給油の進行と共にバーグラ
フ表示器5の表示が変化すると共に、バックアップエリ
ア4a2 に格納される平均値が更新される。また、ス
テップS38の判定がNOのとき、すなわちフューエル
オープナ1bが閉しているときには上記ステップS13
に進む。
ープナ1bが開しているか否かを開閉検出スイッチ1c
の状態によって判定し、ステップS38の判定がYES
のとき、すなわちフューエルオープナ1bが開している
ときには上記ステップS31に戻り、ステップS38の
判定がNOになるまで上記ステップS31乃至S38を
繰り返して実行する。従って、IGNスイッチ7をオン
した状態で給油したときには給油の進行と共にバーグラ
フ表示器5の表示が変化すると共に、バックアップエリ
ア4a2 に格納される平均値が更新される。また、ス
テップS38の判定がNOのとき、すなわちフューエル
オープナ1bが閉しているときには上記ステップS13
に進む。
【0037】図5乃至図8のフローチャートについての
説明から明らかなように、CPU4は、燃料残量センサ
としてのフューエルセンダ2からのアナログ電圧値をデ
ジタル電圧値に変換するアナログ−デジタル変換器から
のデジタル電圧値を平均化して表示値を求める演算処理
手段4bとして、イグニッションスイッチ7のオン直後
所定期間の間に前記アナログ−デジタル変換器3がデジ
タル電圧値に変換する周期を短く、その後の周期を長く
する周期切換手段4cとして、イグニッションスイッチ
7のオン直後に上記演算処理手段4bが求めた表示値と
RAM4aのバックアップエリア4a2 に記憶してい
る表示値とを比較する比較手段4dとして働き、上記比
較手段4dによる比較の結果、両者が等しくないときバ
ックアップエリア4a2 に記憶した表示値によってバ
ーグラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表示させる。
説明から明らかなように、CPU4は、燃料残量センサ
としてのフューエルセンダ2からのアナログ電圧値をデ
ジタル電圧値に変換するアナログ−デジタル変換器から
のデジタル電圧値を平均化して表示値を求める演算処理
手段4bとして、イグニッションスイッチ7のオン直後
所定期間の間に前記アナログ−デジタル変換器3がデジ
タル電圧値に変換する周期を短く、その後の周期を長く
する周期切換手段4cとして、イグニッションスイッチ
7のオン直後に上記演算処理手段4bが求めた表示値と
RAM4aのバックアップエリア4a2 に記憶してい
る表示値とを比較する比較手段4dとして働き、上記比
較手段4dによる比較の結果、両者が等しくないときバ
ックアップエリア4a2 に記憶した表示値によってバ
ーグラフ表示器5に燃料残量をバーグラフ表示させる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
グニッションスイッチのオン直後の変換周期が短くても
、この変換によって得たデジタル電圧値によって求めた
表示値がそれ以前に記憶していた表示値と違っていると
きには、記憶している表示値によってバーグラフ表示を
行うようになっているので、平坦路を過ぎて傾斜路に至
ったところで走行運転を止めて停車し、その後に再始動
しても、燃料残量表示が傾斜路の傾きによって停車前の
表示と大きく変化することがないようになる。
グニッションスイッチのオン直後の変換周期が短くても
、この変換によって得たデジタル電圧値によって求めた
表示値がそれ以前に記憶していた表示値と違っていると
きには、記憶している表示値によってバーグラフ表示を
行うようになっているので、平坦路を過ぎて傾斜路に至
ったところで走行運転を止めて停車し、その後に再始動
しても、燃料残量表示が傾斜路の傾きによって停車前の
表示と大きく変化することがないようになる。
【0039】また、イグニッションスイッチがオフして
いる間にフューエルオープナの開を検出したとき、短い
周期で変換して得たデジタル電圧値によって求めた表示
値をそれ以前に記憶している表示値に代えて記憶するよ
うにしているので、燃料の注入によって変化した燃料残
量をイグニッションスイッチがオンしたときに正常にバ
ーグラフ表示させることができる。
いる間にフューエルオープナの開を検出したとき、短い
周期で変換して得たデジタル電圧値によって求めた表示
値をそれ以前に記憶している表示値に代えて記憶するよ
うにしているので、燃料の注入によって変化した燃料残
量をイグニッションスイッチがオンしたときに正常にバ
ーグラフ表示させることができる。
【図1】本発明による車両用デジタル式燃料計の基本構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】本発明による車両用デジタル式燃料計の一実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】図2の燃料計の概略動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図4】図2中のRAM内の構成を示す図である。
【図5】図2中のCPUが行う仕事の一部分を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】図2中のCPUが行う仕事の他の部分を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図7】図2中のCPUが行う仕事の更に他の部分を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図8】図2中のCPUが行う仕事の別の部分を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】従来の車両用デジタル式燃料計の構成例を示す
図である。
図である。
【図10】図9の燃料計の動作を説明するための図であ
る。
る。
【図11】図9の燃料計の問題点を説明するための図で
ある。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料タンク内の燃料の液面に応じて上
下動するフロートを有し、このフロートの動きに連動し
て液面の変動を電圧値に変換して出力する燃料残量セン
サと、該燃料残量センサからのアナログ電圧値をデジタ
ル電圧値に変換するアナログ−デジタル変換手段と、該
アナログ−デジタル変換手段からのデジタル電圧値を平
均化して表示値を求める演算処理手段と、該演算処理手
段によって求めた表示値により燃料残量をバーグラフ表
示するバーグラフ表示手段と、イグニッションスイッチ
のオン直後所定期間の間に前記アナログ−デジタル変換
手段がデジタル電圧値に変換する周期を短く、その後の
周期を長くする周期切換手段とを備える車両用デジタル
式燃料計において、前記演算処理手段によって求めた最
新の表示値を記憶する記憶手段と、前記イグニッション
スイッチのオン直後に前記演算処理手段が求めた表示値
と前記記憶手段に記憶している表示値とを比較する比較
手段とを備え、前記比較手段による比較の結果、両者が
等しくないとき前記記憶手段に記憶した表示値によって
前記バーグラフ表示手段に燃料残量をバーグラフ表示さ
せるようにしたことを特徴とする車両用デジタル式燃料
計。 - 【請求項2】 燃料タンクの燃料注入口を開閉するフ
ューエルオープナの開閉状態を検出する開閉検出手段を
備え、イグニッションスイッチがオフしている間に前記
開閉検出手段がフューエルオープナの開を検出したとき
、前記周期切換手段が前記アナログ−デジタル変換手段
による変換周期を短く設定し、該短い周期で変換して得
たデジタル電圧値によって前記演算処理手段が求めた表
示値をそれ以前に前記記憶手段に記憶している表示値に
代えて記憶するようにしたことを特徴とする請求項1記
載の車両用デジタル式燃料計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3141588A JPH04366734A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 車両用デジタル式燃料計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3141588A JPH04366734A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 車両用デジタル式燃料計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04366734A true JPH04366734A (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=15295504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3141588A Withdrawn JPH04366734A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 車両用デジタル式燃料計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04366734A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009186341A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Nippon Seiki Co Ltd | 計器の駆動装置 |
JP2010160085A (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-22 | Yazaki Corp | 残油量表示装置 |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP3141588A patent/JPH04366734A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009186341A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Nippon Seiki Co Ltd | 計器の駆動装置 |
JP2010160085A (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-22 | Yazaki Corp | 残油量表示装置 |
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